パーソナルカラー診断は当たる?無料の範囲とセカンドの探し方

「パーソナルカラー診断 当たる」で調べているとき、探しているのは精度の高い診断そのものではなく、出てきた答えを信じていいのかどうかの判断材料であることがほとんどです。そしてその判断は、方法ごとに何が分かって何が分からないかを並べれば、自分でつけられます。
| 方法 | 分かること | 分からないこと |
|---|---|---|
| セルフ(鏡と手持ちのもの) | 黄み寄りか青み寄りか、明るい色と深い色のどちらで顔が立つか | 隣り合うシーズンの境目、トーンの上限と下限 |
| 無料のオンライン(質問式) | 同じ手順で毎回同じ答えを出す、1stの仮置き | 答えの前提になっている自己申告のずれ |
| 無料のオンライン(写真式) | 撮影条件が良ければ色みの傾向 | 端末と照明で色が動いた分の補正 |
| ドレープを使う対面 | 色を隣り合わせて比べたときの微差、限界のトーン | 判定者の使う体系と別の体系での呼び名 |
| 照明を整えた自己撮影 | 光をそろえた状態での色の乗り方 | 自分の顔の変化を自分で読むところ |
**どの方法にも「分からないこと」の列があります。**そこを埋めずに名前だけ受け取ると、あとで「当たらなかった」と感じます。
もうひとつ、実感が合わない原因として大きいのがセカンドシーズンです。1stの説明が半分しか当たらないという状態は、判定の失敗ではなく、4つの箱の境目に立っているというだけのことが多くあります。この記事は前半で方法ごとの範囲を、後半でセカンドの見つけ方を扱います。
「当たる」には3つの別の期待が混ざっている
同じ「当たる」でも、人によって求めているものが違います。3つに分けると、どの方法を選ぶかがはっきりします。
| 期待 | 中身 | どう確かめるか | 満たしやすい方法 |
|---|---|---|---|
| 納得感 | 出た結果が自分の実感と重なる | 説明文を読んで、何割が自分の話に思えるか | 方法ではなく、分類のどこに立っているかで決まる |
| 再現性 | 何度受けても同じ答えになる | 条件をそろえて2回取り直す | 質問と順番が固定されている形式 |
| 実用性 | 店頭で服を選ぶときに効く | 顔の下に色を当てて、変化が読めるか | 自分で色を仕分ける作業を1回でも通した人 |
**この3つは互いに独立しています。**再現性が高くても納得感が出ないことはありますし、納得感が薄いまま実用性だけ高い状態もあります。
そして**納得感だけは、方法を変えても上がりません。**分類の中心に立っている人には最初から説明が当たり、境目に立っている人には何度受けても半分しか当たらない。この差は判定の腕前ではなく、分類の作りから来ています。
方法別|何が分かって、何が分からないか
冒頭の表をもう少し細かく開きます。ぶれる要因の列が、そのまま「準備すれば減らせるもの」です。
| 方法 | 判定の材料 | ぶれる要因 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| セルフ | 鏡での見え方、手持ちの服とアクセサリー | 見る人と見られる人が同じであること、好みの混入 | まず方向を知りたい、費用をかけたくない |
| 無料オンライン(質問式) | 自分で選んだ選択肢の組み合わせ | 選択肢を選ぶときの自己申告の揺れ | 手順を固定して、条件違いの差を見たい |
| 無料オンライン(写真式) | 送った写真の色 | 照明、カメラ、画面の色設定 | 手元に自然光の環境がある |
| 対面(ドレープあり) | 顔の下で色を入れ替えたときの差 | 判定者の体系、部屋の光、当日の状態 | 境目を詰めたい、限界のトーンを知りたい |
| 照明を整えた自己撮影 | 同じ光で撮った複数枚の比較 | 準備の手間、自分で自分を読む難しさ | 対面に行く前に材料をそろえたい |
**「分からないこと」は方法の欠陥ではなく、その方法が扱っていない範囲です。**扱っていない範囲を別の方法で埋めれば、費用をかけずに精度は上がります。
セルフ診断|手元だけで分かる範囲
