骨格ウェーブと出た40代が結果を取り直すか決めるとき|骨側3か所を測り直し、差が3mm以内なら据え置く

取り直す前に、測り直してください。 骨側3か所を同じ手順で測り、前回との差を見る。3mm以内なら据え置きです。
合わないと感じる原因は、判定ではなく服の側にあることが多く、その場合は取り直しても同じ結果が返ってきます。同じ結果を受け取って、同じところで迷う。この往復を減らすための手順です。
「合わなくなった」の原因は3つに分かれる
先に分けます。合わないと感じるとき、起きているのは次のどれかです。
- 判定に使う値そのものが動いた
- 値は動いていないが、測り方が前回と違う
- 値も測り方も同じで、服の側が変わった
この3つは対処がまったく違います。1と2を切り分けてから、3を疑うのが順番です。
順番を守らないと、いちばん手間のかかる対処から始めることになります。3を疑って手持ちを全部見直すのは半日仕事ですが、1と2の切り分けは3か所測るだけで15分です。短い作業で片づく可能性を先に潰してください。
骨側3か所とは
測るのは、動きにくい順に次の3つです。
| 場所 | 測るもの | 単位 |
|---|---|---|
| 手首 | いちばん細いところの周囲 | mm |
| 鎖骨 | 首のつけ根から、骨がいちばん高い点までの高さ | mm |
| 膝 | 皿の上端から、まっすぐ立てた指1本分の位置での前後差 | mm |
肉のつき方や重心は、ここには入れません。それらは条件で動く値なので、据え置きの判断には使えないからです。
前回の値がないとき
記録がなくても始められます。今回を基準として記録してください。
3か所の値、測った日付、手順、そしてどちら側を測ったか。この4つを残せば、次に迷ったときに差で判断できます。
前回の値がない状態で「変わった気がする」と考えても、比べる相手がないので結論は出ません。記録がないことは、取り直す理由にも据え置く理由にもなりません。
測り方の手順
3か所とも、次の条件をそろえます。
- 時刻は起きてから2時間以上あと。起きた直後は値が動きます
- 姿勢は立位。肩の力を抜き、腕を体側に下ろす
- 回数は各3回。真ん中の値を採用する
3回測って、最大と最小の差が2mmを超えたら、その場所は手順が固まっていません。やり方を書き直してから測り直してください。
3か所の測り方を、書ける形にする
手順が固まらないうちは、何度測っても差の意味が読めません。3か所それぞれ、次の粒度まで書いてください。
手首は、手のひらを上に向けて力を抜き、手首を曲げたときにできる横じわの少し先、いちばん細いところにメジャーを一周させます。締めずに、たるませずに。指が1本入るようなら締め直します。
鎖骨は、首のつけ根のくぼみに指を置き、そこから肩先へ向かって滑らせます。骨がいちばん高くなった点で止め、くぼみからその点までの高さを、体の前面に沿って測ります。
膝は、立った状態で皿の上端に印を置き、そこから指1本ぶん上の位置で、前へ出ている量を横から見て測ります。座って測ると値が変わるので、必ず立って測ってください。
書いたら、その紙を読みながら測る。 覚えている手順で測ると、少しずつ変わっていきます。
据え置き・保留・取り直しの3区分
前回との差を、次の3つに分けます。
- 3mm以内 → 据え置き。判定は動かさない
- 3mmから6mm → 保留。1週間空けてもう一度測る
- 6mmを超える → 取り直しの検討に入る
3か所のうち、2か所以上が同じ区分に入ったときにその区分を採用します。1か所だけ大きく動いている場合は、次の項で扱います。
差が測り方によるものか、本当の変化かを分ける
保留や取り直しの区分に入ったとき、まず疑うのは測り方です。分ける方法があります。
手順を紙に書いて、もう一度そのとおりに測る。 1週間空けてから、同じ紙を読みながら測ります。
- 2回目で差が縮んだ → 前回の測り方が違っていた
- 2回目も同じ差が出た → その差は本物
回数を増やしても分かりません。 分かるのは、日を空けて、手順を固定して測り直したときだけです。
どちらとも取れるとき①|1か所だけ差が大きい
3か所のうち1か所だけが6mmを超えている場合、その1か所を疑います。
いちばん多いのは膝です。測る位置の取り方が難しく、指1本分という基準が毎回ずれます。次に多いのが鎖骨で、姿勢の違いが直接効きます。手首は比較的安定します。
対処は、差が大きかった場所の手順を書き直して、そこだけ測り直すことです。他の2か所は据え置きで問題ありません。
どちらとも取れるとき②|左右で差が違う
3か所とも、左右で差が出ることがあります。
左右の差が3mm以内なら平均を使います。3mmを超えた場所は、毎回同じ側だけを測ると決めてください。
前回と違う側を測ると、その差がそのまま「変化」として出ます。どちら側を測るかを記録に書いておけば、次回からこのずれは起きません。
どちらとも取れるとき③|日によって値が動く
同じ手順でも、日によって2mmから3mm動くことはあります。これは正常な幅です。
問題になるのは、動く幅が判断の境目より大きいときです。日ごとに5mm動くなら、3mmという境目では判断できません。
このときは境目を広げます。自分の動く幅の2倍を、据え置きの基準にしてください。 5mm動くなら10mm以内は据え置き。基準を自分の測定に合わせるほうが、結論が安定します。
骨側が据え置きなのに合わないとき
ここからが本題かもしれません。3か所とも3mm以内で、それでも服が合わない。このとき変わったのは服の側です。
判定を取り直しても、服の側の変化は分かりません。見るべきは手持ちのほうです。
服の側で動く4つ
同じ形の名前でも、次の4つは年ごとに変わります。
