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小麦肌の髪色|頬と耳の後ろの濃さの差で明るさを決める

メグラシ編集部//読了 13分
鏡の前で髪を耳にかけ、肌と髪の色を見比べている女性

日に当たって色づいた肌で髪色を選ぶとき、迷うのは色みではありません。明るさです。

決めているのは、頬の肌と耳の後ろの肌を並べたとき、境目に段差が見えるかです。

段差が見えるなら、肌の色は季節で動きます。動いても関係が崩れない暗めの側に置きます。溶けているなら動かないので、明るめまで乗ります。

判定は明るい窓の近くで2分です。

📋 早見表|段差の見え方と、収まるトーンの帯

この表は答えではありません。判定したあとに、トーンの上限を決めるための道具です。

頬と耳の後ろの差肌の色が季節で動くか収まるトーン上限を超えると
境目に線が引ける1〜2段階動く6〜8トーン季節ごとに関係が変わる
線は引けないが色が違う1段階動く8〜10トーン夏だけ髪が浮く
どこで変わったか指せないほぼ動かない10〜12トーン顔と髪の境目に線が出る

トーンの帯が決まったら、そのあとに色みを選びます。順番を逆にしないでください。

差を測る。所要2分

用意するものは手鏡1枚です。

  1. 明るい窓の近くで、窓のほうを向いて立つ
  2. 髪を耳にかけ、耳の後ろの肌が見える状態にする
  3. 手鏡を、頬と耳の後ろが同時に見える角度に置く
  4. 2か所のあいだに指を2本並べ、指の外側と内側で色が変わるかを見る

境目に線が引けるなら、段差が見えている状態です。どこで変わったか指せないなら、溶けている状態です。

照明の下では判定しないでください。室内の光は色が偏っていて、2か所の差が実際より小さく見えます。

耳の後ろが見えにくい場合は、あご先の下の肌を使ってください。あごの下も、頬より日に当たりにくい場所です。

指を2本並べるのは、比べる2か所の距離を一定にするためです。離れた2か所を見比べると、そのあいだにある光の当たり方の違いまで一緒に見てしまいます。指2本ぶん、およそ3cmの範囲に収めると、光の条件がそろいます。

判定した結果は、日付とあわせて書き留めておいてください。3か月後に同じ場所で測り直したとき、段差が動いたかどうかが分かります。動く人は、次に染めるトーンを1段階下げる判断ができます。

段差が見えるとき|8トーン以下に置く

境目に線が引ける人は、肌の色が季節で1〜2段階動きます。

動いたときに髪だけが明るいままだと、肌と髪のどちらが明るいかが季節ごとに入れ替わります。入れ替わると、同じ髪色でも見え方が変わります。

8トーン以下に置いておくと、肌が動いても髪のほうが必ず暗い側に残ります。関係が入れ替わらないので、年間を通して同じ見え方になります。

上限を試すなら9トーンまでです。それを超えるかどうかは、いちばん色づく時期に合わせて決めてください。いちばん薄い時期に合わせると、色づいた時期に髪だけが浮きます。

8トーン以下の帯のなかでどこに置くかは、目の色との関係で決めます。白目と黒目の境目がはっきり分かれて見えるなら8トーン、ぼやけて見えるなら6〜7トーンです。肌で上限を決め、目で帯の中の位置を決めると、2つの判定が食い違いません。

段差が溶けているとき|12トーンまで乗る

どこで色が変わったか指せない人は、年間を通して肌の明るさがほとんど動きません。

動かないぶん、髪をどこに置いても関係が保たれます。12トーンまでなら、髪のほうが肌より暗い側に残ります。

12トーンを超えると、髪のほうが明るくなり、顔と髪の境目に線が出ます。線を出したくないなら11トーンまで。逆に線を1本出したいなら、13トーン以上へ振り切ってください。

12〜13の帯は、どちらとも取れる場所です。線が出るか出ないかが、その日の光で変わります。避けるなら、11以下か14以上を選びます。

溶けている人がよく起こす食い違いが、暗くしすぎることです。10トーンより下へ置くと、肌との差が開きすぎて、髪だけが先に目に入ります。溶けているという判定は、暗くしてはいけないという意味ではありませんが、下限は6トーンだと考えてください。それより下は、髪の面積がそのまま重さとして読まれます。

