骨格9タイプの自己診断|3タイプの結果をそのまま使って、9つのどこに入るかを決める

骨格を9つに分ける考え方は、3タイプをやり直すためのものではありません。 3タイプを出したときに測った5か所の結果を、そのまま持ってくれば足ります。変えるのは集計の仕方だけです。
3タイプは、5か所の多数決で1つ選び、少数派の票を捨てます。9タイプは、その捨てられた1票を「どちらに寄っているか」として残します。3つの主軸 × 3つの寄り方で9。それだけの違いです。
だからこの記事は、用語の解説から始めません。5か所を測り、票を数え、9つのどこに入るかを決めるところまで。後半は「3タイプではウェーブと言われたのに、9タイプの説明が当てはまらない」という、いちばん多いつまずきにまるごと使います。
9タイプと3タイプの関係|触っている場所は同じで、まとめ方だけが違う
骨格を9つに分ける考え方は、3タイプとは別の流派として広まりました。別の流派なので、名前の付け方も、区切りを置く位置も、体系ごとに違います。
ところが、実際に触る場所はほとんど共通しています。 手首、鎖骨、膝、肉のつき方、重心。この5か所は3タイプでも12分類でも9タイプでも同じで、どこかの流派だけが持っている秘密の場所というものは、ほぼありません。
違うのは、測ったあとのまとめ方です。
| 体系 | 土台 | 足しているもの | 出る数 |
|---|---|---|---|
| 3タイプ | 5か所の多数決 | なし(少数派は捨てる) | 3 |
| 12分類 | 5か所の多数決 | 骨感の強弱と重心の上下という別の2軸 | 3×2×2 |
| 9タイプ | 5か所の多数決 | 少数派の1票が指している方向 | 3×3 |
この表が、この記事でいちばん大事なところです。12分類は外から2つの軸を足して細かくしています。一方、9タイプは軸を足していません。すでに測った5票の中の、捨てていた情報を拾い直しているだけです。
だから、3タイプをすでに出している方は測り直さなくてかまいません。そのときの内訳を手元に出してください。内訳が残っていない方は、この記事の5か所を順に測れば、3タイプの主軸と9タイプの寄りが同時に出ます。3タイプの側から確かめたい方は3か所を触って主軸を決める手順に20項目の版があります。
名前は体系ごとに違う。構造は3×3で共通している
「9タイプ」と名前がついた分け方は一つではありません。番号で呼ぶものもあれば、独自の呼び名を付けるものもあり、区切りの位置も少しずつ違います。名前が一致しないのは、体系が別だからであって、どちらかが間違っているからではありません。
ただ、構造はおおむね共通しています。3つの主軸を土台に置き、そこへ「どの隣に寄っているか」を足して3×3にする、という組み立てです。したがって、どの体系の名前で結果を受け取っても、手元の5票に翻訳し直せます。翻訳さえできれば、体系をまたいでも迷子になりません。
なお、7・8・9・12という数字は詳しさの順位ではありません。9が7より正確ということはなく、どれも3タイプを土台に置いています。この点は骨格7タイプと3タイプの関係に整理があります。
測る順番|動きにくい順に5か所、条件をそろえて
順番は固定します。手首 → 鎖骨 → 膝 → 肉のつき方 → 重心。 上ほど動きにくく、下ほど体重や姿勢で動きます。動きにくいものから測ることで、あとの票が前の票を上書きしなくなります。
条件は3つだけそろえてください。起床後2時間以内(夕方はむくみで手首と膝の判定が変わります)、裸足、体の線が見える薄手の服。鏡は使いますが、写真は最後の確認までしまっておいてください。カメラは近い側を大きく写すので、上半身の票が動きます。
①手首の断面|太さではなく、指に当たる面の形
利き手ではないほうの手首を、反対の手の親指と人差し指で軽く挟みます。強く握らないでください。見るのは太さではなく、指に当たっている面の形です。
- 円に近い:指の腹になだらかな丸みが一面で当たる。角がない → ストレート方向の1票
- 細い楕円:骨そのものが小さく、挟むと指どうしが近づく。丸みも薄い → ウェーブ方向の1票
- 角が当たる:内側と外側の2か所で角がはっきり食い込む → ナチュラル方向の1票
