骨格診断12分類をセルフで確かめる|3・7・12・16の関係と、必要な粒度の決め方

「骨格診断 12分類 セルフ」。この語で探している方が知りたいのは、たいてい次の二つに集約されます。12分類とは3タイプの何を分けたものなのか。そして、自分でどこまで判定できるのか。
先に結論を書きます。**12分類は、3タイプ(ストレート・ウェーブ・ナチュラル)をそれぞれ4つの枝に分けたものです。**そして、3・7・8・9・12・16という数字の違いは、詳しさの順位ではありません。中間層をどこで切るかという設計の違いです。
もう一つ、大事なことを先に置きます。**分類数を増やしても、セルフで判定できる範囲は増えません。**セルフで確かめられるのは、体の質感・骨の出方・重心の位置という、目と手で確認できるものだけです。この記事では、その範囲内で12マスを組み立てる手順と、そもそも自分に何分類が必要なのかの決め方を扱います。
この記事の要点
- 12分類は3タイプ × 4つの枝。数字の差は中間層の扱いの差でしかない
- セルフで判定できるのは主軸・骨感の強弱・重心の上下まで。分類を増やしても判定できる範囲は増えない
- 買い物の失敗を減らす目的なら3タイプで足りる。12分類が効くのは、丈とサイズが毎回合わない人
呼び方のゆれ|12分類・12タイプ・骨格12診断
本題に入る前に、言葉のほうを片づけておきます。この分野は名称が統一されていないので、同じものが何通りにも書かれます。検索でよく見かける書き方を並べます。
| 見かける書き方 | 指しているもの | 補足 |
|---|---|---|
| 骨格診断 12分類 | 3タイプを12に細分化した体系 | この記事の主題 |
| 骨格12タイプ | 同じもの | 「分類」と「タイプ」で語尾が違うだけ |
| 骨格12診断/12分類 骨格 | 同じもの | 語順が入れ替わっているだけ |
| 骨格診断 12分類 セルフ | 自分で判定する方法を探している状態 | この記事が扱う範囲 |
| 骨格 12 セルフチェック | 同じもの | 「セルフ」と「セルフチェック」は同義で使われる |
**「分類」と書くか「タイプ」と書くかに、内容の違いはありません。**耳で聞いた言葉をそのまま入力しているか、記事の表記を写しているかの違いです。この記事では読みやすさのために「12分類」で統一します。
そして「セルフ」という語が付くとき、探しているのはほぼ確実にお金をかけずに自分で判定する手順です。この記事の後半は、まさにそこだけを扱います。
3・7・8・9・12・16は、何が違うのか
まず一枚の表で全体を見てください。ここが、この記事でいちばん見てほしいところです。
| 分類数 | 土台 | 増えた分が扱っているもの | セルフ判定のしやすさ | 情報の見つけやすさ | 向いている使い道 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3タイプ | ― | ― | しやすい | 解説も商品情報も多い | 素材と輪郭を決める。買い物の失敗を減らす |
| 7タイプ | 3タイプ | 中間層の切り分け | やや難しい | 体系ごとに分かれる | 3タイプで判定が割れる人 |
| 8タイプ | 3タイプ | 中間層の切り分け | やや難しい | 体系ごとに分かれる | 同上 |
| 9タイプ | 3タイプ | 中間層の切り分け | 難しい | 体系ごとに分かれる | 同上 |
| 12分類 | 3タイプ | 各タイプ内の枝分かれ(骨感・重心など) | 骨感と重心までなら可能 | 少なめ | 丈とサイズが毎回合わない人 |
| 16タイプ | 3タイプ+中間 | 中間を独立させたうえでの枝分かれ | 骨感と重心までなら可能 | 少なめ | 判定が毎回割れる人 |
