同窓会の服装 30代 イエベ春|秋冬は顔の下に明るい色を1つ置く

30代のイエベ春が秋冬の同窓会で迷ったら、決めるのは1か所だけです。顔の下20cm、顎先から胸の上までに、明るく澄んだ色を1つ置く。
全身を明るい色でそろえる必要はありません。秋冬の同窓会は、会場にいる人の多くが黒・紺・こげ茶・グレーに寄ります。その中で顔の下だけが明るいと、離れた席からでも顔が先に目に入り、久しぶりに会う相手に表情が届きます。逆に全身を春の明るい色にすると、顔より服が先に目立ち、季節からも1つ外れて見えます。
この記事は、その「顔の下に置く1色」を、会の形式・照明・話す距離から決めるための手順です。座敷か椅子席か立食かで見られる範囲が変わるので、色を置く場所も変わります。黒を着たい日、会場の形式が分からない日の扱いまでまとめました。
結論:会の形式で、色を置く場所が変わる
同窓会の服は、どこまで見られるかで決まります。見られる範囲の外に色を置いても、相手には届きません。
| 会の形式 | 相手に見える範囲 | 明るい色を置く場所 | 秋冬の濃い色を置く場所 |
|---|---|---|---|
| 座敷の居酒屋 | テーブルから上の約40cm | 首元とトップスの胸の上 | トップスの下半分・羽織り |
| 椅子席のレストラン | テーブルから上の約50cm | 首元とトップス | 羽織り・ボトム |
| 立食のホテル宴会場 | 3m先から全身 | 首元から胸まで | ボトム・靴・バッグ |
| 昼のカフェ・ランチ会 | 窓際の自然光で全身 | 首元から胸まで | 小物とボトム |
どの形式でも共通しているのは、顔の下20cmに明るい面を残すことです。違うのは、その下をどこまで秋冬の濃い色にしてよいかです。座敷なら胸から下はほとんど見えないので、トップスの下半分が濃い色でもかまいません。立食なら全身の配分が見えるので、上を明るく、下を濃く、と上下で役割を分けます。
30代のイエベ春が、秋冬の同窓会で迷う理由
イエベ春の得意な色は、明るく、澄んでいて、黄みのある色です。春や夏の集まりなら、その色をそのまま全身に使っても季節に合います。
秋冬の同窓会では事情が変わります。会場の装いが濃い色に寄り、照明も暗めになります。その中で明るい色を全身に着ると、自分だけ季節が半年戻ったように見えることがあります。かといって周りに合わせて黒や紺で全身をまとめると、イエベ春の顔は目の下に影が出やすく、疲れた印象に寄ります。
30代の同窓会は、20代のころの自分を覚えている相手と会う場でもあります。服で驚かせたいわけではなく、顔を見て話したい。そのためには、服の明るさで目立つのではなく、顔の明るさで目に入る配分が向いています。顔の下だけを明るくするのは、そのためです。
秋服全般で顔が沈む原因の切り分けは、イエベ春の秋服が地味に見えるに分けてあります。この記事では、同窓会という場面で、どこまで見られ、どこに色を置くかに絞ります。
先に決める①|座敷・椅子席・立食で見える範囲
服を選ぶ前に、案内に書かれた会場から形式を読み取ってください。見える範囲は、おおよそ次のように分かれます。
- 座敷:座るとテーブルの天板が胸の下に来ます。見えるのは天板から上の約40cm。首元・肩・二の腕・胸の上だけです
- 椅子席:天板がみぞおちのあたりに来ます。見えるのは約50cm。トップスのほぼ全体が見えます
- 立食:3m先から全身が見えます。話すときは1mまで近づくので、近くでは顔と首元、遠くでは全身の配分が見られます
座敷の会で、スカートの色や靴に気を配っても、座っている2時間のあいだ相手にはほとんど見えていません。その分の注意を、首元の色と素材に回すほうが効きます。
