アースカラーが似合う人|土・葉・砂のどれで顔が落ち着くか

**あなたに似合うアースカラーは、土・葉・砂の3つの家族のうち、目の下の影がいちばん薄くなる家族です。**アースカラーが似合う人と似合わない人がいるのではなく、どの家族で顔が落ち着くかが人によって違います。
アースカラーという言葉は、茶もカーキもベージュも同じ箱に入れてしまいます。1枚のカーキで顔色が沈んだ経験から、アースカラー全体を避けている人は少なくありません。ところが家族を分けて当ててみると、どれか1つは顔の下に置ける、ということがほとんどです。
この記事では、手持ちの3枚で家族を決める手順と、どちらとも取れるときの扱いをまとめます。所要は10分ほどです。
結論:3つの家族を1枚ずつ当てて、影で決める
先に全体を置きます。アースカラーは、自然の中の何の色かで3つに分けると扱いやすくなります。
| 家族 | 主な色 | 性格 | 合いやすい肌の傾向 |
|---|---|---|---|
| 土の色 | 茶、テラコッタ、れんが、さび色 | 黄み〜赤みで、暗い | 黄みがあり、深い色に負けない肌 |
| 葉の色 | カーキ、オリーブ、モス、セージ | 黄緑〜灰緑で、中くらいの明るさ | 黄みの肌にも、灰みの肌にも分かれる |
| 砂の色 | ベージュ、サンド、グレージュ、トープ | 明るく、灰みを含む | 明るい肌、やわらかい色が得意な肌 |
右の列は目安です。決めるのは、実際に顎の下に当てたときの顔の見え方です。3つの家族を1枚ずつ当てて、目の下の影がいちばん薄くなった家族を、顔の近くに置けるアースカラーとします。
なぜ「アースカラー」でひとまとめにすると外れるのか
アースカラーの共通点は、鮮やかさが低いことだけです。明るさも温度も、家族ごとにばらばらです。
土の色は暗く温かい。葉の色は中くらいの明るさで、温度は黄緑寄りから灰緑寄りまで幅がある。砂の色は明るく、灰みを含むぶん温度が穏やかです。
つまり、アースカラーが似合うかと聞くのは、暗い色と中くらいの色と明るい色がまとめて似合うかと聞いているのと同じです。全部そろって似合う人は少なく、1つか2つの家族が合う人が大半です。
準備|3つの家族から1枚ずつ、手持ちで選ぶ
手持ちの服から、家族ごとに1枚ずつ選びます。
- 土の色:茶かテラコッタのニット、シャツ、ストールなど
- 葉の色:カーキかオリーブのシャツ、ジャケット、スカーフなど
- 砂の色:ベージュかグレージュのニット、カーディガンなど
選ぶときは、3枚の表面をなるべくそろえてください。1枚だけ艶がある、1枚だけ毛足が長い、という組み合わせだと、色ではなく素材の差を見てしまいます。3枚ともニット、3枚とも綿のシャツ、のようにそろうのが理想です。
手持ちにない家族があれば、売り場で試着するときに同じ手順で当てても構いません。
判定|顎の下10cm、目の下の影を見る
晴れた日の昼、窓に向かって立ちます。部屋の照明は消します。鏡から1m離れて、1枚ずつ顎の先から下へ10cmの位置に、胸の前で平らに当てます。
見るのは目の下の影の1か所だけです。3枚を順に当てて、影がいちばん薄くなる1枚を選びます。
- 影が薄くなる:その家族の色が、肌の明るさとつながっている
- 影が濃くなる:その家族の色が、顔の下で暗い面として働いている
- 影は変わらないが、頬の色がくすむ:温度か灰みが肌とずれている
影を見る理由は、アースカラーの合う合わないが、まず顔の暗い部分に出るからです。鮮やかさの低い色は、合わないと顔の中の影を拾って濃くします。
3枚を1回ずつ当てたら、順番を入れ替えてもう1回。2回とも同じ家族で影が薄くなれば、それがあなたの家族です。
境目①|砂と土は、手の甲より明るいか暗いか
砂の色と土の色の間には、どちらとも言えない茶色がたくさんあります。キャメル、ミルクティー、モカ。これらを砂に入れるか土に入れるかは、手の甲と比べて決めます。
