自分の骨格がわからない|鏡と写真で答えが変わる人は、横から見て決める

**鏡で見るとストレート、写真で見るとウェーブ、人に聞くとナチュラル。答えが3つあるなら、体ではなく「見る向き」が答えを変えています。**正面の鏡は体の厚みを消して平らに見せます。腕を伸ばした自撮りは、顔が近くて体が遠く、小さく細く写ります。他人は骨ではなく、いつも着ている服の形を見ています。
結論を言います。**鏡でわからない人は、鏡の前で横向きに立ってください。写真でわからない人は、カメラを胸の高さに置いて2m離れて横から撮ってください。人に言われてわからない人は、「どこを見てそう思ったか」を聞いて、部位で答えたものだけ使ってください。**どの手段でも、見る所は同じ2か所。鎖骨が首の付け根からどれだけ浮いているか、腰からお尻の厚みが前後にどれだけあるか。この2か所は、正面でも自撮りでも消えてしまう情報です。
横から見ても上半身と下半身で答えが割れる人は、それが答えです。無理に一つにしません。この記事は、見る手段ごとにどのタイプへ寄るのかを先に言い切って、答えを一つに戻すための1枚の撮り方を書き、それでも割れたときの持ち方で終えます。
なぜ鏡・写真・他人で答えが違うのか:見ている情報が違う
骨格のタイプを分けているのは、おおまかに3つの情報です。体の厚み(前後の奥行き)、骨の出方(鎖骨・手首・膝)、肉の付き方(上に付くか下に付くか)。
| 見る手段 | 見えている情報 | 消えている情報 | 寄りやすいタイプ |
|---|---|---|---|
| 正面の鏡 | 肩幅と腰幅の比、身長に対する脚の長さ | 体の厚み、腰からお尻の奥行き | ストレートに寄る(厚みが消え、幅だけで見るため) |
| 腕を伸ばした自撮り | 顔まわり、首から胸 | 体全体の大きさ、骨の張り | ウェーブに寄る(体が小さく細く写るため) |
| 他人の目 | 着ている服の形と雰囲気 | 服の下の骨と厚み | いつも着る服の形のタイプに寄る |
正面の鏡でストレートに見えた人は、厚みがあるからストレートなのではなく、幅の比でそう見えているだけかもしれません。自撮りでウェーブに見えた人は、骨が細いからではなく、レンズの距離で細く写っているだけかもしれません。だから答えが割れます。
鏡で見ている人:正面をやめて、横向きで鎖骨と腰を見る
鏡の前に立つとき、ほとんどの人は正面を見ます。正面で見えるのは、肩幅と腰幅の比と、脚の長さ。**厚みが見えないので、ストレートとウェーブの区別がつきません。**肩と腰の幅が同じくらいなら、正面ではどちらもストレートに見えます。
鏡の前で、体を90度回して横を向いてください。首を回して鏡を見ると首が曲がって鎖骨が動くので、目だけ鏡に向けます。見るのは2か所です。
**鎖骨。**首の付け根の、骨が始まる所から、肩に向かって鎖骨が浮いて影ができているか。影が肩まで続いているならナチュラル寄り、首の付け根だけ浮いて肩に向かって埋まるならウェーブ寄り、全体に埋まって影が薄いならストレート寄りです。
**腰からお尻の厚み。**横から見て、お腹の一番前の点と、お尻の一番後ろの点の距離です。手の指を広げて当てたとき、親指から小指まで(約18cm)より厚いならストレート寄り、それより薄くてお尻が後ろに下がっているならウェーブ寄り、厚みは中間で腰骨の張りが横に出ているならナチュラル寄りです。
正面で見ていた答えと、横で見た答えが違うなら、横の答えを採ります。正面は厚みを捨てた情報だからです。
写真で見ている人:腕を伸ばした自撮りは全員ウェーブに寄る
自撮りで骨格を見ようとする人は、腕を伸ばして撮ります。顔とカメラの距離が50cmほど、体はそれより遠い。**近い顔は大きく、遠い体は小さく写るので、どのタイプの人も肩が狭く、体が細く見えます。**自撮りでウェーブに見えるのは、体ではなくレンズのせいです。