座敷の場合はもう1つ、靴を脱ぐことを先に考えておきます。タイツやストッキングの色、靴下のつま先の厚みが見える場面があるので、ボトムの色と近い色にそろえておくと、立ち上がったときの印象がまとまります。
先に決める②|照明の色で、明るいベージュの見え方が変わる
同じ服でも、照明で見え方が変わります。同窓会の会場は、おおむね3つに分かれます。
| 会場の照明 | よくある場所 | イエベ春の色の見え方 |
|---|---|---|
| 電球色(オレンジ寄り) | 居酒屋・ダイニング・バー | 黄みが足され、明るいベージュが肌と同化しやすい |
| 白い光 | ホテルの宴会場・会議室 | 色がそのまま見える。濁った色は濁って見える |
| 自然光 | 昼のカフェ・窓際のレストラン | 明るさの差がいちばんはっきり出る |
電球色の会場で気をつけたいのは、肌の色に近い明るいベージュです。照明の黄みが服にも肌にも足されるので、境目が消え、顔の輪郭がぼやけて見えます。電球色の会場なら、ベージュより肌と少し差のある色、コーラル、サーモンピンク、明るいキャメル、クリーム寄りの黄色を首元に選んでください。
白い光の会場では、濁りのある色がそのまま濁って見えます。灰色を含んだくすみ色は、白い光の下で頬を黄色っぽく見せやすいので、澄んだ色を選ぶほうが安全です。
先に決める③|話す距離は1m、写真は3m
同窓会で相手があなたを見る距離は、主に2つです。
1つは話す距離の1m。この距離では、顔と首元しか目に入りません。首元の色が顔色を左右するのは、この距離です。もう1つは集合写真や会場の向こうからの3m。この距離では、全身の色の配分が見えます。
1mで効くのは、首元の明るさと素材の表面です。3mで効くのは、上下の明暗の差です。上が明るく下が濃いと、3m先からでも顔に視線が上がります。上下とも濃いと、全身が1つの暗い塊に見えて、顔が小さく沈みます。
座敷の会はほぼ1mの距離だけで過ぎるので、首元に集中すれば足ります。立食は1mと3mの両方があるので、首元と上下の配分の両方を整えます。
顔の下20cmに置く色|イエベ春の秋冬の明るい色
顔の下20cmに置く色は、明るく、澄んでいて、黄みのある色です。秋冬の装いに合わせやすいものを並べます。
| 色 | 秋冬の同窓会での働き | 向く会場 |
|---|---|---|
| アイボリー | 顔の下を明るくする基本の色 | どこでも。電球色では少し肌に寄る |
| 明るいキャメル | 秋冬らしさと明るさを両方持つ | 白い光・自然光 |
| コーラル | 血色を足し、表情を明るく見せる | 電球色の会場で特に効く |
| サーモンピンク | やわらかく、話しやすい印象 | どこでも |
| クリームイエロー | 明るさがいちばん出る | 昼の会・白い光 |
| 明るいターコイズ | 秋冬の濃い色の中で顔を際立たせる | 立食・ホテル |
| ミルクティーベージュ | 落ち着きと明るさの中間 | 白い光・自然光 |
1つだけ選ぶなら、手持ちの秋冬の服と合わせやすい色から選んでください。キャメルやこげ茶のボトムが多いならアイボリーかコーラル、紺やグレーが多いならサーモンピンクか明るいターコイズが合わせやすくなります。
同じ色名でも、明るさと澄み方には幅があります。売り場や手持ちで迷ったら、白い紙の上に服を置いて比べてください。白と並べて灰色っぽく見えるものは濁りが強く、顔の下では頬をくすませやすい側です。白と並べても色がはっきり残るものが、イエベ春の顔の下で働く側です。
色の候補全体はイエベ春に似合う色にあります。コーラルが自分の顔に合うかの確かめ方はコーラルピンクが似合う人・似合わない人で見られます。
明るい面の大きさ|手のひら1枚ぶんを目安に
