メグラシ
自分を知る

ダウンジャケットを骨格診断で選ぶ|通勤・初詣・雪の帰省で丈を変える

メグラシ編集部//読了 12分
太ももの中ほどまでの丈の、横のキルトが広いマットな紺のダウンジャケットを前を少し開けて着た女性が、冬の朝の参道を歩いている全身の着姿

**骨格診断の結果が出ている人は、ダウンジャケットを選ぶとき、タイプより先にその冬の予定を決めてください。**予定で丈とふくらみの量が決まり、骨格の結果はそのふくらみをどこに置くかを決めるのに使います。

順番を逆にすると、タイプには合っているのに初詣の列で寒い、暖かいのに着ると重たく見える、のどちらかになります。**丈と厚みは予定が決め、置き場所は骨格が決める。**この記事はその順番のとおりに進みます。

コートの選び方は、タイプごとに骨格ストレートのコートや骨格ナチュラルのコートにあります。ここではダウンだけを扱います。

結論:予定で丈と厚みを決め、骨格でふくらみの置き場所を決める

ダウンは、羽毛が入った部屋ごとにふくらむので、ウールのコートより形が体から離れます。離れ方の大きさを決めるのが予定、離れる場所を決めるのが骨格です。

決める順何で決めるか決まること
1その冬の予定(外で立つ時間・座る時間・しゃがむ回数)丈の段と、ふくらみの量
2骨格ストレートふくらみは薄く、キルトは広く、肩は肩先に
2骨格ウェーブふくらみは上に寄せ、絞りは高く
2骨格ナチュラルふくらみは大きくてよく、肩は落とす
3中に着るもの足りない暖かさを足す

**3番目があるから、1と2で迷いすぎなくて済みます。**丈はあとから変えられませんが、暖かさは中に着るもので足せます。

骨格の結果を先に使うと、「ストレートだから薄手」「ナチュラルだからロング」のように、予定と関係なく形が決まってしまいます。薄手を選んだストレートの人が初詣の列で寒さに負けて、上からストールを何枚も重ね、結局いちばん厚みのある姿になる、ということが起きます。予定を先に置けば、その日に要る暖かさの量は動かさずに、骨格の結果で見え方だけを整えられます。

先に確かめる|自分の結果が上下でそろっているか

骨格の結果が上半身と下半身でそろっているかで、読む節が変わります。

自分の結果読む節
上下とも同じタイプそのタイプの節と、予定の節
上半身と下半身で割れているどちらとも取れるとき①
まだはっきりしないどちらとも取れるとき②
判定を受けていない骨格診断セルフチェックを先に

上下が割れている人は、ダウンでは肩と厚みを上半身の結果、丈と絞りを下半身の結果で選びます。理由は節の中で書きます。

ダウンで測る3か所|キルトの間隔・つまんだ厚み・肩の縫い目

売り場でもネットでも、確かめるのは3か所です。定規がなくても、指の幅で測れます。

測るところ測り方3つの段
キルトの間隔前身頃の横の縫い目と縫い目のあいだ狭い5〜8cm/中9〜12cm/広い13cm以上か縫い目が表に出ない
つまんだ厚み胸の高さのキルト1段を親指と人さし指でつまむ薄い2cm以下/中2〜4cm/厚い4cm超
肩の縫い目着て腕を下ろし、肩先の骨から縫い目までの距離肩先0〜2cm/やや落ち3〜5cm/落ち6cm以上
着丈着て立ち、裾が体のどこで止まるか次の「丈の4段階」で見る

指の幅はおよそ1本1.5〜2cmです。**つまんだとき、指のあいだに指2本ぶん以上の厚みが残れば「厚い」**と覚えておくと、売り場で迷いません。

ネットで選ぶときは、商品の説明にある「着丈」と「肩幅」を、手持ちのいちばん着ているコートと並べて比べてください。キルトの間隔は写真の前身頃で横の縫い目を数え、着丈を縫い目の本数で割ればおおよその間隔が出ます。厚みは写真では分かりにくいので、届いたら最初にここをつまんで確かめ、合わなければ返品の期限内に判断します。

骨格ストレート|ふくらみは薄く、キルトは広く

ストレートの人は、上半身にもともと厚みと張りがあります。そこにダウンのふくらみが重なると、胸から肩にかけての厚みが二重になります。

測るところ選ぶ側避ける側
キルトの間隔10cm以上、または縫い目が表に出ない5〜8cmの細かい横線
つまんだ厚み3cmまで4cm超
肩の縫い目肩先から0〜2cm6cm以上落ちる
丈腰骨から下10cmまで、または膝下腰骨の上で終わる短丈と厚手の組み合わせ
襟首に沿う低めのスタンド大きなファーの襟
表地張りのあるマットな布やわらかく光る薄い布

