ジェルネイルのマグネットのやり方|秋は下に塗る色で光り方が変わる

秋の深い色でマグネットネイルをするなら、磁石を持つ前に、下に塗る色を決めてください。
ボルドー、カーキ、こげ茶、深い紺。秋に塗りたくなる色のマグネットジェルは、夏の明るい色より、下に塗った色の影響を強く受けます。同じマグネットジェルでも、下が黒なら光の線がくっきり浮き、下が同じ系統の濃い色なら色と光が両方見え、下が透明なら爪の色が少し透けて、光はやわらかく出ます。
光の線がぼやける、思ったより光らない、色がくすんで見える。こうした仕上がりの迷いは、磁石の当て方より先に、下の色で決まっていることが多いのです。磁石を爪から何ミリ離して何秒当てるかはマグネットネイルのやり方|磁石は爪から1〜3mm・3秒・離す前に固めるに書きました。ここでは、その手前の、下に何色を塗るかを決めます。
ジェルネイルの基本の手順がまだ不安な場合は、先にセルフジェルネイルのやり方で、ベース・カラー・トップの3段を確かめてから読んでください。
結論:迷ったら同系の濃い色。光を強くしたいときだけ黒
下に塗る色は、3つの方向から選びます。
ひとつは黒です。光の粒の後ろが真っ暗になるので、光の線がいちばんくっきり浮きます。夜の集まりや、照明の下で手もとを見せたい日に向いています。
ふたつめは、マグネットジェルと同じ系統の濃い色です。ボルドーのマグネットならボルドーかそれより濃い赤茶、カーキならオリーブか深い緑。光の後ろに色があるので、光と色の両方が見えます。昼にも夜にもなじみ、秋の深い色がいちばんきれいに出るのはこれです。
みっつめは、透明です。下に色を塗らず、ベースの上に直接マグネットジェルを重ねます。爪の色が少し透けて、光はやわらかく、全体に軽い仕上がりになります。職場で控えめにしたい日や、短い爪で重く見せたくない日に向いています。
どれを選ぶか迷ったら、同系の濃い色にしてください。光が強すぎて浮くことも、弱すぎて沈むこともなく、秋の装いにいちばん合わせやすい仕上がりになります。
自分の爪で先に見る2つのこと
下の色を選ぶ前に、自分の爪で2つのことを確かめます。
爪の透け具合
白い紙の上に、指を平らに置いてください。爪の先の、指から離れて伸びている部分を見ます。
その部分から紙の白さがはっきり見えるなら、透けやすい爪です。爪が薄いか、伸ばしている部分が長いと、こうなります。透けやすい爪は、下に塗る色が1度塗りだと足りず、光の後ろが明るく抜けて、光の線がにじみます。下の色は2度塗りを基本にしてください。
紙の白さがうっすらとしか見えない、またはほとんど見えないなら、透けにくい爪です。下の色は1度塗りで足ります。
出したい光の量
次に、仕上がったときに、光をどのくらい見せたいかを決めます。
いちばんわかりやすいのは、その爪で出かける場所を思い浮かべることです。夜の食事や集まりで、テーブルの上の手もとが照明に当たる場面が多いなら、光は強めでかまいません。昼の職場で、書類やパソコンの上に手を置く時間が長いなら、光は控えめのほうがなじみます。
光を強くしたいなら黒、色と光の両方なら同系の濃い色、控えめなら透明。この対応を覚えておけば、出かける場所から下の色が決まります。
下の色の3つの方向を、比べる軸で見る
下の表は、3つのどれが正しいかを決めるための表ではありません。どの軸で違いが出るかを見るためのものです。
| 比べる軸 | 黒 | 同系の濃い色 | 透明 |
|---|---|---|---|
| 光の線の輪郭 | いちばんくっきり | くっきり | やわらかくにじむ |
| 見える色 | 光が主で、色は沈む | 色と光が両方 | 爪の色が少し透ける |
| 透けやすい爪での塗る回数 | 1〜2度 | 2度 | 下の色なし |
| 合わせやすい時間帯 | 夜 | 昼も夜も | 昼 |
表を横に見ると、黒から透明に向かって、光の輪郭がやわらかくなり、爪の色が見えてくるのがわかります。どれが上ということはなく、出かける場所と、自分の爪の透け具合に合わせて選ぶものです。