セルフ診断は、手首の血管の見え方、瞳と髪の色、金属の映り、白と生成りのどちらが顔に馴染むかといった観察を組み合わせる方法です。**方向を知るには十分に働きます。**一方で、割れやすい判定がはっきりしています。
| 割れやすい判定 | なぜ割れるか | 減らし方 |
|---|---|---|
| 春と秋のどちら寄りか | どちらも黄み寄りで、差は明るさと深さのほうにある | 同じ黄みの中で、明るい色と深い色を並べて比べる |
| 夏と冬のどちら寄りか | どちらも青み寄りで、差は濁りと澄みのほうにある | 灰みのある色と澄んだ色を、同じ明るさでそろえて比べる |
| 金属の似合い | 手の甲では差が出にくく、顔の近くでないと読めない | 顔の横に持ち上げ、鏡から少し離れて全体で見る |
| 血管の色 | 皮膚の厚みや光の当たり方で見え方が動く | 単独の決め手にせず、他の観察と合わせて使う |
| 日焼けのあとの変化 | 個人差が大きく、シーズンと一対一で対応しない | 参考のひとつにとどめ、色の見え方を優先する |
**セルフでいちばん混ざりやすいのは、色の効きと好みです。**顔の下に当てた色が良く見えているのか、その色が好きなだけなのか、自分では切り分けにくい。判定のときは服の形を見ず、あごから下の10センチだけを見ると、この混入はかなり減ります。
自分で進める手順そのものはパーソナルカラーを自分で判定する手順にまとめてあります。
無料のオンライン診断|質問式と写真式で弱点が違う
「無料」でまとめて語られがちですが、質問に答える形式と写真を送る形式では、弱点の場所が別です。
| 観点 | 質問式 | 写真式 |
|---|---|---|
| 判定の材料 | 自分で選んだ選択肢 | 送った画像の色 |
| 強いところ | 毎回同じ手順で答えるので、差が読める | 主観が入りにくい |
| 弱いところ | 自己申告の揺れがそのまま結果に乗る | 照明・カメラ・画面で色が動く |
| 条件をそろえる方法 | 同じ時間帯・同じメイクの状態で2回答える | 自然光の窓際、白い壁、加工なしで撮る |
| 出てくるもの | 4シーズンのいずれかと、色の方向 | 4シーズンのいずれかと、色の方向 |
**質問式は、セルフ診断の弱点をそのまま引き継ぎます。**ただし質問と順番が固定されている分、**再現性は手作業のセルフより高くなります。**条件を変えて2回取り、答えが動くかを見る使い方ができるのは、この形式の利点です。
写真式は主観が入りにくい代わりに、**画面越しの色が本物と同じである保証がありません。**同じ服が端末によって別の色に見える現象が、そのまま判定に乗ります。
ドレープを使う対面診断|何が精度を生んでいるのか
対面の強さは「プロだから」ではなく、比較の条件をそろえた状態で色を入れ替えられるところにあります。何が効いているのかを分解すると、無料の側でも真似できる部分が見えてきます。
| 精度を生んでいる要素 | 何が起きているか | 自分で真似できる度合い |
|---|---|---|
| 色を隣り合わせて入れ替える | 単独では読めない微差が、差分として見える | 高い。色紙や手持ちの服でも代用できる |
| 顔まわりを白い布でおおう | 服の色の反射が消える | 高い。白い大判のタオルで足りる |
| 同じ光源で全部を見る | 光による色の偏りが共通になる | 中。窓際で時間帯をそろえれば近づく |
| 枚数が多い | 境目のトーンまで刻める | 低い。手持ちの色数では届かない |
| 見る人と見られる人が別 | 好みの混入が起きにくい | 中。家族に見てもらうと近づく |
**逆に、対面でも分からないことがあります。**判定者の使う体系が違えば、同じ人が別の名前をもらうことがあります。別の名前が出たとき、それは外れではなく、目盛りの刻み方が違うだけであることが多いです。
体系の違いについては16タイプと4シーズンの関係に整理があります。
照明を整えた自己撮影|半分だけ対面に近づける方法
