イエベ春の秋服が地味に見える|顔が沈む原因は暗さ・濁り・近さの3つ

イエベ春のあなたが秋服を着て顔が沈んで見えるなら、原因は秋色そのものではありません。暗さ・濁り・顔からの近さ、この3つのうちどれかがずれています。
確かめ方は、その秋服を顎の下に当てて3秒見るだけです。目の下の影が濃くなれば暗さ、頬が黄色く濁れば濁り、顔より先に服に目が行けば近さ。どれが起きているかで、直し方が変わります。
9月の終わりから売り場が一気に深い色に替わると、イエベ春の人は「着る色がない」と感じやすくなります。でも、秋色の中にもイエベ春の顔の下で働く色はあります。この記事は、手持ちの1枚を3つの見方で仕分けて、直して着るための手順です。
結論:沈む原因は、暗さ・濁り・近さのどれか1つ
イエベ春の顔は、明るくて澄んだ色と並んだときにいちばん生き生きします。秋服で沈むのは、その条件のどれかから外れたときです。
| ずれ | 顎の下に当てたときに起きること | 直す場所 |
|---|---|---|
| 暗さ | 目の下の影が濃くなり、くまが目立つ | 首元に明るい色を挟む/1段明るい秋色へ |
| 濁り | 頬が黄色っぽく濁り、肌の透明感が消える | 表面の起毛した素材へ/澄んだ秋色へ |
| 近さ | 顔より先に服に目が行く | 顔から15cm以上離す/面積を減らす |
| どれでもない | 顔が明るく、目の輪郭がはっきりする | そのまま顔の下に置いてよい |
**3つのうち、ずれているのはたいてい1つだけです。**1つを直せば着られる服を、秋色だからという理由でまとめて手放す必要はありません。
先に3秒で見分ける|目の下・頬・視線
見る場所は3つだけです。順番に見ると、迷いません。
| 最初の3秒で見えたこと | ずれているもの | 次に見ること |
|---|---|---|
| 目の下のくまが、白を当てたときより濃い | 暗さ | 服と髪、どちらが暗いか |
| ほうれい線の影が深く見える | 暗さ | 首元に白を挟んで戻るか |
| 頬が黄色っぽく、つやが消える | 濁り | 服の縁が灰色に見えるか |
| 唇の色がくすんで、茶色っぽくなる | 濁り | 同じ色の澄んだ1枚と比べる |
| 顔を見る前に服の色が目に入る | 近さ | 顎から服の上端まで何cmか |
| 顔は明るいのに、全身が重く見える | 近さ(面積) | 上半身の何割がその色か |
比べる相手として、先に白い服かタオルを同じ場所に当てておくと、差がはっきりします。白より影が濃い、白より頬が濁る、というふうに、白との差で見てください。
なぜイエベ春の秋服は地味に見えやすいのか
秋の売り場に並ぶ色は、夏までの色に黒と灰色を足した色が中心です。黒が足されると暗くなり、灰色が足されると濁ります。イエベ春の顔は、この2つをどちらも受け止めにくい側にあります。
もう1つは、秋は服が厚くなり、顔の下に来る面積が増えることです。薄いブラウスなら気にならなかった色でも、ハイネックのニットになると顎のすぐ下から胸までが1色になります。色が合っていても、近さと面積で沈むことがあるのはこのためです。
つまり、イエベ春が秋に困るのは「秋色が似合わないから」ではなく、秋の服が持っている3つの性質、暗い・濁る・近いが重なりやすいからです。重なりを1つずつほどけば、秋色は着られます。
もう1つ、秋は日が短くなり、昼の光そのものが弱くなります。夏と同じ服を同じ窓際で見ても、9月末の夕方には一段暗く見えます。服が暗く、光も弱い。この2つが同時に来るので、イエベ春の人は秋の入り口でいちばん「顔が沈んだ」と感じやすくなります。服のせいだけではないと知っておくと、必要以上に手持ちを疑わずに済みます。
手順|手持ちの秋服を顎の下に当てる3分
- 昼の窓際に立ち、部屋の照明を消す
- 鏡から1m離れ、白い服かタオルを顎の先から10cm下に当てて、顔を3秒見る
- 同じ場所に秋服を当てて、同じく3秒見る
- 白との差を、目の下・頬・視線の3か所で書き留める
- 秋服を顎から15cm、30cmと下げて、どこで沈みが消えるかを見る
