くすみピンクが似合う人|灰の量は3段。手の甲に置いて境目が溶けるかで決まる

くすみピンクは1色ではありません。入っている灰の量で3段に分かれ、段が変われば合う人も入れ替わります。
だから判定は2回に分けます。色の側で段を決めてから、人の側で境目を見る。 順番を逆にすると、どの段を試したのか分からないまま結論が出ます。
段の分かれ目は、白い布と並べたときの沈み方
机の上でできます。白い布か白い紙の隣に、その1枚を置いてください。
見るのは、ピンクのほうが白より先に沈んで見えるかです。沈み方が大きいほど、入っている灰が多いということになります。

| 段 | 白と並べたとき | 名前どおりに働くか |
|---|---|---|
| 1段目 | ほとんど沈まない | ピンクとして読まれる |
| 2段目 | はっきり沈むが、色みはピンクのまま | ピンクとして読まれる |
| 3段目 | 沈んだうえで、ベージュや茶の側へ寄る | 灰みのベージュに近い働きをする |
3段目は、名前がくすみピンクでも置いたときの働きが変わります。名前ではなく、並べた結果で決めてください。
並べるときの白は、身近なもので構いません。白い封筒、白いタオル、白い皿。ただし、いつも同じものを使ってください。基準が動くと、段の判定も動きます。
画面越しでは判定できません。写真は撮った側の設定で沈み方が変わるので、灰の量だけは実物で見る必要があります。通販で買う場合は、届いてから並べて、そこで段を決めてください。
誰に合うか|手の甲に置いて、境目を見る
段を決めたら、その1枚を手の甲に置きます。見るのは、布と皮膚の境目です。
- 境目が溶ける:どこからが布か分かりにくい → その段は顔まわりで使える
- 境目が細い線で残る:布と肌がはっきり切れている → その段は顔から離す
手の甲を使うのは、顔と同じ光の下にあって、しかも自分で真上から見られるからです。鏡を経由しないので、光の条件が1つ減ります。
判定は、明るい窓のそばで取ってください。天井の照明だけの部屋では、どの段でも境目が線に見えます。
置く位置は、手の甲の指の付け根あたりです。手首に近いほうは血管の色が透けるので、布との差が実際より大きく出ます。同じ手でも、置く場所で結果が変わります。 毎回同じ場所に置くと決めておけば、日をまたいだ比較ができます。
手が日に当たっていて、顔と色が離れている時期は、鎖骨の内側に置いてください。判定の考え方は同じで、見るのは境目だけです。
なぜ境目の見え方で決まるのか
灰みのある色は、彩度が下がっているぶん、肌の色と近い場所に来ます。近い場所に来た色は、肌との差が小さくなるので境目が溶けます。
溶けた境目は、顔の下に線を作りません。線を作らない色は、顔の輪郭のほうを邪魔しないので、顔まわりに置いても顔の印象がそのまま残ります。
逆に、境目が線で残る組み合わせは、顔の下にもう1本の線が増えた状態になります。線が増えること自体は悪いことではありませんが、顔の近くにあると、そちらに視線が行きます。
これは肌の良し悪しの話ではありません。 同じ肌で、段を1つ動かせば境目の見え方が変わります。
顔まわりに置く日と、離す日
境目が溶ける段が見つかったら、そこは顔まわりの色として使えます。首元、肩、袖。面積の制限もありません。
線が残る段は、顔から30cmの外へ置いてください。胸から下、下半身、足元。この範囲なら、線は顔の印象に届きません。
小さいものは、どの段でも使えます。手元の小さいもの、耳もとの小さいもの。色として読まれる前に形として読まれる大きさなら、境目の判定は要りません。
3段それぞれが得意な場面
段が決まると、置く場所だけでなく使いどころも決まります。
1段目は、色として立ちます。ほかを落ち着いた色でそろえた日に、1点だけ入れると視線がそこへ集まります。色数の少ない日の主役になれる段です。
2段目は、いちばん幅があります。上下のどちらに置いても成立し、面積の制限も緩やかです。手持ちに1枚だけ持つなら、この段が使いやすくなります。
3段目は、下地として働きます。色として主張しないぶん、隣に何を置いても打ち消しません。ほかの色を立てたい日の土台に向きます。
同じ名前の3枚を、3つの役として持つのがいちばん無駄がありません。同じ段を3枚持つと、使いどころが重なります。
