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服がダサいと感じるとき|鏡で見る4つの順番と直し方

メグラシ編集部//読了 25分
全身鏡の前で手持ちの服を合わせながら見直している女性

服がダサいと感じるとき、理由はたいてい サイズ・色の数・古い形・手入れ の4つのどれかです。 センスや年齢、体つきの問題ではありません。どれも鏡の前で目で確かめられる場所にあり、多くは手持ちの服のままで直せます。

見る順番は決まっています。全身鏡から2mほど離れて3秒だけ全体を見たら、次に「肩・袖・裾のサイズ」、その次に「上から下までの色の数」、それから「丈と幅の形」、最後に「毛玉・色あせ・しわ」を見ます。 この順にしているのは、直すのが早くてお金のかからない原因から先に見つかるからです。サイズは裾を折る・袖をまくるだけで試せて、色の数は1枚を差し替えるだけで変わります。

4つのどれにも当てはまらないのに落ち着かないときは、服と場面のずれ を疑ってください。服は悪くなくても、行く先に対してくだけすぎていたり、かしこまりすぎていたりすると、同じ違和感が出ます。 この記事は、その見分け方と直し方をひと通りまとめた地図です。原因が分かったら、それぞれの詳しい記事へ進んでください。

結論:ダサく見える理由は4つのどれか

服の印象が決まらないとき、多くの人は「センスがない」「似合う服が分からない」と考えます。けれど実際に鏡の前で一緒に確かめていくと、原因はもっと手前の、目に見える場所にあることがほとんどです。

原因鏡で見る場所直すのにかかるもの
サイズが合っていない肩の縫い目・袖口・裾の位置数分(折る・まくる・入れる)
色の数が多い頭から足先までの色の数1枚の差し替え
形が古い丈の位置・パンツやスカートの幅組み替え、残れば1枚の入れ替え
手入れが追いついていない毛玉・色あせ・しわ・型崩れ手入れの時間、または入れ替え

この表を見て「全部当てはまる気がする」と感じる人もいると思います。それで大丈夫です。全部を一度に直す必要はなく、上から順に1か所ずつ見ていけば、どこがいちばん効いているかが分かります。

よくある思い込みと、実際に効いている場所

ダサいと感じたときに浮かぶ考えには、いくつか決まった形があります。どれも自然な考えですが、実際に鏡の前で確かめると、効いている場所は別のところにあることが多いのです。

よくある思い込み実際に効いていることが多い場所
服の数が足りない手持ちの組み方と色の数
流行の服を持っていないボトムスの幅と丈の1か所
高い服でないとだめ手入れとサイズ
年齢に合う服が分からない顔の近くの色の明るさ
体型のせいで似合わない肩・袖・裾の位置

思い込みのほうを手がかりにすると、服を買い足す方向に進みがちです。実際に効いている場所のほうを手がかりにすると、手持ちのままで直せる範囲が広がります。この記事では、後者の順番で見ていきます。

全身鏡で見る順番

順番を決めておくと、毎回迷わずに済みます。

  1. 2m離れて3秒見る|細部を見る前に、全体の印象をつかみます。最初に目が行った場所を覚えておきます
  2. サイズを見る|肩の縫い目、袖口、裾の3か所
  3. 色の数を数える|靴とバッグも含めて、何色あるか
  4. 形を見る|トップスの丈、パンツやスカートの幅と丈
  5. 手入れを見る|窓際の明るい場所で、毛玉・色あせ・しわを確かめる

最初の3秒で目が行った場所は、ほかの人が見ても目が行く場所です。顔に目が行けば、その服は今のあなたに合っています。服のどこか一部、たとえば袖のたまりや裾のもたつきに目が行くなら、そこが直す場所の候補になります。

顔と鏡の距離による見え方の違いは、鏡との距離で変わる垢抜けない顔の見え方で詳しく書いています。近い鏡だけで判断していると、全身の印象を見落としやすくなります。

原因別のチェック表

自分がどの原因に近いかを、当てはまる数で確かめます。各行で2つ以上当てはまったら、その原因が効いている可能性が高いと考えてください。

原因当てはまるかの目安
サイズ肩の縫い目が肩の骨から2cm以上外か内にある/袖が手の甲に半分以上かかる/パンツの裾が靴の上で2回以上たわむ
色の数靴とバッグを含めて4色以上ある/柄物が2点以上ある/黒と紺、茶とグレーのような近い暗い色が隣り合っている
形何年も同じ丈・同じ幅のものを選んでいる/裾が細く絞られたパンツしか持っていない/トップスの丈がすべて腰骨より下
手入れ脇や袖口に毛玉がある/縫い代の内側と表で色が違う/襟やポケットの口が波打っている
場面行く先で浮いた気がした/周りより明らかにくだけている、またはかしこまっている

