デザインネイルのやり方|セルフの最初は、爪の長さと乾かす時間で選ぶ

最初のデザインネイルに何を選ぶかは、手先の器用さより先に、爪と時間で決まります。
爪の先の白い部分が1mm未満なら、先端を使うデザインは避けて、根元寄りのドットから始めてください。 塗り終えてから手を動かさずにいられるのが30分未満なら、描くより貼るシールのほうが崩れません。利き手でないほうの手で紙に小さな点が5つ並べられないなら、描くのは利き手でないほうの爪の5本だけにして、もう片方の手は色だけで合わせます。
この記事では、まず4つを測ります。爪の先の白い部分の長さ、爪の幅、手を動かさずにいられる時間、利き手でないほうの手で点と線が描けるか。その数字から、ドット・ライン・塗り分け・シールのどれから始めるかを決めて、そのやり方を書いていきます。
マーブルやツイードのような、乾ききる前に触るデザインは、ここでは扱いません。それぞれマーブルネイルのやり方とツイードネイルのやり方にまとめてあります。この記事は、その手前の、最初の1つを決めるためのものです。
結論:最初のデザインは、爪の長さ・時間・描ける手で決まる
デザインネイルがうまくいかなかったという話を聞くと、多くは技術ではなく、選んだデザインと条件が合っていません。
たとえば、爪の先の白い部分がほとんどない人がフレンチを選ぶと、先端の色を置く場所がないので、どうしても指先の皮膚にはみ出します。塗ってから10分で家事に戻らなければならない人が細い線を描くと、乾く前に触れてよれます。利き手でない手で利き手側の爪に描こうとすると、線が揺れます。
どれも、その人が不器用だったからではありません。条件に合わないデザインを選んだからです。
だから、最初に測ります。
- 爪の先の白い部分の長さ:先端を使うデザインができるか
- 爪の幅:点や線をいくつ並べられるか
- 手を動かさずにいられる時間:描くか、貼るか
- 利き手でないほうの手で描けるか:両手に描くか、片手だけにするか
4つの数字がそろうと、選べるデザインはかなり絞られます。絞られた中から好きなものを1つ選べば、それが最初の1本です。
測る①|爪の先の白い部分は何mmあるか
爪は、指の皮膚にくっついているピンク色の部分と、その先で皮膚から離れて白く見える部分に分かれています。ここで測るのは、白く見える部分の長さです。
定規の目盛りを爪の裏側から当てて、指先の皮膚が爪から離れる位置から、爪の先端までを測ります。人さし指か中指で測ってください。親指や小指は、ほかの指と長さが違うことが多いからです。
測った長さで、次のように分けます。
1mm未満の人は、爪の先端を使うデザインに向いていません。フレンチや、先端に色を置くグラデーションは、色を置く場所がないので、皮膚にはみ出すか、先端の色が細い線になってしまいます。根元寄りに置くドット、縦のライン、全体に貼るシールから選んでください。
1〜3mmの人は、ほとんどのデザインができます。先端に細めの色を置くフレンチも、白い部分の内側に収まります。
3mm以上の人は、先端のデザインがいちばん映える長さです。フレンチや、先端に濃い色を置くグラデーションが、そのまま形になります。反対に、全体に柄を散らすと、爪が長く見えすぎて、柄がまばらに見えることがあります。
白い部分が指によって違う人は、いちばん短い指に合わせて考えてください。いちばん短い指で先端のデザインができないなら、10本そろえるのは難しくなります。そのときは、先端のデザインを長い指の何本かだけにする方法もあります。
測る②|爪の幅と、点がいくつ並ぶか
次に、爪の幅を測ります。人さし指の爪の、いちばん広いところの横幅です。
この数字は、ドットや線をいくつ並べられるかを決めます。点と点のあいだを、点の直径と同じくらい空けると、きれいに並んで見えます。直径2mmの点なら、1つにつき4mmの幅を使うと考えてください。
