ブルベ夏の服装|青み・柔らかい白・紺で決まる、まず揃える5色

ブルベ夏の服装は、青みのある明るく柔らかい色を顔のそばに置くと決まります。ラベンダー、ブルーグレー、ローズピンク、明るめの紺のように、青を含んでいて、少し灰色を溶かしたような穏やかな色が、ブルベ夏の肌の赤みを落ち着かせ、透明感を引き出します。鮮やかすぎる原色や、黄みの強いオレンジ・からし色は、顔だけが浮いたり黄ばんで見えたりしやすい色です。
白と黒の選び方にも、はっきりした答えがあります。白は真っ白より、少しだけ灰色かピンクを含んだ柔らかい白を選びます。黒は紺やチャコールグレーに置き換えます。真っ白と真っ黒の強い差は、ブルベ夏の穏やかな顔立ちに対して強すぎて、顔がきつく見えたり、目の下の影が深く見えたりする原因になります。
まず揃える基本の5色は、柔らかい白、ブルーグレー、明るめの紺、ラベンダー、ローズピンクです。そして大事なのは、ブルベ夏の「夏」は季節の名前ではないということです。秋も冬も、このタイプの人はこの5色の考え方で服を選びます。この記事では、秋冬の服を中心に、アイテム別・骨格別・顔タイプ別・年代別・季節別・場面別の組み方を整理し、メグラシのブルベ夏の個別記事への道案内としてまとめます。
ブルベ夏の服装で考えてよいかの見分け方
この記事は、パーソナルカラーがブルベ夏(サマー)と分かっている人、またはその可能性が高い人に向けて書いています。まだ自分のタイプがはっきりしない場合は、先にメグラシの無料パーソナルカラー診断で傾向をつかんでおくと、この先の表が自分のこととして読めます。
診断の前に手持ちの服で確かめたいときは、真っ白のシャツと、少しグレーがかった白のシャツ、それに黒と紺の服を1枚ずつ用意します。自然光の入る窓際で、鏡から50cmほど離れて、1枚ずつ顔の下に当て、5秒見ます。
| 確かめる点 | ブルベ夏の傾向 | ほかのタイプの傾向 |
|---|---|---|
| 真っ白を当てたとき | 白だけが前に出て、顔が一段暗く見える | 顔が明るく締まる(ブルベ冬寄り) |
| 柔らかい白を当てたとき | 頬の赤みが落ち着き、肌がなめらかに見える | 顔がぼやける(ブルベ冬寄り) |
| 黒を当てたとき | あご下と目の下の影が濃く、きつく見える | 顔が小さく締まる(ブルベ冬寄り) |
| 紺を当てたとき | 黒より顔が穏やかに見え、影が浅くなる | 違いがあまり出ない |
4つのうち3つ以上がブルベ夏の傾向なら、この記事の組み方をそのまま試してかまいません。真っ白でも柔らかい白でも同じくらいに見える人は、ブルベ冬との境目にいる可能性があります。見分け方の手順はブルベ夏の見分け方で、手首・白の映り方・金銀の3つから詳しく確かめられます。服で迷う場合の夏と冬の分け方は、ブルベ夏と冬の見分け方が手がかりになります。
まず揃える5色|柔らかい白・ブルーグレー・明るめの紺・ラベンダー・ローズピンク
ブルベ夏の服装を一から整えたいとき、最初に揃えるのは次の5色です。数を増やすより、この5色の明るさと柔らかさを正確にそろえることを優先します。
| 揃える色 | 色の条件 | 役割 | 最初の1枚の例 |
|---|---|---|---|
| 柔らかい白 | 真っ白より少し灰色かピンクを含む白。生成りのような黄みは避ける | 顔の下に光を集め、肌を明るく見せる | 薄手のニット、ブラウス |
| ブルーグレー | 青みを感じるグレー。中くらいの明るさ | 土台の色。何と組んでも喧嘩しない | カーディガン、パンツ |
| 明るめの紺 | 黒に近い紺ではなく、青がはっきり分かる紺 | 黒の代わりの引き締め役 | ボトム、ジャケット |
| ラベンダー | 灰色を少し含んだ薄紫 | 顔のそばに置く主役の色 | ニット、シャツ |
| ローズピンク | 青みのある落ち着いたピンク | 血色を足す差し色 | ニット、ストール |
この5色で、白とグレーと紺の土台に、ラベンダーかローズピンクを一色足す、という組み方ができます。手持ちの服がベージュや黒ばかりでも、顔のそばの1枚をこの5色のどれかに替えるだけで、印象が穏やかに変わります。