顔の下に置く明るい色は、面の大きさでも効き方が変わります。
目安は手のひら1枚ぶん、およそ10cm×15cmです。これより小さいと、1m先では明るさが顔まで届きません。細いネックレスや細い襟だけでは、顔色はほとんど変わらないということです。
逆に、明るい面が胸から腰まで続くと、3m先では服の色が顔より先に目に入ります。座敷の会ならそれでもかまいませんが、立食の会では、明るい面は胸の高さまでにとどめ、その下は秋冬の濃い色に切り替えるほうが、顔に視線が集まります。
手のひら1枚ぶんを作る方法は3つあります。明るい色のトップスを着る。濃い色のトップスの首元から明るいインナーをのぞかせる。明るい色のストールを首元に巻く。手持ちの服を買い足さずに試すなら、3つ目のストールがいちばん手軽です。
秋冬らしさは、下半身と羽織りで持つ
顔の下を明るくすると、季節感が足りないのではと心配になるかもしれません。秋冬らしさは、顔から遠い場所で持てば十分です。
- ボトム:こげ茶、キャメル、オリーブ、明るめの紺。深い色でも顔から離れているので、顔色には届きません
- 羽織り:明るいキャメルのジャケット、ベージュのカーディガン。羽織りは顔の横に縦の線を作るので、暗すぎない色を選びます
- 靴とバッグ:こげ茶、ボルドー、深い緑まで自由に使えます
全身の中に秋冬の濃い色が1か所あるだけで、季節は伝わります。顔の下が明るい色でも、足元がこげ茶のブーツなら、秋冬の装いとして見えます。
羽織りだけは少し注意が要ります。顔のすぐ横に来るので、黒や濃い紺の羽織りを前を閉じて着ると、顔の下の明るい面が隠れます。濃い色の羽織りは、前を開けて着る前提で選んでください。秋冬全体の着方はイエベ春の秋ファッションとイエベ春の冬ファッションが対になります。
黒や紺を着たい日・手持ちが黒しかない日
同窓会に黒のワンピースや紺のセットアップを着たい日もあります。イエベ春でも着られます。条件は、黒や紺を顔の下20cmに入れないことです。
黒が顔のすぐ下にあると、明暗の差が強くなりすぎて、目の下の影が濃く見えやすくなります。直し方は3つあります。
- 首元に明るい面を作る:白やアイボリーの襟、インナー、ストールで、手のひら1枚ぶんの明るい面をのぞかせる
- 首の開きを深くする:Vネックや開きの広い襟で、肌の面を増やす。黒と顔のあいだに距離ができます
- 明るい羽織りを重ねる:ベージュやアイボリーのカーディガンを肩に掛けて、顔の横を明るくする
黒の素材は、つやのあるものより、表面に少し起毛のあるものや、細かな凹凸のあるものが向きます。つやのある黒は光を返す部分と影の部分の差が大きく、顔の近くでは強く見えるためです。
紺は黒より明るさに幅があるので、イエベ春なら明るめの紺を選ぶと首元の扱いが少し楽になります。
素材|秋冬の同窓会で顔が明るく見える表面
色が同じでも、表面で明るさの見え方が変わります。秋冬の同窓会で向く素材を、顔の下に置くかどうかで分けます。
| 素材 | 顔の下に置くと | 向く使い方 |
|---|---|---|
| 細い糸の起毛ニット | 光がやわらかく散り、顔が明るく見える | トップスの基本 |
| 光沢を抑えたサテン | ほどよいつやで華やかさが出る | ブラウス・ワンピース |
| 強い光沢のサテン | 光る部分と影の差が強く出る | 顔から離したスカート |
| ツイード | 色が混ざって季節感が出る | 羽織り・スカート |
| 太い糸の厚手ニット | 首元に影ができやすい | 座敷の会ならトップスにも |
| レース | 肌が透けて明るさが出る | 首元・袖 |
30代の同窓会は、普段着より少しきちんと、という場であることが多いので、トップスは起毛ニットか光沢を抑えたブラウスが使いやすい素材です。