このあと、1つずつ見分け方と直し方を書きます。

原因1:サイズが合っていない

サイズのずれは、4つの中でいちばん目立ちやすく、いちばん直しやすい原因です。

肩・袖・裾の3か所を見る

場所合っている目安ずれているときの見え方
肩の縫い目肩の骨の端から前後1cm以内外に落ちすぎると服に着られた印象、内に入ると窮屈な印象
袖口手首の骨が隠れるか隠れないか長すぎると手元がもたつき、全体が幼く見える
パンツの裾靴の甲に軽く触れるか、くるぶしの上何度もたわむと足が短く見え、全体が重くなる
トップスの丈腰骨にかかるか、少し上長すぎると上半身が長く見え、重心が下がる

オーバーサイズの服は、肩の縫い目が落ちる前提で作られているので、肩の位置よりも「袖口と裾が整っているか」で判断します。袖が手の甲を覆っていても、手首で一度まくると印象は整います。

今日できる直し方

  • 袖が長いときは、手首の骨が見える位置まで2回折る
  • パンツの裾は、靴の上で1回だけたわむ長さに内側へ折り込む
  • トップスが長いときは、前だけパンツやスカートに入れる
  • ウエストが余るときは、ベルトよりも先にトップスを前だけ入れて余りを隠す

パンツの長さの決め方は パンツのサイズの選び方で、裾の位置ごとに詳しく書いています。

原因2:色の数が多い

色の数は、本人がいちばん気づきにくい原因です。1枚ずつはどれも好きな色で、組み合わせたときに初めて散らかって見えます。

3色までを目安にする

頭から足先まで、靴とバッグも含めて3色に収まると、全体がまとまって見えやすくなります。ここで数えるのは「色の種類」で、同じ色の濃淡は1色と数えます。

色の数見え方向いている場面
1〜2色静かでまとまる。地味に寄ることもある仕事・改まった場
3色まとまりと動きの両方が出るほとんどの場面
4色以上視線が散る。意図して組めば華やか遊び心を出したい日

柄物は、柄の中の色をすべて1色ずつ数えるとすぐに4色を超えます。柄を着る日は、柄の中のいちばん多い色を1つ選び、ほかの服をその色か白・黒・紺のどれかに寄せると整います。

暗い色どうしが隣り合うとき

黒と紺、こげ茶とチャコールのように、暗くて近い色が隣り合うと、意図せずに色がにごって見えることがあります。どちらかを白やベージュのような明るい色に替えるか、両方を同じ色にそろえると、ぼやけが消えます。

色を減らすと地味に感じる人は、色を足すかわりに明るさの差をつける方法があります。手順は 地味な装いにメリハリをつける手順にまとめています。

原因3:形が古い

形の古さは、丈の位置と幅で決まります。服の柄や色よりも、シルエットのほうが年代を映しやすいからです。

丈と幅のどこを見るか

見る場所古く見えやすい形今の目盛りに近い形
パンツの幅太もも中心に張り、裾が細く絞られている太ももから裾までまっすぐ、または裾に向かって少し広がる
スカートの丈ひざ上で広がる短めの丈ふくらはぎの中ほどまでの長めの丈
トップスの丈お尻を覆う長めの丈で、裾が体に沿う腰骨前後の短めの丈、または前だけ入れる
肩の作り肩パッドで角ばらせた形肩の線に沿う自然な形

ここで大事なのは、古い形の服を全部捨てる必要はないということです。形が古く見えるのは、その服が単独で全身の印象を決めているときです。合わせる側を今の形にすると、古い1枚は「味」として残せます。

たとえば裾の細いパンツは、トップスを短めにして足元を軽い靴にすると、全体の比率が今のものに近づきます。ひざ上のスカートは、厚めのタイツと長めの羽織りを足すと、全体の丈の印象が下がります。