5色の具体的な色見本や、色の数値で確かめたいときは、ブルベ夏に似合う色にカラーチャートと、自分の3色を決める手順をまとめています。
服の色選びで外さない3つの物差し
ブルベ夏に似合う服の色は、次の3つの物差しで判断できます。色の名前を覚えるより、この3つで見るほうが、店頭でも手持ちの服でも迷いにくくなります。
1つ目は青みか黄みかです。同じピンクでも、青に寄ったローズピンクは頬の赤みになじみ、オレンジに寄ったサーモンピンクは肌が黄ばんで見えやすくなります。同じ緑でも、青みのあるミントは使え、黄みの強いオリーブは顔がくすみます。
2つ目は明るいか暗いかです。ブルベ夏は、明るめから中くらいの明るさの色が得意です。極端に暗い色は顔の影を深くし、極端に明るい真っ白は顔より服が目立ちます。
3つ目は柔らかいか鮮やかかです。ここがブルベ冬との最も大きな違いです。灰色を少し溶かしたような柔らかい色が肌の透明感と合い、原色に近い鮮やかな色は服だけが前に出てしまいます。
| 物差し | 似合う側 | 避けたい側 | 店頭での見方 |
|---|---|---|---|
| 青みか黄みか | 青み寄り | 黄み寄り | 白い紙の上に置き、紙が黄色く見えたら黄み寄り |
| 明るいか暗いか | 明るめ〜中くらい | ごく暗い、真っ白 | 目を細めて見て、黒に溶けたら暗すぎる |
| 柔らかいか鮮やかか | 灰色を少し含む | 原色に近い | 手持ちのグレーの服の横に置き、色だけ浮いたら鮮やかすぎる |
3つのうち2つ以上が似合う側に入っていれば、顔の近くに着てもまず問題はありません。1つしか入らない色は、ボトムや靴、バッグに回すと安心です。
似合う色と苦手な色の早見表
ここで、ブルベ夏の似合う色と苦手な色を、色の系統ごとに並べます。苦手な色は着てはいけない色ではなく、顔のすぐ下に置くと影響が出やすい色という意味です。
| 色の系統 | 似合う色 | 苦手な色 | 苦手な色を着るときの逃がし方 |
|---|---|---|---|
| 白 | 柔らかい白、灰色を含む白 | 真っ白、生成り | 首元に淡いグレーを挟む |
| 黒・紺 | 明るめの紺、チャコール | 真っ黒 | 黒はボトムと靴に回す |
| グレー | ブルーグレー、明るいグレー | 黄みのグレー | 顔から離して面積を小さく |
| 茶 | ローズブラウン、ココア | キャメル、こげ茶 | 顔の下にラベンダーを挟む |
| 赤 | ローズレッド、ラズベリー | 朱色、深いボルドー | 小物で少量だけ |
| 黄・橙 | レモンイエローの淡い色 | からし色、オレンジ | ボトムかバッグで |
| 緑 | ミント、青みのグレーグリーン | オリーブ、カーキ | 白のトップスと組む |
| 青・紫 | ラベンダー、水色、くすみブルー | 原色の青 | 柔らかい白と組んで強さを和らげる |
苦手な色が起こす顔の変化と、どこまでなら着られるかは、ブルベ夏に似合わない色でオレンジ・キャメル・黒それぞれについて整理しています。
「夏」は季節ではない|秋冬にこのタイプが迷う理由
ブルベ夏という名前から、夏の服の話だと思われがちです。しかし、パーソナルカラーの「夏」は、肌や髪や瞳の色の特徴を、夏の景色の色にたとえたタイプ名です。霧のかかった海、紫陽花、早朝の空のような、青みがあって柔らかい色の印象です。
このタイプの人がいちばん迷うのは、実は秋冬です。秋冬の売り場には、黒、こげ茶、キャメル、からし色、深いボルドーのような、暗くて黄みや深みの強い色が並びます。どれもブルベ夏にとって顔のそばでは扱いにくい色で、「秋冬になると顔色が悪いと言われる」「冬服だけ似合わない」という悩みにつながります。
ただし、秋冬に暗い色を全部避ける必要はありません。大切なのは、暗い色を顔のどこに置くかです。この記事では、季節別の章で秋と冬を厚く書いています。秋冬の悩みが強い人は、先にそちらから読んでもかまいません。
アイテム別の似合う色と避けたい色
ここからは、服のアイテムごとに似合う色と避けたい色を整理します。顔からの距離が近いアイテムほど色の影響が大きく、遠いアイテムほど自由に選べます。