対面に行く前に材料をそろえたいときは、光をそろえて自分で撮る方法があります。準備が要る代わりに、無料でできる範囲としては最も安定します。
| 条件 | 整え方 | 整えないと起きること |
|---|---|---|
| 光源 | 晴天の日中、北向きの窓から1メートル以内 | 色みが暖色または寒色に偏る |
| 背景 | 白またはごく薄いグレーの壁 | 背景の色が顔に反射する |
| 顔まわり | 白い布で首から下をおおう | 服の色が判定に混ざる |
| メイク | ベースを薄くするか落とす | 補正された色を素の色として読む |
| 髪 | 顔の横から後ろへよける | 髪の色が顔の輪郭に影を落とす |
| 撮り方 | 加工と自動補正を切り、同じ位置から連続で撮る | 1枚ごとに色が変わって比較できない |
撮った写真は、顔だけを切り出して並べると差が読めます。全身や表情が入っていると、そちらに目が行って色の差が見えなくなります。
判定を狂わせる条件と、その外し方
方法を問わず効いてくる条件です。このうち3つを外すだけで、2回取り直したときの一致率は目に見えて上がります。
| 条件 | 何が起きるか | 外し方 |
|---|---|---|
| 電球色の照明 | 全体に黄みが乗り、黄み寄りに見える | 日中の自然光に移る |
| 昼光色の強い照明 | 青白く飛んで、澄んだ色が有利になる | 窓際に移るか、光量を落とす |
| 逆光 | 顔が影になり、色の差が読めない | 光を正面から受ける向きに変える |
| ベースメイクの厚み | 色が均されて、素の見え方が隠れる | 薄くするか、判定の前に落とす |
| 顔まわりの服の色 | 反射で首から下の色が顔に乗る | 白い布でおおう |
| 明るい髪色 | 顔の周囲の明るさが変わり、明度の判定が動く | 一度後ろでまとめて、輪郭を出す |
| 日焼けの残り | 一時的に色みの重心が動く | 落ち着いた時期に取り直す |
| 睡眠不足や体調 | 血色の出方が変わる | 別の日にもう一度取る |
| 画面の色設定 | 夜間モードなどで全体が暖色に寄る | 設定を切り、明るさを中程度にする |
**この表は「診断の前にやること」ではなく、「診断の結果を疑うときに見るところ」**として使うほうが実際的です。結果が実感と合わなかったとき、まずここを1行ずつ確かめてください。
受ける前の心構えはパーソナルカラー診断、その前に知っておきたいことに、時期の選び方はパーソナルカラー診断はいつ受けるのがいいかにあります。
光源別|同じ色がどう変わって見えるか
光源の影響は、頭で分かっていても実際の判定では見落とされます。方向だけでも覚えておくと、結果を読むときの補正になります。
| 光源 | 色みの偏り | 有利に見えるようになる色 | 判定に使えるか |
|---|---|---|---|
| 晴天の日中・北窓の間接光 | ほぼ偏らない | なし | 使える |
| 晴天の日中・直射日光 | 明るさが飛ぶ | 深い色 | 条件つき |
| くもりの日の窓際 | わずかに青み | 青み寄りの色 | ほぼ使える |
| 白色系の室内照明 | 青白く寄る | 澄んだ色、明るい色 | 補正して読む |
| 電球色の室内照明 | 黄みに寄る | 黄み寄りの色、深い色 | 使いにくい |
| 夕方の窓際 | 強く赤みに寄る | 暖かみのある色 | 使わない |
色が印象を動かす仕組みそのものは色が印象を変える理由で扱っています。
「当たらなかった」の症状別|原因と次の一手
実感と合わなかったとき、症状によって次にやることが違います。やみくもに別の診断を受け直す前に、ここで当たりをつけてください。
| 症状 | 起きている可能性 | 次にやること |
|---|---|---|
| 毎回違う結果が出る | 条件がそろっていない | 光源とメイクをそろえて2回取り直す |
| 説明文の半分しか当たらない | 境目に立っている | セカンドの章の手順に進む |
| 似合うとされた色で顔がぼやける | シーズンではなく明度・彩度が合っていない | 同じ色みの中で明るさを上下に振って試す |
