パーソナルカラーの服を夜の予定で選ぶ|店の明かりで1段ずらす

**夜の予定がある日は、行く店の明かりの色で、昼に似合った服を1段だけずらしてください。**イエベの人は電球色の店で明るさを1段下げ、ブルベの人は電球色の店で青みを1段強めます。白い明かりの店では、その逆です。
あなたが確かめるのは2つだけです。自分のシーズンと、その夜にいちばん長くいる場所の明かりの色。この2つが分かれば、顔の近くに置く色が1つ決まります。
服を買う前の試着室での見え方は試着室の照明で色が変わるで扱いました。この記事は、行く場所が決まっている夜の予定に向けた、当日の選び方です。
結論:昼の正解を、明かりの色で1段ずらす
夜の明かりは大きく3つに分かれます。それぞれの明かりで、4シーズンの顔まわりの色をどちらへずらすかを先に置きます。
| シーズン | 電球色の店 | 白い明かりの店 | 屋外の点の光 |
|---|---|---|---|
| イエベ春 | 明るさを1段下げる | 黄みを1段足す | 明るい色を首元に |
| イエベ秋 | 深さはそのまま、黄みを1段引く | 黄みを1段足す | 濃いコートで顔との差 |
| ブルベ夏 | 青みを1段足す | 明るさはそのまま、白を少し引く | 中くらいのコートに明るい首元 |
| ブルベ冬 | 青みを1段足す | 鮮やかさを1段下げる | 濃いコートで顔との差 |
「1段」は、同じ色の仲間で隣の色に移るくらいの幅です。コーラルなら少し落ち着いたサーモン、ローズなら少し青いローズ。シーズンの外へ出る必要はありません。
夜の予定で、昼に似合った色が外れる理由
昼の窓辺で見た色は、太陽の光の下での色です。夜の店の明かりは、それとは別の色をしています。電球色の明かりは黄みと赤みが強く、白い明かりは青みがわずかに強く、夜の屋外は光がほとんどなく点の光だけが当たります。
肌にも服にも同じ明かりが当たるので、肌と服の差が昼と同じに残るなら問題はありません。外れるのは、明かりが服の色を押しすぎるときです。黄みの服に電球色が重なると、黄みが2重になって顔が黄色く見えます。青みの服に白い明かりが重なると、顔色が白く飛びます。
だから、ずらすのは色の方向ではなく、強さを1段だけです。
ここで大事なのは、シーズンを変えないことです。電球色の店でブルベの人の顔が黄みを帯びて見えると、「夜はイエベの色のほうがいいのでは」と考えたくなります。けれど、その場で暖かい色を足すと、明かりの黄みと服の黄みが重なって、さらに黄みが強くなります。夜の明かりに合わせるときは、明かりと同じ向きに足すのではなく、明かりが足したぶんを服の側で少し引く、と考えてください。
もう1つ、夜は昼より暗いぶん、色の差より明るさの差のほうが目に入ります。顔と、顔のすぐ下に置く色の明るさが近すぎると、輪郭がぼんやりします。離れすぎると、服だけが浮いて見えます。シーズンの中で明るさの近い色を選ぶのは、昼と同じです。夜は、その差が昼より少しだけ大きく見えると思っておけば十分です。
明かりは3つに分ける
| 見るところ | 電球色 | 白い明かり | 屋外の点の光 |
|---|---|---|---|
| 白い紙の見え方 | 淡いオレンジ | 白のまま、少し青い | 暗い中で一部だけ光る |
| よくある場所 | 座敷・居酒屋・ビストロ | 社員食堂・ファミリー向けの店・会議室 | 並木道・広場・駅前 |
| 強く出る色 | 黄・赤・茶 | 青・紫・灰 | 明るい色だけ |
| 沈む色 | 青・紫・灰 | 黄・茶・ベージュ | 濃い色はほぼ黒に |
| 肌の見え方 | 黄みと赤みが足される | 青みが足され、白く見える | 光が当たる側だけ見える |
| 写真の色 | 全体がオレンジに寄る | 色がそのまま、硬く写る | 顔が暗くなりやすい |
いちばん多いのは電球色です。夜に食事やお酒を出す店の多くは、落ち着いた雰囲気を作るために暖かい明かりを使っています。
白い明かりの店は、明るさを大切にする店に多くあります。家族向けの店、早い時間から開いている店、テーブルで料理の色をよく見せたい店などです。職場の会議室や、仕事の延長の集まりで使う部屋も、多くは白い明かりです。