| 動くもの | 何が変わるか | どう確かめるか |
|---|---|---|
| 生地の厚み | 同じ形でも厚みで輪郭が変わる | 2枚重ねて厚みを比べる |
| 肩の縫い目の位置 | 肩先より内か外か | 平置きで肩幅を測る |
| 丈の基準 | どこで切るかの流行 | 着丈を測る |
| 伸びる量 | 引いたときに伸びる幅 | 身幅を引いて伸び代を見る |
確かめ方は1つです。手持ちの中で今も気持ちよく着られる一着と、最近合わなかった一着を平置きにして、肩幅・着丈・身幅を測る。
差が出た場所が、いま合っていない条件です。この差は、判定を取り直しても出てきません。
差が2か所以上に出たときは、いちばん大きい1か所だけを条件にしてください。3か所とも条件に加えると、その全部を満たすものがほとんど見つからなくなります。1か所を守るだけで、合わない感じの大半は収まります。
逆に、どこにも差が出ないのに合わない場合は、形の名前が同じでも別の要素が動いています。縫い代の始末、裏地の有無、生地の落ち方。 どれも平置きの寸法には出ませんが、着たときの輪郭を変えます。2着を並べて、裾を持ち上げて放したときの落ち方を見比べると差が分かります。
見え方が変わったと感じる場合の扱い
数字は据え置き、服の条件も直した。それでも「以前と印象が違う」と感じることがあります。
このときに動いているのは、判定でも服でもなく、顔まわりや髪の条件であることが多いです。髪の長さ、分け目の位置、色の明るさ。どれも、上半身の見え方の土台を変えます。
確かめ方は簡単です。同じ服を着た写真を、以前のものと並べる。 服が同じで印象が違うなら、変わったのは服の外側です。
これは判定の問題ではないので、骨側の値をいくら測っても出てきません。測る場所を間違えると、答えの出ない検算を延々と繰り返すことになります。 服が同じかどうかを先に確かめてください。
取り直すと決めたときにやること
6mmを超える差が2か所以上で確認できたなら、取り直す価値があります。そのときに用意するものがあります。
前回の記録と今回の記録。両方を持っていくか、手元に置いてください。
そして、取り直したあとにもう一度3か所を測って記録します。 次に迷ったときの基準になります。取り直しは終わりではなく、基準を更新する作業です。
据え置きと決めたときにやること
据え置きなら、判定に手をつける必要はありません。かわりに、服の側の4つを1つずつ確かめて、条件を書き直します。
たとえば「肩の縫い目は肩先から1cm内側まで」「着丈は腰骨の高さまで」のように、名前ではなく数字で条件を書く。この形にしておくと、来年また流行が動いても、条件のほうは動きません。
分類名は据え置き、条件は毎年見直す。 これが、長く同じ判定を使い続けるためのやり方です。
記録の残し方
1枚の紙に、次の5つを書きます。
日付、3か所の値、測ったのがどちら側か、手順の要点、据え置きか保留か取り直しか。
手順の要点を書いておくのが肝心です。次に測るとき、同じ手順で測れるかどうかで、差の意味が決まります。手順が書かれていない記録は、値だけが残った紙になります。
測り直す間隔は、1年から2年で十分です。それより短い間隔で測っても、差の大半は測り方のばらつきに埋もれます。
そして、据え置きが続くことは何も起きていないという意味ではありません。据え置きだと確かめられた、という結果です。 確かめた記録があるから、次に迷ったときに同じところで止まらずに済みます。取り直すかどうかで悩む時間を、服の側の条件を見直す時間に回せるようになります。
よくある問い
- Q. 以前ウェーブと出ましたが、いまは説明が合いません。取り直すべきですか
- 取り直す前に測り直してください。骨側3か所、手首の周囲・鎖骨の高さ・膝の皿の出方を、前回と同じ手順で測ります。前回との差が3mm以内なら判定は据え置きでよい水準です。合わないと感じる原因は、判定ではなく服の側にあることが多く、その場合は取り直しても同じ結果が出ます。同じ結果を受け取って同じところで迷う、という往復を減らすための一手です。
- Q. 前回の数値を記録していません
- 今回を基準として記録すれば足ります。3か所を測り、日付と手順を添えて残してください。次に迷ったときに、差で判断できるようになります。前回の値がない状態で「変わった気がする」と考えても、比べる相手がないので結論は出ません。記録がないことは、取り直す理由にも据え置く理由にもなりません。まず基準を作るところから始めてください。
- Q. 差が3mmから6mmの間でした
- 保留です。1週間空けて、同じ手順でもう一度測ってください。2回目も同じくらいの差が出るなら、その差は本物として扱います。2回目で差が縮んだなら、測り方が前回と違っていたということです。3mmから6mmという幅は、姿勢や時刻の違いだけでも出る大きさなので、1回の測定で結論を出さないほうが安全です。
- Q. 骨側が据え置きなのに、服が合わなくなりました
- 変わったのは服の側です。同じ形の名前でも、生地の厚み、肩の縫い目の位置、丈の基準、伸びる量は年ごとに変わります。手持ちの中で今も気持ちよく着られる一着を平置きにして、肩幅と着丈と身幅を測り、最近合わなかった一着と比べてください。差が出た場所が、いま合っていない条件です。判定を取り直しても、この差は分かりません。
- Q. 左右で値が違います
- 3か所とも左右で差が出ることがあります。扱い方は、左右を両方測り、差が3mm以内なら平均を使うことです。3mmを超えた場所は、毎回同じ側だけを測ると決めてください。前回と違う側を測ると、その差がそのまま「変化」として出てしまいます。どちら側を測るかを記録に書いておけば、次回からこのずれは起きません。
— メグラシ編集部