差が季節で動く人は、上限を色づいた時期に合わせる

段差が見える人は、年に2回、判定が変わります。

このとき合わせるのは、いちばん色づいた時期です。薄い時期に合わせると、色づいた時期に髪だけが明るく残ります。

逆に、色づいた時期に合わせておけば、薄い時期には髪のほうが少しだけ暗く見えるだけで、関係は保たれたままです。

年に1度しか染めない場合は、色づく時期の直前に染めてください。染めたあとに肌が色づいていく方向なら、時間が経つほど関係が近づきます。

色みは、明るさを決めたあとに選ぶ

トーンの帯が決まってから、色みを選びます。

順番を逆にすると、同じ色みでもトーンによって見え方が変わるので、思っていた色になりません。赤みを足した色でも、7トーンと11トーンでは別の色に見えます。

色みを決めるときに見るのは、耳の後ろの肌が黄色に寄っているか、赤に寄っているかです。手鏡で耳の後ろを見て、白い紙を横に置いてください。紙と比べて黄色寄りなら黄色系、赤寄りなら赤系の色みが肌の色と近い方向になります。

近い方向を選ぶと境目が溶け、反対方向を選ぶと境目に線が出ます。どちらが正解ということはなく、線を出したいかどうかで決めます。

根元が伸びたときの段差

地毛と染めた部分の明るさの差が3トーン以内なら、伸びても境目がぼやけます。4トーン以上あると、境目に横の線が1本できます。

段差が見える肌で8トーン以下に置く人は、地毛との差が小さくなるので、伸びても線が出にくくなります。

明るめに置く人は、根元だけを地毛の2トーン上に留めて、そこから毛先に向かって明るくしてください。根元と毛先で差をつけると、伸びた部分と染めた部分の境目が消えます。

線が出てしまった場合、次に染めるまでの対処は分け目を1.5cmずらすことです。ずらすと、線の位置が頭の面の上ではなく側面に移り、正面から見えなくなります。

屋外と屋内で1〜2トーン違って見える

同じ髪色でも、屋外では1〜2トーン明るく見えます。屋外の光のほうが強く、髪の表面で反射する量が増えるためです。

染める前に色見本を見るときは、屋外の光の下でも見てください。室内だけで決めると、屋外で思っていたより明るくなります。

判定に使う肌の差も、屋外で見たほうが正確です。屋外で段差が見えないなら、それは本当に溶けている状態です。

自分がどこで見られる時間が長いかで、合わせる場所を決めてください。屋内で過ごす時間が長いなら室内基準、外にいる時間が長いなら屋外基準です。

顔まわりだけ明るくするときの幅

全体を暗めに置きながら、顔まわりだけ明るくする場合、明るくする幅は3cmまでです。

3cmを超えると、明るい部分が面になり、全体を明るくしたのと同じ見え方になります。3cm以内なら線として読めます。

明るくする位置は、こめかみから耳の上端までです。この範囲は正面から見えて、かつ顔の輪郭の外にあるので、線が顔と重なりません。

全体との差は4トーンまでにしてください。それ以上開くと、2つの色が別々のものとして見えます。

顔まわりだけ明るくするかどうかを迷うなら、先に髪を耳にかけてみてください。かけた状態で、こめかみから耳の上端までの3cmが正面から見えているなら、その範囲を明るくする値打ちがあります。見えていないなら、明るくしても正面には出ません。

