ブルベ夏のネイビー|沈む人と地味な人で紺の明るさを分ける

**ブルベ夏の紺で困る人は、2つに分かれます。**着ると顔が沈む、老けて見える人は、灰みのある明るい紺を選び、顔から胸より下へ離してください。着ると地味で、印象に残らないと感じる人は、濃い紺のままでよく、首元に白を挟んで強さを足してください。
分かれ目は、髪と肌の明暗差です。スマートフォンで顔を白黒写真にして、髪と頬の明るさがどれくらい離れているかを見ます。差が小さい人は濃い紺が顔の影を深くし、差が大きい人は明るい紺が顔に負けて、ぼんやりします。
ブルベ夏にネイビーが合うのは、紺がもともと青みの色だからです。けれど同じ「似合う色」でも、明るさが自分の顔の明暗差とずれると、沈むか地味になるかのどちらかが起きます。このページでは、まず自分がどちら側かを測り、秋冬のニットとコートで使う紺を1つに決めます。
結論:明暗差で紺の明るさを分ける
| 白黒写真で見た髪と肌 | 起きやすいこと | 選ぶ紺 | 置く場所 |
|---|---|---|---|
| 差が小さい(髪が明るめ・柔らかい色) | 顔が沈む・老ける | 灰みのある明るい紺 | 胸より下、または首元に明るい色を挟む |
| 差が中くらい | どちらも起きにくい | 中間の紺 | どこでも |
| 差が大きい(髪が黒に近い) | 地味・印象が残らない | 濃い紺 | 首元に白を挟んで顔の近く |
表は軸を示すためのものです。自分がどの行かは、次の写真で決めてください。
先に測る|白黒写真で髪と頬の差を見る
窓の近く、直射日光の当たらない場所で、正面から顔を撮ります。編集機能で白黒にして、髪のいちばん暗いところと、頬のいちばん明るいところを見比べてください。
髪が濃い灰で、頬が白に近い灰なら、差は中くらい。髪がほぼ黒で、頬が白に近いなら差は大きい。髪と頬がどちらも中間の灰で、境目がぼやけて見えるなら差は小さい側です。
迷ったら、白い紙を顔の横に添えて撮り直すと分かりやすくなります。紙の白と頬の白がほとんど同じに見え、髪も淡い灰なら、差が小さい側です。
顔が沈む人|灰みのある明るい紺を選ぶ
差が小さい人は、濃い紺を顔の下に置くと、紺の暗さが顔の影と重なります。目の下のくま、ほうれい線の影が強く見え、「疲れている」「老けた」と言われやすくなります。
選ぶのは、灰みのある明るい紺です。白い紙の横に置いて、紙と比べたときに「紺だ」と分かる程度の明るさ。真っ黒に近い紺ではなく、青い灰に寄った紺を選んでください。ブルベ夏の柔らかい青みと、紺の青が同じ向きに揃い、顔の影を強めません。
素材は、表面にわずかな凹凸のあるものが向いています。平らで光る生地より、光を散らす生地のほうが、紺の暗さが和らぎます。
顔が沈む人|濃い紺を手放さなくてよい置き方
すでに濃い紺を持っている人は、置く高さを下げれば使えます。胸より下に濃い紺を置くと、顔との距離が20cm以上あき、影が重なりません。
紺のスカートやパンツ、または紺のコートを開けて着て、首元から胸までを明るい灰や淡い青で埋めます。顔の下に明るい面を10cm以上作ってから紺を始める、と考えてください。
紺のニットを顔のすぐ下に着たいときは、襟元から白や明るい灰のブラウスの襟を出します。襟1つでも、顔と紺のあいだに明るい帯ができ、沈み方が変わります。
地味に見える人|濃い紺のまま、白で強さを足す
差が大きい人は、明るい紺を着ると、顔の明暗の強さに服が追いつきません。服だけがぼんやりして、全体の印象が薄くなります。これが「地味」の正体です。