5番目の手順で、沈みが消える位置が分かります。15cm下げて消えるなら近さのずれ、30cm下げても消えないなら、暗さか濁りのずれが大きい1枚です。
手持ちが何枚もあるときは、1枚ずつ書き留めてから、次の「3つの箱」で仕分けてください。
ずれ①暗さ|影が濃くなるなら、1段明るい秋色へ
暗さのずれは、服が顔より暗すぎるときに起きます。目安にするのは自分の髪です。服を髪の横に持っていき、鏡で比べてください。
| 服と髪の明るさ | 顔の下に置いたとき | どうするか |
|---|---|---|
| 服が髪より明るい | 顔が明るく見える | そのまま顔の下に置ける |
| 服と髪が同じくらい | 落ち着いて見える | 顔の下に置ける。首元に白があると安心 |
| 服が髪より1段暗い | 目の下の影が少し濃くなる | 首元に明るい色を指2本ぶん挟む |
| 服が髪より2段以上暗い | 影が濃く、顔が沈む | 顔の下から外し、腰から下へ |
| 黒に近い | 顔より服が前に出る | 小物か足元の面積にとどめる |
イエベ春の人は、髪より明るい秋色を顔の下に置くのが基本です。髪より暗い秋色を顔の下に置くときは、首元に明るい色を必ず挟む、と決めておくと、朝の迷いが減ります。
髪を秋に暗く染めた人は、夏に選んだ秋服の判定をやり直してください。髪が暗くなると、それまで暗すぎた服が髪と並んで落ち着くことがあります。
ずれ②濁り|頬が黄色く濁るなら、澄んだ秋色へ
濁りのずれは、服に灰色が多く混ざっているときに起きます。見分けるには、服を白いコピー用紙の上に置き、面の真ん中ではなく紙との境目の縁を見てください。縁が灰色がかって見える服は、灰色を多く含んでいます。
同じ秋色の名前でも、澄んだものと濁ったものがあります。
| 秋色 | 澄んだ側(イエベ春の顔の下で働く) | 濁った側(顔が沈みやすい) |
|---|---|---|
| キャメル | 明るく黄みの強いキャメル | 灰色がかったベージュ寄りのキャメル |
| マスタード | 黄色に近い明るいマスタード | 茶と灰を含んだ暗いマスタード |
| テラコッタ | オレンジに近い明るいテラコッタ | 茶に寄った、れんが色のテラコッタ |
| カーキ | 黄緑に寄った明るいカーキ | 灰色に寄ったくすんだカーキ |
| オリーブ | 黄みの強い、明るいオリーブ | 茶と灰を含んだ暗いオリーブ |
| ボルドー | 赤みの明るい、朱に寄ったボルドー | 紫と灰を含んだ深いボルドー |
| 深緑 | 黄みを含んだ、明るめの深緑 | 青と灰を含んだ暗い深緑 |
| こげ茶 | 赤みのある明るいこげ茶 | 灰を含んだ黒に近いこげ茶 |
縁が見分けにくいときは、同じ色名の服をもう1枚、売り場やクローゼットから持ってきて並べてください。2枚並べると、どちらが澄んでいてどちらが濁っているかは、1枚だけを見るよりずっと簡単に分かります。
濁った側を着て頬が黄色く見えるのは、イエベ春の肌の黄みと、服の灰色が混ざって見えるからです。同じ名前の色で、澄んだ側を探せば、顔の下に戻せます。
ずれ③近さ|服だけ目立つなら、顔から15cm離す
暗さも濁りも問題ないのに、顔より先に服に目が行くことがあります。これは近さのずれです。色の強さが、顔のすぐ下で顔と張り合っています。
| 顎の先から服の上端まで | 起きやすいこと | 目安 |
|---|---|---|
| 5cm以内(ハイネック・タートル) | 服と顔が同じ高さで並び、服が前に出る | 色はいちばん厳しく選ぶ |
| 5〜15cm(クルーネック・シャツ) | 顔の下の面として働く | 暗さと濁りが合えば置ける |
| 15〜30cm(Vネック・前開き) | 顔から少し離れ、影響が弱まる | 1段暗い秋色まで置ける |
| 30cm以上(腰から下) | 顔と並んで見られる時間が短い | 秋色は自由に使える |
| 手に持つもの・足元 | 顔の判定の外 | 深い秋色の入り口にちょうどいい |
秋服で沈んだ1枚を、15cm下げた位置で当て直してみてください。そこで沈みが消えるなら、その服の色は合っています。首の詰まったニットで着るのではなく、Vネックや前開きのカーディガンにして、顔から離して着れば働きます。
