イエベ春の冬服|通勤・集まり・帰省の予定で顔の下を明るく残す

**イエベ春の冬服は、全身を明るくしなくて構いません。顔の下20cmに、明るく澄んだ色を手のひら1枚ぶん残してください。**黒や紺のコートを着る日でも、マフラーか首元の1枚がアイボリーやコーラルなら、顔は沈みません。
冬にイエベ春の顔が暗く見えるのは、似合う色が変わったからではありません。コートが暗くなり、周りの人の服も暗くなり、昼の光が弱くなったからです。動かすのは顔の下の狭い範囲だけで、体の下半分やコートの裾まわりは、冬の深い色のままで大丈夫です。
秋の服で沈むときの原因の見分け方はイエベ春の秋服が地味に見える|顔が沈む原因は暗さ・濁り・近さの3つにまとめてあります。この記事は、その先の冬の予定、通勤・冬の集まり・帰省・初詣・夜の街・式典・雪の日で、顔の下の1枚をどう決めるかだけを扱います。
結論:顔の下20cmに、明るく澄んだ色を1つ残す
冬の装いを、顔の下とそれ以外に分けます。イエベ春が気をつけるのは、顔の下だけです。
| 置く場所 | 顔からの距離 | 色の決め方 |
|---|---|---|
| 首元・マフラー | 0〜20cm | 明るく澄んだイエベ春の色を1つ |
| トップスの胸元 | 20〜40cm | 明るい色でも、冬の定番色でもよい |
| コートの身ごろ | 30〜80cm | 手持ちの黒・紺・キャメルのまま |
| ボトム・靴 | 80cm以上 | 焦げ茶・紺・チャコールで冬らしく |
明るさが要るのは表のいちばん上の行だけです。2行目から下は、冬の深い色で埋めても顔色には響きにくくなります。
目安の広さは、手のひら1枚ぶんです。マフラーを巻いたときに正面から見える部分、ニットの首元から鎖骨まで、シャツの襟が出ている範囲。このくらいの面積に明るさがあれば、その外側がすべて黒でも、顔のすぐ下は明るく保たれます。
イエベ春が冬に沈んで見える理由
秋のうちは平気だったのに、冬に入ると急に顔が暗く見える。そう感じる人は少なくありません。理由は自分の側ではなく、周りの3つが変わったことにあります。
1つめはコートです。冬は、顔のすぐ下に来る面積がいちばん大きい服がコートになります。黒や紺、焦げ茶のコートは、襟元から顔の下に暗い面を作ります。秋に薄手の明るいシャツ1枚で過ごしていた日と比べると、顔の下の明るさが一度に何段も下がります。
2つめは光です。冬の昼は光が弱く、日が傾くのも早くなります。弱い光の中では、イエベ春の持ち味である明るさと澄みが見えにくくなり、深い色との差が小さく見えます。
3つめは周りの服です。冬の街や職場では、黒や紺のコートを着た人が増えます。その中で、自分も同じ暗さの服を着ていると、顔のまわりだけが周りに溶けてしまいます。
だから、似合う色を探し直す必要はありません。暗くなった周りの中で、顔の下にだけ明るさを残せば、秋と同じ顔色に戻ります。
測る①|黒いコートの襟元と、顔の下の明るさを比べる
冬の装いで顔が沈むかどうかは、コートの襟元と、その内側にある首元の1枚との明るさの差で決まります。手持ちのコートと、冬に巻きたいマフラーやニットを窓辺に並べてください。
| 並べたときの見え方 | 明るさの差 | 顔の下での働き |
|---|---|---|
| 区別がつかない | 0段 | 暗い面が顔の下まで続く。顔が沈む |
| 少し明るい | 1段 | 境目はあるが、顔の下はまだ暗い |
| はっきり明るい | 2段 | 顔の下が明るくなり始める |
| 白に近いほど明るい | 3段以上 | 黒いコートの日でも、顔の下が明るく保てる |
イエベ春は、顔の下に3段以上の差がある1枚を置くのが目安です。黒いコートならアイボリーやライトベージュ、紺のコートならクリームや明るいコーラル、キャメルのコートならアイボリーか明るい黄みの白が、3段の差になります。
並べるときは、窓から1mほど離れた場所に、2枚を床か机の上に平らに置きます。目を細めて見ると、色味が消えて明るさの差だけが残るので、段数が数えやすくなります。
測る②|白い紙と並べて、灰が混ざっていないかを見る