手順:ベースから固めるまで
下の色を決めたら、手順はこうなります。ライトで固める時間は、使っているジェルとライトの説明書に従ってください。ここでは、下の色を入れることで変わるところに絞って書きます。
- 爪の表面を整えて、油分を拭き取る
- ベースジェルを薄く塗って固める
- 下の色を塗って固める(透けやすい爪は2度塗りして、1度ごとに固める)
- マグネットジェルを薄く塗る
- 磁石を当てて光を寄せ、そのまま固める
- 光の量を増やしたいときは、4と5をもう一度
- トップジェルを塗って固め、表面を拭き取る
下の色を入れる3番目が、透明を選んだ場合は抜けます。その場合は、ベースのすぐ上にマグネットジェルを塗ります。
それぞれの段で、下の色を入れることで変わるところを補っておきます。
1番目で油分を拭き取るのは、どの色でも同じですが、下の色を2度塗りにする場合は、ジェルの層が1枚増えるぶん、爪の根もとの際から浮きやすくなります。根もとの際は、とくに丁寧に拭いてください。
3番目の下の色は、爪の根もとから先まで、1本の筆の動きで塗り切るのが理想です。途中で筆を止めて塗り足すと、その部分だけ厚くなります。爪の幅が広い親指は、左・真ん中・右の3回に分けて、それぞれ根もとから先へ一度で塗ります。
4番目のマグネットジェルは、下の色の上に塗ると、下の色が透明のときより筆の滑りが少し重く感じます。下の色の表面に、固めたあとのべたつきが残っているためです。このべたつきは拭き取らずに、そのままマグネットジェルを重ねてください。拭き取ると、上のジェルとの密着が弱くなることがあります。
5番目で磁石を当てるときは、下の色が暗いほど光の線の動きが見やすくなります。黒の下地だと、光の粒が寄っていく様子が手もとではっきり見えるので、初めてのときは黒の下地で練習すると、当て方の感覚がつかみやすくなります。
塗るときにはみ出したジェルが、爪のまわりの皮膚に付いたままになると、固めたあとに浮きやすくなります。はみ出したら、固める前に細い棒の先で拭き取ってください。
下の色を塗る厚みと回数
下の色は、薄く塗るのが基本です。厚く塗ると、固めたあとに表面が波打ち、その上に塗るマグネットジェルの光の線がゆがみます。
1度で色をしっかり出そうとすると、どうしても厚くなります。透けやすい爪なら、薄く2度に分けてください。1度目で色のムラが残っていても、2度目で埋まります。2度目を塗る前に必ず1度目を固めることで、2層が混ざらず、表面が平らに仕上がります。
塗り終わったら、横から光にかざして、表面に波がないかを見ます。蛍光灯の細長い光が、爪の上でまっすぐ映っていれば平らです。光の映り込みが曲がっていたら、その部分が厚くなっています。次の1本からは、筆に取る量を少し減らしてください。
下の色が黒の場合は、1度塗りでも透けにくいことが多いです。白い紙の上で確かめて、爪の先から紙の白が見えなければ、1度で足ります。
マグネットジェルは、1度塗りと2度塗りで光の量を変える
マグネットジェルを塗る回数は、光の量を調整するためのつまみです。
1度塗りだと、光の粒の数が少なく、光の線は細く控えめに出ます。下の色が見える面積が広いので、色の印象が強くなります。
2度塗りにすると、光の粒が増え、線が太く明るくなります。下の色が見える面積は減るので、光の印象が強くなります。2度塗りにするときは、1度目に磁石を当てて固めたあと、2度目を塗って、もう一度同じ位置に磁石を当てて固めます。2度目の磁石の位置が1度目とずれると、光の線が二重になります。
ここで大事なのは、マグネットジェルを1度で厚く塗らないことです。厚く塗ると、光の粒が動く距離が長くなり、磁石を当てても粒が寄りきらず、線がぼやけます。光を増やしたいときは、厚くするのではなく、回数を増やしてください。
秋の4つの色で、下の色をどう合わせるか
秋のマグネットジェルでよく選ばれる色で、下の色の合わせ方を見てみます。ここに書くのは決まりではなく、迷ったときの出発点です。
ボルドー
