骨格ストレートに似合う服|アイテム別の選び方と寸法の目安


骨格ストレートそのものの特徴と見分け方は、骨格ストレート の解説をご覧ください。
結論:骨格ストレートに似合う服は「面をまっすぐ通す服」
骨格ストレートは、上半身に厚みと弾力があるタイプです。体の表面が凹凸ではなく面としてつながっているので、その面をまっすぐ通したまま見せてくれる服が、いちばん整って映ります。
これは優劣の話ではなく、服の選び方が決まっているということです。決まっているぶん、基準さえ持てば買い物は速くなります。この記事では、その基準を 肩線・襟ぐり・着丈・素材 の4つに絞り、アイテムごとに数字と生地の名前で並べていきます。
この記事の役割|ここは「選ぶ側」だけを書きます
骨格ストレートの記事は3本に分けています。この記事は 選ぶ側 に徹し、避けるものの列挙は別の記事に置いています。
| 知りたいこと | 読む記事 |
|---|---|
| 何を選べばいいのか(この記事) | アイテム別に、寸法と生地の名前で決めます |
| 避けたいものを一覧で確かめたい | 骨格ストレート 似合わない服の一覧 |
| 手持ちの一着を着られる形に直したい | リカバリーの手順 |
「これは合わないのでは」と迷ったときは、この記事で探すより、上の2本を開くほうが早く答えが出ます。
骨格ストレートの体の特徴
まず、なぜその基準になるのかの土台を短く確認します。
| 部位 | 骨格ストレートの傾向 |
|---|---|
| 上半身 | 厚みと立体感があり、面としてつながって見える |
| 鎖骨 | 触れば分かるが、見た目には出にくい |
| バスト | 位置が高めで、前方向に出る |
| 首 | やや短めに見えることが多い |
| 腰位置 | 高く、いちばん細い位置がはっきりしている |
| 太もも | 前面に厚みがあり、横から見ると丸みがある |
| 手足 | 手のひらに厚みがあり、関節は小さい |
肌は押すと弾力が返る質感で、関節や骨が目立たないぶん、生地のハリが装いの輪郭をつくる役割を引き受けます。
自己診断が合っているか、選ぶ前に1分で確かめる
診断結果に納得できていないまま基準を採用すると、うまくいかなかったときに原因が分かりません。買い物に出る前に、6か所さわって確かめておきます。
| さわる場所 | ストレートの手ごたえ | ウェーブ寄り | ナチュラル寄り |
|---|---|---|---|
| 鎖骨 | 触れるが見た目には出にくい | 細く浮き出る | 太くはっきり出る |
| 肩先 | 丸みがあって厚い | なだらかで薄い | 骨が四角く張り出す |
| 手首 | 断面が丸く、骨は小さい | 細く平たい | 骨のぐりぐりが大きい |
| 胸の前面 | 面として前に出ている | 薄く平ら | 厚みより骨の存在が先に来る |
| 膝 | 小さく目立たない | 小さく丸い | 皿が大きく前に出る |
| 肌 | 押すと弾力が返る | 柔らかく沈む | 硬さと乾いた質感 |
4つ以上が左の列なら、この記事の基準をそのまま使って大丈夫です。
ウェーブとの境目にいる方は、襟ぐりを8cm寄りの浅めから始め、生地の艶を少し強めにすると収まりやすくなります。ナチュラルとの境目にいる方は、身幅のゆとりを4cm寄りに取り、生地は密度より風合いのあるものを混ぜてください。詳しい分かれ目は 骨格ストレートとウェーブの違い と 骨格ストレートとナチュラルの違い、判定そのものに戻るなら 骨格セルフチェックガイド が入口になります。
似合う服の3原則
原則1:シルエットは面をまっすぐ通す
上半身は体に沿わせ、下半身はまっすぐ落とす。これだけで縦の線が1本通ります。装飾でラインを足すのではなく、体がすでに持っている面をそのまま見せるという考え方です。
原則2:素材はハリと密度で選ぶ
同じ形でも、生地が変われば結果が変わります。骨格ストレートで効くのは、糸が細く、目が詰まっていて、つまんで離すとすぐ形が戻る生地。次章で織りと編みの名前として整理します。
原則3:サイズは肩で合わせ、腰で切る