明るさが足りていても、色に灰が混ざっていると、イエベ春の顔はくすんで見えます。冬の売り場には、灰を含んだ落ち着いた色が多く並ぶので、ここを確かめておくと外しにくくなります。
| 白い紙の横で見えること | 色の状態 | 顔の下に置くと |
|---|---|---|
| 色が紙と同じくらい冴えて見える | 澄んでいる | 顔が明るく、頬に血色が出る |
| 紙の横で少し曇って見える | わずかに灰が混ざる | 顔から10cm以上離せば使える |
| 紙の横で灰色っぽく見える | はっきり灰が混ざる | 顔の下ではくすむ。体の下半分で使う |
| 紙の横で茶色っぽく見える | 暗く濁っている | 顔の下では沈む。靴やバッグで使う |
コピー用紙のような白い紙を1枚用意し、服の端を紙の上に重ねて、窓の光の下で見ます。冬の売り場で人気のくすんだピンクやグレージュは、紙の横で曇って見えることが多い色です。顔の下には置かず、スカートやパンツで使ってください。
測る③|表面の艶を、窓の光で確かめる
冬の素材は、ウール、起毛、毛足のあるニットと、光を吸う表面が増えます。表面が光を吸うと、同じ色でも半段ほど暗く見えます。イエベ春は、顔の下に置く1枚の表面も見ておきます。
| 窓に向けて傾けたときの表面 | 光の返り方 | 顔の下での見え方 |
|---|---|---|
| 細い光の筋が走る | よく返す | 色が半段明るく見える |
| 全体がうっすら明るい | やわらかく返す | 色どおりに見える |
| 光がほとんど返らない | 吸う | 色が半段暗く見える |
| 毛足の影が濃く見える | 強く吸う | 色が1段暗く見える |
顔の下に置く1枚は、上の2行のどちらかに入るものが扱いやすくなります。毛足の長いニットを顔の下に置きたいときは、色を1段明るいものにしておくと、表面の影で暗くなった分が釣り合います。
冬に使えるイエベ春の色|顔の近くと、離れた場所
イエベ春の色のうち、冬に使いやすいものを、顔の近くと離れた場所に分けて並べます。
| 色 | 顔の近く(0〜20cm) | 離れた場所(40cm以上) |
|---|---|---|
| アイボリー | マフラー・ニットの首元に最適 | コートにも使える |
| 明るいキャメル | ニットやマフラーに | コートの色として |
| コーラル・サーモン | マフラーや首元の小さな面に | 小物で差し色として |
| クリームイエロー | 首元に小さく | 面積の大きい服には向きにくい |
| 明るい黄緑・若草色 | 首元のスカーフに | 小物で |
| 澄んだ水色・明るいターコイズ | 首元のインナーに | 小物で |
| 明るい紺(マリンネイビー) | 顔の近くでも沈みにくい | コートやジャケットに |
| ゴールデンブラウン | 首元に小さく | ボトムや靴に |
冬の季節感は、色を暗くして出すのではなく、表の右の列、顔から離れた場所の色と素材で出します。顔の近くは、秋や春と同じくらいの明るさのままで構いません。
冬の定番色と組む|黒・紺・チャコール・焦げ茶・白
冬の手持ちは、黒、紺、チャコール、焦げ茶、白が中心になります。それぞれと組むときに、顔の下に何を置くかを決めておきます。
| 冬の定番色 | 顔の下に置く色 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 黒 | アイボリー・ライトベージュ | 黒と顔の下の1枚を3段離す |
| 紺 | クリーム・コーラル | 紺は黒より軽い。2段の差でも足りる |
| チャコール | 明るいキャメル・アイボリー | 灰と灰が重なるとくすむ |
| 焦げ茶 | クリームイエロー・サーモン | 茶と茶が続くと重い |
| 真っ白 | アイボリーを挟む | 真っ白は顔の下で冷たく見えることがある |
真っ白は、イエベ春の顔の下では、やや青白く見える人がいます。白いシャツを着たい日は、顔に接する部分にアイボリーのマフラーやクリーム色のインナーを挟むと、白の冷たさが和らぎます。
