イエベ秋に似合わない色の服|色ではなく、顔からの距離で置き場所が決まる

苦手だと言われた色の服を、着られるか着られないかの2つに分けていませんか。その分け方だと、手持ちの多くが着られない側へ落ちます。
分ける軸が1つ足りていません。イエベ秋にとって色が問題になるのは、顔のそばにあるときだけです。 離れた場所にある色は、そもそも判定の対象に入っていません。
どの色が苦手かという話とは別に、その色をどこへ置けるかという話があります。この記事は後者だけを扱います。
📋 早見表|顔からの距離と、決まること
| 帯 | 距離 | 体のどこ | 何で決まるか |
|---|---|---|---|
| 内側 | 0〜30cm | 襟元・首・耳もと・肩 | 色そのもの |
| 中間 | 30〜60cm | 胸から腰・肘から先 | 面積と明るさの段差 |
| 外側 | 60cm以上 | 膝から下・靴・バッグ | 色は問わない |
測るのは、顔の中心からその色の面のいちばん近い縁までです。面の中心ではありません。
「似合わない」が起きているのは、内側の帯だけ
色が顔映りを動かすのは、光が布に当たって跳ね返り、その光が顔に届くからです。届く量は距離が離れるほど落ちます。
- 顔のそば → 跳ね返った光が顔に届く。色みがそのまま顔の側へ乗る
- 離れた場所 → 光は途中で散る。顔まで色みが届かない
だから同じ一枚でも、首元に置けば結果が出て、腰から下に置けば何も起きません。苦手なのは色ではなく、その色が内側の帯に入っていた状態のほうです。
手持ちを仕分けるときは、まず「この服を着たとき、色の縁はどこへ来るか」を見てください。
測り方|メジャーを一度当てる
鏡の前に立って、メジャーの端を鼻の頭のあたりに当てます。そこから、その色の面のいちばん近い縁まで直線で伸ばして読みます。
- トップスの襟元:15〜25cmになることが多い
- 胸元が広く開いた形:25〜35cm
- ボトムスの腰の位置:50〜65cm
- 膝から下:70cm以上
同じ服なら測り直す必要はありません。一度測って、内側・中間・外側のどれに入るかだけ覚えておけば足ります。
測るときは、その日いちばん長くいる姿勢で測ってください。立って測って座って過ごすと、数字が20cmずれます。
内側の帯(0〜30cm)|ここだけは色で選ぶ
顔から30cm以内に来る面は、色そのものが結果を決めます。ここに苦手な色を置くと、顔の側に影響が出ます。
内側の帯に入るのは次の場所です。
- シャツやニットの襟元
- 首に巻いたもの
- 耳もとの小物
- 肩の上面(下を向いたときに視界へ入る)
この帯だけは、色の名前で選んでください。帯の中で面積を減らしても、効き方はあまり変わりません。 顔に近いぶん、小さくても届いてしまいます。
苦手な色のトップスがあるなら、この帯から追い出す方法を先に考えます。追い出し方は次の2つです。羽織を重ねて縁を差し替えるか、首元に別の色を一本置いて、いちばん近い縁を入れ替えるか。
内側の帯を入れ替える2つの方法
どちらも服を買い替えずにできます。順番に見ていきます。
羽織で縁を差し替える。 前を開けた羽織を重ねると、顔にいちばん近い縁は羽織の襟のほうへ移ります。中のトップスの色は、縁が後ろへ下がるぶん距離が伸びて、中間の帯へ落ちます。効かせるには、襟が首の付け根より上に立っていることが条件です。襟が寝ていると縁の位置が下がり、差し替えになりません。
首元に一本置く。 巻きものを首に沿わせると、いちばん近い縁がその一本に置き換わります。羽織より手軽で、面積も小さくて済みます。置く位置は、鎖骨のくぼみが隠れる高さです。それより低いと、元のトップスの縁のほうが近いままになります。