幅が10mm未満なら、2mmの点を横に並べられるのは2つです。3つ並べると詰まって見えます。点を並べるより、1つか2つを根元寄りに置くほうが整います。
幅が10〜13mmなら、2mmの点を3つ並べられます。斜めに並べると、4つまで入ります。
幅が13mm以上なら、点を大きめにするか、数を増やしても詰まって見えません。
細い線を縦に入れる場合も、幅で本数が決まります。幅10mm前後なら1本、13mm前後で2本までにすると、線と線のあいだが狭くなりすぎません。
爪の幅は、指によって大きく違います。親指はいちばん広く、小指はいちばん狭い。全部の指に同じ数の点を並べると、小指で詰まり、親指でまばらになります。数を指ごとに変えるのが自然です。親指3つ、人さし指から薬指は2つ、小指は1つ、のように減らしていくと、10本並べたときに同じ密度に見えます。
測る③|手を動かさずにいられる時間
デザインネイルは、最後の層を塗り終えてからが勝負です。乾く前に何かに触れると、表面によれや指紋がつきます。
マニキュアの場合、1層ごとに表面が乾くまで数分かかり、全部塗り終えてから表面が触っても崩れないくらいになるまで、およそ30分かかります。完全に中まで固まるのは、さらに何時間か後です。ジェルの場合は、ライトに当てれば1層ずつ固まるので、待ち時間はほぼありません。
塗り終えてから手を動かさずにいられる時間を、正直に見積もってください。家族の食事の支度がある、子どもに呼ばれる、明日の朝が早い。こういう事情があると、30分はなかなか取れません。
30分未満しか取れないなら、マニキュアで描くデザインは避けてください。描いた線や点の上にトップコートを重ねるので、乾かす時間が長くなるからです。代わりに、色を塗ってシールを貼るか、ジェルでドットを置く形にします。
30〜60分取れるなら、マニキュアでドットか、テープを使った塗り分けができます。
60分以上取れるなら、マニキュアで細い線を描くこともできます。
時間が取れる日が週末だけなら、週末にやってください。平日の夜に急いでやって崩れるより、週末に時間をかけてやって1週間持たせるほうが、仕上がりも持ちもよくなります。
測る④|利き手でないほうの手で、点と線が描けるか
右利きの人は、右手の爪を左手で塗ることになります。左利きの人はその逆です。ここがデザインネイルでいちばん差が出るところです。
紙と爪楊枝を用意して、利き手でないほうの手で試してください。
まず、点です。爪楊枝の先にマニキュアか水性ペンのインクをつけて、紙に直径2mmくらいの点を、横に5つ並べます。点の大きさがそろい、間隔もだいたいそろったなら、点は描けます。
次に、線です。細い筆か、筆がなければ爪楊枝の先で、長さ1cmの縦の線を引きます。線が途中で揺れずに、太さもだいたい同じで引けたなら、線も描けます。
点も線もそろったなら、両手にデザインを入れられます。
点はそろったが、線は揺れたなら、利き手側の爪にはドットだけにします。線を入れたいなら、テープで区切る方法を使ってください。
点もそろわなかったなら、利き手側の爪にデザインを描くのはやめて、利き手でないほうの5本だけに描きます。利き手側は色だけ塗るか、シールを貼ります。描けないことは恥ずかしいことではありません。ほとんどの人が、利き手でない手で細かいものを描くのは苦手です。
4つの数字から選ぶ
4つの測った結果を、次の表に当てはめてください。表は、どのデザインが自分の条件に合うかを比べるためのものです。
| デザイン | 白い部分の長さ | 爪の幅 | 手を休める時間 | 利き手でない手 |
|---|---|---|---|---|
| ドット(点を置く) | 長さを問わない | 10mm未満なら1〜2個 | 30分以上(ジェルなら短くてよい) | 点が描ければよい |