**厚手が要る日は、ダウンを厚くするより、膝下まで丈を伸ばしてください。**縦に長い面になるので、同じ暖かさでも厚みは前に出ません。

キルトの間隔が細かいものを避けるのは、横の縫い目が胸の前に何本も並ぶと、その1本ごとに布が前へふくらみ、胸の厚みに横の段が重なるからです。縫い目が表に出ない作りや、区画の大きなものなら、前身頃が1枚の面として見えます。表地は、張りがあって光の少ないものを選ぶと、ふくらみの丸さが表に出にくくなります。

骨格ウェーブ|ふくらみは上に寄せ、絞りは高く

ウェーブの人は、上半身が薄く、重心が下にあります。ダウンのふくらみが上半身に乗ると、ちょうど釣り合いが取れます。気をつけるのは、ふくらみが腰より下に集まる形です。

測るところ選ぶ側避ける側
キルトの間隔5〜8cmの細かいもの15cm以上の大きな区画
つまんだ厚み2〜4cm4cm超で絞りがないもの
肩の縫い目肩先から0〜2cm6cm以上落ちる
丈腰骨より上、またはロングで絞りが高いもの腰骨の下で止まる箱形
絞りウエストのいちばん細い位置か、その上絞りなし、または腰骨の高さ
襟フードやファーで首元にふくらみ襟のない平らな首元

**ロングを選ぶときは、丈より先に絞りの高さを見てください。**絞りがウエストより上にあれば、裾が膝下まであっても重心は上に残ります。

ウェーブの人には、細かいキルトがむしろ合います。区画が小さいと、ふくらみ1つずつが小さくなり、上半身にやわらかい凹凸が並びます。反対に、区画の大きな厚手を腰骨の下まで着ると、ダウンの重さが腰の位置に集まり、上半身の軽さが布に埋もれます。短い丈を選ぶときは、裾がウエストのいちばん細い位置から腰骨までのあいだで止まるかを見てください。

骨格ナチュラル|ふくらみは大きくてよく、肩は落とす

ナチュラルの人は、肩や手首の骨がしっかりしていて、体の枠がはっきりしています。ダウンのふくらみが大きくても、枠が受け止めるので着られて見えにくいタイプです。

測るところ選ぶ側避ける側
キルトの間隔12cm以上の大きな区画5cm前後の細かい横線
つまんだ厚み3cm以上も可2cm以下で体に沿うもの
肩の縫い目肩先から3〜6cm落ちる肩先ちょうどで細身
丈太ももの中ほどから膝下腰骨より上の細身
襟高めのスタンドや大きめのフード小さく丸い襟
表地マット、しゃり感、綿のような風合い強く光る薄手

**細身で薄いダウンは、ナチュラルの人だと肩と肘の骨の線が布に出ます。**薄いものを選ぶ日は、サイズを1つ上げて肩を落としてください。

ナチュラルの人がふくらみの大きなダウンを着ても重たく見えにくいのは、肩先と手首の骨がダウンの輪郭の角になり、ふくらみの中に体の枠が見えるからです。肩の縫い目が肩先から3〜6cm落ちていると、袖の付け根にゆとりができ、腕を動かしても身頃が引っぱられません。区画の大きなキルトは、その枠の大きさと釣り合います。

丈の4段階|腰骨からの距離で決める

丈は、腰骨(骨盤の横に指で触れる出っ張り)を基準にします。身長が違っても、腰骨からの距離で見れば同じ段で比べられます。

段裾の位置主に向く予定
A腰骨より上車の移動、自転車、子どもの送り迎え
B腰骨から下10cmまで通勤、買い物、子どもの外遊び
C太ももの中ほど雪の降る地域、紅葉の夜歩き
D膝から膝下初詣、観戦、長く立つ屋外

**段が1つ下がるごとに、外で立っていられる時間がのびます。**その代わり、座る・しゃがむ・ペダルをこぐ動きでは裾がじゃまになります。予定の節では、この引き換えを1つずつ見ていきます。

予定①|平日の通勤(電車で座る・立つ)

通勤は、外にいる時間が短く、電車の中は暖かい予定です。厚みは中で十分で、丈はBが基準になります。

見るところ目安
丈B(腰骨から下10cmまで)
厚み中(2〜4cm)。車内で前を開けられるもの
座ったとき裾が座面に乗らず、太ももの上で止まる
バッグリュックなら肩ひもでふくらみがつぶれない厚み

