骨格診断の手首の見方|丸いか平らか割れる人は、骨の数と時刻で決める

**手首の断面が丸ければストレート、平ら(楕円)ならウェーブ、骨が出ていればナチュラル。そう聞いて自分の手首を見て、丸くも平らにも見えて決まらない人へ。**割れているのは手首ではなく、見ている情報です。手首の断面は肉の量と時刻で形が変わりますが、骨の位置は変わりません。
結論を言います。**断面を見るのをやめて、指で触れて輪郭がわかる骨の数を数えてください。測るのは起きて1時間後、1回だけです。**痩せていて骨がどれも出る人は、骨の数ではなく骨と骨の間のへこみを見ます。肉で骨が埋もれる人は、手首を手の甲側に反らして、小指側に持ち上がる骨の形を見ます。朝と夜で手首の周囲が1cm以上違う人は、夜に見た形を答えに入れません。
それでも決まらない人は、手首を保留にして、同じ「骨の出方」の項目である鎖骨や膝ではなく、横から見た体の厚みに進みます。この記事は、手首で割れる人を3通りに分けて、それぞれの読み方を書きます。鏡と写真で答えが変わる人は自分の骨格がわからない人の横から見る決め方が先です。
なぜ手首で割れるのか:断面は肉と水分で変わり、骨は変わらない
手首の「断面」と言われているのは、手首のいちばん細いところを輪切りにしたときの形です。丸い筒か、横に広い楕円か、骨が角のように出ているか。この3つで3タイプに当てる説明は、骨の上に乗っている肉と皮膚が、人によって同じ厚さだという前提で成り立っています。
実際には、同じ骨の上に乗っている肉の量が人によって違います。痩せている人は、どのタイプでも骨が見えます。肉付きのよい人は、どのタイプでも断面が丸に近づきます。さらに、手首は時刻で太さが変わる場所です。立って過ごした夕方には、水分が下りてきて手首の周囲が増えます。つまり、断面を見ている限り、同じ人が朝と夜で違う答えを持ちます。
| 見ているもの | 肉の量で変わるか | 時刻で変わるか | 使えるか |
|---|---|---|---|
| 断面の形(丸・平ら) | 変わる | 変わる | 割れる人には使えない |
| 触れて輪郭がわかる骨の数 | 少し変わる | 朝ならほぼ変わらない | 使える |
| 骨と骨の間の皮膚の形 | 変わらない | ほぼ変わらない | 痩せている人に使える |
| 反らしたときに持ち上がる骨の形 | 変わらない | ほぼ変わらない | 肉で埋もれる人に使える |
割れる人がすることは、表の上の行を捨てて、下の3行のどれかに移ることです。どの行に移るかは、自分の手首がどのせいで割れているかで決まります。
先に時刻を固定する:起きて1時間後、1回だけ
骨の数を数える前に、測る時刻を決めます。自分の手首が時刻で変わる人かどうかを知るために、1日だけ3回測ってください。起きて1時間後、昼食の前、寝る前の3回、手首のいちばん細いところの周囲をメジャーで測ります。メジャーは皮膚に沿わせるだけで、締めません。
朝と夜の差が1cm以上あるなら、あなたの手首は時刻で形が変わる手首です。夜に見た「平ら」や「丸い」は、水分が作った形なので答えに入れません。この人は以降のすべての確認を朝に行います。差が5mm以内なら、時刻はいつでも構いません。5mmから1cmの間の人は、朝に測っておけば安全です。
一度決めたら、確認は1回で終えます。何度も見直すと、見るたびに違う答えが出て、また割れます。手首は1回測って、その結果を1票として数える場所です。
触って数える骨の数:見ないで、指で触れる
手首を見ないで、反対の手の指で触れてください。目で見ると、影と肌の色で骨があるように見えたり、ないように見えたりします。指で触れると、骨の輪郭があるかないかだけが伝わります。
触れる場所は4か所です。
- 小指側の出っ張り。手の甲を上にして腕を下ろしたとき、手首の小指側にある骨の山
- 親指側の出っ張り。同じ姿勢で、親指側にある骨の山。小指側より低く、少し手の方にずれている
- 手の甲の、手首に近いところの筋。指をまっすぐ伸ばしたときに立つ線
- 手首の内側(手のひら側)の、腕の中央を縦に走る骨の縁
押さずに、指の腹を乗せるだけで輪郭がわかるものを「触れる」と数えます。押して探さないと見つからないものは数えません。
| 触れる骨の数 | 寄るタイプ | ただし |
|---|---|---|
| 0〜1 | ストレート | 肉で埋もれる人は、次の項「反らして読む」へ |
| 2 | ウェーブ | 骨が低く、手首全体が薄いときに限る |
| 3〜4 | ナチュラル | 痩せている人は、次の項「骨の間を読む」へ |
数が2で、手首が厚い人は、ストレートとウェーブの間で割れている人です。この人は手首の縦の厚みと横の幅を測って、横を縦で割ります。1.1以下なら丸い筒なのでストレート、1.3以上なら平らなのでウェーブに寄せます。その間に入った人は、手首では決まらない人として保留にします。
