白が似合う人に見える着方|白目と歯の白さに、服の白を合わせる

**白が似合う人に見えるかどうかは、服の白が、あなたの白目や歯の白さと近いかで決まります。**鏡から30cmで白目と服の白を並べて、服のほうが「少し白い」か「同じくらい」なら、その白は顔の近くに置けます。
白目や歯の白さにも、人それぞれ黄みや青みの幅があります。服の白がそれより大きく白いと、白だけが先に目に入り、顔と服のあいだに境目ができる。反対に近い白なら、顔と服がひと続きに見えて、白が顔に光を返す働きだけが残ります。
秋冬は、白の出番が夏とは違う形で増えます。夏の白は薄手のシャツやブラウスが中心でしたが、秋冬はニット、マフラー、コートと、顔の近くに厚みのある白が来るようになります。面積が大きく、毛足で段も動くので、夏に合っていた白がそのまま合うとは限りません。衣替えのこの時期に、一度自分の白を測り直しておくと、冬のあいだ迷わずに済みます。
どの白が似合うかを肌との関係から見る話は白が似合う女性の特徴にまとめてあります。この記事は、自分の顔の中にある白を物差しにして、白を選んで着るところまでを扱います。
結論:服の白を、顔の中にある白に近づける
白が似合う人と言われる人は、白を選ぶときに、顔の中の白と服の白の差を小さくしています。意識してやっている人もいれば、たまたまそうなっている人もいます。
| 服の白と白目の差 | 見え方 | 置き場所 |
|---|---|---|
| 服のほうがかなり白い | 白だけが先に目に入る | 胸から下、小物 |
| 服のほうが少し白い | 顔が明るく見えやすい | 顔のすぐ下に置ける |
| 同じくらい | 顔と服がひと続きに見える | 顔のすぐ下に広く置ける |
| 白目のほうが白い | 服が生成りに見え、落ち着いた印象 | 顔の下に置けるが、明るさは控えめ |
| 服のほうが灰に寄る | 顔の下が少し暗くなる | 胸から下、または重ねの内側 |
いちばん顔が明るく見えやすいのは、服の白が白目より「少し白い」段です。同じくらいの段は落ち着いて見え、かなり白い段は服が主役になります。どれが正しいというより、顔の近くに置く白は上の3段のどこかに入れる、と覚えておいてください。
服の白を合わせるのは、白目と歯の2か所だけです。肌の色を読むより、鏡で同時に見られるものと比べるほうが、判断がぶれません。
肌の色は、日焼けや季節、光の当たり方でも変わるので、自分で読むと日によって答えが揺れます。白目と歯は、服の白と同じ視界に入れて、その場で「どちらが白いか」を答えられる。比べる相手が決まっていると、白を選ぶ時間がぐっと短くなります。
「白が似合う人は美人」と言われるわけ
白い服を着た人が「きれいな人」に見えることがあるのは、顔立ちではなく、光の話です。
| 白が顔の近くでしていること | 起きること | 段が合っていないとき |
|---|---|---|
| 顔に光を返す | 目元や頬が明るく見えやすい | 光より白の面が先に目に入る |
| 輪郭の外側を明るくする | 顔の輪郭がはっきり見える | 服と顔の境目がはっきりしすぎる |
| 白目・歯とつながる | 顔の中の白が目立たず、全体が整って見える | 白目や歯の色みが服と比べて目立つ |
| 周りの色を区切る | 顔が服から浮き上がって見える | 顔より服が前に出て見える |
**白が似合う人に見える状態は、白の段と置き方で誰にでも作れます。**顔立ちがどうかではなく、顔の中の白と服の白がつながっているか。それが揃ったとき、白は光の役だけをしてくれます。
反対に、段が合っていない白を顔のすぐ下に広く置くと、白が顔より前に出てきます。白が似合わないと感じた経験がある人の多くは、白そのものではなく、段か面積のどちらかが合っていなかったことがほとんどです。
測る前に|白を5つの段に分ける
白と呼ばれる色には幅があります。売り場の名前はまちまちなので、コピー用紙と並べたときの見え方で分けてください。
| 段 | 呼ばれ方の例 | コピー用紙と並べると |
|---|---|---|
| 1 | 純白、真っ白 | 見分けがつかない |
