骨格ウェーブコーディネート|足す1点の位置は首と胴の長さで決める

骨格ウェーブのコーディネートが「正しいはずなのに物足りない」「寂しく見える」と感じる日、あなたがすることは一つです。首元・手首・ウエストのどこか1か所に、1点だけ足す。服を替える必要はありません。
ウェーブの体は厚みが薄く、重心を上げるために薄い素材と短い丈と高いウエストを選びます。これは正しいのですが、全部を薄くそろえると、視線がどこにも止まらず、全体が均一に流れて物足りなくなります。そこに1点、視線の止まる場所を作ると、同じ服が急に決まります。
どこに足すかは、首の長さと胴の長さで決まります。首が長いなら首元に、首が短いなら首元を避けて手首かウエストに。胴が長いならウエストに、胴が短いなら首か手首に。この2つは指と肘で測れるので、先に測って、自分の組み合わせの章を読んでください。
首の長さは、指の本数で測る
鏡の前で、あごを水平にして正面を向きます。あごの下の付け根に人差し指の側面を当て、鎖骨の中央のくぼみまで、指を何本横に並べられるかを数えます。
- 指3本以上:首が長い
- 指2本以下:首が短い
- 指2本半、どちらとも取れる:中間(あとの章で扱います)
首の長さは、首元に足す余地があるかを決めます。首が長い人は、あごと肩の間に空白があるので、そこに1点置くと空白が埋まって顔が引き立ちます。首が短い人は、空白がもう無いので、そこに足すと顔と肩がつながって重心が下がります。
胴の長さは、肘とウエストの高さで比べる
腕を自然に下ろして立ちます。肘の内側のくぼみの高さと、胴のいちばん細い位置(ウエスト)の高さを、鏡で横から見比べます。
- ウエストが肘より上:胴が短い(脚が長く見える側)
- ウエストが肘より下:胴が長い
- 肘とウエストがほぼ同じ高さ:中間
胴の長さは、ウエストに足す意味があるかを決めます。胴が長い人は、ウエストの位置が低く見えやすいので、そこに細いベルトで線を引くと、位置が上がって見えます。胴が短い人は、ウエストにもう余地がないので、そこに足すと上半身が詰まります。
4つの組み合わせの早見
| 胴が長い | 胴が短い | |
|---|---|---|
| 首が長い | ウエスト(首元は2番目) | 首元 |
| 首が短い | ウエスト | 手首 |
足すのは1か所です。表の場所に1点足して、それで物足りなさが消えたら終わりです。消えなければ、足した1点を外して、別の場所に1点、です。2か所同時には足しません。
首が長く、胴が長い人:ウエストに1点
この組み合わせは、上半身に空白が多く、胴が間延びして見えやすい人です。足すのはウエストです。
細いベルトを、胴のいちばん細い位置より指1本分上に締めます。ベルトの幅は2cm前後、色は靴か首元のどちらかと合わせます。トップスはベルトの上に少しだけ出して、下は中に入れます。これでウエストの線が1段上がって、脚が長く、胴が短く見えます。
首元は2番目の候補です。ウエストに足しても足りない日だけ、ウエストの1点を外して、首元に細いスカーフか短いネックレスを置きます。両方同時に足すと、視線が上下に割れて、ウェーブの軽さが消えます。
首が長く、胴が短い人:首元に1点
胴はもう詰まっているので、ウエストには足しません。足すのは首元です。あごと鎖骨の間の空白に、1点置きます。
- 短いネックレス(鎖骨の上で止まる長さ)
- 細く折った薄手のスカーフを、結び目を鎖骨の高さに
- トップスの首の開きを狭くして、襟そのものを1点にする
首が長い人が首元に足すと、顔がすぐ下で支えられて見えて、重心が上がります。足す物の幅は親指の幅以内、厚みは人差し指の厚み以内です。大きいものは首の空白を埋めすぎます。
首が短く、胴が長い人:ウエストに1点、首元は開ける
首元には何も足しません。足すのはウエストです。細いベルトを、胴のいちばん細い位置に締めます。
そのうえで、首元は足さずに「開け」ます。トップスの首の開きを、鎖骨が見える深さまで下げる。これで首が長く見え、ウエストに足した1点との間に距離ができて、重心が上がります。首が短い人の失敗は、首元に巻いて埋めてしまうことで、これをやると顔と肩がつながって、ウエストに何を足しても下に見えます。
首が短く、胴が短い人:手首に1点
首元にもウエストにも余地がない人です。足すのは手首です。
袖を、手首の骨が見えるところまで押し上げるか、袖口を1回折ります。そこに細い時計かバングルを1つ。手首は体の中で最も細い場所なので、ここに1点置くと、全身の細さが代表されて、重心が散りません。
首元は開けて、ウエストは服の切り替えで済ませる(ベルトを足さず、トップスを中に入れるだけ)。足すのは手首だけです。
どちらとも取れる人:指2本半、肘とウエストが同じ高さ
測ってみると、首が指2本半、ウエストが肘と同じ高さ、という人が一定数います。この人は、どの場所に足しても大きくは外れないので、鏡で決めます。
やり方は、同じ服で、首元に1点足した状態と、ウエストに1点足した状態を、別々に鏡に映します。鏡から2秒目をそらして戻し、最初に顔が見えた側が、当たりです。首元に足して顔が先に見えるなら首元、ウエストに足して顔が先に見えるならウエスト。足した場所が先に見えたなら、その場所は外れです。
