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イエベ秋の冬服|秋色は捨てずに、素材と明るさを1段ずつ冬へ寄せる

メグラシ編集部//読了 11分
冬の日差しの並木道を、キャメルのコートにこげ茶のタートルネック、生成りのマフラー、オリーブのワイドパンツで歩く女性

**イエベ秋のあなたの冬服は、冬の売り場の5色を、秋の側の5色に置き換えて着るのが基本です。**季節を進めるのは色ではなく素材。起毛や厚手に替えれば、色は秋のままで冬に見えます。

10月まで楽しかった売り場が、12月に入ると黒・純白・灰・青みの赤・紺に替わります。同じ頃、日の入りは16時半になり、外の光は弱く短くなる。イエベ秋の人が冬に「着る色がない」と感じるのは、この2つが同時に動くからです。

秋のあいだの着方はイエベ秋の秋ファッションに、苦手な色の置き場所はイエベ秋に似合わない色の服に分けてあります。この記事は、10月から2月までの冬の予定に合わせた話です。

結論:冬の5色を、秋の側の5色に置き換える

冬の売り場に並ぶ色は、ほとんどがこの5色です。それぞれに、イエベ秋が顔の近くで使える置き換え先があります。

冬の売り場の色イエベ秋の置き換え顔からの距離の目安
黒こげ茶、黒に近いオリーブ置き換えれば顔の下でも使える
純白生成り、アイボリー顔のすぐ下に置ける
明るい灰・青みの灰茶を含む灰(グレージュ)顔から15cmより下が安全
青みの赤レンガ、黄みの赤顔の下でも使える
紺緑に寄った紺、深い青緑顔から15cmより下が安全
冬の差し色(氷のような水色・銀)からし、金みのベージュ小物で使う

置き換えは、色みを変えるのではなく、同じ役割を秋の側で果たす色を選ぶという考え方です。黒の役割は締めること、純白の役割は明るくすること。役割が同じなら、冬の組み合わせをそのまま秋の色で組めます。

たとえば、売り場で見かけた「黒のタートルネックに純白のパンツ、灰のコート」という冬の組み合わせ。これをイエベ秋で組み直すなら、こげ茶のタートルネックに生成りのパンツ、茶を含む灰のコートになります。明るいところと暗いところの配置はそのままなので、冬らしい締まりも残ります。変わるのは、顔のすぐ下に来る色が、肌の黄みと同じ側に寄ることだけです。

置き換えは、手持ちの全部に当てはめる必要はありません。表の右端の列を見てください。顔から離れた場所なら、冬の色のままで構わないものがいくつもあります。置き換えるのは、顔の近くに来る服と、コートとマフラーだけ。冬の服のうち、実際に手を入れるのは3〜4枚で済みます。

なぜ冬になると迷うのか|売り場と光が同時に動く

イエベ秋が冬に迷う理由は、自分の色が変わったからではありません。周りが2つ同時に動くからです。

時期売り場の中心の色夕方の暗くなる時刻(東京の目安)起きやすい迷い
10月からし、テラコッタ、茶、深緑17時ごろ迷いは少ない。秋色が多い
11月茶、キャメル、黒、灰が増える16時半ごろコートの色で迷い始める
12月黒、純白、赤、銀16時半ごろ集まりの服で黒に寄りやすい
1月黒、灰、紺、冬物の値下げ16時半〜17時ごろ値下げの冬色を買ってしまう
2月春の淡い色が並び始める17時半ごろパステルに急いで浮く

光が弱くなると、服の暗い色はさらに暗く、明るい色は少しだけ白っぽく見えます。暗い色が増える冬の売り場と、暗くなる光が重なると、顔の下が沈みやすくなる。だから冬は、顔の近くに1つだけ明るいものを残すことが、秋よりも大事になります。