チャコールは、冬にいちばん迷いやすい色です。明るさは中くらいで、灰を含んでいます。顔の下に置くと、灰の重なりで頬がくすみます。チャコールのコートやニットを着る日は、首元に澄んだ明るい色を必ず1つ挟んでください。
コートの色ごとに、顔の下の1枚を決める
冬のあいだ、いちばん長く顔の下にあるのは、コートの襟元とマフラーです。手持ちのコートの色ごとに、マフラーか首元の1枚を決めておくと、朝に迷う時間が減ります。
| コートの色 | 顔の下の1枚 | 次の候補 |
|---|---|---|
| 黒 | アイボリーのマフラー | ライトベージュのニット |
| 紺 | コーラルのマフラー | クリームのタートル |
| キャメル | アイボリーのニット | 明るい水色のスカーフ |
| グレー | 明るいキャメルのマフラー | サーモンのニット |
| 焦げ茶 | クリームイエローのマフラー | アイボリーのタートル |
| ベージュ | コーラルのマフラー | 明るい紺のニット |
コートは毎年買い替える服ではないので、色を変えるより、首元の1枚をコートに合わせて用意するほうが手間がかかりません。1本のマフラーで2着のコートに合わせたいなら、アイボリーがいちばん広く使えます。
コートの色の選び方そのものはコートの色はパーソナルカラーで選ぶにあります。これからコートを買う人は、そちらと合わせて読んでください。
素材で冬に寄せる|色を暗くせず、厚みで季節を出す
イエベ春が冬に寄せるとき、色を暗くすると、持ち味の明るさが消えてしまいます。冬らしさは、素材の厚みで出してください。
| 素材 | 冬らしさ | 顔の下での扱い |
|---|---|---|
| 薄手のブラウス・シャツ | 弱い | 上にニットかジャケットを重ねて、襟だけ出す |
| 中厚のニット | 中くらい | 明るい色のままそのまま置ける |
| 毛足のあるニット | 強い | 色を半段明るく選ぶ |
| なめらかなウール | 中くらい | 表面が光を返すので、色どおりに見える |
| 起毛した布 | 強い | 顔から少し離して使う |
同じアイボリーでも、薄手のシャツと厚手のニットでは、季節の見え方がまるで違います。色を冬に寄せる代わりに、素材を1段厚くするだけで、明るい色のまま冬の装いになります。
予定別①|毎日の通勤
通勤では、家を出てから職場に着くまで、コートとマフラーが顔の下にあります。職場に着くと、今度はトップスが顔の下に来ます。
| 時間帯 | 顔の下にあるもの | 決め方 |
|---|---|---|
| 行き・帰り | コートの襟元とマフラー | マフラーをイエベ春の明るい色に |
| 職場の中 | トップスの首元 | 首元にアイボリーかクリームを |
| 会議や打ち合わせ | ジャケットの襟元 | ジャケットの内側に明るい1枚を |
| 帰りの暗い駅 | マフラー | 明るさ3段の差がある1本を |
通勤の日は、マフラーとトップスの首元の2か所だけを明るくすれば十分です。コートやパンツは、職場に合う紺や黒のままで構いません。
職場の明かりは白く強いことが多く、イエベ春の明るい色はそこでもきれいに見えます。むしろ気をつけたいのは、帰り道の暗い駅や夜道です。暗い場所では、明るさの差が小さい1枚は顔の下で見えなくなります。帰り道まで考えるなら、マフラーはコートと3段離れたものを選んでください。
平日は毎日同じコートを着ることが多いので、マフラーを2本用意して日替わりにすると、顔の下の印象を変えながら手間は増えません。1本はアイボリーのような白に近い色、もう1本はコーラルや明るいキャメルのような色みのある明るい色。この2本があれば、黒・紺・キャメルのどのコートとも3段近い差が作れます。
予定別②|冬の集まり・忘年会
冬の集まりでは、座っている時間が長く、相手に見えるのは胸から上です。店の明かりは、暖かい色の電球であることが多くなります。
| 決めること | 決め方 |
|---|---|
| トップス | 首元が明るいもの。上に紺かキャメルを重ねてもよい |
| 艶 | 光沢のあるニットか、サテンのブラウス |