測るときは、定規より手のひらが便利です。指をそろえた手のひらの幅が、多くの人でおよそ7〜8cmあります。顎の先から服の上端まで、手のひら2枚ぶん入れば15cm前後です。売り場でも鏡の前でも、手のひらを当てるだけで近さのずれを確かめられます。
秋色ごとの直し方|どこがずれやすいか
秋色は色ごとに、ずれやすい場所が決まっています。手持ちの1枚がどれに当たるかを見てください。
| 秋色 | ずれやすいもの | 顔の下に置く条件 | 置けないときの置き場所 |
|---|---|---|---|
| キャメル | 濁り | 黄みが強く明るいもの | コート・バッグ |
| マスタード | 暗さ | 黄色に近い明るさ | スカート・ストール |
| テラコッタ | 濁り | オレンジに近いもの | パンツ・スカート |
| カーキ | 濁り | 黄緑に寄ったもの | パンツ・ジャケット |
| オリーブ | 暗さと濁り | 明るく黄みの強いもの | スカート・靴 |
| ボルドー | 暗さ | 朱に寄った明るいもの | スカート・バッグ |
| 深緑 | 暗さ | 明るめで黄みを含むもの | スカート・小物 |
| こげ茶 | 暗さ | 髪より明るいもの | 靴・ベルト・パンツ |
| チャコール | 暗さと濁り | ほぼ置けない | パンツ・コート |
| くすみピンク | 濁り | 灰色の少ない明るいもの | ニットの下に重ねる |
茶色の明るさの見方は、イエベ春の茶色に詳しく分けてあります。キャメルの寄りはキャメルが似合う人で確かめられます。
買い直さずに直す①|首元に明るい色を指2本ぶん
暗さのずれは、首元に明るい色を細く挟むだけで戻ることがよくあります。幅は指2本ぶん、およそ3cmあれば十分です。
| 挟むもの | 挟み方 | 効く秋服 |
|---|---|---|
| 白のTシャツ | クルーネックの内側から縁を出す | こげ茶・深緑のニット |
| アイボリーのシャツ | 襟だけを外に出す | ボルドー・マスタード |
| 明るいベージュのタートル | ジャケットの下に重ねる | チャコールのジャケット |
| 淡い黄色のカットソー | Vネックの内側に見せる | オリーブ・カーキ |
| 金のネックレス | 鎖骨の上に1本 | どの暗い秋色にも |
| 明るい柄のスカーフ | 首元に小さく結ぶ | 暗いコート |
| 白い襟つきのブラウス | ニットの上に襟を出す | クルーネックの暗い秋色 |
| 明るいベージュのストール | 胸の前に垂らす | 黒・紺のアウター |
挟む色は、白よりもアイボリーや明るいベージュのほうが、イエベ春の肌となじみます。真っ白は、暗い秋色との差が大きすぎて、首元だけ浮くことがあります。
買い直さずに直す②|素材の表面で明るさを半段戻す
同じ色でも、素材で明るさが変わります。表面が起毛した素材は、毛先に光が当たって半段明るく見えます。つやのある素材は、影の部分が深くなって半段暗く見えます。
| 素材 | 見え方 | イエベ春の秋服として |
|---|---|---|
| モヘア・アンゴラ調のニット | 半段明るく、やわらかい | 暗い秋色でも顔の下に置きやすい |
| ざっくり編みのニット | 編み目に光がたまり明るく見える | 濁りが目立ちにくい |
| スエード調 | 表面が光を散らし、明るく見える | キャメル・テラコッタに向く |
| コーデュロイ | 畝に光が当たって明暗が出る | 顔から離した場所で使う |
| 目の詰んだウール | 色がそのまま出る | 色の判定どおりに使う |
| サテン・とろみ素材 | 影が深く、半段暗く見える | 暗い秋色は避ける |
| レザー調 | つやで深さが増す | 小物か足元にとどめる |
| ツイード | 糸の色が混ざり、濁って見えやすい | 明るい糸が混ざるものを選ぶ |
濁りのずれがある1枚を、同じ色の起毛したニットに替えると、頬の濁りが消えることがあります。買い直すなら、色より先に素材を替える、と覚えておいてください。