ボルドーのマグネットは、下を同系の濃い赤茶にすると、ワインのような深い色に光が浮きます。黒にすると、光の線が強くなり、色はかなり沈んで、夜の照明の下では黒に近く見えます。昼にも夜にも使いたいなら、同系の濃い色が合います。
カーキ・オリーブ
カーキのマグネットは、下の色の影響をいちばん受けやすい色です。下を透明にすると、爪の色と混ざって黄みが強く出ます。同系の深い緑にすると、落ち着いた秋の色になります。黒にすると、光だけが浮いて、カーキの色はほとんど見えなくなります。カーキを見せたいなら、同系の深い緑を選んでください。
こげ茶・ブラウン
こげ茶のマグネットは、下を同系のこげ茶にしても、黒にしても、それほど大きくは変わりません。もともと暗い色なので、黒との差が小さいのです。迷ったら、手もとにあるほうを使ってかまいません。透明にすると、やわらかい琥珀のような色になり、昼の職場でもなじみます。
深い紺
紺のマグネットは、下を黒にすると夜空のように光が浮きます。同系の紺にすると、色と光のバランスがよくなります。紺は、秋の装いで紺やグレーの服が増える時期に、手もとを服に合わせやすい色です。
4つの色を見比べると、色そのものが明るいほど下の色の影響が大きく、暗いほど影響が小さいことがわかります。自分が塗りたい色が明るめなら、下の色の選び方に時間をかけてください。
どちらとも取れるときの決め方
ここまでの内容で決まらない場面があります。下の色の選び方で迷うのは、たいてい次のような場面です。
爪が透けやすく、でも光は控えめにしたい
透けやすい爪で、光を控えめにしたい場合、透明を選ぶと、光の後ろから爪の色が強く透けて、光がにじみすぎます。かといって黒にすると、光が強くなりすぎます。
こういうときは、同系の濃い色を下に1度だけ塗り、マグネットジェルも1度だけ塗ってください。下の色が1度だと少し透けますが、マグネットジェルの色がそれを補います。光は1度塗りで控えめになります。白い紙の上で、爪の先からうっすら白が見えるくらいなら、この組み合わせでちょうどいい具合に収まります。
職場と休日で、同じ爪を使いたい
平日は控えめに、週末は光らせたい。ジェルネイルは付け替えに手間がかかるので、同じ爪で両方をこなしたい、という相談はよくあります。
この場合は、下の色を同系の濃い色にして、マグネットジェルを1度塗りにしておきます。平日は、これで十分控えめです。週末の前に光を足したいなら、トップの上から、もう1度マグネットジェルとトップを重ねる方法もありますが、厚みが増えて浮きやすくなります。
付け替えの手間を減らしたいなら、最初から2度塗りにして、光の線を爪の端に寄せる方法が向いています。光の線が爪の中央にあると目立ちますが、端に寄せると、手を自然に置いたときには控えめに見え、手を傾けたときだけ光ります。磁石を爪の横から当てると、光の線が端に寄ります。
黒と同系の濃い色で迷う
黒にするか、同系の濃い色にするかで迷ったら、その爪で出かける場所の照明を思い浮かべてください。
照明が暗めで、黄色っぽい光の場所が多いなら、黒を選ぶと光がよく浮きます。暗い場所では、同系の濃い色は黒とほとんど区別がつかず、光だけが見えるからです。
昼の自然光や、白い蛍光灯の下にいる時間が長いなら、同系の濃い色を選んでください。明るい場所では、黒の下地は光の後ろが真っ暗に見えて、手もとが重く見えることがあります。
短い爪で、重く見せたくない
爪を短く切りそろえている場合、黒や濃い色を下に塗ると、爪が小さく、指先が重く見えることがあります。
短い爪で深い色を楽しみたいなら、下を透明か、同系の色を1度だけにして、マグネットジェルの光の線を、爪の縦方向に細く入れてください。縦の光の線は、爪を長く見せます。磁石を爪の根もとから先に向かってすべらせるように当てると、光の線が縦に伸びます。
爪の長さそのものを整える方法は、ネイルの長さ出しのやり方を参考にしてください。
手もとに明るい色しかない
下に塗る濃い色を持っていない、手もとにあるのは淡いピンクやベージュだけ、という場合もあると思います。新しく濃い色を買う前に、手もとの色で試せることがあります。