| 2 | オフホワイト | 少しだけ灰か黄みに寄る |
| 3 | アイボリー | 黄みがはっきり分かる |
| 4 | 生成り、エクリュ | 黄みと灰の両方が分かる |
| 5 | きなり寄りのベージュ | 白というより、明るいベージュ |
**コピー用紙は、ほとんどの家にある「純白の基準」**です。白い服を買うときも、レシートやノートの白い紙と並べると、段がすぐ分かります。売り場の照明は明るく白っぽいので、紙と並べずに見ると、2段目や3段目の白も純白に見えることがあります。
段の数字は、あとで白目や歯と比べるときの目盛りとして使います。自分の顔の中の白が何段目に近いかが分かれば、服の白は、その段か1段上を選べばいいことになります。
手持ちに白い服が何枚かあるなら、紙の上に並べて段の順に置き直してみてください。同じ「白」のつもりで買った服が、実は2段目から4段目まで散らばっていることがよくあります。並べると、どの白が顔の近くで活躍していて、どの白をあまり着ていないかも見えてきます。着る回数の多い白は、たいてい自分の顔の中の白に近い段に集まっています。
測り方①|鏡から30cmで、白目と服の白を並べる
いちばん手軽なのが、白目との比較です。昼の窓際で、窓に顔を向けて立ちます。
| 手順 | やること | 見るところ |
|---|---|---|
| 1 | 鏡から30cmに立つ | 顔全体が鏡に入る距離 |
| 2 | 白い服を顎のすぐ下に当てる | 服の白の面が首元に来るように |
| 3 | 目線はまっすぐ前、瞬きをしてから見る | 白目が乾いていない状態で |
| 4 | 白目と服の白を同時に視界に入れる | どちらが白いか、1語で言う |
白目の白さは、時間帯や体調でも少し変わります。朝起きてすぐや、画面を長く見たあとは避けて、いつもの状態の昼に1回見てください。1回で決めずに、別の日にもう1回見て、同じ答えが出たら決定にします。
自分の目で白目を見るのが難しいときは、スマホで顔と服が一緒に写る写真を撮り、白目の部分と服の部分を拡大して並べます。写真はフラッシュを使わず、窓からの光で撮ってください。フラッシュを使うと、服の白だけが強く光って、差が実際より大きく写ります。
比べるときに迷いやすいのは、白目の端のほうを見てしまうときです。白目は、黒目のすぐ横と目尻のほうで明るさが少し違います。見るのは、黒目のすぐ横の、光がいちばんよく当たっている部分にしてください。服の白も、影になっている部分ではなく、光が正面から当たっている面と比べます。
測り方②|笑ったときの歯と並べる
2つ目は歯です。人と話しているとき、白目と同じくらい目に入るのが歯なので、白目と両方で見ておくと判断が安定します。
| 服の白と歯の差 | 見え方 | 置き方 |
|---|---|---|
| 服のほうがかなり白い | 笑ったときに歯の色みが目立ちやすい | 顔から15cmより下へ |
| 服のほうが少し白い | 笑顔が明るく見えやすい | 顔のすぐ下に置ける |
| 同じくらい | 口元と服がつながって見える | 顔のすぐ下に広く置ける |
| 歯のほうが白い | 服が落ち着いた色に見える | 顔の下に置ける |
歯の白さは、コーヒーやお茶を飲む習慣などで人によって違います。どの白さがよいという話ではなく、服の白との差の話です。歯と服の白が近いほど、笑ったときに口元と首元がひと続きに見えます。
見るときは、鏡の前で軽く笑い、服の白と歯が同じ視界に入るようにします。白目と同じく、窓からの光で見てください。
測り方③|白黒写真で、肌との明るさの差を見る
3つ目は明るさです。色を抜いて、白い服と肌の明るさがどのくらい離れているかを見ます。
| 白黒写真での差 | 見え方 | 向きやすい白 |
|---|---|---|
| 服の白と肌がかなり離れる | 服の白が光って見える | 3段目か4段目の白を顔の近くに |
| 少し離れる | 顔が明るく見えやすい | 2段目か3段目の白 |
| ほとんど同じ | 顔と服の境目が分かりにくい | 1段目か2段目の白 |
