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イエベ|春か秋かは清濁で分かれ、最初の1色は顔の下のベージュで決める

メグラシ編集部//読了 30分
ベージュ・キャメル・テラコッタのニットやストールを胸の前に重ねて、鏡の前で顔色の変化を見比べている女性

イエベとは、肌・髪・瞳の色に黄みの温かさが混ざって見える人のことです。「肌が黄色い人」ではなく、白い肌でも褐色の肌でも、血色が出たときにオレンジやピーチの方向に赤くなり、黄みのあるベージュを顔の下に置いたほうが肌がなめらかに見える人を指します。ここが分かれば、イエベ春かイエベ秋か、何色を買えばよいかは順番に決まります。

イエベ春とイエベ秋を分けるのは、黄みの強さではなく明るさと清濁の2軸です。顔の下に明るく澄んだコーラルやミルクティーのベージュを置いて肌が冴えて見えるなら春、深く落ち着いたキャメルやテラコッタで肌がしっとりなじむなら秋。春と秋はどちらも黄みを持つので、同じ色相で濃さを変えて比べるのが一番早い見分け方です。

最初に手に取る1色は、顔のすぐ下に置くベージュです。春寄りならミルクティーのような明るいベージュ、秋寄りならキャメルに近いベージュから入ると、春秋が決まる前でも大きくは外れません。黒やグレー、青みのピンクは「着てはいけない」のではなく、顔から離した場所で使えば問題ありません。以下で、見分け方から色の地図、髪色・メイク・骨格や顔タイプとの掛け合わせ、迷ったときの決め方まで順に案内します。

「黄み寄り」とは肌のどこがどう見えることか

イエベの「黄み」は、肌の色そのものが黄色いという意味ではありません。肌の下の血色や、髪・瞳の色に含まれる温かみの方向が、青みより黄みに傾いているという意味です。同じ明るさの肌を並べたとき、片方は少しクリームやピーチの方向に、もう片方は少しローズやラベンダーの方向にずれて見える。前者がイエベ、後者がブルベです。

確かめるときは、白い紙かコピー用紙を顔の横に当てて、自然光の入る窓際で鏡を見ます。白と比べたときに肌がクリーム色・黄みがかった色に見えるならイエベの傾向、ピンクや青みを帯びて見えるならブルベの傾向です。紙を当てずに肌だけを見ると、照明の色に引きずられて判断がぶれます。

もう1つ見やすいのは、頬が赤くなったときの色です。運動のあとやお風呂上がりに、頬がオレンジやサーモン寄りに赤くなるならイエベ、ローズやチェリー寄りに赤くなるならブルベの傾向があります。瞳の虹彩も、茶色の中に黄みや緑みが混ざって見えるならイエベ寄り、黒に近い焦げ茶や、グレーがかって見えるならブルベ寄りです。パーソナルカラー全体の4つの季節の考え方は、パーソナルカラーの4シーズン早見表で先に全体を見ておくと、この先の話が入りやすくなります。

自分で確かめる3つの動作と、無料診断の使いどころ

自己診断で使う動作は3つで足ります。1つ目は上で書いた白い紙との比較。2つ目は手首の内側の血管の色で、緑っぽく見えればイエベ、青や紫っぽく見えればブルベの傾向です。3つ目はアクセサリーで、ゴールドとシルバーを同じ場所に当てて、肌がなじんで見えるほうを選びます。ゴールドがなじめばイエベ寄りです。

動作イエベの見え方ブルベの見え方迷ったとき
白い紙を顔の横に肌がクリーム・黄みがかる肌がピンク・青みがかる窓際の自然光でやり直す
手首の血管緑寄りに見える青・紫寄りに見える冷えていると青く見えるので温めてから
ゴールドとシルバーゴールドで肌が明るくなじむシルバーで肌が澄むどちらも同じなら服の色で見る

3つのうち2つがそろえば、イエベと仮定して次に進んでよいです。3つが割れたときは、肌そのものではなく服の色で見分けるほうが確実なので、この記事の「春と秋の分かれ目」の節へ進んでください。また、質問に答えるだけで季節の候補を出せるメグラシの無料パーソナルカラー診断を先に使うと、自分の見え方と答えの差を比べられます。診断結果そのものではなく、自分の目との差を見るための道具として使うのが、いちばん迷いが減る使い方です。