鏡に写った自分を撮る人もいますが、これは鏡の「厚みが消える」と、写真の「距離がずれる」が重なるので使いません。
撮るなら、この条件です。
| 条件 | 数字 | 外れるとどう写るか |
|---|---|---|
| カメラの高さ | 胸の高さ | 顔の高さだと脚が短く写り、腰の高さだと肩が小さく写る |
| 距離 | 2m | 1m以内だと肩が大きく広がり、3m以上だと厚みが見えない |
| 向き | 横向き(真横)と正面の2枚 | 斜めは厚みと幅が混ざるので使わない |
| 服 | 体に沿う薄手の1枚 | 厚手のニットやゆるい服は骨を隠す |
| 撮り方 | テーブルや棚に置いてタイマー | 手持ちは距離が守れない |
見るのは横向きの1枚です。鎖骨の影と、お腹の前からお尻の後ろまでの厚みを、鏡の章と同じ基準で見ます。正面の1枚は、肩幅と腰骨の張りを見るためのもので、タイプを決める主役ではありません。
人に言われた人:「どこを見たか」を聞いて、部位の答えだけ使う
友人や家族や店の人に「あなたはナチュラルっぽい」と言われて、自分でそう思えない人は多いです。**他人が見ているのは、骨ではなく、その日に着ている服の形です。**ゆるい服の日が多い人はナチュラルと言われ、体に沿う服の日が多い人はストレートかウェーブと言われます。
他人の判断を使うなら、聞き返してください。「どこを見てそう思った?」
- 「肩が張っている」「手が大きい」「膝が目立つ」 ── 部位で答えている。骨を見ているので使える
- 「全体の感じ」「雰囲気」「着ている服がそう」 ── 服を見ている。使わない
部位で答えたものだけを、自分の横向きの写真と照らします。「肩が張っている」と言われて、横から見た鎖骨の影が肩まで続いていれば、それは一致です。影が首の付け根で止まっているなら、張って見えたのは服の肩の形です。
答えを一つに戻す1枚:横向き・2m・胸の高さ
ここまでの3つの手段で割れていた人は、同じ1枚を見れば一つに戻ります。横向き、2m、胸の高さ、体に沿う服。この1枚で見る2か所と、タイプごとの境目をまとめます。
| 見る所 | ストレート | ウェーブ | ナチュラル |
|---|---|---|---|
| 鎖骨の影 | 浅く、首の付け根でも埋まり気味 | 首の付け根だけ浮いて、肩に向かって埋まる | 首の付け根から肩先まで影が続く |
| お腹の前からお尻の後ろまでの厚み | 広げた手より厚い(約18cm以上) | 広げた手より薄く、お尻が後ろに下がる | 中間で、腰骨の張りが横に出る |
| 上半身と下半身の重心 | 胸の高さに厚みの中心がある | 腰より下に厚みの中心がある | 厚みの中心がなく、骨の張りが輪郭を作る |
2か所とも同じタイプを指しているなら、それが答えです。鏡・自撮り・他人で割れていた3つの答えのうち、この1枚と一致したものを残します。
正面の1枚は、肩幅と腰骨の張りだけに使う
横の1枚でタイプを決めたあと、正面の1枚を補助に使います。見るのは2か所だけで、タイプを決め直すためには使いません。
**肩幅。**肩先から肩先までの幅が、腰骨の一番張った所の幅より広いか。広ければ、どのタイプであっても、トップスの肩の縫い目は肩先に乗せるか少し外に落とす側です。
**腰骨の張り。**ウエストの一番細い所から腰骨の一番張った所まで、横に何cm広がるか。4cm以上広がるなら、ボトムスは腰骨で止まらず下に流れる形。4cm以内なら、腰骨に沿う形でも収まります。
正面でわかるのは幅だけです。横の1枚で出した答えと正面が食い違ったと感じても、正面の答えでタイプを変えないでください。幅と厚みは別の情報です。
横から見ても割れる人:上半身と下半身で別のタイプを持つ
