骨格ストレートの秋冬の予定|お呼ばれ・忘年会・帰省で首元と丈を選ぶ

骨格ストレートの人が秋冬の予定に着る服は、首元の開き・布の厚み・上着の丈の3つのうち、その日にどれを先に守るかで決まります。
座っている時間が長い日は首元、歩く時間や立っている時間が長い日は丈、屋内と屋外を何度も行き来する日は布の厚み。**3つを全部そろえようとすると選べなくなるので、予定から1つだけ先に決めてください。**残りの2つは、大きく外さない範囲に置けば足ります。
コートの選び方は骨格ストレートのコート、重ね着の枚数は骨格ストレートの冬服にあります。この記事は、10月から1月の予定ごとに、どこを先に見るかの話です。
結論:予定の姿勢で、守る場所が1つ決まる
骨格ストレートは、体の厚みが前に出やすく、上半身に立体感があるタイプです。秋冬は布が厚くなり、枚数も増えるので、その厚みがどこに出るかを予定ごとに決めておきます。
| 予定の姿勢 | 先に守る場所 | 目安 |
|---|---|---|
| 座る時間が長い(会食・披露宴・会議) | 首元の開き | Vやスクエアの底が首の付け根から8〜12cm下 |
| 歩く・立つ時間が長い(旅行・初詣・行事) | 上着の丈 | 腰骨の上下5cm以内か、膝が見えるロング |
| 屋内と屋外を行き来する(帰省・買い物) | 布の厚み | 胸の前に重なる布は3枚まで |
| 画面に映る(オンライン) | 首元の開き | 画面の下端から首元の底が見えている |
| 写真に残る(式典・集合写真) | 写る範囲で決める | 胸から上なら首元、全身なら丈 |
**迷ったら首元を先に守ってください。**首元は顔のすぐ下にあり、座っていても立っていてもいつも見える場所なので、ここが開いていれば残りの2つが少しずれても全体はまとまって見えます。
予定の姿勢は、その日の時間の割合で決めます。たとえば4時間の予定のうち、座っている時間が2時間半を超えるなら「座る予定」、歩いたり立ったりしている時間が2時間半を超えるなら「歩く・立つ予定」です。ちょうど半々の日や、移動のたびに上着を脱ぎ着する日は、布の厚みを先に見てください。
この3つの物差しは、ストレートの人がふだんの服選びで見ている場所と同じです。新しく覚えることを増やすのではなく、同じ物差しを見る順番を、予定ごとに入れ替えるだけです。
先に確かめる|上半身と下半身でストレートがそろっているか
この記事は、セルフチェックで上半身も下半身もストレートの特徴がそろった人を前提にしています。
| 見る場所 | ストレートの特徴 | 外れていたら |
|---|---|---|
| 手首の断面 | 握ると丸く、厚みがある | 平たいならウェーブ寄り |
| 肩から腕のつき方 | 丸みがあり、なだらかに腕へつながる | 肩先に骨の角があればナチュラル寄り |
| 鎖骨のまわり | 骨より先に肉の弾力に触れる | 骨が太く出るならナチュラル寄り |
| 膝 | 皿がほとんど目立たない | 皿が大きく出るならナチュラル寄り |
| 太ももと膝下 | 太ももに厚みがあり、膝下は標準 | 膝下が短めならウェーブ寄り |
上半身と下半身で結果が割れた人は、骨格が混合タイプの秋冬の予定のほうが合います。そちらは、予定ごとにどちらの半身の結果を優先するかで選ぶ記事です。
ストレートで5つのうち4つ以上がそろった人は、このまま読み進めてください。3つ以下の人は、最後の「どちらとも取れるとき」の節を先に見ると早く決まります。
秋冬にストレートの厚みが前に出る3か所
夏のあいだは気にならなかったのに、秋冬になると着膨れして見えるのは、次の3か所で布が増えるからです。
| 場所 | 秋冬に起きること | 見え方 |
|---|---|---|
| 首元 | タートル・ハイネック・マフラーで首が詰まる | 首の付け根から胸まで、広い面が続く |
| 胸の前 | ニット・シャツ・羽織りで布が3枚以上重なる | 胸の厚みに布の厚みが足される |
| 腰まわり | 上着の裾が腰骨より下、太ももの上で止まる | 厚みのいちばんある位置に横線が来る |