**表の「土台」の列が、すべて3タイプで揃っていることに注目してください。**細分化された体系は3タイプを否定していません。3タイプの内側を、さらに分けているだけです。
したがって順番は動きません。**先に3タイプ、あとから細分化。**土台が決まらないまま枝分かれを見ると、選択肢が3つから12に増えるだけで、絞り込みはむしろ遠のきます。
呼び方のゆれと体系そのものの背景は骨格7タイプとは|3タイプとの関係と判断基準に整理しています。この記事は、そこから一歩進んで**「自分は何分類まで必要なのか」を決める**ためのものです。
なぜ数字が揃わないのか|中間層の扱いが違う
3タイプで説明していると、必ず「どちらとも言い切れない人」が出ます。上半身に厚みはあるが骨も出ている。上半身は薄いが肉づきは硬い。この中間層をどう扱うかについて、それぞれの提唱者が独自の整理を加えてきました。その結果が、7・8・9・12・16という数字です。
整理のしかたは、大きく二通りに分かれます。
| 整理のしかた | どう数が増えるか | 例 |
|---|---|---|
| 中間を独立した区分として立てる | 3 → 4に増え、そこから枝分かれする | 4 × 4 = 16 |
| 中間を立てず、各タイプの内側で分ける | 3のまま、枝分かれで増える | 3 × 4 = 12 |
**12という数字は、後者の作り方から出てきやすい数です。**3タイプそれぞれに4つの枝を持たせると12になります。逆に、中間を独立させたうえで4つの枝を持たせると16になります。
ここまで分かると、「12と16のどちらが正確か」という問いが成り立たないことも見えてきます。中間の人を独立させるかどうかという、扱い方の違いでしかないためです。
12分類をセルフで組み立てる|3つのステップ
ここからが実際の手順です。**ステップ1で主軸、ステップ2で骨感、ステップ3で重心。**この3つが決まれば、3 × 2 × 2 = 12マスのどこかに入ります。
用意するのは、全身が映る鏡、体の線が出る薄手の服、正面と横向きの全身写真だけです。道具は要りません。
ステップ1|3タイプの主軸を決める
主軸の判定は、部位を並べて多数決にするのが基本です。1か所だけで決めないでください。
| 見る部位 | ストレート寄り | ウェーブ寄り | ナチュラル寄り | 迷ったときの倒し方 |
|---|---|---|---|---|
| 鎖骨 | 浮き出ない | 細い線として見える | 太くはっきり浮く | 「見えるか」ではなく「太さ」で決める |
| 手首の骨 | 丸く目立たない | 小さく細い | ごつごつ出る | 利き手ではないほうを採用する |
| 上半身の厚み | 前後に厚い | 薄く平面的 | 平面だが骨を感じる | 押して硬さが返ればナチュラル寄り |
| 肌の感触 | 弾力があり押し返す | 柔らかく指が沈む | 骨や筋が当たる | 太さと感触を混同しない |
| 膝のお皿 | 小さくなだらか | 小さく丸い | 大きく四角い | 座って、伸ばした状態で見る |
| 太る順番 | お腹から | 下半身から | 全身均等 | 他と食い違ったら捨てる |
**6項目のうち4項目以上が揃ったタイプが主軸です。**揃わない場合は、この記事ではなく骨格16タイプの自己診断のほうを見てください。あちらは中間を独立した区分として扱う設計になっているので、判定が割れる方に向いています。
主軸が決まらない原因別の対処は骨格診断がわからないときの決め方にまとめてあります。
ステップ2|骨感の強弱を決める4問
同じタイプの中でも、骨の出方には幅があります。ここで見ているのは「タイプが何か」ではなく、**「そのタイプの中で、骨がどれくらい前に出ているか」**です。
Q1|肩の先端は、触ると分かりますか
どこを見るか:肩のいちばん外側、腕とのつなぎ目。
撮り方:正面写真を、肩が出る服か薄手のTシャツで。
迷ったら:服を着た状態で肩線が角ばって見えるなら「強」。丸く落ちるなら「弱」に倒します。
- 強:骨の角がはっきり触れる、目でも分かる