| 肌のほうが明るい | 服が灰っぽく見える | 1段目の白を小さい面積で |
白黒写真は、スマホの写真編集で白黒にするだけで作れます。色みではなく明るさだけが残るので、白目と歯で決めた段が、明るさの面でも合っているかの確かめになります。
白目と歯で決めた段と、白黒写真で出た段がずれることもあります。そのときは、顔のすぐ下は白目と歯で決めた段、顔から離れた場所は白黒写真で出た段、と分けると両方を活かせます。
記入表|3つを1行にまとめる
手持ちの白い服を出して、1枚ずつ書いてください。
| 服 | 紙と並べた段 | 白目との差 | 歯との差 | 置き場所 |
|---|---|---|---|---|
| 例:白いシャツ | 1 | かなり白い | かなり白い | 胸から下、または重ねの内側 |
| 例:アイボリーのニット | 3 | 少し白い | 同じくらい | 顔のすぐ下 |
| 例:生成りのマフラー | 4 | 同じくらい | 同じくらい | 顔のすぐ下に広く |
| 例:オフホワイトのパンツ | 2 | 少し白い | かなり白い | 腰から下なのでそのままでよい |
| 自分の1枚目 |
白目と歯のどちらかで「かなり白い」が出た白は、顔から15cmより下に回すか、顔との間に1段低い白を挟みます。どちらも「少し白い」か「同じくらい」なら、顔のすぐ下で使える白です。
置き方①|顔からの距離で分ける
白の段が決まったら、置き場所を決めます。同じ白でも、顔からの距離で見え方が変わります。
| 顔からの距離 | 当たるもの | 選ぶ白の段 |
|---|---|---|
| 0〜15cm | 襟、ネックライン、マフラー | 白目・歯と比べて「少し白い」か「同じ」の段 |
| 15〜40cm | ジャケットの前身頃、ニットの胸 | 自分の段から1段上まで |
| 40cm〜腰 | シャツの裾、ベルトまわり | どの段でもよい |
| 腰から下 | スカート、パンツ | どの段でもよい |
| 小物 | バッグ、靴、時計 | どの段でもよい |
**顔から15cm以内の白だけ、段を合わせる。**それより下は、どの白でもかまいません。純白が好きな人は、まず腰から下で使ってください。純白のパンツやスニーカーは、顔の白との差がほとんど関係しない場所で、全体をすっきり見せてくれます。
15cmは、顎の先から鎖骨の少し下までの距離です。定規がなくても、手のひらを縦にして顎の下に当てたとき、指先から手首までがだいたいこの長さです。
置き方②|面積は手のひら何枚ぶんか
顔の近くに置く白は、面積でも印象が変わります。手のひらを基準にすると測りやすくなります。
| 顔の下の白の面積 | 例 | 見え方 |
|---|---|---|
| 指1本ぶん | シャツの襟をニットの上から出す | 顔の下に光の線が1本入る |
| 手のひら半分 | 襟の開いたニットから白いインナーを見せる | 顔の下が明るくなる |
| 手のひら1枚 | 白いマフラーを1周巻く | 顔全体に光が返りやすい |
| 手のひら2枚 | 白いタートルネックを1枚で着る | 白が顔と同じくらいの存在感になる |
| 手のひら3枚以上 | 白いニットに白いマフラーを重ねる | 白が主役になる |
初めての白は、手のひら1枚ぶんから始めてください。段が合っていれば、そこから面積を広げても顔が負けにくくなります。段が合っていないうちに面積を広げると、白の面が顔より前に出てきます。
手のひら2枚を超える白を顔の下に置くときは、白目と歯の両方で「同じくらい」の段を選ぶと、全体がつながって見えます。
面積は、同じ服でも着方で変えられます。白いシャツなら、ボタンを1つ多く開ける、上にニットを重ねて襟だけを出す、袖をまくって手首に白を移す。白いマフラーなら、1周巻いて端を垂らすか、2周巻いて首元を埋めるか。服を買い替えなくても、着方だけで手のひら半分から2枚ぶんまで動かせます。
素材で白の段が変わる|毛足・艶・透け
同じ段の白でも、素材によって実際の見え方は1段ほど動きます。
| 素材 | 白の見え方 | 段の動き方 |
