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パンツのサイズ表の読み方|号数だけで選ぶと失敗する理由

メグラシ編集部//読了 7分
パンツのサイズ表の読み方のイメージ画像

3行で言うと

  • パンツサイズで失敗する3つの落とし穴は「ウエスト偏重」「ヒップ無視」「股下の罠」
  • 骨格タイプ別に「まず見るべき数値」が異なる。ウェーブはヒップ、ストレートは太もも、ナチュラルは股下
  • サイズ表の正しい読み順を知れば、号数頼りの買い物から卒業できる

「Mサイズを買ったのに、なんか違う」問題

ネットでパンツを買ったことがある人なら、一度は経験があるかもしれません。

「いつもMだから、Mを選んだ。届いたらヒップがパツパツだった。」 「号数は合っているはずなのに、股下が長すぎてもたつく。」 「ウエストはぴったりなのに、太ももが入らない。」

S/M/Lや号数は、あくまで目安です。ブランドによって同じ「M」でもウエストが3cm以上違うことは珍しくありません。号数だけで選ぶ習慣は、いわば地図を見ずに「だいたいこっちの方角」で歩いているようなもの。

サイズ表という「地図」はちゃんと用意されています。問題は、その読み方を知らないまま買い物をしていること。

今回は、airClosetのスタイリストが実際の接客で伝えている「サイズ表の正しい読み方」を、Fit Me PANTSの実サイズ表を使いながら解説します。

サイズ表に潜む、3つの落とし穴

サイズ表を見ているのに失敗する。その原因は、見る順番と見る項目にあります。

落とし穴1:ウエスト偏重——最初にウエストを見てしまう

多くの人がサイズ表を開いて、最初に目を向けるのがウエストの数値です。

気持ちはわかります。ウエストは自分で測りやすい場所であり、「ウエスト何cm」という数値に馴染みがあるからです。

しかし、パンツのフィット感を最も左右するのはヒップです。ウエストはゴムやベルト、タックで調整が利きますが、ヒップが合っていないパンツは何をしても窮屈か、逆にだぶつく。ウエストだけでサイズを決めると、ヒップが犠牲になります。

落とし穴2:ヒップ無視——サイズ表にヒップがあるのに見ていない

実は、多くのブランドのサイズ表にはヒップの数値がきちんと記載されています。Fit Me PANTSも全サイズのヒップ寸法を公開しています。

にもかかわらず、ヒップを確認せずに購入する方が非常に多い。airClosetのスタイリストが「パンツが合わない」というお客様のフィードバックを分析すると、約7割がヒップのミスマッチに起因していました。

ヒップの数値は「見えているのに見ていない」。これが二つ目の落とし穴です。

落とし穴3:股下の罠——「着丈」と「股下」を混同する

サイズ表には「着丈」と「股下」の両方が記載されていることがあります。この2つは別物です。

  • 着丈:ウエスト上端から裾までの長さ
  • 股下:股の縫い目から裾までの長さ

着丈が同じでも、股上(ウエストから股までの深さ)が違えば股下は変わります。ハイウエストのパンツは着丈が長くても股下は短いということが起きる。

「着丈96cmか、長そうだからSにしよう」と判断すると、実は股下で見れば問題なかったのにサイズダウンして、ヒップが窮屈になる——という失敗パターンです。

正しいサイズ表の読み順——ヒップ→ウエスト→股下

サイズ表は「上から順に」ではなく、読む順番があります。

ステップ1:ヒップで候補を絞る

自分のヒップ実寸に対して、+2〜4cmの余裕がある数値のサイズを候補にします。ぴったりを選ぶとストレッチ素材でも動きにくくなります。

たとえばヒップ実寸が93cmの方がFit Me PANTSのベーシックワイドパンツを選ぶ場合:

