骨格9タイプ 自己診断|上下で寄りが割れる人は、困っている側で採る

**骨格診断の9タイプは、3タイプの主軸に「どちら寄りか」を足したものです。**寄りは肩先・腰骨・膝の3か所で自分で測れます。そして、上半身と下半身で寄りが割れたら、いま困っている服の側を採ります。
トップスの失敗が多い人は、上半身の寄り(肩先で測る)をトップスにだけ使います。ボトムスの失敗が多い人は、下半身の寄り(腰骨と膝で測る)をボトムスにだけ使います。寄りは全身で1つに決めなくてよく、上下で違ってよいものです。
トップスもボトムスも困っている人、どちらも困っていない人は、寄りを捨てて、主軸の3タイプだけで止めます。寄りは便利な補助線ですが、全身に広げると主軸が崩れます。ここから先は、寄りを測る3か所と、割れたときの採り方を順に書きます。
結論:寄りは3か所で測り、割れたら困っている服の側で採る
9タイプの自己診断で出てくる「ストレートのナチュラル寄り」「ウェーブのストレート寄り」といった結果は、主軸と寄りの2段で読みます。主軸は3タイプの診断と同じです。寄りだけが新しく増えた部分で、それは体の骨の出方で見ます。
| 困っている服 | 採る寄り | 使う場所 |
|---|---|---|
| トップスで失敗が多い | 上半身の寄り(肩先) | トップスの1か所だけ |
| ボトムスで失敗が多い | 下半身の寄り(腰骨・膝) | ボトムスの1か所だけ |
| 両方で失敗が多い | 寄りを捨てる | 主軸の3タイプだけで選ぶ |
| どちらも困っていない | 寄りは見なくてよい | 主軸のまま |
表は分岐の軸です。自分がどの行かを決めるには、まず3か所を測る必要があるので、その手順から書きます。
先に主軸が1つに決まっているかを確かめる
寄りを測る前に、主軸のストレート・ウェーブ・ナチュラルが1つに決まっているかを確かめます。主軸が2つで割れている人が寄りを測ると、「ストレートのウェーブ寄り」と「ウェーブのストレート寄り」の区別がつかず、診断が4つに増えます。
主軸が割れている人は、寄りを見る前に、服が余る場所で主軸を1つに決めてください。手順は骨格診断が2タイプで割れるに書きました。主軸がまだ無い人は骨格診断を自分で決めるから始めます。
主軸が1つに決まっている人だけ、次に進みます。
寄りを測る3か所:肩先・腰骨・膝
寄りは、骨の出方で見ます。見る場所は3か所で、上半身は肩先、下半身は腰骨と膝です。どの場所も、服の上からではなく、肌の上から指で触って決めます。
肩先は、腕を下ろして、肩の一番外側の骨を指で押します。骨が丸く小さく、肉に埋まって探さないと触れないならストレート寄りです。骨は小さいけれど薄く、押すとすぐ当たって平らに感じるならウェーブ寄りです。骨が大きく角があり、服の上からでも位置が分かるならナチュラル寄りです。
腰骨は、おへその高さから指を横にずらして、一番出ている骨を探します。見方は肩先と同じで、埋まって丸いならストレート寄り、薄く平らならウェーブ寄り、大きく角があるならナチュラル寄りです。
膝は、立ったまま膝の皿を触ります。皿が小さく丸く肉に囲まれているならストレート寄り、皿が小さく薄く、骨の輪郭が平らならウェーブ寄り、皿が大きく、膝の横の骨まで張っているならナチュラル寄りです。膝の皿が埋まって見えにくい人は骨格診断の膝の見方の座って見る手順を使ってください。
上半身の寄り:肩先の1か所で決める
上半身の寄りは、肩先だけで決めます。鎖骨や手首も見たくなりますが、鎖骨は主軸を決めるときに使った場所で、寄りの判定に重ねると答えが動きます。肩先1か所に絞ります。
肩先が主軸と同じ側を指すなら、上半身は「純粋」です。寄りは無く、トップスは主軸の決まりのままで選びます。
肩先が主軸と違う側を指すなら、その側が上半身の寄りです。たとえば主軸がストレートで肩先が大きく角があるなら、「ストレートのナチュラル寄り、上半身」です。