素材で、段が1つぶん動く
同じ色でも、表面が光を返す素材は明るく見え、光を吸う素材は沈んで見えます。この差は、灰の量にすると1段ぶんくらいあります。
つまり、2段目の色を光を返す素材で持てば1段目のように働き、光を吸う素材で持てば3段目のように働きます。色を替えずに、素材で1段動かせます。
境目に線が出た1枚が光を返す素材だったなら、同じ色を光を吸う素材で試してみてください。逆の場合も同じです。

合わせる色は、灰の量でそろえる
いちばん合わせやすいのは、同じ灰の量を持つ色です。灰の入ったベージュ、灰の入った青、灰の入った緑。
灰という共通の1本があると、色みが離れていても並べたときにつながって見えます。逆に、灰の入っていない澄んだ色を隣に置くと、くすみピンクのほうだけが沈んで見えます。
黒を合わせる日は、面積を小さくしてください。黒は灰を持たない色なので、大きく置くと澄んだ色と同じことが起きます。足元や小物なら影響が届きません。
白を合わせる日は、真っ白ではなく生成りの側を選ぶと、沈み方が小さくなります。真っ白は、いちばん沈み方が大きく出る相手です。

色数は3色までにしておくと、灰の量をそろえる作業が現実的な手間に収まります。4色を超えると、どれか1色は灰の量が外れます。外れた1色は、面積を小さくして足元へ回してください。
買う前に、手持ちの1枚を持っていく
売り場の照明は、家より明るく、色みも違います。だから店で決めた1枚が、家で違って見えることがあります。
これを防ぐいちばん簡単な方法は、手持ちの1枚を持っていくことです。段が分かっている1枚を鞄に入れておき、店で隣に並べて沈み方を比べます。基準が同じなら、照明が違っても段の判定は変わりません。
持っていくのは小さいもので足ります。ハンカチほどの大きさがあれば、並べて比べられます。布そのものである必要もありません。 段が分かっているものなら、色を写した紙でも同じ働きをします。
⭐ 失敗からの戻し方|入れ替えるのは1か所だけ
外で「今日は沈んでいる」と感じたときに、その場でできることは1つです。
顔にいちばん近い1か所を、灰の量が同じ別の色に入れ替えてください。 首元のものを外す、羽織の前を開けて中の色を出す、手持ちの小さいものを1つ足す。どれでも構いません。
入れ替えるのは1か所だけです。2か所以上動かすと、何が効いたのか分からなくなり、次の日に同じことができません。
避けたいのは、澄んだ色を足すことです。灰みのある色の隣に澄んだ色を足すと、灰みのほうがさらに沈みます。 直そうとして反対のことをしてしまう、いちばん多い形です。
家に帰ってからは、その日に着ていた1枚がどの段だったかを書き留めておいてください。段さえ分かっていれば、次からは判定をやり直さずに済みます。記録するのは色の名前ではなく、段の番号のほうです。
⭐ 売り場で言う3点
人に伝えるときは、色の名前ではなく次の3つを言うと通じます。
- 「もう一段、灰の入ったものを見たい」 ── 段を上げたいのか下げたいのかを、数で渡します
- 「色みはピンクのまま残したいです」 ── 3段目まで行ってほしくないときの止め方です
- 「同じ色で、表面の光り方が違うものを両方出してください」 ── 素材で1段動かせるので、同じ色を2種類見られます
3つめを言えると、試着の回数が減ります。同じ色を素材違いで並べると、境目の見え方の差がその場で分かります。
「似合う色を教えてください」と聞くと、話が診断の側へ移ります。この3つは、目の前の1枚を選ぶための言葉です。
同じ言葉は、贈りものを選ぶときにも使えます。相手の段が分からなくても、「灰の入った側」とだけ伝えれば、外れる幅が狭くなります。段の番号は自分のためのもので、灰の量という言い方は人と共有できます。
どちらとも取れるとき①|境目が薄く残る
線でもなく、溶けてもいない。この場合は、その日の予定にいる時間の長い場所で決めてください。
屋外にいる時間が長い日は、線が残る側として扱って顔から離します。屋外の光は差をはっきり出すからです。室内が長い日は、そのままで顔まわりに置けます。
判断がつかない日は、顔から離すほうへ倒してください。顔から離して失うものは何もありませんが、顔まわりに置いて外した日は、一日それで過ごすことになります。
