くすみブルーが似合う人|緑に寄るか紫に寄るかで入れ替わる

**あなたに合うくすみブルーは、緑に寄るか、紫に寄るかで決まります。**黄み側の人には緑に寄った青、青み側の人には紫に寄った青が働きます。灰の量や明るさは、そのあとに合わせる調整です。
くすみブルーは、名前だけ見ると1色に見えます。けれど売り場に並んでいる「くすみブルー」は、青緑に近いものから、青紫に近いものまで幅があります。似合う似合わないが人によって分かれるのは、この寄りが違うからです。
結論:4タイプの本命と、挟む前提で着る寄り
先に答えを置きます。本命はそのまま顔の近くに置ける寄りと明るさ、挟む前提の色は、顎の下に自分の側の色を足して着るものです。
| タイプ | 本命の寄り | 明るさ | 挟む前提で着る青 |
|---|---|---|---|
| イエベ春 | 緑寄り(灰は少なめ) | 明るい | 紫寄りで暗いもの |
| イエベ秋 | 緑寄り | 中〜深い | 紫寄りで明るいもの |
| ブルベ夏 | 紫寄り | 明るい〜中 | 緑寄りで深いもの |
| ブルベ冬 | 紫寄り(灰は少なめ) | 深い | 緑寄りで明るいもの |
表のとおりに寄りを選べば、大きく外れることはありません。自分のタイプがまだ決まっていない人は、下の「顎の下15cm」の手順で、寄りを直接確かめてください。
寄りの見分け方|白い紙の上で、青より先に見える色
寄りの見分け方は、机の上でできます。
- 白い紙を机に置き、その上にくすみブルーの服を広げる
- 1m離れて、目を細めずに全体を見る
- 青より先に目に入る色を1つ答える
緑が先に見えれば緑寄り、紫や灰色がかった赤みが見えれば紫寄りです。どちらも見えず、灰色が先に見えるなら、寄りの弱い青です。この場合の扱いは、あとで書きます。
1m離れるのは、近くで見ると編み目や織り目の陰影が目に入り、色の寄りが見えにくくなるからです。
デニムと並べると、寄りがはっきりする
白い紙だけで迷ったら、手持ちのデニムを横に置いてください。デニムの藍色は、緑にも紫にも寄りすぎない、比べるのにちょうどよい青です。
**緑寄りのくすみブルーは、デニムの横で黄緑っぽく見えます。**紫寄りのものは、デニムの横で赤紫っぽく、少しくすんだ藤色に近づいて見えます。デニムと並べてもほとんど差がなければ、寄りの弱い、真ん中の青です。
この比べ方は、売り場でも使えます。自分がはいているデニムの膝のあたりに服の裾を当てれば、同じ判定ができます。
灰の量は、明るさで読む
くすみブルーのもう1つの違いは、灰の量です。灰が多いほど沈み、少ないほど青がはっきりします。灰の量で合う人が入れ替わる仕組みは、同じくすみ系のくすみピンクが似合う人|灰の量は3段。手の甲に置いて境目が溶けるかで決まるで詳しく書いたので、ここでは短くします。
青の場合、灰の量は明るさとほぼ一緒に動きます。灰が多いものは暗く沈み、灰が少ないものは明るく澄んで見えます。表の「明るさ」の列が、そのまま灰の量の目安です。
誰に合うか|顎の下15cmで4か所を見る
寄りがわかったら、顔の近くで確かめます。昼の窓際で、鏡から1m離れて立ちます。服を顎の先から下へ15cmのあたりに当て、白いタオルと3回交互に比べます。
見るのは、目の下の影、頬の赤み、唇の輪郭、顎の線の4か所です。くすみブルーのほうで3か所以上が良く見えれば、その1枚はそのまま顔の近くで着られます。2か所なら、襟元に何かを挟めば着られます。1か所以下なら、顔から離して着る1枚です。
15cmにするのは、くすみブルーが顔に青い反射を返す範囲が、ちょうど鎖骨のあたりまでだからです。そこより下に置いた青は、顔の見え方をほとんど変えません。
