秋コーデの基本|気温が10度違う秋の3つの時期で、重ねる枚数を変える

**秋コーデは、初秋・中秋・晩秋で最高気温が10度以上違うので、時期によって重ねる枚数を変えるのが基本です。**初秋は夏の服に羽織りを1枚持つ、中秋は2枚重ねる、晩秋は3枚重ねる。秋の服を一度に全部揃えるのではなく、その日の最高気温と最低気温で「今はどの秋か」を決めてから組みます。
まず揃えるのは、薄手の長袖トップス・ニット・羽織り・深い色の下・秋の靴の5点です。どれもすでに持っているなら、買い足すものはありません。この5点を時期に合わせて1枚、2枚、3枚と重ねれば、9月の残暑から11月の冷え込みまで同じ服で通せます。
色は、手持ちの白・黒・紺・グレー・ベージュに、秋の深い色を1色足すだけで十分です。深い茶、からし色、深い緑、えんじ色のどれか1色を、1点だけ入れる。全身を秋色にするより、そのほうが落ち着いて見え、手持ちの服とも合わせやすくなります。
この記事は、秋のコーデ全体の地図です。気温の早見表で今の時期を決め、基本の5点と色の足し方を押さえたら、年代・場面・骨格やパーソナルカラーなど、自分に当てはまる入口から、メグラシの個別の記事へ進んでください。
結論:時期で枚数を変え、基本の5点と深い色1色で組む
秋のコーデで迷う理由の多くは、9月と11月を同じ「秋」として考えてしまうことにあります。同じ秋でも、初秋の昼は夏とほぼ変わらず、晩秋の朝は冬の入口です。
| 時期 | 重ねる枚数の目安 | 基本の5点の使い方 | 色の足し方 |
|---|---|---|---|
| 初秋 | 1枚+持ち歩く羽織り | 薄手の長袖トップスか夏の服に、秋の靴 | 小物か靴で深い色を1点 |
| 中秋 | 2枚 | 薄手の長袖トップスかニットに、羽織り | 下か羽織りで深い色を1点 |
| 晩秋 | 3枚 | 長袖トップスにニット、その上に厚めの羽織り | ニットか下で深い色を1点 |
**迷ったら、服の種類ではなく枚数で調整してください。**寒ければ1枚足し、暑ければ1枚脱ぐ。脱いだ1枚を持ち歩ける組み方にしておけば、気温が読みにくい日も大きく外しません。
初秋・中秋・晩秋の早見表|最高気温と最低気温で決める
カレンダーの月より、その日の気温で時期を決めるほうが確かです。同じ10月でも、暑い年と涼しい年、暖かい地域と寒い地域では、着る服が変わるからです。
| 時期 | 最高気温の目安 | 最低気温の目安 | 体感 | 時期の目安(本州の平地) |
|---|---|---|---|---|
| 初秋 | 24〜30度 | 18〜23度 | 昼は夏、朝晩が少し涼しい | 9月上旬〜下旬 |
| 中秋 | 18〜23度 | 12〜17度 | 昼は過ごしやすく、夕方に冷える | 9月下旬〜10月 |
| 晩秋 | 12〜17度 | 5〜11度 | 朝晩は冬に近く、昼も上着がほしい | 11月 |
初秋の最高気温と晩秋の最高気温は、10度から15度ほど違います。夏の服と冬の服くらいの差があるので、同じ組み方で通そうとすると、どこかの時期で必ず暑すぎるか寒すぎることになります。
最高気温と最低気温が別々の時期に入る日もあります。たとえば最高気温が25度で最低気温が15度の日は、昼は初秋、朝晩は中秋です。そういう日は、**昼の時期で中を決め、朝晩の時期で羽織りを決めます。**夏から秋へ服を替え始める目安の週は、秋服は何月からで詳しく書いています。
自分の「今」を測る|週間予報の見方
時期を決めるときは、その日の予報だけでなく、週間予報の最高気温を並べて見てください。秋は1日ごとに気温が上下するので、1日だけで決めると、翌日にまた組み直すことになります。
| 週間予報の並び | 判断 | 組み方 |
|---|---|---|
| 最高気温が7日とも24度以上 | まだ初秋 | 夏の服に秋の靴と小物 |
| 24度以上と以下が混ざる | 初秋と中秋の境目 | 2つの型を作って交互に |
| 7日とも18〜23度 | 中秋 | 2枚重ねを基本に |
| 18度未満の日が3日以上 | 晩秋に入りかけ | ニットと厚めの羽織りを出す |