屋外の点の光は、ほかの2つと性格が違います。全体が暗いので、色の違いはほとんど見えず、光が当たったところの明るさだけが目に入ります。色のずらし方より、顔とその周りの明るさの差を考えるほうが役に立ちます。
行く前に明かりを知る|店の写真の白いものを見る
予約した店の写真があれば、テーブルの上の白いものを探してください。白い皿、紙のナプキン、おしぼり、テーブルクロス。その白が何色に写っているかで、だいたいの明かりが分かります。
| 写真の白 | 読み取り | 当日の準備 |
|---|---|---|
| 淡いオレンジ・クリーム色 | 電球色の店 | 表の「電球色」の列で選ぶ |
| 白のまま | 白い明かりの店 | 表の「白い明かり」の列で選ぶ |
| 席によって違う | 窓際と奥で明かりが違う | 外せる小物を1つ持つ |
| 昼の写真しかない | 夜の明かりは不明 | 中くらいの明るさの色にする |
| 写真が暗くて分からない | 間接照明の多い店 | 電球色として準備する |
店の写真は明るく見えるように補正されていることがあります。判断に迷ったら、電球色として準備しておくほうが外れにくくなります。夜の店で白い明かりを使うところは、比較的少ないからです。
着いてから10秒で確かめる
席に着いたら、手元の白いものを1つ見ます。白い紙、おしぼり、名刺、スマートフォンの画面を白く表示したもの。そこに当たっている明かりの色が、あなたの顔にも当たっています。
| 手元の白 | 見え方 | その場でできること |
|---|---|---|
| おしぼり・紙ナプキン | オレンジに見える | イエベは首元の明るい黄みを外す |
| おしぼり・紙ナプキン | 白く見える | ブルベは強い白の小物を外す |
| メニューの紙 | 片側だけ明るい | 明るい側に顔を向けて座る |
| スマートフォンの白画面 | 周りより青く見える | 店の明かりは暖かい |
| 窓ガラスに映る自分 | 顔が暗く沈む | 首元に明るいものを足す |
その場でできるのは、外すか足すかです。服そのものは変えられないので、前もって外せるものと足せるものを1つずつ持っていきます。
外せるものは、首元のストール、大きめのイヤリング、明るい色のヘアアクセサリーなどです。足せるものは、薄手のストール、小さなネックレス、口紅の2色目です。バッグの中で場所をとらないものを1つずつ選んでおくと、確かめたあとに迷わずに済みます。
テーブル越しに見られる範囲を知る
夜の予定は、立っている時間より座っている時間のほうが長くなります。座ると相手に見えるのは、ほぼ胸から上です。
| 座り方 | 相手との距離 | 見られる範囲 | 色を合わせる場所 |
|---|---|---|---|
| テーブルの向かい | 約70〜90cm | 胸から上 | 襟・首元・耳 |
| カウンターの横並び | 約40〜50cm | 横顔と肩 | 耳まわり・肩 |
| 座敷の向かい | 約80〜100cm | 腰から上 | トップス全体 |
| 立食・立ち話 | 約60〜120cm | 全身 | トップスとコート |
| 大人数の長いテーブル | 1〜3m | 顔とトップスの色だけ | 顔の近くの1色 |
座っている時間が長い予定ほど、合わせる場所は上半身に集まります。下半身と靴は、昼の正解のままで構いません。
カウンター席のように横に並ぶ予定では、相手から見えるのは横顔と耳まわりです。正面の襟元より、耳元のアクセサリーや髪の色のほうが目に入ります。横並びの予定がある日は、首元より耳元を明かりに合わせてください。
イエベ春の夜
イエベ春は、明るく澄んだ暖かい色で顔が映えるシーズンです。電球色の店では、その明るい黄みに明かりの黄みが重なり、顔が黄色く膨らんで見えることがあります。
| 明かり | 昼の正解 | 夜の1枚 | 足すもの・外すもの |
|---|---|---|---|
| 電球色 | 明るいコーラル | 少し落ち着いたサーモン | 明るい黄みの小物は外す |
| 電球色 | アイボリー | 生成りより少し暗い色 | 金色の小さなアクセサリー |