形の更新を丈の位置から順に見る方法は、野暮ったく見える服の特徴と対策で9つの視点に分けて書いています。

原因4:毛玉・色あせ・しわ

手入れの差は、服の値段よりも印象に響きます。新しく買った服でも、毛玉が1か所あるだけで全体がくたびれて見えるからです。

明るい場所で見る

室内の照明では手入れの差が見えにくいので、窓際の自然光の下で確かめます。

見る場所確かめ方入れ替えの目安
脇・袖口・腿の内側こすれる場所に毛玉がないか取っても数回で戻るなら替えどき
肩・背中縫い代の内側と表の色を比べる表がはっきり薄いなら、顔の近くには着ない
襟・ポケットの口波打っていないかアイロンで戻らなければ替えどき
黒い服全体日光の下で赤みや白っぽさが出ていないか黒どうしを合わせたとき差が見えるなら替えどき

色あせた服も、家の中や下に重ねる服としては十分使えます。外に出る日に顔の近くに来る服から、優先して入れ替えるのが効率的です。

手入れの差がどう見えるかと、どこから手を付けるかは、だらしなく見える原因と整え方で詳しく扱っています。

もう一つの原因:場面に合っていない

4つの原因をすべて直しても落ち着かないことがあります。そのときは、服そのものではなく、服と場面の組み合わせを見てください。

ずれ方起きやすい場面直し方
くだけすぎ職場・食事会・学校行事足元とバッグを1段きれいめにする
かしこまりすぎ公園・買い物・友人宅素材を1つ柔らかくする、靴を平らなものにする
季節がずれる季節の変わり目足元と首元の素材から季節に合わせる

くだけすぎの見え方と、どこを1段上げるかは カジュアルすぎる装いの整え方、逆に力が入りすぎて見えるときは 頑張りすぎに見えるときの引き算が近い記事です。

どちらとも取れるときの決め方

チェック表で2つ以上の原因に当てはまり、どれから手を付ければいいか迷うことがあります。そのときは次の順で決めます。

迷ったら「直すのが早いほう」から

サイズと手入れは、その日のうちに直せます。色の数は手持ちの差し替えで試せます。形は、組み替えで直らなければ買い替えが要ります。 直すのが早い順に試すと、あとの原因が消えていることが多いのです。サイズを直したら形の古さが気にならなくなった、というのはよくあります。

写真を2枚撮って比べる

迷ったら、直す前と直した後を同じ場所・同じ距離で撮って並べます。鏡は毎日見ているので慣れてしまいますが、写真で並べると差が分かりやすくなります。

比べること判断
直した後のほうが顔に目が行くその直し方が効いている
どちらも同じに見えるその原因ではない。次の原因を試す
直した後のほうが落ち着かない直しすぎ。半分だけ戻す

2つの原因が重なっているとき

「サイズが大きいうえに色が多い」のように2つ重なっているときは、色を先に減らしてからサイズを見ます。色が多いままだとサイズのずれが目立たず、何を直したかが分からなくなるからです。

買い足しより先にやること

ダサいと感じると新しい服を買いたくなりますが、買う前に手持ちでできることを済ませておくと、買う1枚が的確になります。

  1. よく着る服を5枚だけ選ぶ|この1か月で3回以上着た服
  2. 5枚のサイズを直す|袖・裾・丈を、上の表の目安に合わせて折る・入れる
  3. 5枚の手入れをする|毛玉を取り、しわを伸ばす
  4. 5枚で3色以内の組み合わせを作る|何通りできるか数える
  5. 足りないものを1つだけ書き出す|「明るい色のトップスがない」など

こうすると、買うものが「なんとなく今っぽい服」ではなく「手持ちの組み合わせを増やす1枚」になります。

1週間で直す順番

一度に全部変えると、何が効いたか分からなくなります。1週間に分けて、1日1か所ずつ試すのがおすすめです。

日やること確かめること
1日目2m離れて全身を3秒見る最初に目が行った場所を書き出す
2日目袖と裾の長さを直す写真で直す前と比べる
3日目色を3色以内にする柄物を1つにしたときの差
4日目トップスの丈を変える(前だけ入れる)重心の位置の変化
5日目毛玉と色あせを確かめる顔の近くに来る服を優先
6日目靴とバッグを替える場面とのずれが消えるか
7日目いちばん効いた直し方を残す次の買い物で何を探すか決める

朝の5分で見る順番

毎朝ゆっくり鏡を見る時間はなかなか取れません。出かける前の5分で見る場所を決めておくと、1週間で試した直し方が習慣になります。

時間見る場所直し方
最初の1分2m離れて全体を3秒目が行った場所を1つ決める
次の2分袖と裾折る・まくる・前だけ入れる
次の1分色の数4色以上なら小物を1つ外す
最後の1分明るい場所で毛玉としわ見つけたら上着で隠すか替える