|---|---|---|
| 毛足の長いニット | 毛先の影で少し灰に寄る | 1段下がって見える |
| 起毛の布(フランネルなど) | 表面がやわらかく光を散らす | 1段下がって見える |
| 平らな綿のシャツ | 白がそのまま出る | 動かない |
| サテンなど艶のある布 | 光る部分が1段明るくなる | 1段上がって見える |
| 透ける布 | 下の色が透けて混ざる | 下に着たものの色に寄る |
| レース | 穴の部分に肌や下の服が見える | 1段下がって見える |
秋冬の白は、毛足のあるニットや起毛の布が多くなります。純白でも毛足があると、顔の下では2段目くらいに見えることがあるので、夏には強すぎた純白が、冬のニットなら顔の近くで使えることもあります。
反対に、艶のある白いブラウスは、紙と並べた段より1段明るく見えます。白目と比べて「少し白い」と出た白でも、艶があると「かなり白い」側に寄るので、顔のすぐ下では面積を小さめにしてください。
秋冬のアイテム別|どの白から足すか
これから白を1枚足すなら、顔の近くで面積を調整しやすいものから始めると失敗しにくくなります。
| アイテム | 始めやすさ | 選ぶときの見方 |
|---|---|---|
| マフラー・ストール | いちばん始めやすい | 巻き方で面積を変えられる |
| シャツ(重ねて襟だけ出す) | 始めやすい | 襟の白は指1本ぶんなので段が合わせやすい |
| タートルネック | 中くらい | 首まわり全体が白になるので段を合わせる |
| ニットのカーディガン | 中くらい | 前を開ければ顔の下の面積が減る |
| コート | やや難しい | 冬のあいだ毎日顔の近くに来る面 |
| パンツ・スカート | 段を問わない | 顔から遠いので、好きな白でよい |
白いコートを考えているときは、先に同じ段の白いマフラーで1〜2週間試してみると、顔の下に広い白を置いた感覚がつかめます。
白いコートは、汚れや手入れが気になって迷う人も多いアイテムです。段の側から見ると、生成りやアイボリーの3〜4段目のコートは、純白よりも袖口や裾の汚れが目立ちにくく、白目との差も小さくなりやすい。初めての白いコートなら、段の低い側から選ぶと、顔映りと扱いやすさの両方で外れにくくなります。
白いスカートの冬の合わせ方は冬の白スカートに、白いカーディガンを顔の脇に置くときの見方は白カーディガンコーデ40代にまとめてあります。
白を2枚重ねるとき|段を1つ離す
秋冬は、白いシャツに白いニット、白いニットに白いマフラー、というように、白を重ねる着方が増えます。白同士を重ねるときは、段の離し方で見え方が変わります。
| 重ねる2枚の段 | 見え方 | 顔の近くでの扱い |
|---|---|---|
| 同じ段 | 1枚の大きな白に見える | 面積が広がるので、白目と「同じ」の段で |
| 1段離す | 白の中に境目ができて立体的に見える | いちばん扱いやすい |
| 2段離す | 片方が汚れたように見えることがある | 明るいほうを顔から遠くに |
| 3段以上離す | 白とベージュの組み合わせに見える | 別の色の重ねとして組む |
白を重ねるなら、段を1つだけ離して、明るいほうを顔から遠くに置くのが目安です。顔のすぐ下に生成りのマフラー、その下にアイボリーのニット、というように、顔に近いほうを落ち着いた段にすると、白目との差が小さいまま、白の重なりが見えます。
2段以上離れた白を重ねると、暗いほうの白が、明るいほうの白の隣で黄ばんで見えることがあります。手持ちの白を重ねる前に、2枚を並べて紙の上に置き、片方がくすんで見えないかを確かめてください。
髪色で白の段が動く
顔の近くの白は、顔の下だけでなく、髪とも隣り合います。髪の暗さによって、白の見え方が変わります。
| 髪の色 | 白の見え方 | 顔の近くで選ぶ白 |
|---|---|---|
| 黒に近い | 白が強く明るく見える | 白目と「同じ」の段か、1段下 |
| こげ茶 | 白との差がほどよい | 白目と「少し白い」の段 |