境目の週には、暑い日用と涼しい日用の2つの組み方を前もって決めておくと、朝に迷う時間が減ります。夏物を仕舞って秋物を出す順番と、仕舞う前の手入れは、秋の衣替えの手順にまとめています。
朝と昼の差が大きい日については、差が何度あるかで脱ぐ1枚を決める考え方を秋の寒暖差の服装で、日没をまたいで外にいる日の1枚は秋の夕方の服装の決め方で書いています。
まず揃える基本の5点
秋のコーデを組むときに、最初に揃えておくと困らないのは次の5点です。新しく買うのではなく、まず手持ちの服の中から当てはまるものを探してください。
| 基本の5点 | 役割 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| 薄手の長袖トップス | 初秋の1枚目、晩秋の中に着る土台 | 光にかざして少し透ける程度の厚み |
| ニット | 中秋から晩秋の主役 | 薄手と中くらいの厚みのどちらか1枚 |
| 羽織り | 気温差を埋める1枚 | 前を開けて着られて、脱いで持てるもの |
| 深い色の下 | 秋らしさを出す土台 | 膝が隠れる丈のスカートか、くるぶし丈のパンツ |
| 秋の靴 | 季節が最も早く出る場所 | 足の甲が覆われる靴、またはショートブーツ |
5点の中で、季節がいちばん早く伝わるのは靴です。服がまだ夏のままでも、足の甲が覆われる靴に替えるだけで、秋の装いに見えます。反対に、服を全部秋のものにしても、足元が夏のサンダルのままだと、季節が合わない印象が残ります。
薄手の長袖トップス
シャツ、とろみのあるブラウス、薄手のカットソーなど、1枚で着られて、晩秋にはニットの中に入れられる厚みのものを選びます。シャツを1枚で着るか中に入れるかは、光にかざして透けるかどうかで決められます。詳しくはシャツコーデ秋で書いています。
ニット
最初の1枚は、薄手か中くらいの厚みのものが使いやすいです。厚手のニットは晩秋の後半から冬にかけての出番になるので、秋の始めに揃える1枚としては出番が限られます。夏の終わりに早めに出す薄手のニットについては秋ニットの早出しを参考にしてください。
羽織り
カーディガン、薄手のジャケット、軽いコートのどれかです。秋の羽織りは、寒いときに着るより、暑くなったときに脱いで持てることが大事です。腕に掛けても重くない、たためる厚みを選びます。カーディガンの肩掛けが落ちるときの扱いはカーディガンの肩掛け、軽いコートの取り入れ方は秋トレンチライトウェアにあります。
深い色の下
秋らしさを最も手早く出せるのは、面積の大きい下です。深い茶、深い緑、えんじ色、からし色などのスカートかパンツを1本持っていると、上が夏の名残の白や淡い色でも、全身が秋に寄ります。
秋の靴
ローファーのような足の甲が覆われる靴か、くるぶし丈のショートブーツです。ブーツを秋のうちに選んでおくときの見方は秋ブーツ試履きコーデで書いています。
基本の5点を時期ごとにどう使うか
同じ5点でも、時期によって組み合わせ方が変わります。下の表は、5点だけで組める形の目安です。
| 時期 | 1枚目 | 2枚目 | 3枚目 | 下 | 足元 |
|---|---|---|---|---|---|
| 初秋 | 薄手の長袖トップス | 羽織りを持ち歩く | なし | 深い色の下 | 秋の靴 |
| 中秋 | 薄手の長袖トップスかニット | 羽織り | なし | 深い色の下 | 秋の靴 |
| 晩秋 | 薄手の長袖トップス | ニット | 厚めの羽織り | 深い色の下 | ショートブーツ |
初秋は、着るのは1枚で、羽織りは持ち歩くための1枚です。中秋は2枚を着て、昼に暑ければ羽織りを脱ぎます。晩秋は3枚を着て、室内では一番外を脱ぎます。
**どの時期も、脱いだ1枚を持てるかどうかを着る前に確かめてください。**脱いでも置き場所がない日や、両手がふさがる日は、羽織りを薄いものに替えるか、中を1枚減らします。
枚数の決め方|朝と昼の差が何度あるか
秋の服装でいちばん判断が分かれるのは、朝は寒いのに昼は暑い日です。枚数は、最高気温と最低気温の差で決めます。
