自分に似合う服診断 無料の結果が割れたら|一致した項目だけ使う

無料の似合う服診断を3つやって答えが割れたら、多数決をやめてください。 2対1で決めても、2の側が正しいとは言えません。
代わりに使うのは再現性です。3日空けて同じ診断にもう一度答え、一致した項目だけを採用します。 一致率が6割を切った診断は、結果ごと使いません。3つとも6割を切ったら、設問を離れて、手持ちの落ち着く一着を測ります。
この記事では、なぜ多数決が使えないのかを先に書き、そのあと再現性の確かめ方、3つの診断をまたいで重みをつける方法、どちらとも取れる場合の決め方、3つとも揺れたときの服の測り方まで順に進めます。
結論|多数決をやめて、2回一致した項目だけ使う
先に、手順の全体を表にしておきます。
| 段階 | やること | 判断の線 |
|---|---|---|
| 1 | 3つの診断に、3日空けて2回ずつ答える | 直後に答え直さない |
| 2 | 診断ごとに一致率を数える | 6割を超えたら使う |
| 3 | 一致した項目だけを取り出す | 揺れた項目は使わない |
| 4 | 診断をまたいで重みをつける | 一致率の高い診断を重く見る |
| 5 | 3つとも6割を切ったら服を測る | 4か所の寸法を基準にする |
分類名(タイプの名前)を決めることが目的ではありません。次に服を買うとき、何を基準にするかを決めることが目的です。この順番を守ると、分類名が決まらなくても、買い物の基準は決まります。
無料の似合う服診断は、何を答えているか
無料の似合う服診断には、大きく分けて3つの種類があります。体の骨組みや質感から似合う服の形を答える骨格の診断、肌や髪や目の色から似合う色を答えるパーソナルカラーの診断、顔の形やパーツの印象から似合う雰囲気を答える顔タイプの診断です。
答え方にも2種類あります。設問に答えていく形式と、写真を送る形式です。設問の形式は、自分で自分の体を見て答えるので、見え方や解釈で答えが揺れます。写真の形式は、撮影の光や角度で答えが揺れます。
結果が割れたときは、まず3つの診断が同じ種類を答えているかを確かめてください。骨格の診断とパーソナルカラーの診断では、答えている内容がそもそも違います。違う内容の答えを比べても、割れているとは言いません。この記事が扱うのは、同じ種類の診断を3つやって、答えが割れた場合です。
割れるのは普通|割れ方の3パターン
同じ種類の無料診断を3つやって答えが割れるのは、珍しいことではありません。割れ方には3つのパターンがあります。
1つ目は、3つとも違う答えが出るパターンです。この場合は、設問の解釈が揺れているか、体の特徴が境目にあるかのどちらかです。
2つ目は、2対1に分かれるパターンです。いちばん多い割れ方で、多数決に流れやすいパターンです。
3つ目は、タイプの名前は違うのに、説明の中身が近いパターンです。診断によってタイプの分け方や名前の付け方が違うので、名前だけを見ると割れて見えることがあります。
どのパターンでも、次の手順は同じです。ただし、3つ目のパターンは、名前ではなく中身で比べると割れていないことがあるので、あとの「どちらとも取れる場合③」で扱います。
多数決が使えない理由|票が独立していない
2対1に分かれたとき、2の側を選びたくなるのは自然な反応です。でも、この多数決は使えません。
多数決が意味を持つのは、それぞれの票が独立しているときです。たとえば、3人が別々の方法で調べて、2人が同じ答えを出したなら、その答えには一定の重みがあります。
無料の診断は、設問の作りが互いに似ていることが多くあります。同じような質問を、同じような順番で聞いていることがあるのです。似た設問は、似た答えを返します。そうすると、2つの診断が同じ答えを出しても、それは同じ設問に2回答えたのと変わりません。票が独立していないのです。
だから、2対1の2の側が正しいとは言えません。2の側の2つの診断の設問が似ていただけかもしれないからです。
手順①|同じ診断に、3日空けて2回答える
多数決のかわりに使うのは、再現性です。同じ診断に2回答えて、答えが一致するかを見ます。
やり方は簡単です。1回目に答えたら、設問ごとに自分の答えをメモしておきます。3日ほど空けてから、同じ診断にもう一度答えます。2回目の答えもメモします。
