骨格ウェーブ 足短い|膝上か膝下か、短い側で秋冬の丈と靴を分ける

**膝下の長さ(床から膝のお皿の下まで)が、股下の6割に届かない人は「膝下が短い」側です。**6割以上あるのに足が短く見える人は、膝から上、つまり腰の位置が低く見えている側です。骨格ウェーブで足が短いと感じる人は、このどちらかに入ります。
膝下が短い人は、**スカートの裾とブーツの履き口で、膝下を横に区切らないでください。**ふくらはぎの途中で止まる丈と、筒の太いブーツが、いちばん脚を短く見せます。裾は膝の上か、くるぶしまで下ろすかのどちらかにして、靴とタイツを同じ色でつなげます。
膝上が短く見える人は、ウエストを本来の位置より上で締めて、腰まわりの布を減らすのが先です。骨格ウェーブは重心が下に寄りやすいので、腰が低く見えると脚の付け根も下がって見えます。両方の人は、上と下で1か所ずつ直します。ここから先は、測り方と直し方を順に書きます。
骨格ウェーブが足を短く見られやすい理由
骨格ウェーブは、上半身が薄く、腰から下に柔らかい肉がつきやすいタイプです。そのため、体の重心が下に寄って見えます。
重心が下に見えると、脚の付け根も下に見えます。実際の股下の長さが同じでも、骨格ストレートや骨格ナチュラルの人より、脚が短く見えやすい。これが、骨格ウェーブで「足が短い」と感じる人が多い理由です。
ただ、短く見える場所は人によって違います。膝から下が実際に短い人もいれば、腰の位置だけが低く見えている人もいます。直す場所が違うので、先に測ります。
見分け方|股下と膝下を測る
用意するのはメジャーと、厚めの本を1冊。裸足で壁を背にまっすぐ立ってください。
- 厚めの本を脚の間に挟み、上の面を床と平行にして脚の付け根に当てる
- 本の上の面の高さを、床から測る。これが股下
- 膝のお皿の下の端を指で探し、そこまでの高さを床から測る。これが膝下
- 膝下 ÷ 股下 を計算する
| 膝下 ÷ 股下 | 入る側 | 先に直す所 |
|---|---|---|
| 0.6未満 | 膝下が短い | 足もと(裾・ブーツ・タイツ) |
| 0.6以上 | 膝上が短く見える | ウエストの位置と腰まわり |
たとえば股下が72cmで膝下が41cmなら、41 ÷ 72 は約0.57なので膝下が短い側です。股下72cmで膝下45cmなら、約0.63で膝上の側です。
この数字は服を選ぶための目安です。体の良し悪しを決めるものではありません。
膝下が短い人|膝下を横に区切らない
膝下が短い人は、膝から下に横の線が入ると、その短さが強調されます。横の線になるのは、スカートの裾、ブーツの履き口、パンツの裾、タイツと靴の色の切り替えです。
スカートの丈は、膝の上かくるぶしまで
いちばん避けたいのは、ふくらはぎのいちばん太い所あたりで止まる丈です。膝下の真ん中に裾の線が入り、膝下が2つに分かれて見えます。
選ぶのは、膝のお皿が半分隠れるくらいの丈か、くるぶしまでのロング丈です。膝の上で止めると膝下が一本の長い面になり、くるぶしまで下ろすと膝下そのものが見えなくなります。
ブーツは筒の細いものを、スカートの裾の中へ
秋冬のブーツは、履き口がどこに来るかで脚の見え方が変わります。膝下が短い人は、履き口がスカートの裾の中に隠れる長さにしてください。ブーツの履き口とスカートの裾の間に脚やタイツが見えると、そこにもう1本横の線ができます。
筒は足首から履き口まで細く、ふくらはぎに沿うものを選びます。筒の太いブーツは、膝下を横に広く見せて、さらに短く感じさせます。
タイツと靴は同じ色にする
黒いタイツに黒い靴、グレーのタイツにグレーの靴、というように、足首で色を切らないでください。足首に色の境目がなくなると、膝下が靴の先まで一本につながって見えます。
膝上が短く見える人|ウエストを上げて腰の布を減らす
膝下の比率は十分なのに足が短く見える人は、腰の位置が低く見えています。骨格ウェーブの重心が下に寄りやすい特徴が、そのまま出ている状態です。
ウエストは本来の位置より上で締める
おへその位置ではなく、おへそから指2本ぶん上で締めてください。骨格ウェーブは腰のくびれが高めにあるので、ここで締めると腰の位置が上がって見えます。
ハイウエストのスカートやパンツを選ぶか、手持ちのワンピースにベルトを足すだけでも効きます。ベルトは太すぎない、3cm以内の細めのものが合います。
トップスは短めか、前だけ入れる
トップスの裾が腰骨より下まで来ると、その裾の線が腰の位置になって見えます。トップスは腰骨より上で止まる丈を選ぶか、長いものはボトムスの中に前だけ入れてください。
秋冬の厚いニットを全部入れると、お腹まわりがふくらんで見えやすくなります。前だけ入れて、横と後ろは出しておくと、ウエストの位置だけが上に見えます。
腰まわりの布を減らす
腰まわりに布がたまると、そこが重く見えて、重心がさらに下がります。ギャザーやタックの多いスカート、腰に厚みのあるパンツは避けて、腰から下にすっと落ちる形を選んでください。