5分で全部が直らなくても構いません。直せなかった場所は、夜に翌日の服を決めるときに思い出して、先に整えておけば十分です。前の晩に翌日の服を一度着てみるだけでも、朝の迷いは大きく減ります。

手持ちを生かす組み方

新しく買わずに印象を変えるには、手持ちの服の組み合わせ方を変えるのがいちばん早い方法です。

1点だけ今の形を入れる

全身を新しくしなくても、1点だけ今の形が入っていれば、全体は古く見えにくくなります。いちばん効くのは、全体の面積が大きいボトムスです。パンツかスカートのどちらか1本を今の形にして、ほかは手持ちを合わせます。

重心を上げる

トップスの丈を短くする、前だけ入れる、首元にアクセサリーを足すなどで重心を上げると、同じ服でも軽く見えます。重心が下がると、全体が重く、もたついて見えやすくなります。

重心を上げる方法手持ちでできるか
トップスの前だけ入れるできる
羽織りの袖を手首までまくるできる
首元に明るい色を置くストールやアクセサリーでできる
靴を軽いものにする手持ちから選び直す

素材の差をつける

同じ素材どうしで組むと、のっぺり見えることがあります。ニットにはなめらかな素材のボトムス、デニムには柔らかいブラウスのように、表面の質感に差をつけると立体感が出ます。

上下の比率がちぐはぐに見えるときの直し方は、バランスが悪く見えるときの整え方で、丈の比率ごとに書いています。

年代別:20代の見直し

20代は流行の服を取り入れやすい一方、手持ちに数年前の流行の形が混ざりやすい時期です。

よくある悩み見る場所直し方
幼く見える色の明るさ・柄の大きさ・袖の長さ柄を1つにして、袖を手首で止める
流行を追うと落ち着かない色の数と素材の数流行の1点以外を無地にする
学生のころと同じ服が多い靴とバッグ足元から1段きれいめにする

幼く見える原因と、どこを1か所大人にするかは 子どもっぽく見えるときの整え方が近い記事です。

年代別:30代の見直し

30代は、20代のころに似合っていた服が少しずつ合わなくなる時期です。服が変わったのではなく、体の厚みや肌の明るさが変わり、服とのずれが出てきます。

よくある悩み見る場所直し方
20代の服が合わない袖と裾の長さ、素材の薄さ素材を1段厚く、張りのあるものに
疲れて見える顔の近くの色首元に明るい色を置く
何を着ても同じに見える形の種類ボトムスの形を1つ増やす

30代で服の選び方がどう変わるかは 30代からの服の選び方で詳しく書いています。

年代別:40代の見直し

40代は、手持ちの服の中に「10年近く着ている服」が増える時期です。形の古さと手入れの差が、同時に出やすくなります。

よくある悩み見る場所直し方
古く見えるパンツの幅・スカートの丈ボトムスを1本だけ今の形に
地味になる色の明るさの差白か明るい色を1点だけ入れる
頑張っても垢抜けない手入れと素材の張り顔の近くの服から入れ替える

40代の服選びの基本は 40代のファッションの基本にまとめています。手を尽くしているのに印象が変わらないときは、頑張っているのに垢抜けないときも合わせて読んでみてください。

年代別:50代の見直し

50代は、服の素材と色の選び方で印象が大きく変わる時期です。同じ形でも、素材の落ち感と色の明るさで、軽くも重くも見えます。

よくある悩み見る場所直し方
老けて見える顔の近くの色のくすみ首元に明るさのある色を置く
落ち着きすぎる全身の色の暗さ小物で明るい色を1点足す
服が重く見える素材の厚みと量薄手で落ち感のある素材に替える

50代の服選びの基本は 50代のファッションの基本で、色・素材・形の順に書いています。

年代別:60代以降の見直し

60代以降は、着心地を優先するあまり、ゆとりの多い服だけになりやすい時期です。ゆとりそのものは悪くありませんが、全身がゆとりのある服だけだと、輪郭がぼやけて見えます。

よくある悩み見る場所直し方
全体がぼやけるゆとりの量上下のどちらかを体に沿う形に
色が沈む顔まわりの色明るい色のストールや襟を足す
着られる服が減った開きの大きさと着脱のしやすさ前開きの服で組み方を増やす