ストレートの人は厚みを薄い側に、ナチュラルの人は丈をCまで伸ばしても構いません。ウェーブの人で通勤にロングを着たい場合は、座ったとき絞りの位置がずれないかを、試着室の椅子で確かめてください。

通勤のダウンは、職場に着いてからの置き場所も決め手になります。ロッカーが狭い、椅子の背に掛けるしかない、という職場なら、厚いものほど扱いに困ります。丸めて紙袋に入る大きさかどうかを、買う前に一度たたんで確かめておくと、毎朝の小さな手間が減ります。

予定②|子どもの外遊び・公園(しゃがむ)

公園では、しゃがむ・立つを何十回もくり返します。丈が長いと、しゃがんだとき裾が地面につきます。

見るところ目安
丈AかB。しゃがんで裾が地面から5cm以上浮く長さ
厚み中から厚い。日なたと日かげで寒さが変わる
表地泥がついても拭ける、張りのある布
袖口手首で絞れるもの。砂が入りにくい

しゃがんだとき、ダウンの裾は立っているときより上に上がり、背中側が引かれます。**試着室では一度しゃがんで、腰の後ろが出ないかも見ておいてください。**ウェーブの人は短丈Aが合い、ナチュラルの人は肩を落としたBが動きやすい組み合わせです。

ストレートの人は、Bの丈で厚みを中に抑えてください。子どもを抱き上げたり、遊具の下に腕を伸ばしたりする動きでは、前身頃が胸の前に寄ってふくらみます。厚手だとその寄りが大きくなり、写真に写ったときに上半身が四角く見えます。公園では、ダウンの下に薄手のフリースを着て、日なたでダウンの前を開けるほうが、厚手を1枚着るより動きやすく見え方も軽くなります。

予定③|紅葉・ライトアップ・夜の外歩き

11月の紅葉は昼は暖かく、日が落ちると一気に冷えます。昼に合わせて選ぶと、夜は足が冷えます。

見るところ目安
丈CかD
厚み中。昼は前を開けて着る
前の開け閉めファスナーとボタンの両方があり、半分だけ閉められる
首元夜にマフラーを足せる低めの襟

紅葉の名所は、山の中や川沿いにあることが多く、街なかより風が冷たく感じます。昼に前を開けて歩き、日が傾いたら閉める。この2つの着方ができるよう、前の合わせが二重になっているものを選んでください。日没後に外にいる時間で足す枚数を決める方法は、紅葉ライトアップの服装にあります。**ダウンは丈をCかDにしておけば、厚みは中のままで夜まで持ちます。**ストレートの人はDにして厚みを抑えると、昼に前を開けたときも上半身が重く見えません。

予定④|初詣(並んで立つ)

初詣は、参道で30分から1時間以上、ほとんど動かずに立つ予定です。冬の予定の中でいちばん丈と厚みが要ります。

見るところ目安
丈D(膝から膝下)
厚み中から厚い
フードあれば風よけになる
ポケット手を入れて肘が張らない位置

参道では、前後の人との距離が近く、腕を前で組んだりポケットに手を入れたりしたまま時間が過ぎます。この姿勢だと、ダウンの前身頃が腕に押されて胸の前に寄ります。立った姿だけでなく、腕を組んだ姿も鏡で見ておいてください。並ぶ時間の長さで服を決める考え方は初詣の服装で詳しく書いています。ダウンの置き方は骨格で分かれます。ストレートは厚みを中に抑えてDの丈、ウェーブは絞りの高いD、ナチュラルは厚いDで肩を落とす、がそれぞれの答えです。

予定⑤|雪の降る地域への帰省

雪の降る地域への帰省は、移動の車内と、雪道を歩く時間が交互に来ます。丈が長すぎると、裾が雪で濡れます。

見るところ目安
丈C(太ももの中ほど)。裾が膝より上
厚み厚い。現地の朝晩に合わせる
表地撥水のもの
フード取り外せるもの
移動中脱いで丸めたとき、膝の上に乗る大きさ

雪の日は、表地が先に湿るので、撥水かどうかを見てください。湿り方の違いは撥水ダウンコートにあります。**骨格に関係なく、雪の帰省では丈Cが基準です。**そのうえで、ストレートの人は縫い目の目立たないもの、ウェーブの人はフードで首元にふくらみがあるもの、ナチュラルの人は区画の大きいものを選びます。