| 白い明かり | 明るいコーラル | そのままでよい | 暖かい色の口紅 |
| 白い明かり | ライトグレー | 黄みのあるベージュ | 金色を1点 |
| 屋外の点の光 | 淡いキャメルのコート | そのままでよい | 明るいマフラーを首元に |
迷ったら、電球色の店では明るい色を顔から10cmほど離すだけでも足ります。襟の高いトップスより、少し開いた首元のほうが合わせやすくなります。
白い明かりの店では反対に、イエベ春の明るい色が少し冷たく見えます。昼の正解のコーラルがそのまま使えるのは、白い明かりの店です。ライトグレーやネイビーのように冷たい側の色を着ていく日は、首元に金色を1点足すと、白い明かりの青みが顔に乗りすぎません。
イエベ秋の夜
イエベ秋は、深く落ち着いた暖かい色が似合うシーズンです。電球色の店では、深い黄みの色がさらに茶色く沈み、顔まわりが重くなることがあります。
| 明かり | 昼の正解 | 夜の1枚 | 足すもの・外すもの |
|---|---|---|---|
| 電球色 | マスタード | 深さはそのまま、少し緑寄りのオリーブ | 茶色の大きな小物は外す |
| 電球色 | テラコッタ | 少し赤みの強いレンガ色 | 艶のある素材を1点 |
| 白い明かり | カーキ | 黄みを足したオリーブ | 金色を1点 |
| 白い明かり | ダークブラウン | そのままでよい | 明るいベージュを首元に |
| 屋外の点の光 | 深いブラウンのコート | そのままでよい | 首元に明るい黄みの色 |
電球色の店で全身を茶系にすると、明かりと服が溶け合い、顔の輪郭が背景に沈みます。どこか1か所だけ、明かりの色から離れた緑寄りか赤寄りの色を入れてください。
イエベ秋は、白い明かりの店のほうが外れやすいシーズンです。深い暖かい色が白い明かりで少し青く見え、カーキやダークブラウンが灰色っぽく沈みます。白い明かりの店に行く日は、黄みのはっきりした色を顔の近くに1つ置くか、金色の小さなアクセサリーで黄みを足してください。
ブルベ夏の夜
ブルベ夏は、やわらかく青みのある色が似合うシーズンです。電球色の店では青みが消され、ラベンダーやくすんだピンクが灰色っぽく見えることがあります。
| 明かり | 昼の正解 | 夜の1枚 | 足すもの・外すもの |
|---|---|---|---|
| 電球色 | ラベンダー | 少し青の強いラベンダー | 銀色の小さなアクセサリー |
| 電球色 | くすんだピンク | 少し青みのローズ | 口紅を1段青みに |
| 白い明かり | ラベンダー | そのままでよい | 強い白の小物は外す |
| 白い明かり | オフホワイト | 少しグレーを含む白 | 真っ白は顔から離す |
| 屋外の点の光 | グレージュのコート | そのままでよい | 明るいピンクのマフラー |
ブルベ夏の色は、もともと強さを抑えた色です。電球色の店では、青みを足しても派手には見えません。昼より少し青いと感じるくらいで、夜の店では昼と同じ印象になります。
ブルベ夏の人が電球色の店で気をつけたいのは、ベージュや生成りのような黄みの淡い色です。昼はやわらかく見えていても、電球色の中では黄みが強まり、顔が少し疲れて見えることがあります。淡い色を着るなら、グレーを含んだ白や、青みのあるピンクを選んでください。
ブルベ冬の夜
ブルベ冬は、はっきりした青みの色と、強い明暗差が似合うシーズンです。電球色の店では、黒と白の差は残るものの、鮮やかな青みの色が濁って見えることがあります。
| 明かり | 昼の正解 | 夜の1枚 | 足すもの・外すもの |
|---|---|---|---|
| 電球色 | ロイヤルブルー | 少し深いブルー | 銀色の光る小物 |
| 電球色 | 真っ白 | そのままでよい | 赤の口紅を1段青みに |
| 白い明かり | ショッキングピンク | 少し深いローズ | 銀色は控えめに |
| 白い明かり | 真っ黒 | そのままでよい | 白の小物で差を作る |
| 屋外の点の光 | 黒のコート | そのままでよい | 白か鮮やかなマフラー |