イエベと決めきれないときに見る順番

イエベかブルベかの判定が割れる人は少なくありません。割れる理由はほとんどが「肌の色だけで決めようとしている」ことで、肌の明るさや日焼け、照明の色が判定に混ざってしまいます。順番を変えて、肌の色を最後に回すと決まりやすくなります。

見る順番は、頬の血色の方向、瞳の色、髪の地毛の色、唇の色、最後に肌の色です。血色・瞳・地毛の3つは日焼けや照明の影響が小さく、黄みか青みかの方向がそのまま出ます。この順番の詳しい見方は、イエベ・ブルベがわからないときに肌より先に見る順番にまとめています。チェック項目をそろえて、割れたときにどちらを優先するかを決める手順は、イエベブルベ診断を自分でする7つのチェックが詳しいです。

それでも決まらないときは、「黄みが強いか弱いか」ではなく「暖かい色と冷たい色のどちらで顔が冴えるか」を見てください。手持ちの服でコーラルとローズピンク、キャメルとグレー、オフホワイトと真っ白を、それぞれ顔の下に当てて比べます。3組のうち2組で暖かいほうが勝つなら、イエベとして進んで問題ありません。

春と秋を分けるのは明るさと清濁の2軸

イエベと仮定できたら、次は春か秋かです。ここで多くの人が「黄みが強いのが秋、弱いのが春」と考えますが、黄みの強さでは分かれません。春も秋も黄みを持っていて、分かれるのは明るさ(ライトかディープか)と清濁(澄んでいるか、くすみがあるか)です。

軸イエベ春イエベ秋自分で確かめる方法
明るさ明るい色で顔が冴える深い色で顔が引き締まる同じ黄みで明るい段と暗い段を当てる
清濁澄んだ色でツヤが出るくすみのある色で肌がなじむコーラルとテラコッタを当てる
似合う茶色ミルクティー・キャラメルキャメル・チョコレート茶色を明るい順に3段並べる
似合う白アイボリー・クリームエクリュ・生成り白のトップスを2枚重ねて首元で比べる
ゴールドの質感光るイエローゴールドマットなアンティークゴールド同じ指輪のツヤありとマットを比べる

いちばん分かりやすいのは、同じ黄みの色を明るい段と暗い段で用意して、顔の下に当てることです。明るいほうで肌にツヤが出て目がはっきり見えるなら春、暗いほうで肌が落ち着いてなじみ、目の色が深く見えるなら秋です。どちらも悪くない、という人は清濁で見ます。澄んだコーラルで顔が明るくなるなら春、くすみのあるテラコッタで顔がなめらかになるなら秋です。春と秋の境目を1軸で判断する12問のチェックは、イエベ春と秋の違いを清濁の1軸で決めるにあります。

春か秋かで迷ったときの決め方

春と秋の両方の色が似合う人は、実際に多くいます。この場合、「どちらか1つに決める」よりも、「どの色は春寄りで、どの色は秋寄りで持つか」を決めるほうが服選びは楽になります。

まず、顔の下に来るトップスの色だけで判断します。ボトムスやバッグは顔から離れているので、春でも秋でも影響が小さいからです。トップスの色を、ベージュ・ブラウン・白・赤系の4つで、それぞれ明るい段と深い段を当てて勝ち負けをつけます。4つのうち3つで明るい段が勝てば春寄り、深い段が勝てば秋寄りです。2対2なら、春の明るさと秋の深さの中間、つまり「中くらいの明るさで、少しだけくすみのある色」が自分の中心になります。服の色で春と秋を分ける細かな手順は、イエベ春とイエベ秋の服の分け方に、明るさの段差で見る方法をまとめています。

迷いが残っても、この段階で止まらないでください。春か秋かが決まらないままでも、次の節の「似合う色の地図」のうち、ベージュとブラウンは春秋で濃さが違うだけで同じ方向です。中間の濃さから入れば、どちらに決まっても買い直しになりません。

似合う色の地図:ベージュ・ブラウン・カーキ・オレンジ・コーラル・ゴールド

イエベに共通して似合う色の方向は、黄みを含んだ6つの系統です。この6つを、春は明るく澄んだ段で、秋は深くくすんだ段で持つと考えると、色の地図が1枚で済みます。

色の系統イエベ春の段イエベ秋の段置く場所
ベージュミルクティー・アイボリーベージュキャメル・サンドベージュ顔の下のトップス、コート
ブラウンキャラメル・ライトブラウンチョコレート・コーヒーコート、ボトムス、靴
カーキ・グリーン黄緑・ライトカーキオリーブ・モスグリーンアウター、ボトムス
オレンジ明るいオレンジ・アプリコットテラコッタ・パンプキン差し色、リップ
コーラルコーラルピンク・サーモンサーモンベージュ・レンガトップス、チーク、リップ
ゴールド光るイエローゴールドマットなアンティークゴールド顔まわりのアクセサリー