予定⑥|スポーツ観戦と車の移動

屋外の観戦は、座ったまま2〜3時間、ほとんど動きません。車の移動は反対に、暖かい車内に長くいて、乗り降りが多い予定です。

予定丈厚み見るところ
屋外の観戦D厚い座って膝まで裾が届くか
車の運転A薄いから中シートベルトがふくらみの上で浮かないか
車の助手席・後部座席AかB中座ると背中でふくらみがたまらないか
乗り換えの多い移動B中脱ぎ着が片手でできるか

**観戦と車は、同じ冬の予定でも正反対の丈になります。**両方が多い人は、1着で済ませず、次の「2着持つなら」を読んでください。

観戦で座っているときは、ダウンの裾が膝の上で折れて、太ももの上に厚みがたまります。丈Dでも、座ったときに膝頭まで裾が届けば、膝から下は膝掛けで足せます。車の運転では、厚いダウンを着たままシートベルトを締めると、ベルトがふくらみの上で浮きます。運転する日は、丈Aの薄手から中を選ぶか、乗る前に脱いで助手席に置くことを前提にしてください。

予定ごとの早見表|丈と厚みの組み合わせ

ここまでの予定を1つの表にまとめます。自分の冬の予定に印をつけて、印の多い丈が自分の基準になります。

予定丈厚み外で立つ時間の目安
通勤B中10〜20分
子どもの外遊びAかB中から厚い1時間(動きながら)
子どもの送り迎え(自転車)A中10〜20分
紅葉・ライトアップCかD中1〜2時間
初詣D中から厚い30分〜1時間以上
雪の地域への帰省C厚い日による
屋外の観戦D厚い2〜3時間(座って)
車の運転A薄いから中ほとんどない
買い物・街歩きB中30分〜1時間

**印が丈Bと丈Dに分かれた人は、1着で両方をまかなうのが難しい人です。**その場合は2着に分けるほうが、結果的に出番が増えます。

1着で冬を通すなら、どの予定に合わせるか

1着で通すなら、外で立っている時間がいちばん長い予定に丈を合わせます。短い予定は、丈が長くても前を開ければ済むからです。

冬の予定の中心選ぶ丈厚み足りない日にすること
通勤と買い物B中初詣の日は中にニットを1枚足す
子どもの行事が多いB中から厚い観戦の日は膝掛けを持つ
初詣や観戦が毎年あるCかD中車の日は脱いで膝に乗せる
雪の地域に住んでいる、帰るC厚い室内では脱いで手に持つ

迷ったときはBの丈と中の厚みにしておくと、どの予定でも大きくは外れません。厚みは中に着るもので足せますが、丈は足せないからです。

2着持つなら、丈を離す

2着に分けるなら、丈を2段以上離してください。似た丈の2着は、結局どちらか1着しか着なくなります。

組み合わせ1着目2着目向く人
A+D車と自転車用の短丈初詣と観戦用のロング移動が車の人
B+D通勤用長く立つ日用通勤のある人
B+C通勤用雪の帰省用雪の地域に帰る人
A+C送り迎え用休日の遠出用子どもの送迎が多い人

2着目は骨格に寄せた形を選びやすい枠です。1着目で予定を満たしておけば、2着目はタイプに合う形を優先して構いません。

たとえば通勤のあるウェーブの人なら、1着目は丈Bの中間の形、2着目は絞りの高いロングという分け方ができます。ナチュラルの人なら、1着目は肩を落とした丈B、2着目は区画の大きな厚手の丈D。ストレートの人は、1着目を縫い目の目立たない丈B、2着目を厚みを抑えた膝下の丈Dにすると、どちらを着ても上半身に厚みが重なりません。

中に着るもので、ふくらみの見え方が変わる

ダウンの見え方は、中に着るものの厚みで変わります。中が厚いと、ダウンの身頃が押し広げられて、キルトの区画がふくらみます。

中に着るものつまんだ厚みダウンのサイズの考え方
薄手のニットやシャツ1cm以下いつものサイズ
中厚のニット1〜2cm腕を前に伸ばして背中がつっぱらなければ同じサイズ
厚手のニットやフリース2cm超肩を落としたものか、サイズを1つ上げる
パーカーフードの分だけ首元が厚いフードのないダウンを選ぶ
重ね着2枚合計2cm超厚手と同じに扱う

