赤黒グラデーションネイルのやり方|濁る・黒が勝つを爪の長さで防ぐ

**赤黒グラデーションネイルは、白い先端を除いた爪の長さが10mm以下なら、黒は先端から4分の1までにしてください。**13mm以上あるなら3分の1まで広げられます。黒が勝って全部黒っぽく見えるのは、ほとんどの場合、塗り方ではなく黒の幅が爪の長さに対して広すぎるからです。
そのうえで、**赤と黒は直接ぼかさず、あいだに深い赤を1段挟みます。**赤と黒をそのまま重ねると、境目が茶色か紫に濁ります。手持ちの赤と黒を2対1で混ぜた色を、境目に置くだけで濁りは消えます。
マニキュアならスポンジで叩いて重ね、ジェルなら筆でぼかします。どちらでもできますが、黒を取る量と待つ時間が違うので、手順は分けて書きました。グラデーションを先端と根元のどちらを濃くするかの決め方はグラデーションネイル セルフ|秋冬は手袋と塗り直す日で濃い側を選ぶにあるので、この記事は「赤から黒へ」を先端側で濃くする形を前提にしています。
結論:黒の幅は爪の長さで決め、赤と黒のあいだに深い赤を挟む
赤黒グラデーションで失敗する形は、ほぼ2つに分かれます。
1つは黒が勝つ形です。爪の半分近くまで黒が来てしまい、離れて見ると黒いネイルに見えます。もう1つは境目が濁る形です。赤と黒が混ざった所だけが茶色や紫に沈み、汚れたように見えます。
黒が勝つのは幅の問題、濁るのは色の問題です。原因が違うので、直す場所も違います。先に爪の長さを測って黒の幅を決め、次に手持ちの赤が黒と混ざったときに何色になるかを見て、挟む色を決めます。この2つが決まれば、塗る手順そのものはふつうのグラデーションと変わりません。
早見表|爪の長さと道具で、黒の幅と挟む色が変わる
| 白い先端を除いた爪の長さ | 黒を置く幅 | 赤と黒のあいだ | 向く道具 |
|---|---|---|---|
| 10mm以下 | 先端から4分の1(2〜3mm) | 深い赤を細く1段 | マニキュア・ジェルどちらも |
| 10mmを超えて13mm未満 | 先端から3分の1弱 | 深い赤を1段 | どちらも |
| 13mm以上 | 先端から3分の1 | 深い赤を広めに1段、または2段 | ジェルのほうが広くぼかしやすい |
| 先端の白い部分が3mm以上ある | 白い部分の上から黒 | 深い赤を白い部分の手前に | どちらも |
表は比べるための目安です。境目にあたる長さの人は、あとの「どちらとも取れるとき」を読んでください。
先に測る①|白い先端を除いた爪の長さ
定規を爪に当てて、甘皮のきわから、白く伸びた先端が始まる所までを測ります。白い先端は含めません。白い部分は塗ると色が濃く出るので、そこを長さに入れると黒の幅を広く取りすぎます。
測るのは人さし指と中指の2本で足ります。2本の長さが2mm以上違うなら、指ごとに黒の幅を変えます。親指は長いので3分の1、小指は短いので4分の1、と分けてしまうほうが、10本並べたときに黒の量がそろって見えます。
先に測る②|手持ちの赤が、黒と混ざると何色になるか
白い紙に赤を1度塗り、乾いたら端に黒を少しだけ重ねてください。重なった所が何色に見えるかで、赤の性格がわかります。
- 茶色に寄る:黄みの強い赤です。黒と直接ぼかすと境目がくすみやすいので、挟む色は赤を多めにします
- 紫に寄る:青みの強い赤です。境目が冷たく沈みやすいので、挟む色は少しだけ黒を減らします
- 深い赤のまま:どちらにも寄らない赤です。挟む色を作るのがいちばん楽な組み合わせです
この確かめは1分で終わります。塗り始めてから濁りに気づくと、全部落とすことになるので、ここだけは先にしてください。