もう1つ、冬は服の枚数が増えます。インナー、ニット、上着、コート、マフラー。顔の近くに来る布が秋の倍ほどになり、そのどれか1枚が冬の色だと、そこだけが顔の下で目立ちます。秋は1枚の色を見ていればよかったのが、冬は重なった枚数ぶんを見る必要がある。迷いが増えるのは、見るものが増えるからでもあります。

仕事帰りの時間は、11月から1月にかけてほぼ暗くなっています。昼の窓際で選んだ服を、実際に人と会うのは夜の照明の下、という日が増えるので、選ぶときに夜の見え方も一度想像しておくと外れにくくなります。

先に1回だけ測る|顔から15cm以内の「明るさの段」

冬の服は全体が暗くなるので、顔の近くの明るさを測っておきます。道具は家にあるものだけです。

段目安にするもの冬のイエベ秋での置き場所
1段生成りの紙、封筒の内側顔の近くに1つあると、冬でも顔が明るく見える
2段段ボールの表面顔の近くの「明るいもの」の下限
3段明るい木の机、キャメル顔の下の広い面に向く
4段濃い木、こげ茶の革顔の下の広い面にも使えるが、2段より明るいものと組む
5段自分の髪の根元顔から15cmより下へ
6段黒い布胸から下、または小物

測り方は、服を顎の下に当てて、段ボールと並べるだけです。**顔から15cm以内に、段ボールより明るいもの(1段か2段)が1つあるか。**冬のイエベ秋の顔映りは、この1点でほとんど決まります。

15cmは、顎の先から鎖骨の少し下までの距離です。ここにあるのがタートルネックの濃い茶だけ、マフラーも濃い色、という日は、どれか1つを1段か2段の明るさに替えてください。生成りのインナーを襟から1cmのぞかせる、キャメルのマフラーに替える、といった小さな替え方で足ります。

置き換え①|黒は、こげ茶か黒に近いオリーブへ

黒の役割は、全体を締めることです。イエベ秋でこの役割を受け持つのは、こげ茶と、黒に近いオリーブです。

黒を着たい場面置き換え見分け方
タートルネックのニットこげ茶窓際で見て、光の当たる所だけ茶とわかる濃さ
きちんとしたジャケット黒に近いオリーブ白い紙の上で縁が緑か茶に寄って見える
冬のワンピースこげ茶か、濃い赤茶1m離れて黒か茶か一瞬迷う
パンツ・スカート黒のままでよい顔から遠いので置き換えなくても沈まない
靴・バッグ黒のままでよい手に持つもの・足元は顔と並ぶ時間が短い

**腰から下と小物は、黒のままで構いません。**置き換えるのは、顔の近くに来る黒だけです。全部を茶に替えようとすると手持ちが足りなくなり、冬のあいだ同じ服を回すことになります。

こげ茶と黒に近いオリーブのどちらにするかは、髪の色で決めてください。髪が茶に寄っているなら、こげ茶は髪とつながって、顔の上下が同じ色みでまとまります。髪が黒に近いなら、オリーブのほうが髪との差がつき、顔の下が重くなりにくくなります。どちらも手元にないときは、まずこげ茶を1枚。組み合わせの相手が多く、冬の間にいちばん出番が増える色です。

置き換え②|純白は、生成りかアイボリーへ

純白の役割は、全体を明るくすることです。イエベ秋の顔の近くでは、純白は顔の黄みと離れて、白だけが先に目に入ります。

白の種類白いコピー用紙と並べると冬のイエベ秋での使い方
純白見分けがつかない顔から離して使う。ボトムや小物に
オフホワイト少し灰に寄る灰が見えるなら胸から下に
アイボリー黄みがわかる顔のすぐ下に置ける
生成り黄みと灰の両方がわかるいちばん扱いやすい。インナーやマフラーに

冬の白いニットを買うときは、売り場で白いレシートや紙の上に置いて比べてください。紙と見分けがつかない白は純白です。黄みがはっきりわかるものなら、イエベ秋の顔の下に置けます。