メモは、設問の番号と選んだ選択肢を書くだけで十分です。結果のタイプ名だけをメモするのではなく、設問ごとの答えを残しておくことが大事です。あとで、どの設問で答えが揺れたかを確かめるためです。
3つの診断すべてで、同じことをします。全部で6回答えることになりますが、1回あたりの時間は数分の診断が多いので、3日空けて2回ずつでも負担はそれほど大きくありません。
なぜ3日なのか
直後にもう一度答えると、前回の答えを覚えていて、そのまま再現してしまいます。覚えている状態での一致は、安定度の証拠になりません。
3日ほど空けると、前回どう答えたかの記憶が薄れます。そのときの自分の見え方で、答え直すことができます。
3日より長く空けてもかまいません。ただし、何週間も空けると、季節や体調の変化で、体の見え方そのものが変わることがあります。特に秋冬の立ち上がりは、肌の色の見え方や、着ている服の厚みが変わる時期です。3日から1週間のあいだに答え直すのが、ちょうどよい間隔です。
手順②|一致率を数える
2回答えたら、診断ごとに一致率を数えます。
一致率は、設問の数ではなく、答えの一致で数えます。20問の診断なら、1回目と2回目で同じ選択肢を選んだ問題の数を、20で割ります。14問が一致していれば、一致率は7割です。
結果のタイプ名が1回目と2回目で同じだったかどうかは、ここでは見ません。タイプ名は同じでも、設問の答えは半分しか一致していない、ということがあるからです。その場合、タイプ名が同じだったのは、たまたまです。
3つの診断それぞれについて、一致率を書き出します。
6割という線の意味
一致率が6割を超えた診断は、結果を使ってよい材料とします。6割を切った診断は、結果ごと使いません。
6割という線は、半分より少し上に置いた目安です。半分しか一致しないということは、答えがほぼ偶然に近いということです。偶然に近い答えから出た結果は、次にやったときにも違う結果が出る可能性があります。
6割を超えていれば、少なくとも答えの多くは安定しています。その診断の結果は、自分の見え方をある程度反映していると考えてよいでしょう。
ただし、6割をわずかに超えただけの診断は、重みを小さくして扱います。これは、あとの重みづけの節で書きます。
手順③|一致した項目だけを取り出す
一致率が6割を超えた診断について、一致した設問だけを取り出します。
取り出した設問は、自分の体について安定して答えられた項目です。たとえば、「肩のあたりの骨が目立つか」「首は長いか短いか」「肌に赤みが出やすいか」などの設問のうち、2回とも同じ答えだったものです。
この一致した項目の答えが、自分の体について確かめられた情報です。タイプ名は、こうした情報をまとめた名前にすぎません。タイプ名よりも、一致した項目の答えのほうが、次の買い物には直接役に立ちます。
一致しなかった設問は、使いません。その設問の答えは、そのときの見え方や解釈で変わるので、判断の材料になりません。
揺れた設問の読み方|どこに集中しているか
一致しなかった設問も、捨てる前に一度見ておきます。揺れた設問がどこに集中しているかで、揺れの原因が分かるからです。
揺れた設問が、特定の体の部位に集中している場合があります。たとえば、肩まわりの設問だけが揺れているなら、肩まわりの特徴が境目にある可能性があります。この場合は、肩まわりについては分類で決めずに、服を合わせて確かめるのが正しい対応です。
揺れた設問が、言葉の解釈に関わるものに集中している場合もあります。「やわらかい」「しっかりした」のような、人によって受け取り方が違う言葉を使った設問です。この場合は、揺れの原因は自分の体ではなく、設問の言葉です。人が見て判断する形式に変えると、揺れが減ることがあります。
揺れた設問がばらばらに散らばっている場合は、答えるときの集中の度合いや、そのときの気分が影響しているかもしれません。
秋冬は揺れやすい|厚手の服と照明
秋冬の立ち上がりの時期は、セルフ診断の答えが揺れやすくなります。理由は2つあります。