| 縦のライン(筆) | 長さを問わない | 10mm前後で1本 | 60分以上 | 線が描ける必要あり |
| 塗り分け(テープ) | 長さを問わない | 幅を問わない | 30〜60分 | 描けなくてよい |
| フレンチ・先端の色 | 1mm以上 | 幅を問わない | 30〜60分 | 線が描けるとよい |
| シール | 長さを問わない | 幅に合わせて切る | 30分未満でよい | 描けなくてよい |
表を見ると、どの条件の人でも選べるのは、テープの塗り分けとシールです。描く技術が要らないからです。
迷ったら、ドットから始めることを勧めます。点を置くだけなので失敗しにくく、失敗しても点を1つ消せば済みます。条件が合えば、2回目にラインや塗り分けに進んでください。
どのデザインでも同じ下準備
どのデザインを選んでも、下準備は同じです。ここを省くと、上に何を描いても持ちが悪くなります。
まず、爪の形を整えます。爪やすりで、先端の形を左右そろえてください。左右の長さが違うと、フレンチやドットの位置もずれて見えます。
次に、爪の表面の油分を取ります。手を洗って、よく乾かしてから、除光液を含ませた綿で爪の表面を軽く拭きます。油分が残っていると、ベースが浮いて、デザインごとはがれやすくなります。
甘皮の周りは、押し上げすぎないでください。指先の皮膚を傷つけると、塗る液がしみたり、皮膚が赤くなったりします。気になる場合は、お風呂上がりの柔らかいときに、綿を巻いた棒で軽く押すくらいにとどめます。
それから、ベースコートを塗ります。爪の根元から1mmほど空けて、先端の切り口まで塗ってください。先端の切り口にも塗ると、そこからはがれにくくなります。全体の考え方はセルフネイルのやり方にまとめてあります。
最後に、下地の色を塗ります。デザインの下になる色です。下地の色は、2回に分けて薄く塗るほうが、1回で厚く塗るよりむらが出ず、乾くのも早くなります。
マニキュアかジェルか|同じデザインでも、待ち方が変わる
同じドットでも、マニキュアで描くかジェルで描くかで、手順の中の「待つ場所」が変わります。手持ちがどちらかで、どこに時間がかかるかを先に知っておくと、途中で崩しにくくなります。
マニキュアは、空気に触れて乾いていきます。1層ごとに表面が乾くまで数分、その上に次の層を重ねると、下の層はさらに乾きにくくなります。デザインネイルでは、下地の色、点や線の色、トップコートと、少なくとも3層を重ねるので、層を重ねるほど全体が乾くまでの時間が延びます。点や線を描く前に下地を十分に乾かしておくのは、このためです。下地が柔らかいうちに上から描くと、道具の先が下地に沈んで、点がつぶれたり、線の縁が波打ったりします。
目安として、下地を塗ってから点や線を描くまでに10分以上、点や線を描いてからトップコートを塗るまでに10分以上空けてください。テープを貼る場合は、下地を塗ってから20分以上です。これだけで、ドット1つのデザインでも全体で1時間近くかかります。時間を短くしたいときは、下地を1回で済ませるか、点や線の数を減らします。
ジェルは、ライトに当てたときにだけ固まります。ライトに当てるまでは、何分たっても柔らかいままです。そのため、描いている途中で急ぐ必要はありません。点の位置を直したいときも、ライトに当てる前なら拭き取ってやり直せます。そのかわり、ライトに当てる前に指が触れたり、爪を傾けたりすると、液が流れて形が崩れます。1本描いたらすぐにライトに当てる、を繰り返すと、流れる前に止められます。
ジェルで気をつけたいのは、テープの塗り分けです。テープは、2色めを塗ったあと、ライトに当てる前にはがします。当ててからはがすと、固まった膜がテープと一緒に割れて、境目が欠けます。