ストレートの人は、中を薄くしてダウンを中の厚みにすると、上半身の厚みが2倍になりません。ナチュラルの人は、中を厚くしても肩を落としたダウンなら受け止められます。

襟とフード|首元のふくらみを足すか引くか

首元のふくらみは、顔のすぐ下にあるので、ダウン全体の印象を左右します。

襟の形ストレートウェーブナチュラル
低いスタンド(3〜5cm)合う物足りなければマフラーを足す合う
高いスタンド(6cm以上)首が詰まって見えやすい合う合う
フード付き外せるものなら合う合う大きめが合う
ファー付き小さいものなら合う毛足の短いものなら
襟なし(丸首)合う首元が寂しければマフラー骨の線が出やすい

フードは、取り外しができるものだと予定に合わせられます。雪の帰省ではつけ、通勤では外す、という使い分けが1着でできます。

首元にマフラーを巻く日は、ダウンの襟とマフラーの厚みが重なります。ストレートの人は、襟の低いダウンに薄手のマフラーを1周だけ。ウェーブの人は、高い襟の外側にマフラーを垂らすか、フードのある日はマフラーを省きます。ナチュラルの人は、大判のマフラーをざっくり巻いても、ダウンの大きさと釣り合います。

どちらとも取れるとき①|上半身はストレート、下半身はウェーブ

上下で結果が割れている人は、肩と厚みを上半身の結果で、丈と絞りを下半身の結果で選びます。ダウンは、肩まわりのふくらみと裾の位置が別々に見えるからです。

選ぶところ従う結果例(上がストレート、下がウェーブ)
肩の縫い目と厚み上半身肩先0〜2cm、厚み3cmまで
キルトの間隔上半身10cm以上
丈と絞り下半身腰骨より上か、絞りの高いロング

コートでの同じ考え方は骨格が混合タイプのコートに、予定ごとにどちらの半身を優先するかは骨格が混合タイプの秋冬の予定にあります。

どちらとも取れるとき②|結果がまだはっきりしない

結果が決まっていない人は、3タイプのどれともぶつからない中間の形を選びます。

測るところ中間の形
キルトの間隔9〜12cm
つまんだ厚み2〜4cm
肩の縫い目肩先から2〜3cm
丈B(腰骨から下10cmまで)

**この4つがそろったダウンは、どのタイプの人が着ても大きくは外れません。**結果がはっきりしてから、2着目でタイプに寄せれば十分です。そもそもタイプが決まらない理由は骨格診断がわからないで整理しています。

どちらとも取れるとき③|身長で丈の段の見え方が変わる

同じ段の丈でも、身長によって裾から床までの残りが変わります。段の決め方はそのままで、Dの丈だけ確かめ方を足してください。

身長の目安丈Dで確かめること
150cm台前半まで裾から床までが45cm以上残るか。残らなければ膝が隠れる手前で止める
150cm台後半〜160cm台膝下10cm前後で止まるか
170cm前後から膝ちょうどだと短く感じることがある。膝下15cmまで

身長が低めの人にロングが合わないのではなく、裾から床までの残りが少ないと、全身の中でダウンの面が大きく見えるだけです。残りが45cmあれば、靴とのあいだに足首からすねが見えて釣り合います。

身長が高めの人は、反対に丈Bが短く感じることがあります。腰骨から下10cmの位置は同じでも、脚が長いぶん裾から床までの残りが大きく、上半身だけにダウンの面が乗って見えるためです。その場合は丈Cを基準にしてください。予定の表の「B」を「C」に読み替えるだけで、ほかの決め方は変わりません。

どちらとも取れるとき④|手持ちのダウンが合わない気がする

手持ちのダウンが重たく見えるときは、3か所のどこが外れているかを先に見ます。外れている場所によっては、着方で戻せます。

外れている場所着方で戻す方法
厚みが多い(ストレート)前を開けて、中の服の縦の帯を10cm以上見せる
絞りがない(ウェーブ)細いベルトか、ドローコードをウエストの高さで絞る
細身で骨の線が出る(ナチュラル)中を厚手にして、袖をひとまくりする
丈が予定に合わないその予定の日だけ、中に着るもので暖かさを足す

**4つのうち3つ以上が外れているなら、買い替えの候補です。**1つか2つなら、着方で冬を越せます。

一式で見る|11月、通勤と公園が同じ週のストレート

予定が混ざる週を1つ例にします。平日は電車で通勤し、土曜は子どもと公園で2時間過ごす、骨格ストレートの人です。

場面ダウン中に着るもの見るところ
平日の通勤丈B、厚み2〜3cm、縫い目が目立たない薄手のニット車内で前を開け、中のニットの縦の帯を見せる
土曜の公園同じダウン薄手のフリース日なたでは前を開け、しゃがむ前に裾を確かめる
土曜の帰り道同じダウン同じ夕方の冷えは前を閉めて首元にマフラー