白い明かりの店では、ブルベ冬の鮮やかな色が強く出すぎて、顔より服が先に目に入ることがあります。鮮やかさを1段下げるか、鮮やかな色の面積を小さくしてください。
ブルベ冬は、4シーズンの中でいちばん明かりの影響を受けにくいシーズンです。黒と白の差は、どの明かりでも残るからです。迷ったら、黒か白を顔の近くに置き、鮮やかな色は手元や足元に回すと、明かりがどちらでも大きくは外れません。
黒・紺・グレーは、明かりでどう変わるか
年末の夜の予定では、黒や紺の服を着る人が多くなります。無彩色も、明かりで見え方が動きます。
| 色 | 電球色の店 | 白い明かりの店 | 屋外の点の光 |
|---|---|---|---|
| 真っ黒 | 少し茶色く見える | 黒のまま、硬く見える | 背景に溶ける |
| 濃紺 | 黒に近く見える | 紺がはっきり出る | 黒に見える |
| チャコールグレー | 茶色に寄る | 青みが出る | 黒に近い |
| ライトグレー | ベージュに寄る | 青白く見える | 光が当たると明るい |
電球色の店で濃紺を着ると、黒との区別がほぼつかなくなります。紺の色味を見せたいなら、白い明かりの店か昼の予定に回してください。
白・アイボリーは、明かりで入れ替わる
白は明かりの色をいちばん素直に映します。昼は真っ白とアイボリーの区別がはっきりしていても、電球色の店ではどちらもクリーム色に見えます。
| 白の種類 | 電球色の店 | 白い明かりの店 |
|---|---|---|
| 真っ白 | クリーム色に見える | 青白く、強く見える |
| オフホワイト | 生成りに近い | 白に近い |
| アイボリー | 黄みのベージュ | クリーム色のまま |
| 生成り | 茶色寄りのベージュ | やや黄みのある白 |
年末の夜の予定で白いブラウスや白いニットを着る日は、首元の白を明かりに合わせるだけで印象が整います。電球色の店なら、真っ白を選んでも店の中ではクリーム色に近く見えるので、ブルベの人でも白が強く出すぎません。逆にイエベの人がアイボリーを着ると、電球色の中では黄みのベージュに寄り、顔との境目がぼやけます。そういう夜は、オフホワイトくらいまで白に寄せておくと、店の中でちょうどアイボリーに見えます。
白の選び方そのものは白が似合う人に見える着方にまとめています。夜の店では、昼に選んだ白より1段だけ反対側の白に寄せる、と覚えておけば足ります。
光る素材は、明かりの色を映す
サテン、ラメ、パール、金属のボタン。年末に増える光る素材は、明かりの色をそのまま映します。
| 素材 | 電球色の店 | 白い明かりの店 | 合わせ方 |
|---|---|---|---|
| サテンの艶 | 金色っぽく光る | 銀色っぽく光る | ブルベは電球色で控えめに |
| ラメ糸 | 暖かく光る | 冷たく光る | 顔から20cm以上離す |
| パール | クリーム色に光る | 白く光る | 耳元はシーズンの色に |
| 金色の金属 | 強く光る | 少し沈む | イエベは電球色で小さめに |
| 銀色の金属 | 少し沈む | 強く光る | ブルベは白い明かりで小さめに |
光る素材は、明かりと同じ側の色だと強く出すぎます。明かりと反対側の色の光り方なら、強さがちょうど打ち消されます。
年末の予定では、ふだん使わない光る素材を1点だけ足す人が多いと思います。その1点を顔の近くに置くなら、耳元か首元のどちらか一方にしてください。両方に置くと、明かりの色を2か所で映すことになり、顔のまわりが明かりの色で囲まれます。
口紅とチークも1段ずらす
服を変えられない日でも、口紅とチークは当日に変えられます。顔の中心にあるので、服より明かりの影響を直接受けます。
| シーズン | 電球色の店 | 白い明かりの店 |
|---|---|---|
| イエベ春 | 口紅を1段落ち着いたコーラルに | 口紅はいつもどおり |
| イエベ春 | チークは控えめに | チークを少し足す |
| イエベ秋 | 口紅を1段赤みに | 口紅はいつもどおり |
| イエベ秋 | 茶色のチークは控えめに | 暖かい色を少し足す |
