骨格ウェーブに似合う服|3原則と最初に揃える5点で選ぶ

骨格ウェーブに似合う服は、重心を上に置き、薄く柔らかい素材で、ウエストの位置を見せる服です。骨格ウェーブは上半身が薄く、腰から下に曲線と量感が出やすい体なので、上半身に華やかさを集め、ウエストの高い位置で区切ると、体の柔らかさがそのまま魅力として見えます。
まず揃えるのは5点です。薄手のとろみブラウス、細い編み地のニット、膝下丈で裾に向かって広がるスカート、ハイウエストの細めのパンツ、腰骨より上で止まるショート丈の羽織り。この5点がそろうと、手持ちの服を合わせても重心が上がった組み合わせが作れます。
迷ったときの物差しは2つの高さです。トップスの裾が腰骨より上で止まっているか、ボトムスの起点がおへそより上にあるか。この2つがそろえば、色や柄が多少ずれても全体はまとまります。ここから先は、アイテム別の形、素材と柄、季節と場面、顔タイプやパーソナルカラーとの掛け合わせ、似合わない服を着たいときの直し方の順に書き、最後にメグラシの骨格ウェーブの記事への道案内をまとめます。
骨格ウェーブかどうかをまだ確かめていない方は、先に無料の骨格診断で質問に答えてから読むと、自分に当てはまる部分と当てはまらない部分を分けて読めます。当てはまるかを体の5か所で測る手順と、似合う服をアイテム別・場面別に一覧で引ける入口は骨格ウェーブの総合ページにあります。この記事はそこから一歩進んで、手持ちの服でどう組むかを決めるための記事です。
最初に揃える5点|この順で手持ちを見直す
5点は、上から順に見直すと効率よく進みます。ボトムスから始めるのは、ボトムスの起点が上がるだけで、手持ちのトップスの多くがそのまま使えるようになるからです。
| 順番 | アイテム | 確かめるところ | 目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | ハイウエストのフレアスカート | ウエストの位置と丈 | 起点がおへそより上、丈は膝下5〜10cm |
| 2 | ハイウエストの細めパンツ | 股上と裾幅 | 股上が深めで、裾は足首が見える細さ |
| 3 | とろみブラウス | 前身頃の余り | 鎖骨の下でつまんだ余りが指1本分まで |
| 4 | 細い編み地のニット | 編み地の厚み | 平らに置いて4つ折りで1cm以下 |
| 5 | ショート丈の羽織り | 着丈 | 腰骨より上で止まる |
1から2までがそろった時点で、手持ちのトップスを前だけ入れてみてください。それだけで鏡の印象が変わるなら、あなたの困りごとは「服の形」より「高さの位置」にあったということです。その場合、3から5は急いで買い足さなくても構いません。
反対に、ボトムスを替えても上半身が寂しく見えるなら、3と4の首元と素材を見直します。上半身が薄い体は、首元に何もないと全体が下へ引っ張られて見えるので、首元に小さな動きを置くことが効きます。
骨格ウェーブ寄りかを3か所で確かめる
似合う服の話は、体の特徴が当てはまっているときにいちばん役に立ちます。次の3か所を触ると、どこまで当てはまるかが分かります。
- 手首の骨:横から見て平たく、骨の出っ張りが小さい
- 鎖骨:くぼみがはっきり見え、首から肩にかけての厚みが薄い
- 太ももの付け根:腰の横が張り、太ももの外側に丸みがある
3か所ともそろえば、この記事の原則をそのまま使えます。2か所なら、そろったほうの原則を優先して読んでください。1か所だけの場合や、上半身と下半身で特徴が分かれる場合は、骨格ウェーブの特徴が一部だけ合うときの記事で、外れた部分をどう扱うかを先に決めておくと迷いません。
服を着た状態で確かめたい方は、似合うかを3か所で触って決める記事の手順が使えます。肩・胸の下・腰骨の3か所に服が沿っているかを見るやり方で、試着室でも自宅の鏡の前でもできます。
似合う服の3原則|重心・素材・ウエスト
骨格ウェーブに似合う服を、3つの原則にまとめます。アイテムが何であっても、この3つに当てはめれば判断できます。
重心を上に置く