| アイテム | 似合う色 | 避けたい色 | 顔からの距離 |
|---|---|---|---|
| コート | 明るめの紺、グレー、グレージュ、ローズブラウン | 真っ黒、キャメル、こげ茶 | 近い |
| ニット | 柔らかい白、ラベンダー、ローズピンク、ブルーグレー | からし色、オレンジ、真っ黒 | 近い |
| ブラウス・シャツ | 柔らかい白、水色、淡いラベンダー | 生成り、黄みのクリーム | 近い |
| パンツ | 紺、グレー、チャコール、オフホワイト | 黄みの強いベージュ、カーキ | 遠い |
| スカート | グレー、紺、ローズ系、くすみブルー | オレンジ寄りの茶 | 遠い |
| ワンピース | 紺、ブルーグレー、ラベンダー、ローズ | 黒の無地、からし色 | 近い |
| 靴 | グレー、紺、ローズベージュ、銀 | 明るい茶 | 遠い |
| バッグ・小物 | グレー、ラベンダー、オフホワイト、銀 | キャメル、金の大ぶりな金具 | 遠い |
アイテムごとの細かな選び方は、次の章から一つずつ見ていきます。
コートの選び方|秋冬のブルベ夏はここで決まる
コートは秋冬でいちばん面積が大きく、襟元が顔のすぐ下に来るアイテムです。ブルベ夏の最初の1着は、明るめの紺か、グレーをおすすめします。どちらも肌の赤みを落ち着かせ、中に何を着ても組み合わせが崩れません。
2着目を選ぶなら、グレージュ、ローズブラウン、くすんだ水色、淡いラベンダーが候補です。冬の定番のキャメルや黒のコートは、ブルベ夏が着ると顔が黄ばんだり沈んだりしやすい色です。ただ、すでに持っている人も多いはずです。キャメルを着るときは、髪の暗さと頬の赤みで、首元に何を挟むかが変わります。手順はブルベ夏のキャメルコートにまとめています。
色で迷ったときは、襟元と裾で許せる色の幅が違う、と考えると決めやすくなります。襟元は顔に近いので厳しく、裾は自由に。詳しい分け方はブルベ夏のコートの色で迷うで確かめられます。
コートの丈は、顔の明るさとは別に、体の形で選ぶと失敗しません。骨格タイプとの組み合わせは、後の章で整理しています。
ニットの選び方|杢と編み目の陰を見る
ニットは首元に直接触れるので、服のなかで顔映りへの影響がいちばん大きいアイテムです。まず柔らかい白かブルーグレーのニットを1枚、次にラベンダーかローズピンクを1枚、という順で揃えると失敗しにくくなります。
ブルベ夏の人がつまずきやすいのは、色そのものより、編み地が作る陰です。太い畝の編み目や、色の混ざった杢糸は、表面に細かい影を作ります。冬の弱い光の下では、その影が顔のくすみと重なり、顔がぼやけて見えやすくなります。冬にニットを着ると顔がぼやける人は、ブルベ夏のニットで、杢と編み目の陰から選ぶ方法を確かめてください。
編み地の目安は、目が細かくなめらかな表面のものです。うっすらした光沢があれば、肌の透明感がさらに引き立ちます。ざっくりした編み地が好きなときは、首元に柔らかい白のシャツの襟を出すと、顔の下に平らな明るい面ができて直ります。
ブラウス・シャツの選び方|白の種類で差がつく
ブラウスとシャツは、白の種類で顔映りが大きく変わるアイテムです。ブルベ夏に合うのは、真っ白から少しだけ柔らかさを足した白です。灰色を少し含んだ白、ほんのりピンクを含んだ白が使いやすい色です。
真っ白のシャツは、ブルベ夏の肌の横に置くと白だけが前に出て、顔が一段暗く見えることがあります。一方、生成りやクリームのような黄みの白は、肌がくすんで見えやすくなります。白の中間を選ぶ、と覚えておくと迷いません。
白以外では、淡い水色、淡いラベンダー、ごく淡いローズが使えます。柄のシャツなら、柔らかい白の地に、グレーや紺の細いストライプのように、地と柄の差が穏やかなものが合います。トップス全般の色と素材の選び方は、ブルベ夏に似合うトップスでさらに詳しく整理しています。
パンツの選び方|黒の代わりに紺とグレー