どちらを選ぶかは、測る③で見積もった時間で決めてください。手を休められる時間が30分未満なら、描くデザインはジェルのほうが向いています。マニキュアでやるなら、貼るシールを選んでください。60分以上取れるなら、マニキュアでもジェルでも、ここに書いたどのデザインでもできます。
落とすときの手間も考えておきます。マニキュアは除光液で拭けば落ちますが、ジェルは表面を削ってから専用の液に浸す手間がかかります。デザインを週ごとに変えたい人はマニキュア、1つのデザインを2〜3週間持たせたい人はジェル、と考えると選びやすくなります。
ドットのやり方|点の大きさは、道具の先で決まる
ドットは、点を置くだけのデザインです。最初の1本にいちばん向いています。
点の大きさは、道具の先の太さで決まります。爪楊枝の先なら直径1mmくらい、先が丸いヘアピンなら2mmくらい、綿棒の柄の端なら3mmくらいの点になります。点を描く専用の道具もありますが、最初は家にあるもので十分です。
手順は次のとおりです。
- 下地の色が、表面を触ってもべたつかないくらいまで乾くのを待つ
- 点の色のマニキュアを、アルミホイルか厚紙の上に少し出す
- 道具の先を液に浸して、先端に丸い玉ができるくらいつける
- 爪の上に、まっすぐ下ろして、そっと持ち上げる
- 点を1つ置くたびに、道具の先を液に浸し直す
いちばん大事なのは、5番目です。続けて2つ3つ置くと、だんだん点が小さくなります。毎回浸し直すと、大きさがそろいます。
点を置く位置は、爪の根元寄りにすると、爪が長く見えます。先端寄りに置くと、爪が短く見えます。白い部分が短い人は、根元寄りに置くと全体のバランスが取れます。
点の数は、先ほど測った爪の幅で決めます。全部の指に同じ数を置くより、指の幅に合わせて数を減らしていくほうが、10本並べたときに整って見えます。
全部の点を置いたら、点が表面まで乾くのを待ってから、トップコートを塗ります。トップコートの刷毛で点をこすらないように、液をたっぷり含ませて、刷毛を爪に押しつけずに液を流すように塗ってください。
ラインと塗り分けのやり方|テープは乾いてから貼り、乾く前にはがす
線を入れるには、筆で描く方法と、テープで区切る方法があります。利き手でない手で線が描けた人は筆、描けなかった人はテープを使ってください。
筆で描く場合は、細い筆に液を少なめにつけて、爪の根元側から先端に向かって引きます。途中で止めず、一定の速さで引くと、太さがそろいます。手を机に置いて、小指を机につけて支えにすると、線が揺れにくくなります。
テープで区切る場合は、マスキングテープか、ネイル用の細いテープを使います。
- 下地の色を塗って、完全に乾くまで待つ。表面が乾いただけでは足りない
- テープを一度手の甲に貼ってはがし、粘着を弱めておく
- 区切りたい位置にテープを貼り、端を指でしっかり押さえる
- テープの上から、2色めを塗る
- 2色めが乾く前に、テープをゆっくりはがす
- 2色めが乾いたら、トップコートを塗る
失敗しやすいのは、1と5です。下地が乾ききっていないうちにテープを貼ると、はがしたときに下地ごと持っていかれます。下地がしっかり乾くまで、マニキュアなら20分以上は待ってください。
反対に、2色めは乾く前にはがします。乾いてからはがすと、2色めの膜がテープと一緒に引っぱられて、境目がぎざぎざになります。
テープを使った塗り分けは、斜めにしても、縦に2つに分けても形になります。白い部分が短い人でも、根元側を塗り分ければ同じように使えます。
フレンチや先端の色は、白い部分が1mm以上ある人向けです。やり方はフレンチネイルのやり方を参考にしてください。
シールのやり方|端を、トップで包む
シールは、描く技術も、長い乾燥時間も要りません。手を休める時間が30分未満の人や、利き手でない手で描けない人に向いています。
手順は次のとおりです。
- 下地の色を塗って、完全に乾くまで待つ
