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テラコッタが似合う人|赤み・明るさ・くすみで自分の1枚を選ぶ

メグラシ編集部//読了 12分
テラコッタ色のクルーネックニットの襟と袖口から白いシャツをのぞかせ、生成りのスカートと茶色の革のショルダーバッグを合わせて秋の店先を歩く女性の首から下

**テラコッタが似合うかどうかは、シーズンの名前だけでは決まりません。**同じテラコッタでも、赤に寄るか橙に寄るか、明るいか深いか、澄んでいるかくすんでいるかで、顔の下での見え方が変わります。まず手持ちの1枚がどの位置にあるかを測り、そのうえで置き場所を決めてください。

イエベ秋の人は、ほとんどのテラコッタを顔の下に置けます。イエベ春は明るく橙に寄ったもの、ブルベ夏はくすんで赤に寄ったものを顔から少し離して、ブルベ冬は深く赤に寄ったものを小さな面積で使うと落ち着きます。どのシーズンでも、置く場所と面積を選べば、テラコッタは秋の手持ちに入れられる色です。

秋のテラコッタの着回しはテラコッタの秋コーデに、土の色全体の向き不向きはアースカラーが似合う人にまとめてあります。この記事は、テラコッタ1色を自分に合わせて選ぶための話です。

結論:赤み・明るさ・くすみの3つで、置き場所が変わる

テラコッタを見るときの物差しは、3つです。この3つの組み合わせで、顔の下に置けるか、顔から離して使うかが分かれます。

物差し片方の端もう片方の端見る理由
寄り赤寄り(赤茶)橙寄り(オレンジ茶)頬や唇の赤みと重なるかが変わる
明るさ明るい(素焼きの肌色)深い(れんが色)顔の下の影の濃さが変わる
くすみ澄んでいる灰を含んでくすんでいる顔の明るさの見え方が変わる

3つのうち、いちばん結果に出やすいのは明るさです。次に寄り、最後にくすみの順に効きます。売り場で迷ったら、まず明るさで絞り、残った中から寄りを選んでください。

テラコッタは、もともと素焼きの土の色を指す名前です。売り場では、赤茶に近いものからオレンジに近いものまで、幅広い色が同じ名前で並びます。名前だけで選ぶと、思っていた色と違うものを手に取りやすいので、3つの物差しで実物を見ることが大切です。

テラコッタは、茶とオレンジと赤のあいだにある

テラコッタが人によって合ったり合わなかったりするのは、この色が3つの色の境目にあるからです。どの色に近いかで、得意な人が変わります。

近い色テラコッタの見え方得意になりやすい人
茶落ち着いた赤茶深い色が得意な人
オレンジ明るく元気な橙茶明るい黄みが得意な人
赤華やかなれんが色赤みが顔に映える人
灰渋いくすんだ赤茶やわらかい色が得意な人

手持ちのテラコッタが、この4つのうちどれに近いかを見るだけでも、置き場所の見当がつきます。茶に近いものは扱いやすく、オレンジや赤に近いものほど、人によって結果が分かれやすくなります。

売り場で手に取るときも、まずはこの4つのどれに近いかを見てください。茶に近いものは手持ちの服と合わせやすく、オレンジや赤に近いものは、1枚で目を引く差し色になります。どちらの役割で使いたいかを決めておくと、選ぶ1枚が絞りやすくなります。

同じ人でも、茶に近いテラコッタは平気なのに、オレンジに近いテラコッタだと顔が浮いて見える、ということはよくあります。テラコッタ全体が合わないと決める前に、どの色に近いものを試したのかを振り返ってください。

手持ちの1枚を測る|用意するのは3つ

測る前に、比べる相手を用意します。どれも家にあるもので構いません。

用意するもの何を見るか代わりになるもの
段ボールの切れ端明るさ茶色の紙袋
赤い紙と橙の紙寄り赤とオレンジの服や小物
白い服かタオル顔の下での比べ相手白いコピー用紙

測るのは、窓際の昼の光の下にしてください。部屋の照明は黄みや赤みに寄っていることが多く、テラコッタの寄りが実際より赤く見えたり、橙に見えたりします。曇りの日でも、窓際の自然光なら十分です。

測った結果は、服のタグの近くにメモしておくと、売り場で新しいテラコッタと比べるときに使えます。寄り・明るさ・くすみの3つを、それぞれ一言ずつ書いておけば十分です。