ストレートは、もともと体の面が前に出るタイプです。そこに布の厚みが足されると、実際の体より前後の奥行きが大きく見えます。逆に言えば、この3か所で布の量を整えれば、秋冬の厚着でもすっきりした印象は保てます。
予定によって、この3か所のうちどこが人の目に入るかが変わります。座っていればテーブルから上、歩いていれば全身、行き来していれば上着を脱いだり着たりする姿です。
首元の開き|首の付け根から何cm下か
首元は、首の付け根の中央にあるくぼみから、Vやスクエアの底までの距離で見ます。
| 首元の形 | 底の位置 | ストレートでの見え方 |
|---|---|---|
| タートル・ハイネック | くぼみより上 | 首から胸まで1枚の広い面になる |
| クルーネック | くぼみのすぐ下 | 胸の上に横に広い面が残る |
| 浅いV・ボートネック | くぼみから3〜6cm下 | 面は狭くなるが、横の印象が残る |
| Vネック・スクエア・シャツの第2ボタンまで | くぼみから8〜12cm下 | 胸の上に縦の帯ができる |
| 深いV | くぼみから15cm以上下 | 秋冬は寒く、予定によっては開きすぎる |
**8〜12cm下にVの底があると、首から胸にかけて縦長の肌の帯ができ、胸の厚みと布の厚みが目立ちにくくなります。**シャツなら第2ボタンまで開けると、多くの場合この範囲に入ります。
売り場では、服を体に当てて、首の付け根のくぼみから指を何本ぶん下に底が来るかを数えてください。指の幅1本がおよそ2cmなので、指4〜6本ぶんが目安です。
ハンガーにかかった状態では、首元の開きは実際より浅く見えます。体に当てると、肩の厚みのぶん布が前に引かれ、底が1〜2cm下がります。ネット通販で選ぶときは、商品の寸法に「襟ぐりの深さ」が書かれていれば、その数字から肩の縫い目の高さぶんを引いて考えると、くぼみからの距離に近い値になります。
布の厚み|つまんで何mmか、胸の前に何枚か
布の厚みは、親指と人差し指で布を1枚つまんだときの厚さで見ます。
| つまんだ厚さ | 主な布 | ストレートでの扱い |
|---|---|---|
| 1〜2mm | なめらかなシャツ地・薄手のニット | 何枚目に置いても厚みが出にくい |
| 3mm前後 | ハイゲージのニット・目の詰んだウール | 胸の前に置いてよい |
| 4〜6mm | ミドルゲージのニット・フランネル | 胸の前は1枚まで |
| 7mm以上 | ローゲージ・ざっくり編み・毛足の長い布 | 胸の前ではなく、羽織りとして前を開けて着る |
もう1つ見るのが、胸の前に重なる布の枚数です。インナーを除いて、胸の前は3枚までにしてください。シャツ・ニット・ジャケットで3枚です。
表面のなめらかさも効きます。ストレートの体の張りには、目の詰んだなめらかな布が合いやすく、毛足のある布や凹凸の大きい編み地は、同じ厚さでもふくらんで見えます。予定の日に厚手のものを着るなら、表面がなめらかなものを選ぶと1段軽く見えます。
上着の丈|腰骨から上下5cm以内か
ジャケットやカーディガン、ショート丈のコートは、腰骨の高さを基準に見ます。
| 上着の丈 | 位置 | 見え方 |
|---|---|---|
| ウエスト丈 | ウエストのいちばん細い位置 | 上半身が短く見え、胸の厚みが強調されやすい |
| 腰骨丈 | 腰骨の上下5cm以内 | 体の厚みのあいだで区切られ、すっきり見える |
| 腰骨の下10〜20cm | 太ももの上のほう | 厚みのある位置に裾の横線が来る |
| 膝上〜膝が見えるロング | 膝の皿より上 | 縦の線が長く通る |
| 膝下のロング | 膝の皿より下 | 縦の線は通るが、歩くと裾がさばけるか見る |
ストレートは、腰骨の上下5cm以内か、膝が見えるロングのどちらかに寄せると、上着の裾が厚みのいちばんある位置を横切りません。
スカートは膝の皿の下端あたりで止まる膝丈か、ふくらはぎの中ほどより下まで届く長さ。パンツはセンタープレスの入ったまっすぐな形が、予定の多い時期でも動きやすく、縦の線も通ります。
秋の通勤|ジャケットとニットの日
秋の通勤は、デスクに座っている時間が長く、移動は短い予定です。先に守るのは首元です。
| 見る場所 | 目安 | 外れたときの戻し方 |
|---|---|---|