上半身に華やかさを集めます。首元にフリルやギャザー、小さめの襟、細いネックレスを置き、トップスの裾は腰骨より上で止めます。下半身は色をそろえるか、軽い素材にして量を抑えます。目線が上に集まると、腰から下の曲線は「柔らかさ」として見えます。
薄く柔らかい素材を選ぶ
ハリのある厚い生地は、生地自体が形を持って立つので、薄い上半身との間に空きができます。指でつまんで離したとき、すぐに体に戻って落ちる素材なら、肩から胸、腰にかけての曲線に沿います。ニットなら細い編み地、ブラウスならとろみのある薄手が基本です。
ウエストの位置を見せる
ウエストがいちばん細く見える位置を、服の切り替えやベルトで示します。おへそより上で区切ると脚が長く見え、下半身の量感も目立ちにくくなります。ワンピースなら切り替えの位置、パンツやスカートなら股上の深さ、コートなら絞りの高さで、この原則を守ります。
アイテム別|似合う形と避けたい形
アイテムごとに、似合う形と、避けたほうが組みやすい形を比べます。避けたい形も「着てはいけない」ではなく、組み合わせに手間がかかる形です。着たい場合の直し方は、後半の見出しで書きます。
| アイテム | 似合う形 | 避けたい形 | 分かれ目 |
|---|---|---|---|
| トップス | 短め丈・首元に動き・体に沿う | 長め丈・ボックス型・肩が落ちる | 裾が腰骨より上か下か |
| ニット | 細い編み地・短め丈・Vや丸首 | ざっくり編み・長め丈・タートルの厚手 | 4つ折りで1cm以下か |
| シャツ | とろみ素材・小さめ襟・前だけ入れる | ハリの強い綿・大きい襟・ゆったり型 | つまんで戻る速さ |
| スカート | フレア・プリーツ・マーメイド | 低い位置のタイト・厚手の台形 | 起点がおへそより上か |
| パンツ | ハイウエストの細め・センタープレス | 腰ではくワイド・股上が浅い型 | 股上の深さと裾幅 |
| ワンピース | ハイウエスト切り替え・Aライン | ストンとした寸法の箱型・低い切り替え | 切り替えの高さ |
| アウター | ショート丈・ノーカラー・ウエスト絞り | 肩の大きいロング丈・厚手の直線型 | 絞りの位置と着丈 |
| 靴 | 甲が浅い・ヒールが細め・ストラップ | 甲が深い厚底・ごついブーツ | 足首まわりの細さ |
表の「分かれ目」が、手持ちの服で判断するときにいちばん使える列です。形の名前で覚えるより、分かれ目の高さや厚みで見ると、名前のつかない服にも当てはめられます。
トップス|前身頃の余りと着丈で決める
トップスは、胸から裾にかけての前身頃に、どれだけ布が余るかで決まります。鎖骨の下で前身頃の布をつまみ、余りが指1本分までなら体に沿っています。指2本分を超えると、胸の下で布が浮き、上半身が平たく見えます。
着丈は腰骨より上で止まるものが基本です。腰骨にかかる丈は、いちばん量感の出やすい位置で目線を止めるので、下半身が重く見えやすくなります。腰骨より下まであるトップスは、前だけボトムスに入れて裾の位置を上げます。
首元は、小さめの丸首、浅めのV、ボウタイ、フリル、ギャザーが合います。上半身が薄いので、首元に小さな動きを置くと華やかさが出ます。詳しい測り方は骨格ウェーブのトップスを前身頃の余りで選ぶ記事にまとめています。
ニット|編み地の厚みで決める
ニットは、平らに置いて4つ折りにしたときの高さで決まります。1cm以下なら編み地が体の丸みに沿い、2cmを超えると布が自分の形で立って、肩から胸に空きが残ります。素材の名前や手触りより、この高さで見ると迷いません。
形は、短め丈、体に沿う身幅、細いリブの袖口が合います。カーディガンは、ボタンを留めて1枚で着られる薄手を選ぶと、トップスとしても羽織りとしても使えます。厚手のニットは、前を開けて羽織りとして使い、中に薄手を入れます。
測り方と、境目のときの決め方は骨格ウェーブのニットの記事で詳しく書いています。
シャツ・ブラウス|ハリよりとろみ
シャツは、ハリの強い綿より、とろみのある薄手が合います。布を指でつまんで離したとき、すぐに落ちて体に戻る素材なら、胸の下で布が浮きません。襟は小さめを選び、前だけボトムスに入れて裾の位置を上げます。