冬の白は、素材でも見え方が変わります。毛足の長い白いニットは、同じ純白でも毛先の影で少し灰に寄り、平らな生地の純白より顔になじみます。反対に、表面がつるりとした白いブラウスは、純白の強さがそのまま出ます。純白しか見つからないときは、毛足のあるものを選ぶだけでも、顔の下での浮き方がやわらぎます。

置き換え③|灰は、茶を含む灰へ

冬の灰は、青みに寄ったものが多く並びます。イエベ秋の顔の下では、青みの灰は肌の黄みと混ざり、顔色がぼやけて見えることがあります。

灰の種類見分け方置き場所
青みの明るい灰白い紙の上で縁が青く見える腰から下、小物
真ん中の灰縁に色が見えない胸から下
茶を含む灰(グレージュ)縁が茶かベージュに見える顔のすぐ下に置ける
暗い灰(チャコール)黒と並べて違いがわかる顔から15cmより下

冬の灰は、ニットやコートで大きな面になりやすい色です。明るい灰のニットを顔のすぐ下に着ると、首元から胸までが白っぽく広がり、顔の黄みとのあいだに境目ができます。同じ灰でも、上にキャメルのジャケットを重ねて灰を胸から下の帯にすれば、顔の近くはキャメルが受け持ちます。灰は「1枚で着るより、重ねの内側に入れる色」と考えると扱いやすくなります。

灰を顔の近くで使うなら、縁が茶に見えるものを選んでください。灰の見分け方をもっと細かく知りたい場合はイエベ秋とグレーにまとめてあります。

置き換え④|冬の赤は、黄みの赤へ

12月の売り場は赤が増えます。冬の赤は青みに寄ったものが多く、イエベ秋の顔の下では赤だけが浮くことがあります。

赤の種類白い紙の上での縁冬のイエベ秋での使い方
青みの赤(ラズベリーのような赤)紫やピンクに寄る手袋やバッグなど、顔から遠い小物
真っ赤どちらにも寄らない胸から下の面積の小さいもの
黄みの赤(トマトのような赤)オレンジに寄る顔の下に置ける
レンガ、赤茶茶に寄る顔の下の広い面に向く

12月の予定のために赤を1枚だけ買うなら、ニットやブラウスより、マフラーやストールのように巻き方で面積を変えられるものが向いています。黄みの赤なら顔のすぐ下に広く、青みの赤なら胸の前に細く垂らす。同じ1枚で、赤の寄りに合わせて置き方を変えられます。

赤を顔の下に置くか迷ったら、暗さで決めてください。暗く濁った赤ほど、イエベ秋の顔の下になじみます。細かい見分け方はイエベ秋の赤にあります。

置き換え⑤|紺は、緑に寄った紺へ

仕事の服で紺が決まっている人は多いはずです。紺の中にも、紫に寄ったものと緑に寄ったものがあります。

紺の種類見分け方置き場所
紫に寄った紺白い紙の上で縁が紫に見える腰から下
真ん中の紺縁に色が見えない胸から下
緑に寄った紺縁が緑に見える顔の下に置ける
深い青緑光の下で緑がわかる顔の下の広い面に向く

イエベ秋と紺の組み方はイエベ秋にネイビーは似合う?に詳しく書きました。仕事で紺しか選べない日は、あとの「場面①」を見てください。

季節は素材で進める|色は秋のまま、手触りを冬にする

冬らしく見えるかどうかは、色より素材で決まります。同じからし色でも、薄いブラウスなら秋、毛足のあるニットなら冬です。

素材色の見え方冬のイエベ秋での使い方
起毛したウール毛先に光が当たり、半段明るく見える暗い秋色を顔の下に置きたいときに
毛足の長いニット色がやわらかく、半段明るく見えるこげ茶・深緑を顔の近くに
表面の平らなウール色がそのまま見えるジャケットやスカートに
コーデュロイ畝の影で半段暗く見えるパンツ・スカートに
起毛した革調の素材色が深く、落ち着いて見える靴・バッグ・上着に
ボア明るく白っぽく見える生成りのボアは顔の近くでも明るさが出る
艶のある素材影が深くなり、半段暗く見える夜の集まりの日に、胸から下で