サイズヒップ判定
XS96cm◎ 余裕+3cm
S101cm△ 余裕が大きすぎる

この場合、XSが最有力候補です。

ステップ2:ウエストで確認する

候補サイズのウエスト数値を見て、自分のウエスト実寸と照合します。ウエストは±2cm以内なら許容範囲。ゴム仕様やベルト付きなら、さらに調整幅があります。

ベーシックワイドパンツのXSはウエスト61cm。自分のウエストが62〜63cm程度であれば、ストレッチ素材なので問題なし。逆にウエストが56cmなど大幅に細い場合は、ウエスト周りがだぶつく可能性があるので、ベルト付きタックワイドを検討します。

ステップ3:股下で最終確認

最後に股下を確認します。自分の股下実寸と比べて、フルレングスなら±1cm9分丈なら-3〜5cmが目安。

ベーシックワイドパンツのXSは股下63.5cm。自分の股下が64cm程度なら、フルレングスに近い丈感で着用できます。

骨格タイプ別——「まず見るべき数値」が違う

同じサイズ表でも、骨格タイプによって最初に注目すべきポイントが異なります。

ストレート:ヒップとウエストの「差」がポイント

骨格ストレートは、上半身に厚みがありウエストとヒップの差が比較的小さいのが特徴。サイズ表ではヒップとウエストの差が大きすぎないサイズを選ぶのがコツです。

差が大きいサイズを選ぶと、ウエストが余ってベルトで締めたときにタックが不自然に寄る。ストレートの方はベーシックワイドパンツのように、シンプルなシルエットの方がフィットしやすい傾向があります。

ウェーブ:ヒップ優先、ウエストはベルト調整

骨格ウェーブは下半身にボリュームが出やすく、ヒップが大きめの方が多い。ヒップを最優先で合わせて、ウエストはベルトで調整する前提でサイズを選ぶのが正解です。

ベルト付きタックワイドパンツはまさにこの戦略に適しています。ベルトでウエストを調整できるので、ヒップに合わせたサイズ選びがしやすくなります。

ナチュラル:着丈と股下が決め手

骨格ナチュラルは骨格がしっかりしていて、手足が長い方が多い。ヒップやウエストよりも、着丈と股下のバランスが満足度を左右します。

短すぎるとカジュアルすぎる印象になり、ナチュラルの持ち味であるラフな格好よさが活きません。フルレングス〜やや長めの着丈を意識して選ぶと、こなれた印象になります。

Fit Me PANTSのサイズ表で、読み方を実演する

ここまでの読み方を、実際のサイズ表で実演してみましょう。

ベーシックワイドパンツ

サイズウエストヒップ着丈股下
XS61cm96cm96cm63.5cm
S64cm101cm97.5cm64.3cm
M69cm104cm99cm64cm
L75cm98cm98.5cm65.5cm
2L77cm100cm100cm65.5cm
3L81cm104cm100cm65.5cm

ベルト付きタックワイドパンツ

サイズウエストヒップ着丈股下
XS60cm92cm92.5cm64cm
S62cm94cm95.5cm65cm
M66cm95cm96.5cm66cm
L70cm96cm97.5cm66.5cm
2L76cm99cm98cm66.5cm
3L81cm103cm98.5cm66.5cm

2型ともXS〜3Lの6サイズ展開。素材はポリエステル96%/ポリウレタン4%で、適度なストレッチ性があります。裏地付きで透け感なし。シワになりにくく、ネットに入れて洗濯機で洗えます。

注目してほしいのは、ベーシックワイドとベルト付きタックワイドで、同じサイズ表記でもヒップの数値が異なること。たとえばMサイズで比較すると、ベーシックワイドはヒップ104cmに対し、ベルト付きタックワイドは95cm。同じ「M」でもフィット感がまったく違います。

だからこそ、号数ではなく実寸で選ぶことが大切なのです。

自分のサイズを正しく測る——ウエスト・ヒップ・股下の測定方法

サイズ表を読む前提として、自分の身体の実寸を知っておく必要があります。測り方を間違えると、正しいサイズ表の読み方も意味がなくなります。

ウエスト

おへその少し上、一番くびれている部分をメジャーで一周。息を吐いた自然な状態で測ります。メジャーは床と平行に。食後は避けてください。

ヒップ

お尻の一番高い位置を、メジャーで一周。横から鏡で確認しながら測ると正確です。メジャーを引っ張りすぎず、肌に沿わせる程度に。

股下

裸足で壁に背をつけて立ち、股の付け根に薄い本などを水平に挟みます。本の上端から床までの長さが股下です。一人で測るのが難しい場合は、お気に入りの丈感のパンツを平置きにして、股の縫い目から裾までを測るのも有効です。