表は方向を示すためのものです。実際に選ぶときは、同じ系統の中で明るい段と深い段を顔の下に当てて、自分で勝ち負けをつけてください。春の人が秋の段を持つと重く、秋の人が春の段を持つと顔から浮いて見えます。それぞれの季節の色の全体像は、イエベ春の特徴と似合う色とイエベ秋に似合う色と服の色に、ベースと差し色の分け方まで書いています。

ベージュ:最初の1色はここから

ベージュを最初に選ぶ理由は、イエベ全員に合う方向の色で、春秋のどちらでも濃さを変えるだけで使え、しかも顔のすぐ下に置くトップスとして出番が多いからです。白よりも肌の黄みを受け止めてくれ、ブラウンよりも軽く、黒やグレーの服を着るときの「間の1色」にもなります。

選ぶときの基準は、自分の肌の色より少し明るいか、同じくらいの明るさのベージュです。肌より暗いベージュを顔の下に置くと、顔のほうが明るく浮いて、服だけが沈みます。手の甲にベージュの布を乗せて、布と手の甲の明るさがほぼ同じか、布が少し明るいものを選んでください。

春寄りの人はミルクティーのような、少し赤みの混ざる明るいベージュ。秋寄りの人はキャメルに近い、少し黄みの濃いベージュ。春秋が決まっていない人は、その中間の、クラフト紙を少し白くしたくらいのベージュから入ると外れにくいです。

ブラウン:春は明るく、秋は深く

ブラウンはイエベの得意な色ですが、「イエベだから茶色なら何でも似合う」は成り立ちません。春の人が深いチョコレートブラウンを顔の下に置くと、顔の明るさに対して服が重く、くすみが目立ちます。逆に秋の人が明るいキャラメルを着ると、服だけが軽く浮いて、顔に深みが出ません。

ブラウンを選ぶときは、明るい順に3段並べて、顔の下で比べてください。いちばん明るい段で目がはっきりするなら春、いちばん深い段で肌が落ち着くなら秋、真ん中で両方が成り立つなら春秋の中間です。春の人向けの茶色の選び方は、イエベ春の茶色に明るさの下限を書いています。秋の人で「茶色ばかりで重く見える」と感じる場合の抜け方は、イエベ秋の茶色ばかりで重いときの直し方に、明るさの差をつける方法をまとめています。

ブラウンはボトムスや靴で使うと、顔から離れるので春秋の差が出にくくなります。トップスで迷うブラウンは、ボトムスや靴に回すと、無駄にならずに使い切れます。

カーキとグリーン:黄みのある緑だけを選ぶ

緑はイエベにとって当たり外れが大きい色です。黄みを含むカーキ・オリーブ・モスグリーン・黄緑はなじみますが、青みを含むミントやエメラルド、ブルーグリーンは顔から離れて見えます。緑を見たときに「黄色を足した緑か、青を足した緑か」で分けると、迷いが減ります。

春の人は黄緑・ライトカーキ・若草色のような明るい緑、秋の人はオリーブ・モスグリーン・深いカーキが中心です。春の人が深いオリーブを着ると、ブラウンと同じく重く見えやすいので、顔から離してボトムスやアウターに回してください。秋の人は、カーキのアウターを顔まわりに置くと、肌の深みが出てまとまりやすい色です。

オレンジとコーラル:血色を足す色

オレンジとコーラルは、イエベの血色の方向と同じ色なので、顔の下に置くと頬の色が自然に見え、くすみが引きます。ブルベの人がこの色を着ると顔が黄ぐすみして見えますが、イエベの人は反対で、明るく血色が出ます。

春の人は、澄んだコーラルピンクやアプリコット、明るいオレンジ。秋の人は、テラコッタ、サーモンベージュ、レンガ色のようなくすみを含んだオレンジです。コーラルは春秋どちらにも段があり、「コーラルが似合う」と感じる人はイエベの可能性が高い色でもあります。コーラルの中でどの段が自分に合うかは、コーラルピンクが似合う人の見分け方で、明るさとくすみの軸で確かめられます。