サイズ選びの優先順位は、肩幅がいちばん上です。肩線が骨の真上に乗っていれば、身幅に多少ゆとりがあっても崩れません。そして裾を腰骨のあたりで終わらせると、脚の始まりが高く見えます。
数字で決める|迷わないための寸法早見表
「ジャストサイズ」という言葉は人によって幅があります。骨格ストレートで実際に効く位置を、数字にしておきます。
| 見る場所 | 目安 | 自分での確かめ方 |
|---|---|---|
| 肩線 | 肩先の骨の真上、前後1cmまで | 真横を向き、縫い目が骨の上に乗っているか |
| 襟ぐりの深さ | 鎖骨の中心から下へ8〜12cm | 指を横にして4本入るくらいの開き |
| 襟ぐりの横幅 | 鎖骨の内側の端より外に出ない | 開きは横ではなく縦で稼ぐ |
| 袖のつけ位置 | 肩先の骨の真上(外へ落とさない) | 腕を前に出して背中が引かれないか |
| 長袖の袖丈 | 手首の骨が半分見える〜隠れる長さ | 手首は体でいちばん細い場所なので、ここで終える |
| 半袖の袖丈 | 肘から上へ10〜13cm | 二の腕を握って、細く感じる位置で切る |
| トップスの着丈 | 腰骨のいちばん出た位置から下へ0〜8cm | 手を腰に当てて、骨の位置に裾がくるか |
| ウエストの切り替え | へその2〜3cm下(自分の最も細い位置) | 上げすぎると胴が詰まって見える |
| スカート丈 | 膝の皿の下から5〜12cm、またはくるぶし上3cm | ふくらはぎのいちばん太い位置を外す |
| パンツ丈 | 靴の甲が半分見える長さ | 靴と地面のあいだに影をつくらない |
| ジャケットの着丈 | ヒップのいちばん高いところの前後3cm | 腕を下ろして、指の付け根のあたり |
| ネックレスの長さ | 45〜55cmで鎖骨より下に落とす | 襟の開きの延長線上に金属を置く |
この表はメモに写しておくと、店頭でもオンラインでも同じ判断ができます。数字が1つでも合っていれば、他が多少ずれても持ち直します。
素材は「織りと編みの名前」で覚えると外れない
「ハリのある素材」とだけ覚えていると、売り場では選べません。生地には名前があり、名前が分かれば同じものを何度でも探せます。まず織物から。
| 織りの名前 | 手ざわりと見え方 | 骨格ストレートでの使いどころ |
|---|---|---|
| ブロード | 経糸の密度が高く、表面が平ら。薄いのにハリがある | 白シャツの土台。首元を開けても襟が立つ |
| オックスフォード | 糸を引きそろえた平織り。目が見えて厚みが出る | 休日のシャツ。厚みが出るぶん身幅はジャストで |
| タイプライター | 細い糸を高密度で織った平織り。紙のような張り | 体の凹凸を拾いにくい。夏のシャツワンピースに |
| ツイル | 斜めの畝が出る織り。落ちるのに形が崩れない | パンツ、シャツ、コートの身頃 |
| ギャバジン | ツイルの中でも密度が高く、畝が細かい | コートとパンツ。縦にまっすぐ落ちる |
| サージ | ツイルより畝が太い、ウールの定番 | ジャケットとセットアップ |
| トロピカル | 撚りの強い糸で織った薄手ウール。透けずに軽い | 夏のジャケットとセンタープレスパンツ |
| デシン | 撚りの強い糸で織った、細かいシボのある薄地 | ブラウスとワンピース。落ちるのに透けにくい |
| サテン | 糸の浮きが長く、面がなめらかで艶が出る | 光が縦に流れる。夜の行事に |
| シャンブレー | 経糸と緯糸の色を変えた平織り | 休日のシャツ。ハリのあるものを選ぶ |
| デニム | 綾織り。オンスが厚みの目安になる | 11〜13オンスのノンストレッチ寄りが落ちる |
編み物は、ゲージ(1インチあたりの編み目の数)と編み方の名前で見ます。
| 編みの名前 | 見え方 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 天竺 | いちばん基本の編み。表と裏で目が違う | Tシャツとカットソー。目の詰まった度詰めを |
| スムース | 裏表で組んだ編み。表面が平らで厚みが均一 | インナーのカットソー。体の線を拾いにくい |