- 弱:触れば分かるが、なだらかで角がない
Q2|背中の肩甲骨は、浮きますか
どこを見るか:腕を前に出したときの、背中の上部。
撮り方:後ろ姿を鏡に映して、肩越しに1枚。
迷ったら:姿勢によって大きく変わる部位です。力を抜いた自然な状態で判断してください。
- 強:はっきり浮き上がり、輪郭が見える
- 弱:うっすら分かる程度、または見えない
Q3|ひじの関節は、目立ちますか
どこを見るか:腕を伸ばしたときの、ひじの外側。
撮り方:撮影不要。腕を伸ばして、反対の手で触ります。
迷ったら:黒ずみや乾燥ではなく、骨の出っ張りで見てください。
- 強:ごつごつして、伸ばすと角が出る
- 弱:滑らかで、伸ばしても角が出ない
Q4|足首は、くびれますか
どこを見るか:ふくらはぎからかかとにかけての線。
撮り方:正面と横から、素足で。靴下は脱いでください。
迷ったら:むくみやすい方は、起床後2時間以内に確認してください。夕方は判定が変わります。
- 強:骨が両側に出て、くびれの形が角ばる
- 弱:なだらかに細くなり、骨は目立たない
ステップ2のまとめ
| 設問 | 見る場所 | 骨感 強 | 骨感 弱 | 迷ったときの倒し方 |
|---|---|---|---|---|
| Q1 | 肩の先端 | 角がはっきり | なだらか | 服の肩線が角ばるか |
| Q2 | 肩甲骨 | はっきり浮く | うっすら | 力を抜いた姿勢で |
| Q3 | ひじ | 角が出る | 滑らか | 骨の出っ張りで見る |
| Q4 | 足首 | 骨が両側に出る | なだらか | 起床後2時間以内に |
「強」が3つ以上なら骨感 強、それ以外は骨感 弱です。
ステップ3|重心の上下を決める3問
重心は、丈の切り替え高さとウエスト位置の判断に直結します。
Q5|ウエストのいちばん細い位置は
どこを見るか:肋骨の下から骨盤までのあいだ。
撮り方:細いひもを当てて、正面から1枚。
迷ったら:前かがみになって折れる位置が、実際のウエストです。
- 上:みぞおちに近い高い位置
- 下:おへそに近い、または下
Q6|おへそは、全身の二等分線より
どこを見るか:頭のてっぺんから足の裏までを半分にした高さ。
撮り方:裸足で、かかとを壁につけて、全身が縦いっぱいに入るように。
迷ったら:ヒールや厚底のまま撮ると比率が変わります。必ず裸足で。
- 上:二等分線より上
- 下:二等分線と同じか下
Q7|厚みは、上下どちらに集まっていますか
どこを見るか:横向き写真で、胸まわりとお尻・太ももの厚みを比べます。
撮り方:腕は体の横に下ろして。前に出すと胸の厚みが隠れます。
迷ったら:トップスとボトムスのサイズを比べ、大きいほうに倒します。
- 上:胸まわりのほうが厚い
- 下:お尻から太もものほうが厚い
ステップ3のまとめ
| 設問 | 見る場所 | 上重心 | 下重心 | 迷ったときの倒し方 |
|---|---|---|---|---|
| Q5 | ウエスト位置 | みぞおち寄り | おへそ寄り | 前かがみで折れる位置 |
| Q6 | おへその高さ | 二等分線より上 | 二等分線と同じか下 | 裸足・かかとを壁に |
| Q7 | 厚みの位置 | 胸まわり | お尻・太もも | 上下のサイズ差で判断 |
「上」が2つ以上なら上重心、それ以外は下重心です。
12マス早見表
主軸 × 骨感 × 重心の組み合わせで、次のどこかに入ります。すべて「傾向」です。断定として読まないでください。
| 位置 | 見え方の傾向 | 効きやすい服 | 外したときに起きること |
|---|---|---|---|
| ストレート × 骨感強 × 上重心 | 厚みと骨感が同時に出る | 中程度の張りの素材、浅めのV、直線の輪郭 | 光沢の強い素材で、上半身だけが前に出る |
| ストレート × 骨感強 × 下重心 | 上は厚く、下に量がある | 上を締め、下は落ち感で流す | 上下ともタイトで、体の凹凸が拾われる |