服で大きな面に使うのに抵抗があれば、リップやチークから入ると差が分かりやすいです。顔の中心に置く色なので、春秋の違いが服より早く見えます。

ゴールド:アクセサリーは色よりツヤで分かれる

イエベのアクセサリーはゴールドが基本です。シルバーが似合わないのではなく、ゴールドのほうが肌の黄みと同じ方向に光るので、肌がなじんで明るく見えます。ただし、春と秋で合うゴールドの質感は違います。

春の人は、光沢のあるイエローゴールドや、小さめで光を反射する石を合わせると顔が明るくなります。秋の人は、マットで深い色のアンティークゴールドや、べっ甲・木・革のような素材感のあるものがなじみます。春の人がマットなゴールドをつけると顔に対して重く、秋の人がピカピカのゴールドをつけると、顔より金属が目立ちます。

顔まわりに置くピアスやネックレスは、服より小さい面積でも顔色への影響が大きい場所です。季節ごとのアクセサリーの選び方と、ゴールドとシルバーの混ぜ方は、パーソナルカラー別のアクセサリーの選び方に、金属・石・素材の順でまとめています。

最初に買い足す順番:顔の下から離れていく

イエベと分かって服を買い足すなら、顔から近い場所から順番に変えていきます。顔の下のトップス、顔まわりのアクセサリー、リップ、髪色、コート、ボトムス、靴の順です。顔から離れた場所ほど色の影響が小さいので、ボトムスや靴は手持ちのまま最後まで残して問題ありません。

順番場所最初に選ぶ色手持ちが使えるか
1顔の下のトップス自分の季節のベージュ1枚だけ買い足す
2顔まわりのアクセサリーゴールド(春はツヤ、秋はマット)1組あればよい
3リップコーラル(春は澄んだ、秋はくすんだ)1本から
4髪色黄みのあるブラウン次の美容室の予約で
5コート・アウターベージュかキャメル、カーキ手持ちの黒は顔から離せば使える
6ボトムス・靴そのまま全部使える

この順番にすると、最初の1枚で顔色の変化が見え、残りは急がずに進められます。全部を入れ替える必要はなく、顔の下に来る1枚と、顔まわりの小物を変えるだけで、手持ちの服の見え方が変わります。

苦手な色の考え方:「着ない」ではなく「顔から離す」

イエベが苦手とされる色は、黒・グレー・青みのピンク・紫寄りのネイビー・真っ白などの、青みを含む色や、黄みを吸い込んで顔を暗く見せる色です。ただし、これらは「着てはいけない色」ではありません。顔のすぐ下に大きな面で置くと影響が出るだけで、顔から離せば問題なく着られます。

考え方は1つで、首の下およそ30cmの範囲に、自分に合うベージュ・ブラウン・オフホワイトのどれかを1枚はさむことです。ストール、インナー、ジャケットの襟、ネックレスのどれでもよく、苦手な色と顔の間に「間の1色」を置くと、苦手な色の影響が止まります。場所ごとの距離の目安は、イエベに似合わない色の服を顔から30cm離して着る方法に、トップス・ボトムス・小物に分けてまとめています。

黒の扱い方:黒コートと黒ニットは「間の1色」で着る

黒はイエベの肌の黄みを相対的に強く見せ、くすみや目の下の影を目立たせやすい色です。特に春の人は顔の明るさと黒の重さの差が大きく、顔だけが浮くか、服だけが重く沈むかのどちらかになりやすいです。秋の人は春よりは黒がなじみますが、それでも黒を顔の下に直接置くと、肌の深みが「くすみ」に見える方向に転びます。

黒を着るときは、黒と顔の間にベージュかキャメル、オフホワイトのインナーかストールを1枚入れてください。黒のコートなら中のトップスをベージュに、黒のニットなら上にベージュのストールを巻く。これだけで黒はイエベの服として使えます。黒コートと黒ニットの着方は、イエベ春の黒の着方に、顔からの距離と間の1色の選び方を書いています。

グレーの扱い方:黄みと明るさで灰を選ぶ

グレーも青みを含む色なので、イエベには難しいとされますが、グレーの中にも黄みを含むものがあります。ベージュ寄りのグレージュ、少し黄みのあるウォームグレー、カーキ寄りのグレーは、イエベでも顔の下に置けます。避けたいのは、青みを含むブルーグレーや、真っ黒に近いチャコールグレーだけです。