2つのうち速いのは首元に置くほうです。外へ出る直前に気づいた日は、こちらを選んでください。 羽織は室内で脱ぐ可能性があるので、脱いだあとの状態も先に決めておく必要があります。
中間の帯(30〜60cm)|面積と段差で決まる
胸から腰、肘から先が入る帯です。ここは色そのものではなく、面積と明るさの段差で決まります。
同じ色でも、面が広ければ視線がそこへ留まり、顔まで戻ってきません。狭ければ通り過ぎます。
- 面が広い(胴の幅いっぱい)→ 明るさを顔まわりに近づける
- 面が狭い(腕や脇の一部)→ そのままで構わない
段差の測り方は、目を細めて全体をぼかし、その面と顔まわりが何段離れて見えるかを数えるだけです。2段以上離れていると、視線がその面で止まります。1段以内なら通り過ぎます。
中間の帯は、色を変えるより段差を詰めるほうが速く直ります。
段を詰める手は3つあります。上に一枚羽織って面を半分に切る、腰の位置で別の明るさを一本入れる、袖をまくって面の縦を短くする。どれも面積のほうを動かす手で、色には触れていません。
腕の扱いだけ補足します。腕を下ろすと袖は中間の帯へ入りますが、腕を組んだり物を持ったりすると内側の帯へ上がってきます。動きの多い日は、袖の色を内側の帯の基準で選んでおくと外れません。
外側の帯(60cm以上)|色は問わない
膝から下、靴、床に置いたバッグが入ります。ここは色そのものを問いません。苦手だと言われた色でも、そのまま使えます。
理由は単純で、跳ね返った光が顔に届かないからです。届かないものは、顔映りを動かせません。
手持ちの仕分けで最初に救えるのがこの帯です。「合わないと言われた色」のスカートやパンツを持っているなら、それはもう一度使える側にあります。
ただし1つだけ例外があります。次の節で扱います。
例外|光を強く返す面と、明るい床
外側の帯でも、色が顔へ戻ってくる場合があります。条件は2つです。
- その面が光沢を持っている(表面がつるつるしていて、光を一方向へ返す)
- 足元に明るい床がある(跳ね返った光が、床でもう一度上へ返る)
どちらも、光が散らずにまとまって戻ってくる状態です。白いタイルの床で、光沢のあるボトムスを履くと、外側の帯でも顔まわりへ色みが届きます。
見分け方は簡単です。布に紙を近づけて、紙の側に色が映るかどうか。 映れば光を返す面、映らなければ散る面です。
どちらとも取れるとき①|立つ時間と座る時間が半々
判定する姿勢を1つに決められない日があります。このときは、顔に近づくほうの姿勢で判定してください。
座ると膝が上がるので、ボトムスの色が中間の帯へ入ってきます。立ったときは外側の帯にあった色が、座ると顔の側へ寄ってくるという動き方です。
近いほうで判定しておけば、遠いほうでは自動的に成立します。逆をやると、座った瞬間に想定していなかった色が顔のそばへ来ます。
どちらとも取れるとき②|羽織を脱ぐ日
羽織は、内側の帯に何を置くかを差し替える道具です。前を開けていれば羽織の縁が顔のそばに立ち、中の色は後ろへ下がります。
- 前を開ける → 内側の帯にあるのは羽織の色
- 前を留める → 中の色は見えず、羽織の色だけが残る
- 脱ぐ → 中の色が内側の帯へ戻る
つまり、脱ぐ予定があるかどうかで判定が変わります。室内で脱ぐことが分かっているなら、中の色のほうで判定してください。 羽織で解決したつもりの日に、室内で困るのがこの形です。
どちらとも取れるとき③|上下とも同じ色
上下がつながって見えるとき、距離をどこで測るか迷います。答えは、いちばん近い縁だけで測るです。顔映りを動かしているのは近い縁のほうで、下の面は関与していません。
ただし、同じ色が途切れずに続くと、視線がその面をたどって上まで戻ってきます。実際の距離より近くにあるように見える状態です。