60代の服選びの基本は 60代のファッションの基本にまとめています。

古く見えるのが気になるとき

年代を問わず「古く見える」と感じるときは、形と色の両方を見ます。形は上の原因3、色は顔の近くの色のくすみを確かめます。

古く見える理由見る場所近い記事
形が古い丈と幅原因3の表
色がくすむ顔の近くの色古く見える色の記事
小物が古いバッグ・靴の形小物の記事

古く見える服全般の見分け方は 老けて見える服の原因と対策、色に絞った見分け方は 古く見える色の組み合わせで書いています。

大人っぽすぎる・安っぽく見えるとき

ダサいと感じる悩みには、反対方向の2つもあります。大人っぽすぎて老けて見える、または素材や作りが安っぽく見える、というものです。

悩みよくある原因最初に直す場所
大人っぽすぎる色が暗く、形がかっちりしすぎている素材を1つ柔らかくする
安っぽく見える素材の薄さ、縫い目のよれ、光沢の強さ顔の近くの素材を1段上げる

大人っぽすぎる印象の整え方は 大人っぽすぎると感じるとき、素材から見直す方法は 安っぽく見える服の原因が近い記事です。

骨格との関係の入口

サイズ・色の数・形・手入れの4つを直しても「何か合わない」が残るとき、体の厚みや骨の太さと服の形の相性が関わっていることがあります。骨格診断は、その相性を3つの傾向で言葉にする道具です。

骨格の傾向合いやすい形合いにくいと感じやすい形
厚みがあり直線的上半身をすっきり見せる、張りのある素材首元や胸元に布が集まる形
薄く柔らかい上に重心を置く、柔らかい素材張りが強く、体から離れる形
骨や関節がしっかりゆとりがあり、長さのある形体に沿いすぎる薄い素材

ここで分かれるのは「合いやすい形の方向」で、どの傾向でも体を否定するものではありません。自分の傾向が分からないときは、骨格タイプの自己判断の決め方で境目を確かめるか、メグラシの無料の骨格診断を試してみてください。

パーソナルカラーとの関係の入口

色の数を減らしても顔色が冴えないときは、顔の近くに来る色と肌・髪・瞳の色との相性が関わっていることがあります。パーソナルカラーは、その相性を4つの季節で分ける考え方です。

見分ける軸確かめ方
黄みか青みか金と銀のアクセサリーを顔の横に当てて比べる
明るいか深いか白と生成りのどちらが顔になじむか
鮮やかか柔らかいか原色と、灰色を混ぜた色のどちらが顔を明るく見せるか

どの色が合うかが分かると、色の数を3色に減らすときに残す色を選びやすくなります。自分で迷うときは パーソナルカラーの自己判断の決め方か、無料のパーソナルカラー診断で確かめてみてください。

体型との関係の入口

体型の悩みとダサく見える悩みは、重なって語られることがよくあります。けれど、体の形そのものが印象を下げているわけではありません。体の形と服の形がずれていると、そのずれが目に入るというだけです。

気になりやすい場所ずれが出やすい服合わせ方の方向
肩まわり肩の縫い目の位置が合っていない服肩の線に沿う形か、はっきり落ちる形のどちらかに寄せる
おなかまわり裾がおなかの位置で止まる丈前だけ入れる、または腰骨より下まで落とす
腰まわり腰の位置で布が集まるスカート腰から下にまっすぐ落ちる形
身長上下の丈がそろう組み合わせ上下の丈に差をつけて比率をつくる

ここでも見る場所は、肩・袖・裾・丈の位置です。体を隠す方向ではなく、服の区切りをどこに置くかを決める方向で考えると、選べる服が広がります。

仕事の日と休みの日で分けて見る

同じ人でも、仕事の日と休みの日で、ダサく見える原因が違うことがあります。仕事の日は形が古くなりやすく、休みの日はサイズと手入れが追いつきにくい傾向があります。

日出やすい原因最初に見る場所
仕事の日形の古さ・色の暗さボトムスの幅、首元の色
休みの日サイズの大きさ・手入れ袖口と裾、毛玉
行事の日場面とのずれ靴とバッグ

仕事の服は何年も同じ型を着回しやすいので、ボトムスを1本だけ今の形にするのがいちばん効きます。休みの日の服は、楽さを優先してゆとりの大きい服が増えやすいので、上下のどちらかを体に沿う形にするだけで輪郭が戻ります。