- ピンセットでシールを台紙からはがす。指で持つと粘着が弱くなる
- 爪の根元から1mmほど空けて貼り、中心から端に向かって押さえる
- 爪の先端からはみ出した部分は、爪やすりで下に向かって削り落とす
- トップコートを2回塗って、シールの端を包む
いちばん大事なのは、5番目です。シールの端が浮いていると、そこから引っかかってはがれます。トップコートで端を包むように、爪の先端の切り口にも塗ってください。1回だと段差が残ることが多いので、1回めが乾いてから2回めを塗ります。
シールは、下地が乾いていないうちに貼ると、下地にしわが寄ります。マニキュアの場合、下地がしっかり乾くまで待ってから貼ってください。急ぐときは、下地を薄く1回だけ塗ると早く乾きます。
シールの大きさが爪の幅と合わないときは、はさみで切って調整します。爪の幅に対して大きすぎるシールは、端がはみ出して浮きやすくなります。
どちらとも取れるとき①|爪が短いけれど、柄を入れたい
白い部分が1mm未満で、フレンチのような先端のデザインはできない。でも、柄を入れたい。
この場合は、柄を爪の根元側に寄せます。根元から3mmくらいの位置にドットを1つか2つ置く、根元側をテープで斜めに塗り分ける。先端ではなく根元を使えば、白い部分の長さは関係ありません。
縦のラインも向いています。爪の中心に縦に1本線を入れると、爪が長く見えます。描けない人は、細いテープを縦に貼って、その両側を塗る方法でも同じ形になります。
反対に、避けたほうがいいのは、横に走る線と、全体に散らす柄です。横の線は爪を短く見せます。全体に散らす柄は、爪の面積が小さいと、柄がぎっしり詰まって見えます。
シールを使う場合も、小さいものを1つだけ、根元寄りに貼ると整います。爪全体を覆う大きなシールは、短い爪では柄の一部しか見えなくなります。
どちらとも取れるとき②|利き手側の爪に描けない
利き手でないほうの手で点も線もそろわなかった。でも、両手にデザインを入れたい。
いちばん簡単な方法は、描く手と描かない手を分けることです。利き手でないほうの爪には利き手で描くので、描きやすい。そちらにだけデザインを入れて、利き手側の爪は同じ色で塗るだけにします。片手だけデザインがあるのは、見た目として不自然ではありません。むしろ、両手に同じ柄を入れるより、軽く見えます。
両手にデザインを入れたい場合は、利き手側にはシールかテープを使います。シールなら、貼るだけなので利き手でない手でも扱えます。テープなら、貼る位置さえ決まれば、塗るのは大きな面なので揺れが目立ちません。
もう1つは、利き手側には点だけにする方法です。点は線より揺れが出にくく、置いてから少し大きさが違っても、全体の印象が崩れにくいからです。
少しずつ練習するなら、紙に点を5つ並べる練習を、1日1回、1週間続けてみてください。多くの人は、それだけで利き手でない手の点がそろってきます。
どちらとも取れるとき③|職場で目立たせられない
デザインは入れたいけれど、職場ではあまり目立たせられない。
この場合は、色の差を小さくします。下地の色と、点や線の色を同じ系統にして、明るさだけを変えます。肌に近いベージュの上に少し濃いベージュで点を置く、薄いピンクの上に白で細い線を入れる。遠くから見ると単色に見えて、近くで見ると柄が分かります。
形も控えめにします。ドットなら根元寄りに1つだけ。ラインなら細いものを1本。テープの塗り分けなら、根元側をごく細く分けるだけにします。
指の数も減らせます。10本全部ではなく、薬指の1本だけにデザインを入れる方法です。薬指は、手を動かしたときにも目に入りにくい場所です。
秋冬は、深い色の下地に、少しだけ明るい同系色で点を置くと、落ち着いた印象のまま柄が入ります。濃い茶色の上に明るい茶色、深い赤の上に少し明るい赤、のような組み合わせです。職場の決まりがある場合は、それに従ってください。