| 朝と昼の差 | 枚数の決め方 | 羽織りの選び方 |
|---|---|---|
| 5度未満 | 昼の気温に合わせた枚数で通す | なくてもよい |
| 5〜7度 | 昼の枚数に、薄い羽織りを持つ | 腕に掛けられる薄手 |
| 8〜10度 | 朝の枚数で出て、昼に1枚脱ぐ | 脱いでたためるもの |
| 11度以上 | 朝の枚数で出て、昼に2枚目まで脱げる組み方 | 中を薄く、外を厚く |
差が8度を超える日は、中に着るものを薄くして、外に着るものでかさを調整します。中を厚くしてしまうと、昼に暑くても脱げなくなるからです。重ね着をした日に昼が暑くなったときの直し方は、秋コーデの重ね着が昼に暑いで書いています。
初秋のコーデ|夏の服に1か所だけ秋を足す
初秋は、服を全部秋物に替える時期ではありません。最高気温が24度以上ある日は、夏の服のままで十分です。そこに秋を1か所だけ足します。
足す場所は、次の順で考えると迷いません。
| 足す順番 | 足すもの | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 靴 | 面積は小さいが、季節が最も早く伝わる |
| 2 | バッグ | 革や起毛など、素材で秋が出る |
| 3 | 下 | 深い色の下で、全身の重心が秋に寄る |
| 4 | 羽織り | 朝晩の冷えに備えつつ、色を足せる |
| 5 | トップス | 最後に、昼の気温が下がってから |
トップスを最後にするのは、初秋の昼に長袖や厚い生地を着ると、汗をかいて体が冷えやすいからです。夏物から秋物へ替える順番は、秋コーデは色より足元からでもっと詳しく書いています。
夏に着たリネンやコットンの服を、初秋まで着続けることもできます。そのときはシワの扱いを夏と変えると、季節がずれて見えにくくなります。夏に着たリネンを秋まで着るときを参考にしてください。
中秋のコーデ|重ねるのは2枚まで
中秋は、秋のコーデをいちばん楽しめる時期です。最高気温が18〜23度で、昼は長袖1枚、朝晩は羽織りがあると心地よく過ごせます。
この時期は、2枚までで組むのが基本です。3枚重ねると、昼に暑くなりやすく、見た目にも厚みが出すぎます。
| 組み方 | 1枚目 | 2枚目 | 向く日 |
|---|---|---|---|
| シャツとカーディガン | 薄手の長袖シャツ | 薄手のカーディガン | 最高気温20〜23度 |
| ニット1枚と羽織り | 薄手のニット | 薄手のジャケット | 最高気温18〜21度 |
| ワンピースと羽織り | 長袖のワンピース | カーディガンかジャケット | 最高気温19〜23度 |
ワンピースは1枚で全身が決まるので、中秋の忙しい朝に向いています。秋のワンピースが単調に見えるときは、縦の分割線の数で考えると直しやすくなります。秋ワンピースコーデで書いています。
首元にスカーフやストールを1枚足すと、2枚の重ね着でも秋らしい深みが出ます。首元の使い方は秋スカーフのコーデと秋ストール3選にあります。
晩秋のコーデ|土台から冬へ寄せる
晩秋は、最高気温が17度を下回り、朝晩は10度を切る日が増える時期です。ここからは、外に着る1枚だけでなく、土台になる中の服から冬に寄せていきます。
| 替える場所 | 中秋 | 晩秋 |
|---|---|---|
| 1枚目 | 薄手の長袖トップス | 薄手の長袖トップス(変えなくてよい) |
| 2枚目 | 薄手のニットか羽織り | 中くらいの厚みのニット |
| 3枚目 | なし | 厚めの羽織りか軽いコート |
| 下 | 薄手のスカートかパンツ | 起毛やウールなど、厚みのある生地 |
| 足元 | 足の甲が覆われる靴 | ショートブーツかタイツと合わせた靴 |
**晩秋の切り替えで忘れやすいのは、下と足元です。**上を冬に寄せても、下が薄手の生地のままだと、上下の厚みがちぐはぐに見えます。秋から冬への入れ替えは、最高気温15度を境に土台から替える考え方を秋冬コーデレディースで詳しく書いています。
タイトスカートを晩秋に着るときは、ニットの丈とブーツの間の隙間で印象が変わります。秋のタイトスカートコーデを参考にしてください。