会場別①|居酒屋・座敷の同窓会
座敷の居酒屋は、照明が電球色で、見える範囲がテーブルから上の約40cmです。
- 首元:コーラルかサーモンピンク、明るいキャメル。肌と少し差のある色
- トップス:起毛ニットか、カーディガンのアンサンブル。座ったときに胸の下でしわになりにくい丈
- ボトム:座って足を崩しても広がりすぎないもの。ワイドパンツか、ゆとりのあるロングスカート
- 足元:靴を脱ぐ前提で、タイツや靴下をボトムと近い色にそろえる
座敷は料理の皿や鍋が近く、袖が汚れやすい場でもあります。袖口が広く垂れる服より、手首で止まる袖のほうが2時間を通して気にせず過ごせます。
会場別②|レストラン・貸切の同窓会
椅子席のレストランは、見える範囲がテーブルから上の約50cm。照明は電球色か、昼なら窓からの自然光です。
- 首元:アイボリー、ミルクティーベージュ、サーモンピンク
- トップス:光沢を抑えたブラウスか、細い糸のニット
- ボトム:膝下からくるぶし丈のスカートか、センタープレスのパンツ
- 羽織り:明るいキャメルかベージュのジャケット
貸切の会は、立って移動しながら話す時間が混ざることがあります。その場合は立食と同じように、3m先からの上下の配分も整えておくと安心です。
椅子席のレストランでは、背もたれに羽織りを掛ける場面がよくあります。羽織りを脱ぐと、見える約50cmがトップス1枚になるので、トップスだけで顔の下の明るさが成立しているかを先に確かめておきます。羽織りの明るさに頼っていた日は、脱いだとたんに顔の下が暗くなることがあるためです。トップスが濃い色なら、羽織りは脱がずに肩に掛けたままにするか、明るいインナーを首元にのぞかせてください。
会場別③|ホテルの宴会場・立食の同窓会
ホテルの宴会場は白い光の照明が多く、色がそのまま見えます。立食なら3m先から全身が見られます。
- 首元から胸まで:アイボリー、クリームイエロー、明るいターコイズのように澄んだ色
- 全身:上を明るく、下を濃く。ワンピースなら、明るい色のワンピースに濃い色の靴とバッグ
- 素材:光沢を抑えたサテンやレースで、宴会場の格に合わせる
- バッグ:両手がふさがらない小さめのもの。皿とグラスを持つ時間が長いため
白い光の会場は濁った色が濁ったまま見えるので、くすみ色のワンピースは避け、明るく澄んだ色を選ぶほうが顔が沈みません。ホテルの会でコートを預けたあとの装いの整え方は同窓会の服装 ホテル 40代にもまとめてあります。
昼の会と夜の会で、明るさを半段変える
同じ同窓会でも、昼のランチ会と夜の会では光が違います。
昼の自然光は、色の明るさの差がいちばんはっきり出ます。明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えます。昼の会なら、顔の下の明るい色は少し落ち着いたもの、たとえばクリームイエローよりミルクティーベージュを選ぶと、明るすぎて浮くのを防げます。
夜の会は照明が暗く、色が沈みがちです。夜の会なら、顔の下の色を半段明るく、または鮮やかにしてかまいません。昼に着ると少し華やかすぎると感じるコーラルや明るいターコイズが、夜の照明ではちょうどよく見えます。
昼から夜まで続く会なら、昼の基準で選び、夜はアクセサリーを1つ足して華やかさを補うのが簡単です。
30代の同窓会の「きちんと」の幅
同窓会の案内には、服装の指定がないことがほとんどです。30代の同窓会では、普段着より少しきちんとした装いが基準になります。
- ワンピース:ホテルやレストランの会に。顔の下の明るさは、ワンピースの色か首元のアクセサリーで作ります
- ブラウスとスカート:どの会場にも。ブラウスの色がそのまま顔の下の色になります
