ミラーパウダーネイルのやり方|爪の反りと長さで全面か先端かを分ける

**ミラーパウダーを全面に塗ってよいのは、爪の反りが強い人です。**名刺の短辺を爪に横から当てて、左右の端に1mm以上の隙間が開くなら、全面に塗って鏡らしく仕上がります。隙間が0.5mm未満の平らな爪なら、全面ではなく先端だけかラインにしてください。
理由は、ミラーパウダーが爪の表面のでこぼこをそのまま映すからです。反りの強い爪では、光が細い1本の帯になって流れ、多少のでこぼこは帯の外に逃げます。平らな爪では光が面で返るので、ベースの厚みのむらや縦すじが、波のように全部見えます。
そのうえで、爪の長さが答えをもう一段分けます。白い先端を除いた爪の縦が横幅より短い人は、全面に塗ると指先に金属の板を貼ったように見えます。この場合は反りが強くても、先端だけのほうが指が長く見えます。
結論:反りで全面か部分かを決め、長さで先端の幅を決める
| 爪の反り(名刺の隙間) | 爪の長さ(縦と横幅) | 向いている塗り方 |
|---|---|---|
| 1mm以上 | 縦が横幅より長い | 全面 |
| 1mm以上 | 縦が横幅より短い | 先端だけ(爪の3分の1) |
| 0.5mm未満 | 縦が横幅より長い | ラインか、ベースで平らにしてから全面 |
| 0.5mm未満 | 縦が横幅より短い | 先端だけ(爪の4分の1) |
| 0.5〜1mm | どちらでも | 長さで決める(後の章) |
表は判断の軸を並べただけです。どちらとも取れる爪は、後半の章で決め方を書きます。
先に測る①|名刺で爪の反りを見る
名刺の短辺を、爪の真ん中あたりに横向きに当てます。爪の中央が名刺に触れた状態で、左右の端と名刺のあいだに何mmの隙間が開くかを見てください。
中指で測るのが目安です。親指は反りが強く出やすく、小指は爪が小さくて測りにくいので、いちばん面積の大きい中指で決めます。
隙間が1mm以上なら反りが強い爪、0.5mm未満なら平らな爪です。鏡の前で横から見るより、名刺のほうが差がはっきり出ます。
先に測る②|白い先端を除いた縦と横幅
爪の根元から、白く伸びた先端の手前までの縦を見ます。それを爪のいちばん広いところの横幅と比べてください。
縦のほうが長ければ長い爪、横幅のほうが長ければ短い爪として扱います。先端を伸ばしている人も、白い部分は数えません。伸ばした先端は欠けやすく、ミラーを乗せても長くは残らないからです。
反りが強い人|全面に塗って光の帯を1本通す
反りが強い爪は、全面に塗るといちばん鏡らしく見えます。光が爪の中央を縦に1本流れ、両脇は暗く沈みます。この明暗の差が、金属の棒のような立体感になります。
気をつけるのは、こすり込むときの力です。反りが強いと、両脇の粉が薄くなりがちです。道具を爪の中央から外へ転がすように動かすと、脇まで均一に乗ります。
平らな爪の人|ラインか先端に絞る
平らな爪に全面で塗ると、光が面で返ってきます。ベースの厚みが少しでも違う所は、鏡に映った景色がゆがむように見えます。秋冬に出やすい縦すじも、1本ずつ線になって映ります。
平らな爪なら、根元に沿った細いラインか、先端の帯に絞るのがいちばん失敗しません。面積が小さいと、でこぼこが映る範囲もそれだけ小さくなります。
どうしても全面にしたい場合は、ベースジェルを2回に分けて塗り、中央を少しだけ高く盛ってから硬化します。中央に山ができると、平らな爪でも光が帯になって流れます。
短い爪の人|先端だけで指を長く見せる
短い爪に全面のミラーを乗せると、指先に小さな金属の板が貼りついたように見えます。光る面が四角く切り取られるので、爪の短さがかえって目立ちます。
先端だけに乗せると、光る帯が指の先に伸びて見えます。反りが強い短い爪なら爪の3分の1、平らな短い爪なら4分の1が目安です。平らな爪ほど帯を細くするのは、でこぼこが映る面を減らすためです。
手順①|下地と色を塗って硬化する
ベースジェルを薄く塗って硬化します。平らな爪で全面にする人は、ここで中央を高く盛ります。
次に色を塗ります。いちばん鏡らしく仕上がるのは黒の上です。銀のパウダーなら、黒の上では鏡に、白の上では淡い銀のつやに、肌に近い色の上ではほとんど目立たないつやに変わります。
色は2回塗って硬化します。1回だとむらが鏡に映ります。
手順②|べたつかない上塗りで、粉を乗せる面を作る
色の上に、ふき取りのいらない上塗りジェルを薄く塗って硬化します。粉を乗せる面がべたついていないことが、鏡になるかどうかの分かれ目です。