色の合わせ方|秋の深い色を1色足すだけ
秋の色というと、全身を茶色やからし色でまとめるイメージがあるかもしれません。でも、全身を秋の深い色にすると、明るさが近い色ばかりになり、のっぺり見えたり、重たく見えたりしやすくなります。
秋らしく見せる近道は、手持ちの基本の色に、秋の深い色を1色だけ足すことです。
| 手持ちの基本の色 | 足す秋の深い色 | 足す場所の目安 |
|---|---|---|
| 白・生成り | 深い茶、からし色 | 下か羽織り |
| 黒 | えんじ色、深い緑 | ニットかスカーフ |
| 紺 | からし色、深い茶 | ニットか靴 |
| グレー | えんじ色、深い緑 | 下かバッグ |
| ベージュ | 深い茶、深い緑 | 靴か下 |
足す1色は、全身の中で1か所だけにします。2か所以上に散らすと、どこを見せたいのかが分かりにくくなります。同じ色を靴とバッグのように小さい面積で2か所に置くのは、まとまりが出るので構いません。
色の面積の配分でまとまりを出す考え方は秋服お洒落で、配分が7対2対1からどれだけずれているかで見る方法として書いています。
秋の深い色を選ぶ目安
秋の深い色の中でも、どの色を選ぶかで印象が変わります。手持ちの服と合わせやすいかどうかで選ぶと、出番が増えます。
| 秋の深い色 | 印象 | 合わせやすい基本の色 | 気をつける組み合わせ |
|---|---|---|---|
| 深い茶 | 落ち着き、温かみ | 白、ベージュ、紺 | 黒と合わせると重くなりやすい |
| からし色 | 明るさ、やわらかさ | 紺、グレー、白 | 黄みの強い色と並べると派手になる |
| 深い緑 | 知的、静か | ベージュ、白、グレー | 深い茶と並べると暗くなりやすい |
| えんじ色 | 華やか、品のよさ | グレー、紺、黒 | 赤みの強い色と並べるとぶつかる |
初めて秋の色を足すなら、靴やバッグなど面積の小さいところから始めてください。合わないと感じても、外せばすぐに戻せます。
素材と足元|色より先に季節が出る場所
秋のコーデで「なんとなく夏っぽい」「まだ冬には早い」と感じるとき、色より先に素材と足元を見てください。人の目は、色より先に生地の表面と足元の季節を拾います。
| 時期 | 素材の目安 | 足元の目安 |
|---|---|---|
| 初秋 | コットン、とろみのある生地、薄手のリネン | 足の甲が覆われる靴 |
| 中秋 | 薄手のニット、スエード調、コーデュロイ | 足の甲が覆われる靴、ショートブーツ |
| 晩秋 | ウール、起毛のある生地、中くらいの厚みのニット | ショートブーツ、タイツと合わせた靴 |
素材が1点だけ季節から外れていると、全身の季節がずれて見えます。たとえば中秋に薄いリネンのシャツを1枚で着ると、ほかが秋でも、そこだけ夏に見えます。
コーデが鏡の前で何か違うと感じる日は、素材・足元・上下の厚み・色の明るさ・重ねた丈の5か所のどこがずれているかで直せます。秋コーデが決まらないで、写真で見つける方法と直す順番を書いています。
年代別の入口|20代から60代まで
時期の分け方と基本の5点は、どの年代でも同じです。年代によって変わるのは、生地の厚みと艶、首元と足首の見せ方、色の明るさの選び方くらいです。
| 年代 | 秋コーデで意識すること | 個別の記事 |
|---|---|---|
| 20代 | 明るさの残る秋の色と、軽い素材で抜け感を出す | 秋深まりの20代コーデ |
| 30代 | きれいめとカジュアルの間で、素材の質感をそろえる | 秋深まりの30代コーデ |
| 40代 | 艶のある素材を1点入れて、深い色を明るく見せる | 秋深まりの40代コーデ |
| 50代 | 首元と手首に余白を作り、重ねても重く見せない | 秋深まりの50代コーデ |
| 60代 | 顔まわりに明るい色を置き、深い色は下か足元に | 秋深まりの60代コーデ |
