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骨格ウェーブ 秋冬コーデ|腰の高さと肉の付く場所で重ね方を分ける

メグラシ編集部//読了 11分
短い丈のニットにハイウエストの膝下スカートを合わせた女性の鎖骨から膝までが駅の通路で揺れている

**骨格ウェーブで、秋冬に服が「下に沈む」と感じている人へ。**沈み方は2つの寸法で4通りに分かれます。横を向いて腰のいちばん細い所からへそまで指が2本以上入るなら腰が高い人、1本以下なら腰が低い人。立って太ももの外側が腰骨の幅より外に出るなら肉はももに付く人、出ないなら肉はふくらはぎから足首に付く人。この2つの組み合わせで、ニットの丈・ボトムの布・コートの丈・靴の高さの決め方が変わります。

**腰が高い人は、ニットの丈を腰骨のいちばん出た所で止めて、ボトムに重さのある布を落とす。腰が低い人は、ニットの丈を動かさず、ボトムの始まりの位置を上げる。**ももに肉が付く人は布を落ち感で選び、ふくらはぎに付く人は裾を足首の上で切る。この4つの決め方が、この記事の答えです。

どちらとも取れる人のための決め方は後半に厚く書きました。秋冬のウェーブは「短い丈と軽い布で」と一括りにされますが、腰が低い人がその通りにすると胴が長く見え、ももに肉が付く人が軽い布にすると、ももの形が布に出ます。あなたの体に当てはまる側だけを読んでください。

先に測る2つ|腰の高さと、肉の付く場所

骨格ウェーブと診断された人は、上半身が薄く、重心が下にあるという共通点があります。ただ、その「下」がどこかは人によって違います。先に2つを測ってください。

測る所やり方分かれ目
腰の高さ横を向き、腰のいちばん細い所からへそまで指を当てる指2本以上=高い/1本以下=低い
肉の付く場所正面を向いて立ち、太ももの外側と腰骨の幅を比べる外に出る=もも/出ない=ふくらはぎから足首

腰の高さは、服の「上と下の境目」をどこに置くかを決めます。肉の付く場所は、ボトムの「布の重さ」と「裾の位置」を決めます。2つは別の問いなので、片方だけ測って終えないでください。

腰が高い人|ニットの丈を腰骨で止め、下に重さを流す

腰が高い人は、くびれの位置が体の真ん中より上にあります。上半身がもともと短いので、ニットの丈を長くすると、短い上半身にさらに布が足されて、胴だけが膨らんで見えます。

ニットの丈は、腰骨のいちばん出た所で止めてください。立って横から見たときに、ニットの裾がちょうど腰骨の出っぱりに乗る長さです。それより上だと腹が出て寒く、下だと胴が膨らみます。

下には重さのある布を流します。秋冬の布は、手で裾を持って離したとき、2秒以内に元の形へ戻るものを選んでください。薄い布はウェーブ向きとされますが、腰が高い人の下半身は布が覆う面積が大きいので、薄いと体の線がそのまま出て頼りなくなります。

腰が低い人|ニットの丈は動かさず、ボトムの始まりを上げる

腰が低い人は、くびれが体の真ん中より下にあります。この人が「ウェーブは短い丈」の通りにすると、ニットの裾とボトムの始まりの間に肌か下着が見えるか、見えないようにニットを伸ばして胴が長くなるかのどちらかになります。

直すのはニットの丈ではなく、ボトムの始まりの位置です。ボトムのウエストを、実際のくびれより3〜5cm上で履いてください。そのうえで、ニットの裾はボトムのウエストに1〜2cm重なる長さにします。上半身の見える長さが短くなり、脚の始まりが上がります。

秋冬にこれをやるとき、問題になるのはボトムの腰まわりの厚みです。ウエストを上げて履くと、布がくびれより上の、胴の広い所に当たります。ウエストにゴムが入った形や、タックが多い形は避けて、腰まわりが平らな形を選んでください。腰骨の上に布がたまると、そこが胴のいちばん太い所に見えます。

ももに肉が付く人|ボトムは落ち感で選び、裾は膝下で止める

ももに肉が付く人は、ボトムの布が薄いと、ももの形が座った時と歩いた時に布に出ます。かといって厚い布は、ももの幅をそのまま広げます。

選ぶのは、落ち感のある中くらいの厚さの布です。見分け方は、売り場で布を肩から垂らして、床に向かって一直線に落ちるかどうか。途中で広がる布は、ももの所で止まって幅になります。