イエベ秋|緑寄りの深い青が本命
イエベ秋は、緑に寄った中くらいから深めのくすみブルーが本命です。青緑や、灰みを含んだ青磁のような色も、このタイプの顔の下でよく落ち着きます。
外れやすいのは、紫に寄った明るい青です。頬の黄みだけが浮いて、顔の色が青の横で濁って見えます。紫寄りの1枚を着たいときは、顎の下に生成りやキャメルを8cm以上挟んでください。
秋冬は、手持ちの茶やカーキと組む機会が増えます。緑寄りのくすみブルーは、茶とも緑とも同じ側でつながるので、イエベ秋の手持ちに入れやすい色です。
ブルベ夏|紫寄りの明るい青が本命
ブルベ夏は、紫に寄った明るめのくすみブルーが本命です。灰色がかった藤色に近い青は、頬の赤みをやわらかく整えます。
外れやすいのは、緑に寄った深い青です。顔の下に黄みを含んだ暗い面が来るので、目の下の影が強く出ます。緑寄りを着るなら、明るいものを選び、襟元に灰色か白に近い灰を挟みます。
ブルベ夏は、くすみ系の色全体と相性の良いタイプです。そのぶん、寄りが外れたときの差にも気づきにくいので、デニムとの比較を一度やっておくと安心です。
ブルベ冬|灰を減らして、紫寄りを深く
ブルベ冬は、くすみブルーの中では「灰の少ない側」が向きます。紫に寄った、深くてはっきりした青です。灰が多すぎると、目元と唇のはっきりした強さが青の中に沈みます。
くすみの強い青を着たい日は、白か黒を顔の近くに1つ置いてください。強い色が1つ入ると、くすんだ青との差で顔の輪郭が立ちます。
イエベ春|緑寄りを、灰を抜いて明るく
イエベ春は、緑に寄った明るい青が合います。ただし灰の量には注意が要ります。灰が多いと、顔の明るさと軽さが消えるからです。
選ぶなら、水色に近いくらい明るく、緑みを少し含んだものです。売り場で2枚並べて迷ったら、明るいほうを選んでください。暗いくすみブルーを着たいときは、顔から離して、パンツやスカートに回すと扱いやすくなります。
秋冬のニットは、半段くすんで着地する
くすみブルーは、秋冬にニットで選ぶことが多い色です。ここで1つ覚えておきたいのは、ニットは売り場で見たより半段くすむということです。
毛羽立った表面は光を吸うので、色が沈み、灰が増えたように見えます。起毛の強いもの、厚手のもの、目の詰んだ編み地ほど、この差が大きくなります。逆に、表面がなめらかな薄手のニットや、艶のある糸のものは、色がそのまま出ます。
明るさで迷ったときは、明るいほうを選ぶと、着たときにちょうどよくなります。ニットの素材と色の関係は、ニットを骨格とパーソナルカラーで選ぶ|編み目が色を一段動かすにも書きました。
合わせる色|寄りと同じ側でそろえる
くすみブルーに合わせる色は、寄りと同じ側でそろえると失敗しません。
| 寄り | 合わせやすい色 | 注意したい組み合わせ |
|---|---|---|
| 緑寄り | キャメル、カーキ、生成り、焦げ茶 | 青みの強い灰、真っ白 |
| 紫寄り | 灰色、紺、白に近い灰、ボルドー | 黄みの強いベージュ、からし色 |
反対側の色と組むと、青の寄りが強調されます。緑寄りの青に青みの灰色を合わせると、青がいっそう緑に見えて、くすみが汚れたように見えることがあります。組むなら、明るさをはっきり離して、どちらかを主役にしてください。
どちらとも取れるとき①|寄りがどちらにも見えない
白い紙の上でもデニムの横でも、緑も紫も見えない。こういう寄りの弱い、真ん中の青もあります。
真ん中の青は、どのタイプでも大きくは外れません。そのかわり、明るさの合わせが効いてきます。顎の下15cmで確かめて、目の下の影が強く出るなら暗すぎ、顔が白く浮くなら明るすぎです。寄りで決まらない1枚は、明るさだけで判定してください。