白い服と黒い服で、髪色の見え方が変わる

同じ髪色でも、白い服を着た日は暗く、黒い服を着た日は明るく見えます。目が服の明るさを基準にするためです。

差が大きいのは、8トーン前後の帯です。この帯は肌と髪の明るさが近いので、服の影響を受けやすくなります。

服によって見え方を変えたくないなら、6トーン以下か11トーン以上へ寄せてください。どちらも肌との差がはっきりしているので、服が変わっても関係は動きません。

どちらとも取れるとき①|写真だと差が読めない

肉眼では段差が見えるのに、写真では溶けて見える。この場合は肉眼の判定を採用してください。

写真は明るさを自動で調整するので、明るい場所と暗い場所の差が縮められます。頬と耳の後ろのように、狭い範囲の差ほど消えやすくなります。

写真で確かめたいなら、白黒にしてから見てください。色の情報が消えると、明るさの差だけが残ります。白黒でも境目が指せないなら、溶けている状態です。

どちらとも取れるとき②|腕と顔で差が違う

腕では段差がはっきり見えるのに、顔では見えない。この場合は顔で判定してください。

髪色が接するのは顔の肌です。腕の状態は、髪と肌の関係に関わりません。

腕のほうが差が大きい人は多く、それ自体は判定に影響しません。見るのは、頬と耳の後ろの2か所だけです。

どちらとも取れるとき③|明るくしたいが段差が見える

段差が見えるのに、10トーン以上にしたい。この場合は、全体ではなく毛先だけを明るくしてください。

根元から中ほどまでを8トーンに置き、毛先3cmだけを11トーンにします。顔に接するのは根元と中ほどなので、肌との関係はそこで決まります。毛先は顔から離れているので、明るくしても関係に入りません。

明るくする毛先の長さは、あご先から下だけです。あご先より上の毛先が明るいと、顔の横に明るい部分が来ます。

美容室で伝えるのは、段差の有無とトーンの数字

伝えるのは2つです。頬と耳の後ろに段差が見えるかどうか。そして、いま考えているトーンの数字。

この2つで、上限を上げるか下げるかが決まります。

色みの名前だけを伝えると、同じ名前でもトーンによって見え方が変わります。数字を先に、色みをあとにしてください。

まとめ

日に当たって色づいた肌の髪色を決めているのは、頬の肌と耳の後ろの肌に段差が見えるかどうかです。

段差が見えるなら肌の色が季節で動くので8トーン以下、溶けているなら動かないので12トーンまで乗ります。

色みは明るさを決めたあとです。根元が伸びたときの線は、地毛との差を3トーン以内に収めるか、根元だけを地毛の2トーン上に留めることで消えます。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 頬と耳の後ろの差は、どうやって見るのですか
明るい窓の近くで、手鏡を持って横向きに立ちます。髪を耳にかけ、耳の後ろの肌が見える状態にしてください。次に、頬の肌と耳の後ろの肌が同時に見える角度に鏡を置きます。2か所のあいだに指を2本並べ、指の外側と内側で色が変わって見えるかを見ます。境目に線が引けるなら段差が見えている状態、どこで変わったか指せないなら溶けている状態です。判定は明るい場所でだけ行ってください。
Q. 段差が見えるとき、どのくらいの明るさに置くのですか
8トーン以下です。段差が見える人は、肌の色が季節で1〜2段階動きます。動いたときに髪だけが明るいままだと、肌と髪の関係が季節ごとに変わります。8トーン以下に置いておくと、肌が動いても髪のほうが必ず暗い側に残るので、関係が入れ替わりません。上限を試すなら9トーンまでで、それを超えるかどうかは、いちばん色づく時期に合わせて決めてください。
Q. 段差が溶けているときは、どこまで明るくできますか
12トーンまでです。溶けている人は、年間を通して肌の明るさがほとんど動きません。動かないぶん、髪をどこに置いても関係が保たれます。12トーンを超えると、髪のほうが肌より明るくなり、顔と髪の境目に線が出ます。境目に線を出したくないなら11トーンまで、線を1本出したいなら13トーン以上へ振り切ってください。中間の12〜13は、どちらとも取れる帯です。
Q. 根元が伸びたときに段差が目立つのはなぜですか
地毛と染めた部分の明るさの差が、3トーン以上あるためです。3トーン以内なら、伸びても境目がぼやけて見えます。4トーン以上あると、境目に横の線が1本できます。段差が見える肌の人は暗めに置くので、地毛との差が小さくなり、伸びても線が出にくくなります。明るめに置く人は、根元だけを地毛の2トーン上に留めて、そこから毛先に向かって明るくすると、線が消えます。
Q. 美容室では何を伝えればいいですか
2つ伝えてください。1つ目は、頬と耳の後ろの肌に段差が見えるかどうか。2つ目は、いま考えているトーンの数字です。この2つで、上限を上げるか下げるかが決まります。色みの名前だけを伝えると、同じ名前でもトーンによって見え方が変わるので、思っていた色にならないことがあります。数字を先に、色みをあとにしてください。

— メグラシ編集部

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