骨格9タイプの無料自己診断が3タイプと食い違うとき|9タイプを「3タイプの子」として扱えるかで採否を決める

先に裁定のルールだけ書きます。9タイプの結果を、3タイプに畳んでください。 畳んだ答えが自分の3タイプ判定と一致するなら、9タイプを使います。一致しないなら、9タイプの結果は使いません。
無料の判定サイトを2つ3つ回ると、片方は「ストレート」、もう片方は「ナチュラルウェーブ」のように、噛み合わない答えが並びます。ここで多数決を取ったり、当たっている気がするほうを選んだりすると、その後の買い物がずっと揺れます。
必要なのは、どちらが正しいかの判定ではありません。片方がもう片方の内側に入るかどうか、それだけです。
9タイプは3タイプの上位ではなく、内側にある
まず構造を確認します。9タイプは、3つの主軸それぞれを3つに割ったものです。3×3で9になります。
つまり9タイプの名前は、必ずどれか1つの3タイプの中に住んでいます。主軸から独立した10番目の答えは、構造上存在しません。ここが裁定の根拠になります。
| 判定 | 何を答えているか | 服のどこに効くか |
|---|---|---|
| 3タイプ | 体の厚みと質感の主軸 | 丈・身幅・シルエット |
| 9タイプ | 主軸の中でどちらに崩れるか | 襟の深さ・袖口・小物の太さ |
上下関係がある2つの答えが矛盾したとき、疑うのは下位のほうです。細かいほうが正しい、ということはありません。
ここを取り違えると、判断の順番が丸ごと逆になります。9タイプの説明文は3タイプより具体的で、読んだときの納得感が強く出ます。納得感は情報量に比例するので、細かい説明ほど当たっているように感じます。ところが説明の細かさと、判定の確からしさは別物です。9タイプの説明が具体的なのは、寄りの話まで書き込んでいるからであって、主軸の判定が丁寧だからではありません。
もう1つ、実務上の理由があります。主軸を間違えると、服の買い直しが起きます。 寄りを間違えても、直す対象は襟や袖口の小さな範囲にとどまります。損失の大きさが違うので、疑う順番も自動的に決まります。
畳み方|名前から「寄り」を取り去るだけ
9タイプの結果名は、たいてい主軸と寄りの2語でできています。設問サイトによって語は違いますが、前半か後半のどちらかが主軸です。
説明文で見分けます。「厚みがあり、上半身から肉がつく」なら主軸はストレート。「関節と骨の輪郭が見える」ならナチュラル。「上半身が薄く、下半身に重心がある」ならウェーブです。
残った語が寄りです。寄りを取り去った答えが、畳んだ結果になります。
判定サイトによっては、主軸の語が明示されず、独自の名前だけが表示される場合があります。そのときは結果ページの説明文を3行だけ読み、体のどこの話をしているかを探してください。上半身の厚みの話なら主軸はストレート、関節と骨の見え方の話ならナチュラル、上下の重心差の話ならウェーブです。名前の由来やイメージの説明は読み飛ばして構いません。
畳む作業は1分で終わります。時間をかけるべきなのは、この後の測り直しのほうです。
一致したとき|9タイプをそのまま使ってよい
畳んだ答えが3タイプ判定と同じなら、2つの判定はぶつかっていません。細かさの違いを、食い違いだと誤解していただけです。
このときは9タイプの記述をそのまま使えます。ただし使う場所は限定します。詳しくは後半の担当表に置きました。
一致しなかったとき|疑うのは9タイプの側
畳んだ答えが違うなら、上位が違っているか、9タイプ判定の設問が主軸を取り違えたかのどちらかです。
無料判定で主軸が入れ替わる原因は、だいたい設問の作りにあります。9タイプの設問は寄りを決めるための質問が多く、主軸を決める質問が2、3問しか入っていないことがあります。少ない質問で決めた主軸は、その日の体調や服装で簡単に反転します。
だから測り直すのは9タイプではなく、主軸です。
測り直しは2か所だけ|手首の断面と、鎖骨の追える長さ
主軸を決め直すのに、全身を測る必要はありません。動きにくい2か所で足ります。
①手首の断面。 親指と人差し指で手首を軽くつまみ、指の腹に当たる面の形を見ます。丸く感じるならストレート寄り、平たい楕円ならウェーブ寄り、角が当たるならナチュラル寄りです。強くつまむと全部が角に感じるので、皮膚がへこまない強さで止めます。
②鎖骨の追える長さ。 指を鎖骨の中央に置き、肩の先へ向かって滑らせます。途中で骨を見失うならウェーブ寄り、肩の先まで太さを保って追えるならナチュラル寄り、追えるが細く浅いならストレート寄りです。