ハリのあるシャツを着たいときは、ボタンを2つ開けて首元を縦に抜き、袖を2回折って手首を見せます。手首と首元の2か所に肌が出ると、ハリのある布でも重さが抜けます。ブラウスは、袖のギャザーや胸元のタックがあると、上半身に自然な量が足せます。
スカート|広がりの起点を腰より上に
スカートは、骨格ウェーブがいちばん得意なアイテムです。フレア、細かいプリーツ、マーメイド、ギャザーと、裾に向かって広がる形が合います。大切なのは、広がりの起点がおへそより上にあることです。起点が腰骨の位置まで下がると、いちばん量感の出やすい位置から布が広がるので、全身の重心が下がります。
丈は膝下5〜10cmが基本です。ふくらはぎのいちばん太い位置より上で止めるか、足首近くまで落とすかのどちらかにすると、脚の曲線がきれいに見えます。
タイトスカートを着たいときは、ハイウエストで、膝が少し隠れる丈、伸びる素材の3つがそろうものを選んでください。条件の見方は骨格ウェーブのタイトスカートの記事にまとめています。
パンツ|股上と裾幅で決める
パンツは、股上の深さと裾幅の組み合わせで決まります。股上が深いハイウエストなら、ウエストの位置が上がって脚が長く見えます。裾幅は、足首が見える細さか、センタープレスで縦の線が出るものが合います。
ワイドパンツは、股上が深く、腰まわりに布が余らず、裾が床に向かってまっすぐ落ちるものなら成立します。腰ではく浅い股上のワイドは、腰まわりに量が集まるので組みにくくなります。
ジーンズは、布を引っぱって離したときに戻る速さで選びます。戻りの速い伸びる素材なら、腰まわりに沿います。パンツ全般は骨格ウェーブの似合うパンツ、ワイドは股上と裾幅で決めるワイドパンツの記事、ジーンズは布の戻り方で選ぶジーンズの記事に分けて書いています。
ワンピース|切り替えの位置で決める
ワンピースは、ウエストの切り替えがおへそより上にあるかで決まります。胸のすぐ下で切り替えるハイウエストや、細いベルトで高い位置を示せるものが合います。切り替えから下はAラインかフレアにすると、腰まわりの曲線が柔らかく見えます。
ストンと落ちる箱型のワンピースは、ウエストの位置が見えないので、上半身の薄さと下半身の量感の差がそのまま出ます。着たいときは細いベルトを高い位置で結び、上に短い羽織りを重ねます。
秋の生地の選び方は骨格ウェーブのワンピースの記事で書いています。
アウター|肩と絞りと着丈
アウターは、肩の縫い目の位置、絞りの高さ、着丈の3つを見ます。肩の縫い目が肩の先にぴったり合い、ウエストの高い位置で絞りがあり、着丈が腰骨より上か、膝下までのどちらかで止まるものが合います。
ショート丈のジャケットやノーカラーのジャケット、ウエストを結ぶタイプのコートが組みやすい形です。ロングコートを着たいときは、ベルトをおへそより上で結ぶか、前を開けて中の服でウエストの位置を見せます。
コートの見方はウェーブ体型のコートの記事、仕事のジャケットとスーツは骨格ウェーブのスーツの記事に詳しく書いています。
靴|足首まわりを細く見せる
靴は、甲が浅く、足首まわりが細く見えるものが合います。ポインテッドトゥのパンプス、細めのヒール、足首に細いストラップがあるもの、足首にかからない丈のショートブーツが組みやすい形です。
厚底やごついブーツは、足元に量が集まるので重心が下がります。履きたいときは、ボトムスの丈を長くして靴の上端を隠すか、トップスの首元に強めのアクセントを置いて目線を上に戻します。
ブーツを選ぶ場合は、足首とブーツの間に指1本が入るくらいのゆとりで、筒が細いものを選ぶと、脚の曲線と喧嘩しません。
小物とアクセサリー|小さく細く連ねる
アクセサリーは、小ぶりで細いものを、首元や耳元に連ねて使います。大きく重たいものを1つ置くより、細いチェーンや小さな揺れるピアスを重ねるほうが、上半身の薄さに合います。
手元は、手首の骨が平たく、指の関節が細い方が多いので、細い時計ベルトや華奢な指輪が手の形に沿います。バッグは小さめで柔らかい素材、肩にかけたときに脇の下あたりに来る長さが組みやすいです。手袋や時計の選び方は骨格ウェーブの手の記事にまとめています。