寄りが弱い青は、合わせる色で寄りが決まります。キャメルと組めば緑寄りに、灰色と組めば紫寄りに見えます。自分の側の色と組むと、その日の顔の見え方が自分の側に寄ります。
どちらとも取れるとき②|寄りは合うのに顔が沈む
寄りが自分の側なのに、着ると顔が沈む。このとき、ずれているのはたいてい明るさです。
イエベ秋の人が明るい緑寄りを着ると、軽すぎて顔がぼやけることがあります。ブルベ夏の人が深い紫寄りを着ると、目の下の影が強く出ます。寄りを変える必要はありません。顎の下15cmに、自分に合う明るさの面を1つ挟めば戻ります。
挟むのは、インナーの首元でも、ストールでも構いません。幅は8cm以上。これより狭いと、挟んだ色が線に見えて、青の面が勝ちます。
どちらとも取れるとき③|反対の寄りの1枚を持っている
判定したら、手持ちの1枚が反対の寄りだった。この場合も、手放す必要はありません。
1つは、顔から離して着る方法です。くすみブルーをスカートやパンツに回し、上には自分の側の色を置きます。もう1つは、顎の下に自分の側の色を挟む方法です。どちらも、顔の近く15cmの範囲を自分の側で埋めるという点では同じです。
反対側の色を顔から離して置く考え方は、イエベに似合わない色の服|着られないのではなく置く場所が変わるだけにまとめてあります。
売り場で見るとき|照明で緑と紫が入れ替わる
くすみブルーは、照明の色でいちばん寄りが動く色の1つです。黄みの照明の下では緑寄りに、白い照明の下では紫寄りに見えます。売り場の照明の違いは試着室の照明で色が変わる|白色灯と電球色の違いと、秋の夕方に決めるときの手順にまとめました。
決める前に、窓の近くまで持っていき、自然光で寄りを見てください。秋は日が短く、仕事帰りに寄ると外はもう暗いことがあります。その場合は、はいているデニムと並べる方法だけを使い、顔の近くの判定は翌日に回すほうが確実です。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. くすみブルーはブルベの色ではないのですか
- 青という名前から青み側の色だと思われがちですが、くすみブルーには緑に寄ったものが多くあります。緑に寄った青は、黄みを少し含んでいるので、黄み側の人の肌となじみます。青み側の人に合うのは、紫に寄ったくすみブルーです。名前ではなく、白い紙の上で青より先に何色が見えるかで決めてください。
- Q. イエベでもくすみブルーは着られますか
- 着られます。イエベ秋なら、緑に寄った深めのくすみブルーが本命です。イエベ春なら、緑に寄った明るい青で、灰が少なめのものが合います。紫に寄った青を着たいときは、顔から離して下に置くか、顎の下に生成りやキャメルを挟んでください。
- Q. くすみブルーのニットを買ったら、店で見たより暗く見えます
- ニットは表面が毛羽立っているので、光を吸って色が半段ほど沈みます。とくに起毛の強い編み地や厚手のものほど、この差が大きくなります。家で暗く見えたなら、襟元に明るい面を挟むか、明るい色の上着と合わせて顔の下の明るさを戻してください。次に買うときは、売り場で迷った2枚のうち明るいほうを選ぶと、着たときにちょうどよくなります。
- Q. くすみブルーに合わせる色がわかりません
- 寄りと同じ側でそろえると失敗しません。緑に寄った青なら、キャメル、カーキ、生成り、焦げ茶。紫に寄った青なら、灰色、紺、白に近い灰、ボルドー。反対側の色と組むと、青の寄りが強調されて、くすみが汚れて見えることがあります。
— メグラシ編集部