パンツは顔から遠いので、色の自由度が上がります。基本は紺、グレー、チャコール、オフホワイトです。黒のパンツは持っていても問題ありませんが、ブルベ夏の場合、上を明るい色にしたとき黒のボトムだけが重く見えやすいので、最初の1本は紺かチャコールにすると合わせやすくなります。
パンツは、顔の近くでは避けたい色の逃がし場所にもなります。ベージュやカーキのパンツを持っている人は、トップスを柔らかい白かラベンダーにすれば、全身として違和感なく着られます。
デニムは、色落ちしすぎない中くらいのブルーが合わせやすい色です。濃すぎるインディゴより、青がはっきり見えるものを選ぶと、ブルベ夏の穏やかな雰囲気に合います。ボトム全般の色とシルエットの考え方は、ブルベ夏のボトムスにまとめています。
スカートの選び方|揺れる素材でやわらかさを足す
スカートは、パンツよりも色と素材でやわらかさを出しやすいアイテムです。グレー、紺、ローズ系、くすみブルーが似合う色の中心です。
素材は、揺れて光を柔らかく返すものがブルベ夏の雰囲気に合います。秋冬なら、薄手のウールや起毛のある素材、光沢を抑えたサテンなどが候補です。プリーツは、陰影が細かく出るので、明るめの色を選ぶと重くなりません。
丈と形は、色とは別に体の形で選びます。色・素材・丈の選び方の詳しい話は、ブルベ夏に似合うスカートを参照してください。
ワンピースの選び方|一枚で顔まで届く色を選ぶ
ワンピースは、一枚で顔の真下から足元まで同じ色になるため、色選びがそのまま全身の印象になります。無地なら、紺、ブルーグレー、ラベンダー、ローズのように、明るめから中くらいの柔らかい色を選ぶと失敗しません。
黒の無地のワンピースは、顔から足元まで暗くなり、顔だけが浮いて見えやすくなります。着たい日は、首元に柔らかい白のカーディガンやストールを置くか、グレーのジャケットを羽織って、顔のそばに明るい面を作ります。
柄のワンピースは、地の色を基準に選びます。グレーや紺の地に白や淡いラベンダーの小さな柄が入ったものは、地と柄の差が穏やかで、ブルベ夏の得意な柔らかさをそのまま着られます。
靴とバッグと小物の選び方|グレーと銀を軸にする
靴とバッグは顔から遠いので、服ほど厳しく選ぶ必要はありません。ただし、全身のまとまりを左右するので、グレーか紺を軸にしておくと組み合わせが楽になります。
靴は、グレーか紺を1足目に、ローズベージュか銀を2足目にするのが使いやすい順番です。黒の靴は使えますが、全身が明るい色の日には足元だけ重く見えやすいので、ボトムを紺かチャコールにして段階をつけると自然です。
金具やアクセサリーは、金より銀のほうがなじみやすい傾向です。ただし、ニットの上に出すネックレスは、肌の色より服の面の明るさで決まる部分があります。選び方はブルベ夏は金か銀かで確かめられます。
秋冬の首元はマフラーで決まることも多いアイテムです。マフラーの色は、コートが暗いか明るいかで変えると顔が沈みません。手順はブルベ夏のマフラーの色にまとめています。
組み方の基本|明るさの段差を小さくする
ブルベ冬の組み方が「明暗の差を大きくする」なら、ブルベ夏の組み方は明るさの段差を小さくすることです。上下の明るさを近づけ、色同士をなじませると、顔立ちの穏やかさと服が揃います。
いちばん簡単なのは、同じ系統の色で濃さを変えるグラデーションです。たとえば、ラベンダーのニットに、グレーのパンツ、紺のコート。青紫からグレー、紺へと、隣り合う色の差が小さいので、全身がまとまって見えます。
もう一つは、白とグレーの間に一色だけ色を置く組み方です。柔らかい白のブラウスに、ブルーグレーのカーディガン、ローズピンクのストール。色を足すのは一か所だけにすると、ブルベ夏らしい上品さが崩れません。
組み方を色・素材・形の3つで整える考え方は、ブルベ夏のコーデ方程式にまとめています。また、色より先に生地の光り方で似合う・浮くが決まる場面もあります。その見方はブルベ夏の服選びで整理しています。
顔の下20cmの決め方|ここだけは色を厳しくする
服の色は全部を正確に選ぶ必要はありません。厳しく選ぶのは、あごの下から20cmほどの範囲だけです。この範囲は、人と向き合ったときに顔と一緒に目に入り、顔色に直接影響します。
