キャメルが似合う人|白黒写真で見る肌との差と、紙に映る色の寄り

**キャメルが似合う人は、キャメルと肌の明るさに差がある人です。**キャメルは、服の色の中でいちばん肌の明るさに近い色です。だから、似合うかどうかは色みより先に、肌との明るさの差で決まります。差が足りないと、顔と服の境目が消えて、顔がぼやけて見えます。
もうひとつ見るのが、そのキャメルが赤み・黄み・灰みのどれに寄っているかです。この2つは、手持ちのスマホと白い紙で確かめられます。
結論:肌との明るさの差と、キャメルの寄りの2つ
| 見るもの | 確かめ方 | 分かれ目 |
|---|---|---|
| 明るさの差 | 顎の下に当てて撮った写真を白黒にする | 肌と同じ灰色に写れば差が足りない |
| 寄り | 窓辺で白い紙の横に置く | 紙が赤っぽい・黄色い・何も映らない、の3つ |
明るさの差があれば、寄りが多少ずれていても顔の下に置けます。差がなければ、寄りが合っていても顔がぼやけます。先に見るのは明るさの差です。
明るさの差を測る|白黒写真で肌と比べる
目で見比べると、色みに引っ張られて明るさが分からなくなります。スマホのカメラを使ってください。
- 昼間の窓のそばで、キャメルの服をたたんで顎のすぐ下に当てる
- 顔と服が両方入るように、正面から1枚撮る
- 写真の編集で彩度をいちばん下まで下げて、白黒にする
- 頬と服が、同じ灰色に見えるか、はっきり違う灰色に見えるかを見る
**頬より服のほうが2段以上暗く写れば、差は十分です。**同じ灰色に見える、あるいは1段しか違わないなら、差が足りていません。服のほうが明るく写った場合は、明るいキャメルかベージュ寄りの1枚で、差は逆向きに開いています。この場合も顔の下には置けますが、顔が暗く沈んで見えやすくなります。
白黒写真は、光の当たり方で明るさが変わります。窓に対して斜めに立たず、顔と服に同じように光が当たる向きで撮ってください。
寄りを見る|白い紙に照り返す色
キャメルの寄りは、服そのものより、隣に置いた白い紙に映る色のほうが読みやすくなります。
晴れた日の窓辺で、白いコピー用紙を立てて、そのすぐ横にキャメルの服を置きます。日が服に当たると、照り返しが紙に映ります。紙が赤っぽく染まれば赤み寄り、黄色く染まれば黄み寄り、ほとんど何も映らなければ灰み寄りです。
赤み寄りのキャメルは、茶やレンガに近い側にあります。黄み寄りのキャメルは、からしや黄土に近い側。灰み寄りのキャメルは、ベージュやグレージュに近い側です。同じ「キャメル」という名前でも、この3方向で似合う人が入れ替わります。
明るさ×寄りで、置ける場所が決まる
2つを掛け合わせると、そのキャメルを顔の下に置けるかどうかが決まります。
| 明るさの差 | 寄りが自分と合う | 寄りが自分と逆 |
|---|---|---|
| 2段以上ある | 顔の下にそのまま置ける | 顔の下に置ける。襟元に自分の側の色を足す |
| 1段 | 顔の下に置ける。襟を1枚挟むと安定する | 顔から離して使う |
| 差がない | 襟を1枚挟めば顔の下で着られる | 顔から30cm以上離して使う |
自分の寄りが分からないときは、手首の内側の肌を同じ白い紙の横に並べてみてください。キャメルの照り返しと自分の肌が同じ方向に寄っていれば、寄りは合っています。
イエベ春・イエベ秋のキャメル
イエベ春は、明るく黄み寄りのキャメルが得意です。ただし、明るいキャメルほど肌との差が小さくなります。白黒写真で差が1段しかないときは、白や生成りの襟を出して、顎の下に明るい線を1本作ってください。
イエベ秋は、中くらいから暗めのキャメル、赤み寄りか黄み寄りのどちらも使えます。キャメルが最も着やすい人たちです。そのぶん、明るいキャメルを選んで差が足りなくなる失敗が多いので、迷ったら一段暗いほうを選ぶと外れません。秋色の中での位置の見分け方はイエベ秋なのに秋色が似合わないで扱っています。