明るさを測る|段ボールと並べる

段ボールの茶色は、明るさの物差しにちょうどよい色です。テラコッタの服を段ボールの隣に並べて、どちらが明るいかを見ます。

並べた結果明るさの段目安
段ボールより明るい明るい素焼きの肌色に近い
段ボールと同じくらい中くらい売り場でいちばん多い
段ボールより1段深いやや深い赤茶、れんが色に近い
段ボールより2段以上深い深いこげ茶に近い赤茶

目を細めて見ると、色みより明るさの差が分かりやすくなります。テラコッタの赤みに目が引っぱられて明るさが読みにくいときは、スマートフォンで白黒の写真を撮って比べるのも手です。

段ボールが手元にないときは、茶色の紙袋や、クラフト紙の封筒でも代わりになります。どれも、明るさが中くらいの茶色で、テラコッタと並べたときに差が読みやすい色です。大事なのは、毎回同じものと比べることです。比べる相手が変わると、段の位置もずれてしまいます。

明るさの段は、顔の明るさとの差で効いてきます。顔の明るさと近いテラコッタは顔となじみ、離れるほどテラコッタの面が強く見えます。

寄りを測る|赤い紙と橙の紙で挟む

次に、テラコッタが赤と橙のどちらに寄っているかを見ます。赤い紙と橙の紙を、テラコッタの左右に置いて比べてください。

見え方寄り合いやすい傾向
赤い紙の側に溶けて見える赤寄りブルベ寄りの人、深い色が得意な人
橙の紙の側に溶けて見える橙寄りイエベ寄りの人、明るい色が得意な人
どちらにも溶けない中間茶に近く、幅広い人が使える

紙がないときは、赤い服とオレンジの服で代わりにしても構いません。比べる相手の色が鮮やかすぎると判断しにくいので、なるべく同じくらいの明るさのものを選んでください。

寄りは、明るさよりも見分けにくい物差しです。一度で決まらないときは、日を変えてもう一度並べてください。2回とも同じ側に溶けて見えたら、その寄りで決めて構いません。2回で結果が割れたら、中間として扱うのがいちばん安全です。

赤寄りのテラコッタは、頬や唇の赤みと響き合います。合えば血色がよく見え、ずれると顔全体が赤く見えます。橙寄りは、肌の黄みと響き合い、合えば明るく、ずれると顔が黄ばんで見えます。

くすみを測る|白と並べて澄み具合を見る

最後に、テラコッタがどのくらい灰を含んでいるかを見ます。白い服と並べると、くすみが分かりやすくなります。

見え方くすみ置き方の目安
白との境目がくっきり、色が鮮やか澄んでいる明るい色が得意な人の顔の下
白との境目はくっきり、色は落ち着いている少しくすむ幅広い人が使いやすい
白が少し灰色に見えるくすんでいるやわらかい色が得意な人

くすんだテラコッタは、秋の売り場でよく見かける色です。灰を含むぶん、赤みや橙の強さが和らぎ、ブルベ夏のようにやわらかい色が得意な人でも扱いやすくなります。一方で、イエベ春のように澄んだ色が得意な人は、くすみが強いと顔の明るさが下がって見えることがあります。

くすみの量は、写真に撮ると分かりやすくなることもあります。澄んだテラコッタは写真でも色が鮮やかに残り、くすんだテラコッタは写真のほうが茶色や灰色に寄って写ります。鏡と写真の両方で見ておくと、自分が普段どちらで見られることが多いかに合わせて選べます。

顔の下で確かめる|あご下10cmで白と交互に

3つの物差しで位置が分かったら、実際に顔の下に当てて確かめます。白い服とテラコッタを、あごの下10cmのところに3秒ずつ交互に当ててください。

見る場所合っているときずれているとき
頬白のときより温かく見える赤く浮く、または黄ばむ
目の下影が増えない影やくまが濃く見える
唇血色が引き立つ唇の色が負けて見える
視線顔に先に目が行く服の色に先に目が行く

4か所のうち3か所が「合っているとき」の側なら、そのテラコッタは顔の下に置けます。2か所なら、首元に白や生成りを挟んで使い、1か所以下なら、顔から離した場所で使うのが落ち着きます。