淡い色を下に塗ると、光の後ろが明るくなるので、光の線はやわらかくにじみます。これは失敗ではなく、透明の下地に近い仕上がりです。控えめな光で十分なら、そのまま使ってかまいません。
光の線をもう少しはっきりさせたいなら、マグネットジェル自体を2度塗りにしてください。1度目のマグネットジェルが、2度目にとっての暗い下地の役目をします。1度目を塗って磁石は当てずにそのまま固め、2度目を塗ってから磁石を当てて固める。こうすると、1度目の層が光の粒の後ろを暗く埋めてくれるので、濃い下の色を持っていなくても、光の線が浮きやすくなります。
ただし、淡い色とマグネットジェルの色の系統が大きく違うと、色がにごることがあります。淡いピンクの上にカーキ、のような組み合わせは避けて、透明を選んでください。
2色のマグネットを使い分けたい
人差し指と薬指だけ別の色にしたい、のように、1回の付け替えで2色のマグネットを使うこともあると思います。この場合も、下の色はそれぞれのマグネットに合わせて変えるのが基本です。
ただ、下の色まで2種類そろえると、手順が増えて時間がかかります。手順を減らしたいなら、下の色を2色とも黒にそろえてください。黒の下地なら、どの色のマグネットを重ねても光の線がくっきり出るので、2色の光の強さがそろいます。下の色を同系の濃い色にすると、2色それぞれの色は見えますが、光の強さが色によってばらつくことがあります。
2色の光の強さをそろえたいか、2色の色の違いを見せたいかで、下の色を黒にするか、それぞれの同系にするかを決めてください。
それでも決まらないとき
試し塗りをしてください。ネイル用の練習チップか、使わなくなった透明のケースの裏に、3つの下の色を並べて塗り、その上に同じマグネットジェルを重ねて、同じように磁石を当てて固めます。
並べてみると、自分が思い描いていた光がどれに近いかが、すぐにわかります。爪に直接塗って失敗すると落とす手間がかかりますが、試し塗りなら何度でもやり直せます。一度作っておけば、次に同じマグネットジェルを使うときの見本にもなります。
仕上がりが思ったとおりでないとき、下の色から見直す
固めたあとに、思っていた光と違う、と感じたら、どこを見直すかを順に挙げます。
光の線がぼやける
下の色が明るすぎるか、マグネットジェルが厚すぎる場合が多いです。下の色を一段濃くするか、マグネットジェルを薄く塗り直してください。磁石の当て方を変えるのは、この2つを確かめてからにします。
光が弱く、色ばかり目立つ
下の色が明るい、またはマグネットジェルが1度塗りで光の粒が少ない場合です。光を強くしたいなら、下を黒寄りにするか、マグネットジェルを2度塗りにしてください。
色がくすんで、にごって見える
下の色とマグネットジェルの色が、系統の違う色になっている場合によく起こります。たとえば、カーキのマグネットの下に赤みの強い茶を塗ると、色が混ざってにごります。下の色は、マグネットジェルと同じ系統か、黒にしてください。
1本だけ光り方が違う
その1本だけ、下の色の塗る回数や厚みが違うことが多いです。白い紙の上で、ほかの爪と並べて透け具合を比べてください。1本だけ透けていたら、その爪の下の色が足りていません。
数日たって、光が鈍くなってきた
塗った直後はきれいに光っていたのに、数日たつと光が鈍く見えることがあります。これは下の色ではなく、いちばん上のトップジェルの表面に、細かい傷がついているためです。家事や、鞄の中を探る動きで、爪の表面は少しずつこすれます。
秋は空気が乾いて、手を洗う回数や、手肌の保湿をする回数が増える時期です。保湿のクリームが爪の表面に残ると、そこにほこりが付いて、光がくもって見えることもあります。光が鈍くなったと感じたら、まず乾いた柔らかい布で爪の表面をそっと拭いてください。それで戻らなければ、トップジェルだけを塗り直すと、光が戻ります。下の色やマグネットジェルまで塗り直す必要はありません。
下の色と、まわりの肌の色がぶつかる