**1着で済むのは、厚みを中に抑えて、暖かさを中の服で調整しているからです。**ストレートの人が厚手の1着を選んでいたら、平日の車内で暑く、公園で胸元がふくらむ週になっていました。

一式で見る|1月、初詣の参道で1時間並ぶウェーブ

もう1つは、元日に参道で1時間並ぶ予定がある骨格ウェーブの人です。

部分選ぶもの理由
ダウン丈D、絞りがウエストの上、キルト6cm前後長く立つので丈が要り、重心は上に残す
中に着るもの中厚のハイネックニット首元の厚みでダウンの襟が埋まらない
首元毛足の短いマフラーを1周フードと重ねず、どちらか1つ
足元厚手のタイツとショートブーツ裾から下の残りを靴で詰めない

**ロングでも絞りの位置さえ高ければ、ウェーブの人の上半身の軽さは消えません。**並んでいるあいだ、絞りがずり下がっていないかをときどき手で確かめておくと、写真を撮るときにも崩れていません。

試着室で3分でやること

試着は、立って見るだけでは足りません。予定の動きを1つずつやってみます。

  1. 腕を下ろして立ち、肩の縫い目が肩先から何cmにあるかを見る
  2. 胸の高さのキルトを1段つまんで、厚みを指の本数で数える
  3. 試着室の椅子に座り、裾が座面に乗るか、背中でたまるかを見る
  4. 一度しゃがんで、腰の後ろが出ないか、裾が床につかないかを見る
  5. 前を半分だけ開けて、中の服の帯が縦にまっすぐ見えるかを見る

**5つのうち、自分の予定に関係のある動きだけでも必ずやってください。**通勤だけの人なら3、子どもと公園に行く人なら4が要ります。

10月から2月のダウンの予定

ダウンの出番は、11月の終わりから2月までです。予定の多い時期に合わせて、いつ選ぶかも決めておきます。

時期主な予定ダウンの使い方
10月秋の行事、朝晩の冷えまだ要らない。手持ちの丈と厚みを3か所で確かめる
11月紅葉、七五三、通勤丈Bを中の厚みで。夜の外歩きはCかD
12月忘年会、観戦、買い物通勤はB、観戦はD
1月初詣、帰省初詣はD、雪の帰省はC
2月いちばん寒い時期中に着るものを厚くして、丈はそのまま

**買うなら11月の初めまでに。**12月に入ると、自分に合う丈と厚みの組み合わせが売り場に残っていないことがあります。気温ごとにコートとダウンの境目を見たい人はコートは何度から?も合わせてどうぞ。

よくある行き違い

よくある思い込み実際はこう
ストレートはダウンを着ないほうがいい厚み3cmまでと広いキルトなら上半身は重なりません
ウェーブはロングが着られない絞りがウエストより上なら、ロングでも重心は上に残ります
ナチュラルは何を着ても合う細身で薄いものは骨の線が布に出ます
暖かさは厚みで決まる外で立つ時間が長い日は、厚みより丈がのびるほうが効きます
1着目からタイプに合う形を選ぶ1着目は予定に合わせ、タイプに寄せるのは2着目からで十分です

袖のないダウンを重ねる日は、ダウンベストのコーデで肩からの幅の見方をまとめています。

関連記事

— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 骨格ストレートでもダウンジャケットは着られますか
着られます。決めるのはダウンをやめるかどうかではなく、ふくらみの量と置き場所です。前身頃のキルト1段をつまんで厚みが3cmに収まるもの、キルトの間隔が10cm以上あるか縫い目が表に出ないもの、肩の縫い目が肩先から2cm以内にあるものを選ぶと、上半身に厚みが重なりません。丈は腰骨から下10cmまでか、膝下まで落とすかのどちらかにして、腰骨のすぐ上で終わる短い丈と厚手の組み合わせだけを避けてください。
Q. 骨格ウェーブはロングダウンが似合わないと聞きました
長さそのものより、ふくらみがどこで止まるかで決まります。ロング丈でも、ウエストのいちばん細い位置より上にベルトやドローコードがあり、そこから裾に向かって広がる形なら、重心が上に残ります。反対に、腰骨の下まで箱のようにまっすぐ落ちて絞りがないロングは、ふくらみが下に集まって見えます。初詣や観戦のように長く立つ日にロングが要る人は、絞りの高さを先に見てください。
Q. ダウンを1着だけ買うなら、どの丈にすればいいですか
その冬の予定を書き出して、外で立っている時間がいちばん長い予定に丈を合わせてください。初詣や観戦で1時間以上立つ予定があるなら太ももの中ほどから膝の丈、通勤と子どもの送り迎えが中心なら腰骨から下10cmまでの丈です。予定が混ざっていて決めにくいときは、腰骨から下10cmまでの丈と中くらいの厚みを選び、寒い日は中に着るものを1枚厚くします。丈はあとから足せませんが、厚みは中で足せるからです。
Q. 骨格診断の結果がまだはっきりしません。ダウンはどう選べばいいですか
3タイプのどれともぶつかりにくい中間の形を選んでください。キルトの間隔は9〜12cm、前身頃をつまんだ厚みは2〜4cm、肩の縫い目は肩先から2〜3cm落ちる位置、丈は腰骨から下10cmまでです。この4つがそろったダウンは、どのタイプの人が着ても大きく外れません。結果がはっきりしたら、2着目でタイプに寄せた形を足すと無駄が出ません。