4か所の中で、テラコッタの場合とくに見ておきたいのは頬です。赤寄りのテラコッタは頬の赤みを強め、橙寄りのテラコッタは頬の黄みを強めます。白のときと比べて、頬が温かく見えるのか、赤や黄色に色が付いたように見えるのかで、合っているかどうかが分かれます。

当てるときは、髪を耳にかけて顔の輪郭を見えるようにしてください。髪の色がテラコッタと近いと、髪と服が一続きに見えて、顔だけが浮いて見えることがあります。その場合は、髪の色との関係も後の節で確かめてください。

イエベ秋のテラコッタ|ほぼどれも置ける

イエベ秋は、深く、黄みがあり、やわらかい色が得意な人です。テラコッタは、この3つにぴったり重なる色なので、ほとんどのテラコッタを顔の下に置けます。

テラコッタの位置イエベ秋での扱い
中くらい・橙寄り・少しくすむ本命。ニットでもコートでも
深い・赤寄り・くすむ顔の下に置ける。首元は生成りで軽く
明るい・橙寄り・澄んでいる置けるが、少し軽く見える
深い・赤寄り・澄んでいる置ける。全身に広げると強くなる

イエベ秋の人が気をつけたいのは、テラコッタを全身に広げすぎることです。得意な色だからこそ、ニットもスカートもテラコッタにすると、全身がひとつの色の塊に見えます。テラコッタは1か所にして、ほかはこげ茶やカーキ、生成りで受けると、色がきれいに立ちます。

イエベ秋の中でも、明るさの好みは人によって違います。深い色がとくに得意な人は、れんが色に近い深いテラコッタを顔の下に置くと、輪郭が引き締まって見えます。やわらかい色が得意な人は、少しくすんだ中くらいのテラコッタのほうが、顔になじみます。

秋色が全体に合わないと感じているイエベ秋の人は、イエベ秋なのに秋色が似合わないで、ずれている場所を先に確かめてください。

イエベ春のテラコッタ|明るく、橙に寄ったものを

イエベ春は、明るく、黄みがあり、澄んだ色が得意な人です。テラコッタの中でも、明るく橙に寄ったものなら、顔の下に置けることが多くなります。

テラコッタの位置イエベ春での扱い
明るい・橙寄り・澄んでいる本命。顔の下に置ける
中くらい・橙寄り・少しくすむ首元に明るい色を挟む
深い・赤寄り顔から離して、スカートや靴で
くすみが強い顔から離して、小物で

イエベ春の人がテラコッタを選ぶときは、段ボールより明るいかどうかを最初に見てください。秋の売り場は深いテラコッタが多いので、明るいものを見つけたら候補に残しておく価値があります。

明るいテラコッタは、売り場ではサーモンやアプリコットに近い名前で並んでいることもあります。名前がテラコッタでなくても、素焼きの肌色に近い、明るい橙茶の色なら、同じように使えます。名前より色そのものを見て選んでください。

深いテラコッタを着たい日は、首元にアイボリーかコーラルを挟むと、顔の下が明るい面になります。テラコッタと顔のあいだに、明るい色が指2本ぶん入るだけで、顔の沈みはかなり和らぎます。

ブルベ夏のテラコッタ|くすんだ赤寄りを、顔から離して

ブルベ夏は、明るめで、青みがあり、やわらかい色が得意な人です。テラコッタは黄みの強い色なので、顔のすぐ下には置きにくいことが多いですが、くすんで赤に寄ったものなら、置き場所を選べば使えます。

テラコッタの位置ブルベ夏での扱い
くすんでいる・赤寄り・中くらい顔から20cm以上離して使う
くすんでいる・橙寄りスカートや小物で小さく
澄んでいる・橙寄り顔から離しても浮きやすい
深い・赤寄り靴やバッグなど小さな面積で

ブルベ夏の人がテラコッタを使うなら、スカートやパンツのように、顔から遠い場所から始めてください。上にはグレーやラベンダー、ローズのように、ブルベ夏の得意な色を置くと、テラコッタとのあいだに距離ができて、全身の釣り合いが取れます。

ブルベ夏の人にとって、テラコッタは得意な色から遠い場所にある色です。だからこそ、顔から離して使うと、いつものコーディネートに秋らしい温かさを足す差し色になります。苦手な色を無理に顔の下に置くより、距離を取って取り入れるほうが、テラコッタの良さが生きます。