買い直さずに直す③|髪とメイクで顔の側を1段明るく
服を替えずに、顔の側を明るくする方法もあります。服と顔の明るさの差を詰めれば、同じ秋服でも沈みにくくなります。
| 顔の側でできること | 何が変わるか | 向くずれ |
|---|---|---|
| 顔まわりの髪を耳にかける | 顔と服の間に肌が見え、明るくなる | 暗さ・近さ |
| 毛先を外に巻く | 首元に空きができる | 近さ |
| チークを明るいコーラルに | 頬の血色が戻る | 濁り |
| リップを明るいコーラルかオレンジに | 口元に明るさが集まる | 暗さ・濁り |
| アイシャドウを明るいベージュに | 目の下の影が目立ちにくい | 暗さ |
| 下地で明るさを足す | 肌の透明感が戻る | 濁り |
秋はリップやアイシャドウも深い色を選びたくなりますが、服を秋色にした日は、顔の側を明るいまま残すと釣り合います。服も顔も秋色にすると、全体が同じ深さに沈みます。
黒・紺・グレーの秋服で沈むとき
秋冬は、秋色だけでなく黒・紺・グレーも増えます。イエベ春にとってこの3色は、暗さと濁りのずれが両方起きやすい色です。
| 色 | ずれやすいもの | 顔の下に置く方法 |
|---|---|---|
| 黒 | 暗さ | 首元にアイボリーを指2本ぶん。Vネックで離す |
| 紺 | 暗さ | 明るめの紺を選び、白の襟を出す |
| チャコール | 暗さと濁り | 顔の下には置かず、パンツやコートの面へ |
| ライトグレー | 濁り | 黄みのあるグレージュに替える |
黒や紺を顔の下に置くときは、イエベ春に似合わない色の服にある面積の絞り方も合わせて見てください。
秋のアウターで沈むとき|面積がいちばん大きい1枚
アウターは、上半身の前面をほとんど覆います。インナーで似合った色でも、アウターの面積になると暗さと濁りが強く出ます。
| アウターの状態 | 起きやすいこと | 直し方 |
|---|---|---|
| 前を閉めて着る | 顎の下から膝まで1色になる | 前を開けてインナーで縦に明るい帯を作る |
| 暗いこげ茶のコート | 目の下の影が濃くなる | 明るいベージュのストールを首元に |
| くすんだカーキのジャケット | 頬が黄色く濁る | インナーを澄んだ明るい色に |
| 襟の大きいコート | 襟が顔のすぐ下に来る | 襟を立てずに寝かせる |
| フード付き | 背中側の色が顔の横に来る | フードの色が明るいものを選ぶ |
| 丈の長いコート | 全身が重く見える | 足元を明るくして重心を上げる |
アウターを1枚買うなら、インナーで似合った秋色より1段明るいものを選んでください。面積が大きいぶん、同じ色でも暗く見えるからです。
柄の秋服で沈むとき|チェックとツイード
柄は、いちばん面積の大きい色と、柄の細かさで働きが変わります。
| 柄 | 沈みやすい条件 | 顔の下に置ける条件 |
|---|---|---|
| グレンチェック | 地の色が灰色 | 地がベージュや明るい茶 |
| タータンチェック | 暗い緑と紺が主役 | 赤や黄が多く混ざる |
| ツイード | 灰色の糸が多い | 白や黄の糸が混ざる |
| ヘリンボーン | 黒と灰の組み合わせ | 茶とアイボリーの組み合わせ |
| 小花柄の秋色 | 地が暗い | 地が明るく、花が秋色 |
| アーガイル | 暗い地に細い線 | 明るい地に秋色のひし形 |
柄は、遠くから見ていちばん多い色で判定してください。鏡から2m離れて、柄がひとつの色に見えたとき、その色が暗いか濁っているかを見ます。
売り場で失敗しない|3つの札で確かめる
売り場の照明は明るいので、家で着たときより秋色が明るく見えます。買う前に、次の3つを確かめてください。
| 札 | 売り場ですること | 見送る目安 |
|---|---|---|
| 暗さ | 服を髪の横に持っていき、鏡で比べる | 髪より2段以上暗い |
| 濁り | 白いタグや値札の台紙の横で縁を見る | 縁が灰色に見える |
