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診断したのに納得できない|結果が割れる4つの原因を切り分ける

メグラシ編集部//読了 20分
セルフ診断の結果が二つに割れて、どちらとも決めきれずに手を止めている場面

セルフ診断をやってみたのに、結果が毎回違う。出た答えを読んでも自分に当てはまらない。そういうときに必要なのは、もう一度診断をやり直すことではなく、なぜ割れているのかを先に切り分けることです。原因が分からないまま繰り返せば、同じところで同じように割れます。そして割れる原因は、次の4つのどれかです。

原因何が起きているか出やすいサインこの記事のどこ
① 測る場所を間違えている見るべき部位ではない場所を見ているやるたびに答えが変わる原因①の章
② 体重の増減で見え方が変わっている骨ではなく肉づきを読んでいる前は違うタイプだった原因②の章
③ 骨格と顔タイプが逆を向いている二つの軸の答えが別方向を指しているどちらの服も違和感がある原因③の章
④ そもそも中間タイプ境目に位置していて、片方に寄り切らない二つのタイプの説明が両方当てはまる原因④以降

この4つのうち、いちばん多いのは④の中間タイプです。そして④は、①から③を潰したあとに初めて確定できます。まず一次切り分けをして、①②③を外し、それでも残ったら④として扱う。この記事はその順番どおりに進みます。

診断そのもののやり方は自分に似合う服装診断の手順に、そもそもどの診断を受けるかの整理は自分に似合う服の診断|4つの診断の違いにあります。あちらは受ける前の「どれを受けるか・やり方」、こちらは受けたあとの「納得できないとき」の受け皿です。

まず結論|ズレの原因は4つしかない

「診断が当たらない」と言うと、当たる・当たらないの話に見えます。ですが実際に起きているのは、判定に使った材料のほうが揺れているという状態です。理由は限られています。

揺れている材料具体例対応する原因
見ている場所肩の形を見るつもりで、服の肩線を見ている
見ている状態体重が動いた直後の体を、骨の形として読んでいる
使っている軸骨格の質問に、顔の印象で答えている
分類の作り連続しているものを3つに切っている

**①②③は直せます。④は直すものではなく、扱い方を変えるものです。**④を①だと思って測り直し続けると、いつまでも終わりません。

そして**割れること自体は、珍しくも失敗でもありません。**線の近くに立っている人が「自分は例外だ」と感じてしまうのは、分類の説明が中央の人を前提に書かれていることが多いからです。

3分の一次切り分け|8つの質問と、症状から引く表

紙とペンを用意して、8つに答えてください。はい・いいえだけで進みます。

#質問「はい」が指す原因
1診断のたびに、答える内容が変わっている自覚があるか
2服を着たまま、肩や腰の形を判断したか
3鏡から離れた場所や、暗い部屋で見たか
4ここ半年で体重が動いたか
5数年前に受けたときと、いまで結果が違うか
6骨格の結果に合う服を着ると、顔だけ浮いて見えるか
7顔タイプに合う服を着ると、体だけちぐはぐに見えるか
8二つのタイプの説明が、どちらも半分ずつ当たっていると感じるか

**「はい」がいちばん多かった番号帯が、最初に当たるべき原因です。**同数なら番号の小さいほうから片づけます。①を残したまま④を判定すると、中間かどうかの判断そのものが揺れます。症状からも引けるようにしておきます。

感じていることいちばんありそうな原因次に疑うもの
やるたびに結果が変わる
昔の結果と今の結果が違う
家族と自分で意見が割れる
二つのタイプの中間だと言われた
結果は出たが、着ると違和感がある
説明を読んでも自分の話に思えない
似合うと言われた服を着ると顔が寂しい
質問の意味そのものが分からなかった
何度やっても同じ二つを行き来する
切り分けに迷ったらパーソナルスタイリング診断(無料) も覗いてみてください。