春の人は明るいグレージュ、秋の人は中くらいから深めのウォームグレーが中心です。春の人が深いチャコールを着ると黒と同じく重く、秋の人が明るいライトグレーを着ると顔より服が白く浮きます。灰色の中で黄みのあるものを選ぶ方法は、イエベ春のグレーの選び方に、ニットとコートの例でまとめています。

青みピンクとネイビー:外すのは1本だけ

ピンクはイエベが苦手というわけではなく、青みを含むローズピンクやフューシャ、ラベンダーピンクが顔から浮くだけです。黄みを含むコーラルピンク、サーモンピンク、ピーチはイエベの得意な色です。ピンクを選ぶときは「黄色を混ぜたピンクか、青を混ぜたピンクか」で分けてください。青みピンクを着たいときは、顔から離してスカートやバッグに回せば問題ありません。

ネイビーも同じで、イエベに合わないのは紫寄りの紺1本だけです。緑みのあるネイビーや、少し明るいネイビーは、イエベでも顔の下に置けます。ネイビーの中でどれを外すかは、イエベのネイビーの選び方に、紫寄りの紺を見分ける方法を書いています。

服の入口:手持ちの服を顔の下で仕分ける

イエベと分かったら、新しく買う前に手持ちの服を仕分けます。やることは1つで、トップスを1枚ずつ顔の下に当てて、肌が冴えるか沈むかで2つに分けるだけです。鏡の前で、トップスを顔のすぐ下に当て、肌の色と目の輪郭を見ます。肌がなめらかに見え、目がはっきりするなら「顔の近くで着る服」、肌がくすんで見え、目の下に影が出るなら「顔から離して着る服」です。

「顔から離して着る服」は捨てる必要はありません。ボトムスとして使う、インナーに間の1色をはさむ、ストールで首元を変える、のどれかで着られます。トップスで迷う色は、ボトムスやアウターに回すと生きます。

秋冬の服で特に沈みやすいのは、深い色のニットとダークカラーのコートです。春の人は秋冬の服が重く見えやすく、秋の人は逆に、明るい冬服で顔が浮きやすい。春の人が秋冬の服を選ぶときの明るさの目安は、イエベ春の冬服の選び方に、秋の人が冬服で深みを出し過ぎないコツは、イエベ秋の冬服の選び方にまとめています。

髪色の入口:黄みのあるブラウンを、春は明るく秋は深く

髪色は顔のすぐ隣に大きな面で置く色なので、服以上に顔色への影響が大きいです。イエベの髪色の基本は、黄みのあるブラウン。春の人は明るいミルクティーベージュ、キャラメル、オレンジブラウン。秋の人は深いチョコレート、オリーブブラウン、マロンのような、くすみと深みのある色です。

避けたいのは、青みのあるアッシュ系の髪色と、紫みのあるラベンダー系です。肌の黄みに対して髪が青く見え、顔が黄ぐすみして見えます。明るさを変えるときも、黄みの方向を保てば、イエベの肌とのつながりは残ります。

暗めの髪色にしたいときは、春と秋で「どこまで暗くできるか」の下限が違います。春の人は暗くし過ぎると顔が沈み、秋の人は暗い髪が得意です。暗めの髪色の下限と、暗くしても顔が沈まない方法は、イエベの暗めの髪色の下限にまとめています。季節ごとの髪色の全体像は、イエベ春の髪色とイエベ秋の髪色で、明るさの段ごとに見られます。

メイクの入口:リップとチークはコーラルから、アイシャドウはブラウンから

メイクは服より小さい面積ですが、顔の中心に置く色なので、春秋の違いがいちばん早く見えます。入口はリップとチークで、どちらもコーラル系から始めると外れません。春の人は澄んだコーラルピンクやアプリコット、秋の人はテラコッタやサーモンベージュ、レンガ色です。

アイシャドウはブラウンが基本で、春は明るいベージュブラウンやゴールド、秋は深いブラウンやカーキ、ブロンズです。ベースメイクは、ピンク系の下地より、黄みのあるベージュかイエロー系の下地のほうが肌になじみます。春秋それぞれのリップの選び方は、イエベ春のリップとイエベ秋のリップに、質感と明るさの軸で書いています。