| アクセサリー | 金色の小さなものを耳元に |
| 全身の色数 | 明るい色1つ、冬の定番色1つ、差し色1つまで |
電球の明かりの下では、イエベ春の明るい黄みの色は、さらに暖かく見えて、顔になじみます。一方で、灰を含んだ色は電球の下でさらに濁って見えます。集まりの日は、白い紙の横で澄んで見えた色を選んでください。
座っている時間の長い店では、コートを脱いだあとの胸から上がすべてです。全身を明るくしなくても、首元とイヤリングの周りに明るさがあれば、写真に写ったときにも顔が沈みません。夜の明かりと色の関係はパーソナルカラーの服を夜の予定で選ぶで詳しく扱っています。
予定別③|帰省・長い移動
帰省は、長い移動のあと、実家や親戚の家で人と会います。乗り物の中では座りっぱなしで、着いてからは明るい部屋で近い距離で話します。
| 時間帯 | 決め方 |
|---|---|
| 移動中 | しわと汚れの目立ちにくい、中くらいの明るさのニット |
| 乗り物の中 | コートを脱いでも寒くない厚さの羽織り |
| 着いてから | 首元に明るいマフラーかスカーフを足す |
| 家の中 | 明るい色のニットか、明るい色のインナーを首元に |
移動中は、明るすぎる色だと汚れが気になり、暗すぎる色だと着いたときに顔が沈みます。移動中は中くらいの明るさの服で過ごし、着いたら首元に明るい1枚を足す。この順番にしておくと、移動の気楽さと着いてからの顔色の両方を守れます。
久しぶりに会う家族や親戚は、顔をよく見ます。家の中の明かりが白い蛍光灯か暖かい電球かで見え方は変わりますが、どちらでも、顔の下に澄んだ明るい色があれば顔色は保てます。
荷物を減らしたい帰省では、首元の1枚をスカーフかストールにすると、たたんで鞄に入れても場所を取りません。着いてから駅や車の中で首に巻くだけで、移動の服のまま顔の下が明るくなります。
予定別④|初詣・年始の屋外
初詣や年始の屋外は、冷えた空気の中に長く立ち、コートを脱ぐことがほとんどありません。写真を撮る機会も多い予定です。
| 決めること | 決め方 |
|---|---|
| コート | 手持ちのまま |
| マフラー | コートと3段離れた明るい色 |
| 手袋・帽子 | マフラーと同じ明るさか、冬の定番色 |
| 写真 | 境内の木や石の前では、首元をいちばん明るく |
神社やお寺の境内は、木の茶色、石の灰色、常緑樹の深い緑が多い景色です。イエベ春の明るい色は、この景色の中でよく映えます。写真を撮るときは、マフラーを顔の下でふんわりと巻き、正面から見える明るい面を広めにしてください。
参道で長く並ぶ日は、マフラーを首にきつく巻くと、明るい面が細い帯になってしまいます。巻き終わりを胸の前に垂らして、正面から見える幅を手のひら1枚ぶん残しておくと、寒さを防ぎながら顔の下の明るさも保てます。
年始の朝の光は低く、横から顔に当たります。顔の片側に影ができやすいので、首元の明るい色が下から光を返すと、影の側も暗くなりすぎません。
予定別⑤|夜の街・イルミネーション
冬の夜の街は、暗い背景の中に、白や青、金色の光が並びます。イルミネーションを見に行く日や、夜の買い物の日です。
| 決めること | 決め方 |
|---|---|
| マフラー | 白に近い明るさのアイボリーかクリーム |
| コート | 手持ちのまま |
| 顔の下の面積 | 昼より少し広めに |
| 写真 | 光の前に立つと顔が暗くなる。光を横にして撮る |
夜は、昼よりも明るさの差が見えにくくなります。昼なら2段の差で足りていた1枚も、夜の街では暗い面に溶けることがあります。夜の予定の日は、顔の下の明るい面を、昼の1.5倍くらいの広さにしておくと安心です。
イルミネーションの青や白の光は、イエベ春の黄みの色を少し冷たく見せることがあります。気になるときは、首元をアイボリーからクリームイエローに寄せると、冷たい光の中でも暖かみが残ります。
夜の写真は、光の正面に立つと顔が影になり、首元の色まで暗く写ります。光の飾りを体の横か斜め後ろに置き、顔に街灯や店の明かりが当たる向きで撮ると、首元の明るい色がそのまま写ります。