どうしても顔の近くに使いたいときは、テラコッタと青みのある色が混ざった柄を選ぶと、テラコッタの黄みが和らぎます。

ブルベ冬のテラコッタ|深い赤寄りを、黒白と組んで小さく

ブルベ冬は、深く、青みがあり、鮮やかな色が得意な人です。テラコッタの中では、深く赤に寄ったものが近く、黒や白と組むことで使いやすくなります。

テラコッタの位置ブルベ冬での扱い
深い・赤寄り・澄んでいる黒や白と組めば使える
中くらい・赤寄り顔から離して、ボトムスで
明るい・橙寄り小物で小さく、黒と並べて
くすみが強い顔の近くでは沈みやすい

ブルベ冬がテラコッタを着るときは、黒か白をすぐ隣に置いてください。テラコッタの温かさを、ブルベ冬の得意な強い明暗で挟むと、色がきれいに見えます。秋色全般の使い方はブルベ冬の秋服にもまとめてあります。

ブルベ冬の人は、テラコッタの面積を全身の2割ほどに抑えると、色が強く主張しすぎずにまとまります。テラコッタのスカートに黒のニット、白のシャツを合わせるような、明暗のはっきりした組み合わせが向いています。

アイテム別①|ニットとブラウス

顔に近いトップスは、テラコッタの3つの物差しがいちばん結果に出る場所です。

首元の形選びやすいテラコッタ合わない日の直し方
タートルネック自分のシーズンの本命の位置避けるか、明るいマフラーを
クルーネック本命の位置か、その1段となり白いシャツの襟を出す
Vネック首元に肌が入るぶん幅が広がるVの中に生成りのインナー
シャツ・ブラウス襟が明るい色ならより選べる襟の開きを大きくする

首が詰まった形ほど、テラコッタが顔に近づきます。テラコッタのトップスを初めて買うなら、Vネックや前開きのカーディガンのように、顔と色のあいだに肌か明るい色が入る形から試すと外れにくくなります。

ブラウスなら、とろみのある素材は光を返して色が明るく見え、張りのある素材は色がそのまま出ます。顔色を明るく見せたいときはとろみのある素材、テラコッタの落ち着きを出したいときは張りのある素材を選ぶと、同じ色でも印象を調整できます。

ニットの場合は、編み地の太さでも色が変わります。太い畝のローゲージは影ができて一段深く、ハイゲージのなめらかな編みは澄んで明るく見えます。

アイテム別②|スカートとパンツ

腰から下の服は、顔から遠いので、テラコッタの位置がずれていても使いやすい場所です。

服使いやすいテラコッタ上に合わせる色
フレアスカートどの位置でも生成り、アイボリー、明るいベージュ
プリーツスカート中くらい〜深いネイビー、グレー
ワイドパンツ中くらい・くすみ白、黒、カーキ
テーパードパンツ深いベージュ、キャメル

テラコッタのスカートは、秋の着回しの中心にしやすい服です。上を生成りやアイボリーにすれば、どのシーズンの人でも顔の下は明るい面になり、テラコッタは足もとへ向かう色として効きます。

スカートやパンツでテラコッタを使う日は、靴の色にも気を配ってください。テラコッタと近い茶色の靴を合わせると、脚の流れがつながって見えます。黒い靴を合わせると、足もとが引き締まり、テラコッタの面がはっきり区切られます。

ブルベの人は、上にグレーやネイビーを合わせると、テラコッタの温かさと上半身の冷たさの差がはっきりして、きれいに分かれます。

アイテム別③|コートとジャケット

コートやジャケットは面積が大きく、テラコッタの印象が強く出ます。

服テラコッタの扱い首元の工夫
ショートジャケット本命の位置なら使いやすい中に白か生成り
ロングコート全身の印象を強く決める明るいマフラーを広めに
スエード調のジャケット表面の毛で色がやわらぐ中に明るいニット
ベスト面積が小さく試しやすい中のシャツで調整

テラコッタのロングコートは、得意な人には頼もしい1着ですが、ずれていると全身の印象をそのまま引っぱります。初めてなら、ベストやショートジャケットのように面積の小さい上着から試してください。

コートを選ぶときは、中に着る服の色と合わせて考えてください。テラコッタのコートの中に生成りや白のニットを着ると、前を開けたときに顔のすぐ下が明るい面になります。中も濃い色にすると、コート全体が一つの深い面になり、顔まわりが重く見えやすくなります。