手首は、5か所のうちいちばん動きません。体重が増えても減っても断面の形は変わらないので、あとで票が割れたときは、この1票を優先します。
②鎖骨の出方|どこまで指で追えるか
鎖骨の上に指を軽く沿わせ、内側の端から肩に向かってなぞります。見るのは見えるかどうかではなく、太さと、指でどこまで追えるかです。
- 段差が小さく、途中で追えなくなる:皮膚に埋もれている → ストレート方向の1票
- 細い1本の線として浮き、指が骨の上を滑る:追えるが細い → ウェーブ方向の1票
- 太く浮き、肩の先まで追える:両端の骨まで指でたどれる → ナチュラル方向の1票
鎖骨は姿勢で見え方が変わります。鏡で見た印象ではなく、指でなぞった感触で判定してください。 肩を後ろに引いたまま測ると、全員がナチュラル方向に寄ります。
③膝の皿|大きさではなく、輪郭の形
ここが、下半身側の唯一の1票です。椅子に浅く座り、脚を前に伸ばして力を抜きます。膝の皿の縁を、指でぐるりとなぞってください。
- 縁が指でたどりにくい:皿が周りの肉に埋もれて、境目がぼやける → ストレート方向の1票
- 縁がはっきり丸く、一周たどれる:皿が小さく、まるい輪郭が指に残る → ウェーブ方向の1票
- 縁に角が2か所以上当たる:皿が大きく、四角に近い → ナチュラル方向の1票
注意が2つあります。立ったまま見ないこと(膝が伸びて皿が浮き、全員がナチュラル方向に出ます)。それと、片脚だけで決めないこと。よく使う側の脚は形が出やすいので、両膝をなぞって、同じ答えが出た側を採用してください。 左右で違うなら、これは棄権にします。
④肉のつき方の分布|上が先か、下が先か
二の腕のいちばん太いところと、太もものいちばん太いところを、それぞれ親指と人差し指で軽くつまみます。厚みを比べてください。量そのものではなく、上下どちらが厚いかを見ます。
- 上のほうが厚い:二の腕のほうがつまめる → ストレート方向の1票
- 下のほうが厚い:太もものほうがつまめる → ウェーブ方向の1票
- 差がなく、どちらもつまむものが少ない:肉より先に骨や筋が当たる → ナチュラル方向の1票
この1票には印をつけておいてください。体重が3kgほど動くと、真っ先に入れ替わるのがここです。 後半の読み替えで、この印が効いてきます。
⑤重心の高さ|おへその高さ ÷ 身長
裸足でかかとを壁につけ、おへその中心の高さを床から測って、身長で割ります。
- 0.61以上:上重心 → ストレート方向の1票
- 0.59以下:下重心 → ウェーブ方向の1票
- 0.59より上で0.61より下:棄権。この1票は数えません
棄権という選択肢を必ず残してください。上下の境目は身長158cmで3cmほどの幅しかなく、見た目では決まりません。ここを無理にどちらかへ倒すと、いちばん動きやすい票が主軸を決めてしまいます。 姿勢を意識して伸ばさず、力を抜いた状態で測ってください。
集計|多数決で主軸、少数派の1票で寄りを決める
5票(棄権があれば4票)を、ストレート方向・ウェーブ方向・ナチュラル方向で数えます。
| 票の出方 | 主軸 | 寄り |
|---|---|---|
| 全部そろった | その主軸 | 寄りなし。その主軸の中心 |
| 4対1 | 4票の側 | 1票が指す方向へ、弱く寄る |
| 3対2 | 3票の側 | 2票が指す方向へ、強く寄る |
| 3対1対1 | 3票の側 | 鎖骨の票が指す方向を採用する |
| 2対2対1 | まだ出ていない | 主軸の確認から先にやり直す |
3対1対1で鎖骨を使うのは、手首がすでに主軸側の3票に入っていることが多く、残りの中でいちばん動きにくいのが鎖骨だからです。手首が少数派の側に入っている場合だけは、手首の票を寄りに使ってください。
12分類のように骨感と重心を独立した軸として持ちたい方は、12分類を2段階で辿る手順のほうが記録の形が合います。
9つのマスは、こう言い分ける
主軸3つに、寄り3つ(中心・隣A・隣B)を掛けて9つです。名前は体系によって違うので、ここでは寄りの方向で言い分けます。
- ストレートの中心:厚みと丸みが一致し、骨の角がどこにも当たらない
- ウェーブ寄りのストレート:厚みはあるが下重心。上を締めて下を流す配分になる