原因①|測る場所を間違えている

いちばん多くて、いちばん直しやすい原因です。**セルフ診断の質問文は短いので、「どこを見るか」が省略されがちです。**その省略部分を人はそれぞれ違うように補うため、同じ質問に、同じ人が別の日に別の答えを出します。代表的なずれ方は5つです。

ずれ方起きること直し方
服の上から見る服の肩線を自分の肩の形として読む体に沿う無地の服に着替える
目で見る骨の形を、影と光で判断する触って確かめる項目は必ず触る
遠くから見る全体の雰囲気で答えてしまう手が届く距離で、部位ごとに見る
髪を下ろしたまま見る首の長さと鎖骨が隠れる髪をすべて上げてまとめる
印象で答える骨格の質問に、性格や雰囲気で答える質問ごとに「触れるか・測れるか」を確認する

**特に「印象で答える」は、原因③との見分けが必要です。**骨格の質問に顔の印象が混ざっている状態は、③のねじれではなく単なる測り違いです。目を閉じて触るだけで答えられない骨格の質問には、印象が混ざっています。

部位別|どこを見て、どこを見ないか

軸ごとに、見るべき場所と、見ても答えが出ない場所を並べます。

骨格の場合。

見る場所何を確かめるか見ても答えが出ない場所
手首断面が楕円か、平たいか、角があるか手の大きさ
手の甲血管と関節の出方指の長さ
鎖骨太さと出方、触ったときの角の有無首の細さ
肩先丸みか、角ばりか、骨が張っているか肩幅そのものの数値
腰の位置肋骨の下端から腰骨までの距離ウエストの数値
背中の面平らか、丸みがあるか、骨が浮くか姿勢のよしあし
上半身と下半身の重心どちらに厚みが集まるか身長

パーソナルカラーと顔タイプの場合。

見る場所何を確かめるか見ても答えが出ない場所
顔の下に当てた布頬の影が濃くなるか薄くなるか布そのものの好み
手首の内側血管の色みの傾き日焼けした腕の外側
金と銀の小物顔まわりが締まるか、ぼやけるか手元だけで見た金銀
唇の地の色何もつけていない状態の色み口紅を塗った状態
顔の輪郭丸みか、直線か、面の広さ顔の大きさ
目の形丸いか、切れ長か、間隔目の大きさだけ
顔の縦横比縦に長いか、横に広いか髪型込みの輪郭
顎先尖るか、丸いか、四角いか顎の下の見え方

**「見ても答えが出ない場所」の列が、この表のいちばんの中身です。**ここを見て判断している限り、何度やっても答えは揺れます。大きさではなく、形を見ます。

測り直しのやり方|条件をそろえて2回

一度きりの判定は信用しません。条件をそろえて2回、間を空けて取ります。

そろえる条件具体的に理由
時間帯2回とも午前中体の張りと顔まわりの見え方が日中で変わる
2回とも自然光の入る窓際室内の照明は色みを持っている
2回とも体に沿う無地シルエットが体の形として読まれる
化粧2回とも口紅と頬の色を落とした状態顔まわりの色に判定が引きずられる
間隔2日から7日空ける記憶で同じ答えをなぞるのを防ぐ

2回の結果は、こう読みます。

2回の結果意味次にやること
同じ答えが出た判定は安定しているその答えを採用して服に落とす
1問か2問だけ違ったほぼ安定。境目の項目がある違った項目だけ3回目を取る
半分近く違った条件がそろっていない原因①に戻って測り方を直す
毎回きれいに別のタイプになる境目にいる可能性が高い原因④の章へ進む