選ぶのは、黒に近い濃い紺です。濃い紺は髪の暗さと揃い、顔の明るい部分を引き立てます。そのうえで首元に白を挟みます。白いシャツの襟、白いインナーの縁、白に近い明るい灰のマフラー。顔のすぐ下に、髪と同じくらいの強い明暗を作ると、紺が地味に見えなくなります。
地味に見える人|紺どうしを重ねない
差が大きい人がよくやるのが、紺のニットに紺のスカート、紺のコートと、紺を重ねる組み方です。同じ暗さが続くと、明暗の強さが体のどこにも出ず、遠目に一色のかたまりに見えます。
紺を使うのは上下どちらか一方にして、もう一方は白、明るい灰、淡い青のどれかにしてください。紺と白の差が、顔の明暗差と同じくらいの強さになると、服と顔が揃って見えます。
中くらいの人|紺の明るさより、生地の光り方で選ぶ
差が中くらいの人は、紺の明るさではあまり外れません。迷うのは生地です。ブルベ夏の柔らかさに合うのは、強く光らない生地。秋冬なら、細い糸の目の詰まったウールや、表面がなめらかなカシミヤ風の生地が向いています。
強く光る生地の紺は、顔の柔らかさに対して服が冷たく見えることがあります。光る素材を使うなら、小物やスカートなど面積の小さいところに留めてください。
コートの紺|首元に来る1枚は明暗差で選ぶ
コートは顔のすぐ下に、大きな面積で紺を置く服です。ニットよりも明暗差の影響を受けます。
差が小さい人は、灰みのある明るい紺のコートを選ぶか、濃い紺を選ぶなら襟のない形にして、首元に明るいマフラーを巻く前提にしてください。差が大きい人は、濃い紺のコートで構いません。ただし白か明るい灰のマフラーを持っておき、首元を紺だけで埋めない日を作ります。
ブルベ夏のコートの色全体の迷い方はブルベ夏のコートの色で迷うも参考になります。
どちらとも取れる人の決め方
写真で見ると差は小さいのに、着てみると地味に感じる人がいます。逆に、差は大きいのに、濃い紺で沈むと感じる人もいます。
この場合は、沈む・地味を感じたのが、どの時間帯かで決めます。屋内の照明の下や夕方以降に沈むと感じた人は、光が少ないときに影が強く出る体質なので、差が小さい側として扱い、明るい紺を選んでください。昼の屋外で地味に感じた人は、光が多いときに服が負けているので、差が大きい側として扱い、濃い紺に白を挟みます。
時間帯でも決まらない人は、紺の明るさは中間にして、首元に入れる色だけを日によって替えます。沈む日は明るい灰、地味な日は白。紺を2枚買うより、首元の布を2枚持つほうが外れません。
紺と合わせる色|ブルベ夏の側で選ぶ
紺に合わせるのは、どの側の人でも、ブルベ夏の柔らかい寒色が基本です。明るい灰、淡い青、ラベンダー、くすんだピンク。茶色やからし色を紺に合わせると、黄みが顔の近くに入り、ブルベ夏の顔色から離れやすくなります。
茶色を使いたいときは、灰みのあるココアのような茶を靴やバッグに留めてください。ブルベ夏が苦手な色の出方はブルベ夏に似合わない色にまとめています。
髪色を変えた人|紺の側も一緒に動く
明暗差は、髪の色で大きく変わります。黒に近い髪を明るい灰みの茶に染めた人は、差が大きい側から小さい側へ移ることがあります。去年まで似合っていた濃い紺のコートが急に重く感じたら、服ではなく髪のほうが動いたと考えてください。
髪を染めた日のあとに、もう一度白黒写真を撮り、自分がどの行にいるかを確かめます。差が小さい側へ移っていたら、手持ちの濃い紺は胸より下へ回し、顔の近くは明るい紺か明るい灰に替えます。逆に、明るい髪を暗く戻した人は、明るい紺がぼんやり見え始めるので、首元に白を足すところから直してください。
メイクで差を寄せる|紺を替えられない日に