年代別の記事は、どれも秋が深まる頃の装いを中心に書いています。初秋のうちは、まだ年代による違いより、気温による違いのほうが大きいので、この記事の早見表から組んでください。
年代で迷ったときは、年齢より、どんな場面で着るかを先に決めるほうが組みやすくなります。次の場面別の入口も合わせて見てください。
場面別|仕事の秋コーデ
仕事の日は、室内と屋外の温度差が大きいことを前提に組みます。オフィスは冷房が残っていたり、暖房が早く入ったりするので、外の気温だけでは決められません。
| 時期 | 仕事の日の組み方 | 室内での調整 |
|---|---|---|
| 初秋 | 薄手の長袖シャツかブラウスに、深い色の下 | 冷房対策に薄いカーディガンを置いておく |
| 中秋 | 薄手のニットかシャツに、ジャケット | ジャケットを脱いで1枚で過ごせる中を選ぶ |
| 晩秋 | シャツにニット、その上に軽いコート | コートを脱いでも寒くない中の厚みにする |
仕事の秋コーデは、きれいめに寄せたい日が多いと思います。きれいめに見えるかどうかは、肩から裾までに横の線が何本走るかで決まります。秋服レディースきれいめで詳しく書いています。
骨格によって似合う通勤服の形が変わる人は、骨格ストレートの方なら骨格ストレート×オフィスコーデも参考にしてください。
場面別|休日の秋コーデ
休日は、仕事の日より動く範囲が広く、外にいる時間が長くなりやすい日です。歩く距離と、外にいる時間で枚数を決めます。
| 過ごし方 | 組み方の目安 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 近所の買い物や散歩 | 中秋なら1枚に薄い羽織り | 足元を歩きやすい秋の靴に |
| 公園や屋外で長く過ごす | 朝晩の時期に合わせて1枚多く | 日が傾くと急に冷える |
| 家族や友人との食事 | 2枚重ねで、室内では1枚に | 脱いだ1枚の置き場所を考える |
屋外で長く過ごす日の中でも、火を使ったり、日没後まで外にいたりする日は、上着と素材の選び方が変わります。秋のバーベキューの日は秋のBBQの服装、泊まりがけで外で過ごす日は秋キャンプの服装を見てください。
休日のコーデを、甘さを抑えてかっこよく寄せたいときは、曲線が隠れる場所の数で印象を調整できます。秋コーデ かっこいいにまとめています。
場面別|お出かけの秋コーデ
友人との約束や、少し改まった場所へのお出かけは、いつもより1段きれいに寄せたい日です。ただ、秋のお出かけは、屋内と屋外を行き来することが多いので、見た目と気温の両方を考える必要があります。
| お出かけの種類 | 組み方の目安 | 1段きれいに見せる場所 |
|---|---|---|
| カフェや食事 | 中秋なら2枚重ね | 首元にスカーフや艶のある素材 |
| 美術館や展示 | 室内の温度に合わせて薄めに | 羽織りを手に持っても形が崩れないもの |
| 野外の催し | 晩秋の組み方を1段前倒し | 足元を汚れにくい色のブーツに |
野外の音楽の催しのように、終演が夜になり、帰りが遅くなる日は、重ねる枚数を帰りの時刻から逆算します。30代の秋フェスの服装で考え方を書いています。
秋に髪や顔まわりを替える人は、帽子を1つ足すと、お出かけの日らしさが出ます。秋ベレー帽のコーデを参考にしてください。
場面別|旅行の秋コーデ
秋の旅行は、出発地と旅先で時期がずれることがあります。自宅のまわりは中秋でも、旅先は晩秋ということも珍しくありません。旅先の最高気温と最低気温を、この記事の早見表に当てはめてから荷物を決めてください。
| 旅先の時期 | 持っていく枚数の目安 | 荷物を減らす工夫 |
|---|---|---|
| 初秋 | 1枚で着る服と、羽織り1枚 | 羽織りを1枚にして、中を替える |
| 中秋 | 2枚重ねの組み合わせを2〜3通り | 下を1本にして、上で替える |
| 晩秋 | 3枚重ねの組み合わせと、厚めの羽織り | 羽織りは着て行き、荷物に入れない |