下半身の寄り:腰骨と膝の2か所で決める
下半身は腰骨と膝の2か所で見ます。2か所が同じ側を指すなら、それが下半身の寄りです。主軸と同じ側なら「純粋」、違う側ならその側の寄りです。
腰骨と膝が違う側を指す人は、膝を採ります。腰骨は体重の増減で埋まり方が変わりますが、膝の皿の大きさは変わらないからです。腰骨は参考に止めて、膝の判定を下半身の寄りとします。
上下で寄りが揃う人:そのまま9タイプの1つに入る
肩先と、腰骨・膝が、全部同じ側を指した人は、全身で1つの寄りが決まります。主軸と寄りを並べて、9タイプの1つに入ります。
この人は、寄りの側の服の決まりを、トップスとボトムスのそれぞれ1か所ずつ借りられます。借りる場所は後半に書きます。
寄りが全部「主軸と同じ」だった人は、純粋型です。寄りは無く、3タイプの決まりだけで足ります。9タイプの診断を受けて「結果が3タイプと同じだった」と感じる人はここに入り、それは診断が外れたのではなく、寄りが無いという正しい結果です。
上下で寄りが割れる人①:トップスで困っているなら、上半身の寄りを採る
肩先と膝が違う側を指した人は、ここからが本題です。上半身と下半身で寄りが違うのは、体としては普通のことで、どちらかが間違っているわけではありません。決めるのは「どちらを服に使うか」で、それは、いまどの服で失敗しているかで決めます。
トップスで失敗が多い人、つまり「襟元が決まらない」「肩が合わない」「ニットの厚みで迷う」人は、上半身の寄りをトップスに使います。下半身の寄りは、いまは使いません。
使い方は1か所です。主軸がストレートで上半身がナチュラル寄りなら、肩の落ち方だけをナチュラルの決まりに寄せます。肩線が自分の肩先より少し外に落ちる形を選び、襟の開きや素材の厚みはストレートのまま置きます。主軸がウェーブで上半身がストレート寄りなら、襟の開きだけをストレートの決まりに寄せ、素材の薄さや装飾はウェーブのまま置きます。
上下で寄りが割れる人②:ボトムスで困っているなら、下半身の寄りを採る
ボトムスで失敗が多い人、つまり「スカートの丈が決まらない」「パンツの腰回りが余る、またはつかえる」「膝の見え方が気になる」人は、下半身の寄りをボトムスに使います。上半身の寄りは、いまは使いません。
使い方も1か所です。主軸がウェーブで下半身がナチュラル寄りなら、丈だけをナチュラルの決まりに寄せて少し長く取り、腰の位置や素材の軽さはウェーブのまま置きます。主軸がナチュラルで下半身がストレート寄りなら、腰回りの布の量だけをストレートの決まりに寄せて減らし、丈や素材の表情はナチュラルのまま置きます。
上下で寄りが割れる人③:両方で困っている、またはどちらも困っていない
トップスもボトムスも失敗が多い人は、寄りを使うと直す場所が2か所になり、主軸の決まりが見えなくなります。この人は寄りを一度捨てて、主軸の3タイプの決まりだけで服を選び直します。主軸の決まりで外れた服の直し方は骨格別似合う服|外れた服を捨てる前にに書きました。
主軸だけで3か月ほど服を選び、失敗が片方に寄ってきたら、そのときに寄りを戻します。
どちらも困っていない人は、寄りを測った結果を知識として持つだけでよいです。いま合っている服を、寄りに合わせて替える必要はありません。
どちらとも取れるとき①:肩先の骨が、丸いのか角があるのか決められない
肩先を触って、丸いとも角があるとも言える人がいます。この場合、腕を横に水平に上げて、もう一度触ります。腕を上げると骨の角が立つので、上げて角がはっきりすればナチュラル寄り、上げても丸いままならストレート寄りかウェーブ寄りです。
丸いまま、で残った2つは、押したときの深さで分けます。肉の中に沈んで骨に届くまで押す必要があればストレート寄り、すぐ骨に当たればウェーブ寄りです。
どちらとも取れるとき②:日によって腰骨の出方が変わる