1つは、着ている服が厚くなることです。骨格の診断では、体の線や骨の目立ち方を見ますが、厚手の服を着ていると、体の線が見えにくくなります。鏡を見て答えるときは、薄手の服に着替えてから答えてください。1回目と2回目で着ている服をそろえることも大事です。
もう1つは、室内の照明の下で過ごす時間が長くなることです。パーソナルカラーの診断では、肌の色の見え方を見ますが、照明の色によって肌の見え方が変わります。答えるときは、できれば昼間の自然な光の下で、1回目と2回目で同じ場所、同じ時間帯にそろえてください。
着る服と光の条件をそろえるだけで、一致率が上がることがあります。
3つの診断をまたぐとき|重みをつけて突き合わせる
一致率が6割を超えた診断が2つ以上あったら、それらの結果を突き合わせます。このとき、多数決ではなく、一致率で重みをつけます。
一致率の高い診断ほど、自分の見え方を安定して反映しています。だから、一致率の高い診断の結果を重く見ます。
たとえば、診断Aの一致率が8割、診断Bの一致率が6割5分だったとします。2つの結果が違うなら、Aの結果を重く見ます。Bの結果は、Aの結果と食い違わない部分だけを補助として使います。
一致率が6割を切った診断は、ここでは数に入れません。結果ごと使わないと決めた診断を、重みづけで復活させないことが大事です。
重みのつけ方の例
重みのつけ方を、表で例として示します。数字は考え方を示すための例です。
| 診断 | 一致率 | 扱い |
|---|---|---|
| A | 8割 | 主として使う |
| B | 6割5分 | Aと食い違わない部分だけ使う |
| C | 5割 | 使わない |
この例では、Aの結果が主になります。Bの結果は、Aの結果と同じ方向を指している部分だけを、補強として使います。Cは、結果ごと使いません。
もし、AとBの一致率がほとんど同じだったら、どちらを主にするかが決まりません。この場合は、あとの「どちらとも取れる場合①」で扱います。
重みづけの結果を、服の判断に落とす
重みづけで主になる結果が決まったら、それを服の判断に落とします。
ここで使うのは、タイプ名ではなく、一致した項目の答えです。たとえば、骨格の診断で「肩のあたりの骨が目立つ」「首が長い」という項目が一致していたなら、その情報から、襟の形や肩の作りを選びます。
タイプ名で服を選ぶと、そのタイプに似合うとされる服の一覧に頼ることになります。でも、一覧には、自分の一致しなかった項目に関わる服も含まれています。一致した項目の答えから服を選ぶほうが、確かめられた情報だけで判断できます。
一致した項目をメモにして、服を買うときに持ち歩くと便利です。メモには、項目ごとに「この答えなら、服のどこを見るか」を一言ずつ書き添えておきます。店頭で迷ったときに、見る場所がすぐに分かるからです。項目の数は多くなくてかまいません。3つか4つでも、確かめられた情報だけで選ぶほうが、一覧に頼って選ぶより失敗が少なくなります。
どちらとも取れる場合①|2つの診断の一致率が同じくらい
一致率が6割を超えた診断が2つあり、その一致率がほとんど同じで、結果が違う場合です。重みで決められないので、いちばん迷う場面です。
この場合は、2つの診断で一致した項目を見比べます。2つの診断の両方で一致した項目があれば、その項目は特に確かな情報です。その項目の答えだけで、服を選びます。
2つの診断の結果が違う原因は、片方でだけ一致した項目にあります。その項目は、境目にある特徴かもしれません。服を選ぶときは、その項目に関わる部分(たとえば襟の形や丈)を、試着で確かめるようにします。
つまり、分類名はどちらか1つに決めずに、確かな項目だけで選び、境目の項目は試着で確かめる、という使い方をします。
どちらとも取れる場合②|骨格は一致、パーソナルカラーだけ割れる
骨格とパーソナルカラーの両方の診断をやって、骨格の結果は安定しているのに、パーソナルカラーの結果だけが割れる、ということもあります。
この場合は、骨格の結果を服の形の判断に使い、色の判断はいったん保留にします。骨格とパーソナルカラーは答えている内容が違うので、片方が安定していれば、その分だけ使えます。
色の判断を保留にしているあいだは、顔まわりに来る服の色を、手持ちでいちばん落ち着く色に寄せておきます。手持ちの服の中で、着ると顔色がよく見えると言われた服や、自分で落ち着くと感じる服の色を基準にします。