リップは1本から試せるので、服を買う前に春か秋かを確かめる道具としても使えます。澄んだコーラルで顔が明るくなるなら春、くすんだテラコッタで肌がなじむなら秋です。

骨格診断との掛け合わせ:色が決まってから形を重ねる

パーソナルカラーは色を決めるもので、骨格診断は形と素材を決めるものです。この2つは別の軸なので、両方を同時に満たす服を探そうとすると選べる服がなくなります。順番は、色を先に決め、その色の中で骨格に合う形を選ぶ、です。

イエベの色の中で、骨格ストレートならハリのある素材のベージュやキャメル、骨格ウェーブなら柔らかい素材のミルクティーベージュやコーラル、骨格ナチュラルなら風合いのあるカーキやオリーブ、というように、色の地図は変えずに素材と形だけを骨格に合わせます。色と骨格の優先順位と、どちらを先に見るかの考え方は、骨格診断とパーソナルカラーを3軸で組み合わせる方法にまとめています。コートのように色も形も顔に近い服で、骨格・顔タイプ・色のどれが原因で似合わないのかを切り分ける方法は、コートが似合わない原因を骨格・顔・色で分けるが入口になります。

顔タイプ診断との掛け合わせ:色の濃さとテイストの方向を合わせる

顔タイプ診断は、顔の輪郭やパーツの印象から、似合うテイスト(かわいい・大人・直線・曲線)を決めるものです。イエベの色の地図と掛け合わせると、同じベージュやブラウンでも、どのテイストで着るかが決まります。

たとえばイエベ春の人で顔タイプがフレッシュなら、明るいベージュをカジュアルな形で、ソフトエレガントならミルクティーベージュをきれいめの形で着る、という具合です。イエベ秋の人でソフトエレガントなら、深いキャメルを上品な形で、アクティブキュートなら、テラコッタを明るく元気な形で着ると方向が合います。

色×顔タイプの掛け合わせは、メグラシで最もクリックされている記事の帯です。イエベ春の人はイエベ春×顔タイプフレッシュの似合う服を、イエベ秋の人はイエベ秋×顔タイプソフトエレガントの似合う服を入口にして、自分の顔タイプの記事に進んでください。

読者の迷いの表:「イエベなのに」の正体

イエベと分かった後に出る迷いは、だいたい同じところに集まります。多くは診断の間違いではなく、春と秋の取り違え、明るさの段の取り違え、顔からの距離の問題のどれかです。

迷いいちばん多い正体先に確かめること進む記事
イエベなのに秋色が似合わない春の人が秋の深さを着ている同じ色を明るい段に変えて当てるイエベ秋なのに秋色が似合わない
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診断結果が自分の感覚と合わない肌の色だけで判定した血色・瞳・地毛の順で見直す診断結果が合わないときの見直し方
「イエベ夏」「ブルベ秋」と感じる明るさと清濁の軸が混ざっている黄みか青みかを先に決めるイエベ夏・ブルベ秋は無い
イエベ春の1stと、2ndがブルベ春の明るさが先に出て、黄みは弱い中間の色を顔の下に置く1stイエベ春・2ndブルベ夏

「イエベなのに秋色が似合わない」は、春の人がイエベ秋の深いブラウンやカーキを着ているときにほぼ起きます。同じ色相で明るい段に変えると解決することが多く、その手順はイエベ秋なのに秋色が似合わないときの見直し方に書いています。診断結果と自分の感覚がずれたときの見直し方は、パーソナルカラー診断の結果が合わないときの考え方に。「イエベ夏」「ブルベ秋」という感覚が指している本当のタイプは、「イエベ夏」「ブルベ秋」は無いで確かめられます。

ブルベとの境目:どちらとも取れるときの持ち方

イエベとブルベの境目に立つ人は、黄みも青みも弱く、どちらの色もそれなりに似合います。この場合、どちらかに決め切るより、「明るさ」と「清濁」で自分の中心を見つけたほうが服選びは早いです。イエベ春とブルベ夏の中間なら「明るくて少し柔らかい色」、イエベ秋とブルベ冬の中間なら「深くてくすみの少ない色」が中心になります。

中間の人がやりがちなのは、イエベの色とブルベの色を両方買って、どちらも中途半端になることです。中間の人は、ベージュならグレージュ寄り、ピンクならコーラルとローズの間のサーモンピンク、ブラウンならココア寄りと、2つの季節の中間の色を選ぶと、1枚で両方の役目を果たします。ブルベ側の入口は、同じ形でまとめたブルベの基本で、青み寄りの見え方と夏・冬の分かれ目を確かめられます。