よくあるご質問

Q. S/M/Lの表記とサイズ表の数値、どちらを信じるべきですか? A. サイズ表の実寸数値を信じてください。S/M/Lはブランドごとに基準が異なり、同じ「M」でもウエストが3〜5cm違うことは普通にあります。実寸を自分の身体と照合する方が確実です。

Q. 2つのサイズで迷ったとき、どちらを選ぶべきですか? A. パンツの場合、基本的には大きい方のサイズをおすすめします。小さい方を選ぶとヒップや太ももが窮屈になりやすく、シルエットが崩れます。ウエストが余る分はベルトやタックで調整できますが、ヒップの窮屈さは調整が利きません。

Q. ストレッチ素材の場合、ぴったりサイズを選んでも大丈夫ですか? A. ストレッチ素材でも+1〜2cmの余裕を持たせた方が、動きやすくシルエットもきれいです。ストレッチは「伸びる」のであって「広がる」わけではありません。常に伸ばされた状態だと生地に負担がかかり、型崩れの原因にもなります。

Q. 自分のヒップサイズを正確に測る自信がありません。 A. お手持ちのパンツで「ちょうどいい」と感じるものを平置きにして、ヒップ部分の幅を測り×2する方法もあります。完璧な数値でなくても、±1cm程度の誤差なら問題ありません。大切なのは「ウエストだけで選ばない」という意識の切り替えです。

この記事のまとめ

パンツのサイズ選びで失敗しないためのポイントは、3つの読み順を守ることです。

  1. まずヒップで候補を絞る — フィット感を最も左右する数値。+2〜4cmの余裕を目安に
  2. 次にウエストで確認する — ベルトやゴムで調整が利く部分。±2cm以内なら許容範囲
  3. 股下で最終確認する — 着丈と混同しない。理想の丈感に合っているかチェック

号数やS/M/Lに頼る習慣から、実寸で選ぶ習慣へ。それだけで、「届いたら合わなかった」がぐっと減るはずです。

読み方がわかったら、実際のサイズ表で試してみる

Fit Me PANTSは、XS〜3Lの6サイズ × 2シルエット × 各6色。LP内のサイズ診断ツールで、自分の実寸を入力するだけでおすすめサイズがわかります。

Fit Me PANTS のサイズを確認する →

¥10,300〜 / 送料無料 / airCloset Store限定(無料会員登録で購入可)

自分のサイズ感に自信がないなら、プロに任せるという選択肢も。

airClosetでは、あなたの体型・骨格・好みをヒアリングして、スタイリストがぴったりのコーデを届けます。

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Note

本記事は、サイズ選びに関する一般的な傾向の整理であり、すべての体型・ブランド・製品に当てはまることを保証するものではありません。パンツ選びのヒントとしてご活用ください。詳しくはご利用にあたってをご覧ください。

— メグラシ編集部

よくある問い

Q. パンツサイズで一番大事な数値は?
骨格タイプによって違います。ウェーブはヒップ、ストレートは太もも、ナチュラルは股下が最重要。
Q. 号数でパンツを選んではダメ?
号数だけだと失敗します。号数はウエスト基準が多く、ヒップや股下が合わないケースが多発します。
Q. 試着なしでサイズを選ぶには?
自分のヒップ・ウエスト・股下を測り、サイズ表と照合。複数項目で1サイズ違うときは、骨格タイプの優先軸で選びます。
Q. サイズ表に「ヒップ」がない時は?
質問するか別商品を検討。ヒップ表記がない時点で、設計が雑な可能性があります。
Q. 股下の長さの選び方は?
足首が見える長さが基本。9分丈なら身長158cmで63cm、165cmで65cmが目安。

— メグラシ編集部

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