| ストレート × 骨感弱 × 上重心 | 丸みのある厚みが上に集まる | ハリのある素材、ジャストサイズ、膝下丈 | 首まわりが詰まると、上半身が重く見える |
| ストレート × 骨感弱 × 下重心 | 上下の厚みが釣り合う | まっすぐ落ちる輪郭、自然な位置のウエスト | ハイウエストで切ると、上下が両方強調される |
| ウェーブ × 骨感強 × 上重心 | 薄いのに骨が出る | 柔らかいが張りのある素材、高めの切り替え | とろみが強すぎると、骨の出方が拾われる |
| ウェーブ × 骨感強 × 下重心 | 薄い上半身と、量のある下半身 | 上を短く、下はふくらみのある形 | ロング丈一枚で、重心がさらに下がる |
| ウェーブ × 骨感弱 × 上重心 | 全体が華奢にまとまる | 薄手の重ね着、ウエストを高く | 一枚仕立てで、生地の重さに引かれる |
| ウェーブ × 骨感弱 × 下重心 | 上が薄く、脚に量がある | ハイウエスト、短めトップス、膝下フレア | ローウエストで、脚が短く見える |
| ナチュラル × 骨感強 × 上重心 | 骨のフレームが輪郭を作る | 厚みのある素材、ゆとりのある肩 | 体に沿う服で、鎖骨と肩が強く出る |
| ナチュラル × 骨感強 × 下重心 | 手足の長さが目を引く | オーバーサイズ、ロング丈、重ね着 | ジャストサイズで、袖と丈が両方足りない |
| ナチュラル × 骨感弱 × 上重心 | 骨感は控えめで上に厚みがある | 少しだけゆとり、質感のある素材 | 大きすぎると、体が布に飲まれる |
| ナチュラル × 骨感弱 × 下重心 | 華奢に見えて、関節だけ出る | ドライな素材、ゆるい輪郭、足首を出す | つやのある素材で、関節が強調される |
右端の列から読むのが実用的です。「外したときに起きること」に心当たりがあるなら、その行が自分の位置である可能性が高くなります。
セルフで判定できること・できないこと
分類数ごとに、正直に線を引いておきます。
| 判定したいこと | 3タイプ | 12分類 | 16タイプ | セルフで可能か |
|---|---|---|---|---|
| 素材の質感の方向 | 決まる | 同じ | 同じ | 可能 |
| 輪郭の基本形 | 決まる | 同じ | 同じ | 可能 |
| 丈の大まかな目安 | 決まる | より細かく | より細かく | 可能 |
| サイズの選び方 | 決まらない | 決まる | 決まる | 可能 |
| ウエストの切り替え高さ | 決まらない | 決まる | 決まる | 可能 |
| 体系ごとの固有タイプ名 | ― | 体系による | 体系による | 不可能 |
| 判定が割れたときの決着 | 難しい | 難しい | 難しい | 対面が確実 |
**「セルフで不可能」の行に注目してください。**他の体系の固有タイプ名に自分を当てはめることは、セルフではできません。判定基準が公開されていない体系もあり、名称ごとに基準が違うためです。
セルフとプロ診断の役割分担は骨格診断は必要かにまとめています。
目的別|どの粒度を使えばいいか
自分に何分類が必要なのかは、目的で決まります。
| あなたの状況 | 使う粒度 | 理由 |
|---|---|---|
| 骨格診断を初めて調べている | 3タイプ | 土台がないと細分化は使えない |
| 素材を合わせたら着心地が良くなった | 3タイプで十分 | 細分化しても選ぶ服はほとんど変わらない |
| 丈が毎回合わない | 12分類(重心の軸) | 丈の判断は重心の情報で改善する |
| サイズが毎回合わない | 12分類(骨感の軸) | 肩と袖の判断は骨感の情報で改善する |
| セルフで毎回結果が割れる | 16タイプ(中間を扱う設計) | 中間を独立させた設計のほうが記録しやすい |