| 顔からの距離 | 入るもの | 色の選び方 |
|---|---|---|
| 0〜20cm | 襟元、マフラー、ニットの首まわり、イヤリング | 5色か、似合う側の色だけ |
| 20〜50cm | トップスの胸から下、コートの前、バッグ | 似合う側の色が中心。苦手な色は少量なら可 |
| 50cmより下 | ボトム、靴 | 自由。黒やベージュもここに回す |
手持ちの服が黒やキャメルばかりでも、0〜20cmの範囲だけを柔らかい白やラベンダーにすれば、顔色は変わります。これはブルベ夏の秋冬の服装でいちばん使える考え方です。
どちらとも取れる色の決め方
似合う側にも苦手な側にも入りそうな色に出会ったら、次の順で決めます。ここが、色の表だけでは答えが出ない部分です。
まず、自然光の窓際で、鏡から50cm離れて、顔の下にその服を当てます。5秒見て、頬の赤みが落ち着いて肌がなめらかに見えるか、くすんで目の下の影が濃くなるかを見ます。落ち着けば顔のそばに、くすめば顔から離します。
次に、判断がつかないときは、その色と、すでに似合うと分かっている5色のどれかを並べて当てます。差が分からないなら、その色は似合う側に入れてかまいません。
| 迷いやすい色 | 似合う側に入る条件 | 苦手な側に入る条件 | 迷ったときの置き場所 |
|---|---|---|---|
| 紺 | 青がはっきり分かる明るさ | 黒に近い暗さ | ボトムとコート |
| ボルドー | 赤みが前に出ない、灰色を含む | 深く暗い、茶を含む | バッグか靴 |
| 茶 | ピンクを含むローズブラウン | 黄みの強いキャメル | 顔から20cm以上下 |
| からし色 | ほぼ無い | ほとんどの場合 | 小さな柄の一部 |
| ベージュ | 灰色を含むグレージュ | 黄みの強いベージュ | ボトム |
| 赤 | 青みのあるローズレッド | 朱色やオレンジ寄り | 小物で少量 |
色ごとの細かな境目は、個別の記事にまとめています。紺で沈む人と地味になる人の分け方はブルベ夏のネイビー、ボルドーが似合わない理由はブルベ夏のボルドー、からし色で顔が黄ばむかぼやけるかの分け方はブルベ夏のマスタードで確かめられます。茶色を顔のそばに置ける条件はブルベ夏の茶色の服、赤の着られる範囲はブルベ夏の赤にあります。
季節別|秋の服装は深みを足す順番を決める
秋は、売り場の色が一気に暗く、黄みに寄る季節です。ブルベ夏にとっては、何を足せばよいか迷いやすい時期でもあります。秋の服装は、深みを足す順番を決めておくと迷いません。
最初に足すのは、ボトムの深い色です。紺やチャコールのパンツ、くすんだローズのスカートなど、顔から遠い場所で秋らしい深さを作ります。トップスは、柔らかい白やラベンダーのまま残します。
次に足すのは、羽織りです。グレーのジャケット、ローズブラウンのカーディガン、くすんだ青のシャツジャケットなど、中くらいの明るさの色を選びます。最後に、小物で秋の色を少しだけ入れます。ボルドーのバッグや、こげ茶に近い靴は、この段階で使います。
| 秋の段階 | 足す場所 | 選ぶ色 | 顔のそば |
|---|---|---|---|
| 初秋 | ボトム | 紺、チャコール、くすみローズ | 夏の明るい色のまま |
| 中秋 | 羽織り | グレー、ローズブラウン、くすみ青 | 柔らかい白かラベンダー |
| 晩秋 | 小物、靴 | ボルドー、濃いグレー | 首元に明るい色を残す |
秋らしい色全体の扱い方は、ブルベ夏の秋ファッションにも整理しています。
季節別|冬の服装は暗い色を顔から離す
冬は、ブルベ夏がいちばん「顔色が悪い」と言われやすい季節です。理由ははっきりしていて、黒やこげ茶のコート、暗いニットが顔の下に集まり、さらに冬の光が弱く、肌の影が深く見えるからです。
冬の服装は、暗い色を顔から離すことが答えです。具体的には、コートを紺かグレーにし、マフラーとニットの首元を柔らかい白、ラベンダー、ローズピンクのいずれかにします。コートが黒しかない人は、マフラーだけでも明るい色にすると、顔の下20cmが明るくなり、印象が大きく変わります。