- ニットとパンツ:居酒屋やカフェの会に。ニットの色か、首元からのぞくインナーで明るさを足します
- セットアップ:ホテルやレストランの会に。セットアップ自体は濃い色でもよく、明るさはインナーで持ちます
迷ったときは、ブラウスとスカートの組み合わせが、どの会場でも浮きにくい装いです。会場別の服の格そのものは同窓会の服装【30代女性】で会場ごとに整理しています。
30歳の同窓会|節目の会は、きちんと寄りに半段
30歳の区切りで開かれる同窓会は、学年全体で集まる大きな会になることが多く、ホテルの宴会場や貸切のレストランが選ばれやすくなります。案内が往復はがきや幹事からの一斉連絡で届き、先生を招く会もあります。
こうした節目の会では、普段の飲み会の延長より、きちんと寄りに半段上げておくと場から外れません。ニットとパンツなら、ニットを光沢を抑えたブラウスに替える。ワンピースなら、膝下丈で袖のあるものにする。それだけで半段上がります。
色の考え方は変わりません。顔の下20cmに明るく澄んだ色を1つ。大きな会ほど集合写真を撮る人数が増え、3m以上離れて写る場面が増えるので、上下の明暗の差をはっきりさせておくと、写真の中で顔が見つけやすくなります。
前日に一度着て、3分で確かめる
当日の朝に初めて着ると、首元の明るさが足りないことに気づいても、直す時間がありません。前日の夜に一度着て、3分だけ確かめておきます。
- 照明を会場に近い色にする。居酒屋の会なら電球色の部屋、ホテルの会なら白い光の部屋で
- 鏡から1m離れて、顔の下に明るい面が手のひら1枚ぶんあるかを見る
- 座敷の会なら、床に座ってテーブルの高さを手で示し、その上だけを見る
- スマホで全身を1枚撮り、画面を小さくして、上下の差があるかを見る
この3分で、首元にストールを足すか、インナーを替えるかが決まります。前日に決めておけば、当日の朝は着るだけで済みます。
小物|アクセサリーは金、バッグと靴は秋冬の色
小物は、顔からの距離で色の扱いを分けます。
- イヤリング・ピアス:顔のすぐ横なので、金や明るいパールのように黄みのある明るいもの
- ネックレス:顔の下20cmに入るので、明るい面の一部として働きます。細い金のチェーンなら、首元の明るさを足せます
- 時計・ブレスレット:手元は話すときに目に入るので、金かキャメルの革
- バッグ:こげ茶、キャメル、ボルドー。秋冬の色を入れてよい場所です
- 靴:顔から最も遠いので、深い色まで自由に
アクセサリーは数を増やすより、首元に1つ、耳に1つで十分です。顔の近くに光るものが3つ以上並ぶと、1mの距離では顔より先にそちらに目が行きます。
冬の会の外まわり|コートとストールの色
冬の同窓会では、店の前で待ち合わせたり、帰りに外で写真を撮ったりすることがあります。そのときはコートが全身の色を決めます。
コートは面積がいちばん大きい1枚なので、黒や濃い紺のコートの前を閉じると、全身が暗い塊になります。コートが濃い色なら、首元に明るい色のストールを巻いて、顔の下20cmに明るい面を残してください。ストールは、会場の中で膝掛けや肩掛けとしても使えます。
明るいキャメルやベージュのコートなら、それだけで顔の下が明るくなるので、ストールは濃い色でも大丈夫です。
髪とメイクで、顔の側を半段明るくする
服で顔の下を明るくしても、まだ沈んで見える日は、顔の側を半段明るくします。
- リップ:コーラルや明るいサーモンピンクで、顔の中心に明るい色を1つ置く
- チーク:頬の高い位置に薄く。電球色の会場では少し控えめでも色が出ます
- 髪:顔まわりの毛先を内側に入れて、首元の明るい面を隠さない