| 明るい茶 | 白との差が小さい | 1段目か2段目の白でも使える |
| 灰みの色 | 白が青みに寄って見える | 1段目か2段目の白とつながる |
髪を秋冬に暗く染めたときは、それまで顔の近くで使えていた白が、急に強く見えることがあります。髪を染めたら、白目との比較をもう1回やり直してください。髪が暗くなった分、服の白は1段下げたほうが釣り合うことが多いです。
隣に置く色で、白の段が動く
白は、隣にある色によっても見え方が変わります。同じ白いニットでも、合わせる色で1段動くことがあります。
| 白の隣の色 | 白の見え方 | 使い方 |
|---|---|---|
| 黒 | より白く、明るく見える | 段が合った白でないと強く出やすい |
| 紺 | すっきり白く見える | 2段目・3段目の白が映えやすい |
| キャメル・茶 | 少し黄みに寄って見える | 3段目・4段目の白と自然につながる |
| 灰 | 少し青みに寄って見える | 1段目・2段目の白とつながる |
| 生成り・ベージュ | 純白がさらに白く見える | 白と生成りを重ねるなら段を離しすぎない |
| 明るい色(黄・水色など) | 白が少し沈んで見える | 白は顔の近くに、明るい色は下に |
黒の隣の白は、1段白く見えると考えてください。白目と比べて「少し白い」だった白も、黒いジャケットの内側に着ると「かなり白い」側に寄ることがあります。黒と組む日は、白の段を1つ下げるか、白の面積を小さくすると釣り合います。
黒が似合う人との違い|顔の下に白と黒のどちらを置くか
白と黒のどちらを顔の下に置くと落ち着くかは、髪や瞳の暗さとの関係でも見られます。
| 見るところ | 白が向きやすい | 黒が向きやすい |
|---|---|---|
| 髪と肌の明るさの差(白黒写真) | 小さい〜中くらい | 大きい |
| 瞳の暗さ | 茶に見える | 黒に見える |
| 白目との差 | 服の白が少し白い段で合う | 純白でも差が小さい |
| 顔の下の広い面 | 白が光を返して明るく見える | 黒が輪郭を締めて見える |
どちらか一方に決める必要はありません。顔のすぐ下に白、少し離れたジャケットやコートに黒、と置き分けると、両方の役割を1日の中で使えます。黒の側の見方は黒が似合う人は7項目中6つで分かるで扱っています。
パーソナルカラー別の白の目安
パーソナルカラーが分かっているなら、白目と歯で決めた段と照らし合わせてください。2つが近ければ、その白は迷わず使えます。
| シーズン | 向きやすい白の段 | 顔の近くで気をつけること |
|---|---|---|
| イエベ春 | 2〜3段目(明るいアイボリー) | 生成りの灰が強いと沈みやすい |
| ブルベ夏 | 2段目(やわらかいオフホワイト) | 純白の面が大きいと白が強く出やすい |
| イエベ秋 | 3〜4段目(生成り・エクリュ) | 純白は顔から離して使う |
| ブルベ冬 | 1段目(純白) | 生成りが続くと顔の下がぼやけやすい |
シーズンの目安と、白目・歯で決めた段が違うこともあります。そのときは、顔のすぐ下は白目と歯で決めた段を優先してください。人と向かい合ったときに目に入るのは、シーズンの名前ではなく、顔の中の白と服の白の差だからです。イエベ秋の白の分け方はイエベ秋の白で詳しく扱っています。
口紅の色で白の見え方が変わる
顔の中の白は、白目と歯だけでなく、その周りの色とも一緒に見られます。口元の色は、白い服と同じ視界に入りやすい場所です。
| 口紅の色 | 白い服との見え方 | 合わせやすい白の段 |
|---|---|---|
| 青みのピンク・ローズ | 白が青みに寄って見える | 1段目・2段目 |
| 黄みのコーラル・オレンジ | 白が黄みに寄って見える | 3段目・4段目 |
| 濃い赤・ボルドー | 白との明暗差が大きく出る | 1段目の白でも釣り合う |
| ベージュ・肌に近い色 | 白と口元の差が小さい | 2段目・3段目 |