2か所が同じ方向を指したら、それが主軸です。
測る条件もそろえます。朝いちばん、腕を下ろして数分たってから。 手を使ったあとの手首は、指の当たり方が変わります。鎖骨は、肩を上げた状態だと誰でも追いやすくなるので、力を抜いて肩を落としたところで触ってください。
判定に迷ったときは、左右の両方を触ります。利き手側は使い込みの差が出ることがあるので、利き手でないほうの所見を採用します。左右で答えが違う場合は、非利き手側を1票として数えてください。
なぜ2か所で止めるのか|測る数を増やすほど答えは割れる
5か所、10か所と増やすと、精度が上がるように感じます。実際には逆です。測る場所が増えるほど、体重や姿勢の影響を受ける場所が混ざり、答えが割れます。
手首と鎖骨が選ばれるのは、この2か所が体重の増減で形を変えにくいからです。二の腕や太ももは、同じ人でも季節で見え方が変わります。動きにくい順に2か所、が実用上の上限です。
2か所が食い違ったら|服の側から決める
手首は丸い、鎖骨は肩まで追える。こういう組み合わせは普通に起きます。ここで無理に1つに決める必要はありません。
分類名を空欄のままにして、数字を4つ持ちます。 手持ちの中でいちばん落ち着く一着を平置きにして、総丈・肩幅・身幅・袖丈を測ってください。落ち着かない一着も同じ4か所を測ります。差が大きく出た箇所が、あなたの体で効いている場所です。
買い物では、分類名より4つの数字のほうが直接使えます。
担当表|どの決定を、どちらに任せるか
裁定が済んだら、使い分けを固定します。ここを毎回考え直すと、また揺れます。
| 決める内容 | 任せる判定 | 理由 |
|---|---|---|
| トップスの総丈 | 3タイプ | 面積が広く、主軸の差が大きく出る |
| パンツのシルエット | 3タイプ | 同上 |
| 素材の厚みと落ち感 | 3タイプ | 体の厚みとの相性が主軸で決まる |
| 襟の深さ | 9タイプ | 顔まわりの狭い範囲で差が出る |
| 袖口の始末 | 9タイプ | 手首の見え方に直結する |
| ベルトや持ち手の幅 | 9タイプ | 面積が狭く、寄りの差が出やすい |
面積の広い決定を9タイプに任せない。 これが崩れると、寄りに合わせた結果、主軸から外れた一着になります。
この表の使い方には、ひとつだけ補足があります。買うときと着るときで、参照する行が変わります。 買うときに見るのは上の3行です。丈と身幅と素材は、買ったあとに直せません。着るときに見るのは下の3行で、襟の開き方も袖口のまくり方も、その朝に変えられます。
つまり9タイプの結果は、店頭ではほとんど出番がなく、家の鏡の前で効きます。 出番の場所を分けておくと、店頭で寄りの説明文に引っぱられて丈を選び直す、という事故が起きません。
よくある噛み合わせ|主軸ストレート×寄りナチュラル
このパターンは、判定サイトによって「ストレート」とも「ナチュラル」とも出ます。畳めば主軸はストレートなので、丈と身幅はストレートの範囲で選びます。
そのうえで、寄りのぶんだけ襟を1段深く、袖口を少し粗い始末に振ります。主軸を守ったまま、狭い場所で寄りを表現するという順番です。
逆の噛み合わせ|主軸ウェーブ×寄りストレート
こちらは「ウェーブなのに、ふんわりした服が似合わない」と感じやすい組み合わせです。畳んだ主軸はウェーブなので、上半身の面積は詰めたまま置きます。
寄りのぶんは、襟ぐりを詰めて縦の線を作る、袖口をきれいに納める、という狭い範囲で使います。上半身の面積そのものを増やすと、主軸から外れます。
寄りが決まらないときは、寄りを使わない
主軸が固まったのに、寄りだけがどうしても決まらない場合があります。3つのうち2つが同じくらい当てはまる、という状態です。
このときは寄りを空欄のままにしてください。 主軸だけで、丈と身幅と素材の判断はすべて決まります。寄りが受け持つのは襟と袖口と小物の幅なので、空欄でも困る場面はほとんどありません。
無理に決めると、かえって不便になります。決めた寄りに合わせて襟を選び、それが合わなかったときに、主軸まで疑い直すことになるからです。空欄は、間違った記入より安全です。
寄りを埋めたくなったら、服の側から埋めます。手持ちの中で、襟元がいちばん落ち着く一着を1枚選び、その襟の深さと形を記録してください。その1枚が、寄りの代わりに使えます。 名前がなくても、判断はできます。
判定を記録に残す|次に迷わないための3行
裁定は1回で終わりません。半年後に別の判定サイトを試したとき、また同じ迷いが起きます。