| タイプ通りの服を着ても違和感が残る | まず3タイプの再確認 | 判定自体がずれている可能性を先に消す |
| オーダーや補正を検討している | 12分類+実寸 | 分類より、実寸のほうが役に立つ |
**「12分類が必要な人」は、思ったより限られています。**素材を合わせただけで解決した方は、そこで止めて構いません。細かくすることが目的化すると、決めにくさだけが増えます。
分類を増やしても解決しない、3つの問題
正直に書いておきます。細分化では解決しない問題があります。
| 問題 | 分類を増やしても効かない理由 | 効く打ち手 |
|---|---|---|
| 手持ちの服と合わない | 分類は手持ちの中身を知らない | 手持ちを並べて、色数と丈をそろえる |
| 好きな服とタイプが違う | 分類は「好き」を扱っていない | 素材だけタイプに合わせ、形は好きに寄せる |
| 何を着ても似合わない気がする | 分類ではなくサイズと丈の問題であることが多い | 実寸を測り、快適な一着の数字を基準にする |
とくに三つ目は、細分化に流れやすい落とし穴です。「もっと細かい診断を受ければ分かるはず」と考えたくなりますが、実際には手持ちの服の丈を測るほうが早く解決することがよくあります。
順番を整理すると、こうなります。まず素材の方向を合わせる。それで解決しなければ、丈とサイズを数字にする。それでも残るものがあって初めて、細分化を検討する。この順で進めば、多くの方は最初の一段か二段で止まります。細分化から入ると、決めきれない状態が長引きやすくなります。
もう一つ付け加えておくと、細分化された体系ほど、参照できる情報の量が減ります。3タイプなら解説記事も商品レビューも豊富に見つかりますが、12分類の枝ごとの情報となると、その体系の発信元以外にはほとんど存在しません。判断材料が少ない状態で細かい分類を使うと、結局は自分の目で確かめるしかなくなります。だとすれば、最初から自分の目で確かめる手順を持っておくほうが早い、というのがこの記事の立場です。
12分類の情報を読むときの注意
| 注意点 | 何が起きるか | 対処 |
|---|---|---|
| 複数の体系の情報を混ぜる | 判定基準が食い違い、結果が合わなくなる | 一つの出典に絞って読む |
| 分類名だけで検索する | 同じ名前で別の基準の情報が混ざる | 体系名とセットで確認する |
| 数字の大小を詳しさと捉える | 12より16が正確だと誤解する | 中間層の扱いの差だと理解する |
| 分類名から服を逆引きする | 名前に引きずられ、体と合わない服を選ぶ | 素材と丈という実物の性質で判断する |
| 実在の人物の分類例を参考にする | 体は一人ずつ違うため、当てにならない | メグラシは実在の人物をタイプ分類していない |
迷ったときの分岐
| つまずき方 | 起きている混同 | どちらへ倒すか |
|---|---|---|
| 骨感が強いのか弱いのか分からない | 痩せているかどうかと混同している | 体重ではなく、骨の角の有無で見る |
| 重心が上か下か分からない | 服の切り替え位置で見てしまっている | 素肌かぴったりした服で撮り直す |
| 主軸が2つで割れる | 上半身と下半身で結果が違う | 上半身の厚みを優先して主軸を決める |
| 12マスのどれも当てはまらない | 境界の上に立っている | 主軸だけ確定し、補助軸は保留にする |
| 写真と鏡で違う結果になる | 撮影条件が毎回違う | 光・距離・服・姿勢を固定する |
| 日によって変わる | むくみや前日の食事が影響している | 起床2時間後に、3日ぶん比べる |
| 昔の診断結果と違う | 肉づきが変わった | 骨の出方(鎖骨・手首・膝)で再判定する |
数字の目安|丈とサイズに落とす
分類そのものより、数字にしたほうが買い物では使えます。身長158cm前後を基準にした目安です。
| 項目 | 上重心の目安 | 下重心の目安 | 測り方 |