季節の服で沈むとき:秋冬は明るさ、春夏はくすみを調整する

イエベの服選びでつまずきやすいのは、季節の服の色が偏るときです。秋冬の服は市場全体が深い色に寄るので、春の人は顔が沈みやすく、春夏の服は明るく澄んだ色に寄るので、秋の人は顔が浮きやすくなります。

春の人の秋冬は、深い色をボトムスとアウターに回し、顔の下だけ明るいベージュかオフホワイトを守る。秋の人の春夏は、明るい色をボトムスに回し、顔の下にはサンドベージュやくすみのあるコーラルを置く。この「顔の下だけ自分の季節を守る」という考え方で、季節の服の偏りはほとんど吸収できます。

春の人に向けた、似合わない色を面積で調整する方法は、イエベ春の似合わない色に、秋の人の苦手な色の扱いは、イエベ秋の似合わない色にまとめています。

診断を受ける前に用意しておくこと

自己診断で春か秋か決め切れないとき、プロの診断を受けるのは有効です。ただし、受ける前に自分の見え方を整理しておくと、結果を受け取ったあとの迷いが減ります。用意するのは3つで、自分がイエベと思う根拠(血色・瞳・地毛のどれか)、春と秋のどちらの色で顔が冴えたか、どの色で迷っているか、です。

診断の日は、ベースメイクを薄くし、髪色が地毛と大きく違う場合はそのことを伝えます。カラーコンタクトは外し、トップスは白かグレーの無地にしておくと、ドレープの色が顔に正しく映ります。受ける前の準備の全体は、パーソナルカラー診断を受ける前に知っておくことにまとめています。

4シーズンの結果だけでなく、16タイプの結果が出ることもあります。16タイプは、春と秋の中間や、明るさ・清濁の細かい位置を示すもので、4シーズンの考え方を置き換えるものではありません。16タイプで自分の位置を細かく知りたいときは、パーソナルカラー16タイプの見方が入口です。

まとめと、次に読む順番

イエベは、肌・髪・瞳に黄みの温かさが混ざって見える人のことで、肌の明るさとは別の軸です。春と秋は明るさと清濁で分かれ、最初の1色は顔の下に置くベージュ。黒・グレー・青みピンクは顔から離せば着られます。髪色・メイク・アクセサリーは、黄みのあるブラウン・コーラル・ゴールドを春は明るく、秋は深く寄せ、骨格や顔タイプは色が決まったあとに重ねます。

次に読む順番は、迷っている場所で決めてください。イエベかブルベか自体が決まらないならイエベ・ブルベがわからないときの順番へ。イエベは決まって春か秋かで迷うならイエベ春と秋の違いへ。春か秋が決まって色を知りたいならイエベ春の特徴と似合う色かイエベ秋に似合う色と服の色へ。色は分かったが苦手な色の着方で止まっているならイエベに似合わない色の服の着方へ。順番どおりに進めば、イエベの服選びは、顔の下に1枚置いて比べるという1つの動作に落ち着きます。

よくある問い

Q. 肌が白いのでブルベだと思っていましたが、イエベと診断されました。おかしくないですか
おかしくありません。イエベ・ブルベは肌の明るさ(白いか褐色か)ではなく、色みの方向(黄み寄りか青み寄りか)で分けます。色白のイエベ、健康的な肌色のブルベはどちらも多くいます。白い肌でも、黄みの明るいベージュやコーラルを顔の下に置いたほうが血色よく見えるなら、イエベの判定は妥当です。
Q. イエベなのに茶色やカーキが地味に見えて似合いません。診断が間違っているのでしょうか
まず疑うのは診断よりも色の明るさです。イエベ秋の深いブラウンやカーキは、イエベ春の人が着ると顔の明るさに対して重く、くすんで見えます。同じ茶色でも、ミルクティーやキャメルのような明るい段に変えて、顔の下に置いて比べてみてください。それで肌が冴えるなら、イエベのまま春寄りの可能性が高いです。
Q. イエベは黒い服を着てはいけないのですか
着てはいけない色はありません。黒は顔のすぐ下に大きな面で置くと、イエベの肌の黄みが相対的に強く見えて、くすみや影が目立ちやすいだけです。黒はボトムスやバッグ、靴など顔から離れた場所で使い、首の下には自分に合うベージュやブラウン、オフホワイトを1枚はさめば、黒の服は問題なく着られます。
Q. イエベと分かったら、次は何を調べればいいですか
順番は3つです。1つ目に春か秋かを明るさと清濁で見分ける。2つ目に顔のすぐ下に置くトップスの色を、自分の季節のベージュかブラウンに1枚そろえる。3つ目に髪色とリップを同じ方向に寄せる。骨格診断や顔タイプ診断との掛け合わせは、この3つが済んでから重ねると迷いが減ります。