| 似合わないとされた色のほうが良く見える | 1stの判定そのものが隣にずれている | 隣接シーズンの代表色で取り直す |
| 結果は納得だが服が選べない | 判定は出ているが、面積の配分が決まっていない | 顔まわりだけ1stに寄せて、他は好みで進める |
| 出た色が好みと合わない | 色の話と好みの話が混ざっている | 好きな色は顔から遠い場所に置く |
| 複数の診断で別の名前が出た | 体系の刻み方が違う | 名前ではなく、示された色の方向で比べる |
| 顔は良く見えるが自分らしくない | 色は合っているが、形と素材が別方向 | 骨格や顔の印象の軸を別に確かめる |
判定が合わないと感じる状態そのものはパーソナルカラー診断が当たらないと感じるとき、複数の診断で答えが割れる場合は結果が割れる4つの原因に受け皿があります。
なぜ1stシーズンだけでは説明がつかないのか
ここからが後半の柱です。4シーズンは4つの箱ではなく、連続した平面を4つに切ったものです。切り方は2本の軸で決まります。
| 軸 | 一方の端 | もう一方の端 | 分けているもの |
|---|---|---|---|
| 色み | 黄み寄り | 青み寄り | 春秋と夏冬 |
| 明るさ | 明るい | 深い | 春夏と秋冬 |
| 彩度 | 鮮やか | 穏やか | 春冬と夏秋 |
| 清濁 | 澄んだ | 濁りのある | 春冬と夏秋 |
人はこの平面のどこか1点に立ちます。**点が象限のまん中にあれば、1stの説明はそのまま当たります。**線の近くに立っていれば、隣の象限の説明も半分当たります。
そして**4シーズンの説明文は、まん中にいる人を前提に書かれています。**だから中心から離れるほど「半分しか自分の話に思えない」という状態になる。これは判定の失敗ではなく、分類の粒度の問題です。
**「当たらなかった」の相当な部分が、実はここです。**別の診断を受けても、同じ平面を同じように切っている限り、同じところで半分になります。
セカンドシーズンとは何か|「2番目に似合う色」ではない
セカンドを「2番目に似合うシーズン」と説明すると、順位の話に聞こえます。実際にはもう少し具体的で、1stの範囲から、どちら向きにはみ出しているかを示す向きです。
| セカンドを向きとして読むと | 説明できるようになること |
|---|---|
| 1stの中に効かない色がある理由 | はみ出しの反対側にある色が効かない |
| 1stの外に効く色がある理由 | はみ出した向きの隣接シーズンに入っている |
| 同じシーズンの人で似合う色が違う理由 | 立っている点が象限の中で別の位置にある |
| 苦手とされる色が使える条件 | 2nd方向に寄せたトーンなら角が取れる |
| 顔まわりと離れた場所の使い分け | 顔まわりは1st、離れた場所は2ndまで許容できる |
セカンドが分かると、1stの精度が上がるのではありません。1stの説明の使いどころが分かるようになります。
中間に位置する場合の考え方はパーソナルカラーの中間タイプにも整理があります。
隣接と対角|セカンドになりうるシーズンは決まっている
平面を2本の軸で切っている以上、どの象限にも隣が2つ、対角が1つあります。セカンドになりうるのは、原則として隣の2つです。
| 1st | 隣接①(共有する軸) | 隣接②(共有する軸) | 対角 |
|---|---|---|---|
| 春 | 夏(明るさを共有) | 秋(黄みを共有) | 冬 |
| 夏 | 春(明るさを共有) | 冬(青みを共有) | 秋 |
| 秋 | 冬(深さを共有) | 春(黄みを共有) | 夏 |
| 冬 | 秋(深さを共有) | 夏(青みを共有) | 春 |
**対角の説明まで当たると感じる場合は、セカンドの話ではなく、1stの判定そのものを疑う番です。**対角は共有する軸が無いため、両方が同じくらい効くことは考えにくいからです。
夏と秋、春と秋のように迷いやすい組み合わせは、個別にブルベ夏とイエベ秋のどちらが似合うか、イエベ春とイエベ秋のどちらかで扱っています。