|---|---|---|---|
| ウエストの切り替え | 床から102〜106cm | 床から96〜100cm | 前かがみで折れる位置 |
| トップスの丈 | 床から98cm前後 | 床から94cm前後 | 立った状態で裾の位置 |
| スカート丈 | 床から58cm前後 | 床から52cm前後 | ふくらはぎの最も太い位置を避ける |
| パンツの裾(フラット) | 床から8cm | 床から2cm | 靴を履いた状態で |
| Vネックの深さ | 鎖骨から8〜10cm | 鎖骨から5〜7cm | 鎖骨の中央から垂直に |
| 項目 | 骨感 強の目安 | 骨感 弱の目安 | 測り方 |
|---|---|---|---|
| 肩線の位置 | 肩の先端より1〜2cm外 | 肩の先端に合わせる | 肩の骨に指を当てて |
| 袖丈 | 手首の骨を1cm越える | 手首の骨の2cm手前 | 腕を下ろした状態で |
| 身幅のゆとり | バスト+8〜10cm | バスト+4〜6cm | 平置きで身幅×2 |
| 素材の厚み | 中厚〜厚手が収まる | 薄手〜中厚が収まる | 手持ちで快適な一着を基準に |
| 首まわりの開き | 広め(鎖骨が見える) | 標準(鎖骨が隠れる) | 鏡で首の詰まり具合を確認 |
**手持ちで「これは着心地がいい」と感じている服を測るのが、いちばん確実な基準です。**分類はあくまで、その数字にたどり着くための道案内です。
「セルフ」で結果が揺れる原因と対策
| 原因 | 具体的に起きていること | 対策 |
|---|---|---|
| 照明 | 蛍光灯の真下で、骨が実際より出て見える | 窓際の自然光、正午前後で撮る |
| カメラの高さ | 手持ちで上や下から撮り、比率がゆがむ | 胸の高さに固定する |
| 距離 | 近すぎて広角にゆがむ | 2m前後離れて全身を入れる |
| 服装 | 厚手やゆったりした服で、体の線が隠れる | 薄手で体の線が出るものに統一 |
| 姿勢 | 意識して姿勢を正し、普段と違う見え方になる | 力を抜いた自然な立ち方で |
| 時間帯 | 夕方のむくみで足首と脚の判定が変わる | 起床後2時間以内に統一 |
| 加工 | 美肌や輪郭補正で、判定材料が消える | 加工なしで保存する |
**判定基準より、撮影条件のほうが結果を左右します。**条件を固定するだけで、セルフ診断の再現性は目に見えて上がります。撮った写真は日付を付けて残しておくと、あとで比べるときに役立ちます。
年代別のチェックポイント
| 年代 | 起きやすい変化 | 見直しの目安 |
|---|---|---|
| 20代 | 体重変動が大きく、肉づきの判定が揺れる | 骨の出方を優先して判定する |
| 30代 | 主軸は安定するが、重心の見え方が動き始める | 年1回、同じ条件で写真を比べる |
| 40代 | 上半身に厚みが出て、上重心に寄って見えることがある | 主軸ではなく重心を再判定する |
| 50代以降 | 肉づきが落ち、骨感が強く見えることがある | 素材の厚みだけを調整する |
場面別|判定を買い物にどう使うか
| 場面 | 使う軸 | 具体的にやること |
|---|---|---|
| 試着室 | 主軸+骨感 | 素材の硬さと、肩線の落ちる位置を先に見る |
| 通販 | 骨感+重心 | 着丈・袖丈の実寸を、手持ちの快適な服と引き算する |
| セール | 主軸のみ | 素材だけで判断し、丈の微調整は諦める |
| 冠婚葬祭 | 主軸+重心 | 素材で主軸に合わせ、丈は重心の目安に寄せる |
| 制服・仕事着 | 骨感 | サイズを1段階まで振り、肩と袖で決める |
よくある誤解
| 誤解 | 実際のところ |
|---|---|
| 12分類は3タイプの上位版 | 上下関係ではない。3タイプの内側を分けたもの |