2回そろえて取っても割れる場合だけ、次に進んでください。

原因②|体重の増減で見え方が変わっている

「前に受けたときと結果が違う」という声のうち、かなりの部分がここです。骨と関節の形そのものが体重で入れ替わることはありません。変わるのは肉づきによる見え方です。

体の厚みは、均等に増減するわけではありません。先に変わる場所が判定に使う部位と重なっていると、答えが動きます。

体重が動いたときに先に変わりやすい場所判定への影響
肩から二の腕肩の丸みが強く見え、骨の張りが読みにくくなる
背中の上部背面の平らさが分かりにくくなる
ウエストまわり腰の位置と重心の判断がずれる
顔の輪郭顎先の形と縦横比が読みにくくなる
太ももの内側下半身の重心を実際より下に読む
手首と手の甲ほとんど変わらない

だから、変わりにくい場所を基準にします。

肉づきに左右されにくい部位と、されやすい部位

部位左右されにくさ判定に使うか
手首の断面の形非常に左右されにくい使う(最優先)
手の甲の関節の出方非常に左右されにくい使う
鎖骨の角の有無左右されにくい使う
膝の皿の輪郭左右されにくい使う
肋骨の下端の位置やや左右される補助として使う
肩先の骨の張りやや左右される補助として使う
首の長さの見え方左右される単独では使わない
背中の丸み左右される単独では使わない
ウエストまわり・二の腕・太もも大きく左右される判定には使わない

**上5つだけで判定し直してみてください。**これで答えが1つに定まるなら、原因は②でした。定まらないなら②ではありません。

日単位でもぶれます。避け方は、日をずらすだけです。

ぶれる条件影響を受ける判定避け方
夕方以降足首とふくらはぎ、顔の輪郭午前中に取る
体の張りが強い日全身のシルエット、顔の印象別の日に取り直す
日焼けが残る時期パーソナルカラーの判定色の判定だけ時期をずらす
運動を始めた直後肩まわりと背中の厚み1か月ほど空ける
厚手の服の季節全身のシルエット判断室温を上げて薄着で取る

原因③|骨格と顔タイプが逆を向いている

①②を潰しても納得できない場合、次に疑うのがここです。骨格の答えと顔タイプの答えが、別の方向を指している状態です。

この状態にある方は、こう感じます。骨格に合わせた服を着ると、体はすっきりするのに顔だけが浮く。顔タイプに合わせた服を着ると、顔は生き生きするのに体だけがちぐはぐに見える。**どちらも間違っていません。二つの軸が、別々の場所について正しいことを言っています。**起きる理由は、見ているものが違うからです。

見ているもの決めるもの
骨格骨と関節の形、肉のつき方素材の厚み、シルエット、丈、サイズ感
顔タイプ顔の輪郭とパーツの形襟の形、柄の大きさ、装飾の量、色の濃淡の付け方
パーソナルカラー肌・瞳・髪の色みと明るさ顔まわりに置く色、全身の配色

**骨と顔が同じ方向を向く必然性はありません。**直線的な骨格の方が丸みのある顔立ちを持つことも、その逆も、ごく普通にあります。ねじれは異常ではなく、組み合わせのひとつです。

ねじれの代表パターン早見表

骨格の方向顔タイプの方向起きやすい違和感効く調整
直線・厚みがある丸み・子どもっぽさ服が立派すぎて顔が幼く浮く襟元だけ丸く、装飾は小さく少なく
直線・厚みがある直線・大人っぽさねじれなし。装いが重くなりやすい素材の艶を落として抜きを作る
曲線・薄い直線・大人っぽさ顔が強く、体が頼りなく見える上半身に面を足し、襟は直線的に
曲線・薄い丸み・子どもっぽさねじれなし。全体が軽くなりやすい靴と鞄で重心を落とす
骨が目立つ・大きめ丸み・子どもっぽさ顔と体の年齢感がずれて見える素材は粗く、襟元だけ小さく整える
骨が目立つ・大きめ直線・大人っぽさねじれなし。硬く見えやすい色数を減らして質感で変化を出す
どの骨格でも曲線と直線の中間判定そのものが揺れる原因④の章へ