小物で始める|バッグ・靴・ストール

テラコッタを試すなら、小物がいちばん手軽です。面積が小さく、顔から遠い小物なら、どのシーズンの人でも使えます。

小物顔からの距離向いている人
靴いちばん遠いどのシーズンでも
バッグ遠いどのシーズンでも
ベルト中くらいテラコッタの位置が合う人
ストール・マフラー顔のすぐ下本命の位置が分かっている人

ストールは顔のすぐ下に来るので、本命の位置が分かってから選んでください。迷うときは、テラコッタと生成りやグレーが混ざった柄のストールにすると、色の当たり方がやわらぎます。

靴やバッグから始めるなら、表面の質感も楽しめます。スエードのテラコッタは秋らしいやわらかさがあり、なめらかな革のテラコッタはきちんとした印象になります。小物で1シーズン使ってみて、テラコッタと手持ちの服の相性を確かめてから、服に広げていくと失敗が少なくなります。

合わせる色|明るさを2段離す

テラコッタに合わせる色は、明るさを2段ほど離すと、どちらの色もきれいに見えます。

合わせる色明るさの関係印象
生成り・アイボリーテラコッタより明るいやわらかく、軽い
明るいベージュテラコッタより明るいなじんで、穏やか
こげ茶テラコッタより深い落ち着いた、大人っぽい
ネイビーテラコッタより深いきちんとした、すっきり
カーキ・オリーブ近い明るさ秋らしい、土の色の重なり

カーキやマスタードのように、テラコッタと近い明るさの土の色を重ねるときは、どちらかを1段明るく、または深くしてください。明るさが同じだと、境目が見えにくくなり、全身がひとつの色に見えます。

テラコッタと青系の色は、反対に近い色どうしなので、組み合わせると互いを引き立て合います。くすんだ水色やデニムの青は、テラコッタの温かさを際立たせながら、全体を軽く見せてくれます。秋の休日の装いに取り入れやすい組み合わせです。

面積と距離|顔から何cm、全身の何割まで

テラコッタの扱いは、顔からの距離と全身に占める面積で決まります。

顔の下での結果あごから20cm以内20cm以上離れた場所全身の割合
4か所中3か所以上が合う置ける置ける5割まで
2か所が合う首元に挟む色が要る置ける3割まで
1か所以下避ける置ける2割まで

全身の割合は、コートを着た状態で数えてください。秋冬はコートが全身の半分以上を占めることが多いので、テラコッタのコートを着る日は、中の服はテラコッタ以外の色にすると割合を調整しやすくなります。

面積の目安は、あくまで出発点です。実際には、テラコッタの明るさやくすみによって、同じ面積でも強さが変わります。澄んだ鮮やかなテラコッタは小さな面積でも目立ち、くすんだテラコッタは広い面積でも落ち着いて見えます。

素材で色が動く|起毛は沈み、艶は跳ねる

同じテラコッタでも、素材によって明るさと寄りの見え方が変わります。

素材見え方の変化扱いの目安
スエード・起毛光が散って半段深く、やわらかいくすみが得意な人に向く
コーデュロイ畝の影で深く見える明るめのテラコッタを選ぶ
サテン・艶のある布光を返して明るく、鮮やかに澄んだ色が得意な人に向く
リネン調・乾いた布色が乾いて、くすんで見える秋の初めの軽い装いに
ハイゲージニットなめらかで、色がそのまま出る測った結果どおりに使える

テラコッタが少し強く感じるときは、スエードや起毛の素材を選ぶと、表面のやわらかさで色の当たりが和らぎます。反対に、顔色を明るく見せたいなら、艶のある素材を選ぶと光が顔に返ります。

素材の違いは、売り場で並べるとよく分かります。同じ色名のテラコッタでも、スエードとサテンを並べると、まるで別の色のように見えることがあります。気になる色が見つかったら、素材の違うものを2つ並べて、どちらが自分の顔に近い明るさに見えるかを比べてみてください。

柄の中のテラコッタ

単色のテラコッタが難しいと感じる人でも、柄の中の1色なら使えることがあります。

柄テラコッタの割合使いやすさ
チェック線や格子の一部高い。ほかの色が中和する
花柄花や葉の一部高い。地の色で印象が決まる
ストライプ線の太さ次第中くらい。太い線は単色に近い
ペイズリー模様の一部高い。色が細かく混ざる