夜の屋外では、さらに顔の近くの明るさが効きます。街灯や店の明かりは上から当たるので、顔の下に明るい面があると、光を顔に返す役割をします。冬服全体の選び方は、濃い色の中から顔の下に置く1枚だけ明るさで選ぶ考え方をブルベ夏の冬服の選び方にまとめています。夜の外出が多い人は、ブルベ夏の冬服と夜の明るさもあわせて読むと、顔から20cmの明るさの作り方が分かります。
季節別|冬の素材で顔色を上げる
冬は色だけでなく、素材でも顔色が変わります。ブルベ夏に合うのは、表面がなめらかで、光をやわらかく返す素材です。細かい編み目のウール、起毛の短いカシミヤ調のニット、光沢を抑えたサテン、なめらかなジャージー素材などが候補になります。
一方、表面がごわついた素材や、毛足が長く影が多い素材は、冬の弱い光の下で顔のくすみと重なります。着たいときは、顔から離れたボトムやバッグに使うか、首元に平らな素材のブラウスやストールを挟みます。
| 素材 | 顔のそばでの見え方 | 使い方 |
|---|---|---|
| 細かい編み目のニット | 肌がなめらかに見える | トップスの中心に |
| 毛足の長い起毛素材 | 影が多く、顔がぼやけやすい | ボトムかコートの裾に |
| 光沢を抑えたサテン | 光を柔らかく返し、肌が明るい | ブラウス、スカーフに |
| 強い光沢の素材 | 服だけが光って前に出る | 小物で少量に |
季節別|春と夏は白の量で決まる
春と夏は、ブルベ夏にとって似合う色が売り場に並びやすい季節です。迷うことは少ないぶん、白の量に注意すると完成度が上がります。
春は、柔らかい白をトップスに使い、パステルのラベンダーや水色を足すと軽く見えます。真っ白の面積が大きすぎると、顔より服が目立ちます。白を大きく使いたい日は、灰色を少し含んだ白を選びます。
夏は、日差しが強いぶん、色が飛んで見えやすい季節です。淡い色ばかりで組むと全体がぼやけるので、紺かグレーをどこかに一か所入れて、輪郭を作ります。夏の装いの細かい話は、ブルベ夏の夏ファッションにまとめています。
場面別|仕事の服装は紺とグレーを軸に
仕事の服装は、信頼感と穏やかさの両方が求められます。ブルベ夏は、紺とグレーを軸にすると、黒のスーツよりも柔らかく、かつきちんとした印象になります。
インナーは柔らかい白か淡い水色、ジャケットは紺かグレー、ボトムはチャコールか紺。この3枚で、ほとんどの職場の服装が整います。差し色を入れたい日は、ラベンダーのインナーか、ローズピンクのスカーフを一か所だけにします。
黒のスーツを着る必要がある職場では、インナーを柔らかい白にし、首元に銀の細いネックレスを一本置くと、顔のきつさが和らぎます。
| 仕事の場面 | ジャケット | インナー | ボトム |
|---|---|---|---|
| 日常の勤務 | グレー | 柔らかい白、淡い水色 | 紺 |
| 来客・会議 | 紺 | 柔らかい白 | チャコール |
| 発表・面談 | 紺 | 淡いラベンダー | 紺 |
| 黒が求められる日 | 黒 | 柔らかい白 | 黒 |
場面別|休日の服装は柔らかい色を一色主役に
休日の服装は、仕事より自由に色を使えます。ブルベ夏の休日は、柔らかい色を一色だけ主役にすると、まとまりがありながら華やかになります。
主役の色は、ラベンダー、ローズピンク、ミント、くすんだ水色のどれかです。主役を決めたら、ほかの服はグレー、紺、柔らかい白でまとめます。主役を二色にすると、ブルベ夏の場合は全体がにぎやかになりすぎることがあります。
デニムを合わせる日は、デニムの青を主役の色と同じ系統と考えると組みやすくなります。たとえば、ラベンダーのニットに中くらいのブルーのデニム、グレーのスニーカー。青と紫が近い色なので、自然にまとまります。
場面別|式典の服装は紺とグレーに柔らかい光を足す
結婚式や入学式、卒業式のような式典では、黒や濃い色の服を着ることが多くなります。ブルベ夏は、黒ではなく紺かグレーを選べる場面では、そちらを選ぶと顔が穏やかに見えます。