秋に着ていた色を、冬の素材で買い直す、という考え方です。**色の判定はそのまま使えて、季節だけが進みます。**起毛の素材は明るさが半段上がるので、秋には重かった暗い茶が、冬には顔の下に置けることもあります。

月ごとの予定表|10月から2月まで、1つずつ替える

冬支度を一度に済ませようとすると、売り場の色に引っぱられます。月に1つずつ替えるくらいが、手持ちの秋色を生かしやすい速さです。

月替えるもの顔の近くに置く色見送ってよいもの
10月薄手のニットを出すからし、テラコッタまだコートは要らない
11月コートを決めるキャメル、こげ茶、オリーブ冬の赤は12月の予定を見てから
12月集まりの服を1枚黄みの赤、金み、生成り黒の艶のある服を新しく買う必要はない
1月足りない小物を足す生成りのマフラー、キャメルの手袋値下げの冬色の上着
2月春の色を1つだけ試す明るい黄みの緑、サーモン寄りの淡い色パステルの一式

1か月に1つなら、その月に着る日の数も多く、判断の答え合わせができます。11月にコートを決めてから12月の服を選ぶ順番にしておくと、顔の下の色がコートとぶつかりません。

予定表は、手帳やスマートフォンの予定の欄に、月の初めの1行として書いておくと忘れません。「11月:コートはキャメルかこげ茶」「12月:集まり用に黄みの赤を1枚」。売り場に行く前にこの1行を見るだけで、冬の5色の売り場で目移りしにくくなります。その月に予定がない人は、無理に買い足さず、手持ちの並べ替えだけで次の月へ送って構いません。

場面①|職場で黒や紺が決まっている日

仕事の服で黒や紺が決まっている人は、置き換えができません。この場合は、顔の近くの15cmにだけ手を入れます。

決まり顔から15cm以内胸から下足すもの
黒のジャケット生成りかアイボリーのインナー黒のまま金みの細いネックレス
紺のジャケットキャメルか生成りのインナー紺のまま茶の革の時計の帯
黒のワンピース襟元に生成りのスカーフ黒のまま茶のベルト
灰のスーツ茶を含む灰か生成りのインナー灰のままキャメルのバッグ
制服など色を選べない何も足せなければ、口元を黄みの色にそのまま髪留めを茶の艶に

インナーの色が襟から1cmのぞくだけで、黒や紺のジャケットは顔の下で重さが和らぎます。**替えるのは顔の近くだけ。**決まりのある服そのものは替えなくて大丈夫です。

場面②|年末の会食・集まり|夜の電球色の下

年末は夜の集まりが増えます。店の照明は電球色が多く、黄みの光の下では、イエベ秋の顔は明るく見えやすくなります。冬の中で、イエベ秋がいちばん有利な場面です。

照明秋色の見え方選ぶもの
電球色(黄みの光)茶や金みが深く、つやが出るこげ茶のニット、金みのアクセサリー
白っぽい照明暗い色は暗いまま顔の近くに生成りか明るい茶を足す
ろうそくや間接照明暗い色は黒に近づく黒は避け、こげ茶か赤茶に
屋外のイルミネーション顔は下から暗くなる首元に明るい色を広めに

集まりの服を1枚買うなら、黄みの赤かこげ茶の、艶が少しある素材がおすすめです。電球色の下で深く見え、写真にも暗く沈みにくい色です。

周りが黒の服で集まることが多い場なら、自分だけ明るい色で浮くのが気になるかもしれません。その場合は、胸から下を黒に合わせ、顔の近くだけを金みのアクセサリーか、生成りの襟で受けてください。遠目には周りと同じ黒の装いに見え、向かい合ったときだけ顔の下が明るい。席に着いて話す時間が長い集まりでは、この組み方がいちばん効きます。