柄の場合は、地の色を自分の得意な色にしてください。地が生成りやネイビーで、テラコッタが模様の中に入っている柄なら、顔の下に置いても、テラコッタは差し色として効きます。

柄の中のテラコッタの割合は、3歩離れて見ると分かります。近くで見るとテラコッタが目立っていても、離れると地の色に溶けて見えることがあります。離れたときにどの色が全体の印象を決めているかを見て、それが自分の得意な色なら、顔の下に置いても大丈夫です。

髪色とテラコッタ

髪の色は、顔のすぐ外にある大きな面です。テラコッタとの関係で、顔まわりの印象が変わります。

髪の色テラコッタとの関係気をつけること
明るい茶近い色で、なじみやすい髪と服が一続きにならないように
赤みのある茶赤寄りのテラコッタと響き合う全体が赤くなりすぎないように
暗い茶・黒テラコッタが映える明るいテラコッタは浮くことがある
灰みのある色くすんだテラコッタとなじむ澄んだテラコッタは浮きやすい

髪とテラコッタが同じくらいの明るさだと、首元で境目が消えて、顔だけが浮いて見えることがあります。その場合は、首元に白や生成りを挟むか、髪をまとめて首を見せると、境目が戻ります。

これから秋に向けて髪の色を変える予定がある人は、テラコッタの服を買うのは髪を染めたあとにしてください。髪が赤みに寄ると赤寄りのテラコッタと、黄みに寄ると橙寄りのテラコッタと響き合いやすくなり、合うテラコッタの位置が少し変わることがあります。

メイクとつなげる

テラコッタを着る日は、メイクの色を服とつなげると、顔と服が一体に見えます。

場所テラコッタを着る日の色効果
リップテラコッタに近い赤茶、コーラル服と口元がつながる
チークピーチ、ローズベージュ頬の赤みを調整する
アイシャドウベージュ、ブラウン目もとを落ち着かせる

テラコッタのニットに、同じくらいの明るさのリップを合わせると、顔と服がひとつの色の流れになります。服が強く感じる日は、リップを服より半段明るくすると、顔の側が前に出ます。

リップの色に迷ったら、テラコッタの服を着た状態で、手持ちのリップを2色試してみてください。服とつながって見える色と、服から浮いて見える色があるはずです。つながって見える色を選ぶと、全体がひとつの装いとしてまとまります。

売り場で選ぶ手順

売り場では、照明が強く、テラコッタの寄りが分かりにくくなります。3枚まで並べて比べてください。

手順やること
1気になるテラコッタを、明るさの違う3枚まで選ぶ
2白い服を1枚、隣に並べる
3白との差を見て、自分の得意なくすみに近いものを残す
4鏡の前で、あごの下に3秒ずつ当てる
5頬・目の下・唇・視線の4か所でいちばん合った1枚に決める

迷ったら、顔から遠い服を選んでください。スカートや小物なら、テラコッタの位置が少しずれていても、全身の印象は大きく崩れません。

売り場の照明は、テラコッタを実際より鮮やかに見せることがあります。気になる1枚を見つけたら、店の入口近くの、外の光が入る場所でもう一度見てください。照明の下と外の光の下で、色の見え方が大きく変わらないものほど、普段の生活でも思ったとおりの色で着られます。

どちらとも取れるとき①|赤寄りか橙寄りか決まらない

赤い紙と橙の紙のどちらにも溶けないテラコッタは、茶に近い中間の位置にあります。

状態扱い方
明るさが中くらい幅広い人が使える。顔の下で確かめる
明るさが深いこげ茶に近い。深い色が得意な人向き
くすみが強い灰に近い。やわらかい色が得意な人向き

中間のテラコッタは、いちばん扱いやすい位置です。寄りが決まらないことを気にせず、明るさとくすみで判断してください。

中間のテラコッタは、ほかのテラコッタと比べて、合わせる色を選ばないのも良いところです。生成りにも、ネイビーにも、カーキにも合わせやすく、手持ちの服と組み合わせる回数が自然と増えます。最初の1枚に迷っているなら、中間の位置から選ぶのも1つの方法です。