| 近さ | 首の開きと顎の距離を測る | 5cm以内で暗さか濁りが1つでもある |
| 素材 | 表面を指でなでて、起毛かつやかを見る | つやがあって暗い |
| 面積 | 着たときに上半身の何割がその色かを見る | 7割以上で暗い |
| 窓際 | できれば店の窓際か外の光で見直す | 窓際で急に暗く見える |
3つの札のうち2つが「見送る」なら、その1枚は顔の下には置けません。スカートやパンツで同じ色を探すほうが、失敗が少なくなります。
通販で買うときは、商品写真の色をそのまま信じないでください。撮影の光で、秋色は実物より明るく澄んで写ることが多くあります。届いたら、タグを切る前に窓際で顎の下に当て、この記事の3秒の見分けをしてから袖を通すと、返品の判断も早くつきます。
手持ちの秋服を3つの箱に分ける
手持ちの秋服を、顎の下に当てた結果で3つに分けておくと、朝に迷いません。
| 箱 | 入れる服 | 使い方 |
|---|---|---|
| 顔の下にそのまま | 3つのずれがどれもない | ニット・ブラウスとして主役に |
| 直して顔の下へ | ずれが1つだけ | 首元・素材・距離のどれかで直して着る |
| 顔から離す | ずれが2つ以上 | スカート・パンツ・コート・小物へ |
| 手放しを考える | 顔から離しても全身が沈む | 一季節着なければ手放す |
| 迷い | 日によって結果が違う | 下の「どちらとも取れるとき」で見直す |
| 借り物 | 2ndの色として使える | 顔から30cm以上離して使う |
「顔から離す」の箱に入った服は、似合わない服ではありません。置き場所が決まった服です。
春の色を秋に持ち越すときの失敗
秋服で沈むのが怖くて、春夏の明るい色をそのまま秋に着続けると、今度は季節から浮くことがあります。持ち越すときも、少しだけ秋に寄せてください。
| 春夏の色 | 秋にそのまま着ると | 秋に寄せる方法 |
|---|---|---|
| コーラルピンク | 薄手だと季節から浮く | 起毛のニットに替える |
| 明るい黄色 | 夏の印象が残る | マスタードの小物を足す |
| ターコイズ | 涼しげに見えすぎる | 下をキャメルやこげ茶にする |
| 明るいベージュ | 薄く軽く見える | 厚手の素材にして重さを足す |
| アイボリー | 夏の白に見える | ツイードやニットの表面で秋にする |
| 明るい水色 | 季節から浮きやすい | 茶系の上着の内側に入れる |
イエベ春の秋は、顔の下は明るいまま、素材と下半身で秋を足すのがいちばん崩れにくい形です。
秋色の小物から始める|顔から遠い順に足す
秋服で沈んだ経験があると、次に秋色を買うのが怖くなります。そのときは、顔から遠い場所の小物から秋色を足してください。顔から遠いほど、暗さと濁りのずれが顔に届きにくくなります。
| 小物 | 顔からの距離 | 入れやすい秋色 |
|---|---|---|
| 靴 | いちばん遠い | こげ茶・ボルドー・深緑まで自由 |
| バッグ | 腰の高さ | キャメル・テラコッタ・オリーブ |
| ベルト | 腰の高さ・細い | こげ茶・キャメル |
| 腕時計のベルト・ブレスレット | 手元 | キャメル・こげ茶・金 |
| 帽子 | 顔のすぐ上 | 明るいキャメルかベージュまで |
| ストール | 顔のすぐ下 | 明るく澄んだ秋色だけ |
靴やバッグで秋色を使って、全身の中に秋の色が1か所あるだけで、季節は十分に伝わります。顔の下を明るい色のままにしていても、足元がこげ茶なら、秋の装いとして見えます。慣れてきたら、腰の高さ、胸の高さと、1段ずつ顔に近づけてください。どの高さで沈み始めるかが分かれば、それがあなたの秋色の境目です。
1週間で試す|手持ちの秋服を1日1枚ずつ
手持ちの秋服をまとめて当てると、途中から目が慣れて、差が分からなくなります。1日1枚ずつ、同じ条件で試すほうが確かです。
- 平日の朝、同じ窓際・同じ時間に、その日着る秋服を1枚だけ当てる
- 白を当てたときとの差を、目の下・頬・視線の3か所で1行ずつ書く
- 沈んでいたら、首元・素材・距離のどれで直したかも書く