ブルベ夏・ブルベ冬のキャメル
ブルベ夏は、灰み寄りのキャメルを選んでください。ベージュに近い、照り返しがほとんど映らない1枚です。黄み寄りのキャメルは、頬の黄みを拾って顔色が沈んで見えやすくなります。茶の中でどこまでがブルベの側かはブルベのブラウンにまとめてあります。
ブルベ冬は、キャメルを顔の下に置くより、黒や濃紺と組んで離れた場所に置くほうが得意です。顔の下に置きたいときは、赤み寄りで暗めのキャメルを選び、中に白か黒のタートルネックを入れてください。顎のすぐ下がくっきりした色なら、その下のキャメルは服の色として見えます。
どちらとも取れるとき①|白黒で差はあるのに、似合う気がしない
白黒写真では2段以上の差があるのに、鏡で見るとどうも落ち着かない。この場合は、寄りがずれているか、素材の表面が影響しています。
まず白い紙の照り返しを見直してください。自分の肌と逆の方向に寄っていれば、襟元に自分の側の色を1つ足します。ブルベなら青みのある白やグレー、イエベなら生成りやアイボリーです。
寄りが合っているのに落ち着かないなら、素材を見ます。毛足の長い起毛のキャメルは、光を吸って一段暗く、やわらかく見えます。つるりとした布のキャメルは、光を返して明るく、黄みが前に出ます。同じ明るさの差でも、表面の光り方で顔との釣り合いが変わるので、手持ちに両方あれば当て比べてください。
どちらとも取れるとき②|照り返しの色が読めない
紙に映る色が、赤っぽいとも黄色いとも言えない。この場合は、寄りが中立に近いキャメルです。こういう1枚は、合わせるもので寄りが決まります。
中立のキャメルは、**合わせる色の側に引っ張られます。**白や青みのあるグレーと組めばブルベの側に、生成りやこげ茶と組めばイエベの側に見えます。自分の側の色を襟元か顔に近い場所に置けば、中立のキャメルは自分の側のキャメルとして使えます。寄りの読めない1枚は、どちらの人にとっても使いやすい1枚です。
どちらとも取れるとき③|9〜10月の日焼けと、11月の白い肌
9月から10月は、夏の日焼けが残って、肌が普段より一段暗く黄みに寄っています。この時期に白黒写真を撮ると、肌とキャメルの差が普段より小さく出ます。
いま差が足りないと出たキャメルでも、日焼けが抜ける11月には差が戻ることがあります。**秋の入口に「キャメルが似合わなくなった」と感じても、手放すのは11月に撮り直してからで遅くありません。**逆に、いま差が十分に出ている暗めのキャメルは、冬に肌が明るくなると差がさらに開きます。暗すぎて顔が沈むようになったら、襟元に明るい色を足してください。
顔の下に置けないキャメルを着る|間に1枚挟む
差が足りない、あるいは寄りが逆のキャメルも、顎と服の間に別の色を1枚挟めば顔の下で着られます。
- 白や生成りの襟……シャツの襟を出す、白いタートルネックを中に入れる
- 濃い色の襟……黒や濃紺、こげ茶のタートルネックを中に入れる
- ストール……自分の側の色を首に1周させる
挟む幅は、首の前で2cm以上あれば十分です。顎のすぐ下にくっきりした線ができると、その下のキャメルは顔から離れた色として見えます。キャメルのコートを選ぶときも同じで、中に何を着るかで顔映りが決まります。コートの色そのものの選び方はコートの色はパーソナルカラーで選ぶにあります。
キャメルに合わせる色|明るさを2段離す
キャメルは中くらいの明るさの色なので、明るい色とも暗い色とも組めます。**外れないのは、明るさを2段以上離した組み合わせです。**白、生成り、明るいグレーの側か、こげ茶、濃紺、黒の側。
避けたいのは、キャメルと同じ明るさの色です。カーキ、マスタード、明るめのグレー。白黒写真で撮ると同じ灰色に写る組み合わせで、境目が消えて全身が1枚の面に見えます。同じ明るさでそろえたいときは、素材を変えてください。起毛のキャメルにつるりとしたカーキ、というように表面の光り方が違えば、境目が残ります。