| ブルベ夏 | 口紅を1段青みに | 口紅はいつもどおり |
| ブルベ夏 | チークを少し足す | 白っぽいハイライトは控えめに |
| ブルベ冬 | 口紅を1段青みに、少し深く | 口紅を1段明るく |
| ブルベ冬 | チークはいつもどおり | チークを少し控える |
電球色の店では、赤みのある明かりが肌に足されるので、チークは昼より少なくてちょうどよく見えます。ブルベの人は青みが消されるぶん、少し足してください。
予定別①|忘年会の座敷・居酒屋
座敷や居酒屋の多くは電球色で、座る時間が長く、写真も撮られます。いちばん外れやすい予定です。
| 決めること | 決め方 |
|---|---|
| 明かり | 電球色として準備する |
| 見られる範囲 | 座敷なら腰から上、テーブル席なら胸から上 |
| 顔の近くの色 | 表の「電球色」の列で1段ずらす |
| コート | 店に入ったら脱ぐので、昼の正解のままでよい |
忘年会は人数が多く、自分の顔を見ている人はテーブルの数人だけです。そのかわり、集合写真は全員が同じ明かりの下で並びます。隣の人と比べて顔が黄色く見える、灰色に見える、という差は、写真に残ってから気づくことが多い部分です。首元の1色だけでも明かりに合わせておくと、写真で並んだときの差が小さくなります。
座敷では靴を脱ぐので、足元の色は気にしなくて構いません。代わりに、座ったときに出る膝から下の靴下やタイツの色は、上半身の色から大きく離れないようにしておきます。年代ごとの忘年会の服装は30代の忘年会の服装などで扱っています。
予定別②|仕事帰りの食事
昼は職場の白い明かり、夜は店の電球色。1日に2つの明かりを通る日です。
| 決めること | 決め方 |
|---|---|
| 土台の服 | 昼の正解のまま |
| 夜に変えるもの | 首元の1色と口紅 |
| 持っていくもの | ストール・アクセサリーのどちらか1つ |
| 変えるタイミング | 店に入る前、化粧室で1回だけ |
職場で似合う色を着ていれば、土台はそのままで構いません。夜に変えるのは、顔から30cm以内の1か所だけです。
職場の白い明かりで似合って見える服は、店の電球色の中では少し暖かく見えます。ブルベの人はそのぶん青みのある小物を足し、イエベの人は黄みの強い小物を外す。化粧室で鏡を見るときは、鏡の明かりも白い明かりのことが多いので、そこで見た印象より、店の中では少し暖かく見えると思っておいてください。
予定別③|イルミネーション・夜の屋外
夜の屋外では、コートが服の主役になります。コートを脱がないので、中に何を着ているかはほとんど見えません。
| 決めること | 決め方 |
|---|---|
| コートの明るさ | 顔との差で決める |
| 首元 | シーズンの色のマフラーかストール |
| 中の服 | 襟元から見える部分だけ合わせる |
| 写真 | 光のほうを向いて撮る |
夜の屋外は冷えるので、マフラーや手袋も顔の近くに入ります。とくにマフラーは、顔のすぐ下に大きな面積で置かれるので、コートより顔色への影響が大きくなります。コートの色は手持ちのままでも、マフラーだけはシーズンの色で選んでください。
イルミネーションの電球が暖色なら、明かりの表の電球色の列、青白い電球なら白い明かりの列を、首元だけに当てはめてください。
予定別④|家族の集まり・ホームパーティー
家の明かりは、リビングが電球色、台所や洗面所が白い明かり、という家が多くあります。長くいるのはリビングなので、電球色として準備します。
| 決めること | 決め方 |
|---|---|
| 明かり | リビングの明かりに合わせる |
| 見られる範囲 | 全身、ただし座る時間が長い |
| 顔の近くの色 | 電球色の列で1段ずらす |
| 写真 | 窓のある部屋で撮れるなら昼の正解に戻る |
家族の集まりは、昼から夜まで同じ場所で過ごすことが多い予定です。窓のある部屋で昼を過ごし、暗くなってから明かりをつけると、同じ部屋のまま光だけが変わります。暗くなる時間が近づいたら、首元の小物を足すか外すかを1回だけ決めてください。