失敗の直し方|にじむ・よれる・段差
最初のデザインでよく起きる失敗と、その直し方です。
点がにじんで広がる:道具の先に液がつきすぎています。液を浸したあと、ホイルの上で一度軽く点を置いてから、爪に置いてください。下地が乾いていないうちに点を置いたときもにじみます。
線が途中で太くなる:筆を引く速さが途中で変わっています。手を机に置き、小指を支えにして、一定の速さで引いてください。液をつけすぎているときも太くなります。
トップコートを塗ったら柄がよれた:柄が乾ききる前にトップコートを塗ったか、刷毛で柄をこすっています。柄が乾くまで待ってから、刷毛に液をたっぷり含ませて、爪に押しつけずに流すように塗ってください。
テープをはがしたら下地がはがれた:下地が乾ききっていないか、テープの粘着が強すぎます。下地をもっと長く乾かすか、テープを一度手の甲に貼ってから使ってください。
シールの端に段差が残る:トップコートが1回だけです。1回めが乾いてから2回めを塗ってください。それでも段差があるなら、シールの端が浮いています。端を押さえ直してから塗ってください。
はみ出した:乾く前なら、除光液をつけた細い筆か、綿を巻いた棒で、はみ出した部分を拭き取ります。乾いてからだと、周りの柄まで溶けやすくなります。
失敗した指は、その1本だけを落として、やり直してください。10本全部をやり直す必要はありません。
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よくある問い
- Q. デザインネイルは、初めてでも自分でできますか
- できます。ただ、最初に選ぶデザインで出来が大きく変わります。売り場の見本のような細かい柄から始めると、ほとんどの人がにじみやよれで止まります。最初は、点を置くだけのドットか、テープで区切る塗り分けか、上から貼るシールのどれかにしてください。どれを選ぶかは、爪の先の白い部分の長さ、塗ってから手を休められる時間、利き手でないほうの手で点と線が描けるかで決まります。この3つを先に確かめておくと、初回から仕上がりが崩れにくくなります。
- Q. マニキュアとジェル、デザインネイルを始めるならどちらがいいですか
- 家で使える時間で選んでください。マニキュアは道具が少なく、すぐに始められますが、1層ごとに乾くのを待つ時間がかかり、デザインを重ねると全体で1時間以上かかることがあります。ジェルは、ライトに当てれば1層ずつ固まるので待ち時間は短くなりますが、ライトが必要で、落とすときにも手間がかかります。手を動かさずにいられる時間が30分ほどしか取れないなら、マニキュアでシールを貼る形か、ジェルでドットを置く形が向いています。時間がたっぷり取れる日にやるなら、マニキュアでも塗り分けまでできます。
- Q. 爪楊枝で点を描くと、大きさがそろいません
- 点の大きさは、道具の先の太さと、先につけた液の量でほぼ決まります。そろわないときは、液を取り直す回数が足りていないことが多いです。点を1つ置くたびに、先を液に浸し直してください。2つ3つ続けて置くと、だんだん小さくなっていきます。大きい点にしたいときは、爪楊枝ではなく、先が丸いヘアピンや綿棒の柄の端など、先が太いものに替えます。先を太くするほうが、液を多くつけるより形が丸くそろいます。
- Q. 仕事でネイルが目立つと困ります。デザインを入れても大丈夫ですか
- 色の差を小さくすれば入れられます。下地の色と、点や線の色を同じ系統にして、明るさだけを少し変えると、近くで見たときだけ柄が分かる仕上がりになります。たとえば、肌に近いベージュの上に、少しだけ濃いベージュで点を置く形です。さらに目立たせたくないときは、10本全部ではなく薬指の1本だけに入れます。職場の決まりがある場合は、それに従ってください。
— メグラシ編集部