布の上に手を置いて、手の甲と布の明るさを比べてください。目を細めると明るさだけが残って見やすくなります。
- 手の甲より明るい → 砂の家族として扱う
- 手の甲と同じくらい → 境目。次の章で扱う
- 手の甲より暗い → 土の家族として扱う
判定で砂の家族が合った人は、手の甲より明るいものを顔の近くに置き、暗いものは腰から下へ回します。土の家族が合った人はその逆で、手の甲より暗いものが顔の近くで落ち着きます。
境目②|葉の色は、白い紙の上で黄緑か灰緑か
葉の家族は、同じカーキでも黄緑寄りと灰緑寄りで、合う人が入れ替わります。白い紙の上に置いて見てください。
- 黄緑寄り(オリーブ、黄みのカーキ):紙の上で、若葉や抹茶の色に近く見える
- 灰緑寄り(セージ、灰みのカーキ):紙の上で、灰色に緑を少し混ぜたように見える
黄緑寄りは黄みの肌、灰緑寄りは灰みを含むやわらかい肌になじみやすい色です。**葉の家族の判定で影が薄くならなかった人も、寄りを変えるともう一度当ててみる価値があります。**1枚目のカーキが合わなかっただけで、葉の家族全体が合わないとは限りません。
緑の暗い側については深緑が似合う人に、灰みの緑の合わせ方はくすみグリーンに合う色にまとめてあります。
家族が決まったら|置ける場所を決める
自分の家族が決まったら、次は置く場所です。
| 自分の家族 | 顔のすぐ下 | 顔から離す |
|---|---|---|
| 土の色 | 茶、テラコッタ、さび色 | 砂の明るいもの(顔が白く浮く場合) |
| 葉の色 | 自分の寄りのカーキ、オリーブ | 土の暗いもの |
| 砂の色 | ベージュ、サンド、グレージュ | 土の暗いもの、黄緑の強いカーキ |
顔から離すというのは、パンツ、スカート、靴、鞄、コートの裾側など、顔から40cm以上離れた場所に置くということです。この距離まで離れると、色は顔の影に関わらなくなり、自分の家族でない色も着こなしの中で使えます。
どちらとも取れるとき①|2つの家族が同じくらいに見える
判定で、2つの家族の差がつかないことがあります。いちばん多いのは、砂と葉、あるいは土と葉が並ぶ形です。
この場合は、2つの家族の間にある色がいちばん安定します。
- 砂と葉が並ぶ → 灰みのあるセージ、明るいカーキベージュ
- 土と葉が並ぶ → オリーブブラウン、黄みの強いカーキ
- 砂と土が並ぶ → キャメル、ミルクティー
2つの家族が合う人は、アースカラーの使える幅が広い人です。顔の下には間の色を置き、2つの家族のそれぞれ端のほうの色は、顔から離した場所で組み合わせてください。キャメルの明るさの測り方はキャメルが似合う人に詳しく書いてあります。
どちらとも取れるとき②|3つとも顔がぼやける
3つの家族のどれを当てても、目の下の影が濃くなり、顔全体がぼやけて見える。この場合は、鮮やかで澄んだ色が得意な肌で、アースカラーの低い鮮やかさそのものが顔の下で合っていない可能性があります。
アースカラーを諦める必要はありません。顔から離して着るか、顔との間に面を挟みます。
- 首元に明るい面を指2本ぶん(約3cm)以上見せる。白、生成り、明るい色のインナーなど
- 首元に艶のある面を置く。つるりとしたスカーフ、光沢のあるブラウスの襟
- 耳元に光るものを置く
挟む面があると、アースカラーは顔の下から一段下がって、着こなしの土台として働きます。灰みの色全般が合いにくいときの考え方はくすみカラーが似合わないと感じるときも参考にしてください。
どちらとも取れるとき③|判定のたびに家族が変わる
日によって、影が薄くなる家族が変わる人もいます。9月末から10月は、夏に焼けた肌が残っていて、肌の明るさが少しずつ戻っていく時期です。この時期は、焼けている間は土、戻るにつれて砂、というように家族が動いて見えることがあります。