人の家に行く日は、明かりが分からないことが多いので、中くらいの明るさの色を顔の近くに置き、外せる小物を1つ持っていきます。
予定別⑤|夜に写真を撮る日
夜の写真は、明かりの色がそのまま残ります。家に帰って見返したときの印象は、その場の印象と違うことがあります。
| 撮り方 | 写る色 | 準備 |
|---|---|---|
| 店の明かりのまま | 全体がオレンジに寄る | 電球色の列で準備する |
| 光を当てて撮る | 顔だけ白く、背景は暗い | 首元の色は昼の正解に |
| 暗い場所で明るく補正して撮る | 色が薄く、ざらつく | はっきりした色を1点 |
夜の写真は、その場で見ると顔が明るく写っていても、あとで見返すと服の色が昼と違って見えることがあります。写真を誰かに送る予定がある日や、あとで印刷する予定がある日は、首元の色を自分のシーズンの中心に近い色にしておくと、補正されたあとも顔と服のつながりが残ります。
写真が大事な予定なら、記念写真の選び方を写真写りのいい服を3つの診断で選ぶと合わせて読んでください。
昼と夜の両方がある日|顔から遠い場所はそのまま
昼の予定と夜の予定が同じ日にある日は、全身を夜に合わせる必要はありません。
顔から30cm以内に置く色を1つ決めて、その1色だけを夜の明かりに合わせます。トップス全体を変えるのが難しければ、首元にストールを足すか、アクセサリーを付け替えるだけで足ります。下半身と靴とバッグは、昼の正解のままで構いません。
昼の予定が屋外なら、昼はストールを外して自然光の中で過ごし、夜の店の前で首元に足す。順番はこれだけです。
どちらとも取れるとき①|店の明かりが混ざっている
窓際の席は外の光、奥の席は電球色、という店があります。夕方の早い時間に始まる予定だと、窓際は外の光から夜の明かりに途中で変わります。
この場合は、いちばん長くいる時間帯の明かりに合わせます。10月なら17時台、12月なら16時半ごろには外が暗くなります(地域で前後します)。予定の大半が暗くなったあとなら、店の明かりのほうに合わせてください。
予定の途中で外が暗くなる日は、始まりの30分を外の光、残りを店の明かりで過ごすことになります。最初の30分は写真を撮ることが少なく、座ってから時間がたつほど写真が増えるので、合わせるなら暗くなってからの明かりのほうです。
席が選べるなら、顔の片側に窓、もう片側に店の明かりが当たる位置は避けます。左右で顔色が違って見え、どちらに合わせても半分が外れるからです。
どちらとも取れるとき②|シーズンが2つの間にある
診断でセカンドシーズンを言われている人や、2つのシーズンで迷っている人は、明かりで使い分けられます。
電球色の店では、2つのうち冷たいほうを顔の近くに置き、暖かいほうを手元や足元に回します。白い明かりの店では逆です。明かりと同じ側の色を顔の近くに置かない、というだけの決め方です。
この使い分けは、2つのシーズンのどちらの色も手持ちにある人ほど役に立ちます。片方のシーズンの服しか持っていなければ、服はそのままで、口紅だけをもう一方のシーズンの色にする方法もあります。
シーズンそのものが決められないときはイエベ・ブルベがわからないから先に読んでください。
どちらとも取れるとき③|明かりが分からないまま家を出る
人の家、初めての店、2軒目がある夜。明かりが分からない日は、次の3つで準備します。
- 顔の近くの色は、明るさが中くらいで、鮮やかすぎないものにする
- 外せる小物を1つ、足せる小物を1つ持っていく
- 口紅は、いつもの色と、1段ずらした色を両方持っていく
中くらいの明るさの色は、どの明かりでも動く幅が小さく、外れても目立ちません。その場で手元の白を見て、外すか足すかを決めます。
2軒目がある夜は、1軒目と2軒目で明かりが変わることがよくあります。1軒目が電球色の居酒屋、2軒目が白い明かりの店、という順番もあります。店を移るたびに小物を付け替えるのは手間なので、長くいるほうの店に合わせ、もう一方では口紅だけを変える、と決めておくと楽です。
前の晩、家でやる5分の確認
家にも電球色の部屋と白い明かりの部屋があるなら、前の晩に5分だけ確かめられます。