| ジャケットの下の首元 | Vの底がくぼみから8〜12cm下 | シャツなら第2ボタンまで開ける |
| ジャケットの丈 | 腰骨の上下5cm以内 | 長いときは前を開けて縦の線を作る |
| ジャケットの下のニット | つまんで3mm前後まで | 厚いときはジャケットを脱いで過ごす |
| 胸の前の枚数 | 3枚まで | ベストは足さない |
秋口は、ジャケットの下にクルーネックの薄手ニットを合わせたくなる時期です。その場合は、ジャケットの前を開け、ニットの上に細めのネックレスを1本、くぼみから10cm前後下まで垂らすと、首元に縦の帯が戻ります。
オンラインの会議と面談|画面に映るのは胸から上
オンラインの日は、画面に胸から上しか映りません。下半身の服は何を着ていても構わないので、首元だけを守ります。
| 見る場所 | 目安 |
|---|---|
| 首元の底 | 画面の下端から見えている位置にある |
| 肩の縫い目 | 肩先の骨の上にある |
| 布の表面 | なめらかで、光を均一に返す |
| 画面に映る色の数 | 顔まわりで2色まで |
画面では、首元の底が画面の下端より下に切れていると、首から下が1枚の面に見えます。カメラの角度を少し下げるか、Vの浅いトップスなら首元に細いネックレスを足して、縦の線を画面の中に入れてください。
画面越しでは、布の厚みより表面の質感のほうが目に入ります。毛足のあるニットは画面の中でふくらんで見え、なめらかな布は肩の線がそのまま映ります。部屋が寒い日は、画面の外の下半身や足元で暖を取り、画面に映る上半身は薄手のなめらかな1枚にしておくと、厚みが前に出ません。
秋の結婚式のお呼ばれ|披露宴は座っている時間が長い
秋の披露宴は、席に座っている時間が2〜3時間続きます。テーブルから上が見られる予定なので、首元を先に守ります。
| 見る場所 | 目安 | 外れたとき |
|---|---|---|
| ワンピースの首元 | Vかスクエアで、底がくぼみから8〜12cm下 | 首元が詰まっているときは、縦に垂らすネックレスを足す |
| 布 | 表面がなめらかで張りのある布 | 光沢の強い薄い布は体の線を拾いやすい |
| ウエストの切り替え | ウエストのいちばん細い位置 | 胸のすぐ下の切り替えは避ける |
| 羽織り | 腰骨丈のジャケットか、前を開けたロング | 丈の短いボレロは胸の高さに横線が来る |
座っているとき、テーブルから上に見えるのは胸のあたりまでです。首元が開いていて、ウエストの切り替えがいちばん細い位置にあれば、座った姿でも上半身がすっきり見えます。
ワンピースの形ごとの細かい選び方は骨格ストレートの冬ワンピースにあります。
七五三・お宮参りの付き添い|しゃがむ・抱く・歩く
七五三やお宮参りの付き添いは、立って歩き、しゃがみ、子どもを抱く予定です。先に守るのは丈です。
| 動き | 見る場所 | 目安 |
|---|---|---|
| しゃがむ | スカート丈 | 膝の皿の下端から10cm以上下 |
| 抱く | ジャケットの丈 | 腰骨丈で、抱いたときに裾が持ち上がらない |
| 歩く | 靴 | かかとが低めで、玉砂利でも歩ける |
| 写真 | 首元 | 全身で写るので首元はVの浅いものでもよい |
場面ごとの動きをタイプ別に見た記事が七五三のママ服を骨格タイプで選ぶにあります。ストレートの場合は、ジャケットの丈を腰骨の上下5cm以内に収めることが、抱く・しゃがむの両方に効きます。
紅葉狩り・秋の旅行|歩く時間が8割
紅葉を見に行く旅行は、歩く時間が長く、階段や坂もあります。全身を見られる予定なので、丈を先に守ります。
| 見る場所 | 目安 |
|---|---|
| 上着の丈 | 腰骨丈か、膝が見えるロング |
| パンツの形 | センタープレスの入ったまっすぐな形 |
| 靴 | かかとの低いブーツかスニーカー |
| 布の厚み | 胸の前は2枚+羽織り1枚 |
| バッグ | 斜めがけで、体の横に収まる大きさ |
朝晩と昼の気温差が大きい季節なので、羽織りは脱いで手に持てる薄手のものにしてください。厚手のニットを1枚で着るより、薄手を2枚重ねるほうが、脱いだときにも厚みが残りません。