| ミラノリブ | リブと平編みを組み合わせた、目の詰まった編み | ニットなのに面がまっすぐ出る |
| ポンチ | 二重に編んだ、伸びるのに形が戻る編み | ジャケットとワンピース。長時間でも崩れにくい |
| ハイゲージ | 12ゲージ以上の細かい編み | ニット全般の基準。首元を開けると縦が通る |
| リブ | 縦の畝が出る編み | 畝が細いものを、身幅ジャストで |
生地の厚みは、表示があれば1平方メートルあたりのグラム数、デニムならオンス、綿の細さなら番手で読めます。番手の数字が大きいほど糸は細く、表面がなめらかになります。シャツなら60番手前後から艶が出はじめます。
トップスの選び方|襟ぐりと肩線で決まる
トップスはいちばん結果が変わる場所です。顔に近く、上半身の厚みと直接ぶつかるからです。
| アイテム | 選ぶときの数字 | 素材の目安 |
|---|---|---|
| シャツ | 襟の高さ3cm以下。第2ボタンまで開けて8〜12cm | ブロード、タイプライター、オックスフォード |
| ブラウス | 肩線が骨の上。鎖骨から胸のあいだが平らなもの | デシン、シルク、密度のあるレーヨン混 |
| カットソー | 着丈は腰骨の前後3cm。開きは横でなく縦に取る | 度詰めの天竺、スムース |
| ニット | 12ゲージ以上、身幅は体から2〜4cmのゆとり | ハイゲージのウール、カシミヤ、ミラノリブ |
| ベスト | 着丈は腰骨。袖ぐりは体から離しすぎない | ハイゲージ、ポンチ |
| Tシャツ | 袖丈は肘上10〜13cm、首は横に詰めない | 透けない厚みの天竺 |
| カーディガン | 前を開けて縦を2本つくれる着丈(膝上まで) | ハイゲージ、ミラノリブ |
襟ぐりは、形の名前より深さで判断すると迷いません。同じVネックでも、鎖骨の中心から5cmしか開いていないものと12cm開いているものでは別の服です。形ごとの違いを図で確かめたいときは ネックラインの種類、袖のつけ位置と形の関係は 袖の種類 にまとめています。
ボトムスの選び方|腰の位置と落ち方で決まる
ボトムスは、ウエストの切り替え位置と、裾までの落ち方の2点で見ます。
| アイテム | 選ぶときの数字 | 素材の目安 |
|---|---|---|
| センタープレスパンツ | 折り目が膝の中心を通り、裾で靴の甲が半分見える | ギャバジン、サージ、トロピカル |
| ストレートデニム | ウエストはへその2〜3cm下、裾幅はふくらはぎの幅以内 | 11〜13オンスのノンストレッチ寄り |
| テーパードパンツ | わたりから裾へゆるやかに、急に細らせない | ツイル、ポンチ |
| タイトスカート | 丈は膝下5〜12cm、スリットは後ろ中心に1本 | サージ、厚みのあるツイル |
| Iラインスカート | くるぶし上3cm、裾が広がらないもの | サテン、デシン、密度のあるジャージー |
| 台形スカート | 裾の広がりは膝で止め、切り替えは細い位置に | ハリのあるコットン、ツイル |
| ワイドパンツ | ウエストから裾まで幅が変わらないもの | ギャバジン、厚みのあるツイル |
パンツは股上・わたり幅・裾幅をcmで測ると判定が速くなります。その手順は 骨格ストレートのパンツ選び に、スカートの形ごとの違いは スカートの種類 にまとめました。
アウターの選び方|肩と前立てで決まる
アウターは面積が大きいぶん、肩線がずれたときの影響も大きくなります。逆にいえば、肩さえ合っていれば長く着られる場所です。
| アイテム | 選ぶときの数字 | 素材の目安 |
|---|---|---|
| テーラードジャケット | 着丈はヒップの高い位置の前後3cm、肩線は骨の真上 | サージ、ポンチ、密度のあるウール |
| トレンチコート | ベルト位置はへその2〜3cm下、前立てがまっすぐ通る | ギャバジン |
| チェスターコート | 着丈は膝上5cm〜膝下5cm、襟の返りは浅め | 薄手のメルトン、ダブルフェイス |
| ノーカラーコート | 首の開きが縦に取れ、肩線が落ちていないもの | ポンチ、目の詰まったウール |