白いニットを着る日に口紅の色を替えるなら、白の段に寄せた色を選ぶと、首元と口元がひと続きに見えやすくなります。反対に、いつもの口紅を替えたくないときは、その色に合う段の白を顔の近くに置いてください。
写真に写ったときの白
白は、写真で見え方がいちばん変わる色の1つです。集まりや行事の多い秋冬は、写真に残る機会も増えます。
| 撮り方 | 白の写り方 | 対応 |
|---|---|---|
| 窓からの光 | 見た目に近い | 段の判断はこの光で |
| フラッシュ | 白が1〜2段明るく飛びやすい | 顔の下の白は1段下げる |
| 夜の室内の電球色 | 白が黄みに寄る | 1段目の白でも生成りに近く写る |
| 屋外の晴れた日 | 白が強く光る | 顔の下の面積を手のひら1枚以内に |
写真に残ることが分かっている日は、顔の下の白を1段下げるか、面積を小さくしておくと、写真の中で白だけが光って見えることが減ります。
どちらとも取れるとき①|白目と歯で答えが割れる
白目と比べると「同じくらい」なのに、歯と比べると「かなり白い」。こういうことはよくあります。
| 白目 | 歯 | 決め方 |
|---|---|---|
| 同じくらい | かなり白い | 笑う場面が多い日は1段下げる |
| かなり白い | 同じくらい | 黙って聞く場面が多い日は1段下げる |
| 少し白い | かなり白い | 面積を手のひら半分までにする |
| かなり白い | かなり白い | 1段下げる。それでも同じなら2段下げる |
答えが割れたら、その服を着る日の過ごし方で決めてください。人と話して笑う時間が長い日は歯、画面越しや会議で相手の顔を見る時間が長い日は白目が、相手の視界に入りやすくなります。どちらも同じくらいなら、厳しいほうに合わせて1段下げておくと外れにくくなります。
1段下げた白が手持ちにないときは、面積で調整します。同じ白を使ったまま、顔の下の面積を手のひら半分以下にすると、差の大きい白でも目立ちにくくなります。段と面積は、どちらか一方を動かせば釣り合いが取れるので、手持ちに合わせてやりやすいほうを選んでください。
どちらとも取れるとき②|どの白も同じに見える
白目と服の白を並べても、差が分からない。そういうときは、比べる白の幅が狭すぎることが多いです。
手持ちの中から、1段目(純白)と4段目(生成り)の2枚を選んで、交互に顎の下に当ててください。段が離れた2枚なら、どちらが白目とつながって見えるかが分かりやすくなります。そこから、近かったほうに向かって、2段目・3段目と1段ずつ寄せていきます。
それでも分からないときは、顔の近くには2段目か3段目の白を選んでおくと、どちらの側にも大きく外れません。白の中の真ん中の段は、白目や歯との差が極端になりにくいからです。
どちらとも取れるとき③|顔の近くは生成り、でも純白が好き
測ってみたら生成りの段だったけれど、純白の白いシャツが好き、ということもあります。好きな白は手放さずに、置き方で両立させてください。
| やり方 | 顔のすぐ下 | 純白の置き場所 |
|---|---|---|
| 重ねる | 生成りのニット | 純白のシャツの裾を下から出す |
| 挟む | 生成りのマフラー | 純白のシャツを中に |
| 離す | 顔の近くは色物 | 純白のパンツ |
| 小さくする | 純白の襟を指1本ぶんだけ | 上にニットを重ねる |
**純白が顔から15cmより下にあれば、白目との差はほとんど目立ちません。**好きな白ほど、置き場所を決めてから着ると、長く着られます。
好きな白と、顔に合う白が違うのは、珍しいことではありません。好きな白は、全身の中でいちばん目に入る場所に置きたくなりますが、顔のすぐ下は、服よりも顔が見られる場所です。好きな白は腰から下やバッグで主役にして、顔の近くは合う白に任せる。役割を分けると、どちらの白も活きます。
どちらとも取れるとき④|白を着ると「疲れて見える」と言われた
白い服を着た日に、疲れているのかと聞かれたことがある場合は、段か面積のどちらかが合っていないことが多いです。
| 考えられること | 確かめ方 | 直し方 |
|---|---|---|