季節の変わり目に出た結果は仮として残し、11月ごろに同じ手順をもう一度やってください。2回とも同じ家族が出れば確定です。変わった場合は、どちらとも取れるとき①と同じく、2つの家族の間の色を顔の下に置いておくと、どちらの時期にも外れません。
全身をアースカラーでまとめる日|家族は2つまで、明るさは2段離す
秋はアースカラーだけで全身を組みたくなる季節です。その日は、次の2つを守ると、ぼんやり見えません。
- **使う家族は2つまで。**3つそろえると、明るさも温度もばらけて、まとまりが消える
- **上下で明るさを2段離す。**手の甲を真ん中の段とすると、上が1段明るく、下が1段暗い、の組み方
たとえば、砂の家族が合う人なら、顔の下に明るいベージュ、下に暗い土の色のパンツ。葉の家族が合う人なら、顔の下に自分の寄りのカーキ、下に土の色のスカート。自分の家族を顔の下に置いて、もう1つの家族を下半身に回します。
それでも物足りないときは、アースカラー以外の色を1つだけ入れます。白、黒、紺のどれかを、靴や鞄など小さい面積で。
秋の売り場で、1枚足すなら
家族が決まったら、手持ちにない明るさのものから足してください。砂の家族で明るいものしか持っていないなら中くらいの明るさを、土の家族で暗いものしかないなら手の甲くらいの明るさを。同じ家族の中で明るさの幅が広がると、組み方の数が増えます。
家族がまだ決まらないときは、砂の色のストールかマフラーから始めるのが外しにくい選び方です。首に巻いて顔の近くで確かめ、合わなければ肩にかけて顔から離せば済みます。
季節の名前も合わせて確かめたいときは、パーソナルカラー診断で設問に答えてから、この記事の3枚に戻ると、家族の見当が早くつきます。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. アースカラーが似合うのはイエベ秋だけですか
- イエベ秋は3つの家族のうち、土の色と葉の色がそろって合いやすいタイプです。ただ、アースカラーが合うのはイエベ秋だけではありません。灰みを含んだ砂の色や、灰色に寄った葉の色は、ブルベ夏の肌にもなじみます。明るい砂の色は、イエベ春の人が顔の下に置けることもあります。季節の名前ではなく、3つの家族を順に当てて、目の下の影がいちばん薄くなる家族を探してください。
- Q. カーキを着ると顔色が悪く見えます。アースカラーは向いていないのでしょうか
- カーキは葉の家族の中でも、灰みと黄みの両方を含むので、合わない人にはいちばん差が出やすい色です。カーキが合わなくても、砂の色や土の色が合うことはよくあります。1枚で判断せず、3つの家族を1枚ずつ当ててください。カーキそのものを着たい日は、顔の下に置かず、パンツやスカート、コートの下半分など、顔から40cm以上離れた場所に回すと、顔色への影響はほとんど出ません。
- Q. 全身アースカラーでまとめるとぼんやりします
- アースカラーはどれも鮮やかさが低いので、全身を同じくらいの明るさでそろえると、境目が消えてぼんやり見えます。3つの家族のうち、使うのは2つまでにしてください。さらに、上下で明るさを2段ほど離します。明るい砂の色の上に暗い土の色の下、というように組むと、境目がはっきりして、全体が引き締まります。それでも足りないときは、アースカラー以外の色を小さく1つ入れます。白、黒、紺のどれかで構いません。
- Q. 秋にアースカラーを1枚だけ足すなら、どれがいいですか
- 自分の家族が決まっているなら、その家族の中で、手持ちにない明るさのものを選んでください。決まっていないなら、砂の色のストールかマフラーから始めるのがいちばん外しにくいです。首に巻けば顔の近くで家族を確かめられて、合わなければ肩にかけるだけで顔から離せます。ニットやシャツのように顔の下に固定されるものは、家族が決まってからにしてください。
— メグラシ編集部