予定別⑥|改まった席・式典
冬の式典や改まった席では、黒や紺、濃いグレーの装いが中心になります。明るい色を大きく使うのは、場によってはそぐわないことがあります。
| 決めること | 決め方 |
|---|---|
| 主な服 | 場に合わせた黒・紺・濃いグレー |
| 顔の下 | 白に近いブラウスの襟か、パールのような明るい小物 |
| 艶 | なめらかな素材で、表面に光を返すものを |
| コート | 行き帰りだけ、明るいマフラーで顔の下を整える |
改まった席では、顔の下の明るさを、色ではなく艶で足すと場になじみます。黒いワンピースでも、首元に白に近い襟や明るい真珠色のネックレスがあれば、顔の下に明るい面が生まれます。
弔事のように装いの決まりがはっきりしている場では、その決まりを優先してください。明るさを足すのは、行き帰りのマフラーや、場を離れたあとの装いだけで十分です。
予定別⑦|雪の日・雪国への旅
雪の日や、雪の多い土地への旅では、背景が白くなります。冬の景色の中でも、ここだけは事情が逆になります。
| 決めること | 決め方 |
|---|---|
| アウター | 雪の白と区別がつく、中くらいから深い色 |
| マフラー | アウターと3段離れた明るい色 |
| 写真 | 雪の照り返しで顔が明るくなる。首元は澄んだ色を |
| 足元 | 濡れても目立たない焦げ茶か紺 |
雪の白い背景の前では、白やアイボリーのアウターは景色に溶けて、輪郭がぼやけます。アウターは明るいキャメルや明るい紺のように、雪と区別がつく色が扱いやすくなります。
雪の照り返しは下から顔を明るくするので、顔そのものは沈みにくい環境です。その分、灰を含んだ色が首元にあると、濁りが目立ちます。雪の日の首元は、白い紙の横で澄んで見えた色を選んでください。
小物で明るさを足す|顔からの距離ごとに
服を買い足さなくても、小物で顔の下を明るくできます。顔に近い小物ほど、顔色への影響は大きくなります。
| 小物 | 顔からの距離 | イエベ春の選び方 |
|---|---|---|
| イヤリング・ピアス | 0〜5cm | 金色か、明るい真珠色 |
| マフラー・ストール | 0〜15cm | アイボリー・コーラル・明るいキャメル |
| 帽子 | 0〜10cm | 明るいベージュか、明るい紺 |
| ネックレス | 10〜25cm | 金色の細いもの |
| 手袋 | 40〜80cm | 差し色を入れてもよい |
| バッグ・靴 | 50cm以上 | 焦げ茶や紺で全体を締める |
顔から離れるほど、イエベ春の色にこだわらなくて構いません。逆に、顔のすぐ近くの3つ、イヤリング、マフラー、帽子は、冬のあいだずっと顔の下や横にあるので、ここだけは明るく澄んだものを選ぶと効きます。
髪とメイクで、顔の側を半段明るく
服で顔の下を明るくできない日もあります。そういう日は、顔の側を半段明るくしてください。
| 動かす場所 | 冬のやり方 |
|---|---|
| 頬 | コーラルやピーチの頬紅を、いつもより少し広く |
| 唇 | 澄んだコーラルか、明るい赤みのある色 |
| 目元 | 金色の細かい光を、まぶたの中央に少しだけ |
| 髪の表面 | 艶を出して、光を返す面を作る |
冬は乾燥で、髪の表面も唇も光を返しにくくなります。艶が消えると、顔の側が半段暗く見えます。服の首元を変えられない日ほど、唇と髪の表面の艶を足すと、黒いコートの日でも顔のまわりが明るく見えます。
手持ちの冬服を3つに分ける手順
冬の手持ちを、顔の下に置けるもの、少し離せば使えるもの、体の下半分で使うものの3つに分けておくと、朝の迷いが減ります。
- 冬服を全部出して、黒か紺の服を1枚横に置く
- 1枚ずつ、黒と並べて明るさの差を数える
- 白い紙の横に置いて、灰が混ざっていないかを見る
- 窓に向けて傾けて、表面が光を返すかを見る
- 3つとも合ったものを「顔の下」、1つ外れたものを「少し離す」、2つ以上外れたものを「体の下半分」に分ける