招かれる側の装いでは、ラベンダー、ブルーグレー、ローズのドレスがブルベ夏の得意な色です。素材は、強い光沢より、光を柔らかく返すものが合います。アクセサリーはパールや銀の小ぶりなものが顔になじみます。結婚式に招かれたときの色とスタイルは、ブルベ夏の結婚式ゲストドレスで詳しく整理しています。
喪服のように黒しか選べない場面もあります。そのときは、光らない黒を選び、首元にパールのような柔らかい光を一つ置きます。黒を着るしかない日の整え方は、ブルベ夏で黒を着るしかない日にまとめています。
年代別|変えるのは色ではなく明るさと素材
ブルベ夏の似合う色の系統は、年代が変わっても基本は同じです。変えるのは、色の明るさと、素材の選び方です。
| 年代 | 色の明るさ | 素材 | 意識すること |
|---|---|---|---|
| 20代 | 明るめのパステルも使える | 軽い素材が中心 | 淡い色同士でも輪郭を残す |
| 30代 | 明るめ〜中くらい | なめらかな素材を増やす | 紺とグレーで土台を作る |
| 40代 | 中くらいを中心に | 光を柔らかく返す素材 | 顔の下に明るい面を一枚 |
| 50代以降 | 中くらい、首元は明るめ | 上質な表面感 | 首元とアクセサリーで光を足す |
20代は、淡い色を重ねても肌の明るさが服に負けにくい時期です。ただ、淡い色だけで組むとぼやけるので、紺かグレーを一か所入れて輪郭を作ります。
30代は、仕事の服と休日の服の両方が必要になる時期です。紺とグレーの土台をしっかり持ち、そこに柔らかい白とラベンダーを足していくと、場面を問わず使える組み合わせが増えます。
40代は、色の明るさを中くらいに寄せ、素材のなめらかさで上品さを足すと、落ち着きと明るさが両立します。顔の下に柔らかい白か淡いローズを置くことを習慣にすると、日々の印象が安定します。
50代以降は、首元の明るさとアクセサリーの光が、服の色と同じくらい印象を左右します。髪色の変化に合わせて服の色を整えたいときは、ブルベ夏の髪色【50代】で、髪と服の明るさのつり合いを確かめられます。
骨格タイプとの掛け合わせ
パーソナルカラーは色を決め、骨格タイプは形と素材を決めます。両方を組み合わせると、似合う服がさらに絞り込めます。骨格タイプがまだ分からない人は、メグラシの無料骨格診断で傾向をつかめます。
| 骨格タイプ | 得意な形と素材 | ブルベ夏の色の入れ方 |
|---|---|---|
| ストレート | 直線的な形、ハリのある素材 | 紺やグレーのきちんとした服に、柔らかい白のインナー |
| ウェーブ | 曲線的な形、柔らかく薄い素材 | ラベンダーやローズの柔らかい素材を上半身に |
| ナチュラル | ゆとりのある形、ざっくりした素材 | ブルーグレーやくすみ青の大きめの服を、首元だけ明るく |
骨格ストレートの人は、生地の腰で似合うかどうかが分かれます。ブルベ夏の柔らかい色を、ハリのある素材で着るのが基本です。詳しくはブルベ夏×骨格ストレートをご覧ください。
骨格ウェーブの人は、色と形のどちらで外れているかを見分けるのが近道です。自分で確かめる手順はブルベ夏×骨格ウェーブにあります。
骨格ナチュラルの人は、ざっくりした素材の陰で顔がくすみやすいので、首元だけはなめらかな素材にします。色とシルエットの合わせ方はブルベ夏×骨格ナチュラルにまとめています。
顔タイプとの掛け合わせ
顔タイプは、服のテイストを決める物差しです。同じブルベ夏でも、顔タイプによって似合う柄や形の雰囲気が変わります。顔タイプがまだ分からない人は、メグラシの無料顔タイプ診断で確かめられます。
| 顔タイプ | 得意なテイスト | ブルベ夏の色の使い方 |
|---|---|---|
| クール | すっきりした大人の雰囲気 | 紺とグレーを中心に、直線的な柄 |
| エレガント | 華やかで上品な雰囲気 | ラベンダーやローズに、ゆるやかな曲線 |
| キュート | やわらかく親しみやすい雰囲気 | 淡いピンクや水色に、小さな柄 |
| フェミニン | 女性らしく穏やかな雰囲気 | ローズや柔らかい白に、揺れる素材 |