素材の早見|指でつまんで戻る速さ
素材は、名前より、手で触ったときの動きで見るほうが確実です。同じ表示の素材でも、織り方や厚みで動きが大きく変わるからです。
| 見るところ | 体に沿う側 | 体から離れる側 | 試し方 |
|---|---|---|---|
| つまんで離したとき | すぐ落ちて戻る | 形を保ったまま立つ | 胸の高さでつまむ |
| 手のひらに乗せたとき | 指の間から垂れる | 板のように平らに乗る | 布の端を10cmほど乗せる |
| 4つ折りの高さ(ニット) | 1cm以下 | 2cm以上 | 平らに置いて折る |
| 透け感 | 手のひらが薄く透ける | 透けない | 光にかざす |
| 表面 | なめらか・細かい | 凹凸が大きい・毛足が長い | 指先でなでる |
体に沿う側の素材は、とろみのあるブラウス生地、細い編み地のニット、柔らかいジャージー、薄手のウール、シフォン、サテンなどです。体から離れる側は、ハリの強い綿、厚いデニム、粗い麻、ざっくり編みのニット、厚いツイードなどが当てはまります。
ただし、体から離れる側の素材も、面積を小さくすれば使えます。厚い素材は小物やボトムスの一部に、薄い素材は顔に近いところに置くと、素材の差がそのまま重心を上げる効果になります。
柄の選び方|手のひらより小さく
柄は、1つの模様が手のひらより小さいものが合います。小花、細かいドット、細いストライプ、小さな千鳥格子など、細かく繰り返す柄は、上半身の薄さに合って華やかさを足します。
大きな柄や太いボーダーは、柄の大きさが体の曲線に勝ってしまいます。着たいときは、スカートやパンツなど下半身ではなく、羽織りの内側やスカーフなど、顔から離れた小さな面積で使います。
チェック柄は、線が細く、色の差が小さいものを選びます。線が太く色の差が強いチェックは、布の厚みと同じように形を主張するので、小物で取り入れると組みやすくなります。
色の濃淡の置き方
骨格ウェーブの色選びは、パーソナルカラーで決まる部分が大きいですが、骨格の側から言えることが1つあります。明るい色や柔らかい色を上に、深い色を下に置くと、重心が上がります。
全身を同じ濃さでまとめる場合は、首元に明るい色の小物を1つ置きます。上下を同じ深い色にしたいときは、トップスの素材を柔らかく、ボトムスの素材を落ち感のあるものにすると、色が重くても全体は軽く見えます。
秋の組み方|薄手を1枚で着られる季節
秋は、骨格ウェーブがいちばん組みやすい季節です。気温がまだ高い時期は薄手のニットやブラウスを1枚で着られるので、素材の柔らかさがそのまま生きます。
秋の前半は、とろみブラウスにハイウエストのフレアスカート、足元はパンプスかショートブーツ。後半は、細い編み地のニットに替え、ショート丈のジャケットを羽織ります。色は秋らしい深みのある色を下に、柔らかい明るめの色を上に置くと重心が上がります。
秋の組み方の全体は骨格ウェーブのシンプル秋コーデと、秋に見失わない柔らかさの記事にまとめています。秋冬の腰の高さの合わせ方は腰の高さと肉の付く場所で決める秋冬コーデで、秋冬の試着で外れやすい服は骨格ウェーブに似合わない服の記事で書いています。
月ごとの組み方は、秋の装い全体、初秋の装い、10月の装い、11月の装いに分けてあります。
冬の組み方|厚い1枚より薄い重ね
冬は、厚いものを1枚着るより、薄いものを重ねて暖かさを作るほうが体の曲線に沿います。4つ折りで1cmの編み地を2枚重ねると、2cmの1枚と近い暖かさになり、体に沿う形は保てます。
アウターは、ウエストを結ぶコートか、ショート丈のダウンを選びます。ロングコートの場合はベルトをおへそより上で結び、中にハイウエストのスカートを合わせます。足元は、筒の細いブーツか、タイツと甲の浅いパンプスにすると、下半身が軽く見えます。
冬の首元は、マフラーを厚く巻くより、薄手のストールを細く垂らすほうが合います。首元を厚くすると上半身の重心は上がりますが、首が短く見えて全体が窮屈になるからです。