1st×2nd 12通り|組み合わせで何が変わるか
隣接が2つずつなので、組み合わせは12通りになります。「効く方向」と「1stの中で落ちる色」を並べたのがこの表です。
| 1st×2nd | 効く方向 | 1stの中で落ちやすい色 | 顔まわりで迷ったとき |
|---|---|---|---|
| 春×夏 | 明るく、少しやわらげた色 | 鮮やかさの強い色 | 明るいまま彩度をひとつ落とす |
| 春×秋 | 明るく、少し深みのある色 | 白っぽく淡すぎる色 | 黄みを残したまま深さを足す |
| 夏×春 | やわらかく、少し明るい色 | 灰みの強い暗めの色 | 濁りを減らして明度を上げる |
| 夏×冬 | やわらかく、少し澄んだ色 | 中間の明るさでぼんやりした色 | 濃さと澄みをひとつ足す |
| 秋×春 | 深みがありつつ、少し明るい色 | 暗く重い色 | 黄みを残して明度を上げる |
| 秋×冬 | 深みがあり、少し澄んだ色 | 濁りの強い中間色 | 濁りを抜いて輪郭を出す |
| 冬×夏 | 澄んでいて、少しやわらいだ色 | 極端に強いコントラスト | 青みを残して彩度を落とす |
| 冬×秋 | 澄んでいて、少し深い色 | 明るく淡い色 | 深さを足して黄みをわずかに入れる |
| 春寄りの中庸 | 明るさが常に効く | 深く重い色すべて | 明度を最優先で選ぶ |
| 夏寄りの中庸 | やわらかさが常に効く | 強い彩度すべて | 彩度を最優先で落とす |
| 秋寄りの中庸 | 深さが常に効く | 白っぽく淡い色すべて | 明度を下げる方向で選ぶ |
| 冬寄りの中庸 | 澄みが常に効く | 濁りのある色すべて | 濁りを避ける方向で選ぶ |
下の4行は、セカンドがひとつに絞りきれないときの読み方です。絞れなくても、「常に効く1つの目盛り」が分かれば買い物では足ります。
セカンドの見つけ方|手順の全体像
ここから実際の手順です。**必要なのは、鏡と、自然光の入る窓と、1stのパレットに近い色の布や服が10枚ほど。**特別な道具は要りません。
| 手順 | やること | 出てくるもの | 所要 |
|---|---|---|---|
| ① | 1stを仮決めする | 出発点になるシーズン名 | 数分 |
| ② | 1stの色を10色そろえて顔の下に置く | 効く・効かないの2つの山 | 20分ほど |
| ③ | 効かない山の共通点を4つの目盛りで書く | ズレの向き | 10分ほど |
| ④ | ズレの向きから隣接シーズンを引く | セカンド候補 | すぐ |
| ⑤ | 候補シーズンの代表色を3色だけ当てる | 候補が合っているかの手応え | 15分ほど |
| ⑥ | 1stの効く色と比べて確定する | 1st×2ndの組み合わせ | 10分ほど |
**②と③に時間をかけるほど、④以降が速くなります。**逆に②を飛ばして④から始めると、ほぼ確実に迷います。
手順①〜③|1stを仮決めして、効かない色を仕分ける
**手順①の1stは、仮でかまいません。**この段階で正確さを求める必要はなく、出発点があればいいからです。無料のセルフでも質問式でも、方向が出ればそこから進めます。
**手順②では、1stのパレットに近い色を10色ほど用意します。**手持ちのトップス、スカーフ、色紙、布のはぎれ、何でも構いません。白い布で首から下をおおい、あごの下に1枚ずつ当てて、効く・効かないの2つの山に分けます。
見るところを固定してください。
- あごから下の10センチの範囲だけを見る
- 顔の輪郭がはっきりするか、ぼやけるか
- 目の下と口の横の影が濃くなるか、薄くなるか
- 全体が沈むか、持ち上がるか
**服の形と好みは見ません。**きれいな色かどうかも判断に入れません。
**手順③では、効かない山に落ちた色の共通点を書き出します。**使う目盛りは4つだけです。
| 目盛り | 効かない色に共通していたら | 意味 |
|---|---|---|
| 明るさ | 全部が暗めだった | あなたの限界より深い |
| 明るさ | 全部が明るめだった | あなたの限界より淡い |
