ブルベ夏とブルベ冬の服の分け方|同じ青みで分かれるのは沈む深さだけ

ブルベ夏とブルベ冬は、どちらも肌の下地に青みがあります。だから「同じブルベなのに、なぜ似合う色がこんなに違うのか」で止まる方が多くいます。
答えは単純です。下地の色みは同じで、分かれているのは明るさと澄み方の2つだけです。温度(黄みか青みか)では見分けられません。
📋 早見表|同じ青みで、何が分かれているか
| 軸 | ブルベ夏 | ブルベ冬 |
|---|---|---|
| 下地の色み | 青み(共通) | 青み(共通) |
| 明るさ | 浅い | 深い |
| 澄み方 | 濁り(霞む) | 澄み(はっきり) |
| 得意な紺 | グレイッシュな紺 | 濃く締まった紺 |
| 得意な黒 | 苦手(顔が負ける) | 得意(輪郭が締まる) |
共通しているのは1行目だけで、残りの3行はすべて分かれています。だからこの2つを混同すると、選ぶ色がまるで違う方向に振れます。
明るさ|浅いか深いか
ブルベ夏は肌・髪・瞳のコントラストが弱く、明るい色域が主戦場です。ブルベ冬はコントラストが強く、深い色域のほうが顔が締まります。
判定は簡単です。**手持ちのライトグレーと、チャコールグレー(または黒)**を顔の下に交互に当ててください。無彩色を使うのは、色みを混ぜずに明るさだけを見るためです。
- ライトグレーで顔が持ち上がって見える → 浅い側(ブルベ夏寄り)
- チャコールで輪郭が締まって見える → 深い側(ブルベ冬寄り)
- どちらも悪くない → 中程度の明るさが主戦場の可能性
澄み方|濁りかはっきりか
もう1つの軸は、色の澄み方です。ブルベ夏は霞んだ色(グレイッシュ、スモーキー)が得意で、ブルベ冬は澄んだ色(クリア、ビビッド)が得意です。
同じ系統の色で、澄んだ1枚と濁った1枚を用意して顔の下に当てます。澄んだほうで目元が締まるなら澄んだ側、濁ったほうで肌がなめらかに見えるなら濁った側です。
明るさと澄み方、この2つの組み合わせでブルベ夏とブルベ冬が分かれます。 浅い×濁りがブルベ夏、深い×澄みがブルベ冬です。
判定1|白い布を顔の下30cmに当てる
いちばん手早い判定です。白いシャツかハンカチを、顔の下30cmに水平に持ちます。窓際の自然光の下で、顎の下にできる影を見てください。
- 影が薄く、広く柔らかい → ブルベ夏寄り
- 影が濃く、輪郭がはっきりする → ブルベ冬寄り
3秒で決めてください。長く見るほど目が慣れて、どちらにも見えてきます。
判定2|手持ちの紺と黒を並べる
クローゼットから紺のトップスと黒のトップスを1枚ずつ出します。顔映りが良かった記憶がある方を思い出しながら、顔の下に交互に当ててください。
- 黒で顔が引き締まり、輪郭がはっきりする → ブルベ冬寄り
- 黒だけが強く浮いて、顔が色に負けて見える → ブルベ夏寄り
- 紺はどちらも悪くない → 紺は両方に馴染む色なので、判定材料には向いていません
紺で迷ったら黒で確かめる。 これが実用上いちばん早い順番です。
判定3|パステルカラーの霞み方
淡い色にも違いが出ます。手持ちの中から、いちばん淡いブルー系の1枚を選んでください。
- 粉っぽく霞んで見える(ラベンダーグレー、スモーキーブルー) → ブルベ夏寄り
- 澄んで薄く見える(アイスブルー、ペールブルー) → ブルベ冬寄り
同じ「淡い」でも、霞んでいるか澄んでいるかで読みが変わります。ここまで3つの判定で答えが揃えば、まず間違いありません。
買い足すときの優先順位
ブルベ夏とブルベ冬、どちらに寄っていても、優先して替えるべき場所は同じです。顔から30cm以内、つまりトップスの襟元、ストール、ピアスです。
ブルベ夏側なら、グレイッシュな紺、ローズグレー、ラベンダー系を。ブルベ冬側なら、濃紺、チャコール、パイングリーンのようなクリアな深色を、この順で1枚ずつ足していくと迷いが減ります。
ボトムスや靴は、どちらの側でも今まで通りで問題ありません。効くのは顔まわりだけです。
どちらとも取れるとき①|明るさは決まるが澄み方が割れる
明るさの判定(浅い/深い)は毎回同じ答えが出るのに、澄み方の判定だけ日によって変わる。これは珍しくありません。