冬の組み方は骨格ウェーブの冬服の記事で詳しく書いています。12月の装いはこちらにまとめています。
春と夏の組み方
春は、薄い羽織りを重ねて温度を調節する季節です。上半身に重ねる枚数が増えすぎると肩まわりが厚くなるので、何層まで重ねられるかを決めておくと迷いません。重ね方は骨格ウェーブの春服の記事、柔らかさの出し方は春コーデの記事、顔タイプフレッシュと合わせる春はこちらに書いています。
夏は、1枚で着る薄い素材がそのまま生きる季節です。袖のフレア、胸元のギャザー、細いストラップなど、上半身の小さな動きで華やかさを出します。夏の組み方は骨格ウェーブの夏コーデ、透明感の出し方は夏の透明感の記事にあります。夏の装いは夏全体、晩夏、都市の夏にも分けてあります。
仕事の日|ハリより落ち感で品を出す
仕事の日は、きちんと見せたい気持ちからハリのある素材を選びがちですが、骨格ウェーブは落ち感のある素材で品を出すほうが合います。とろみブラウスにセンタープレスのハイウエストパンツ、ショート丈のノーカラージャケットが基本の組み方です。
スカートなら、膝下丈のフレアか、条件のそろったタイトスカートを選びます。首元に細いネックレスかスカーフを置くと、会議で座ったときにも上半身に華やかさが残ります。
ジャケットは肩の縫い目がぴったり合うものを選び、着丈は腰骨より上で止めます。丈の長いジャケットを着るときは、前を留めずに中の服でウエストの位置を見せます。仕事の日の組み方は骨格ウェーブのオフィススタイリングにまとめています。
休日|カジュアルでもウエストの位置は残す
休日のカジュアルでも、ウエストの位置を見せる原則は変わりません。ゆったりしたスウェットやパーカーを着るときは、裾を短めのものにするか、前だけボトムスに入れます。ボトムスはハイウエストのジーンズかフレアスカートが組みやすいです。
スニーカーを合わせるときは、ボリュームの小さい細身のものを選び、ボトムスの丈で足首を見せます。足首が見えると、カジュアルな靴でも下半身が軽く見えます。
上下の組み方で迷ったら、足す1点をどこに置くかを決めると早く決まります。足す1点の位置を決めるコーディネートの記事では、首・胴・丈のどこに1点を足すかを書いています。休日の外出は友人との休日や日曜のホテルの記事も参考になります。
きれいめ・お呼ばれ|胸の下の浮きを見る
きれいめの場面では、ワンピースやドレスを着る機会が増えます。骨格ウェーブのドレスは、着たときに胸の下に手のひらを差し込んで、布と体の間にすき間がないかで決まります。すき間があると上半身が平たく見えるので、胸の下で切り替えるか、ギャザーで布を寄せた形を選びます。
結婚式のお呼ばれは骨格ウェーブのドレスの記事、ご自身の結婚式のドレスはウェディングドレスの記事に分けてあります。記念日の装いは記念日の記事、華やかなパーティーはパーティーの記事、子どもの行事は行事の装いの記事が参考になります。
きれいめの場面は長い時間を過ごすことが多いので、着てすぐの鏡より、時間がたってからの崩れ方で選ぶほうが外れません。ウェイブ骨格の服は3時間後で決まる記事では、時間がたつとずれやすい場所と、ずれにくい服の選び方を書いています。
顔タイプと掛け合わせる
骨格は服の形と素材を、顔タイプは服のテイストと柄の大きさを決めます。2つを掛け合わせると、骨格ウェーブの中でもさらに「あなたの場合」がはっきりします。顔タイプがまだ分からない方は無料の顔タイプ診断から確かめられます。どちらを優先するかで迷う場合は顔タイプと骨格の優先順位の記事が役に立ちます。
| 顔タイプの傾向 | 骨格ウェーブと重なるところ | 調整するところ |
|---|---|---|
| 子ども顔・曲線 | 柔らかい素材・小さめの柄がそのまま合う | 甘くなりすぎたら色を落ち着かせる |
| 子ども顔・直線 | 短め丈・軽い素材が合う | 首元のフリルを小さくし、すっきりさせる |
| 大人顔・曲線 | 落ち感のある素材が合う | 柄と装飾を少し大きめにする |
| 大人顔・直線 | ウエストを示す原則は同じ | 首元の装飾を減らし、線をシャープにする |