| 彩度 | 全部が鮮やかだった | 強さが過剰 |
| 彩度 | 全部が穏やかだった | 弱くて負ける |
| 色み | 全部が黄み寄りだった | 黄みが過剰 |
| 色み | 全部が青み寄りだった | 青みが過剰 |
| 清濁 | 全部が濁っていた | 濁りに沈む |
| 清濁 | 全部が澄んでいた | 澄みすぎて浮く |
**共通点が1つも見つからないときは、②のやり直しです。**照明か、顔まわりの色か、判定に好みが混ざっています。
手順④|ズレの向きからセカンド候補を引く
③で出た向きを、隣接シーズンに変換します。
| 1st | 効かない色の共通点 | 指しているセカンド候補 |
|---|---|---|
| 春 | 鮮やかすぎる、強い | 夏 |
| 春 | 淡すぎる、軽すぎる | 秋 |
| 夏 | 暗い、灰みが強い | 春 |
| 夏 | ぼんやりする、輪郭が出ない | 冬 |
| 秋 | 暗く重い、沈む | 春 |
| 秋 | 濁りが強い、くすむ | 冬 |
| 冬 | 強すぎる、硬く見える | 夏 |
| 冬 | 明るく淡い、薄く見える | 秋 |
**この表は1stごとに2行ずつしかありません。**隣接が2つに限られるからです。もし3行目にあたる感覚(対角の方向)が出ているなら、1stの仮決めのほうを疑ってください。
手順⑤⑥|候補を3色で試して、確定する
**候補シーズンの色を大量に試す必要はありません。3色で足ります。**選ぶのは、そのシーズンの中でも1stに近い側の色です。
| 1stと候補 | 試す3色の方向 |
|---|---|
| 春が1stで夏が候補 | 明るさを保ったまま、彩度を1段落とした色 |
| 春が1stで秋が候補 | 黄みを保ったまま、明度を1段落とした色 |
| 夏が1stで春が候補 | やわらかさを保ったまま、明度を1段上げた色 |
| 夏が1stで冬が候補 | 青みを保ったまま、濁りを1段抜いた色 |
| 秋が1stで春が候補 | 黄みを保ったまま、明度を1段上げた色 |
| 秋が1stで冬が候補 | 深さを保ったまま、濁りを1段抜いた色 |
| 冬が1stで夏が候補 | 青みを保ったまま、彩度を1段落とした色 |
| 冬が1stで秋が候補 | 深さを保ったまま、黄みを1段足した色 |
**手順⑥は比較です。**候補の3色を、1stの効く山の中でいちばん良かった色と並べます。読み方は3つ。
- 候補のほうが明らかに良い → セカンドではなく、1stの判定が隣にずれている可能性。①に戻る
- 候補が1stの良い色と同じくらい良い → その候補がセカンド
- 候補が明らかに落ちる → その候補はセカンドではない。もう一方の隣接を試す
**どちらの隣接も同じくらい良い場合があります。**その場合は12通りの表の下4行、「中庸」の読み方を使ってください。セカンドをひとつに決めることが目的ではなく、常に効く目盛りを1つ持つことが目的です。
セカンドが決まったあと、装いで変えること
セカンドは知識で終わらせると効きません。場所ごとに担当を決めると、そのまま毎日の選び方になります。
| 場所 | 使う範囲 | 理由 |
|---|---|---|
| 顔まわり(襟元、スカーフ、ピアス) | 1stの中の、2nd寄りの側 | 顔の色に直接反射する |
| トップス全体 | 1stの範囲、または2ndの1stに近い側 | 顔から近く、面積が大きい |
| ボトムス | 1st・2ndのどちらでも、外の色も可 | 顔から遠く、影響が小さい |
| 靴とバッグ | 好みで選んで構わない | 顔との距離がいちばん遠い |
さらに、2ndの方向は「はみ出し許容量」としても使えます。
| 迷う場面 | 判断 |
|---|---|
| 1stの外の色を顔の近くで使いたい | 2ndの方向にある色なら1点まで許容 |
| 2ndの反対方向の色を使いたい | 顔から離す、面積を小さくする、間に1枚はさむ |
| 柄物を選ぶとき | 柄の中の最も広い色を1stから、差し色を2ndから |
| 髪色を変えるとき | 1stの明度の限界を超えない範囲で、2ndの色みに振る |