**表の右端は「どちらかを諦める」ではなく「置く場所を分ける」です。**ねじれているときほど、部位ごとの担当を決めるのが効きます。

ねじれているときは、部位で担当を分ける

部位担当する軸理由
素材の厚みと硬さ骨格体の厚みと張り合う要素だから
全体のシルエット骨格面積がいちばん大きい
パンツ・スカートの丈骨格縦の分割比を決める
肩線の位置骨格骨の張りと直接ぶつかる
襟の形と深さ顔タイプ顔のすぐ下にある枠だから
柄の大きさ顔タイプ顔と並んで見える要素だから
装飾の量顔タイプ顔の情報量と釣り合わせる
顔まわりの色パーソナルカラー頬の影の出方を決める
靴と鞄好み顔からいちばん遠い

**同じ場所を二つの軸が取り合ったときだけ、顔に近いほうを優先します。**たとえば「襟ぐりの広さ」は骨格も顔タイプも意見を持ちますが、顔のすぐ下なので顔タイプ側を採ります。逆に「トップスの丈」は顔から遠いので骨格側を採ります。

もう少し詳しい優先順位の考え方は顔タイプと骨格診断のどちらを優先するかにまとめてあります。

原因④|そもそも中間タイプ

ここからが、この記事のいちばん厚い部分です。①②③を潰してもなお二つの答えの間で振れ続けるなら、その振れ方そのものが答えです。あなたは境目に立っています。

先に、いちばん誤解されている点を片づけます。**中間は、判定に失敗した状態ではありません。**骨格の3分類も顔タイプの8分類も、連続して変化する特徴を扱いやすく区切ったものです。区切った以上、線の上や線の近くに立つ人は必ず出ます。

よくある思い込み実際
中間は診断が下手だから出る分類の作り上、必ず出る位置がある
中間はどの服も似合わない二つの方向のどちらも使える
中間は正式なタイプではないから意味がない名前がないだけで、服選びの指針は立つ
中間だと分かったら、どちらかに決めるべき決めなくても運用できる
プロに見てもらえば中間ではなくなる見る人が変わっても、境目の位置は変わらない

中間の扱いを、軸ごとに個別で深く見たい場合は、骨格診断がわからないときの決め方顔タイプの中間タイプの見分け方パーソナルカラーの中間タイプにそれぞれまとめてあります。この記事では、軸をまたいで中間だったときの運用を扱います。

中間かどうかを点数で確かめる

「なんとなく中間な気がする」で止めると運用できません。**点数にします。**やり方は簡単で、判定に使った質問を、二つの候補タイプに割り振って数えるだけです。

手順やること
1迷っている二つのタイプをA・Bと決める
2判定に使った質問を、Aに寄った数とBに寄った数で数える
3どちらとも言えなかった質問は、別に数えて保留に置く
4保留を除いた合計に対する、多いほうの割合を出す
5下の表に当てはめて、出た型を次の3章のどれかで運用する
多いほうの割合判定呼び方
8割以上中間ではない。片方に確定確定
6割から8割未満主従のある中間型A
5割から6割未満(場面で答えが変わる)場面で入れ替わる中間型B
5割前後(どちらとも言えない質問が多い)中央にいる中間型C
保留が全体の4割以上判定材料が足りていない原因①に戻る

保留の数を数えるのが、この方法の要点です。「どちらとも言えない」が多い状態は、中間なのではなく、質問の意味が取れていない可能性があります。そこを分けないと、測り違いを中間と呼んでしまいます。

中間には3つの型がある

状態服選びの構え
型A|主従がある片方が明らかに強く、もう片方も混ざる強いほうを土台に、弱いほうを小面積で足す
型B|場面で入れ替わる上半身と下半身、あるいは昼と夜で答えが変わる場面ごとに主を切り替える
型C|中央にいるどちらにも寄らず、真ん中で安定している両極を避け、中庸を土台にする