顔立ちとの関係の入口

服のサイズも色も合っているのに、服だけが浮いて見えることがあります。そのときは、顔立ちの印象と服の印象のずれが関わっていることがあります。

ずれ方見え方直し方
顔立ちが柔らかく、服がかっちり服が強く見える素材か柄を1つ柔らかくする
顔立ちがはっきり、服がふんわり服が負けて見える線のはっきりした形を1つ入れる

顔立ちの印象を言葉にしたいときは、無料の顔タイプ診断が入口になります。

季節別:秋の見直し

秋は、夏の服と秋の服が混ざりやすく、4つの原因のうち「色の数」と「形」がいちばん出やすい季節です。

秋に出やすいずれ

ずれよくある例直し方
色が増える夏の明るい色と秋の深い色が混ざるどちらかに寄せ、3色以内にする
素材がちぐはぐ薄い夏素材に厚手の羽織り足元か首元の素材を秋のものに
重心が下がる長めの羽織りに長めのボトムスどちらか一方を短くする
手入れの差が出る去年のニットの毛玉出す前に明るい場所で確かめる

秋の重ね着で気をつけること

秋は重ね着が増えるので、袖と裾が重なってもたつきやすくなります。重ねるときは、内側の服の袖と裾を外側より短くするか、外側から1〜2cmだけ見せるようにすると整います。

重ねる順番と見せる幅は 秋の重ね着の基本で、手持ちの服で組める形にまとめています。

秋の色の選び方

秋は深い色が増えるので、暗い色どうしが隣り合いやすくなります。こげ茶とチャコール、紺と黒のような組み合わせは、間に明るい色を1つ挟むと、にごりが消えます。首元に白やベージュを置くのがいちばん手軽です。

秋の手持ちで組む3つの型

秋は新しく買う前に、手持ちで次の3つの型を作れるかを確かめます。作れれば、秋の服はほぼ足りています。

型組み方整って見える理由
明るい上と深い下生成りのニットに、深い色のボトムス顔まわりが明るく、重心が上がる
同じ色の濃淡薄い茶のトップスに、濃い茶のボトムス色は1色で、明るさの差が出る
無地に羽織り1枚無地の上下に、柄か色のある羽織り色の数が増えず、動きが出る

3つのうち作れない型があれば、その型に足りない1枚が、秋に買う候補になります。何でも買い足すのではなく、型が1つ増える1枚を選ぶと、手持ちの組み合わせが一気に増えます。

秋の足元

秋は足元が夏のままになりやすい季節です。服を秋のものにしても、足元が素足やサンダルのままだと季節がずれて見えます。厚手の靴下やタイツ、足の甲を覆う靴に替えるだけで、全身が秋に寄ります。

季節別:冬の見直し

冬は、コートが全身の印象の大半を占めます。コートの丈とサイズが合っていれば、中の服が少し古くても全体は整って見えます。

コートで見る場所

見る場所合っている目安ずれているときの見え方
肩中にニットを着ても肩の縫い目が肩の骨の近くにある落ちすぎると全体が大きく見える
袖手首の骨が隠れる長すぎると手元がもたつく
丈中のボトムスの丈と10cm以上差がある丈がそろうと重く見える
前の開け閉め前を閉めても横にしわが出ない引っ張られると窮屈に見える

冬の重ね着と首元

冬は首元に布が集まるので、マフラーとタートルネックを同時に使うと顔まわりが重くなりやすくなります。どちらか一方にするか、マフラーを軽く垂らすだけにすると、重心が上がります。

冬の重ね方は 冬の暖かい重ね着の基本、重い外套をすっきり見せる方法は 冬の重いアウターの基本で詳しく書いています。

冬の手入れ

冬の服は、毛玉と型崩れが出やすい季節です。コートは1シーズン着ると肩と袖口が型崩れしやすいので、着たあとは厚みのあるハンガーに掛け、ブラシで表面を整えておくと、翌年も同じ見え方で着られます。

季節別:春と夏の見直し

春と夏は、服の枚数が減るぶん、1枚ずつのサイズと手入れが目立ちます。

季節出やすいずれ見る場所
春冬の暗い色が残る足元と首元の色を明るくする
夏薄い素材の透け・汗じみ明るい場所で背中と脇を確かめる
夏袖と裾の短さ肩と腕の比率、裾と靴の位置