- 夕方、鏡の前でもう一度見て、朝と違ったかを書き足す
- 1週間たったら、書いた7行を並べて、どのずれが多かったかを数える
7行を並べると、あなたの秋服で多いずれが1つに寄っていることがよくあります。暗さが多いなら、次に買う秋服は明るさを最優先に。濁りが多いなら素材を。近さが多いなら首の開きを。買い物で見る場所が1つに絞れます。
髪色を秋に変える前に確かめること
秋になると、髪を暗めの色に染め替える人が増えます。イエベ春の人が髪を暗くすると、服と顔の明るさの関係も動きます。
髪が1段暗くなると、それまで髪より暗かった秋服が、髪と同じ明るさに並ぶことがあります。その場合、暗さのずれは小さくなります。一方で、顔まわりに暗い面が増えるぶん、明るい春の色の服が顔から浮いて見えることもあります。
染め替える前に、手持ちの秋服を2枚、明るいものと暗いものを選んで、今の髪で顎の下に当てておいてください。染め替えたあとにもう一度当てれば、どちらに動いたかが分かります。髪色と服の組み合わせは、イエベ春とイエベ秋の服の分け方の明るさの段差の考え方でそろえられます。
写真で沈むときと、鏡で沈むとき
鏡では平気なのに、写真に撮ると秋服で顔が沈む。反対に、鏡では沈むのに写真では気にならない。この食い違いもよく起きます。
スマホのカメラは、画面全体の明るさを平均に合わせようとします。顔の下に暗い秋服が大きく写ると、カメラは画面を明るくしようとして、顔の明るさが飛んだり、逆に影が強く出たりします。鏡は、この補正がありません。
判定は鏡を基準にしてください。写真で沈むのが気になる場面、たとえば集合写真のある日だけは、首元に明るい色を挟むか、上着の前を開けて明るい面を増やすと、写真でも顔が沈みにくくなります。
よくある思い込み|イエベ春の秋服
イエベ春の秋服には、広まっている言い方がいくつかあります。そのまま信じると、着られる服まで手放すことになります。
| 思い込み | 実際に起きていること |
|---|---|
| イエベ春は秋色が全部似合わない | 暗さ・濁り・近さのどれかがずれた1枚だけが沈む |
| 秋は春の色を着続ければいい | 顔は明るくても、薄手のままだと季節から浮く |
| ベージュなら何でも安全 | 灰色を含んだベージュは頬を濁らせる |
| 黒は絶対に着られない | 首元に明るい色を挟み、顔から離せば着られる |
| 高い素材なら沈まない | つやのある素材は、むしろ半段暗く見せる |
| 2ndがイエベ秋なら秋色は大丈夫 | 顔の下に置けるのは、髪と同じ明るさまで |
どの思い込みも、秋色をひとまとめにしているところから生まれています。1枚ずつ、3つのずれで見直せば、着られる服と置き場所を変える服に分かれます。
「地味」という言葉も、よく見ると2つに分かれます。顔が沈んで元気がなく見える地味と、色数が少なく落ち着いて見える地味です。前者はこの記事の3つのずれで直せますが、後者は失敗ではありません。秋服で顔が明るく見えているなら、落ち着いて見えるのは秋らしさとして受け取ってかまいません。
どちらとも取れるとき①|暗さと濁りが両方あるように見える
目の下の影も濃くなり、頬も濁って見える。この場合、どちらを先に直すかで迷います。先に直すのは暗さです。
首元にアイボリーを指2本ぶん挟んで、もう一度3秒見てください。影が消えて、頬の濁りもほとんど気にならなくなったなら、ずれは暗さだけでした。影は消えたのに頬がまだ濁るなら、濁りのずれも残っています。そのときは素材を起毛のものに替えるか、同じ色の澄んだ側の1枚を探します。
両方を直しても沈むときは、その1枚は顔の下から外して、腰から下に回してください。
どちらとも取れるとき②|朝は沈むのに、夕方は平気
朝の窓際では沈んで見えたのに、夕方の室内で見ると気にならない、ということがあります。光の色が変わったからです。
夕方や室内の電球色の光は黄みを帯びていて、秋色の暗さと濁りを和らげます。昼の白い光は、色をそのまま見せます。判定は、いちばん厳しい昼の窓際の結果を基準にしてください。そのうえで、夜の集まりにしか着ない服なら、夕方の光で平気だった1枚を顔の下に置いてもかまいません。