| ライダース | 着丈は腰骨、身幅はジャスト | 薄めのレザー |
| ステンカラーコート | 肩線と袖ぐりが体に沿い、背中のゆとりは控えめ | ギャバジン、ツイル |
コートはハイゲージのニットを着た状態で試着し、その状態でも肩線が骨の上に残っていれば冬を通して使えます。形ごとの名前は アウターの種類 で確認できます。
ワンピース・セットアップの選び方
一枚で全身が決まるぶん、ウエストの位置が合っているかどうかがそのまま結果になります。
| アイテム | 選ぶときの数字 | 素材の目安 |
|---|---|---|
| Iラインワンピース | 肩線・ウエスト位置・裾幅の3つが縦に揃うか | デシン、ポンチ、サテン |
| ラップワンピース | 合わせのVが鎖骨から下へ10〜12cm | ジャージー、デシン |
| シャツワンピース | ベルト位置はへその2〜3cm下、着丈はくるぶし上 | タイプライター、ブロード |
| ジャンパースカート | 肩紐が肩先の内側に落ちる幅 | ツイル、ウール |
| セットアップ | 上下同素材、トップスの着丈は腰骨〜ヒップの高い位置 | ポンチ、サージ、トロピカル |
| ニットワンピース | 12ゲージ以上、身幅は体から2〜4cmのゆとり | ハイゲージ、ミラノリブ |
ワンピースは試着室で座ってみてください。座ったときにウエストの切り替えが上へずり上がる一着は、着ているあいだずっとその位置になります。
靴の選び方|足元で縦の線を終わらせる
靴は、通した縦の線をどこで終わらせるかを決める場所です。甲が見える面積と、爪先の長さで印象が動きます。
| 種類 | 選ぶときの見どころ | 効き方 |
|---|---|---|
| プレーンなパンプス | 甲の開きが深く、爪先がやや長い | 足の甲まで縦が続く |
| ポインテッドフラット | 尖りはゆるやか、履き口は深め | ヒールがなくても線が途切れない |
| ローファー | 甲のベルトが細く、ソールが薄い | 通勤の定番。パンツの裾丈と合わせる |
| ストラップシューズ | ストラップは細く、足首のいちばん細い位置に | 足首で締めると全体がまとまる |
| レザースニーカー | 装飾が少なく、ソールの厚みは控えめ | 休日でも縦を止めない |
| ショートブーツ | 筒が足首に沿い、上端はふくらはぎの手前 | パンツの裾は中に入れず上に落とす |
| サンダル | 甲のベルトが1〜2本、爪先が出るもの | 素足の面がそのまま縦になる |
靴の名前と形の対応は 靴の種類、骨格タイプごとの選び分けは 骨格タイプ別の靴選び にまとめています。
バッグ・アクセサリー・ベルトの選び方
小物は服より安く試せて、しかも効き方が大きい場所です。服を変えずに輪郭だけ整えたいときは、ここから動かします。
| 小物 | 選ぶときの見どころ |
|---|---|
| バッグ | 底に芯があって自立する、角の出た形 |
| ベルト | 幅2〜3cm、バックルは小ぶりで角のあるもの |
| ネックレス | 45〜55cmで鎖骨より下に落ちる長さ、チェーンは細め |
| ピアス・イヤリング | 縦に落ちる形。丸く大ぶりなものは全身で1点まで |
| スカーフ | 首に巻かず、前に縦に落とす |
| 時計・バングル | 手首のいちばん細い位置に、金属で1点 |
| 帽子 | つばがまっすぐで、クラウンが高すぎないもの |
バッグの形ごとの相性は 骨格タイプ別のバッグ選び、スカーフの結び方と落とし方は 骨格タイプ別のスカーフ に分けてあります。
色の選び方|配色は「濃淡の差」でつくる
骨格ストレートは面が大きく見えるぶん、色をどこで割るかがそのまま体の分割線になります。
| 配色の型 | 組み方 | 効き方 |
|---|---|---|
| 濃淡2色 | 上を明るく、下を濃く | 面が2つに割れて縦が出る |
| 同色濃淡 | 同じ色の濃さ違いで上下を組む | 分割が消えて一本の線に見える |
| 差し色は1点 | 靴かバッグのどちらかだけに置く | 視線が下で止まり、上が軽くなる |
| 白の使い方 | 面積の大きいところに置く | 密度のある白は面をまっすぐ見せる |