爪が短い人|黒は先端4分の1まで、境目は細く
白い先端を除いて10mm以下の爪では、黒が2〜3mmを超えると、黒の面積が赤より目立ち始めます。短い爪ほど、黒は先端の細い帯にとどめます。
挟む深い赤も、細く1段でかまいません。赤を2度塗りで全体に置き、先端から5mmほどに深い赤、先端の2〜3mmに黒、という順に重ねます。境目を広くぼかそうとすると、短い爪では赤の部分がほとんど残らなくなります。
爪が長い人|黒は3分の1、境目を広く取る
13mm以上ある爪では、黒を4分の1にとどめると、かえって赤が勝ちすぎて、先端だけ汚れたように見えることがあります。黒は3分の1まで上げてかまいません。
長い爪は境目を広く取れるので、深い赤を2段にできます。赤と黒を2対1で混ぜた色と、1対1で混ぜた色を作り、赤→2対1→1対1→黒の順に並べます。段が増えるほど、赤から黒へゆっくり移って見えます。
マニキュアでのやり方|スポンジに色を並べて叩く
- ベースコートを塗って乾かします
- 赤を爪全体に2度塗りし、それぞれ2〜3分ずつ乾かします
- 化粧用のスポンジに、深い赤と黒を横に並べて置きます。黒の量は深い赤の半分以下にします
- スポンジを紙の上で数回叩いて、色の境目をなじませてから、爪の先端側に叩きます
- 1層ごとに2〜3分乾かし、2〜3回重ねて濃さを出します
- はみ出した所を落とし、トップコートを塗ります
黒をスポンジに多く取ると、叩いた瞬間に黒が広がります。黒が足りないと感じたら、あとから先端だけに足すほうが失敗しません。
ジェルでのやり方|黒は少なく、ぼかしは筆を拭いてから
ジェルは乾かす時間を待たなくてよいぶん、黒を取りすぎたまま広げてしまいやすい道具です。
- ベースを塗って硬化します
- 赤を全体に塗って硬化し、2度目も同じようにします
- 先端から3分の1(短い爪は4分の1)の位置に深い赤を置き、筆を拭いてから、根元側へ向けて軽く伸ばします
- 先端に黒を少しだけ置き、筆をよく拭いてから、深い赤のほうへ短く動かします
- 境目が線に見えたら、何も付けていない筆で、境目を横に1往復だけなでます
- 硬化し、トップを塗って仕上げます
ジェルの黒は、少しの量でもよく色が出ます。筆先に付ける量は、深い赤の半分以下が目安です。硬化の時間は、使っているライトの説明に従ってください。ジェルの基本の流れはジェルネイルのやり方にまとめてあります。
濁ったときの直し方|茶色に寄ったか紫に寄ったか
塗り終わってから境目が濁って見えたら、どちらに寄ったかで直し方が変わります。
茶色に寄ったときは、境目に赤が足りません。境目の上に、赤を薄く1層だけ重ねてください。全部を落とす必要はありません。
紫に寄ったときは、境目に黒が多すぎます。マニキュアなら、深い赤を境目の上から1回だけ叩きます。ジェルなら、硬化前であれば筆を拭いて境目の黒を少し取り、硬化後なら深い赤を薄く1層重ねます。
どちらとも取れるとき①|爪の長さがちょうど境目
10mmを少し超えて13mmに届かない爪は、短い側と長い側のどちらの手順でもできます。迷ったら、短い側の手順で黒を4分の1に置き、仕上がりを見てから足すほうを選んでください。
黒はあとから足せますが、広がった黒を減らすのはほぼできません。4分の1で物足りなければ、先端だけに黒をもう1層足すと、3分の1弱まで自然に伸びます。
どちらとも取れるとき②|赤がどちらにも寄らない、または両方に見える
紙に塗った赤と黒の重なりが、明るい所では紫、室内の灯りでは茶色に見える赤があります。こういう赤は、黒との比率でどちらにも転びます。