同窓会・食事会|テーブル席で見られるのは上半身
同窓会やレストランでの食事会は、テーブル席で座って話す時間がほとんどです。首元を先に守ります。
| 見る場所 | 目安 |
|---|---|
| 首元 | Vかスクエア、シャツなら第2ボタンまで |
| トップスの布 | なめらかで、つまんで3mm前後まで |
| 袖 | 手首が見える長さ |
| アクセサリー | 首元の縦の線をのばすネックレス1本 |
袖は、手首の骨が見える長さにすると、テーブルの上に置いた手元がすっきりします。袖口が手の甲までかかる長さは、手元に布がたまって見えます。
忘年会|座敷・テーブル・立食で見られる場所が変わる
忘年会は、会場で見られる場所が入れ替わります。会場が分かっていれば、その列だけを見てください。
| 会場 | 先に守る場所 | 目安 |
|---|---|---|
| 座敷 | 丈(膝と裾) | パンツか、座っても膝が出ないロングスカート |
| テーブル席 | 首元 | Vの底がくぼみから8〜12cm下 |
| 立食 | 布の厚み | 上着を脱いで、胸の前を2枚にする |
| 会場が分からない | 首元と裾 | 首元の開いたトップスに、パンツかロングスカート |
座敷では、正座や横座りをすると、スカートの裾が膝の上まで上がります。膝丈のスカートは座敷では落ち着かないので、パンツかロングスカートを選んでください。ロングスカートは、座ったときに裾が床に広がるので、張りの強い布より、少し落ち感のある布のほうが座り姿が整います。
テーブル席では、テーブルの天板から上だけが見えます。料理を取り分けたり、乾杯でグラスを持ち上げたりするので、袖は手首が見える長さにしておくと、袖口が料理に触れません。
立食は、全身が見られるうえに、長く立っている予定です。上着を着たままだと、胸の前の布が3枚を超えやすいので、会場に着いたら上着を脱いで、手に持つかクロークに預けてください。
会場が分からないときは、首元と裾の2つを先に守っておきます。立食で見られる厚みは、上着を脱いで調整できます。
クリスマスと冬のデート|店でコートを脱ぐ時間
冬のデートは、屋外ではコートを着て、店に入ると脱ぎます。脱いだあとの姿が長く見られる予定なので、首元と布の厚みを守ります。
| 場面 | 見られる場所 | 目安 |
|---|---|---|
| 屋外 | コートの丈と首元 | 膝が見えるロングか腰骨丈、マフラーは前に垂らす |
| 店の中 | トップスの首元 | Vかスクエアで、なめらかな布 |
| 食事中 | 袖と手元 | 手首が見える長さ |
| 帰り道 | コートの前 | 開けて着るなら前端の開きを10cm以上 |
コートの下を厚手のタートル1枚にすると、店で脱いだときに首から胸まで広い面になります。コートの下は首元が開いた薄手のニットにして、首まわりの寒さはマフラーで補ってください。
年末の帰省|移動の日と、滞在の日を分ける
年末の帰省は、長い移動の日と、実家や親戚の家で過ごす日に分かれます。行き来の多い予定なので、布の厚みを先に守ります。
| 日 | 先に守る場所 | 目安 |
|---|---|---|
| 移動の日 | 布の厚み | 薄手を重ね、駅や車内で1枚ずつ脱げる |
| 滞在の日 | 首元 | 座って話す時間が長いので、首元の開いたニット |
| 親戚の集まり | 首元と丈 | 座敷なら膝の出ないパンツかロングスカート |
| 外出 | 上着の丈 | 腰骨丈か膝が見えるロング |
移動の日は、厚手のニット1枚より、薄手のシャツとハイゲージのニットの2枚に、前を開けて着る羽織りのほうが、暖房の効いた車内と寒いホームの両方に合わせられます。
滞在の日は、座卓やこたつで座る時間が長くなります。首元の開いたニットを選ぶと、座った姿でも上半身が詰まって見えません。台所に立って手伝う時間があるなら、袖を肘の下までまくっても形が崩れない、なめらかなハイゲージのニットが動きやすく、袖口に布がたまりません。
初詣・冬の屋外の行事|コートの丈とマフラー
初詣は、並んで立つ時間と、歩く時間が長い予定です。全身がコートで覆われるので、コートの丈とマフラーの巻き方で決まります。