服の色とリップの色が近いと、全体がまとまって見えます。首元にコーラルを置いた日はリップもコーラル寄りにする、というようにそろえると、迷いが減ります。リップの色選びはイエベ春のリップ、チークはイエベ春のチークにあります。
集合写真で顔が沈まないために
同窓会では、集合写真や数人での写真を撮ることがよくあります。写真は鏡と見え方が違います。
スマホのカメラは、画面全体の明るさを平均に合わせようとします。全身が濃い色の人が多く並ぶと、画面を明るくしようとして、明るい服の人の顔の明るさが飛ぶことがあります。逆に自分だけ全身が濃いと、顔に影が出やすくなります。
顔の下だけが明るく、全身は秋冬の濃さ、という配分は、写真でも顔が沈みにくく、明るさが飛びにくい配分です。集合写真の前に、羽織りの前を開けて首元の明るい面を見せておくと、写真での顔の明るさが安定します。
手持ちの服から1着を決める手順
順番はこれで固定です。
- 案内を見て、会場の形式(座敷・椅子席・立食)と、昼か夜かを確かめる
- 見える範囲(約40cm・約50cm・全身)を決める
- 手持ちのトップスかワンピースから、顔の下20cmに明るく澄んだ色が来るものを選ぶ
- 明るい面が手のひら1枚ぶんあるかを鏡で見る。足りなければインナーかストールで足す
- 照明が電球色なら、明るいベージュを肌と差のある色に替える
- ボトム・靴・バッグで、秋冬の濃い色を1か所入れる
- 1mと3mの距離で鏡を見て、1mで顔の下が明るいか、3mで上下の差があるかを確かめる
7の確かめ方は、鏡から1m離れて首元を見たあと、3m下がって全身を見る、の2回です。家で3m取れない場合は、スマホで全身を撮って画面を小さくして見ると、3m先に近い見え方になります。
よくある思い込み|30代イエベ春の同窓会
| 思い込み | 実際に起きていること |
|---|---|
| イエベ春は全身を明るい色にすればいい | 秋冬の会では季節から浮き、顔より服が先に目に入る |
| 同窓会は黒を着ておけば無難 | 黒が顔の下に来ると影が出やすい。首元を明るくすれば着られる |
| 明るいベージュならどこでも安全 | 電球色の会場では肌と同化し、輪郭がぼやける |
| 30代はパステルを避けるべき | 年代ではなく、面積と置き場所の問題。顔の下の小さな面なら使える |
| 足元まで気を配らないといけない | 座敷の会では、座っている間ほとんど見えない |
| アクセサリーは多いほど華やか | 顔の近くに3つ以上並ぶと、顔より先にそちらが目に入る |
どの思い込みも、同窓会の「どこまで見られるか」を考えずに服を選んだところから生まれています。見られる範囲が分かれば、色を置く場所は自然に決まります。
どちらとも取れるとき①|会場の形式が分からない
案内に店名しかなく、座敷か椅子席か立食か分からない、ということもあります。
その場合は、どの形式でも成立する配分にしておきます。顔の下20cmに明るい色、胸から下は秋冬の濃い色。この配分なら、座敷でも椅子席でも立食でも、見える範囲に明るい面が残ります。
ボトムは、座敷にも立食にも向く、ゆとりのあるロングスカートかワイドパンツが安全です。足元は、靴を脱ぐ可能性を考えて、タイツや靴下の色をボトムに合わせておきます。
照明が分からない場合は、明るいベージュではなく、コーラルやサーモンピンク、明るいキャメルのように、どの照明でも肌と差が出る色を首元に選んでください。
どちらとも取れるとき②|2ndがイエベ秋、またはブルベ夏
診断で2ndがイエベ秋と言われている人は、秋冬の同窓会で秋の深い色に寄せたくなります。顔の下は1stのイエベ春の明るさを基準にしてください。イエベ秋の深い色は、ボトムや靴、バッグで使うと、秋冬らしさだけが足されます。