| アクセサリーの金属 | 1stの基本を軸に、2nd寄りの日は別の金属も可 |
小物とメイクの具体はパーソナルカラー別のアクセサリー選び、パーソナルカラー別のメイクカラーにあります。
16タイプと1st×2ndは、同じ問題を別の方法で扱っている
「セカンドを探すべきか、16タイプを受けるべきか」という迷いがありますが、この2つは同じ問題への別の解き方です。
| 16タイプ | 1st×2nd | |
|---|---|---|
| 何を表すか | 象限の中の位置を、名前で持つ | 象限からのはみ出しを、向きで持つ |
| 得意なこと | 立っている点を細かく指せる | 効かない色の理由を説明できる |
| 苦手なこと | 名前が増えて覚えにくい | 位置の細かさは出ない |
| 自分で進められるか | 判定は難しい | 手順を踏めば絞れる |
| 使いどころ | 買い物の精度を上げたい | 手持ちの服の説明をつけたい |
**どちらかが正しいわけではありません。**手持ちの服で「なぜこれは良くてこれは駄目なのか」を説明したいなら1st×2nd、店頭で新しい色を選ぶ精度を上げたいなら細分の体系が向きます。
16タイプの考え方は16タイプパーソナルカラーの考え方と16タイプの解説にあります。
ここまでの手順を画面上でやる
手順①の「1stを仮決めする」は紙とペンでもできますが、**質問の順番と選択肢を毎回同じにしておかないと、条件を変えて2回取り直したときの差が読めません。**同じ問いに同じ順番で答える形にしておくと、「朝の自然光で1回、別の日にもう1回」の2回分を比べられます。
メグラシのパーソナルカラー診断(無料・7問・登録不要)は、この記事の手順①にあたる部分を7つの問いにしたものです。肌の色み、瞳の色、髪の色、金属の映り、日焼けのあとの変化、顔映りのする色群、全体の印象を順に選ぶと、4シーズンのどこ寄りかが出ます。
画面の診断でできることと、できないことも書いておきます。
| できること | できないこと |
|---|---|
| 手順①の1stを、毎回同じ手順で仮決めする | ドレープを顔の下で入れ替える作業の代わり |
| 条件を変えて2回取り、結果が動くかを見る | 答えるときの自己申告のずれを補正する |
| 手順②に進むための出発点をつくる | 境目にいるかどうかの確定 |
**ここで出た結果は答えではなく、手順②以降の出発点です。**出発点が決まったら、この記事の②に戻って、10色の仕分けに進んでください。仕分けまで通した人は、名前を受け取っただけの人より、店頭での判断が確実に速くなります。
無料で足りる場面と、有料に進んだほうがいい場面
費用をかけるかどうかは、目的から決まります。**料金は提供者によって幅があるため、ここでは金額を扱いません。**判断の材料になるのは、次の対応です。
| 目的 | 無料で足りるか | 理由 |
|---|---|---|
| 黄み寄りか青み寄りかを知りたい | 足りる | 2択の判定で、条件を整えれば自分で読める |
| 明るい色と深い色のどちらかを知りたい | 足りる | 同じく2択で、差が大きい |
| 手持ちの服の当たり外れを説明したい | 足りる | 手順②③がそのまま答えになる |
| 顔まわりに置く色の方向を決めたい | 足りる | 1stの範囲が出れば運用できる |
| 隣接シーズンの境目を確定したい | 足りないことが多い | 枚数と光の条件が要る |
| トーンの上限と下限を数値のように知りたい | 足りない | 細かく刻んだ色の比較が要る |
| 判定を他人の目で確かめたい | 足りない | 見る人と見られる人を分ける必要がある |
「無料は当たらない、有料は当たる」ではありません。扱っている範囲が違うだけです。そして範囲の違いは、上の表の下3行にしか現れません。
どの診断から受けるかの全体像は似合う服の診断は何を受ければいいかにまとめてあります。
かかるものの比較|時間・場所・準備
金額以外にかかるものも、選ぶときの材料になります。
| 方法 | 時間 | 場所 | 事前の準備 |