分岐A:痩せていて骨が全部出る人は、骨の間のへこみを見る
痩せている人は、4か所すべてに触れます。この人が「骨が出ているからナチュラル」と読むと、ストレートやウェーブの人がナチュラルに流れます。骨が出ていることは、タイプの情報ではなく、肉が薄いという情報です。
見るのは骨の数ではなく、骨と骨の間です。小指側の出っ張りと親指側の出っ張りの間を、手の甲側から指でなぞってください。
- 間がはっきりへこんでいて、平らな面になっている → ナチュラル。骨の幅が広く、骨と骨の距離が長い手首
- 間のへこみが浅く、手首をひねると筒のように丸く張る → ストレート。骨の上の肉は薄いが、手首そのものが筒の形
- 骨は出ているのに手首が薄く、横幅だけが広い → ウェーブ。骨も手首も薄く、横に広がっている
ここで迷う人は、骨の間の幅を測ってください。小指側の出っ張りの頂点から親指側の出っ張りの頂点までの距離です。手首の横幅のおよそ8割以上を占めるならナチュラル、6割前後ならウェーブ、その間でへこみが浅いならストレートに寄ります。痩せている人は数値で分けた方が、見た目で分けるより割れません。
分岐B:肉で骨が埋もれる人は、反らして持ち上がる骨の形を見る
肉付きのよい人は、4か所のどれにも触れないことがあります。この人が「骨がないからストレート」と読むと、ウェーブやナチュラルの人がストレートに流れます。骨がない手首はありません。覆われているだけです。
手を軽く握って、手首を手の甲側にゆっくり反らしてください。反らすと、小指側の骨が皮膚の下から持ち上がってきます。持ち上がったものの形を見ます。
- 角があって、骨の形がそのまま出る → ナチュラル
- 丸い山として出て、押すと張りがある → ストレート
- 反らしてもほとんど出ず、手首全体が薄く平らなまま → ウェーブ
それでも読めない人は、手首を1票として数えません。手首が読めないことは診断ができないことではなく、手首という場所が、その人の体では情報を出しにくいというだけです。この人は肩から胸にかけての厚みに進みます。横から見て、胸の前後の奥行きが肩幅に対してあるならストレート、薄いならウェーブかナチュラルです。鎖骨の読み方は骨格ナチュラルの鎖骨の3か所に分けています。
分岐C:時刻で変わる人は、夜の形を答えに入れない
朝と夜で手首の周囲が1cm以上違う人は、夜に見た手首の形を捨てます。夜の手首には水分が乗っていて、骨の輪郭が覆われ、断面は丸に寄ります。この人が夜に見て「丸いからストレート」と読むと、朝に見れば骨が出ていたウェーブやナチュラルの人がストレートに流れます。
逆の流れもあります。夜に手首が張って、小指側の骨の周りだけが膨らんで見えると、骨が大きく出ているように見えてナチュラルに読んでしまう人がいます。朝に見れば骨は小さく、手首は薄いウェーブだったという人です。
この分岐の人の答えは、朝の値だけです。朝に測って骨の数を数え、分岐Aか分岐Bのどちらかに進みます。手首が時刻で変わる人は、鎖骨や足首も時刻で変わることが多いので、ほかの場所を見るときも朝に統一してください。
手首で割れたまま残った人:次に見るのは鎖骨でも膝でもない
ここまでで決まらなかった人は、手首を保留にします。次に見る場所を選ぶときに、同じ「骨の出方」の項目である鎖骨や膝に進むと、手首と同じ割れ方をします。痩せている人は鎖骨も膝も骨が出て見え、肉付きのよい人は鎖骨も膝も埋もれるからです。
次に見るのは、違う情報を持っている場所です。骨格のタイプを分けている情報は、おおまかに3つあります。骨の出方、体の厚み、肉の付き方です。手首は骨の出方の項目なので、次は体の厚みに進みます。
| 項目 | 見る場所 | 手首と同じ割れ方をするか |
|---|---|---|
| 骨の出方 | 手首・鎖骨・膝 | する。手首で割れたら後回し |
| 体の厚み | 横から見た胸の奥行き・腰の奥行き | しない。次はここ |
| 肉の付き方 | 二の腕・太もも・腰の上下どちらに付くか | しない。厚みの次 |
厚みと肉の付き方で答えが出た人は、手首をそのタイプに合わせて読み直してください。たいていは、保留にした手首がそのタイプの範囲に収まっています。収まらない人は、上半身と下半身で答えが分かれる混合タイプの可能性があります。混合の人の服の選び方は骨格が混合タイプのコートの選び方に分けています。
手首が決まらないまま、袖丈だけ先に決める
タイプが保留でも、袖の長さは決められます。袖の終わりの位置を決めているのは、タイプではなく手首の骨の位置だからです。
