かっこいい50代ファッションお手本|秋の艶は『1点まで』が境目

50代の『かっこいい』お手本とされる装いに共通しているのは、艶のあるパーツの数です。
色や柄の選び方より先に、光を返す素材や小物が全身に何か所あるかを数えてください。基準は1点です。
見るのは1つだけ|艶のある部位の数
秋の装いを見渡して、光を面で返す素材や仕上げがいくつあるかを数えます。シルクやサテンのような光沢生地、パールやゴールドの金具、エナメルの靴などが対象です。
マットな質感のニットやコットン、つや消しの金具は数に入れません。
数え方|全身を見渡す
頭からつま先まで、光っている部分を数えてください。
| 艶の点数 | 印象 |
|---|---|
| 0点 | 硬く重い印象になりやすい |
| 1点 | 引き締まった印象。お手本の基準 |
| 2点以上 | 頑張りすぎに見えやすい |
1点というのは、多くも少なくもないという意味です。 ゼロでは物足りず、複数になると狙いが見えすぎます。
0点のとき|どこか1点を艶に替える
全体がマットな素材でそろっている場合、そのままだと重たい印象になりがちです。アクセサリーか靴、面積の小さい部分を艶のあるものに替えてください。
面積の大きい服自体を艶素材に替える必要はありません。小さな1点で十分です。
2点以上のとき|どちらか一方をマットに
艶が2点以上になりやすいのは、アクセサリーと靴を同時に光沢のあるものにしたときです。このときはどちらか一方をマットな質感に替えてください。
バッグまで光沢素材にすると3点になります。服・靴・バッグ・アクセサリーのうち、艶を持たせるのは1つだけと決めておくのが簡単な整理法です。
色は3つまで、艶の点数と連動させる
色は靴とバッグを含めて3つまでを目安にします。艶の点数と色数は連動して見てください。
- 艶が1点ある日:色は2色に絞ると引き締まります
- 艶が0点の日:色を3色まで使ってもバランスが取れます
艶と色、どちらも足し算しすぎないことが共通の原則です。
秋色の深みと艶の相性
ボルドー・キャメル・グレージュのような深みのある色は、それ自体が落ち着いた印象を持ちます。このため艶を1点添えても、頑張りすぎに見えにくいのが特徴です。
むしろ艶を添えることで、色の深みが引き立ちます。避けたいのは、明るい色と艶を同時に複数使うことです。この組み合わせが、頑張りすぎの印象をいちばん強く出します。
素材の質感を、面積で確認する
艶の点数を数えるとき、面積の大小も一緒に見てください。 小さな面積(アクセサリー・靴の一部)の艶は1点として軽く効き、大きな面積(トップス全体・ロングスカート全体)の艶は印象への影響が強く出ます。
面積の大きい艶を使う日は、それだけで1点分とカウントし、他は完全にマットでそろえます。
羽織りを重ねる日の数え方
羽織りを重ねると、内側に着ているものの艶が隠れることがあります。外から見えている状態で数え直してください。 内側に艶のあるトップスを着ていても、羽織りで完全に隠れていれば数には入りません。
前を開けて歩く日は、内側の艶も見えているので、数に含めて判定します。
屋内で羽織りを脱いだあとの数
外では0点でも、屋内で羽織りを脱ぐと内側のトップスの艶が1点になることがあります。脱いだあとの姿も想定して、内側の艶は1点までに収めておくと安全です。
外と中、両方で1点の基準を保てると、一日を通して印象がぶれません。
どちらとも取れるとき|艶が1.5点相当
面積の小さい艶が2つ重なっていて、合計するとちょうど1点と2点のあいだに見える、という状態です。たとえば小さなイヤリングと、控えめな金具のベルトが同時にある場合です。
このときは、どちらか片方の存在感をさらに小さくしてください。 完全にマットへ替えるのではなく、より目立たない位置(耳元より髪で隠れる後ろ側、ベルトより内側の金具)に寄せるだけで、体感としては1点に収まります。
出かける前に、もう一度数える
出かける前に、全身を見渡して艶の点数をもう一度数えてください。 朝の身支度は上から順に選ぶことが多く、最後に選んだ小物で気づかないうちに2点、3点と増えていることがあります。
最後にもう一度全体を見る、この一手間だけで基準を保てます。
順番を、もう一度
- 全身を見渡して艶のあるパーツの数を数える
- 1点を基準に、多ければマットに替え、少なければ足す
- 艶の点数に合わせて色数(3色まで)を調整する
- 羽織りを脱いだあとの数も想定する
- 出かける前にもう一度全体を数える
多くの方が、色や柄で50代の『かっこいい』を探そうとします。 でもお手本とされる装いに共通していたのは、艶のあるパーツの数でした。1点。この基準だけで、迷う時間がぐっと減ります。
よくある問い
- Q. 50代の『かっこいい』お手本といわれる装いには、何が共通していますか
- 艶のあるパーツの数です。全身を見渡して、光を返す素材や仕上げが何か所あるかを数えてください。0か所だと硬く重い印象になり、1か所だと引き締まって見えます。2か所以上になると、狙いすぎて頑張っている印象に寄りやすくなります。基準は1点。まずここを数えることから始めてください。
- Q. 艶のある部位とは、具体的に何を指しますか
- 光を面で返す素材や仕上げ全般です。シルクやサテンのような光沢のある生地、パールやゴールドの金具、エナメルの靴、光沢のあるバッグなどが該当します。マットな質感のニットやコットン、つや消しの金具は含みません。全身を見渡して、光って見える箇所を数えるとわかりやすいです。
- Q. 艶が2点以上になりやすいのは、どんな組み合わせですか
- アクセサリーと靴の組み合わせです。光沢のあるアクセサリーとエナメルの靴を同時に使うと、それだけで2点になります。バッグまで光沢素材にすると3点です。組み合わせるときは、そのうち1つだけを艶ありにして、残りはマットな質感でそろえてください。
- Q. 色数はどのくらいに抑えればいいですか
- 3色までを目安にしてください。靴とバッグを含めた数です。艶の点数と色数は連動して見ると調整しやすく、艶が1点ある日は色を2色に絞ると引き締まります。艶が0点の日は、色を3色まで使ってもバランスが取れます。艶と色、どちらも足し算しすぎないことが共通の原則です。
- Q. 秋らしい深みのある色と、艶のバランスはどう取ればいいですか
- 深みのある色(ボルドー・キャメル・グレージュなど)は、それ自体が落ち着いた印象を持つので、艶のあるパーツと組み合わせても頑張りすぎに見えにくいです。むしろ艶を1点添えることで、色の深みが引き立ちます。避けたいのは、明るい色と艶を同時に複数使うことです。この組み合わせが、頑張りすぎの印象をいちばん強く出します。
— メグラシ編集部