夏の服は洗う回数が多いので、色あせとよれが早く出ます。春と夏は、入れ替えの目安を秋冬より少し早めに見ておくと安心です。

小物で古く見えるとき

服を直しても古く見えるときは、バッグや靴が原因になっていることがあります。小物は服より長く使うことが多く、形の古さが残りやすいからです。

小物古く見えやすいところ直し方
バッグ形の角ばり、金具の色あせ服と同じ色の系統にそろえる
靴つま先の形、かかとのすり減りかかとを直す、つま先の形を1足だけ替える
アクセサリー大きさと色の数1点か2点に絞る

手持ちのバッグが古く見える理由と、使い続けるための組み方は 手持ちのバッグが古く見えるときで書いています。

地味に感じて落ち着かないとき

色の数を減らしてサイズを整えたあと、「今度は地味になった」と感じる人もいます。それは直し方が効いた証拠で、そこから1点だけ足せば十分です。

足すもの足す場所効き方
明るい色首元か手元顔まわりが明るく見える
光沢アクセサリー1点全体に動きが出る
素材の差ボトムスか羽織り立体感が出る

足すのは1回に1点だけにしてください。2点以上足すと、色の数が戻って最初と同じ状態になりやすくなります。

入れ替える1枚の選び方

手持ちで直せることを済ませたあと、それでも入れ替えたい服が残ったら、次の順で1枚を選びます。

順番選ぶもの理由
1顔の近くに来るトップス人の目がいちばん集まる場所なので、変化が大きい
2面積の大きいボトムス全身の形を決めるので、形の古さが消えやすい
3毎日使う靴手入れの差がいちばん出る場所
4季節の羽織り季節の印象を一度に変えられる

選ぶときは、売り場で単独の見た目を見るよりも、手持ちの服を2〜3点思い浮かべて「何通り組めるか」で決めます。3通り以上組めるなら、その1枚は手持ち全体を生かす1枚になります。1通りしか組めない服は、気に入っていても後回しにすると失敗が減ります。

試着で見る場所

試着のときも、見る順番は全身鏡と同じです。2m離れて3秒見て、肩・袖・裾、色の数、丈と幅の順に確かめます。加えて、腕を前に伸ばす、座る、階段を上るつもりでひざを上げるなど、ふだんの動きを1つずつ試してください。動いたときに肩が引っ張られたり、裾がずり上がったりする服は、家で着たときに落ち着かなくなりやすいからです。

1人で決められないとき

ここまでの順番で見直しても、自分の目だけでは判断がつかないことがあります。毎日見ている自分の姿には慣れが入るので、変化に気づきにくいのは自然なことです。

そのときは、次の方法で外の目を借りてみてください。

  • 直す前と後の写真を、信頼できる人に見せて「どちらが顔に目が行くか」だけを聞く
  • 骨格・パーソナルカラー・顔タイプの診断で、合う方向の言葉を手に入れる
  • プロのスタイリストに、手持ちの服の組み方を相談する

外の目を借りるときは「似合うかどうか」ではなく「どちらのほうが顔に目が行くか」を聞くと、答えが具体的になります。

この記事からの道案内(悩み別の地図)

最後に、悩みの言葉ごとに、次に読む記事をまとめます。

悩みの言葉最初に見る原因次に読む章
服がダサい気がするサイズ原因1
野暮ったい形原因3
古く見える形と色古く見えるのが気になるとき
だらしなく見える手入れ原因4
垢抜けない色の数と場面原因2・場面の章
子どもっぽい色と柄年代別20代
地味明るさの差地味に感じて落ち着かないとき
何が合うか分からない骨格・色・顔立ち関係の入口の3章