パーソナルカラーの診断が揺れる原因は、照明であることが多いので、前の節で書いたように光の条件をそろえてやり直してみてください。
どちらとも取れる場合③|タイプの名前が違うのに中身が同じ
診断によって、タイプの分け方や名前の付け方が違います。そのため、名前だけを見ると割れているのに、説明の中身を読むと近いことを言っている、という場合があります。
この場合は、名前ではなく、説明の中身で比べます。それぞれの診断の結果の説明から、「どんな形の服が似合うとされているか」「どんな素材が似合うとされているか」を書き出します。書き出した内容が近ければ、実際には割れていないと考えてよいでしょう。
タイプの分け方の違いについては、3タイプと9タイプの無料チェックの違いでも整理しています。
3つとも6割を切ったとき|設問を離れて服を測る
3つの診断すべてで、一致率が6割を切った場合です。この場合は、設問から出た結論は使えません。設問を離れて、服を測ります。
手持ちの服の中で、いちばん落ち着く一着を選んでください。着ていて楽で、人からも似合うと言われたことがある服が理想です。その服を平らな場所に置いて、4か所を測ります。
1つ目は総丈です。肩のいちばん高いところから、裾までの長さです。2つ目は肩幅です。左右の肩の縫い目のあいだの長さです。3つ目は身幅です。脇の下の位置で、身頃の端から端までの長さです。4つ目は袖丈です。肩の縫い目から、袖口までの長さです。
この4つの数字が、分類名のかわりに次の買い物の基準になります。
分類名がないまま買い物をする
服を測ったら、その4つの数字を持って買い物をします。
店頭やネットで服を選ぶとき、サイズ表の数字と、自分の4つの数字を比べます。数字が近い服は、形が手持ちの落ち着く服に近いので、似合う可能性が高い服です。数字が大きく違う服は、試着して確かめてから決めます。
分類名がなくても、この方法なら買い物の失敗は減らせます。分類名は、似合う服を見つけるための近道の1つにすぎません。近道が使えないなら、実際の服で確かめる道を使えばよいのです。
測った服とは違う形の服に挑戦したいときは、1か所だけ数字を変えた服を選ぶと、何が変わると似合わなくなるのかが分かりやすくなります。
有料の診断に進む条件
無料の診断で揺れが続く場合、有料の診断に進むことを考える人もいるはずです。進むかどうかは、揺れの原因で決めます。
揺れた設問が、言葉の解釈に関わるものに集中している場合は、有料の診断で揺れが減る可能性があります。人が体を見て判断する形式なら、言葉の解釈で揺れることがないからです。
揺れた設問が、特定の体の部位に集中している場合は、有料の診断でも境目と言われる可能性があります。体の特徴そのものが境目にあるなら、それが正しい答えです。その場合は、境目として扱い、試着で確かめる方法を続けるほうがよいでしょう。
有料の診断を受ける前に、揺れた設問のメモを持っていくと、どこを見てほしいかを伝えやすくなります。
有料の診断を受けたあとも、この記事の手順は使えます。有料の診断の結果と、無料の診断で一致した項目を突き合わせてみてください。有料の診断の結果が、一致した項目と同じ方向を指していれば、その結果は確かめられた情報と食い違っていないということです。安心して使えます。
反対に、有料の診断の結果が、一致した項目と違う方向を指している場合もあります。このときは、どちらか一方を捨てるのではなく、違っている項目を試着で確かめます。一致した項目は、自分の見え方が安定しているという意味で確かな情報ですが、自分の見え方そのものがずれている可能性はあります。人が見て判断した結果と、自分の見え方が食い違うときは、実際の服を着て確かめるのがいちばん確かな方法です。
試着で確かめるときは、食い違っている項目に関わる服の部分だけを変えた2着を比べます。たとえば襟の形で食い違っているなら、同じような服で襟の形だけが違う2着を着比べます。ほかの部分が同じなら、違いが出たのは襟の形のせいだと分かります。
記録の残し方|1枚に収める
ここまでの手順の記録は、1枚のメモに収めます。