「顔の下」に入った服が3枚以上あれば、冬の予定はほとんど回ります。1枚もないときは、まずマフラーを1本だけ、アイボリーかコーラルで足してください。服を買い足すより先に、顔のいちばん近くの1本を決めるほうが効きます。
「体の下半分」に入った服も、手放す必要はありません。灰を含んだ色や深い色は、スカートやパンツ、コートの下からのぞく裾として、冬の装いに落ち着きを足してくれます。3つに分けるのは、捨てるためではなく、どこに着るかを先に決めておくためです。
売り場で冬の1枚を確かめる順番
冬の売り場は、明かりが強く、隣に並ぶ服も深い色が多いので、家で見たときと違う判断をしやすい場所です。顔の下に置く1枚を買うときは、次の順番で確かめてください。
| 順番 | 確かめること | 外れたとき |
|---|---|---|
| 1 | 自分が着てきたコートの襟元に当てて、明るさの差が3段あるか | 1段明るい色に替える |
| 2 | 売り場の白い棚や白い紙の横で、曇って見えないか | 澄んだ色に替える |
| 3 | 鏡から1m離れて、服より先に顔に目が行くか | 面積を小さくするか、首元だけに使う |
| 4 | 売り場の窓際か入口近くで、自然の光でも同じに見えるか | 店の明かりだけで決めない |
いちばん大事なのは、1の「着てきたコートに当てる」ことです。冬の首元の1枚は、それ単体で着ることはほとんどなく、いつもコートの内側に入ります。売り場の白い明かりの下で単体で見て明るいと感じても、黒いコートの内側では差が足りないことがあります。買いに行く日は、いちばんよく着るコートを着て出かけてください。
冬のあいだに、明るさを動かす
冬のあいだにも、光と街の色は変わります。月ごとに、顔の下の明るさを少しずつ動かしてください。
| 時期 | 街と光 | 顔の下の明るさ |
|---|---|---|
| 12月 | 日が最も短く、夜の予定が多い | いちばん明るく、面積も広めに |
| 1月 | 年始の行事のあと、景色が灰色に寄る | 明るさはそのまま、素材を厚く |
| 2月 | 昼の光が少し戻ってくる | 春の色を首元に少しずつ戻す |
2月に入ると、昼の光が少しずつ明るくなります。イエベ春にとっては、いちばん楽になる時期です。首元に若草色や明るい水色を少しずつ足していくと、春の服へ移るときに急な変化になりません。
どちらとも取れるとき①|2ndがブルベ冬
1stがイエベ春で、2ndがブルベ冬と言われた人は、冬に黒や濃い色を顔の近くに着ても、沈みにくいことがあります。その場合でも、顔に接する境目には明るさを置いておくと安定します。
| 組み方 | 顔の下 | 向いている日 |
|---|---|---|
| 黒いニット+白いシャツの襟 | 黒の中に白い線 | 通勤・式典 |
| 黒いコート+アイボリーのマフラー | 黒の中に明るい面 | 屋外の予定 |
| 濃い紺のワンピース+金色のイヤリング | 濃い面の横に光 | 夜の集まり |
2ndの強みは、深い色の面積を大きく取れることです。1stの持ち味は、顔の下の明るさです。この2つは、面積の大きい外側を2ndで、顔に接する境目を1stで、と分ければ1日の中で両立します。
イエベ春とブルベ冬の両方を持つ人の考え方は1stイエベ春・2ndブルベ冬|明るさも温度も逆の2つを同じ日に着る境界線に詳しくまとめてあります。
どちらとも取れるとき②|手持ちが黒と紺ばかり
冬の手持ちが黒と紺ばかりで、明るい冬服がほとんどない。この状態から冬の予定を回すなら、服を買い替えるのではなく、顔の下の1枚から足してください。
足す順番は、マフラー、インナー、ニットです。マフラーは1本でほとんどの日の顔の下を変えられます。次に、黒や紺のニットの首元からのぞくアイボリーのインナーかシャツの襟。ニットそのものを明るい色にするのは、最後で構いません。
黒と紺は、イエベ春にとって敵ではありません。顔から離れた場所に置けば、冬の装いを引き締める大切な色です。黒と紺を顔の下から少しだけ遠ざける、それだけで手持ちのまま冬を通せます。
どちらとも取れるとき③|職場や行事で暗い色が決まっている