2ndがブルベ夏の人は、灰みのあるやわらかい色、たとえばスモーキーなピンクやラベンダーが顔の下で使える場合があります。白い光の会場なら、明るく灰みの少ないものを選べば、顔が沈みにくくなります。
1stと2ndの関係の読み方はイエベ春とイエベ秋の服の分け方で、明るさの段差から整理してあります。
どちらとも取れるとき③|周りと服の雰囲気をそろえたい
幹事や友人から「みんなきれいめで」「黒っぽい服で」と声がかかることもあります。周りとそろえることと、顔の下を明るくすることは両立します。
全身の雰囲気は周りに合わせ、首元だけを自分の色にしてください。黒のワンピースの指定なら、首元にアイボリーのパールか明るい色のストール。きれいめの指定なら、濃い色のセットアップにコーラルのインナー。全身の印象はそろい、顔の下だけがイエベ春の明るさになります。
周りと比べて自分だけ明るすぎないか気になる場合は、明るい面を手のひら1枚ぶんにとどめてください。それ以上広げなければ、離れた席から見ても服だけが目立つことはありません。
どちらとも取れるとき④|久しぶりの相手に、気合いが入りすぎて見えないか
同窓会では、きちんとしたいけれど、張り切りすぎに見えたくない、という迷いもよく出ます。
基準は、光る面と飾りの数です。光沢の強い素材、大ぶりのアクセサリー、柄の多い服。これらが顔の下20cmに2つ以上重なると、1mの距離では装いの強さが先に伝わります。1つまでなら、きちんと感として受け取られやすくなります。
色の明るさは、張り切って見えるかどうかにはあまり関係しません。顔の下が明るいことは、表情が明るく見えることにつながります。迷ったら、色はそのままに、光る面と飾りを1つ減らしてください。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 30代の同窓会、イエベ春は何色の服を着ればいいですか
- 顔の下20cm、顎先から胸の上までに、明るく澄んだ色を1つ置いてください。アイボリー、明るいキャメル、コーラル、サーモンピンク、ミルクティーのような明るいベージュが置きやすい色です。秋冬の同窓会は周りが黒や紺、こげ茶に寄るので、顔の下だけが明るいと、離れた席からでも顔が先に目に入ります。全身を明るい色にしなくてかまいません。スカートやパンツ、靴は秋冬らしい濃い色で十分です。
- Q. イエベ春ですが、同窓会に黒のワンピースを着ても大丈夫ですか
- 着られます。ただし黒を顔のすぐ下に大きな面で置くと、目の下の影が濃く見えやすいので、首元の扱いを変えてください。白やアイボリーの襟やインナーを、手のひら1枚ぶん(およそ10cm×15cm)首元にのぞかせる。または明るい色のストールやカーディガンを肩に掛ける。黒の面を顔から20cm以上離せれば、黒の装いのままでも顔は沈みにくくなります。
- Q. 居酒屋の同窓会とホテルの同窓会で、服は変えたほうがいいですか
- 変えるのは、きちんと感より色を置く場所です。座敷の居酒屋では座ったときにテーブルから上の約40cmしか見えないので、色を置くのは首元とトップスだけで足ります。ホテルの立食では3m先から全身が見られるので、上下の配分まで整えます。また居酒屋は電球色の照明が多く、明るいベージュが肌と同化しやすいので、コーラルや明るいキャメルのように肌と少し差のある色を選ぶと顔の輪郭がはっきりします。
- Q. 2ndがイエベ秋と言われています。同窓会は秋の色に寄せたほうがいいですか
- 顔の下は1stのイエベ春の明るさを基準にしてください。イエベ秋の深い色は、スカートやパンツ、バッグ、靴など顔から20cm以上離れた場所で使うと、秋冬らしさだけが足されます。顔の下に秋の色を置きたい場合は、髪と同じか髪より明るい色までにとどめると、顔が沈みにくくなります。
— メグラシ編集部