診断ごとに、1回目と2回目の答え、一致率、一致した項目を書きます。重みづけの結果、主として使う診断と、その一致した項目を書きます。3つとも6割を切った場合は、測った服の4つの数字を書きます。
この1枚があれば、服を買うときに迷ったとき、すぐに見返せます。また、季節が変わったときや、体の変化があったときに、もう一度同じ手順をやり直すときの比較の材料にもなります。
やり直したときは、前回の一致した項目と、今回の一致した項目を並べて見比べます。両方の回で一致した項目は、季節や時期をまたいでも安定している、特に確かな情報です。前回は一致したのに今回は揺れた項目は、季節や体の変化の影響を受けやすい項目かもしれません。そうした項目は、季節ごとに試着で確かめる項目としてメモに残しておくと、次の季節の買い物で迷いにくくなります。
設問の作りで、一致率は変わる
同じ人が答えても、診断によって一致率が違うことがあります。これは、設問の作りが違うからです。
一致率が高くなりやすいのは、測れることを聞く設問です。たとえば、「手首の骨は目立つか」のように、見れば分かることを聞く設問は、答えが揺れにくくなります。
一致率が低くなりやすいのは、印象を聞く設問です。たとえば、「体の質感はやわらかいか」のように、人によって受け取り方が違う言葉を使った設問は、答えが揺れやすくなります。
これから無料の診断を選ぶなら、測れることを聞く設問が多い診断を選ぶと、一致率が上がりやすくなります。設問の作りの見分け方は、骨格セルフチェックの設問の作りで詳しく書いています。
やってはいけない切り分け
最後に、結果が割れたときにやりがちで、避けたほうがよい切り分けを書いておきます。
1つ目は、気に入った結果だけを採用することです。3つの結果のうち、自分が好きなタイプの結果を選ぶと、その結果の一致率が低くても使ってしまいます。結果が気に入らないときの考え方は、診断結果が気に入らないときで整理しています。
2つ目は、結果が出るまで何度もやり直すことです。同じ診断を何度もやると、答えを覚えてしまい、一致率が意味を持たなくなります。
3つ目は、一致率が低い診断を、重みづけで少しだけ使うことです。6割を切った診断は、結果ごと使わないと決めたら、その決めごとを守ります。
2回目に答えるときの条件のそろえ方
再現性を確かめる手順は、1回目と2回目の条件がそろっていることが前提です。条件が違うと、答えが揺れたのが自分の見え方のせいなのか、条件のせいなのかが分からなくなります。
そろえる条件は5つあります。1つ目は時間帯です。朝と夜では、むくみや疲れで体の見え方が変わることがあります。1回目と同じ時間帯に答えます。2つ目は着ている服です。体の線が見える薄手の服で、1回目と同じ服を着ます。3つ目は光です。同じ場所で、同じ光の下で答えます。昼間の窓際で答えたなら、2回目も昼間の窓際で答えます。4つ目は鏡です。全身が映る鏡を使い、鏡からの距離もそろえます。5つ目は姿勢です。まっすぐ立った姿勢で、力を抜いて答えます。
この5つをメモに書いておき、2回目に答える前に見返します。条件がそろっているのに揺れた設問だけが、本当に揺れている設問です。
もし、条件をそろえられなかった回がある場合は、その回の答えは一致率の計算に使わず、もう一度条件をそろえてやり直してください。やり直すときも、前回から3日ほど空けます。
一致した項目を、店で使う言葉に直す
一致した項目の答えは、そのままでは買い物に使いにくいことがあります。「肩のあたりの骨が目立つ」という答えを、店頭で服を見るときにどう使えばよいかは、すぐには分からないからです。
そこで、一致した項目を、服の形の言葉に直しておきます。直し方の基本は、その項目が体のどの部位について答えているかを見て、その部位に重なる服の部分を選ぶことです。
肩まわりの項目なら、服の肩の線や、袖の付け方に直します。肩の線が体の肩の位置で終わる服か、肩より外に落ちる服か、という見方です。首まわりの項目なら、襟の形や首元の開き方に直します。腰まわりの項目なら、ウエストの位置や、裾の広がり方に直します。色の項目なら、顔の近くに来る服の色に直します。
直した言葉を、一致した項目の横に書いておきます。店頭でもネットでも、服を見るときにはその言葉だけを確かめればよいので、迷う時間が短くなります。