職場の決まりや行事の装いで、黒や紺を着ることが決まっている日もあります。その日は、決まりの範囲の中で、顔の下の明るさを色以外のもので足します。
1つは艶です。なめらかな素材のブラウスや、光を返すニットは、同じ紺でも顔の下を半段明るく見せます。もう1つは、白に近い小さな面です。シャツの襟、真珠色の小さなイヤリング、細い金色のネックレス。決まりの中で許される範囲で、顔の近くに小さな明るさを1つ置いてください。
それも難しい日は、行き帰りのマフラーと、髪と唇の艶だけで十分です。装いの決まりがある日は、決まりを守ることを先にして、顔色は顔の側で整えます。
どちらとも取れるとき④|明るい色が浮いて見える気がする
冬に明るい色を着ると、自分だけ浮いているように感じることがあります。周りが暗い服ばかりの中では、明るい面が目に入りやすいからです。
浮いて見えるかどうかは、明るい面の広さで決まります。正面から見て、明るい色が胸から上の半分を超えていたら、上に紺やキャメルを1枚重ねて、明るい面を首元だけに絞ってください。顔のすぐ下に明るさが残っていれば、外側を暗くしても顔色は変わりません。
逆に、明るい色を首元に絞ってもなお浮くと感じるなら、色の澄み具合を見直します。冬の街の中では、澄みすぎた明るい色が、季節から外れて見えることがあります。その場合は、白い紙の横で「わずかに灰が混ざる」くらいの色を、顔から10cmほど離して置くと、冬の景色になじみます。
よくある行き違い
| よくある考え方 | 実際に起きること |
|---|---|
| イエベ春は冬に着る服がない | 顔の下20cmを明るくすれば、冬の定番色で回る |
| 冬は全部を暗くしたほうがなじむ | 顔の下まで暗くすると、イエベ春の顔は沈む |
| 黒いコートは避けたほうがよい | 首元に3段離れた明るい1枚があれば着られる |
| 冬は似合う色が変わる | 変わるのはコート・光・周りの服。色はそのまま |
| 明るい色は冬に浮く | 面積を首元に絞れば浮かない |
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よくある問い
- Q. イエベ春は冬に黒いコートを着てはいけませんか
- 着て構いません。黒いコートが重く見えるのは、コートの襟元から顔の下まで、暗い面が途切れずに続くときです。マフラーか首元のニットに、黒と明るさが3段以上離れた色、たとえばアイボリーや明るいベージュ、コーラルを手のひら1枚ぶん置くと、顔の下に明るい面ができて沈みません。黒いコートを買い替えるより、首元の1枚を足すほうが早く、手持ちのまま冬を通せます。
- Q. 冬の服を全部明るい色にしないといけませんか
- その必要はありません。顔から離れた場所、つまりパンツやスカート、靴、バッグ、コートの裾まわりは、焦げ茶や紺、チャコールのような冬の深い色で構いません。イエベ春が明るさを必要とするのは顔のすぐ下だけです。顔の下20cmに明るく澄んだ色が1つあれば、体の下半分が深い色でも、全体は冬らしく落ち着いたまま、顔は明るく見えます。
- Q. 冬の集まりで、明るい色が浮いて見えないか心配です
- 面積を小さくすれば浮きません。冬の集まりでは、周りの人が黒や紺を着ていることが多く、全身が明るいと目立ちます。顔の近くの明るさは、ブラウスの襟、ニットの首元、イヤリングの周りくらいの広さに絞り、上に紺やキャメルのカーディガンかジャケットを重ねてください。正面から見える明るい面は小さくなりますが、顔のすぐ下には残るので、顔色は保てます。
- Q. 2ndがブルベ冬と言われました。冬は黒を顔の近くに着てもいいですか
- 2ndがブルベ冬なら、黒を顔の近くに置いても沈みにくい人がいます。ただ、1stはイエベ春なので、黒だけで顔の下を埋めるより、黒と明るい色を顔の下で接するように組むと安定します。たとえば黒いニットの首元から白いシャツの襟を指2本ぶん出す、黒いコートに明るいアイボリーのマフラーを巻く、という置き方です。黒の面積は大きくても、顔に接する境目に明るさがあれば、2ndの強みを生かしながら1stの明るさも残せます。
— メグラシ編集部