素材でキャメルは動く|起毛・表革・つるりとした布
キャメルは、素材によって見え方が大きく動く色です。
起毛したウールやカシミヤ風の毛足のある素材は、光を吸うので一段暗く、赤みが前に出ます。表革やスエードは、同じキャメルでも黄みが強く出やすく、面が大きいと顔の近くでは黄みを拾います。つるりとした化繊やサテンは、光を返すので明るく見え、肌との差が小さくなります。
顔の下に置くなら、起毛の素材がいちばん失敗が少ないです。明るさの差が開き、寄りも赤み側に落ち着くので、イエベにもブルベにも寄せやすくなります。
コートとニットで差の効き方が変わる|面積と顔からの距離
同じキャメルでも、ニットで着るかコートで着るかで、明るさの差の効き方が変わります。
ニットは顎のすぐ下に来るので、肌との差がそのまま顔映りに出ます。白黒写真で差が足りないと出た1枚は、ニットで着るときほど襟を挟む必要があります。
コートは面積が大きく、顔から少し離れた場所に広がります。前を開けて着れば、顔の下に来るのは中のニットやシャツの色です。**差が足りないキャメルでも、コートなら中の色で顔映りを整えられます。**反対に、前を閉めて襟を立てると、顎のすぐ下までキャメルが来るので、ニットと同じ条件になります。
秋の入口に1枚目のキャメルを選ぶなら、顔映りを中の色で調整できるコートやジャケットから始めるほうが失敗しにくくなります。キャメルのニットは、白黒写真で2段以上の差が出る1枚を見つけてからで十分です。
よくある行き違い
**「キャメルはイエベの色」。**イエベのほうが合わせやすいのは確かですが、灰み寄りや赤み寄りのキャメルは、ブルベでも顔の下に置けます。寄りと明るさの差を確かめれば、色の名前で外す必要はありません。
**「似合わないのは色が合っていないから」。**キャメルで顔がぼやける原因の多くは、色みではなく明るさの差です。白黒写真で同じ灰色に写っていれば、色みを変えても同じことが起きます。先に一段暗くしてみてください。
**「ベージュが似合えばキャメルも似合う」。**ベージュはキャメルより明るく、肌との差の出方が逆向きになることがあります。ベージュで似合っていた人が、キャメルでは差が足りなくなる、ということは珍しくありません。ベージュの見方はベージュが似合う人で扱っています。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. キャメルが似合うのはイエベだけですか
- イエベのほうが合わせやすい色ですが、ブルベでも着られます。ブルベが選ぶのは、灰みや赤みに寄ったキャメルです。白い紙の横に置いて照り返しが黄色くならないもの、ベージュやローズブラウンに近いものを選ぶと、頬の黄みを拾いにくくなります。そのうえで、白黒写真で肌より2段暗く写るかを確かめてください。差が十分なら、ブルベの顔の下でもキャメルが沈みません。
- Q. キャメルを着ると顔がぼやけます。なぜですか
- キャメルと肌の明るさが近すぎることが多いです。顔と服の境目が消えて、顎の線が見えにくくなります。スマホで顎の下にキャメルを当てた写真を撮り、白黒にして見てください。肌と服が同じ灰色に写っていれば、差が足りていません。一段暗いキャメルに替えるか、顎と服の間に白や濃い色の襟を1枚挟むと、境目が戻ります。
- Q. キャメルに合わせやすい色は何ですか
- 明るさを2段以上離した色がいちばん外れません。キャメルは中くらいの明るさなので、白や生成りのような明るい色、こげ茶や濃紺、黒のような暗い色のどちらとも組めます。避けたいのは、キャメルと同じ明るさのカーキやマスタード、明るいグレーです。境目が消えて、全身が1枚の面に見えます。そろえたいときは、素材を変えて境目を作ってください。
— メグラシ編集部