旅行の服は、日数で決めるより、脱いだ1枚をどこに置くかから枚数を出すほうが失敗が少なくなります。基本の考え方は秋旅行コーデは日数では決まらないに書いています。3泊4日の着回しの組み方は秋の3泊4日の着まわしにあります。
行き先ごとに、気温と歩き方の特徴が違います。
| 行き先 | 秋の服装で気をつけること | 個別の記事 |
|---|---|---|
| 京都 | 朝晩の冷えと歩く距離 | 京都旅行の服装は秋が難所 |
| 東京観光 | 階段と出入りの多さ | 秋の東京観光の服装 |
| 北海道 | 本州より1〜2か月早く季節が進む | 北海道旅行の服装は秋が別物 |
| 金沢・北陸 | 秋の雨が多い | 金沢・北陸旅行の服装 |
| 沖縄 | 秋でも夏に近い日が多い | 沖縄旅行の服装は秋が読みにくい |
| 海外 | 出発日の日本と現地の季節が違う | 秋の海外旅行の服装 |
50代の方の京都旅行については、脱ぐ順番に番号をつけてから出る考え方を京都旅行の服装【50代】秋で書いています。
骨格で迷う人の入口
基本の5点は、骨格に関係なく揃えるものです。ただ、同じニットや羽織りでも、生地の厚み、丈、首元の開き方で、似合って見えるかどうかが変わります。
| 骨格の傾向 | 秋の5点で意識すること |
|---|---|
| 上半身に厚みが出やすい | ニットは薄手から中くらい、首元はVかUに開ける |
| 上半身が薄く、下に重心がある | ニットは中くらいの厚み、羽織りは短めの丈 |
| 骨や関節がしっかりしている | 羽織りは長めでゆとりのある形、素材は表面に凹凸のあるもの |
自分の骨格がまだ分からない方は、メグラシの骨格診断を無料で試せます。質問に答えるだけで、3タイプのどれに近いかが分かります。
診断の結果がはっきりしない、どちらとも取れる方は、骨格が分からないままでも秋冬の服を選べる考え方を骨格が分からないままの秋冬の服で書いています。
パーソナルカラーで迷う人の入口
秋の深い色を1色足すときに、どの色を選ぶかで迷う方は、パーソナルカラーから入ると決めやすくなります。
| パーソナルカラーの傾向 | 足す秋の深い色の目安 | 顔から離して使うとよい色 |
|---|---|---|
| 黄みの肌で、深い色が似合う | 深い茶、からし色、深い緑 | なし(顔まわりにも使いやすい) |
| 黄みの肌で、明るい色が似合う | からし色、明るめの茶 | 暗すぎる深い茶 |
| 青みの肌で、やわらかい色が似合う | えんじ色を少しくすませた色、灰みの緑 | 黄みの強いからし色 |
| 青みの肌で、はっきりした色が似合う | えんじ色、深い緑 | 黄みの強い茶 |
自分のパーソナルカラーが分からない方は、メグラシのパーソナルカラー診断を試してください。
秋の色がもともと似合うと言われるタイプについてはイエベ秋の全体像に、青みの肌の方が秋の服で秋色を取り入れる方法はブルベ冬の秋服と秋色にまとめています。
**似合わないと言われた色でも、顔から離れた足元やバッグなら使えます。**秋の深い色を諦める必要はありません。
体型や顔立ちから入る場合
体型や顔立ちから似合う服を探したい方は、顔の印象から入る方法もあります。顔の大人っぽさや子どもっぽさ、直線的か曲線的かによって、秋の素材や柄の選び方が変わります。
| 顔の印象の傾向 | 秋の素材の目安 | 柄の目安 |
|---|---|---|
| 大人っぽく直線的 | 表面がなめらかなウール、ハリのある生地 | 細い縦じま、無地 |
| 大人っぽく曲線的 | とろみのある生地、艶のあるニット | 小さめの花柄、ぼかし柄 |
| 子どもっぽく直線的 | コーデュロイ、表面に凹凸のある生地 | チェック、太めのしま |
| 子どもっぽく曲線的 | 起毛のある生地、ふんわりしたニット | 小さめの水玉、丸い柄 |
自分の顔の印象が分からない方は、顔タイプ診断で確かめられます。
どの入口も、合っていなければ着てはいけないというものではありません。秋の5点を選ぶときに、2つで迷ったら似合いやすいほうを選ぶ、というくらいに使ってください。
着回し|少ない枚数で毎日を組む