メモは3行で足ります。①畳んだ主軸、②手首と鎖骨の所見、③落ち着く一着の4つの数字。この3行があれば、次に別の答えが出ても、突き合わせる先があります。
書き方にひとつコツがあります。結論ではなく、観察した事実を書いてください。 「ストレートだった」ではなく「手首は丸、鎖骨は細く浅い」と書きます。結論だけを書き残すと、半年後に読み返したとき、その結論をどう出したのかが分からず、また最初から測り直すことになります。
事実で書いてあれば、新しい判定サイトの答えとその場で照合できます。記録は結論の保管ではなく、再判定を省くための材料です。
有料の診断に進むべきなのは、どんなときか
進む条件は1つです。手首と鎖骨の2か所が、2回測っても違う方向を指したときです。
自分の手で触って一致しない場合、設問を増やしても一致しません。この状態は珍しくなく、体の特徴が主軸の境目にあるだけです。境目にいることが分かっているなら、それ自体が使える情報になります。
逆に、2か所が一致しているのに判定サイトの答えが割れているだけなら、進む必要はありません。設問の作りの違いを見ているだけです。
もう1つ、進む価値があるのは寄りだけを確かめたいときです。主軸が固まっていて、襟や袖口の判断をもっと詰めたい、という段階に来ているなら、細かい分類を人に見てもらう意味があります。ただしこれは迷いの解消ではなく、精度上げです。迷っているうちは、まだこの段階ではありません。
まとめ|正しさではなく、包含関係で決める
- 9タイプの結果を3タイプに畳む。一致すれば採用、しなければ不採用
- 測り直すのは手首の断面と鎖骨の2か所だけ。増やすほど答えは割れる
- 2か所が食い違うなら分類名は空欄でよい。落ち着く一着の4つの数字を持つ
- 丈と身幅は3タイプ、襟と袖口と小物の幅は9タイプ。この担当は動かさない
答えが2つ出たときに必要なのは、選ぶ勇気ではなく、どちらがどちらの内側にいるかを確かめる手順です。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 無料の9タイプ判定と3タイプ判定、どちらが正確ですか
- 正確さでは比べられません。9タイプは3タイプを細かく割ったものなので、上位の3タイプが違っていれば9タイプも自動的に違います。判断の順番は、まず9タイプの結果名を3タイプに畳むことです。畳んだ結果が自分の3タイプ判定と同じなら、9タイプをそのまま使ってください。違うなら、9タイプの結果は捨てて構いません。細かいほうが正しいということはありません。
- Q. 9タイプの名前を3タイプに畳む、とはどういう意味ですか
- 9タイプは主軸3つ×寄り3つでできています。名前の中に主軸が入っているので、寄りの部分を取り去れば3タイプに戻ります。たとえば主軸がストレートで寄りがナチュラルなら、畳んだ答えはストレートです。設問サイトによって呼び方は違いますが、説明文に「厚みがあり上半身に肉がつく」とあれば主軸はストレート、「関節と骨が目に見える」ならナチュラル、「上半身が薄く下に重心がある」ならウェーブです。
- Q. 畳んでも一致しませんでした。どこを測り直せばいいですか
- 手首の断面と鎖骨の2か所だけです。手首は親指と人差し指で軽くつまみ、指に当たる面が丸いか、楕円に平たいか、角が当たるかを見ます。鎖骨は指を中央から肩に向かって滑らせ、途中で見失わずに肩の先まで追えるかを見ます。この2つが一致した方向が主軸です。5か所も10か所も測り直すと、迷いは減らずに増えます。動きにくい順に2か所、が上限だと考えてください。
- Q. 2か所を測り直しても、主軸が半々でした
- その場合は9タイプを使いません。3タイプのうち近いほうを仮に置き、服の側から確かめます。手持ちで最も落ち着く一着を平置きにして、総丈・肩幅・身幅・袖丈の4か所を測ってください。落ち着く一着と落ち着かない一着で差が大きい箇所が、あなたの主軸が効いている場所です。分類名を先に決めるより、この4つの数字を持っているほうが買い物では役に立ちます。
- Q. 9タイプの結果を、服のどこまで信じていいですか
- 面積の広い決定には使いません。丈と身幅とパンツのシルエットは3タイプの担当です。9タイプが効くのは、襟の深さ、袖口の始末、ベルトの幅、バッグの持ち手の太さといった、面積の狭い決定です。理由は単純で、面積が広い決定ほど、細かい分類の差より主軸の差のほうが大きく出るからです。順番を逆にすると、寄りに合わせた結果、主軸から外れた一着になります。
— メグラシ編集部