— メグラシ編集部

Next Read·次に読みたい3記事
窓際の木の机で、オートミール色のニットの細いリブの袖口が手首のあたりで終わり、反対の手の指先でその位置を確かめている女性の手元Pick

自分を知る

骨格の手首で選ぶ秋冬の袖口|骨の出方・断面・細さで袖の終わりを決める

骨格診断で手首を見たあと、その結果がいちばん素直に使えるのは秋冬の袖口です。手首の断面が丸いか平たいか、小指側の骨が何mm出ているか、袖口の内周と手首まわりの差が何cmか。この3つで、袖を手首の骨の上で止めるか、骨より上で止めて手首を見せるか、骨の先まで伸ばすかが分かれます。ニットのリブ、シャツのカフス、カーディガン、ジャケット、コートの袖丈、手袋と腕時計の置き方、断面と骨の出方が食い違うときの決め方まで。袖の長さを服の名前ではなく、自分の手首の側から選ぶ記事です。

続きを読む
肩の縫い目が肩先より外へ落ちたオートミール色のざっくりしたニットに、グレーのワイドパンツを合わせ、パンの袋を抱えてパン屋の前を歩く女性の首元から膝まで

自分を知る

骨格ナチュラルのニットの選び方|編み目・肩の落ち・裾の3か所で選ぶ

骨格ナチュラルと出た人の秋冬のニットは、名前や色より先に3か所で決まります。10cmの幅に並ぶ編み目が22目以下か、肩の縫い目が肩先から外へ2〜5cm落ちているか、裾が腰まわりより一回り広く終わっているか。売り場で定規なしに数える方法、首元・袖口・編み地・糸の表面の選び分け、下に合わせるパンツとスカート、上に重ねるコートとの厚み、秋のはじめから冬の入り口までの選び方のずらし方、ウェーブやストレートとの間と言われたときの決め方、手持ちのニットの仕分けまで。ニットを自分の骨の枠の側から選ぶ記事です。

続きを読む
洋服店の試着室の近くで、生成りの縄編みの厚手ニットを細いベルトを締めたグレーのタイトスカートに入れ、袖を手首までたくし上げた女性の胸元から膝上まで

自分を知る

骨格ウェーブに似合わない服|秋冬の試着で着られて見えた服の直し方

骨格ウェーブの人が秋冬の試着で「服に着られている」と感じる服は、どれも布の重さ・丈の長さ・体との間の余りのどれかが多すぎる服です。厚手のローゲージ、肩の落ちたスウェット、腰まであるチュニック、張りの強い直線のコート、ボリュームのあるロングダウン、硬い厚手デニム、飾りのない深いV、腰ではくボトム、重いブーツ、大きな柄の10の失敗を、着方で直せる服と直せない服に分けて、上半身を短くする手、首元に小さな飾りを足す手、足元を軽くする手までまとめました。

続きを読む

あわせて読みたい

骨格の手首で選ぶ秋冬の袖口|骨の出方・断面・細さで袖の終わりを決める

自分を知る

骨格の手首で選ぶ秋冬の袖口|骨の出方・断面・細さで袖の終わりを決める

骨格診断で手首を見たあと、その結果がいちばん素直に使えるのは秋冬の袖口です。手首の断面が丸いか平たいか、小指側の骨が何mm出ているか、袖口の内周と手首まわりの差が何cmか。この3つで、袖を手首の骨の上で止めるか、骨より上で止めて手首を見せるか、骨の先まで伸ばすかが分かれます。ニットのリブ、シャツのカフス、カーディガン、ジャケット、コートの袖丈、手袋と腕時計の置き方、断面と骨の出方が食い違うときの決め方まで。袖の長さを服の名前ではなく、自分の手首の側から選ぶ記事です。