ふき取りが必要なタイプの上塗りを使うと、表面に残る未硬化の層に粉が埋まって、鏡ではなく粉っぽい曇りになります。手持ちの上塗りがどちらのタイプか分からないときは、硬化後に指先で軽く触ってください。さらっとしていれば使えます。
手順③|粉をこすり込み、余分を払う
道具の先に粉を少量取り、爪の中央から外へ向かってこすり込みます。指でこすると脂でむらになるので、シリコンかスポンジの道具を使います。
全面なら中央から左右へ、先端だけなら先端から根元側へ向かって、境目をぼかすように動かします。境目をくっきり出したいときは、先に境目の位置にテープを貼ってから粉を乗せてください。
粉が乗ったら、柔らかい筆で余分を払います。皮膚のまわりに粉が残ったまま上塗りをすると、そこだけ盛り上がります。
手順④|先端の断面まで包んで上塗りする
最後に上塗りジェルを塗って硬化します。このとき、爪の先端の断面にも筆を当てて包んでください。
ミラーネイルは、表面が先に色あせるより、先端から欠けることのほうが多い仕上げです。断面を包むかどうかで、欠け始めるまでの日数が変わります。
どちらとも取れるとき①|名刺の隙間が0.5〜1mm
隙間がちょうど中間の爪は、長さで決めます。縦が横幅より長ければ全面、短ければ先端だけです。
長さもちょうど同じくらいなら、1本だけ試すのがいちばん早く分かります。利き手でないほうの中指を全面にして、ほかの指は先端だけにしてみてください。翌日、明るい窓際で中指を見て、景色がゆがんで映るなら全面は合わない爪です。
どちらとも取れるとき②|指によって反りが違う
同じ手でも、親指は反りが強く、薬指や小指は平らなことがよくあります。この場合は指ごとに塗り方を変えてかまいません。
反りの強い指を全面、平らな指を先端だけにすると、手全体で見たときに光る量が自然にばらつきます。全部をそろえるより、むしろまとまって見えます。
どちらとも取れるとき③|仕事で銀色の全面は目立つ
下の色を黒から肌に近い色に変え、先端だけに絞ってください。離れて見たときにはほとんど光らず、手元を近くで見たときにだけつやが分かります。
全面にしたい場合も、下を肌に近い色にすれば鏡ではなく淡いつやになります。反りと長さの判断はそのままで、光の強さだけを下の色で下げる考え方です。
秋冬に気をつける所|縦すじと静電気と先端の欠け
空気が乾く季節は、爪の表面に縦すじが出やすくなります。ミラーはその1本1本を映すので、平らな爪の人ほどベースを丁寧に塗ってください。
粉が皮膚や作業台に散らばりやすいのもこの季節です。乾いた空気では粉が舞いやすいので、粉を取る量を少なくして、1本ずつこすり込みます。
手袋やニットに先端が引っかかると、ミラーは先端から欠けます。手順④で断面まで包むのは、秋冬ほど差が出る一手間です。
落とすとき|表面を削ってから落とす
ミラーパウダーを使った仕上げも、落とし方は通常のジェルと同じです。表面の上塗りを削ってから、リムーバーを含ませたコットンで包みます。
粉の層は上塗りに挟まれているので、上塗りを削り切らないとリムーバーが染み込みにくくなります。削りかすが銀色に光ったら、粉の層まで届いた合図です。
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よくある問い
- Q. ミラーパウダーがきれいな鏡にならず、くもってしまいます
- 粉を乗せる面がべたついていることが多いです。ふき取りのいらない上塗りジェルを薄く塗って硬化し、表面がさらっとした状態でこすり込んでください。ふき取りが必要なタイプの上塗りだと、未硬化の層に粉が埋まって曇ります。もう一つは指の脂です。こすり込みは指より、シリコンやスポンジの道具のほうがむらになりません。
- Q. 全面に塗るか先端だけにするか、決められません
- 名刺の短辺を爪に横から当てて、左右の端の隙間を見てください。1mm以上開くなら全面、0.5mm未満なら先端かライン、そのあいだなら長さで決めます。白い先端を除いた爪の縦が横幅より長ければ全面、短ければ先端だけ、が目安です。
- Q. ミラーネイルは何日くらいもちますか
- 表面の色が先に落ちるより、先端から欠けることのほうが多いです。上塗りを爪の先端の断面まで回して包むと、欠け始めが遅くなります。秋冬は手袋やニットに先端が引っかかるので、包む一手間の差が大きく出ます。
- Q. 仕事柄、銀色の全面は目立ちすぎます
- 下に塗る色を黒から肌に近い色に変えると、鏡ではなく淡いつやに変わります。先端だけにする方法と組み合わせると、離れて見たときにはほとんど光りません。近くで見たときだけつやが分かる程度に抑えられます。
— メグラシ編集部