直した言葉に当てはまらない服を試したいときは、試着で確かめてから決めます。一致した項目は確かな情報ですが、それ以外の服が似合わないと決まったわけではないからです。
家族や友人に見てもらうときの使い方
セルフ診断の答えが揺れたとき、家族や友人に見てもらう人もいるはずです。この方法は使えますが、使い方に注意が要ります。
見てもらうのは、揺れた設問だけにします。一致した項目まで見てもらうと、意見が分かれたときに、確かめた情報まで揺らいでしまいます。
聞き方も工夫します。「私はどのタイプだと思う?」と聞くのではなく、揺れた設問をそのまま聞きます。「手首の骨は目立つと思う?」のように、見れば分かることを聞きます。印象を聞く設問なら、「この服とこの服を着たとき、どちらが自然に見える?」と、実際の服で比べてもらいます。
見てもらった答えは、多数決の票として数えません。揺れた設問について、自分の2回の答えのどちらに近いかを見るための、3つ目の見方として使います。家族や友人の答えが、自分の2回の答えのどちらとも違う場合は、その設問は境目にあると考えて、試着で確かめる項目に入れます。
周りの意見と診断の結果の食い違いについては、診断と家族の意見が違うときでも整理しています。
無料の診断の選び方と合わせて読む
この記事は、無料の診断の結果が割れたあとの手順に絞って書いています。これから無料の診断を選ぶ段階なら、無料の服診断はどれをやる?を先に読んでおくと、割れにくい診断を選べます。
また、骨格、パーソナルカラー、顔タイプをどの順番で確かめるかの全体の流れは、似合う服を見つける流れにまとめています。骨格を自分で判断する方法は骨格を自分で判断する方法、パーソナルカラーはパーソナルカラーを自分で判断する方法で確かめられます。
まとめ|正しさが測れないなら、安定度を測る
自分に似合う服診断を無料で3つやって、答えが割れたときの手順をまとめます。
多数決はやめます。無料の診断は設問の作りが似ていて、票が独立していないからです。かわりに、3日空けて同じ診断に2回答え、一致率を数えます。一致率が6割を超えた診断だけを使い、その中でも一致した項目だけを取り出します。
一致率が6割を超えた診断が2つ以上あれば、一致率で重みをつけて突き合わせます。どちらとも取れる場合は、両方で一致した項目だけで服を選び、境目の項目は試着で確かめます。
3つとも6割を切ったら、設問を離れて、手持ちの落ち着く一着の総丈、肩幅、身幅、袖丈を測ります。この4つの数字が、分類名のかわりの基準になります。診断の正しさは自分では測れませんが、安定しているかどうかは誰でも測れます。
よくある問い
- Q. 無料の似合う服診断の結果が割れたら、多数決で決めていいですか
- 多数決は使えません。無料の診断は設問の作りが互いに似ていることが多く、似た設問は似た答えを返します。つまり票が独立していません。2対1になっても、2の側が正しいとは言えません。かわりに、同じ診断に2回答えて答えが一致するかを見ます。
- Q. なぜ3日空けるのですか
- 直後にもう一度答えると、前回の答えを覚えていて、そのまま再現してしまうからです。覚えている状態での一致は、安定度の証拠になりません。3日ほど空けると、前回どう答えたかの記憶が薄れ、そのときの自分の見え方で答え直せます。
- Q. 一致率はどう数えますか
- 設問の数ではなく、答えの一致で数えます。20問なら、1回目と2回目で同じ選択肢を選んだ問題数を20で割ります。6割を超えていれば、その診断の結果は使ってよい材料です。6割を切ったら、結果ごと使いません。
- Q. 3つとも6割を切りました
- 設問を離れて、服を測ります。手持ちの中でいちばん落ち着く一着を平置きにして、総丈・肩幅・身幅・袖丈の4か所を測ってください。この4つの数字が、分類名のかわりに次の買い物の基準になります。
- Q. 有料の診断を受ければ、この揺れはなくなりますか
- 揺れの原因によります。設問の解釈で揺れているなら、人が見て判断する形式に変えることで解消することがあります。体の特徴そのものが境目にあって揺れているなら、有料の診断でも境目と言われることがあり、その場合は境目として扱うのが正しい答えです。
— メグラシ編集部