顔タイプがクールの人は、ブルベ夏の柔らかい色を、すっきりした形で着ると大人っぽく整います。色とテイストの合わせ方はブルベ夏×顔タイプクールにあります。エレガントの人は、華やかさをブルベ夏の柔らかい色で上品に抑えると調和します。詳しくはブルベ夏×顔タイプエレガントをご覧ください。
キュートの人は、くすみ寒色とやわらかい甘さの組み合わせが似合います。考え方はブルベ夏×顔タイプキュートにまとめています。フェミニンの人は、揺れる素材とローズ系の色の相性がよく、詳しくはブルベ夏×顔タイプフェミニンで確かめられます。
黒とキャメルを持っている人の使い直し方
ブルベ夏の人でも、手持ちのコートやボトムに黒やキャメルが多いことはよくあります。全部を買い替える必要はありません。使い直し方は次の通りです。
| 手持ちの服 | 使い直し方 | 顔のそばに足すもの |
|---|---|---|
| 黒のコート | 前を開けて、中の明るい色を見せる | 柔らかい白かラベンダーのマフラー |
| 黒のボトム | そのまま使う | トップスを明るめの色に |
| キャメルのコート | 首元を覆う | グレーかローズピンクのストール |
| こげ茶のニット | 下に柔らかい白を重ね、襟元を出す | 白のシャツの襟 |
| からし色のスカート | トップスと靴をグレーにまとめる | 顔のそばはラベンダー |
ポイントは、苦手な色と顔の間に、似合う色を一段挟むことです。これだけで、手持ちの服の多くは着続けられます。
ブルベ夏に迷う人の判断の順番
ここまでの内容を、服を選ぶときの順番としてまとめます。店頭でも、朝の着替えでも、この順に考えると迷う時間が短くなります。
1つ目に、顔の下20cmに来る服を決めます。5色か似合う側の色から選びます。2つ目に、その服と明るさの段差が小さいボトムを選びます。3つ目に、羽織りやコートの色を、顔の下の色とボトムの間の明るさにします。4つ目に、小物で一色だけ足すか、全体をまとめます。
手持ちの服のなかで、自分がどのタイプとの境目にいるか分からないと感じる人は、イエベ秋との境目を手持ち5着で測る方法がブルベ夏とイエベ秋の服の分け方にあります。
まとめ|青みのある明るく柔らかい色を顔の下に
ブルベ夏の服装は、青みのある明るく柔らかい色を顔のそばに置くことが答えです。白は真っ白より柔らかい白、黒より紺やグレー。この3つを守れば、季節や場面が変わっても大きく外れません。
まず揃えるのは、柔らかい白、ブルーグレー、明るめの紺、ラベンダー、ローズピンクの5色です。この5色を土台に、秋冬は暗い色を顔から20cm以上下に回し、顔の下には明るい色を一枚残します。
迷う色に出会ったら、自然光の窓際で顔の横に当て、5秒で頬の赤みが落ち着くか、くすむかを見てください。落ち着けば顔のそば、くすめばボトムや小物へ。この確かめ方を繰り返すうちに、自分の手持ちの服の中で何が使えるかが、はっきり見えてきます。
よくある問い
- Q. ブルベ夏の服装で、最初に揃えるべき色は何ですか?
- 柔らかい白、ブルーグレー、明るめの紺、ラベンダー、ローズピンクの5色です。白とグレーと紺で土台を作り、ラベンダーかローズピンクを顔のそばに一色足すと、手持ちの服と合わせても顔まわりが明るく整います。
- Q. ブルベ夏は秋冬に何を着ればよいですか?
- 秋冬も暗い色を避ける必要はありません。コートやボトムに紺・チャコール・グレージュのような落ち着いた色を使い、顔の下20cmだけ柔らかい白やラベンダー、ローズピンクで明るさを足すと、冬でも顔が沈みにくくなります。
- Q. ブルベ夏は黒い服を着てはいけませんか?
- 着てかまいません。黒は顔から離してボトムや靴に回し、顔のそばには白かグレーの襟元を挟むのが基本です。喪服や式典で黒を着るしかない日は、光らない素材を選び、首元にパールのような柔らかい光を一つ置くと、顔のきつさが和らぎます。
- Q. ブルベ夏とブルベ冬の服の違いは何ですか?
- ブルベ夏は明るく柔らかい色、ブルベ冬は白黒と濃い鮮やかな色が得意です。真っ白と真っ黒を顔の下に当てて、きつく見えるならブルベ夏、締まって見えるならブルベ冬の傾向です。
— メグラシ編集部





