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自分を知るウェーブ

骨格ウェーブが秋に見失わないために。

メグラシ編集部//読了 7分
ボルドーのニットとプリーツスカートが並ぶ秋の静物

秋の空気が少しずつ重くなるこの季節、 ウェーブタイプのあなたは、 鏡の前で少しだけ困っているかもしれません。

夏まで軽やかに似合っていたはずの自分が、 ニットを一枚羽織ったとたん、 なぜか違う人のように見えてしまう。

「着太りしているように見える」 「似合うはずの色なのに、重く感じる」 「去年の秋物が、なぜか似合わなくなった」

その違和感の正体を、 今日は三つの視点から整理してみます。

第一の視点:骨格ウェーブの「重み」との相性

骨格ウェーブは、身体の上半身に比べて 下半身にボリュームが出やすく、 やわらかな曲線を持つタイプ。 肌や筋肉に独特の「やさしさ」があるからこそ、 重みのある素材を身につけると、 その重みに輪郭が押され、 全体がぼんやりしてしまうことがあります。

秋物の難しさは、ここにあります。 ウールもカシミヤも、本来は美しい素材ですが、 重くなる厚みと、重くなる見え方 は 別のものです。

ウェーブタイプの方に合うのは、 厚みがあっても空気を含む素材。 たとえば、ふんわりと編まれたモヘア、 ループ状のブークレ、 繊細な透け感を残したアンゴラ混の糸。

逆に、ごわっとした分厚い編み地や、 重量感のあるコート素材は、 骨格の持つ繊細さを 覆い隠してしまいます。

秋のウェーブ・ローズピンクのカーディガンとシルクキャミ秋のウェーブ・ローズピンクのカーディガンとシルクキャミ

第二の視点:丈感と「縦の軽さ」

秋になるとついつい、長めの丈を選びがち。 ロングカーディガン、マキシスカート、ミモレ丈のコート。 これらはそれぞれ素敵なアイテムですが、 ウェーブタイプの場合、 丈が長くなるほど、重さが蓄積しやすい 傾向があります。

全身の「縦の流れ」の中で、 どこか一箇所、軽さが見えていることが大切です。

たとえば、 重めのカーディガンを着るなら、 スカートは膝下のプリーツで風を含ませる。 ロングコートを羽織るなら、 中はシンプルなタートルと、 首元にきちんと肌の白さを残す。

「重いものを着ない」ではなく、 「重さの中に、軽さの窓を一つ作る」。 これが秋のウェーブタイプの基本です。

第三の視点:色の「温度」と肌のトーン

秋の定番色といえば、 ボルドー、からし色、ブラウン、カーキ。 どれも秋らしい色ですが、 ウェーブタイプの方にとっては、 色の濃さと彩度のバランス が重要になります。

濃く沈んだ秋色は、 骨格の持つ繊細さと反発することがあります。 同じボルドーでも、 黒に近い暗色のボルドーではなく、 ピンクに近いワインレッド。 同じブラウンでも、 茶色というより、少しグレーを含んだココアブラウン。

色そのものを変えるのではなく、 色の「光の含有量」を意識する。 これだけで、秋の装いは ぐっと自分のものになります。

秋のウェーブ全体・ピンクカーデと中フレアスカートで秋の窓辺秋のウェーブ全体・ピンクカーデと中フレアスカートで秋の窓辺

具体的に、明日何を着るか

もし明日、秋の装いに迷ったら、 こんな組み合わせを試してみてください。

  • トップス:ピンクベージュか、ダスティーローズのモヘア素材のニット
  • ボトムス:チャコールグレーのプリーツ風スカート、膝下丈
  • 足元:黒ではなく、ダークブラウンのスエードパンプス
  • 小物:パールか、小ぶりのゴールドアクセサリー

このシンプルな組み合わせの中に、 ウェーブタイプの三つの視点が全部入っています。 モヘアで素材の空気感を。 プリーツで縦の軽さを。 ダスティーなトーンで色の温度を。

最後に

骨格ウェーブは、 季節の変わり目にもっとも影響を受けやすい骨格です。 夏は「軽さ」が味方になり、 冬は「豪華さ」が味方になる。 でも秋は、その中間。

だからこそ、 自分の骨格を知って、 素材・丈・色という三つの視点で 確かめながら装うことで、 秋はあなたの季節になります。

今年の秋、 鏡の前でもう少し、自分を好きになれますように。

— メグラシ編集部

よくある問い

Q. ウェーブはどんな素材の秋ニットが似合う?
ハイゲージのウールやカシミヤ混など、薄くて目の詰まったものが得意です。ローゲージのざっくりニットは身体が負けやすいので、選ぶならショート丈で。
Q. ボルドーやマスタードは骨格ウェーブに似合う?
似合いますが、面積に注意。ボトムスや小物で取り入れる、もしくはトップスでも顔周りに白系のレイヤードを差し込むと、重さに飲まれません。
Q. 秋のアウターは何がベスト?
短め丈のショートトレンチ、ライトなフードコート、薄手のチェスターなど。ロングコートを選ぶなら、ウエストマークができる柔らかな素材を。

— メグラシ編集部

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