| 中間色 | ネイビー、チャコール、キャメル、モカ | 素材の艶がいちばん出る色域 |
| 淡い色 | 艶かハリのある生地で選ぶ | 色の柔らかさを素材が受け止める |
柄を入れるなら、ストライプは幅5mm〜1cmで間隔が均一なもの、チェックや千鳥格子は1辺2cm前後の細かいものが面を壊しません。柄の名前と分類は 柄の種類 にまとめました。
手持ちの服で、今日から試せる8つ
新しく買う前に、いま持っている服でできることがあります。効き方の大きい順に並べました。
- 第2ボタンまで開けて、鎖骨から下へ8〜12cmの縦の開きをつくる
- シャツの前だけウエストに入れて、腰の位置を目に見えるようにする
- 袖を手首の骨が見える位置までまくる。半袖は肘上10〜13cmで折る
- ベルトをへその2〜3cm下、自分のいちばん細い位置に移す
- ネックレスを45〜55cmの長さに替えて、襟の開きの延長線上に落とす
- カーディガンの前を開けて、縦の線を2本つくる
- スカートの丈を膝下5〜12cmに変えられるなら、ウエストで巻き上げて試す
- ストールは首に巻かず、前に縦に落とす
どれも1枚も買わずにできます。効いたものが分かれば、次に買うときの基準がそのまま決まります。効かなかった一着については、リカバリーの手順 側に直し方をまとめてあります。
手持ちの「いちばんきれいに見える一着」から、自分の当たり寸法を写し取る
体の寸法ではなく、服の寸法を測ります。自分に合っている一着の数字を控えておけば、店頭でもオンラインでも同じ基準で選べます。
| 測る場所 | 測り方 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 肩幅 | 平置きで、肩の縫い目の端から端まで | シャツ、ジャケット、コート |
| 身幅 | 袖ぐりの下の位置で、左右の端まで | シャツ、ニット、カットソー |
| 着丈 | 後ろ襟の付け根から裾まで | トップス全般 |
| 袖丈 | 肩の縫い目から袖口まで | シャツ、ジャケット |
| 襟ぐりの深さ | 後ろ襟の付け根から、前の開きの底まで | ニット、カットソー、ブラウス |
| ウエスト位置 | 肩から、切り替えの縫い目までの長さ | ワンピース、スカート |
メジャーがなければ、手のひらの幅を一度測っておいて代わりに使えます。数字が5つ揃った時点で、買い物の失敗はかなり減ります。
骨格ストレートの中の個人差で、数字を動かす
同じ骨格ストレートでも、身長や厚みの出る場所によって、効く数字は少しずつ変わります。基準は同じまま、幅の中でどちらに寄せるかを決めてください。
| 個人差 | 起きやすいこと | 動かす数字 |
|---|---|---|
| 身長が高め | 丈が短く見え、面が余って見える | スカートはくるぶし上3cm、トップスは腰骨+5〜8cm |
| 身長が低め | 縦の分割点が下がり、面が長く見える | トップスは腰骨ちょうど、スカートは膝下5〜8cmで止める |
| バストにボリュームがある | 前身頃が引かれ、ボタンの間が開く | 肩で合わせて身幅を1サイズ上げ、襟ぐりは12cm寄りに |
| バストが控えめ | 直線が強く出て、硬い印象になりやすい | 襟ぐりは8cm前後にとどめ、生地の艶で丸みを補う |
| 首が短めに見える | 詰まった襟で顔まわりが重くなる | 襟の高さは3cm以下、開きは縦に深く |
| 首が長め | 開きすぎると上が空いて見える | 開きは8cm前後。スカーフか細いネックレスで埋める |
| 肩幅が広め | 肩線が外に出ると横に広がる | 肩線は骨の真上ぴったり。袖ぐりは狭めを選ぶ |
| 肩幅が狭め | 肩線が内に落ちると窮屈に見える | 肩線が骨より内側に来ていないか真横から確認する |
厚みの出る場所ごとの型分けまで踏み込みたい方は、骨格ストレートの中の個人差 に6か所を測って4つの型に分ける手順があります。
年代別|同じ「似合う」でも配分が変わる
基準は変わりません。変わるのは、どこに手をかけるかの配分です。
| 年代 | 主役に置くもの | 数字の調整 | 増やすなら |
|---|---|---|---|