どちらとも取れるとき②|秋は合うのに、冬に浮く

10月には合っていたテラコッタが、12月になると浮いて見えることがあります。日焼けが落ちて、肌の明るさが変わったためです。

時期肌の状態テラコッタの見え方
9〜10月日焼けが少し残る深いテラコッタもなじむ
11〜12月日焼けが落ちて明るくなる深いテラコッタが重く見える

冬に浮くと感じたら、首元に明るい色を挟むか、テラコッタを顔から離した場所に移してください。季節が変わるたびに、あご下で3秒当てて確かめ直すと、置き場所を更新できます。

反対に、秋の初めには、明るいテラコッタが少し軽く見えすぎることもあります。日焼けが残っている時期は、肌が少し深く見えるので、テラコッタも1段深いものがなじみやすくなります。季節の変わり目には、手持ちのテラコッタの見え方が変わることを前提に、置き場所を少しずつ動かしてください。

どちらとも取れるとき③|好きなのに、離して使うと出た

好きな色なのに、顔の下で合わないと出ることもあります。その場合でも、着るのをやめる必要はありません。

方法やり方
距離を取るスカート、パンツ、靴で使う
挟む首元に白や生成りを指2本ぶん
混ぜるテラコッタが入った柄を選ぶ
素材を変える起毛やスエードで色をやわらげる

好きな色は、着ている自分の気持ちを明るくしてくれます。顔の下に置けないと分かったら、置ける場所に移して使えばよいのです。

顔から離して使う方法の中でも、スカートはいちばん面積を取れる場所です。好きなテラコッタを大きな面積で楽しみたいなら、スカートやワイドパンツにして、上には自分の得意な色を置いてください。好きな色と似合う色を、1つの装いの中で両立できます。

よくある行き違い

よくある思い込み実際はこう
テラコッタはイエベ秋だけの色位置と置き場所を選べば、どのシーズンでも使える
同じ名前なら同じ色赤茶からオレンジまで、名前の中に幅がある
明るいテラコッタなら軽く見えるくすみや寄りがずれると、顔が浮く
全身に使うほど秋らしい1か所に絞るほうが、色がきれいに立つ
顔の下で合わなければ着られない顔から離せば使える

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. テラコッタはイエベ秋しか似合わない色ですか
そうとは限りません。テラコッタは、黄みの強い土の色なので、イエベ秋の人がいちばん幅広く使えるのは確かです。ただ、明るく橙に寄ったテラコッタはイエベ春の顔の下でも明るく見えますし、赤に寄ってくすみのあるテラコッタは、ブルベ夏でも顔から少し離せば使えます。ブルベ冬は、深く赤に寄ったものを、黒や白と組んで小さな面積で使うと落ち着きます。シーズンの名前より、手持ちの1枚がどの位置にあるかを先に見てください。
Q. テラコッタのニットを着ると、顔が赤く見えます
テラコッタの赤みが、頬の赤みと重なっている可能性があります。同じくらいの明るさで、橙に寄ったテラコッタと比べてみてください。橙寄りのほうが落ち着くなら、赤寄りのテラコッタは顔から離して、スカートやバッグで使うと扱いやすくなります。首元にアイボリーや生成りのシャツの襟を見せるだけでも、顔とテラコッタのあいだに区切りができて、赤みが目立ちにくくなります。
Q. テラコッタに合わせる色が分かりません
まずは、テラコッタより明るい色を1つ合わせてください。アイボリー、生成り、明るいベージュは、どのシーズンの人にとっても合わせやすい組み合わせです。落ち着かせたいなら、こげ茶やネイビーのように、テラコッタより2段ほど深い色を合わせます。カーキやマスタードなど同じ土の色を重ねるときは、明るさをずらすと、全身がひとつの色の塊に見えにくくなります。
Q. テラコッタを1枚だけ買うなら、何がいいですか
顔から遠いスカートか、小物から始めるのがいちばん外れにくい選び方です。テラコッタは秋の売り場で目を引く色ですが、顔の下に置いたときの見え方は人によって差が出やすい色でもあります。スカートやバッグで1シーズン使ってみて、合わせやすいと感じたら、次にニットやストールのように顔に近い服へ進んでください。

— メグラシ編集部

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くすみブルーが似合う人|緑に寄るか紫に寄るかで入れ替わる