腰骨は、むくみや体重で埋まり方が変わります。朝と夜で違う、先月と今月で違う、という人は、腰骨を寄りの判定から外し、膝だけで下半身の寄りを決めます。膝の皿の大きさは、体重で変わりません。
膝も日によって見えにくい人は、座って膝の上の肉の寄り方で見ます。それでも決まらないなら、下半身の寄りは「無し」として、ボトムスは主軸の決まりだけで選びます。
寄りを服に使うのは、1か所だけ
9タイプの結果を手にすると、寄りの側の決まりを全部取り入れたくなります。それをすると、主軸の決まりと寄りの決まりが半々になり、どちらの良さも出ません。
寄りで借りるのは、トップスなら「肩の落ち方」「襟の開き」「素材の厚み」のうち1つ、ボトムスなら「丈」「腰回りの布の量」「素材の表情」のうち1つです。どれを借りるかは、いままで失敗してきた場所に合わせます。肩が合わなかったなら肩を、丈が決まらなかったなら丈を借ります。
借りた1か所で失敗が減ったら、それで止めます。減らなかったら、寄りの判定が間違っているのではなく、借りる場所を間違えた可能性が高いので、同じ寄りで別の1か所に替えます。
よくある行き違い
「9タイプで診断したら3タイプのときと結果が違った」という人の多くは、主軸ではなく寄りが変わっただけです。主軸が同じなら、服の選び方の土台は変わっていません。主軸そのものが変わったなら、それは9タイプの問題ではなく、主軸の判定が揺れているので、主軸を先に決め直してください。
「寄りがあるから、そのタイプの服も着られる」と広げるのは逆です。寄りは着られる範囲を広げるものではなく、主軸の決まりで合わなかった1か所を直すための補助線です。
「上半身と下半身で寄りが違うのはおかしい」と感じて、どちらかを捨てて1つにそろえる人がいます。そろえる必要はありません。違っていてよいと決め、困っている側にだけ使えば、診断は増えても迷いは増えません。
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よくある問い
- Q. 骨格診断の9タイプとは、3タイプとどう違うのですか
- ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプを主軸にして、それぞれに「純粋」「他の1タイプ寄り」「もう1つのタイプ寄り」の3つを足し、3×3で9に分けたものです。主軸の決め方は3タイプと同じで、寄りだけが新しく増えます。主軸がはっきり出ている人は、寄りを足しても服の選び方はほとんど変わりません。
- Q. 寄りはどこを見れば分かりますか
- 肩先の骨、腰骨、膝の3か所です。骨が丸く小さく、肉に埋まって触りにくければストレート寄り、骨が小さく薄く、触ると平らならウェーブ寄り、骨が大きく角があり、服の上からも位置が分かるならナチュラル寄りです。上半身は肩先、下半身は腰骨と膝で見ます。
- Q. 上半身と下半身で寄りが違いました。どちらが正しいですか
- どちらも正しいです。寄りは体の部位ごとに違ってよいもので、1つに決める必要はありません。決めるのは「服のどこに使うか」です。トップスで失敗が多いなら上半身の寄りを、ボトムスで失敗が多いなら下半身の寄りをその服にだけ使ってください。
- Q. 自己診断で主軸そのものが2タイプで割れます。寄りを見る意味はありますか
- 主軸が割れている段階では、寄りを見ても混乱が増えるだけです。先に主軸を決めてください。服が余る場所で主軸を決める手順は別の記事に書きました。主軸が1つに決まってから、寄りを3か所で見ます。
- Q. 寄りの結果は服にどう使えばいいですか
- 寄りが指す側の服の決まりを、1か所だけ借ります。たとえば主軸ストレートで上半身がナチュラル寄りなら、トップスの肩の落ち方だけをナチュラルの決まりに寄せ、襟の開きや素材の厚みはストレートのまま置きます。2か所以上借りると主軸が崩れるので、1か所に止めてください。
— メグラシ編集部