両方の人|上で1か所、下で1か所
膝下の比率が0.6に届かず、さらに腰の位置も低く見える人がいます。この人は、上と下で1か所ずつ直します。
- 上:ウエストをおへそから指2本上で締め、トップスを短めにする
- 下:タイツと靴を同じ色にして、膝下を区切らない
両方を一度に全部やろうとしなくて構いません。上の直し方は手持ちのボトムスのままでできるので、先に上から試してください。そのうえで、足もとの色をそろえます。
測っても短くない人|重心の見え方を直す
股下を身長で割って0.45以上あり、膝下の比率も0.6以上ある人は、脚の長さそのものは短くありません。足が短く見えるのは、重心が下に見えている、見え方の問題です。
この場合は、上半身に視線を集める直し方が合います。首元に小さなアクセサリーを足す、襟のあるトップスを着る、髪を上でまとめる。目が上に行くと、重心も上に見えます。重心の見え方そのものについては、股上やウエスト位置、靴と丈ごとに整理した記事が別にあります。
どちらとも言えない人の決め方
測った比率が0.58から0.62のあたりで、どちらとも言い切れない人もいます。そういう人は、手持ちの服で試して決めます。
同じ日に2通りの写真を撮ってください。
- 写真A:ウエストを高めに締めて、トップスを短めにする(膝上の直し方)
- 写真B:タイツと靴を同じ色にして、スカートを膝の上で止める(膝下の直し方)
2枚を並べて、脚が長く見えたほうがあなたの側です。どちらも同じくらいなら、両方を重ねてください。
秋冬のパンツの選び方
パンツは、入る側で裾の位置と形を変えます。
| 入る側 | 形 | 裾の位置 |
|---|---|---|
| 膝下が短い | センタープレスのある細めのストレート | 靴の甲にかかる長さ |
| 膝上が短く見える | ハイウエストで腰まわりがすっきりした形 | くるぶしの上 |
| 両方 | ハイウエストのセンタープレス | 靴の甲にかかる長さ |
膝下が短い人は、パンツの裾を靴の甲にかけて、足首で線を切らないでください。センタープレスの縦の線が、膝下を長く見せます。
膝上が短く見える人は、腰まわりをすっきりさせることを優先します。裾は、くるぶしの上で止めて足首を少し見せると、軽さが出て重心が上がります。
パンツ全般の選び方は骨格ウェーブのパンツに分けてあります。
秋冬のコートの丈
コートの裾も、脚の見え方に影響します。
膝下が短い人は、裾が膝の上で止まるか、くるぶし近くまで下りる丈を選びます。スカートと同じく、ふくらはぎの途中で止まるコートは膝下を区切ります。
膝上が短く見える人は、ウエストに絞りのあるコートを選んでください。前を開けて着るなら、中のウエストの位置が見えるようにします。腰まわりに厚みのあるコートは、腰の位置を下げて見せます。
コートの形全般は骨格ウェーブのコート|絞りと丈にまとめています。
まとめ|足が短い人の直し方は2つ
骨格ウェーブで足が短く見えると感じたら、先に股下と膝下を測って、短く見えている場所を見分けてください。
- 膝下が股下の6割に届かない人は、裾とブーツで膝下を区切らない
- 6割以上ある人は、ウエストを指2本上で締め、腰まわりの布を減らす
- 両方の人は、上と下で1か所ずつ直す
脚を長く見せる方法を全部試すのではなく、短く見えている側だけを直すこと。それだけで、骨格ウェーブの柔らかさを残したまま、脚の見え方は変わります。
よくある問い
- Q. 骨格ウェーブは足が短いタイプなのですか
- 骨格ウェーブだから足が短い、ということはありません。骨格ウェーブは上半身が薄く、重心が下半身に寄って見えやすいタイプなので、同じ脚の長さでも短く見えやすいだけです。実際に測ってみると、膝下が短い人、腰の位置が低く見えている人、測っても短くない人に分かれます。どこが短く見えているのかを先に確かめると、直す場所が一つに絞れます。測っても短くない人は、脚ではなく重心の見え方を直す側です。
- Q. 股下と膝下は、どこからどこまでを測ればいいですか
- 裸足で壁を背にまっすぐ立ち、床から測ります。股下は、床から脚の付け根の一番高い所まで。厚めの本を脚の間に挟んで、上の面を床と平行に当てると測りやすくなります。膝下は、床から膝のお皿の下の端まで。指でお皿の下のくぼみを探して、そこに印を付けてください。一人で測るのが難しければ、家族に頼むか、壁に貼った紙に印を付けてからメジャーを当てます。数字は1cm単位で十分です。
- Q. 膝下も膝上も短く見えるときは、どちらから直せばいいですか
- 先に膝上、つまりウエストの位置から直してください。腰の位置を上げる直し方は、服の上半分だけで済むので、手持ちのボトムスを変えずに試せます。ウエストを高めに締めて、トップスを短めにするか前だけ入れるだけです。そのうえで、足もとは靴とタイツを同じ色にして、膝下を区切らないようにします。上と下で1か所ずつ直すと、両方に効きます。
— メグラシ編集部