くすみブルーは、灰の量より先に「緑に寄るか、紫に寄るか」で合う人が入れ替わる色です。緑に寄った青は黄み側の人に、紫に寄った青は青み側の人に働きます。見分け方は、白い紙の上に置いて1m離れ、青より先に目に入る色を見るだけ。手持ちのデニムと並べると、寄りがもっとはっきりします。4タイプそれぞれの本命、顎の下15cmで確かめる手順、秋冬のニットで半段くすむ理由、合わせる色の選び方、寄りがどちらにも見えない青や反対の寄りの1枚を持っていたときの扱いまでまとめました。

メグラシ編集部/読了 10分
キャメルが似合う人|白黒写真で見る肌との差と、紙に映る色の寄り

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キャメルが似合う人|白黒写真で見る肌との差と、紙に映る色の寄り

キャメルが似合うかどうかは、色の名前ではなく、肌との明るさの差と、そのキャメルが赤み・黄み・灰みのどちらに寄っているかで決まります。スマホで撮った白黒写真で肌とキャメルの差を測る方法、白い紙に照り返す色で寄りを見る方法、2つを掛け合わせて顔の下に置けるかを決める表、イエベ・ブルベそれぞれのキャメルの選び方、差が足りない1枚を顔の下で着るための挟み方まで。秋にキャメルのニットやコートを選ぶ前に、手持ちの1枚で確かめられます。

メグラシ編集部/読了 10分
マスタードが似合う人|茶封筒と比べた明るさで置ける場所が決まる

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マスタードが似合う人|茶封筒と比べた明るさで置ける場所が決まる

マスタードが似合うかどうかは、色の名前ではなく、その一枚の明るさと寄っている方向で決まります。茶封筒より明るいか暗いか、影になった折り目が緑に沈むか茶に沈むか。この2つで手持ちの一枚を6つのマスに置き、パーソナルカラーの4タイプそれぞれが顔の下に置けるマスを表にしました。顎の下10cmで確かめる手順、顔から離す距離と面積の目安、秋口の日焼けが残っている時期の見方、好きなのに似合わないと出たときの着方まで。

メグラシ編集部/読了 10分
白が似合う人に見える着方|白目と歯の白さに、服の白を合わせる

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白が似合う人に見える着方|白目と歯の白さに、服の白を合わせる

白が似合う人に見えるかどうかは、顔立ちより、服の白と顔の中にある白がつながっているかで決まります。顔の中の白とは、白目と歯です。鏡から30cmで白目と服の白を並べる、笑ったときの歯と並べる、白黒写真で肌との明るさの差を見る、の3つで自分の白を決め、顔からの距離と面積で置き方を決めます。純白・オフ白・アイボリー・生成りの分け方、秋冬のニット・コート・マフラーの白、毛足や艶で白の段が変わる理由、「白が似合う人は美人」と言われるわけ、白目と歯で答えが割れたときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 12分
セージは何色?|灰に寄るか緑に寄るかで、合わせ方が変わる

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セージは何色?|灰に寄るか緑に寄るかで、合わせ方が変わる

セージは、灰みを含んだやわらかい緑の色名です。ただ、売り場で「セージ」と付いている服を並べると、グレーにしか見えないもの、カーキに近いもの、ミントに近いものまで混ざっています。だから手元の1枚が何色かは、名前ではなく並べて決めるしかありません。グレー・カーキ・青い服と並べる3つの見分け、3歩離れて緑と読めるかの確かめ方、昼と夜の光で色名が入れ替わる理由、灰寄り・黄寄り・青寄りそれぞれの秋の合わせ方と置き場所まで、手持ちの1枚で決める順番にまとめました。

メグラシ編集部/読了 14分
ワインレッドが似合う人|唇と並べて、輪郭が締まるか色が引くかで決まる

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ワインレッドが似合う人|唇と並べて、輪郭が締まるか色が引くかで決まる

ワインレッドが似合うかどうかは、赤という色ではなく、深さと寄りで決まります。確かめ方は、顎の下に当てて鏡で唇を見るだけ。唇の輪郭が締まって見えれば似合う深さ、唇の色が引いて見えれば深すぎます。寄りは白い紙の上で縁が紫に出るか茶に出るかで分かれ、紫寄りはブルベ冬、茶寄りはイエベ秋の本命になります。髪の色と比べる深さの目安、4タイプそれぞれの置き方、合う色、ニットや艶のある素材で深さが動く理由、頬の赤みが強く出るときやリップと重なるときの扱いまでまとめました。

メグラシ編集部/読了 10分

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