秋になって、手の甲の日焼けが少しずつ落ちてくると、夏に合っていた下の色の組み合わせが、手もとから浮いて見えることがあります。とくに黒の下地は、肌の色が明るくなるほど、指先との差が大きくなります。手を机の上に置いて、少し離れたところから見たときに、爪だけが黒く抜けて見えたら、同系の濃い色に替えてみてください。差がやわらいで、手もと全体がなじみます。
ジェルネイルが浮いたり欠けたりする場合の原因の見分け方は、ジェルネイルの仕方 2回目からの直し方に詳しく書きました。
光の線の向きと、下の色の関係
下の色を決めたあとに、もうひとつ決めるのが、光の線をどの向きに入れるかです。向きの決め方そのものは磁石の当て方の話になりますが、下の色によって、向きの見え方が少し変わります。
光の線を爪の中央に横向きに入れると、手を自然に置いたときに、光がいちばん目に入ります。黒の下地でこれをすると、光の線が強く浮き、手もとが華やかになります。夜の集まりには合いますが、昼の職場では目立ちすぎることがあります。同系の濃い色の下地なら、中央に横向きでも、色が光を受け止めるので、強く浮きすぎません。
光の線を爪の根もとから先に向けて縦に入れると、爪が長く見えます。縦の線は、下の色が暗いほど細く鋭く見え、明るいほどやわらかく太く見えます。爪を長く見せたいなら黒か同系の濃い色、やわらかく見せたいなら透明が合います。
光の線を爪の端に寄せると、手を傾けたときだけ光が見えます。端に寄せる場合は、下の色が暗いほど、光のない部分が広く暗く見えます。黒の下地で端に寄せると、爪の大部分が黒く見えるので、手もとが重くなりやすいです。端に寄せたいなら、同系の濃い色か透明を選んでください。
向きと下の色をそろえて考えると、昼にも夜にも使いやすいのは、同系の濃い色に、縦か端寄せの光です。夜だけに使うなら、黒に中央の横向き。昼に控えめにしたいなら、透明に端寄せ。自分の予定に近い組み合わせから始めてみてください。
塗る前に、机の上で決めておくこと
マグネットネイルは、塗ってから固めるまでのあいだに、磁石を持ち替える手間があります。机の上が散らかっていると、その数秒で光の粒が動いてしまい、線がぼやけます。下の色を入れる手順では、筆やボトルの数が増えるので、なおさら机の上を先に決めておくと楽です。
利き手側に、使う順にボトルを並べます。ベース、下の色、マグネットジェル、トップの順です。並べたボトルの手前に、磁石を置きます。磁石はマグネットジェルのボトルのすぐ横、指を伸ばせばすぐ取れる位置にしてください。
ライトは、利き手でないほうの手の正面に置きます。塗る手をそのままライトに入れられる位置です。磁石を当ててから固めるまでの時間が短いほど、光の線がきれいに残ります。磁石を当てたまま、手をライトに移す動きを、塗る前に一度だけ試しておくと、本番であわてません。
はみ出しを拭き取る細い棒と、拭き取り用の綿も、手の届く場所に置きます。下の色をはみ出したまま固めると、その部分からマグネットジェルの光の粒が流れ込んで、爪の外まで光ってしまいます。
秋の装いと、手もとの色の合わせ方
マグネットネイルの光は、手を動かすたびに場所が変わるので、手もとに目が行きやすくなります。だからこそ、服との合わせ方を少し意識すると、全体がまとまります。
秋の装いで多いのは、こげ茶、カーキ、紺、グレーといった、深く落ち着いた色です。手もとのマグネットの色を、服の中の1色と同じ系統にすると、手もとだけが浮かず、装い全体に溶け込みます。たとえば、カーキのジャケットを着る日は、カーキかオリーブのマグネット。紺のニットの日は、紺のマグネット。
逆に、服が全体に淡い色の日は、マグネットの色を少し明るめにするか、下を透明にして光を控えめにすると、手もとだけが重く見えません。
秋冬のネイルの色そのものの選び方は、秋冬ネイルの色の選び方で、肌の色や服との関係から詳しく書いています。
落とすとき、付け替えるとき