場面③|帰省や初詣など、屋外に長くいる日

年末年始は、屋外に長くいる日があります。この日は、顔の下にいちばん大きく来るのはコートとマフラーです。

見えるもの冬の屋外での面積イエベ秋での選び方
コート見える面のほとんどキャメル、こげ茶、オリーブ
マフラー顔のすぐ下生成り、からし、キャメル
帽子顔のすぐ上髪と同じか、半段明るい茶
手袋・靴小さい面黒でもよい。茶ならさらになじむ

冬の昼の日差しは低く、顔の下から光が回りにくくなります。マフラーを明るい色にしておくと、首元から光が返って、顔の下の影が浅くなります。

帰省先では、家の中と外の出入りが多くなります。室内でコートを脱いだときに見えるのは、ニットやインナーの色です。コートとマフラーだけ秋色にして、中を冬の黒にしていると、家に上がった瞬間に顔の下が黒になります。長く過ごすのは室内のほうなので、中に着るものの首元にも、段ボールより明るい色を1つ入れておいてください。

場面④|写真を撮る日|年賀状や集合写真

写真は、服の色が実際より強く出ます。暗い色は黒に、明るい色は白に寄って写りやすくなります。

写真の条件起きやすいこと顔の下に置く色
室内・昼の窓際色がそのまま写る普段どおりでよい
室内・夜の照明暗い色が黒く写るこげ茶より1段明るい茶
屋外・晴れ明るい色が白く飛ぶ生成りより、キャメル
大人数で並ぶ周りが黒だと自分の茶が浮く周りの色を聞いておき、1段暗い茶に合わせる

写真は、撮ったあとに何度も見返すものです。その日の顔映りより、画面の中で服の色がどう写るかのほうが長く残ります。撮影の予定があるなら、前の日に同じ服を着て、同じくらいの時刻に自分で1枚撮っておくと、当日の色の出方が読めます。暗く写りすぎたら、顔の近くの1枚を1段明るくするだけで足ります。

家族や友人と並ぶ写真なら、ほかの人の服の色も写りに入ります。周りが黒で統一されると聞いたら、こげ茶のように黒と迷うほど深い茶を選ぶと、並んだときに浮きません。

場面⑤|雪の場所や冬の旅行|背景が白い日

雪の場所では、背景が一面に白くなります。白い背景の前では、顔の近くの明るい色はほとんど目立たず、暗い色だけがくっきり見えます。

背景顔の下の色の見え方選び方
雪の白暗い色が強く見える顔の下は3段の明るさまで
冬の曇り空色が全体に灰に寄るからしやテラコッタを1つ入れる
冬の晴れ空青みが強く、黄みが引き立つキャメルやからしがよく映える
温泉地の木造の建物茶の中に茶が溶ける生成りを顔の近くに

冬の旅行は、移動の日と滞在の日で光が大きく変わります。列車や車の中は窓からの光が横から入り、宿に着くと電球色の照明になる。1日のうちに光が何度も替わるので、どの光の下でも外れにくいキャメルやからしを顔の近くに1つ持っておくと、服を替えなくても済みます。

雪の日の白い背景では、こげ茶のコートは黒のように強く見えます。雪の場所へ行く予定があるなら、コートはキャメルか明るめのオリーブにしておくと、背景とのあいだで顔が浮きません。