— メグラシ編集部

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メグラシ編集部/読了 12分
イエベ秋の髪色 白髪が目立たない|生えぎわか分け目かで明るさを分ける

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イエベ秋の髪色 白髪が目立たない|生えぎわか分け目かで明るさを分ける

イエベ秋の人が白髪を目立たせない髪色を選ぶとき、明るくすれば目立たないという考え方は半分しか当たりません。白髪が顔まわりの生えぎわに多い人と、分け目や頭頂に多い人で、明るさの上限と色みの寄せ方が逆になります。眉と瞳の暗さで自分の上限を測る方法、白髪の割合で暖色を入れてよいかを決める境目、両方に散っている人の決め方、染めない人が服の色で白髪を活かす方法まで、自分で測れるものだけで決める記事です。

メグラシ編集部/読了 9分
イエベ春の冬コートの色|黒髪か明るい髪かで、顔の近くの暗さを決める

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イエベ春の冬コートの色|黒髪か明るい髪かで、顔の近くの暗さを決める

イエベ春の冬コートは、髪が黒に近い人と明るい茶の人で選び方が分かれます。髪が暗い人は濃紺やチョコ色を顔の近くに置いても沈まず、明るい髪の人は顔の近くを明るいキャメルやアイボリーにして、暗い色は腰より下に下げるのが基本です。髪の暗さを白い紙と黒い紙で3段に測る方法、襟の高さで顔との距離が変わること、すでに黒いコートを持っている人の首元の直し方、グレー・ネイビー・カーキの迷いやすい3色、髪は暗いが瞳が明るい人の決め方、店で確かめる手順まで。

メグラシ編集部/読了 8分
パーソナルカラー診断の色が店に無い|ゆずれない軸をタイプで1つ決める

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パーソナルカラー診断の色が店に無い|ゆずれない軸をタイプで1つ決める

パーソナルカラー診断で渡された色見本と同じ色は、店にほとんど並んでいません。見本と違うからと全部外していくと買える服が無くなります。色は、黄みか青みか・明るいか暗いか・鮮やかか穏やかか・澄んでいるか濁っているかの4つの軸でできていて、自分のタイプでゆずれない軸は1つだけ。残りの3つは店の色に合わせてゆずれます。春・夏・秋・冬それぞれのゆずれない軸と、ゆずる順番、境目にいる人の決め方、顔から離れた場所では全部ゆずってよい理由までをまとめました。

メグラシ編集部/読了 11分
イエベ秋ファッション|地味になる人と服が勝つ人は瞳と髪の暗さで分ける

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イエベ秋ファッション|地味になる人と服が勝つ人は瞳と髪の暗さで分ける

イエベ秋と診断されて秋色の服をそろえたのに、鏡の中が地味に沈む人と、服ばかり目立って顔が負ける人がいます。分かれ目は色の選び方ではなく、黒目の縁がくっきりしているかと、地毛が黒に近いか茶に近いか。縁がぼやけて髪が茶寄りの人は色の濃さに上限を置いて全身の明暗差を小さくし、縁がくっきりで髪が黒寄りの人は濃い色を1枚入れて明暗差を大きくします。2つの物差しの測り方、キャメル・ブラウン・カーキ・マスタード・テラコッタ・オフホワイトを側ごとにどう使うか、コート・ニット・ボトム・靴の組み方、瞳と髪が食い違う人や染めている人の決め方、手持ちの3着で確かめる手順まで。

メグラシ編集部/読了 9分
イエローベースなのに黄色が似合わない|明るさと濁りで春か秋かを分ける

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イエローベースなのに黄色が似合わない|明るさと濁りで春か秋かを分ける

イエローベースと言われたのに、黄色を着ると顔がくすむ。原因は黄色そのものではなく、黄色の明るさと濁りが自分の側と合っていないことです。レモン色とからし色の当て比べ、金具の光り方、地毛の色の3つで、春寄りか秋寄りか、それとも中間かを自分で決め、黄色をどの明るさで着るかまで答えます。

メグラシ編集部/読了 10分

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