| 白の段が顔より明るすぎる | 白目と並べて「かなり白い」か | 1段下げる |
| 白の面積が大きすぎる | 手のひら2枚以上か | 襟を開ける、重ねる |
| 白が灰に寄っている | 紙と並べて灰みが見えるか | 黄みか青みのはっきりした白に替える |
| 光が強すぎる | 窓際・屋外で起きたか | 屋内の光で見直す |
1つずつ確かめて、当てはまったところだけを直してください。多くの場合、段を1つ下げるか、面積を半分にするだけで印象は変わります。
売り場で2分|白を買う前の手順
白い服は、売り場の明るい照明の下では段の違いが見えにくくなります。
- バッグからレシートかノートを出し、服の白と並べて段を決める
- 鏡から30cmに立ち、顎の下に当てて、白目と比べる
- 軽く笑って、歯と比べる
- 顔のすぐ下に置く服なら、「少し白い」か「同じくらい」の段を選ぶ
売り場の照明の下では、実際より1段白く見えやすいので、迷ったら1段下の白を選んでおくと、家に帰ってからのずれが小さくなります。通販で買うときは、届いた日に窓際で同じ手順をやり直してください。
手持ちの白を並べ替える15分
最後に、手持ちの白い服を、顔からの距離で分けておきます。
- 白い服と白に近い服を全部出す
- コピー用紙と並べて、1〜5の段を書いたメモを1枚ずつ付ける
- 自分の白目・歯と合う段の服を「顔の近く」の山に、それ以外を「顔から離す」山に分ける
- 顔から離す山の服は、下の服か、重ねの内側で着る日に回す
並べ替えると、顔の近くで使える白が何枚あるかが分かります。1枚もなければ、次に買うのはマフラーかストールを1枚。巻き方で面積を変えられるので、段と面積を同時に試せます。
並べ替えたメモは、そのまま服に付けておくか、スマホに写真で残しておきます。次に白い服を買うとき、手持ちの段と比べれば、同じ段の白をもう1枚買ってしまうことも、合わない段を選んでしまうことも減ります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 白が似合う人と似合わない人は、何が違うのですか
- 顔立ちの違いではなく、服の白と顔の中の白の差の違いです。白目や歯にも、人それぞれ黄みや青みの幅があります。服の白がそれより大きく白いと、白だけが先に目に入り、顔との間に境目ができます。同じくらいの白なら、顔と服がつながって見えます。白が似合わないと感じている人の多くは、白そのものではなく、白の段が合っていないことがほとんどです。純白をやめて生成りやアイボリーに替えるだけで印象が変わることがあります。
- Q. 白目と服の白は、どうやって比べればいいですか
- 昼の窓際で、鏡から30cmの距離に立ち、白い服を顎のすぐ下に当てます。目線はまっすぐ前に向けたまま、白目と服の白を同時に視界に入れて、どちらが白いかを見ます。服のほうがかなり白いなら1段下げた白、少し白いか同じくらいなら、その白が合っています。判断しにくいときは、スマホで顔と服が一緒に写る写真を撮り、白目の部分と服の部分を拡大して並べると見比べやすくなります。
- Q. 「白が似合う人は美人」と言われるのは本当ですか
- 白は顔に光を返すので、目元や肌の明るさがはっきり見えやすくなり、それが「きれいな人」という印象につながることはあります。ただ、それは顔立ちではなく、服の白と顔の中の白がつながっているかで起きることです。白の段と置き方を合わせれば、誰でもその状態に近づけます。反対に、段の合わない白を顔のすぐ下に広く置くと、白だけが目立って、せっかくの光が顔に届いていないように見えることがあります。
- Q. 純白がどうしても好きです。着てはいけませんか
- 着てかまいません。純白は、顔から離れた場所に置けば、どの人にもすっきり見える色です。パンツやスカート、スニーカーやバッグなど、胸から下で使ってください。上に着たいときは、顔とのあいだに生成りやアイボリーの無地を細く挟むか、純白のシャツの上にニットを重ねて襟だけを出すと、白の面積が小さくなり、白目との差が目立ちにくくなります。
— メグラシ編集部