コートを先に決める|冬は顔の下の面積がいちばん大きい

冬の顔映りの半分以上は、コートで決まります。前を閉めて着ると、顔の下はほとんどコートの色だからです。

コートの色イエベ秋での扱い合わせるマフラー
キャメルいちばん扱いやすい生成り、こげ茶、からし
こげ茶締まるが、顔の下が暗くなりやすい生成り、キャメル
オリーブ季節を問わず使いやすいからし、生成り
茶を含む灰冬らしさが出るキャメル、テラコッタ
黒顔とのあいだに1枚挟む前提で生成り、キャメル
明るい灰顔の近くでは白っぽく浮くからし、キャメル

コートを選ぶときは、顔の下の20cmを売り場の鏡で見てください。詳しい決め方はコートの色はパーソナルカラーで選ぶにあります。

小物で秋色を残す|マフラー・手袋・帽子・バッグ

小物は、冬の色を着る日にも秋色を残せる場所です。とくにマフラーは顔のすぐ下に来るので、服より先に効きます。

小物秋色を残しやすい色置き場所の考え方
マフラー生成り、からし、キャメル顔から15cm以内の「明るいもの」を受け持つ
帽子髪と同じか半段明るい茶髪とのつながりを切らない
手袋キャメル、こげ茶手に持つ時間が長いので、好きな色でよい
バッグこげ茶、赤茶、オリーブ冬の黒や紺の服にも合わせやすい
靴こげ茶、黒顔から遠いので、黒でも構わない

冬の小物は、素材でも季節を運びます。起毛したキャメルの手袋、毛足のあるからしのマフラー、表面の起きた革調のこげ茶のバッグ。色は秋のままでも、手触りが冬なので、全身の中で季節がずれて見えることはありません。服を冬の色で組んだ日ほど、小物の素材と色が秋の側を引き受けてくれます。

職場で服の色が決まっている人ほど、小物の色で秋を残してください。マフラー1本の色が替わるだけで、同じコートが違う季節の顔になります。

冬のセールで買う前に、3つだけ聞く

1月は冬物が値下がりします。値下げの売り場は冬の5色が多く、イエベ秋が色で失敗しやすい時期です。

問い「はい」のとき「いいえ」のとき
顔から15cm以内に来る服か置き換えの表で色を確かめる冬の色でも構わない
手持ちのコートとマフラーに合うか買ってよい合わせる1枚が増えるので見送る
秋にも着られる素材か翌年の10月から使える冬だけの服になる。数を絞る

値下げの売り場は照明が明るく、色がふだんより鮮やかに見えることがあります。気になった1枚は、店の入口や窓際まで持っていって、自然光に近い光でもう一度見てください。顎の下に当てて、段ボールより明るいものが顔の近くに来るか。この確かめ方は、冬の売り場のどこでも使えます。

3問とも「はい」なら、翌年の秋冬にも回せる1枚です。顔から遠い服は色を気にせず選べるので、セールでは下の服と小物から見ていくと外れが少なくなります。

2月に春の色が出ても、パステルに急がない

2月になると、売り場に春の淡い色が並び始めます。冬の暗い服に飽きた頃なので、明るいパステルに手が伸びやすい時期です。

イエベ秋の顔の近くでは、青みのパステルは白っぽく浮きます。春の色を試すなら、黄みのある明るい緑、サーモン寄りの淡い色、明るいキャメルのように、秋の色を明るくした方向から入ってください。2月は1つだけ試す月と決めておくと、3月に売り場の色が一斉に替わったときに慌てません。

試すなら、コートの下のインナーか、マフラーを春の色に替えるところからがおすすめです。まだ寒い2月は、コートを脱ぐ場面が少ないので、顔の近くの小さな面で春の色を試せます。1週間ほど着て、顔の下で浮かないと感じたら、3月にもう1枚。浮くと感じたら、同じ色みで明るさを1段下げたものを探す、という順番にしてください。