- ナチュラル寄りのストレート:厚みがあるのに手首や膝で角が当たる。素材は張りのある側で、寸法だけゆとりを取る
- ストレート寄りのウェーブ:薄いのに二の腕が先に厚くなる。柔らかい素材が重く出やすい
- ウェーブの中心:薄さ・丸み・下重心の3つがそろう。説明どおりに当てはまる状態
- ナチュラル寄りのウェーブ:薄いうえに骨の角が出る。華奢に見えて関節だけ主張する
- ストレート寄りのナチュラル:骨は出るが上半身に厚みがある。ゆとりを取りすぎると重くなる
- ウェーブ寄りのナチュラル:骨は出るが下に量がある。丈で調整する余地が大きい
- ナチュラルの中心:手首・膝・鎖骨のすべてで角が当たる。フレームが輪郭を作る
この9つは名前を覚えるためのものではありません。自分の票の出方が、この9行のどれと同じ形をしているかを照らすためのものです。名前が体系ごとに違っても、票の出方は変わりません。
「3タイプではウェーブ、でも9タイプの説明が当てはまらない」とき
いちばん多いのがこれです。しかも、ほとんどの場合は判定を間違えたわけではありません。
理由①:3タイプの説明文は「中心の人」を書いている
3タイプの解説に書かれているウェーブ像は、5票がそろった中心の状態です。実際に5票そろう方は多くありません。 4対1や3対2の方が読むと、説明の3割から4割が外れます。9タイプは、その外れる部分に名前を付けた体系なので、「当てはまらない」と感じたこと自体が、すでに寄りの存在を示しています。
理由②:ウェーブの票が、動きやすい側から入っている
これが本題です。同じ「ウェーブ」でも、どこから票が入ったかで意味が変わります。
| ウェーブ票が入った場所 | 動きやすさ | 9タイプでの読み替え |
|---|---|---|
| 手首と鎖骨(骨側の2票) | ほぼ動かない | 主軸はウェーブのまま。外れているのは寄りのぶん |
| 膝だけ | 中くらい | 下半身側だけウェーブ。ボトムスの基準にだけ使う |
| 肉のつき方と重心だけ | 体重で動く | 主軸そのものを疑ってよい。骨側の3票で数え直す |
| 重心が棄権の幅 | ― | ウェーブ票が実質1つ減る。3対2ではなく2対2の可能性 |
いちばん下の行に心当たりがある方は、もう一度おへその高さを測ってください。0.59から0.61の幅に入っていた場合、ウェーブ票は1つ減ります。5票のうち3票がウェーブだと思っていたものが、実は2票だった、ということが起きます。
理由③:外れている中身によって、見る票が違う
「当てはまらない」の中身を3つに分けると、どの票を疑えばいいかが決まります。
- 素材が外れる(柔らかい素材が重く見える)→ 手首と鎖骨の票を見る。骨側がストレート方向なら、素材は張りのある側へ
- 丈や切り替えが外れる(高い位置の切り替えが苦しい)→ 重心の票を見る。棄権の幅なら、自然な位置のウエストで切り替えを目立たせない
- 装飾が外れる(ふくらみや細かい飾りが浮く)→ 膝と手首の票を見る。角が当たる場所が2か所以上なら、飾りより素材の質感で差を出す
3つとも外れるという方は、寄りではなく主軸のずれです。次の節へ進んでください。3タイプの段階で毎回割れる方は、骨格診断がわからないときの決め方に原因別の対処を置いています。
主軸そのものが揺れている場合(2対2対1)
2対2対1は、寄りの問題ではありません。主軸がまだ出ていない状態です。この形が出たら、次の順で1つずつ潰します。
まず、動きやすい2票(肉のつき方と重心)を外して、骨側の3票だけで数え直します。手首・鎖骨・膝で2票そろえば、それが主軸です。骨側でも1票ずつばらけた場合は、手首の票を主軸に置いてください。
次に、上半身と下半身で分かれていないかを見ます。手首と鎖骨が同じ方向、膝だけ別の方向なら、これは判定の失敗ではなく、上下で違うだけです。トップスは上半身の票で、ボトムスは膝の票で選んでかまいません。 体は一つの名前で説明されるためにあるわけではないので、上下が違っていて困ることは起きません。
それでも割れる方は、中間そのものを独立させた分け方のほうが記録しやすくなります。骨格16タイプの自己診断は、割れた状態に居場所を用意している設計です。ストレートとウェーブのあいだで毎回迷う方は、ストレートとウェーブの見分けに2タイプ限定の分岐があります。