メグラシ編集部/読了 13分
骨格ナチュラルのニットの選び方|編み目・肩の落ち・裾の3か所で選ぶ

自分を知る

骨格ナチュラルのニットの選び方|編み目・肩の落ち・裾の3か所で選ぶ

骨格ナチュラルと出た人の秋冬のニットは、名前や色より先に3か所で決まります。10cmの幅に並ぶ編み目が22目以下か、肩の縫い目が肩先から外へ2〜5cm落ちているか、裾が腰まわりより一回り広く終わっているか。売り場で定規なしに数える方法、首元・袖口・編み地・糸の表面の選び分け、下に合わせるパンツとスカート、上に重ねるコートとの厚み、秋のはじめから冬の入り口までの選び方のずらし方、ウェーブやストレートとの間と言われたときの決め方、手持ちのニットの仕分けまで。ニットを自分の骨の枠の側から選ぶ記事です。

メグラシ編集部/読了 12分
骨格ウェーブに似合わない服|秋冬の試着で着られて見えた服の直し方

自分を知る

骨格ウェーブに似合わない服|秋冬の試着で着られて見えた服の直し方

骨格ウェーブの人が秋冬の試着で「服に着られている」と感じる服は、どれも布の重さ・丈の長さ・体との間の余りのどれかが多すぎる服です。厚手のローゲージ、肩の落ちたスウェット、腰まであるチュニック、張りの強い直線のコート、ボリュームのあるロングダウン、硬い厚手デニム、飾りのない深いV、腰ではくボトム、重いブーツ、大きな柄の10の失敗を、着方で直せる服と直せない服に分けて、上半身を短くする手、首元に小さな飾りを足す手、足元を軽くする手までまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分
七五三のママ服を骨格タイプで選ぶ|しゃがむ・座る・抱く場面で見る

自分を知る

七五三のママ服を骨格タイプで選ぶ|しゃがむ・座る・抱く場面で見る

七五三の日のママ服は、鏡の前で立っている姿では決まりません。崩れるのは、子どもの目線までしゃがむとき、写真館や会食で座るとき、3歳の子を抱き上げるときの3つの動きです。骨格ストレートは胸から腰の前、ウェーブは腰から下、ナチュラルは肩と背中と、崩れる場所がタイプごとに違います。タイプ別に一着を決める寸法、試着室でやる5つの動き、お参りの時期で変わる上着、手持ちのワンピースで行けるかの見分け方、タイプが2つにまたがるときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 12分
骨格ストレートの夏服コーデを10月まで|残す服と重ねる1枚の厚み

自分を知る

骨格ストレートの夏服コーデを10月まで|残す服と重ねる1枚の厚み

骨格ストレートの夏服は、9月末から10月にかけて「まだ着られる服」と「もう浮く服」に分かれます。分かれ目は流行でも色でもなく、生地が光を通すか、襟ぐりが鎖骨のくぼみより何cm深いか、袖が肘から何cmで終わるかの3つです。手持ちの夏服を3つの寸法で測って残す・条件つき・仕舞うに分ける手順、上に重ねる1枚は夏服の生地の2倍以上の厚みにする理由、最高気温ごとの重ね方、色と足元で秋に寄せる順番、ウェーブとの中間の人や暑がりの人、夏服がリネンばかりの人の決め方まで。

メグラシ編集部/読了 12分
骨格診断の鎖骨は3か所で見る|見える長さ・骨の太さ・下のくぼみ

自分を知る

骨格診断の鎖骨は3か所で見る|見える長さ・骨の太さ・下のくぼみ

骨格診断で鎖骨を見るときに確かめるのは、骨が出ているかどうかの1点ではありません。鎖骨の線がどこまで見えるか、指で挟んだ骨の太さ、鎖骨の下に指先がどれだけ沈むか。この3か所の組み合わせで、上半身がストレート寄りか、ウェーブ寄りか、ナチュラル寄りかが分かれます。力を抜いた姿勢での測り方、3か所がそろわないときと左右で違うときの決め方、鎖骨の結果だけで判定しない理由、分かった結果を秋冬のニットの襟ぐりに移す手順まで。鏡と指だけで2分で終わる形にしました。

メグラシ編集部/読了 10分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込