腕をまっすぐ下ろして、小指側の出っ張りの上端を反対の手の指で押さえます。長袖の基本の丈は、その骨の上端です。ここで止めると、3タイプのどれでも手首が重く見えず、骨も隠れすぎません。七分や九分にするときは、骨の上端から肘の方へ指2本分より上で止めます。骨のちょうど上に袖口がかぶる丈だけを避ければ、タイプが決まる前でも袖丈では失敗しません。
タイプが決まったあとの、袖口の形と素材の選び方は骨格の手首で選ぶ秋冬の袖口に分けています。手袋の丈は骨格診断別の手袋です。
どちらとも取れるとき:2回測って同じ側だけを採る
分岐AかBで読んでも、2つのタイプの間に見える人がいます。この人は、別の日の朝にもう1回だけ測ります。2回とも同じ側に寄ったなら、その側を手首の1票にします。2回で違う側に寄ったなら、手首は0票として数えず、厚みと肉の付き方で決めます。
3回以上測らないでください。測るたびに見方が変わって、答えがまた割れます。手首は、朝に1回、迷ったらもう1回だけ、の場所です。
手首で割れた人がすること
- 断面(丸い・平ら)を見るのをやめて、指で触れて輪郭がわかる骨の数を数える
- 測るのは起きて1時間後。朝と夜で周囲が1cm以上違う人は、夜の形を答えに入れない
- 痩せて骨が全部出る人は、骨と骨の間のへこみと、骨の間の幅が手首の横幅の何割かで読む
- 肉で骨が埋もれる人は、手首を反らして持ち上がる小指側の骨の形で読む
- それでも決まらない人は、鎖骨や膝ではなく、横から見た体の厚みに進む
- 袖丈は、小指側の骨の上端で止める。タイプが決まる前でもここなら失敗しない
手首は体のなかで、いちばん手軽に触れる場所です。手軽なぶん、時刻と肉の量に揺らされやすい場所でもあります。1回測って1票にする。それだけ守れば、手首はあなたの味方になります。
よくある問い
- Q. 手首が丸いのか平らなのか、見ても本当にわかりません
- 見るのをやめて、測ってください。手首のいちばん細いところで、縦(手の甲から手のひら側)の厚みと横(親指側から小指側)の幅を定規で測り、横を縦で割ります。1.1以下なら丸に近く、1.3以上なら平らに近い。1.1から1.3の間に入った人は、断面では決まらない人です。その場合は断面を捨てて、指で触れて輪郭がわかる骨の数を数える方に移ります。断面と骨の数の両方で決まらない人は、手首を保留にして、鎖骨か膝ではなく、横から見た体の厚みに進んでください。手首と同じ「骨の出方」の項目を重ねても、同じ割れ方をするだけです。
- Q. 朝は骨が出ているのに、夕方には埋もれて見えます。どちらが本当ですか
- 朝の方です。夕方の手首には、立って過ごした時間の分だけ水分が下りてきていて、骨の輪郭が覆われます。骨格診断で見たいのは骨の形と位置なので、覆いが薄い時刻に測ります。起きて1時間後、朝食をとる前後に測ってください。朝と夜で手首の周囲を測って1cm以上違う人は、夜に見た「平ら」や「丸い」を答えに入れないでください。差が5mm以内の人は、時刻を気にしなくて構いません。
- Q. 痩せていて、手首の骨がどれも出ています。ナチュラルということですか
- 骨が出ているだけでは決まりません。痩せている人は、どのタイプでも手首の骨が見えます。見るのは骨が出ているかどうかではなく、骨と骨の間の皮膚です。小指側の出っ張りと親指側の出っ張りの間を指でなぞって、はっきりへこんでいて平らな面があるならナチュラルに寄ります。へこみが浅く、手首をひねると筒のように丸く張るならストレートに寄ります。骨は出ているのに手首が薄く、横幅だけが広いならウェーブに寄ります。出ている骨の数ではなく、骨の間の形で分けてください。
- Q. ぽっちゃりしていて、手首の骨がどこにあるかわかりません
- 手を握って、手首を手の甲側にゆっくり反らしてください。反らすと、小指側の骨が皮膚の下から持ち上がってきます。持ち上がった骨に角があって、骨の形がそのまま出るならナチュラルに寄ります。丸い山として出て、押すと張りがあるならストレートに寄ります。反らしてもほとんど出ず、手首全体が薄く平らなままならウェーブに寄ります。それでも読めない人は、手首を1票として数えず、肩から胸の厚みに進んでください。手首が読めないことは、診断ができないことではありません。
- Q. 手首の答えが出ないまま、袖の長さだけ先に決めたいです
- 決められます。袖の終わりの位置は、タイプではなく手首の骨の位置で決まるからです。腕をまっすぐ下ろして、小指側の出っ張りの上端を指で押さえます。長袖はその骨の上端で止めるのが基本の丈で、ここなら3タイプのどれでも手首が重く見えません。七分や九分にするときは、骨の上端から肘の方へ、指2本分より上で止めます。骨の上に袖口がかぶる丈だけを避ければ、タイプが決まる前でも袖丈で失敗しません。詳しい決め方は、秋冬の袖口の記事に分けています。
— メグラシ編集部