|---|---|---|---|
| セルフ | 20分から1時間 | 自然光の入る窓際 | 白い布、色の見本になるもの |
| 無料オンライン(質問式) | 数分 | どこでも | 特になし。条件をそろえるなら時間帯を決める |
| 無料オンライン(写真式) | 撮影を含めて30分ほど | 自然光の入る場所 | 白い壁、加工を切る設定 |
| 対面 | 半日を見ておくと安心 | 出向く先 | メイクの状態、当日の体調 |
**時間あたりの効きがいちばん良いのは、セルフの手順②です。**この20分から1時間は、以降ずっと使える材料になります。
よくある誤解6つ
| 誤解 | 実際 |
|---|---|
| 当たる診断と当たらない診断がある | 差の多くは条件と体系の刻み方から来ている |
| 1stが決まれば着る服が決まる | 決まるのは色の方向だけで、形と素材は別の軸 |
| セカンドは2番目に似合う色 | 順位ではなく、1stからのはみ出しの向き |
| 苦手とされた色は着られない | 顔から離す、面積を小さくする、で使える |
| 一度受ければ一生同じ | 髪色や日焼けで見え方の重心は動くことがある |
| 無料は精度が低い | 扱う範囲が違うだけで、方向を知る用途では足りる |
年齢による見え方の変化についてはパーソナルカラーは年齢で変わるのかで扱っています。
よくある質問
Q. 手順②で、10色もの色が手元にありません。
A. 5色でも進みます。ただし、**その5色は1stのパレットの中で散らばっているものを選んでください。**明るい色2つ、深い色2つ、中間1つ、と振っておくと、効かない山の共通点が読めます。似た色ばかりだと、全部が効くか全部が効かないかになり、③で何も出てきません。家にある紙や布の色で構いません。
Q. 効く・効かないの差が、そもそも見えません。
A. 原因はたいてい3つのどれかです。**光が足りない、顔まわりの服の色が混ざっている、鏡に近すぎる。**特に3つ目は見落とされます。近すぎると顔の一部しか目に入らず、全体の沈み・持ち上がりが読めません。一歩下がって、顔全体が視野に入る距離で見てください。それでも見えない場合は、最も明るい色と最も深い色という極端な2色から始めると、差の読み方が分かります。
Q. セカンドが分かると、着られる色は増えますか。
A. 増えます。ただし増え方には条件がつきます。**顔まわりでは、2ndの方向にある色まで。顔から離れた場所では、もともと制限はほとんどありません。**セカンドが効くのは、むしろ「1stの中で効かない色を外せる」ほうです。1stのパレット全部を買い集めなくてよくなる、という形で効きます。
Q. 家族に見てもらうとき、何を聞けばいいですか。
A. 「似合う?」と聞かないでください。**その質問には好みが混ざります。**代わりに、次の3つを聞きます。**顔の輪郭がはっきりして見えるか、目の下の影が濃くなったか薄くなったか、顔全体が沈んで見えるか持ち上がって見えるか。**この3つなら、色の知識が無い人でも答えられますし、答えが判定にそのまま使えます。
Q. 診断を受け直したほうがいいのは、どんなときですか。
A. 条件をそろえて2回取り直しても、答えが2つの間で振れ続けるときと、判定は出ているのに手持ちの服で再現できないときです。逆に、日焼けの残っている時期、体調が落ちている時期、髪色を変えた直後は、受け直しても結果が安定しません。条件が落ち着いてからのほうが、同じ手間で得られるものが増えます。
Q. 1stもセカンドも決まらないまま、明日の服を選べますか。
A. 選べます。**顔まわりに置く色を、手持ちの中で「顔がはっきり見える色」の上位3つに限る。**これだけで外れは大きく減ります。タイプ名は買い物の近道であって、朝の必須条件ではありません。名前を決めるより先に、着た日に調子が良かったトップスを3枚選んで共通点を書き出すほうが早く進みます。その共通点が、あなたの1stと2ndの実物です。
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