どの時間帯に着る服かを先に決めてから、その時間帯の光で見る、と覚えておくと迷いが減ります。
どちらとも取れるとき③|2ndがイエベ秋と言われている
診断で1stイエベ春、2ndイエベ秋と言われた人は、秋色がそのまま似合うと考えがちです。ただ、2ndは顔の下にそのまま置ける色ではなく、置き場所を選べば使える色の幅です。
顔の下は、イエベ春の明るさを基準にしてください。イエベ秋の本命色の中でも、明るさが髪と同じか明るいものなら、顔の下に置けます。それより暗いものは、顔から15cm以上離した場所で使います。2ndの読み方はイエベ春とイエベ秋の服の分け方で、明るさの段差から整理してあります。
1stがどちらか決まっていない人は、先にイエベ春と秋の違いで確かめてから、この記事の手順に戻ってください。
どちらとも取れるとき④|好きな秋色が全部沈む
手持ちの秋服を当ててみたら、好きな色がほとんど「顔から離す」の箱に入った。そういうこともあります。
まず確かめてほしいのは、当てた条件です。夕方の暗い部屋や、蛍光灯の真下で当てると、どの秋色も一段暗く、濁って見えます。昼の窓際で、白との差を見る手順どおりにやり直すと、「顔から離す」に入れた服のうち何枚かが「直して顔の下へ」に戻ることがあります。
条件を整えても結果が変わらないなら、好きな秋色を手放すのではなく、置き場所を下半身と上着の内側に集めてください。好きな秋色のスカートやパンツに、顔の下はアイボリーや明るいキャメルのニットを合わせる。これで、全身としては秋色を着ている日が作れます。
もう1つは、同じ色名で、澄んだ側と明るい側を探し直すことです。秋色という名前の中には、明るさと澄み方の幅があります。好きな色の中に、イエベ春の顔の下で働く1枚が見つかることは珍しくありません。どうしても決めきれないときは、パーソナルカラー診断で自分の1stと明るさの向きを確かめ直してから、もう一度当ててみてください。
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よくある問い
- Q. イエベ春は秋服を着てはいけないのですか
- 着てかまいません。イエベ春の人が秋服で沈むのは、秋色の中でも暗すぎるもの、灰色を多く含んで濁ったもの、そして顔のすぐ下に大きな面で置いたものです。同じキャメルでも、明るく澄んだキャメルならイエベ春の顔の下で働きます。秋色という名前でまとめて避けるのではなく、手持ちの1枚ずつを、暗さ・濁り・近さの3つで見てください。3つのうち1つだけがずれているなら、その1つを直せば着られます。
- Q. 秋服を着ると顔色が悪く見えるのは、暗さと濁りのどちらですか
- 顎の下に当てたときの、目の下を見てください。目の下の影が濃くなって、くまが目立つように見えるなら暗さです。目の下は変わらないのに、頬全体が黄色っぽく濁って、肌の透明感が消えるなら濁りです。両方起きているように見えるときは、先に暗さを直してください。暗さを1段戻すと、濁りのほうも目立たなくなることがよくあります。
- Q. 買い直さずに、手持ちの秋服を着る方法はありますか
- 3つあります。首元に白や明るいベージュを指2本ぶんの幅で挟む。同じ色でも表面が起毛したニットやスエードに替えて明るさを半段戻す。その秋服を顔から15cm以上離して、スカートやパンツ、バッグに回す。暗さのずれには首元、濁りのずれには素材、近さのずれには置き場所が効きます。3つ試しても沈むときだけ、その1枚は顔の下から外してください。
- Q. 2ndがイエベ秋と言われました。秋服はイエベ秋の色を選べばいいですか
- 1stがイエベ春なら、顔の下に置く色は春の明るさを基準にして、秋の色は深さを半段借りる程度にとどめるのが安全です。2ndは、顔から離れた場所や、小さな面積で使える色の幅を教えてくれるものです。イエベ秋の本命色をそのまま顔の下に置くと、暗さのずれが起きやすくなります。顔の下はイエベ春の明るさ、腰から下はイエベ秋の深さ、と場所で分けると迷いが減ります。
— メグラシ編集部