このときは、間に別の明るさの帯を1本入れて面を切ってください。ベルト、裾から出したインナー、腰で結んだもの。どれでも構いません。1本入るだけで、視線は上へ戻らなくなります。
手持ちの仕分け|30分で終わる
苦手だと言われた色の服を全部出して、次の順で並べ直してください。
- 着たときに色の縁が顔から何cmになるかを、1着ずつ測る
- 30cm以内のものだけ、別の山にする
- 30〜60cmのものは、目を細めて顔まわりとの段差を数える。2段以上なら段を詰める工夫を1つ決める
- 60cm以上のものは、そのまま戻す
- 紙を近づけて色が映る布だけ、外側でも印をつけておく
この作業のあと、手放すか迷っていた服のうち、残るのは最初の山だけです。 多くの場合、その山は思っていたよりずっと小さくなります。
最初の山に残った服も、羽織を重ねる、首元に一本足すという2つの方法で帯を動かせます。手放す判断は、その2つを試したあとで構いません。
まとめ
- 苦手な色が効くのは、顔から30cm以内の内側の帯だけ
- 測るのは顔の中心から、色の面のいちばん近い縁まで
- 内側は色そのもの、中間は面積と段差、外側は色を問わない
- 外側の例外は2つ。光を返す布と、明るい床
- 判定は、その日いちばん長くいる姿勢で行う
- 羽織を脱ぐ予定があるなら、中の色で判定する
- 上下が同じ色のときは、間に明るさの帯を1本入れて面を切る
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 苦手な色の服は、手放したほうがいいですか
- 顔から30cmより外に来る服なら、手放す理由はありません。ボトムス、靴、バッグ、下ろした腕にかかる袖の下側は、顔映りが動く範囲の外にあります。仕分けの基準は色そのものではなく、その服を着たときに色の面がどこへ来るかです。トップスであっても、首元が広く開いていて色の縁が離れているものは、同じ扱いになります。
- Q. 距離はどこからどこまでを測りますか
- 顔の中心(鼻の頭のあたり)から、その色の面のいちばん近い縁までを直線で測ります。布の面積の中心ではなく、いちばん近い縁です。胸元に大きく広がっている色でも、縁が鎖骨のすぐ下にあれば距離は20cm前後になります。メジャーを当てるのがいちばん早く、鏡の前で一度測っておけば、同じ服では測り直す必要はありません。
- Q. 座ったときはどう考えますか
- 座ると顔と膝の距離が縮むので、ボトムスの色が30〜60cmの帯へ入ってきます。食事の席や打ち合わせのように、その日いちばん長くいる姿勢が座位なら、判定も座った状態で行ってください。立って選んで座って過ごすと、選んだときには見えていなかった色が顔のそばに来ます。判定する姿勢を、過ごす姿勢に合わせるだけで結果が変わります。
- Q. 羽織を着ているときはどうなりますか
- 羽織は帯を動かす道具です。前を開けていれば、羽織の縁が顔のそばに立ち、中の色は後ろへ下がります。前を留めると、中の色は見えなくなり、羽織の色だけが残ります。つまり苦手な色のトップスでも、羽織を前で開けて縁を立てれば、30cm以内にあるのは羽織の色のほうになります。動かすのは服ではなく、前をどこまで開けるかです。
- Q. 上下とも同じ色のときは、どう判定しますか
- いちばん近い縁だけで判定してください。上下がつながって見えても、顔映りを動かしているのは顔に近い縁だけです。ただし、同じ色が広い面で続くと、視線がその面をたどって上まで戻ってくるので、実際より近くにあるように見えます。この場合は、間に別の明るさの帯を1本入れて面を切ってください。ベルトでも、裾から見えるインナーでも構いません。
— メグラシ編集部