マグネットジェルは、光の粒が入っているぶん、普通のカラージェルより落とすのに時間がかかることがあります。落とすときは、表面を削ってから、ジェルを落とす液を含ませた綿をのせ、包んでしばらく置きます。無理に剥がすと、自分の爪の表面まで一緒に剥がれてしまうので、浮いてきた部分を少しずつ押し上げるようにしてください。
付け替えのときに、下の色を変えたいなら、ベースジェルまで全部落とします。下の色だけを残して上を替えることもできますが、下の色の表面が削れて薄くなっていると、光り方が変わります。秋の深い色から、冬の別の色に移るときは、一度全部落としてから、白い紙の上で透け具合を見直すのがおすすめです。季節が変わると、爪の乾き具合も変わって、透け方が違って見えることがあるからです。
よくある行き違い
マグネットネイルの相談で、よく出てくる行き違いを3つ挙げます。
ひとつめは、「光がきれいに出ないのは、磁石の当て方が悪いから」です。もちろん当て方も関係しますが、秋の深い色では、下の色のほうが影響が大きいことがよくあります。当て方を変える前に、下の色と塗る回数を見直してください。
ふたつめは、「光を強くしたいから、マグネットジェルを厚く塗る」です。厚く塗ると、かえって光の粒が寄りきらず、線がぼやけます。光を強くしたいなら、厚さではなく回数か、下の色で調整します。
みっつめは、「黒の下地がいちばんきれいに光る」です。光の線がくっきり浮くのは黒ですが、昼の明るい場所では手もとが重く見え、マグネットの色そのものは沈みます。きれい、の中身が「光がくっきり」なのか「色と光が両方見える」なのかで、選ぶ下の色は変わります。
よっつめは、「下の色を塗ったら、マグネットジェルは1度でいい」です。下の色で光の後ろを埋めたからといって、光の量まで決まるわけではありません。下の色は光の輪郭と色の見え方を決め、マグネットジェルの塗る回数は光の量を決めます。2つは別のつまみなので、輪郭が思いどおりでも光が足りないなら、マグネットジェルの回数を増やしてください。
いつつめは、「秋の色は、どれも黒っぽく見えるから下の色はどれでも同じ」です。瓶の中では暗く見える色でも、薄く塗って光の粒が寄ると、下の色が驚くほど透けて見えます。とくにカーキや紺は、瓶の見た目と爪の上の見た目がいちばん違う色です。瓶の色だけで判断せず、試し塗りか、1本だけ先に塗って確かめてから、残りの爪に進んでください。
ビー玉のような丸い光を作りたい場合は、磁石の形と当て方が大きく変わるので、ビー玉マグネットネイルのやり方|秋冬の予定で玉の大きさと位置を決めるを読んでください。
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よくある問い
- Q. マグネットジェルは、下に何色を塗ればいいですか
- 出したい光の量で決めます。光をいちばん強く出したいなら黒、色と光の両方を見せたいならマグネットと同じ系統の濃い色、爪の色が少し透けるくらい控えめにしたいなら透明です。迷ったら同じ系統の濃い色を選ぶと、光が強すぎず弱すぎず、秋の深い色がきれいに出ます。
- Q. マグネットの光がぼやけて、線がきれいに出ません
- 下の色が明るすぎるか、マグネットジェルを厚く塗りすぎている場合が多いです。下の色が明るいと、光の粒の後ろから色が透けて、線の輪郭がにじみます。下の色を一段濃くするか、マグネットジェルを薄く1度塗りにして、磁石を当ててから固めてください。
- Q. 爪が薄くて、色が透けやすいです。どうすればいいですか
- 下の色を2度塗りにしてください。白い紙の上に指を置いて、爪の先から紙の白さが見えるくらい透ける爪は、1度塗りだと下の色が足りず、光の後ろが明るく抜けます。2度塗りで紙の白が見えなくなったら、その上にマグネットジェルを重ねます。
- Q. 職場では控えめに、休日は光らせたいです
- 下の色を同系の濃い色にして、光の量はマグネットジェルの塗る回数で変えるのが手軽です。1度塗りなら光は控えめで、2度塗りにすると光が増えます。下の色を毎回替えるより、塗る回数で調整したほうが、付け替えの手間が少なくて済みます。
— メグラシ編集部