制服や手持ちの1枚しかないなど、紺の明るさを替えられない日もあります。そのときは、顔の側で明暗差を寄せます。
沈む側の人は、目の下と口角の影を明るくするのが先です。目の下に、肌より少し明るいコンシーラーを薄く置き、頬の高い位置に青みのピンクの頬紅を入れます。影が浅くなると、濃い紺の暗さと重なりにくくなります。
地味に見える側の人は、眉と唇に強さを足すほうが効きます。眉を灰みの茶で少しはっきり描き、唇はローズ寄りの色を選んでください。顔の明暗が濃い紺の強さに追いつき、服だけが目立つ感じが消えます。
答え合わせ|紺を着て、顔だけ白黒写真にする
紺を着た日に、首元から上を白黒写真で撮ってください。紺の部分が髪と同じくらいの暗さで、顔の明るい部分がはっきり浮いていれば合っています。
紺の部分が顔の影とつながって見えたら、紺を明るくするか、下げます。紺の部分が顔より淡く見えたら、紺を濃くするか、首元に白を足します。写真1枚で、次に買う紺の明るさが決まります。
眼鏡をかける人|フレームの色も明暗差に数える
眼鏡をかける人は、フレームの色が顔の明暗差に加わります。黒や濃い色のフレームをかけている人は、写真で見た差より実際の差が大きくなり、濃い紺を顔の近くに置いても沈みにくくなります。
反対に、透明や淡い色のフレームをかけている人は、差が小さい側のまま考えてください。眼鏡をかける日とかけない日で迷いが出る人は、かけない日の顔で紺を選んでおくと、どちらの日にも外れません。
次に買う1枚|手持ちの紺と並べて決める
新しい紺を買う前に、手持ちの紺を全部、白い紙の上に並べてください。並べると、同じ「紺」でも明るさにかなり幅があることが分かります。
沈む側の人は、並べた中でいちばん明るい1枚を顔の近く用に残し、それより暗いものは下半身か外側に回します。いちばん明るい1枚でも沈むなら、次に買うのはそれより1段明るい、灰みの紺です。地味な側の人は逆に、いちばん暗い1枚を顔の近く用に残し、明るい紺はインナーやスカートに回します。
次の1枚は、並べた列の足りない端を埋めるつもりで選ぶと、同じ明るさの紺が増えていく失敗を避けられます。売り場では、手持ちの紺の写真を白い紙と一緒に撮っておき、その横に候補を当てて比べてください。
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よくある問い
- Q. ブルベ夏はネイビーが似合うと言われたのに、着ると老けて見えます
- 顔が沈む側に入っています。髪と肌の明暗差が小さい人は、濃い紺を顔のすぐ下に置くと、顔の影が強く見えます。灰みのある明るい紺に替えるか、同じ紺を胸より下に下げてください。
- Q. 紺のコートを1枚買うなら、どの明るさにすればいいですか
- コートは首元に来るので、明暗差で選びます。差が小さい人は、白い紙の横に置いて紺と分かる程度の明るい紺。差が大きい人は濃い紺で構いませんが、首元に白か明るい灰のマフラーを挟む前提で選んでください。
- Q. 黒の代わりにネイビーを着ればいいと聞きました。本当ですか
- 差が大きい人には当たります。黒より紺のほうが顔の青みと揃い、強さが和らぎます。差が小さい人は、濃い紺も黒と同じように顔を沈めることがあるので、紺なら何でも黒の代わりになるわけではありません。
- Q. スーツや制服で紺を避けられません
- 上着の色は変えられなくても、首元の色は選べます。差が小さい人は、上着の中に明るい灰か淡い青のブラウスを入れ、顔と紺のあいだに10cm以上の明るい面を作ってください。差が大きい人は白で足ります。
— メグラシ編集部