| 見る場所 | 目安 | 外れたとき |
|---|---|---|
| コートの丈 | 膝が見える長さか、腰骨丈 | 膝下まで長いときは前を開けて縦の線を作る |
| コートの襟 | テーラードか、襟が立ちすぎないもの | 大きく丸い襟は胸の上に面を作る |
| マフラー | 首に1回かけて、両端を前に垂らす | ぐるぐる巻くと首から胸が詰まる |
| 足元 | かかとの低いブーツ | 長く立っても疲れにくいもの |
並んでいるあいだは、コートの前を閉めて立っていることがほとんどです。前を閉めたときに、前端の重なりがまっすぐ縦に落ちるコートなら、閉めていても縦の線が1本通ります。ボタンが横に2列並ぶダブルの前は、胸の前に布が2枚重なるので、厚手の布だと胸の厚みが増して見えます。初詣のように前を閉める時間が長い予定には、前の重なりが少ないシングルのほうが向きます。
ダウンジャケットを着る日の丈の選び方は、ダウンジャケットを骨格診断で選ぶにあります。
新年会・年始の挨拶|訪ねた先で座る
年始の挨拶や新年会は、訪ねた先で座って話す予定です。首元を先に守り、座敷なら丈も見ます。
| 見る場所 | 目安 |
|---|---|
| 首元 | 浅いVかスクエア、または襟付きのシャツ |
| 布 | なめらかで、きちんと見える目の詰んだ布 |
| 丈 | 座敷なら膝の出ないパンツかロングスカート |
| 色 | 顔まわりに明るい色を1つ |
年始の挨拶では、深すぎるVは改まった席に合わないことがあります。くぼみから8cm前後の浅めのVか、襟付きのシャツの第1ボタンを外す程度にしてください。
タートルネックを着たい日|詰まった首元を外側で戻す
寒い日にタートルを着たいときは、タートルを避ける必要はありません。詰まった首元を、外側の羽織りで戻します。
| やること | 目安 |
|---|---|
| タートルの布を選ぶ | つまんで3mm前後までの薄手で、なめらかなもの |
| 首の折り返し | 1回折りで、高さを首の半分ほどに |
| 外側の羽織り | 前を開けて、前端の開きを10cm以上 |
| アクセサリー | タートルの上に長めのネックレスを1本 |
前を開けた羽織りの2本の前端が、タートルの上に縦の線を2本作ります。この縦線が、首元の開きの代わりになります。厚手のタートルを1枚で着る日は、下を細身のパンツにして、上と下で厚みに差をつけてください。
マフラーとストール|巻く量と垂らす長さ
秋冬の予定では、屋外にいる時間が長いほど、マフラーやストールが首元の見え方を決めます。
| 巻き方 | 首元の見え方 | ストレートでの扱い |
|---|---|---|
| 首にぐるぐる巻く | 首から胸まで布が詰まる | 屋外の短い時間だけにする |
| 1回かけて前に垂らす | 両端が縦の線になる | いちばん合わせやすい |
| 1回巻いて片側を前に垂らす | 斜めの線と縦の線ができる | 布が薄ければ合う |
| 大判を肩から羽織る | 肩から胸に広い面ができる | 前を開けて縦に落とす |
マフラーは、薄手で目の詰んだ布のほうが、首に巻いたときの厚みが出にくくなります。大判のストールの折り方は、大判ストールの折り方に回数ごとの見え方があります。
1日に予定が2つ続く日
仕事のあとに忘年会、午前に七五三、午後に食事会のように、1日に予定が2つ続く日もあります。
| 組み合わせ | 先に守る場所 | 着方 |
|---|---|---|
| 通勤 → 忘年会 | 首元 | 首元の開いたトップスに、パンツ |
| 七五三 → 食事会 | 丈 → 首元 | 腰骨丈のジャケットを、食事のときに脱ぐ |
| 帰省の移動 → 親戚の集まり | 布の厚み → 首元 | 薄手2枚+羽織り、到着後に羽織りを脱ぐ |
| 初詣 → 新年会 | 丈 → 首元 | コートの下は首元の開いたニット |
2つの予定のうち、長く過ごすほうに合わせるのが基本です。時間が同じくらいなら、首元を先に守ってください。首元はどちらの予定でも見えるので、外れにくい場所です。