この3つは、進め方がまったく違います。自分がどれかを決めないまま「中間向けの服」を探すと、また迷います。

型A|主従がはっきりしている中間

いちばん扱いやすい型です。土台は主のタイプ、味つけを従のタイプに任せます。

決めること主に任せる従に任せる
素材の厚みと張り
全体のシルエット
着丈とボトムスの丈
襟の形
袖口のディテール
小物の素材感
柄の大きさ場合による場合による

**従に任せる部分は、全身の面積で2割までにしてください。**それ以上になると、土台が揺らいで「結局どっちつかず」に見えます。逆に言えば、2割までなら好きなだけ入れて構いません。

型Aの方がやりがちな失敗を一つ。主のタイプの説明を読み込みすぎて、従の要素を全部切り落としてしまうことです。切り落とすと整いはしますが、「間違ってはいないけれど、自分じゃない」という感じが残ります。従の2割は、その感じを消すためにあります。どちらが主か途中で分からなくなったら、素材の厚みだけで判断し直してください。

型B|場面で入れ替わる中間

**上半身と下半身で答えが違う、あるいは日中と夜で答えが違う型です。**この型の方が「決められない」と感じるのは当然で、実際に一つに決まっていないからです。

まず、どこで入れ替わっているのかを特定します。

入れ替わりの場所確かめ方運用
上半身と下半身上半身だけの質問と下半身だけの質問で別々に数えるトップスとボトムスで別のタイプに合わせる
顔と体骨格の質問と顔タイプの質問で答えの方向が違う原因③のねじれとして扱う
昼と夜同じ服を昼と夜に着て、どちらが馴染むか見る時間帯で素材の艶を変える
場面の硬さ仕事の日と休みの日で必要な印象が違う場面ごとに主を決めて固定する
季節薄着の季節と厚着の季節で見え方が変わる季節ごとに肩線の位置を変える
体調の波体の張りが強い日と落ち着いた日で違うゆとりの取り方を2種類持つ

**型Bのいちばん効く手は、上下で分けることです。**トップスは上半身の答えに、ボトムスは下半身の答えに合わせると、両方が同時に成立します。

上半身の答え下半身の答えトップスの選び方ボトムスの選び方
厚みがある薄い肩線ジャスト、素材に張り布量を抑えた細身、丈は長め
薄い厚みがある上に面を足す、襟元を詰めすぎない縦落ちする素材、丈で分割
骨が目立つ薄い粗い素材、肩は少し落ちてよい布の落ち感で覆う
薄い骨が目立つ柔らかい素材、上に膨らみ硬い素材で形を作る
厚みがある骨が目立つ張りのある素材、余計な装飾なしゆとりを取る、丈は長め
判断できない判断できない中庸の素材から入る中庸の丈から入る

型C|どちらにも寄っていない中間

**両極を避けると、ほとんど外れません。**これが型Cのいちばん強いところです。中央にいるということは、極端に振れた服だけが合わないということで、真ん中の広い範囲は全部使えます。

要素避けるもの使うもの
素材の厚み極端に硬い/極端にとろける中肉で、少しだけ落ち感がある
肩線大きく落ちる/極端に張るジャストか、指1本ぶん外
極端に短い/極端に長い腰骨に触れるか、その少し下
装飾全くない/過剰にある一か所だけに置く
極大の柄/極小の総柄手のひらに収まる程度
色の対比上下同色/極端な明暗差明度差を2段階に抑える

型Cで気をつけたいのは、「無難」と「中庸」が違うという点です。全部を平らにすると、服は間違わなくなりますが、面白くもなくなります。振るのは一か所だけ、と決めておくと崩れません。

一か所だけ振る場所効果相性のよい場面
襟元の形顔の印象がはっきりする人と会う日
全身の重心が動く歩く日
色の面積印象の強さが変わる写真に残る日
素材の艶光の当たり方が変わる夜の場面