| 分類が多いほど正確 | 境界が細かくなるぶん、判定が動く余地も増える |
| 12分類なら似合う服が全部分かる | 分類は素材と輪郭の方向を示すもの。好みと手持ちは扱わない |
| セルフでは何も分からない | 主軸・骨感・重心までなら、条件を揃えれば判定できる |
| 骨格タイプは痩せれば変わる | 骨の構造は変わらない。変わるのは肉づきの見え方 |
| 12分類を知らないと損をする | 素材が合っていれば、多くの人は3タイプで足りる |
まとめ
12分類は、3タイプをそれぞれ4つの枝に分けたものです。3・7・8・9・12・16という数字の違いは、詳しさの順位ではなく、中間層をどこで切るかという設計の違いでしかありません。土台はすべて3タイプで共通しています。
セルフで組み立てるなら、手順は3段です。主軸を6項目の多数決で決め、骨感の強弱を4問で決め、重心の上下を3問で決める。3 × 2 × 2 で12マスのどこかに入ります。
ただし、**分類を増やしてもセルフで判定できる範囲は増えません。**目と手で確認できるものだけが、セルフの守備範囲です。他の体系の固有タイプ名に自分を当てはめることは、セルフではできません。
そして、多くの方にとって必要なのは分類を増やすことではなく、丈とサイズを数字にすることです。手持ちで快適な一着を測る。その数字が、どんな分類よりも役に立ちます。
よくある質問
Q. 12分類をセルフで判定するのに、道具は必要ですか?
A. 必要ありません。全身が映る鏡と、スマートフォンで撮った正面・横向きの写真があれば足ります。メジャーがあれば「数字の目安」の節も使えますが、なくても主軸・骨感・重心の3つは判定できます。
Q. 3タイプは分かっています。12分類まで進むべきですか?
A. 素材を合わせただけで着心地が良くなったなら、そこで止めて構いません。進む価値があるのは、丈が毎回合わない、サイズが毎回合わない、という具体的な困りごとがある場合です。困りごとがないのに細かくしても、決めにくさだけが増えます。
Q. 12分類と16タイプ、どちらの記事を読めばいいですか?
A. 主軸が1つに決まっている方はこの記事を、主軸が毎回割れる方は骨格16タイプの自己診断をおすすめします。16タイプの記事は中間を独立した区分として扱う設計なので、割れること自体を記録できるようになっています。
Q. セルフの結果を、お店でどう伝えればいいですか?
A. タイプ名ではなく、観察した内容を伝えるのが確実です。「鎖骨が太めに出ています」「ウエストの細い位置が高めです」「身長は158cmで、いつも袖が余ります」。この形なら、どの体系を使っているお店でも通じます。タイプ名だけだと、体系が違えば意味が変わってしまいます。
Q. 骨感の「強・弱」は、痩せているかどうかですか?
A. 別の話です。体重が軽くても骨が丸い方はいますし、体重があっても骨の角がはっきり出る方もいます。見ているのは肉の量ではなく、骨の形です。肩の先端、ひじ、足首の3か所を触って、角があるかどうかで判断してください。
Q. 12分類の結果は、いつか変わりますか?
A. 主軸はほとんど動きません。動きやすいのは重心の見え方で、体重や姿勢の変化で上下に寄って見えることがあります。骨感も、肉づきが落ちると強く見える方向に動きます。年1回、同じ条件で写真を撮っておくと、変化に気づけます。
Q. 分類が細かいほうが、失敗が減りますか?
A. 必ずしもそうではありません。分類が細かくなるほど、自分がどこに属するかを決めるのが難しくなり、判定が動く余地も増えます。失敗を減らすという目的なら、分類の細かさより「素材の方向が合っているか」「丈の数字が手持ちの快適な服と近いか」のほうが効きます。
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— メグラシ編集部
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