どちらも顔が先に見えたなら、どちらでもよいので、その日の髪型で決めます。髪を下ろしている日はウエスト(首元は髪で埋まる)、まとめている日は首元です。
足す1点の大きさ:親指の幅以内、人差し指の厚み以内
ウェーブの体は厚みが薄いので、足す1点も薄くて細いものが釣り合います。
- 幅:親指の幅以内(約2cm)
- 厚み:人差し指の厚み以内(約1.5cm)
- 数:1つ
これを超えると、足したのではなく乗せたことになって、1点が面になり、重心が下がります。身長155cm以下の人は、さらに一回り小さく。165cmを超える人は、少し大きくしても保てます。
足りないと感じたら、大きくするのではなく、位置を1段上げます。ベルトなら指1本分上、ネックレスなら2cm短く。大きさを変えるより、位置を変えるほうが、ウェーブには効きます。
秋冬の素材で起きる食い違い:厚みより光で足す
秋冬は服の表面が起毛やニットになるので、細い1点が服に沈んで見えなくなります。夏と同じ1点を足しても効かない日は、これが原因です。
- 起毛(フランネル、モヘア)の上:同じ細さで、艶のあるものに替える。光が1点を浮かせます
- 厚手ニットの上:手首に足すなら袖を押し上げて肌を出す。ニットの上に乗せると沈みます
- コートを着る日:コートの中の1点は見えないので、足す場所をコートの外に出る首元(首が長い人)か、コートの袖口から出る手首(首が短い人)に移す
厚みで足すと、ウェーブの薄さが消えます。秋冬に足すのは厚みではなく光です。
足しすぎた日の見分け方
寂しいのが怖くて、首元とウエストと手首に全部足してしまう日があります。見分け方は、鏡で2秒目をそらして戻したとき、顔ではなく「どこか一か所の小物」が最初に見えて、しかもそれがどこだったか迷う、という状態です。視線が散っています。
直し方は、足した物を1つずつ外して、顔が最初に見えるところで止める。たいてい、1つ残した時点で顔が先に来ます。ウェーブのコーディネートの寂しさは、足りないのではなく、止まる場所が無いことから来ます。止まる場所は1つで足ります。
手持ちの服だけで足す:買わずにできる3つ
足す1点は、買わなくても作れます。
- 袖を手首の骨まで押し上げる:手首が「1点」になります
- トップスの前だけ中に入れて、後ろを出す:ウエストの線が前だけに出て、ベルト無しでも1点になります
- シャツのボタンを上から2つ開けて、襟を立てる:首元の空白に襟の線が1点として入ります
どれも、首と胴の組み合わせの表に合わせて、1つだけやります。首が短い人は3つ目をやると首が埋まるので、1つ目か2つ目です。
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よくある問い
- Q. 骨格ウェーブ向けと書かれた服を着ているのに、垢抜けません
- ウェーブ向けの服は、薄い素材・短い丈・高いウエストという、重心を上げる条件を満たしています。ただ、重心を上げたあとに、視線の止まる場所が無いと、全体が均一に薄くなって物足りなく見えます。これが垢抜けないの正体です。直すのは服を替えることではなく、首元・手首・ウエストのどこか1か所に、視線の止まる1点を足すことです。どこに足すかは、首の長さと胴の長さで決まります。本文の測り方で自分の組み合わせを出して、その場所に1点だけ足してください。
- Q. 首が短いので首元に何も巻けません。どうすればいいですか
- 首が短い人は、足す場所を首元から外して、手首かウエストに移します。手首なら、袖を手首の骨が見えるまで押し上げて、細い時計かバングルを1つ。ウエストなら、細いベルトを胴のいちばん細い位置に。首元には何も足さず、代わりに首の開きを鎖骨が見える深さまで下げると、首が長く見えて、足した1点が生きます。首が短い人が首元に巻くと、顔と肩の間が埋まって重心が下がるので、巻かないのが正解です。
- Q. 足す1点は、どんな素材や大きさがいいですか
- ウェーブの体は厚みが薄いので、足す1点も薄くて小さいものが釣り合います。目安は、幅が親指の幅以内、厚みが人差し指の厚み以内。スカーフなら薄手で細く折ったもの、ベルトなら幅2cm前後、手首なら細い一本。大きい一点は、足したのではなく乗せたことになって、重心が下がります。秋冬は厚みより光で足すのが向いていて、同じ細さでも艶のあるものを選ぶと、起毛の服の上で1点が消えません。
- Q. 身長が低いと、足す物も小さくすべきですか
- そうです。足す1点の大きさは、身長に合わせて縮めます。身長155cm以下なら、ベルト幅は1.5cm、スカーフは折って3cm幅、手首は一本だけ。160cm前後なら本文の目安のまま。165cmを超えるなら、少し大きくしても重心は保てます。身長が低い人が標準の大きさで足すと、1点が面になって、ウェーブの薄さの上で浮きます。小さく、細く、1つ。これで足りない日は、位置を1段上げるほうが、大きくするより効きます。
— メグラシ編集部