着替える時間が取れない日は、脱ぐ1枚で予定を切り替えます。仕事のあとの忘年会なら、仕事中はジャケットを着て、会場に着いたら脱ぐ。七五三のあとの食事会なら、写真のあいだはジャケットを着て、食事の席では脱ぐ。脱いだときに首元の開いたトップスが出てくるように、内側の1枚を先に決めておくと迷いません。
手持ちの服を、予定ごとに振り分ける
予定の前に、手持ちの服を3つの物差しで振り分けておくと、当日の朝に迷う時間が減ります。
| 振り分け | 条件 | 向く予定 |
|---|---|---|
| 首元で使う服 | Vの底がくぼみから8〜12cm下 | 会食・披露宴・会議・オンライン |
| 丈で使う服 | 腰骨丈の上着、膝の出ないパンツ・ロングスカート | 旅行・初詣・七五三・座敷 |
| 厚みで使う服 | つまんで3mm前後までの薄手 | 帰省の移動・行き来の多い日 |
| 羽織りに回す服 | 7mm以上の厚手、前を開けて着られるもの | 屋外の時間が長い日 |
| 予定の日には着ない服 | 厚手のタートル1枚着、太ももの上で止まる丈 | ふだんの休日に回す |
いちばん下の列は、捨てる服ではありません。予定のない休日に、気兼ねなく着る服です。予定の日に着る服と分けておくだけで、朝に選び直す回数が減ります。
どちらとも取れるとき①|ストレートとナチュラルの間
セルフチェックで、手首はストレート、肩先はナチュラル寄り、のように割れた人は、予定の服を次のように組みます。
| 見る場所 | 寄せ方 |
|---|---|
| 首元 | ストレートに合わせて、Vかスクエアで開ける |
| 上着の丈 | ナチュラルに寄せて、腰骨より少し下まで長くしてよい |
| 布 | なめらかな面と、少し凹凸のある面のあいだ |
| 肩の縫い目 | 肩先の骨から1〜2cm外までなら落ちてもよい |
ストレートとナチュラルを分けるのは、肩先の形と肌の弾力です。違いの見方は骨格ストレートとナチュラルの違いで確かめられます。予定の日は、顔に近い首元をストレートに、体から離れる丈と肩をナチュラルに寄せると、どちらの結果でも大きく外れません。
どちらとも取れるとき②|ストレートとウェーブの間
上半身には厚みがあるのに首が細く長い、手首が丸いのに肩が薄い、のように割れる人もいます。
| 見る場所 | 寄せ方 |
|---|---|
| 首元 | 開きは8cm前後の浅めにする |
| 布 | 表面はなめらかで、やわらかさのあるもの |
| 上着の丈 | 腰骨丈を基本にして、ウエストで区切ってもよい |
| スカート | 膝丈か、裾が少し広がる形 |
ストレートとウェーブを分けるのは、首の長さと手首の断面です。見方は骨格ストレートとウェーブの違いにあります。首が長く見える人は、深いVにすると首元が間延びして見えることがあるので、浅めにしてください。
どちらとも取れるとき③|寒さと首元の開きがぶつかる
真冬の屋外の予定では、首元を開けると寒く、閉じるとストレートの首元が詰まる、という場面が出ます。
| 寒さの場面 | 首元の作り方 |
|---|---|
| 屋外に立つ時間が長い | タートル+前を開けた羽織りで縦の線を作る |
| 屋外と屋内を行き来する | Vのニット+マフラーで、屋内ではマフラーを外す |
| 屋内でも冷える会場 | Vのニットの下に、首元の開いた薄手のインナー |
| 写真を撮る瞬間だけ | マフラーを外し、コートの前を開ける |
寒さを我慢して首元を開ける必要はありません。屋外で巻くものと、屋内で見せるものを分けて考えると、両方が成り立ちます。
一式で見る|11月の披露宴の日と、12月の忘年会の日
2つの予定を、一式で組んでみます。
| 予定 | 首元 | 布の厚み | 丈 |
|---|---|---|---|
| 11月の披露宴 | Vネックのワンピース、底はくぼみから10cm下 | なめらかで張りのある布 | 膝下のワンピースに、腰骨丈のジャケット |
| 12月の忘年会(座敷) | 第2ボタンまで開けたシャツ | シャツ+ハイゲージのニットの2枚 | センタープレスのパンツ |
| 12月の忘年会(立食) | Vネックのニット | ニット1枚+脱げるジャケット | 膝丈のタイトスカート |
披露宴の日は、座っている時間がほとんどなので、首元を先に決め、ジャケットは腰骨丈にしています。忘年会の日は、会場によって守る場所を入れ替えます。