| 20代 | 休日の着回しがきく綿と、1枚で決まる形 | 襟ぐりは8cm前後、着丈は腰骨ちょうどで軽く | 度詰めの天竺のカットソー |
| 30代 | 通勤と休日をまたぐジャケットとセンタープレス | 着丈はヒップの高い位置、袖は手首の骨が見える長さ | ポンチかサージのジャケット |
| 40代 | 生地の格。同じ形でも密度の高いものへ | 襟ぐりを1〜2cm深く、丈は膝下8〜12cmへ | ハイゲージのニットと艶のあるブラウス |
| 50代以降 | 体の厚みの出方の変化に合わせたサイズの見直し | 身幅を1サイズ、丈は据え置き。肩線は毎年確認 | 肩線の合うノーカラーのアウター |
年代が上がるほど、点数を増やすより1点あたりの生地を上げるほうが結果に出ます。骨格ストレートは形がシンプルなぶん、生地の差がそのまま印象の差になるためです。
場面別|通勤・休日・行事・旅行
| 場面 | 骨格ストレートで効くこと | 具体的な組み方 |
|---|---|---|
| 通勤 | 肩線と縦の分割。座る時間が長いので戻る生地 | ポンチのジャケット+ギャバジンのセンタープレス+ローファー |
| 休日 | 生地だけカジュアルに落とし、形は変えない | オックスフォードのシャツ+12オンスのストレートデニム |
| 行事 | 艶を縦に流す。装飾ではなく光で華やぐ | サテンかデシンのIラインワンピース+45〜55cmのネックレス |
| 旅行 | しわが戻る生地と、少ない枚数で回る色 | トロピカルのパンツ+天竺のカットソー2枚+ツイルの羽織り |
通勤は、椅子に座る時間が長いほど生地の戻りが効きます。二重に編んだポンチや密度の高いサージなら、夕方になっても面がまっすぐ残ります。組み立ての詳細は 骨格ストレートのオフィスカジュアル に分けました。
休日に浮いて見えるときは、形ではなく生地が原因のことが多いものです。形は通勤と同じまま、色と生地だけ落とすと収まります。行事では装飾を足さずに、光が縦に流れる生地とアクセサリー1点で華やかさをつくれます。旅行はしわが戻る生地を軸に、上下の色を2色へ絞ると3泊でも組み合わせが尽きません。夏の例は 骨格ストレートの夏コーデ にもあります。
買うときに見る場所|縫製・素材・寸法の8点
売り場の名前や価格帯ではなく、目の前の一着のどこを見るかで判断します。
| 見る場所 | 何を見るか | 判断 |
|---|---|---|
| 肩の縫い目 | 縫い代が押さえられ、芯地が入っているか | 芯地があると肩線が骨の上で止まる |
| 袖ぐり | 腕を前に出したとき背中が引かれないか | 引かれるなら袖のつけ位置が外にずれている |
| 前立て | 幅がまっすぐ通り、ボタンの間が引かれていないか | 引かれるなら身幅か生地の伸びが足りない |
| 生地の戻り | つまんで離したとき、しわが残るか | すぐ戻る生地は着ているあいだも面が保たれる |
| 生地の重さ | 1平方メートルあたりのグラム数、またはオンス | シャツは薄くても密度、パンツは中肉を基準に |
| 番手 | 数字が大きいほど糸が細く、表面がなめらか | 60番手前後から艶が出はじめる |
| 平置き寸法 | 肩幅・身幅・着丈・袖丈 | 控えておいた当たり寸法と1cm単位で照らす |
| 裏地 | パンツとスカートに付いているか | 付いていると生地が体に貼りつかない |
同じ形で素材違いが並んでいたら、密度の高いほうを取ります。迷ったときは肩幅を最優先にして、他の寸法は妥協して構いません。
オンラインで買うときに照らし合わせる数字
着用画像とサイズ表記だけで判断すると、届いてから気づくことになります。見るのは平置き寸法です。
| アイテム | 必ず照らす寸法 | 迷ったときの判断 |
|---|---|---|
| シャツ・ブラウス | 肩幅・身幅・着丈 | 肩幅を優先。身幅は体から2〜4cmのゆとりまで |
| ニット | 身幅・着丈・ゲージ表記 | 12ゲージ以上か、混率から密度を推し量る |
| ジャケット | 肩幅・袖丈・着丈 | 肩幅が合わなければ他が合っていても見送る |