中間タイプの買い物ルール

中間だと分かったあと、いちばん効くのは買い物の順番を変えることです。

ルール内容理由
1顔から遠いものから買う靴と鞄は中間でも失敗しにくい
2試着は必ず両方向で試すAとBの両方を着てから決める
3迷ったら中庸を選ぶ極端は片方の型でしか使えない
4タイプ名で選ばない名前が確定していないので基準にならない
5素材だけは先に決める素材は骨格の影響がいちばん出る
6同じ形を2色買わない中間は形の幅を持つほうが効く
8買う前に手持ちと3通り組む単品で良くても組めないと使えない

**特に2番です。**中間の方が試着で迷うのは、片方だけを試して判断しているからです。AとBを続けて着ると、体はすぐに答えを出します。日を空けると、記憶のほうが判断してしまいます。

中間タイプのクローゼットの組み方

割合の目安何を置くか役割
5割中庸の土台(どちらの方向にも寄せられるもの)毎日の骨組み
2割A方向に振れたもの気分と場面で使う
2割B方向に振れたもの気分と場面で使う
1割どちらでもない好きなもの気持ちを保つ

**中庸を5割持つのが、いちばん楽な形です。**土台が中庸なら、A方向の小物を足せばA寄りに、B方向の小物を足せばB寄りに動きます。逆に、A方向の服とB方向の服だけで埋めると、組み合わせたときにどちらの良さも消えます。

中庸の土台として持っておくと効くもの選ぶときの目安
中肉の無地トップス肩線ジャスト、襟ぐりは詰めすぎない
中肉のパンツ腰骨の位置で履けるもの、丈は靴に触れる程度
落ち感のあるスカート膝下、布量は控えめ
中間の明度の色顔の下に当てて頬の影が濃くならない色

中間のまま試す7日間

判定が確定していなくても、1週間で答えは近づきます。着た日の感覚を記録するだけです。

やること記録するもの
1日目A方向に寄せた服で1日過ごす夕方に感じた窮屈さ・楽さ
2日目B方向に寄せた服で1日過ごす同上
3日目中庸の土台だけで過ごす物足りなさがあったか
4日目中庸+A方向の小物顔まわりの印象
5日目中庸+B方向の小物顔まわりの印象
6日目いちばん楽だった日を再現する何が効いていたか
7日目記録を読み返して主を決めるAかBか、中央かを書く

**判定より、着た日の体感のほうが強い証拠になります。**1日目と2日目で「肩が楽だった」ほうが、骨格の答えに近い方向です。理屈ではなく、夕方の疲れ方に出ます。7日終わっても決まらなければ、それが型Cの答えです。決まらないことが結果です。

軸別|中間の扱いが変わるところ

3つの軸は、中間だったときの扱いが少しずつ違います。

中間のときに効く手効かない手
骨格素材の厚みを中肉に固定して、形で振るタイプ名から服を探す
パーソナルカラーシーズン名を諦め、明度と鮮やかさだけ決める4シーズンのどれかに無理に寄せる
顔タイプ襟元だけ決めて、あとは骨格に預ける顔タイプの服の系統ごと真似する

**パーソナルカラーの中間は、特に扱いやすい部類です。**シーズン名が出なくても、「明るい側か暗い側か」「鮮やかな側かくすんだ側か」の2つが決まれば、店頭での判断はできます。境目にいる場合の考え方はイエローベースとブルーベースの違いパーソナルカラー診断が当たらないと感じるときに整理してあります。

骨格の中間で、直線寄りか曲線寄りかの見分けに絞りたい場合はストレートかウェーブかで迷うときのセルフチェックが近い内容です。

タイプ自体は決まっているのに、同じタイプの人と似合う服が違うという形で納得できない場合は、中間ではなく「同じタイプの中の個人差」を見る番です。骨格ストレートの場合、厚みが胸に集まる方、胴に通る方、腰から太ももに出る方で、守るべき鉄則が入れ替わります。測って型に分ける手順は骨格ストレートの中の個人差にまとめました。