10月から1月の予定表
予定ごとに、先に守る場所と、当日に見るところを1枚にまとめます。
| 時期 | 予定 | 先に守る場所 | 当日に見るところ |
|---|---|---|---|
| 10月 | 秋の通勤 | 首元 | ジャケットの下の首元 |
| 10月 | 紅葉の旅行 | 丈 | 上着が腰骨の上下5cm以内か |
| 10〜11月 | 秋の結婚式 | 首元 | Vの底の位置とウエストの切り替え |
| 11月 | 七五三の付き添い | 丈 | しゃがんだときのスカート丈 |
| 11月 | 同窓会 | 首元 | 袖の長さと首元 |
| 12月 | 忘年会 | 会場で入れ替わる | 座敷か、テーブルか、立食か |
| 12月 | 冬のデート | 首元と布 | コートを脱いだあとの首元 |
| 12月末 | 帰省 | 布の厚み | 移動中に1枚ずつ脱げるか |
| 1月初め | 初詣 | 丈 | コートの丈とマフラーの巻き方 |
| 1月 | 新年会・年始の挨拶 | 首元 | 改まった席に合う開きか |
よくある行き違い
**「骨格ストレートは秋冬にタートルを着てはいけない」。**着てはいけない服はありません。タートルの首の詰まりで胸の上に面ができるので、前を開けた羽織りで縦の線を足せば成り立ちます。
**「ストレートはどの予定でも、きれいめの服でそろえないといけない」。**ストレートに合いやすいのは、なめらかな布と、首元の開きと、腰骨で区切る丈です。この3つがそろえば、カジュアルな予定でも、デニムやスニーカーで構いません。
**「厚手のニットは全部避ける」。**胸の前に置く厚手は1枚まで、それ以上の厚みのものは前を開けて羽織りにする、という置き方の話です。厚手のニットを持っていても、羽織りとして使えます。
**「予定のたびに新しい服がいる」。**首元の開いたトップス、腰骨丈の上着、膝の出ないパンツかロングスカートの3つがあれば、この記事の予定の多くはそろいます。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 骨格ストレートは秋冬の服で着膨れしやすいと聞きます。予定がある日は何を優先すればいいですか
- その日にいちばん長く過ごす姿勢で決めてください。座っている時間が長い披露宴や会食なら、テーブルから上に見える首元の開きを先に守ります。Vやスクエアの底が首の付け根のくぼみから8〜12cm下にあれば、胸の上に縦の帯ができます。歩く時間が長い旅行や初詣なら、上着の丈を腰骨の上下5cm以内か、膝が見える長さのロングにします。屋内と屋外を何度も行き来する日は、胸の前に重なる布を3枚までにしてください。
- Q. 寒い日にタートルネックを着たいのですが、ストレートには合わないと言われました
- タートルそのものを避ける必要はありません。首の詰まりで胸の上に広い面が続くので、外側で縦の帯を作り直してください。前を開けて着るジャケットかカーディガンを重ね、前端の開きを10cm以上にすると、タートルの上に2本の縦線が通ります。タートルの布は薄手でなめらかなもの、指でつまんで3mm前後までを選ぶと、首まわりに厚みがたまりません。
- Q. 忘年会が座敷なのか、テーブルなのか、立食なのか分かりません
- どれでも外れにくいのは、首元が開いたなめらかなトップスに、膝が出ないパンツかロングスカートを合わせる組み合わせです。座敷では膝と裾、テーブルでは首元、立食では全身の厚みが見られます。首元と裾の2つを先に守っておけば、立食で見られる厚みは上着を脱げば軽くなります。上着は脱いで置ける短めのものにしておくと、どの会場でも調整できます。
- Q. ストレートかナチュラルか迷っています。予定の服はどちらに合わせればいいですか
- 迷っている2つを分ける場所、肩先の形と肌の弾力をもう一度見てください。それでも割れるなら、予定の日はストレートの首元とナチュラルの丈を組み合わせます。首元はVで開け、上着の丈は腰骨より少し下まで長くしても構いません。布は表面がなめらかなものと、少し凹凸のあるもののあいだを選ぶと、どちらに寄っても大きくは外れません。
— メグラシ編集部