どこから読んでも構いません。1か所直して違いが分かったら、次の1か所へ進んでください。それを何回か繰り返すうちに、鏡の前で見る場所が自然に決まってきます。

よくある問い

Q. 服がダサいと感じるけれど、どこが原因か分かりません。最初に何を見ればいいですか?
全身鏡から2mほど離れて、3秒だけ全体を見てください。そのあと「サイズ(肩・袖・裾)」「色の数」「形(丈と幅)」「手入れ(毛玉・色あせ・しわ)」の順に見ます。この順番にすると、直すのに時間もお金もかからない原因から先に見つかります。
Q. 新しい服を買えば解決しますか?
買う前に、手持ちの服でサイズと手入れを直し、色の数を3色までに減らして組み直してみてください。それで印象が変わるなら、原因は服の数ではなく組み方です。それでも残る「形が古い」ものだけを、1枚ずつ入れ替えていくのが遠回りに見えて早い方法です。
Q. 年齢が上がって急に服が似合わなくなった気がします。
年齢が上がったこと自体が原因ではなく、体の厚みや肌の明るさの変化に、服のサイズや色が追いついていないことがほとんどです。同じ服でもサイズを半歩変える、顔の近くの色を変えるだけで印象は戻ります。年代ごとの見直し方は本文の年代別の章にまとめています。
Q. 骨格診断やパーソナルカラー診断を受けた方がいいですか?
必須ではありません。サイズ・色の数・形・手入れの4つを直しても「何か合わない」が残るときに、その理由を言葉にする道具として役に立ちます。メグラシの無料診断で自分の傾向を確かめてから、合う形や色を選ぶ順番がおすすめです。

— メグラシ編集部

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バストサイズの測り方|カップが浮く人と食い込む人で姿勢を変える

バストサイズは、いまのブラで「カップの上が浮く」か「縁が食い込む」かで、測るときの姿勢とメジャーを当てる位置を変えます。浮く人は前かがみでトップを、食い込む人は立って息を吐いてアンダーを測り直してください。1人で測るときの鏡の使い方と、2つの数字が割れたときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 11分
60才からのファッション|通勤が終わった人は外出の回数で揃え直す

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60才からのファッション|通勤が終わった人は外出の回数で揃え直す

60才からのファッションで迷う人は、まず通勤が続いているか終わったかで分けてください。通勤が終わった人は、週に何回、誰と会うために出かけるかで手持ちを揃え直します。秋冬の上着とボトムの数を、外出の回数から決める方法をまとめました。

メグラシ編集部/読了 9分
お宮参りの祖父母の服装 50代|母親と祖父との差を1段ずつ決める

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お宮参りの祖父母の服装 50代|母親と祖父との差を1段ずつ決める

50代でお宮参りに祖母として出ると、母親と並んだときに姉妹のように見えるか、逆に普段の服が若作りに見えるか、どちらかの心配が出ます。答えは、母親との差と、隣に立つ祖父との差を1段ずつ決めること。格は母親と同じ段か半段下、色の明るさは母親より1段落とし、祖父より1段上げる。秋の終わりから冬の立ち上がりの境内で、コートをいつ脱ぐか、娘ではなく息子の妻が母親のときに何を聞くか、当日まで母親の装いがわからないときの用意のしかたまで。写真に残る並びから逆算して決める記事です。

メグラシ編集部/読了 12分
オーバーサイズTシャツが太って見える|横からの布の離れと厚みで選ぶ

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オーバーサイズTシャツが太って見える|横からの布の離れと厚みで選ぶ

オーバーサイズのTシャツを着ると、正面の鏡ではそれほどでもないのに、写真や店のガラスに映った横姿で太って見える。原因は身幅ではなく、胸やお腹の前から布がどれだけ離れて落ちているかと、生地の厚みです。横向きの鏡で指を差し込んで測る離れ、手のひらを透かして見る厚みの境目、ロンTやカーディガン・ジャケットの下に重ねる季節の選び方、胸・お腹・腰のどこが気になるかで割れたときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 14分
ペプラム 太って見える 骨格|膨らんで見える場所で起点と裾を変える

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ペプラム 太って見える 骨格|膨らんで見える場所で起点と裾を変える

ペプラムを着ると太って見えるとき、直す場所は骨格ごとに違います。上半身に厚みが出やすい人は胸の下、下半身に重心がある人は裾の終わり、骨や関節がしっかりした人は布の薄さが原因になりやすいからです。鏡の横向きと正面写真で「どこが膨らんで見えたか」を先に確かめ、切り替えの高さ・裾の長さ・布の張りを1か所ずつ動かす手順を、羽織りと重ねる季節の着方まで含めてまとめました。

メグラシ編集部/読了 11分
ぽっちゃりコーデ 20代|膨らむのが上か下かで秋冬の丈を分ける

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ぽっちゃりコーデ 20代|膨らむのが上か下かで秋冬の丈を分ける

20代のぽっちゃりさんが秋冬に流行りのゆったりした服を着ると、膨らんで見える場所は人によって違います。肩幅とお尻の幅を測り、差が3cmを超えるかどうかで、上が膨らむ人・下が膨らむ人・全体がふっくらする人に分けて、ニットの丈、コートの丈、ボトムの形を決めます。どちらとも言えない人の決め方も詳しく。

メグラシ編集部/読了 9分

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