| パンツ | 股上・わたり幅・裾幅 | 手持ちの一本を測って比べる |
| スカート | ウエスト・ヒップ・丈 | 丈は膝の位置から逆算する |
| ワンピース | 肩幅・バスト・ウエスト位置・着丈 | ウエスト位置が自分の細い位置に来るか |
サイズ表記の号数は、同じ数字でも作り手によって寸法が違います。号数の読み方そのものは パンツのサイズ表の読み方 にまとめました。
骨格ウェーブ・ナチュラルとの違い
| 軸 | ストレート | ウェーブ | ナチュラル |
|---|---|---|---|
| 上半身 | 厚みと立体感 | 薄く華奢 | 骨と関節が出る |
| 肌の質感 | 押すと弾力が返る | 柔らかく沈む | 硬さと乾いた質感 |
| 得意な生地 | ブロード、ギャバジン、ポンチ | デシン、レース、薄手ニット | リネン、ガーゼ、ローゲージ |
| シルエット | 面をまっすぐ通す | 上を短く、下をふくらませる | ゆとりと重ね |
| トップス丈 | 腰骨から下へ0〜8cm | ウエストの高い位置 | ヒップが隠れる長さ |
| ボトムス丈 | 膝下5〜12cm、くるぶし上3cm | 膝上〜膝丈 | くるぶしより下 |
| 金属 | シルバー、細めのプラチナ調 | 繊細な金、ローズ系 | ウッド、革、大ぶり |
3タイプの並べ方をもっと細かく見たいときは 骨格3タイプの比較 が入口になります。
「避けたいもの」を確かめたいときは
この記事は選ぶ側だけを扱っています。避ける側は2本に分けて置いてあります。
- 骨格ストレート 似合わない服の一覧:カテゴリ別に、条件と代わりに選ぶものを1対1で対応させた一覧です
- リカバリーの手順:手持ちの一着が着られるかどうかを測って判定し、直す手順です
診断結果を日々の判断にどう使うかは 骨格診断の結果の使い方 にまとめています。

よくある質問
Q. 骨格ストレートの体の特徴は?
A. 上半身に厚みと立体感があり、体の表面が面としてつながって見えるのが特徴です。肌には弾力があり、鎖骨や手首の骨は触れば分かるものの見た目には出にくい傾向があります。優劣ではなく、服の選び方が決まっているタイプと考えてください。
Q. 骨格ストレートに似合う服の選び方は?
A. 肩線が肩先の骨の真上に乗り、襟ぐりが鎖骨の中心から下へ8〜12cm開き、着丈が腰骨から下へ0〜8cmで終わる。この3つが揃っているかで判断します。生地はつまんで離したときにすぐ戻る、密度のあるものを選びます。
Q. 骨格ストレートに似合う素材の名前を教えてください。
A. 織物ならブロード、タイプライター、ツイル、ギャバジン、サージ、トロピカル、デシン、サテン。編み物なら度詰めの天竺、スムース、ミラノリブ、ポンチ、12ゲージ以上のハイゲージです。名前で覚えておくと、同じものを何度でも探せます。
Q. サイズで迷ったら、どこを優先すればいいですか?
A. 肩幅を優先します。肩線が骨の真上に乗っていれば、身幅に体から2〜4cmのゆとりがあっても崩れません。逆に肩線が合っていない一着は、他のすべての寸法が合っていても持ち直しにくくなります。
Q. カジュアルな服やニットはどう選べばいいですか?
A. カジュアルは形を通勤と同じまま、生地と色だけ落とします。オックスフォードのシャツ、度詰めの天竺のTシャツ、11〜13オンスのデニム。ニットは12ゲージ以上か、ミラノリブのように目の詰まった編みを選び、身幅は体から2〜4cmのゆとりにとどめます。
Q. 骨格タイプと体型は別物ですか?
A. 別物です。骨格は生まれ持った骨格構造で、体型は筋肉や脂肪のつき方です。骨格3タイプは体重の増減では基本的に変わりません。ただし年齢によって厚みの出る場所は動くので、サイズは定期的に見直してください。
装いに活かすなら
この知識を毎日の装いに活かすには、プロのスタイリストの伴走が一番の近道。airCloset なら、あなたのタイプを伝えるだけで、それを踏まえた装いが月3着届きます。プロ選定とセルフセレクトの両方が選べる柔軟さも魅力です。
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