どちらとも取れるとき①|黒いコートをすでに持っている

黒いコートを持っているなら、買い替える必要はありません。顔とのあいだに1枚挟めば着られます。

いちばん効くのは、生成りかキャメルのマフラーです。首に1周巻いて、端を胸の前に垂らす。これで顔から15cm以内が明るい色で埋まり、黒は肩から下に見えるようになります。インナーを生成りにして前を少し開けるのも同じ働きです。黒のコートは、顔の近くを秋の色で受けると、冬の締まりとして働いてくれます。

どちらとも取れるとき②|冬は肌が明るくなって、秋色が重い

冬は日差しが弱く、夏から秋に比べて肌が明るく見える人がいます。そうなると、秋に似合っていたこげ茶や深緑が、急に重く感じられることがあります。

この場合は、色みはそのままに、明るさだけを1段上げてください。こげ茶をキャメルに、深緑を抹茶色に、テラコッタを明るいサーモン寄りのオレンジに。黄みを抜いて青みに寄せる必要はありません。明るさの段で調整できるかを先に試して、それでも合わないと感じたときだけ、診断結果を見直す順番にしてください。

どちらとも取れるとき③|イエベ秋とブルベ冬のあいだと言われた

深い色が得意で、黄みと青みのどちらにも寄り切らない、と言われた人もいます。この場合は、冬の5色のうち、黒と紺の置き換えを半分にできます。

黒はこげ茶に置き換えなくても、顔とのあいだに生成りを細く挟むだけで足りることがあります。一方、純白と青みの灰は、そのまま顔の下に置くと浮きやすいので、置き換えたほうが安全です。2つのあいだの色の扱い方はイエベ秋とブルベ冬の混合と言われたときにまとめてあります。

手持ちを冬用に並べ替える20分

最後に、手持ちの服を冬に向けて並べ替えます。

  1. 顔の近くに来る服(ニット、ブラウス、マフラー、コート)だけを出す
  2. 1枚ずつ、置き換えの表のどちら側の色かを見る。冬の色なら「顔から離す箱」、秋の色なら「顔の近くの箱」へ
  3. 顔の近くの箱から、段ボールより明るいものを数える。2枚以下なら、冬のあいだに生成りかキャメルを1枚足す
  4. 顔から離す箱の服は、下の服か小物と組む日に回す

並べ替えたら、10月から2月の予定表に、どの月に何を足すかを1行ずつ書いておきます。冬のあいだ、売り場の色を見て迷う時間がそれだけ短くなります。

どちらとも取れるとき④|冬に向けて髪を暗くした

秋の終わりに髪を暗く染めると、顔の上の色が1段か2段暗くなります。そうなると、それまで顔の下に置けていたこげ茶が、髪と同じ暗さで顔を上下から挟むことがあります。

この場合は、顔の下の色を髪より1段明るくしてください。髪がこげ茶なら、顔の下はキャメル。髪が黒に近いなら、顔の下はこげ茶まで使えますが、段ボールより明るいものを首元に1つ足します。髪と服の段を分けておくと、顔が上下の色に埋もれません。髪の暗さそのものの考え方はイエベの暗めの髪色にまとめてあります。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. イエベ秋は冬に黒を着てはいけないのですか
着てはいけない色はありません。黒が難しいのは、顔のすぐ下に大きな面で来たときだけです。仕事で黒が決まっている日は、黒を胸から下に回し、首元には生成りか明るい茶を細く入れてください。顔の下に置く濃い色が欲しいだけなら、黒の代わりにこげ茶や、黒に近いオリーブを選ぶと、冬の締まりを保ったまま顔まわりが沈みにくくなります。
Q. 冬らしく見せたいのに、秋色だと季節がずれて見えませんか
季節がずれて見えるのは、色より素材のほうです。同じからし色でも、薄手のブラウスなら秋、毛足のあるニットや起毛のマフラーなら冬に見えます。冬の売り場の色に合わせにいくより、手持ちの秋色を厚手・起毛の素材で持ち直すほうが、顔映りを崩さずに季節を進められます。色は秋のまま、素材だけ冬にする、と考えてください。
Q. 冬のコートは何色を選べばいいですか
コートは顔のすぐ下に、冬のあいだ毎日来る面です。イエベ秋なら、キャメル、こげ茶、オリーブ、黄みの濃い灰のどれかから選ぶと外れにくくなります。黒や明るい灰のコートを選ぶなら、襟元に生成りや茶のマフラーを巻く前提で。すでに黒のコートを持っている場合も、買い替える必要はなく、顔とのあいだに1枚挟めば着られます。
Q. 冬は肌が明るくなって、秋色が重く感じます
冬は日差しが弱くなり、夏から秋に比べて肌が明るく見える人がいます。そのときは、秋色の中で明るさだけを1段上げてください。こげ茶をキャメルに、深い緑をくすんだ抹茶色に、というように、色みはそのままで明るい側に寄せます。黄みを抜く必要はありません。明るさだけで調整できるかを、先に試してください。