寄りが決まらないなら、寄りは使わなくていい
9つのマスが決まらないまま終わる方もいます。それで困ることは、実はほとんどありません。
素材と輪郭の基本は主軸で決まります。寄りは、基本から1点だけずらす方向を教えるものであって、基本そのものを書き換えるものではありません。 つまり主軸さえ出ていれば、明日着るものは決まります。
寄りが保留なら、しばらく主軸の基本だけで通してください。3か月ほど着ていると、「この素材だけ毎回浮く」「この丈だけ毎回落ち着く」という偏りが出ます。その偏りが、寄りの答えです。触って測るより、着て残った感触のほうが、寄りについては正確に出ます。
結果を明日の1着に落とす|寄りは「足す1点」で使う
最後に、9つの名前を服に変える手順です。使うのは主軸と寄りの強さだけで、名前は使いません。
- 主軸で決めるもの:素材の方向(張りがある/柔らかい/乾いた質感)と、輪郭の基本形
- 寄りが弱い(4対1):小物1点だけ寄りの方向へ。バッグか靴のどちらか
- 寄りが強い(3対2):トップスかボトムスの片方まで。両方は寄せない
- 上下で分かれた:上は上の票、下は下の票。全身をそろえない
寄りを全身に反映させると、主軸が消えます。 名前が3つから9つに増えても、実際に変えるのは1点か2点にとどめてください。細かく分けた意味は、全部を変えることではなく、どこを1点だけ変えるかが分かることにあります。
判定が出たあと、素材・丈・サイズのどこから手をつけるかは骨格診断の結果をどう使うかに順番を置いています。3タイプの違いを先に押さえ直したい方は骨格3タイプ完全比較へ。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 骨格9タイプは、3タイプとは別のものですか
- 分け方の体系としては別ですが、見ている場所は同じです。手首・鎖骨・膝・肉のつき方・重心という5か所は、3タイプでも9タイプでも共通して使われます。違うのは集計の仕方だけで、3タイプは多数決で1つ選んで残りを捨て、9タイプは捨てられた少数派の1票を「どちらに寄っているか」として残します。つまり3タイプの判定をやり直す必要はなく、そのときの内訳が手元に残っていれば、そこから9つのどこかへ進めます。
- Q. 5か所を測ったら3対2に割れました。どう読めばいいですか
- 3票が入った側が主軸で、2票が入った側が寄りの方向です。たとえばウェーブ3票・ナチュラル2票なら、主軸はウェーブで、ナチュラル方向への寄りが強い状態になります。4対1なら同じ読み方で寄りが弱い状態、5票がそろえばその主軸の中心です。3対1対1のときは3票の側を主軸にし、寄りは手首の次に動きにくい鎖骨の票を採用してください。
- Q. 3タイプではウェーブと言われたのに、9タイプの説明が当てはまりません
- ウェーブの票がどこから入ったかを数え直してください。手首・鎖骨・膝という骨側から2つ以上入っているなら主軸はウェーブのままで、外れているのは寄りのぶんです。逆に、肉のつき方と重心だけでウェーブになっている場合、この2つは体重が3kgほど動くと入れ替わる票なので、主軸そのものを疑ってかまいません。骨側の3票だけで数え直すと、別の主軸が出ることがあります。
- Q. 重心が上とも下とも言えないときはどうしますか
- おへその高さを身長で割った値が0.59より上で0.61より下に入るなら、その1票は棄権として扱い、残り4票で数えます。無理にどちらかへ倒すと、いちばん動きやすい票が主軸を決めてしまうからです。身長158cmなら、おへそが床から93cm台で下、96cm台で上、その間の94〜95cm台が棄権の幅にあたります。必ず裸足で、姿勢を意識して伸ばさずに測ってください。
- Q. 9タイプで自分の名前が分かったら、服は何が変わりますか
- 主軸で素材と輪郭の基本を決め、寄りは「基本から1点だけずらす方向」として使います。寄りが弱い(4対1)なら小物1点、寄りが強い(3対2)ならトップスかボトムスのどちらか片方までが目安です。寄りを全身に反映させると主軸が消えるので、名前が9つに増えても、実際に変えるのは1点か2点にとどめてください。
— メグラシ編集部