どちらとも取れるとき②|段が2つのあいだにある
白と並べたときの沈み方が、1段目と2段目の中間に見えることがあります。
この場合は、3枚並べて判定してください。1枚では基準がなく、2枚では上下が分かりません。3枚あると、真ん中がどちらに寄っているかが見えます。
手持ちにピンクが3枚ないときは、白・その1枚・灰色の3枚で並べても同じことが分かります。
中間に見えた1枚は、下の段として扱うほうが外れにくくなります。灰が多いと見積もっておけば、顔から離す判断になるので、外したときの影響が小さく済みます。逆に少なく見積もると、顔まわりに置いてから気づくことになります。
どちらとも取れるとき③|季節で結果が変わる
夏に境目が溶けていた1枚が、冬に線として出ることがあります。光の量が違うためです。
季節が変わったら、その季節の光でやり直してください。 前の季節に出した結果は、次の季節の根拠になりません。年に2回、手持ちを並べ直すだけで足ります。
やり直すのは、境目のほうだけです。色の側の段は、光が変わっても変わりません。白と並べた沈み方は、その1枚の性質だからです。一度決めた段は持ち越せて、境目だけを見直せば済みます。
まとめ
くすみピンクは3段に分かれます。まず白と並べて段を決める。次に手の甲に置いて境目を見る。
溶ける段は顔まわりへ、線が残る段は顔から30cmの外へ。素材を替えれば段が1つ動きます。合わせるのは、同じ灰の量を持つ色です。
名前で決めず、並べた結果で決めてください。 同じ名前の3枚は、別の色として働きます。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. くすみピンクが似合うかどうかは、どう確かめればいいですか。
- 2段階で確かめます。まず、その1枚に入っている灰の量を見ます。白い布の隣に置いて、ピンクのほうが白より先に沈んで見えるかどうかです。沈み方が大きいほど灰が多い1枚です。次に、その1枚を手の甲に置いて、布と皮膚の境目を見ます。境目が細い線としてはっきり見えるなら、その段は顔から離して使う側です。境目が溶けて、どこからが布か分かりにくいなら、その段は顔まわりで使えます。色の側と人の側を、この順番で1回ずつ見てください。
- Q. 灰の量の3段は、どこで分かれますか。
- 白い布と並べたときの沈み方で分かれます。ほとんど沈まないものが1段目で、これはくすみと呼ばれてはいても灰は少なめです。はっきり沈むが色みはピンクのまま残るものが2段目。沈んだうえで色みがベージュや茶の側へ寄って見えるものが3段目です。3段目は名前がくすみピンクでも、置いたときの働きは灰みのベージュに近くなります。同じ名前で売られていても3段は別物なので、名前ではなく並べた結果で決めてください。
- Q. 境目が線で残る段は、着てはいけないのですか。
- 着られます。置く場所を変えるだけです。境目が線で残るということは、肌との差がはっきり出るということなので、顔の近くではその線が見えます。顔から30cmの外、つまり胸から下や下半身に置けば、線は顔の印象に届きません。上下のどちらに置いても構いませんが、面積が大きいほうがその日の基準になるので、上半身に大きく置くのは避けてください。手元や足元の小さいものなら、どの段でも使えます。
- Q. 顔まわりに置ける段が1つもありませんでした。
- 素材を変えると結果が変わることがあります。同じ色でも、表面が光を返す素材は明るく見え、光を吸う素材は沈んで見えます。境目に線が出た1枚が、光を返す素材だった場合は、光を吸う素材の同じ色で試してみてください。逆の場合も同じです。それでも変わらないときは、その色は顔から離して使う色として決めてしまって構いません。使える場所が下半身に決まっているだけで、使えない色ではありません。
- Q. くすみピンクに合わせる色は何ですか。
- 同じ灰の量を持つ色が、いちばん合わせやすくなります。灰の入ったベージュ、灰の入った青、灰の入った緑。灰という共通の1本があると、色みが離れていても並べたときにつながって見えます。逆に、灰の入っていない澄んだ色を隣に置くと、くすみピンクのほうだけが沈んで見えます。黒を合わせる日は、面積を小さくしてください。黒は灰を持たない色なので、大きく置くと同じことが起きます。
— メグラシ編集部