— メグラシ編集部

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イエベ秋なのに秋色が似合わない|売り場の秋色とずれる3か所

イエベ秋と診断されたのに、秋の売り場で選んだマスタードやテラコッタが似合わない。多くの場合、診断が外れたのではなく、手に取った秋色が自分の秋から明るさ・濁り・鮮やかさの3か所のどこかでずれています。顎の下に当てて目の下の影・頬の黄み・服だけが先に目に入るか・顔の灰色っぽさの4か所を見る確かめ方、ずれ方から自分がソフト・ウォーム・ディープのどこに近いかを読む方法、日焼けが残る9〜10月の見え方、ブルベ夏とも言われたことがある人の分け方まで。

メグラシ編集部/読了 10分
コートの色はパーソナルカラーで選ぶ|顔の下20cmで決まる

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コートの色はパーソナルカラーで選ぶ|顔の下20cmで決まる

コートは面積が大きいので、パーソナルカラーから外れた色を選ぶと冬じゅう顔の下に同じ影が出続けます。ただ、顔に効いているのはコート全体ではなく、襟元から下へ20cmの範囲だけです。4タイプそれぞれの第一候補と第二候補、手持ちのコートを鏡から1.5m離れて確かめる4か所、1stと2ndで候補が割れたときの決め方、反対側の色のコートを持っていたときに襟元へ挟むものの幅まで。買う前にも、いま持っている1枚にも使える形でまとめました。

メグラシ編集部/読了 10分
オータムパーソナルカラーとは|「秋」と呼ぶ4つの体系を1つの表で揃える

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オータムパーソナルカラーとは|「秋」と呼ぶ4つの体系を1つの表で揃える

「オータムパーソナルカラー」という言葉は、実は1つの診断体系だけを指していません。4シーズン理論の「オータム」、16分類の「イエベ秋」、日本式の「秋タイプ」など、呼び方が体系によって少しずつ違います。この記事は診断結果を検索して混乱している方向けに、まず4つの呼び方の対応関係を整理し、そのうえで自分がオータムに当てはまるかを肌の黄みと深みで確かめる手順にしました。

メグラシ編集部/読了 12分
ブーツを骨格とパーソナルカラーで選ぶ|筒と丈は骨格、革の色と艶はPC

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ブーツを骨格とパーソナルカラーで選ぶ|筒と丈は骨格、革の色と艶はPC

ブーツは、骨格診断とパーソナルカラーの両方が効く靴です。ただし効く場所が分かれています。履き口の空き幅・履き口の高さ・革の張りは骨格で、革の色の明るさ・茶の寄り・艶・金具の色はパーソナルカラーで決めます。2つの答えがぶつかったときは、顔から遠い足元では骨格を先に通し、色は裾やタイツとの段差で整えます。3タイプ×4シーズンでぶつかりやすい場所、手持ちの1足を姿見から2m離れて確かめる手順、売り場で見る順番、秋から冬への1足目と2足目の選び方まで。

メグラシ編集部/読了 14分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

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