基本の5点がそろったら、次は組み合わせの数を増やす段階です。少ない枚数で毎日違って見せるには、上と下の組める数を増やします。
| 増やし方 | やること | 組める数の変化 |
|---|---|---|
| 下を1本足す | 深い色の下とは別に、明るい色の下を1本 | 上の数だけ組み合わせが増える |
| 上の明るさを分ける | 明るいトップスと暗いトップスを1枚ずつ | 同じ下でも違って見える |
| 羽織りの色を中間に | 羽織りを上下の中間の明るさに | どの上下にも合わせやすくなる |
秋の着回しで組める数は、明るさの段と生地の厚みで決まります。秋コーデの着回しに、組める数の数え方を書いています。季節を問わず使える着回しの土台の考え方は、着回しの基本にまとめています。
決まらない日・いつも同じに見える日の直し方
基本の5点で組んでいても、毎日続けると「いつも同じ」「何か違う」と感じる日が出てきます。そう感じたときに、服を買い足す前にできることがあります。
| 感じていること | 見る場所 | まずやること |
|---|---|---|
| いつも同じに見える | 首元と足首 | どちらか1か所だけを毎日替える |
| ワンパターンになっている | 色・丈・素材 | 足りない1枚をこの順に探す |
| 何か違う | 素材・足元・厚み・色・丈 | 写真を撮って、ずれた1か所を直す |
毎日同じに見えるときは、首元と足首のどちらか1か所を替えるだけで印象が変わります。秋コーデがいつも同じに、替え方の具体例を書いています。
足りない1枚を探すときは、色、丈、素材の順に見ていきます。秋コーデがワンパターンで、探す順番を詳しく書いています。
どちらとも取れる日の決め方
秋は、時期の境目に当たる日が多い季節です。初秋とも中秋とも取れる日、中秋とも晩秋とも取れる日にどう決めるかを、ここで整理しておきます。
初秋と中秋の境目の日
最高気温が23〜25度あたりの日です。
| 状況 | 決め方 |
|---|---|
| 外にいる時間が長い | 初秋の組み方に、薄い羽織りを持つ |
| 室内にいる時間が長い | 中秋の組み方で、羽織りを脱げるように |
| 夕方以降も外にいる | 中秋の組み方 |
| 朝だけ外で、昼以降は室内 | 初秋の組み方に、朝だけ羽織り |
**迷ったら、薄いほうで組んで、羽織りを1枚持つ。**暑いのを我慢するより、寒いときに1枚足すほうが簡単だからです。
中秋と晩秋の境目の日
最高気温が16〜18度あたりの日です。
| 状況 | 決め方 |
|---|---|
| 朝の最低気温が10度を切る | 晩秋の組み方 |
| 昼に日差しがある | 中秋の組み方に、厚めの羽織り |
| 雨や風の予報がある | 晩秋の組み方 |
| 室内で暖房が入っている | 中秋の組み方で、外だけ厚めの羽織り |
この境目では、体感の気温が予報より低く感じることが多いので、迷ったら晩秋のほうに寄せてください。風が強い日や雨の日は、予報の気温より2〜3度低い時期として組むと、外で寒さに困りません。
地域による違い
早見表は、本州の平地を目安にしています。北の地域や標高の高い場所では、同じ月でも時期が1つ進み、南の地域では1つ遅れます。カレンダーの月ではなく、その土地の最高気温と最低気温で、表に当てはめてください。
アイテム別の記事への地図
基本の5点のほかにも、秋に出番の多いアイテムは、それぞれ個別の記事で選び方と組み方を書いています。
| アイテム | 迷いやすいこと | 記事の考え方 |
|---|---|---|
| シャツ | 1枚で着るか中に入れるか | 光にかざして透けるかで決める |
| カーディガン | 肩掛けが落ちる | 腕組みテストで3段階 |
| ワンピース | 単調に見える | 縦の分割線の数で決める |
| タイトスカート | ニットとブーツの隙間 | 丈の組み合わせで決める |
| スカーフ・ストール | 首元の重さ | 結び方と色の深さで決める |
| ブーツ | いつから履くか | 早めに試して選ぶ |
| 軽いコート | 秋のうちに着られるか | 軽さと丈で選ぶ |