鎖骨の影はナチュラルなのに、腰の厚みはストレート。鎖骨はウェーブなのに、腰はナチュラル。横から見ても、上と下で違うタイプを指すことがあります。
**これは、どちらかが間違っているのではなく、上半身と下半身でタイプが違う人です。**一つに決めようとして、どちらかを捨てると、捨てた側の服で外れます。
分けて持ってください。
- 上半身のタイプ(鎖骨・肩・胸の厚みで見たもの)── 首元の開き、肩の縫い目の位置、袖の長さを選ぶときに使う
- 下半身のタイプ(腰からお尻の厚み・太ももの形で見たもの)── ウエストの位置、着丈、スカートやパンツの形を選ぶときに使う
たとえば上半身ナチュラル・下半身ストレートなら、ニットは肩が落ちて袖が長めのものを、スカートは腰で張らず膝に向かってまっすぐ落ちるものを選びます。この組み合わせの服の選び方は骨格が混合タイプのニット|首元は鎖骨、袖は手首、丈は腰で選ぶに分けてあります。
日によって答えが変わる人:体重と姿勢ではなく、服と時刻を固定する
横から見る1枚でも、日によって答えが変わる人がいます。原因の多くは、その日に着ていた服と、撮った時刻です。
**服。**厚手のニットは鎖骨を埋め、ゆるい服は腰の厚みを隠します。撮るたびに服が違えば、答えも変わります。撮る服を1枚決めて、毎回それで撮ります。
**時刻。**夕方は朝よりお腹が前に出て、腰の厚みが1〜2cm増えます。朝に撮った1枚と夕方に撮った1枚で、ストレートとウェーブの境目にいる人は答えが割れます。撮る時刻を朝か夕方か、どちらかに決めます。
服と時刻を固定して、日を空けて2回撮って、同じ答えが出たものを採ります。2回で割れたら、3回目ではなく、上半身と下半身で分けて持つ側に回ります。2回やる手順そのものは、骨格診断の自己診断チェックリストは2回やる|日を空けて、一致した項目だけで決めるにあります。
鏡と写真で違って見えるのは、どのタイプの人に多いか
答えが割れやすいのは、タイプの境目にいる人です。
ストレートとウェーブの境目にいる人は、正面の鏡でストレート、自撮りでウェーブに割れます。腰の厚みが広げた手と同じくらい(約18cm)で、どちらとも取れる。この人は、鎖骨の影で決めます。影が首の付け根で浮いているならウェーブ、埋まっているならストレートです。
ウェーブとナチュラルの境目にいる人は、他人からナチュラルと言われて、自分ではウェーブに見える、という割れ方をします。鎖骨は浮いているが、肩先まで影が続くかどうかが微妙。この人は、手首の骨で決めます。手首の外側の骨が、袖口から見てはっきり突き出ているならナチュラル、丸く収まっているならウェーブです。
ストレートとナチュラルの境目にいる人は、鏡でストレート、他人からナチュラルと言われます。厚みはあるが、骨も張っている。この人は、膝で決めます。膝の皿の形が、脚の線の中で目立たず収まるならストレート、皿の輪郭が横から見てもはっきり出るならナチュラルです。
どの境目でも、決める部位は骨です。肉の付き方は体重で動きますが、骨は動きません。
自分の骨格がわからないまま、服を選ばなければならない日
答えが出るまで待てない日があります。横から撮る時間がない、服を今日買わなければならない。
その日は、**タイプを決めずに、2か所の寸法だけで選んでください。**首元は、鎖骨の一番低い所が見えるか見えないかの境で開きを決める。鎖骨が埋まり気味の人は見える開き、浮いている人は半分隠れる開き。丈は、腰骨の一番張った所に裾が当たる長さにする。これはどのタイプでも大きく外れない位置です。
タイプがわからないまま秋冬の服をそろえる手順は、骨格診断がわからないまま秋冬の服を選ぶ|2タイプの重なりで買う手順に分けてあります。
答えが出たあと:鏡・自撮り・他人の答えを捨てない
横から見た1枚で答えが出たら、割れていた3つの答えは間違いだったのかというと、そうではありません。