裾の位置は膝の下、膝の皿の下端から5〜10cmの間に置いてください。膝で止まる丈はももの太さを強調し、足首まで届く丈は布の量が増えてももの上で重くなります。膝下で切ると、ももからふくらはぎへ細くなる途中が見えるので、脚の形が「もも」ではなく「流れ」で読まれます。

ふくらはぎから足首に肉が付く人|裾は足首の上で切る

ふくらはぎから足首に肉が付く人は、ももは比較的細く、脚の下半分に厚みがあります。この人が膝下丈のスカートを履くと、見えるのはふくらはぎだけになり、脚の太さが「ふくらはぎの太さ」で読まれます。

裾の位置は、足首の上、足首の骨から上に3〜5cmに置いてください。足首が見えると、脚全体の太さが「足首の細さ」で読み直されます。これは丈の長いスカートでも、幅の広いパンツでも同じです。

秋冬に足首を出すのは寒いので、靴で補います。足首の上で終わるショートブーツを選び、ブーツの筒と裾の間に1〜2cmだけ肌かタイツが見える位置で止めてください。筒と裾がぴったり合うと、脚がブーツから裾まで一本の筒になります。

4通りの組み合わせ|自分のマスを1つ選ぶ

2つの寸法を組み合わせると、4つのマスになります。自分のマスを1つ選んでください。

ももに肉が付くふくらはぎから足首に肉が付く
腰が高いニット丈は腰骨。落ち感のある膝下スカートに、膝より上で終わるブーツニット丈は腰骨。足首上の丈に、足首で終わるブーツ
腰が低いボトムを3〜5cm上で履く。落ち感の膝下丈に、裾と同じ色のタイツボトムを3〜5cm上で履く。足首上の丈に、太めの底の靴

表は軸を示すためのものです。マスの中の1行で全部が決まるわけではないので、迷う所は次の節で決めてください。

どちらとも取れる人|腰の高さが指1本半のとき

腰のいちばん細い所からへそまで、指が1本半あたりの人がいちばん迷います。この人は、朝と夜で2回測ってください。夜はくびれの位置が下がるので、朝2本・夜1本なら高い側、朝夜とも1本なら低い側で読みます。

それでも決まらない人は、手持ちのニットで試してください。腰骨で止まる丈のニットを着て、正面から写真を撮ります。写真の中で、胴の長さと脚の長さがほぼ同じに見えたら高い側、胴が明らかに短く見えたら、その人はすでに高い側の答えで足りています。胴が長く見えたら低い側です。

2つの寸法で迷うときは、ニットの丈を腰骨で止めたまま、ボトムの始まりだけ2〜3cm上げる「中間」の答えが使えます。腰が高い人の上の答えと、低い人の下の答えを半分ずつ取る形です。この中間で2週間過ごして、鏡で胴が気になればボトムを下げ、脚が気になればさらに上げてください。

どちらとも取れる人|ももとふくらはぎの両方に肉が付くとき

太ももの外側が腰骨より出て、かつふくらはぎも太い人は、裾の位置をどちらで決めるか迷います。この人は、靴の高さで決めてください。

底の厚い靴、またはヒールのある靴を履く日が多いなら、裾は足首の上で切ります。靴に高さがあるとふくらはぎの位置が持ち上がり、太さより長さが先に読まれるからです。底の薄い靴を履く日が多いなら、裾は膝下で止め、ふくらはぎは靴と同じ色のタイツで靴まで一色につなげます。

布は、どちらの場合も落ち感のある中くらいの厚さにしてください。両方に肉が付く人は下半身の面積が大きいので、薄い布は体の線を出し、厚い布は面積を広げます。中間の厚さだけが、どちらも起こしません。

秋冬の重さが上に来る人|ニットの首元で直す

ここまでは下半身の話でしたが、秋冬のウェーブには、上に重さが来て困る人もいます。厚手のニットを着ると、薄い上半身に布の厚みだけが乗り、胸から上が四角くなる人です。

この人は、ニットの厚さではなく首元を直してください。首の付け根から鎖骨のいちばん下の線まで、指で測って3本以上あるなら、首元を開けた形でも埋まりません。3本未満なら、首元は詰めて、代わりに袖口を手首の骨で止めてください。首元が詰まって袖も長いと上半身が布の塊になりますが、袖口を手首で切ると、腕の細さが上半身の薄さを支えます。