| ニット | 試着でどこを見るか | 薄手の厚みと首元で選ぶ |
ニットの試着で見るところは秋ニットの試着コーデに書いています。ほかのアイテムの記事は、この記事の中で、基本の5点や時期ごとの組み方を書いたところから案内しています。
手持ちの夏服を秋に使うための仕分け
秋の服を足す前に、夏に着ていた服のうち、秋にも使えるものを分けておくと、買い足す数がぐっと減ります。仕分けの基準は、色と素材と袖の長さの3つです。
| 夏服の特徴 | 秋の使い方 | 使える時期 |
|---|---|---|
| 白や黒、紺の無地のトップス | 羽織りの中に着る | 初秋から晩秋まで |
| 長袖の薄手シャツ | 1枚で着て、晩秋はニットの中に | 初秋から晩秋まで |
| 半袖のカットソー | 羽織りやジャケットの中に | 初秋から中秋まで |
| 深い色のスカートやパンツ | そのまま秋の下として | 初秋から中秋まで |
| 淡い色の薄手のワンピース | カーディガンと秋の靴を合わせる | 初秋のみ |
| 光沢の強い素材や透ける素材 | 中に1枚重ねて透けを抑える | 初秋のみ |
仕分けで迷ったら、その服を秋の靴と羽織りと一緒に着てみてください。着てみて違和感がなければ、秋にも使える服です。反対に、羽織りを重ねても夏の印象が強く残る服は、来年の夏まで仕舞っておきます。
**夏服を秋に使うときに気をつけたいのは、色の明るさです。**淡い水色やミントのような夏らしい明るい色は、秋の深い色と並べると、そこだけ季節が浮いて見えることがあります。そうした色は、中に着て見える面積を小さくするか、首元だけにのぞかせる程度にします。
また、袖の短い服を秋に着るときは、腕を出すかどうかを気温で決めます。最高気温が24度以上なら半袖1枚でも季節感はずれませんが、それより低い日は、羽織りを着たまま過ごせる組み方にしておきます。室内で羽織りを脱いだときに、半袖だけになって寒く感じることがあるからです。
仕分けが終わったら、秋に使える夏服と基本の5点を並べて、足りないものを確かめてください。多くの場合、足りないのは靴と羽織りと深い色の下のどれか1つか2つです。全部を新しく揃える必要はありません。
今日から始める3つの手順
最後に、この記事の内容を、今日からできる手順にまとめます。
| 手順 | やること | かかる時間の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 週間予報で最高気温と最低気温を見て、今の時期を決める | 1分 |
| 2 | 手持ちの服から、基本の5点に当てはまるものを探す | 15分 |
| 3 | 足りない色を1色だけ決めて、小物か下で足す | 選ぶまで数日 |
基本の5点のうち、手持ちにないものが2点以上ある場合は、靴から先に足してください。靴は季節が最も早く伝わり、初秋から晩秋まで出番があります。
いろいろな秋の服を一度に試してみたい、自分では選ばない色にも挑戦したいという方は、プロのスタイリストが選んだ服を届けてもらう方法もあります。自分の時期と好みを伝えて、基本の5点を組み合わせる練習に使うこともできます。
よくある質問
Q. 秋コーデは何から揃えればいいですか 薄手の長袖トップス、ニット、羽織り、深い色のスカートかパンツ、秋の靴の5点からです。すでに持っているものは数に入れて、足りないものだけを足します。
Q. 暑い日と寒い日が交互に来て、何を着ればいいか分かりません 最高気温と最低気温の差が8度以上ある日は、脱ぎ着できる羽織りを1枚足してください。最高気温24度以上は初秋、18〜23度は中秋、17度以下は晩秋の組み方が目安です。
Q. 秋らしい色の服をあまり持っていません 手持ちの白・黒・紺・グレー・ベージュの服に、深い茶、からし色、深い緑、えんじ色のどれか1色を1点だけ足してください。靴やバッグからでも秋らしく見えます。
Q. 年齢によって秋コーデは変えたほうがいいですか 年代で変えるのは、生地の厚みと艶、首元と足首の見せ方くらいです。時期の分け方と基本の5点は、どの年代でも同じです。
— メグラシ編集部