正面の鏡でストレートに見えたなら、あなたは正面から見られたとき、幅の比でストレートの印象を持たれます。横から見た結果がウェーブでも、正面で向き合う場面では、ストレート寄りの服の形が収まります。
自撮りでウェーブに見えたなら、顔まわりだけを見られる場面(写真、画面越しの会議)では、ウェーブ寄りの首元が収まります。
他人からナチュラルと言われたなら、あなたがいつも着ている服はナチュラルの形で、それがあなたの印象として他人に残っています。服を変えれば、言われるタイプも変わります。
骨格のタイプは一つでも、見られる向きごとに印象は違います。割れていた答えは、見られ方の記録として残しておくと、場面ごとの服選びに使えます。
それでも決まらないとき
横向きの1枚を撮って、服と時刻を固定して、2回撮って、それでも鎖骨と腰で違うタイプを指す。この人は、もう一度やり直す必要はありません。上半身と下半身で別のタイプとして、今日から服を選んでください。
一つに決まらないことを、診断ができていないと思う人が多いのですが、2つのタイプを分けて持っている人は、一つに決めた人より、服の選び方の精度が上がります。首元は上半身の答え、丈は下半身の答え。見る所が2か所に分かれるだけで、迷う所は増えません。
よくある問い
- Q. 鏡で見るとストレートに見えて、写真だとウェーブに見えます。どちらが本当ですか
- どちらも本当で、見ている向きが違うだけです。正面の鏡は体の厚みが消えるので、肩幅と腰幅の比だけが目に入ります。肩と腰の幅が同じくらいなら、正面ではストレートに寄って見えます。写真は自撮りだと顔が近くて体が遠く、体が細く小さく写るので、ウェーブに寄って見えます。どちらでもなく、横向きで、2m離れた所から、胸の高さに置いたカメラで撮った1枚を見てください。鎖骨が首の付け根からはっきり浮いているか、腰からお尻の厚みが前後にあるか。この2か所が、正面と自撮りの両方で消えている情報です。
- Q. 自撮りで骨格診断をしたいのですが、どう撮ればいいですか
- 腕を伸ばして撮る自撮りは、顔が近くて体が小さく写るので、どのタイプの人もウェーブ側に寄ります。使うなら、カメラをテーブルや棚の上に置いて、胸の高さに合わせ、タイマーで撮ってください。距離は2m。これより近いとレンズの広がりで肩が大きく写り、遠いと厚みが見えません。正面と横の2枚を撮り、見るのは横の1枚です。服は体に沿う薄手の1枚にして、厚手のニットやゆるい服は避けます。鏡に写した自分を撮るのは、鏡と写真の悪い所が重なるので使いません。
- Q. 友人に「ナチュラルっぽい」と言われましたが、自分ではそう思えません
- 他人が見ているのは、あなたの骨ではなく、いつも着ている服の形です。ゆったりした服を着る日が多い人は、骨格に関係なくナチュラルに見えます。逆に体に沿う服ばかり着ている人は、ストレートかウェーブと言われます。他人の判断を使うなら、服を変えて聞き直すのが一つ、もう一つは「どこを見てそう思ったか」を聞くことです。肩が張っている、手が大きい、と部位で答えられるなら骨を見ています。雰囲気、全体の感じ、と答えるなら服を見ています。部位で答えられたものだけを、自分の横向きの写真と照らしてください。
- Q. 横から撮っても、上半身と下半身で違うタイプに見えます
- それが答えです。上半身と下半身で違うタイプに見える人は、一つに決める必要がありません。上半身は鎖骨と肩と胸の厚みで見たタイプ、下半身は腰からお尻の厚みと太ももの形で見たタイプ、と分けて持っておきます。服を選ぶときは、首元と肩と袖は上半身の結果、ウエストの位置と丈は下半身の結果に合わせます。一つに決めようとして、どちらかの結果を捨てるほうが、服を選ぶときに外れます。
— メグラシ編集部