顔タイプ別の組み方は、フェミニン、キュート、アクティブキュート、フレッシュ、クールカジュアル、クール、エレガント、ソフトエレガントに1本ずつあります。
顔タイプが2つの間にある方は、アクティブキュートとフレッシュの間、クールとエレガントの間、キュートとフェミニンの間、エレガントとソフトエレガントの間、ソフトエレガントとフレッシュの間の記事が合います。
パーソナルカラーと掛け合わせる
パーソナルカラーは、服の色と明るさ、鮮やかさを決めます。骨格ウェーブの形と素材に、似合う色を乗せると、鏡の印象がもう一段まとまります。パーソナルカラーがまだ分からない方は無料のパーソナルカラー診断から確かめられます。
| パーソナルカラー | 骨格ウェーブと重ねたときの方向 |
|---|---|
| イエベ春 | 明るく軽い色を上半身に。柔らかい素材と相性がよい |
| ブルベ夏 | くすみのある柔らかい色。とろみ素材でいちばんまとまりやすい |
| イエベ秋 | 深い色は下半身に、上半身は明るめに置いて重心を保つ |
| ブルベ冬 | 強い色は小さな面積で。首元に置くと華やかさが出る |
季節ごとの掛け合わせは、イエベ春×骨格ウェーブ、ブルベ夏×骨格ウェーブ、イエベ秋×骨格ウェーブ、ブルベ冬×骨格ウェーブに1本ずつまとめています。
似合わない服を着たいときの直し方
好きな服が、骨格ウェーブの原則から外れていることはよくあります。その服をあきらめる必要はありません。首元・ウエスト・足元のどこか1か所で軽さを足せば、多くの服は成立します。
| 着たい服 | 起きやすいこと | 1か所で直す方法 |
|---|---|---|
| ざっくりニット | 上半身が厚く見える | 前を開けて羽織り、中に薄手を入れる |
| ハリのあるシャツ | 胸の下で布が浮く | ボタンを2つ開け、袖を折って手首を出す |
| 腰ではくワイドパンツ | 腰まわりに量が集まる | 短め丈のトップスを合わせ、ウエストを示す |
| ロング丈の箱型コート | 重心が下がる | ベルトをおへそより上で結ぶ |
| 厚底の靴 | 足元が重く見える | 首元に小さなアクセントを置き、目線を上げる |
| 大きな柄 | 柄が体の曲線に勝つ | 顔から離れた小さな面積で使う |
直すときのコツは、1か所だけに絞ることです。2か所、3か所と直そうとすると、着たかった服の魅力まで消えてしまいます。いちばん気になる1か所を決め、そこだけを軽くします。
迷った場合は、首元から試してください。首元は顔に近いので、小さな変化でも鏡の印象が大きく変わります。首元で足りなければウエスト、それでも足りなければ足元の順に見ていきます。
どちらとも取れるときの決め方
骨格ウェーブの原則どおりに選ぼうとしても、どちらとも取れる服に出会います。次の順番で決めると、売り場でも迷う時間が短くなります。
- 裾の高さを見る:腰骨より上で止まるなら、まず候補に残す
- 素材を見る:つまんで離したとき、すぐに落ちるなら候補に残す
- ウエストの位置を見る:おへそより上で区切れるなら選ぶ
- 3つのうち2つがそろえば、残りの1つは組み合わせで補う
- 1つしかそろわなければ、似合わない服の直し方の表で1か所直せるかを考える
たとえば、素材は柔らかいけれど丈が長いニットなら、2がそろい1がそろわない状態です。ハイウエストのボトムスに前だけ入れれば、1と3を同時に満たせるので選んでよい服になります。
反対に、丈は短いけれどハリの強い厚い生地のジャケットなら、1はそろっても2がそろいません。前を開けて着れば3はボトムス側で満たせるので、2つがそろって選べます。前を閉めて着たいなら、別の候補を探したほうが早く決まります。
骨格がウェーブとナチュラル、ウェーブとストレートの間にある方は、そろわない項目が出やすくなります。ナチュラル寄りの方はウェーブとナチュラルの間の組み方とナチュラルを混ぜる組み方の記事が、境目の判断に使えます。
着てから3時間後に確かめる
試着室で合っていても、3時間後にずれてくる服があります。骨格ウェーブの場合、ずれやすいのは肩の縫い目、トップスの裾、ウエストの位置の3か所です。