この場合、澄み方の軸だけを保留にして、明るさの軸で服を選んでください。 たとえば浅い側で澄み方が読めないなら、霞んだ色と澄んだ色の中間にある「くすみのある淡色」(ダスティピンクなど)を主力にすると、どちらに転んでも大きく外しません。
澄み方が動く原因の多くは照明です。判定は必ず昼の窓際、化粧を落とした状態で行ってください。
どちらとも取れるとき②|2つの軸がどちらも中間
明るさも澄み方も、どちらもはっきりしない。この場合は中間帯にいる可能性が高いです。
中間帯にいる方が主力にすべき色は、濃すぎず淡すぎない紺です。紺は明るさの振れ幅が広く、どのブルベにも一定馴染むため、決めきれない期間の土台として使えます。
そのうえで、顔まわりの1点(ピアスやスカーフ)だけを、その日の顔色でブルベ夏側とブルベ冬側に振り分けると、両方の色を無駄にせず使えます。中間は「決まらない」ではなく「使える色の幅が広い」と捉えるほうが、日常の運用は楽になります。
避けたほうがいい組み合わせ
2つだけ挙げます。
- 深い色域の中に、霞んだ色を1枚だけ混ぜる。ブルベ冬の澄んだ服の中に、ブルベ夏の霞んだ色を1点入れると、そこだけ濁って見えます
- 浅い色域の中に、締まった黒を1枚だけ混ぜる。ブルベ夏の淡い服の中に黒を効かせすぎると、黒だけが強く浮きます
この2つを外せば、あとは明るさと澄み方の判定どおりに選んで問題ありません。
まとめ
ブルベ夏とブルベ冬は、下地の青みは同じで、分かれているのは明るさと澄み方の2つだけです。
白い布を顔の下30cmに当てたときの顎影、手持ちの紺と黒の沈み方、この2つで自分の寄りが見えてきます。どちらとも取れる場合は、紺を土台にして小物1点だけ日によって振り分ける運用が実用的です。
関連記事
- イエベ・ブルベがわからない|肌の色より先に見る5つの順番
- パーソナルカラー春夏秋冬の見分け方
- パーソナルカラー「どっちつかず・中間タイプ」とは
- ブルベ夏(サマー)完全ガイド
- ブルベ冬(ウィンター)完全ガイド
ライフスタイルから装いを選ぶ
「似合う」が見えたら、次は「いつ着るか」「どう続けるか」。 あなたの暮らしに合う装い方は、こちらから。
- 自分に似合う服がわからない人におすすめ
- 服選びの時間がない人におすすめ
- 服に失敗したくない人におすすめ
- 自分を大切にしたい人におすすめ
- ニーズ別ファッションサブスク 選び方ガイド — 育児・サステナブル・在宅・年代別など
— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. ブルベ夏とブルベ冬はどこで見分けますか
- 下地の青みは共通なので、そこでは見分けられません。分かれているのは明るさ(浅いか深いか)と澄み方(柔らかいか、はっきりしているか)の2つです。白い布を顔の下30cmに当てて、顎の影が薄く広く出るならブルベ夏寄り、輪郭がはっきり濃く出るならブルベ冬寄りです。
- Q. 紺と黒、どちらも着られる気がします
- 中間に近い方に多い感覚です。紺は両方に馴染みやすい色なので、判定の材料としては黒のほうが向いています。黒を顔の下に当てて、肌が締まって見えるならブルベ冬寄り、黒だけが強く浮いて顔が負けて見えるならブルベ夏寄りです。
- Q. パステルカラーはどちらも似合いますか
- パステルの中でも澄み方が違います。粉っぽく霞んだパステル(ラベンダーグレーなど)はブルベ夏、澄んで薄いパステル(アイスブルーなど)はブルベ冬が得意とする側です。同じ淡さでも、濁りがあるかないかで分かれます。
- Q. 判定が毎回違う色になります
- 光の条件が揃っていない可能性が高いです。判定は必ず昼間の窓際、自然光の下で行ってください。それでも割れるなら、明るさと澄み方のどちらか一方だけが中間にある状態です。その場合は、割れていないほうの軸を優先して服を選んで構いません。
- Q. どちらか決めきれないまま服を買ってもいいですか
- 構いません。紺・グレージュ・ローズベージュのような、明るさも澄み方も両方の中間にある色を土台にしておけば、どちらに転んでも大きくは外しません。決めきるより先に、外さない色を1枚増やすほうが実用的です。
— メグラシ編集部