このときは、挟む色を赤と黒の2対1ではなく、3対1にしてください。赤を多めにしておけば、どちらの灯りで見ても深い赤として見えやすくなります。境目を見る場所は、日中に手を置くことが多い場所の灯りを基準にします。
どちらとも取れるとき③|仕事で黒が使いにくい
黒をはっきり入れたいけれど、職場では目立たせたくないときは、選び方が2つあります。
- 黒を先端の2mmだけにする:正面からは赤のネイルに見え、手の甲を返したときに黒が見えます
- 黒を使わず、深い赤を先端に置く:遠目には濃い赤の一色、手もとでは赤から深い赤へ移って見えます
どちらがよいかは、手もとを人に見せる場面が多いかで分けます。書類を渡す、キーボードを打つなど、指先を正面から見られる仕事なら後者のほうが無難です。
秋冬に長持ちさせる|袖口と手袋で欠ける所
赤黒グラデーションは先端が濃いので、先端が欠けると、そこだけ赤が出て目立ちます。秋冬はニットの袖口や手袋の出し入れで、先端がこすれる回数が増えます。
トップを塗るときに、爪の先端の断面にも筆を当てて、ふたをするように塗ってください。3日目ごろに先端の黒が薄くなっていたら、黒ではなくトップだけを先端に重ねます。黒を足し直すと、そこだけ幅が広がって見えます。
装いと合わせるなら、袖口の色から考えると決めやすくなります。黒やこげ茶のニットの袖口からは、黒の幅が細いほうがすっきり見え、生成りや灰色の袖口からは、黒が少し広くても重く見えません。秋冬の色の選び方は秋冬のネイルの色の選び方も参考にしてください。
落とすとき|黒を広げない向きでふき取る
赤黒グラデーションは、落とすときにも黒が広がります。マニキュアなら、除光液を含ませたコットンを爪に10秒ほど置いてから、先端に向けて一方向にふき取ってください。根元に向けてこすると、溶けた黒が甘皮のきわに残り、指先が黒ずんで見えます。
ジェルの場合は、表面を削ってから落とす手順になります。削るときも、黒の部分を最後に回すと、削りかすが赤の部分に入り込みにくくなります。落としたあと、爪のきわに黒が残っていたら、次に塗る前にオイルでなじませて取っておくと、次の赤がきれいに発色します。
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よくある問い
- Q. 赤黒グラデーションネイルで、黒が広がって全部黒っぽく見えてしまいます
- 爪の長さに対して黒の幅が広すぎるのが原因です。白い先端を除いた爪の長さを定規で測り、10mm以下なら黒は先端から4分の1まで、10mmを超えて13mm未満なら3分の1弱までに収めます。黒をスポンジや筆に取る量を、赤の半分以下にするのも効きます。
- Q. 赤と黒の境目が茶色っぽく濁ります
- 黄みの強い赤に、黒を直接重ねると起こりやすい濁りです。赤と黒を2対1で混ぜた深い赤を作り、赤と黒のあいだに1段挟んでください。それでも茶色に寄るなら、赤を青みのある赤に替えるか、挟む色をさらに赤側に寄せます。
- Q. マニキュアとジェル、どちらが赤黒グラデーションに向いていますか
- どちらでもできますが、手順が変わります。マニキュアはスポンジで叩いて重ね、1層ごとに乾かします。ジェルは筆でぼかし、黒は少量ずつ足します。乾くまで待つ時間が取れない日はジェル、ライトを持っていないならマニキュアが無理なく続きます。
- Q. 仕事で黒いネイルが使いにくいときは、どうすればいいですか
- 黒の幅を先端の2mmほどに細くするか、黒の代わりに赤と黒を混ぜた深い赤を先端に置きます。遠目には濃い赤の一色に見え、手もとで見ると赤から深い赤へ移って見えます。
— メグラシ編集部