| 手順 | やること | 見るところ |
|---|---|---|
| 1 | 着ていく服を、電球色の部屋で着る | 顔が黄色く膨らむか、灰色に沈むか |
| 2 | 同じ服で、白い明かりの部屋に移る | 顔が白く飛ぶか |
| 3 | 首元に小物を当てて、両方の部屋で見る | どちらの部屋でもなじむか |
| 4 | 口紅を2色試す | 店の明かりに近いほうの部屋で決める |
| 5 | 鏡から1m離れて見る | テーブル越しの距離で見え方を確かめる |
鏡に近づきすぎると、色ではなく肌の細かいところに目が行きます。テーブル越しの距離、1m前後離れて見てください。
明るい時間に服を選び直したいときは、パーソナルカラー自己診断が難しい|秋冬は、やる日と時刻を先に決めるで、昼の光で確かめる日の決め方をまとめています。
よくある行き違い
夜の予定の服で、よく起きる行き違いを並べておきます。
| よくある考え方 | 実際に起きること |
|---|---|
| 夜は暗いから、濃い色を着ればよい | 電球色の店では濃い色が茶色く沈み、顔まで重く見える |
| 夜は明るい色のほうが映える | 白い明かりの店では明るい色が飛び、顔色が白く見える |
| 電球色の店ではイエベの色を着ればよい | 黄みが2重になり、顔が黄色く膨らんで見える |
| 光る素材を着れば華やかに見える | 明かりと同じ側の光り方だと、顔より服が目立つ |
| 全身を夜に合わせ直す | 顔から遠い場所は見られていないので、変えても印象は動かない |
どれも、明かりと同じ向きに服を寄せてしまったことで起きています。夜の店で整えるときは、明かりが足したものを服の側で引く。この一つの考え方で、ほとんどの迷いは片づきます。
関連記事
よくある問い
- Q. 忘年会の店がどんな明かりか分かりません。何を着ればいいですか
- 分からないまま出かける日は、顔に近い場所に、明るさが中くらいで鮮やかすぎない色を1枚置いてください。極端に明るい色と極端に濃い色は、明かりの色によって見え方が大きく動きます。中くらいの明るさの色は、電球色でも白い明かりでも動く幅が小さく、外れても目立ちません。そのうえで、首元に巻けるストールか、外せる小さなアクセサリーを1つ持っていきます。店に着いて白いおしぼりや紙ナプキンがオレンジに見えたら電球色の店なので、イエベは外し、ブルベは足す、という使い方をします。
- Q. 電球色の店で、ブルベの人がイエベの色を着るとよく見えることはありますか
- あります。電球色の明かりは服にも肌にも黄みと赤みを足すので、ブルベの人の肌も昼より黄みを帯びて見えます。そのため、昼に試すと浮いていた暖かい色が、その店の中ではなじんで見えることがあります。ただし、その場で撮った写真を家で見ると、肌は補正されていても服の色は暖かいまま残ることが多く、昼の写真と並べたときに印象が揃いません。写真が残る予定なら、自分のシーズンの色を土台にして、暖かい色は小物で1点だけにしておくほうが、あとで見返したときに落ち着きます。
- Q. イルミネーションを見に行く日は、何色のコートがいいですか
- 夜の屋外は全体が暗く、見えるのは光の点と、その光が当たった面だけです。コートの色味より、顔とコートの明るさの差のほうが写真に残ります。ブルベ冬とイエベ秋はコートを濃くして顔との差を作ると輪郭が締まり、ブルベ夏とイエベ春は中くらいの明るさのコートに明るいマフラーを足すと、暗い中で顔が沈みません。イルミネーションの電球が青白いか暖色かでも肌の見え方が変わるので、首元のマフラーだけはシーズンの色に合わせてください。
- Q. セカンドシーズンがある場合、夜はどちらに合わせればいいですか
- 電球色の店なら、2つのうち暖かいほうを顔から少し離して使い、冷たいほうを顔の近くに置くと、明かりの黄みと服の黄みが重なりすぎません。白い明かりの店なら逆に、冷たいほうを離し、暖かいほうを近くに置くと、青みが強く出すぎるのを抑えられます。どちらの明かりか分からない日は、2つのシーズンに共通している明るさの色を顔の近くに置き、温度の違う色は手元か足元に回します。
— メグラシ編集部