袖口の決め方は骨格別の手首と袖口の長さに、首元の折り返しの考え方は骨格別タートルネックの折り返しと編み地に分けてあります。

コートの丈|腰で一度触れるなら、長くしてよい

ウェーブに長いコートは向かないと言われます。向かないのは、重い布が肩から足首まで一直線に落ちる形です。ウェーブの体は肩が薄く、腰で一度くびれるので、直線の重い布は体に触れる所がなく、服だけが歩いているように見えます。

腰の高さで一度体に触れる形なら、丈は足首まで伸ばして構いません。共布のベルトを腰で結ぶ、後ろだけに絞りがある、腰の高さで切り替えがある。この3つのどれかがあれば、長い丈が沈みません。

ベルトを結ぶ位置は、腰が高い人はくびれそのまま、腰が低い人はくびれより3〜5cm上です。ニットとボトムの境目と、コートのベルトの位置がそろうと、重なった3枚の布が1本の線で体に触れます。

混合で迷っている人|主軸はウェーブで読んでよい

ストレートかウェーブかで割れている人は、この記事の答えを使ってよいか迷うと思います。この記事は、上半身が薄く、重心が下にあるという前提で書いています。鎖骨が見えて、胸より腰のほうに肉が付くなら、主軸はウェーブで読んで構いません。

鎖骨が見えず、胸に厚みがあるなら、主軸はストレートです。その場合、腰の高さの測り方は同じですが、ボトムの布は落ち感よりも張りのある布に変わります。2タイプで割れる人の主軸の決め方は骨格診断が2タイプで割れる人の主軸の決め方に書いています。

今日の1枚から確かめる

いま持っている秋冬のニットを1枚選び、腰骨のいちばん出た所に裾が乗るか見てください。乗るなら、下に落ち感のあるボトムを合わせて横から写真を撮る。それが今日の1枚です。

写真で胴が長く見えたら、ボトムの始まりを3cm上げてもう1枚。ももが気になったら膝下丈に、ふくらはぎが気になったら足首の上の丈に。測った2つの寸法に戻って、1か所だけ動かしてください。2か所同時に動かすと、どちらが効いたか分からなくなります。

よくある質問

骨格ウェーブの秋冬で、腰の高さと肉の付く場所を測ったあとに残る疑問をまとめました。

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よくある問い

Q. 骨格ウェーブなのに、短い丈のニットを着ると子どもっぽく見えます
短い丈そのものではなく、短い丈の下に来るボトムの布が軽すぎることが原因です。腰の位置が高い人が短い丈のニットを着ると、上半身がさらに短く見えて、下に続く布が薄いと全体が軽くなります。ニットの丈は腰骨のいちばん出た所で止めたまま、ボトムを秋冬の重さのある布に替えてください。目安は、裾を手で持って離したとき、2秒以内に元の形へ戻る布です。それで直らないときは、ニットの丈ではなく首元を1cm詰めるほうが効きます。
Q. 腰の位置が高いか低いか、自分では分かりません
横を向いて立ち、腰のいちばん細い所に指を当て、そこからへそまで指が何本入るかを数えてください。2本以上入れば高い側、1本以下なら低い側です。ちょうど1本半あたりで迷う人は、朝と夜で2回測ってください。夜のほうが細い所が下がるので、朝で2本・夜で1本という人は高い側で読んで構いません。両方1本なら低い側です。
Q. ロング丈のコートは骨格ウェーブに向かないと聞きましたが、秋冬は寒いので着たいです
着られます。向かないと言われるのは、丈が長いコートの中で、重い布が肩から足首まで一直線に落ちる形です。ウェーブの体は肩が薄く腰で一度くびれるので、直線の重い布は体に触れる所がなく、服だけが歩いているように見えます。長い丈を着るなら、腰の高さの位置で一度体に触れる形を選んでください。共布のベルト、後ろだけの絞り、腰の高さで切り替えがある形。それがあれば丈は足首まで伸ばして構いません。
Q. ももに肉が付く人とふくらはぎに付く人で、タイツの厚さは変わりますか
変わります。ももに付く人は、タイツの厚みを上げても見える所はスカートの下だけなので、厚さは寒さで決めて構いません。ふくらはぎから足首に付く人は、タイツが厚いほど脚の輪郭が一本の筒に見えやすいので、足首が見える丈か、足首の上で終わるブーツと組んでください。タイツだけで迷うなら、ふくらはぎのいちばん太い所と足首の差を測って、差が8cm以上あれば厚さは自由、8cm未満なら薄めで靴の高さを足すと決められます。

— メグラシ編集部

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