- 肩の縫い目が後ろへずれていないか
- トップスの裾がボトムスから出てきて、腰骨にかかっていないか
- ウエストのベルトや切り替えが下へ落ちていないか
この3か所がずれにくい服は、肩の縫い目がぴったり合い、裾がボトムスの中で止まる長さがあり、ウエストを示すものが伸びにくい素材でできています。買う前に分からない場合は、手持ちの似た服で3時間後の様子を見ておくと、次の買い物で外れにくくなります。
手持ちの服で組むときの順番
新しい服を買う前に、手持ちの服で組み直すだけで、似合う服の割合は増えます。次の順番で見直してください。
- ボトムスを、ウエストの位置が高いものと低いものに分ける
- トップスを、裾が腰骨より上で止まるものと、下まであるものに分ける
- 高いボトムス×短いトップスの組み合わせを全部書き出す
- 長いトップスは前だけ入れて、高いボトムスと合わせてみる
- 低いボトムスは、短いトップスとだけ合わせる
この順番で組み合わせを出すと、手持ちの服のうち、どれが何通りに使えるかが見えます。組み合わせが2通り以下の服は、買い替えの候補です。反対に、5通り以上に使える服は、似た形をもう1枚持っておくと着回しが楽になります。
骨格ウェーブの記事の地図
メグラシの骨格ウェーブの記事は、この記事の各見出しの中に1本ずつ案内を置いています。知りたいことから、どの見出しに戻ればよいかを並べます。
| 知りたいこと | 案内を置いた見出し |
|---|---|
| 自分が骨格ウェーブかを確かめたい | 冒頭・骨格ウェーブ寄りかを3か所で確かめる |
| トップス・ニット・シャツを選びたい | トップス・ニットの各見出し |
| スカート・パンツ・ジーンズを選びたい | スカート・パンツの各見出し |
| ワンピース・コート・スーツを選びたい | ワンピース・アウターの各見出し |
| 手元の小物を選びたい | 小物とアクセサリー |
| 季節ごとに組みたい | 秋・冬・春と夏の各見出し |
| 場面ごとに組みたい | 仕事の日・休日・きれいめの各見出し |
| テイストと色を足したい | 顔タイプ・パーソナルカラーとの掛け合わせ |
| 骨格の境目にいる | どちらとも取れるときの決め方 |
自分の顔タイプとパーソナルカラーが分かっている方は、骨格ウェーブの原則を土台にして、掛け合わせの記事でテイストと色を足してください。まだ分からない方は、骨格・顔タイプ・パーソナルカラーの順に無料の診断で確かめると、この記事のどの見出しを優先して読めばよいかが決まります。
よくある問い
- Q. 骨格ウェーブに似合う服を一言でいうと何ですか
- 重心を上に置き、薄く柔らかい素材で、ウエストの位置を見せる服です。上半身に華やかさを集め、下半身は軽く見せると、体の柔らかい曲線がそのまま生きます。まずは手持ちの服のうち、着丈が腰骨より上で止まるトップスと、ウエストの位置がおへそより上にあるボトムスを組み合わせてみてください。
- Q. 最初に買い足すなら、どれから揃えればいいですか
- ハイウエストで裾に向かって広がるスカートか、ハイウエストの細めのパンツを1本目にしてください。ボトムスの起点が上がると、手持ちのトップスをそのまま前に入れるだけで重心が上がります。トップスから買うより、組み合わせの数が多く増えます。
- Q. 骨格ウェーブは厚手のコートやざっくりニットを着てはいけないのですか
- 着てはいけないわけではありません。厚手のものは前を開けて羽織りとして使い、その中に薄い編み地や柔らかいブラウスを入れて、首元とウエストに軽さを残してください。1枚で厚みを取るより、薄いものを重ねて暖かさを作るほうが体の曲線に沿います。
- Q. 骨格診断の結果が骨格ウェーブかどうか自信がありません
- 手首の骨の見え方、鎖骨のくぼみ、太ももの付け根の3か所を触って確かめると、どこまで当てはまるかが分かります。一部だけ当てはまる場合は、当てはまるところの原則を優先し、外れたところは服の形で調整します。無料の骨格診断で質問に答えて、結果の近さを見てから決めても構いません。
— メグラシ編集部