4つの原因が重なっているとき

実際には、原因が一つだけということのほうが少ないかもしれません。重なっている場合の順番を置いておきます。

重なり方どれから片づけるか理由
①と④測り違いを直さないと、中間かどうか判定できない
②と④肉づきの影響を外さないと、境目の位置が動く
③と④軸を分けないと、どの軸の中間か分からない
①②③すべて①→②→③番号順が、影響の大きい順になっている

**番号順に片づけるのが、いちばん短い道です。**逆に、④から入ると必ず戻ることになります。

診断を受け直すべきか

受け直しが効く場合と、効かない場合があります。

状態受け直しの効き目先にやること
測り方を直しても2つの間で振れる効くそのまま受けてよい
判定は出たが手持ちの服で再現できない効く手持ちの服を3着持っていく
体重が動いた直後効きにくい体の状態が落ち着くまで待つ
日焼けが残っている時期色の判定だけ効きにくい色以外の軸から受ける
中間だと分かっていて、扱い方を知りたい効く「中間の運用を聞きたい」と伝える
なんとなく納得できない効きにくいこの記事の8つの質問を先にやる

**受け直すときは、「タイプ名を出してほしい」ではなく「この2つのどちらに寄っているかを知りたい」と伝えてください。**質問の解像度が、そのまま答えの解像度になります。何を伝えるかはスタイリストに何を伝えればいいかにまとめてあります。

人に見てもらうときの頼み方

家族や友人に見てもらうと意見が割れるのは、見る人が体の構造ではなく雰囲気の印象で答えているためです。頼み方を変えると割れ方が小さくなります。

頼み方変わること
部位を1つずつ聞く印象ではなく形の話になる
全身写真を正面と横から撮って渡す見る条件がそろう
質問を紙に書いて渡す自分と同じ項目を見てもらえる
「触ってみて」と伝える影ではなく骨で判断できる
服の話をせず、体の形だけ聞く服のシルエットが混ざらない
2人以上に、別々に聞く一人の主観に引っ張られない

**意見が割れたという事実自体も情報です。**複数の人が別々のタイプを答えるなら、境目にいる証拠として読めます。多数決で決める必要はありません。

やってはいけない切り分け

最後に、遠回りになる進め方を並べます。

やってしまいがちなことなぜ遠回りか代わりに
納得できるまで診断をやり直す条件が同じなら結果も同じ条件を変えて2回取る
別のセルフ診断を10種類試す質問の作りが違うだけで、材料は同じ材料(見る場所)のほうを直す
一つのタイプに決めてしまう決めた側の服だけ買って合わなくなる中間として運用する
どちらのタイプの服も避ける着られる服がなくなる中庸の土台から入る
体型のせいだと考える判定の話と体の話が混ざる見る場所を骨と関節に戻す
タイプ名で服を検索し続ける名前が確定していないので探せない素材・肩線・丈の3つで探す
好きな服を全部あきらめる続かない面積を小さくして残す

**いちばん多い遠回りは、いちばん上の「納得できるまでやり直す」です。**同じ条件で同じ質問に答えれば、同じ答えが出ます。変えるべきは回数ではなく条件です。

まとめ

診断の結果が割れる原因は4つです。**測る場所を間違えている、体重の増減で見え方が変わっている、骨格と顔タイプが逆を向いている、そもそも中間タイプ。**この順番で潰していきます。

①は測り方を直せば消えます。見るのは骨と関節の形で、大きさではありません。②は基準を変えれば消えます。手首、手の甲、鎖骨、膝の皿、くるぶし。この5か所は体重が動いても形が変わりにくい場所です。

③は消えませんが、困りません。**部位ごとに担当を分ければ、二つの軸は同時に成立します。**素材と丈は骨格、襟元と柄は顔タイプ。取り合ったところだけ、顔に近いほうを採ります。

④も消えず、そして消す必要がありません。中間には主従のある型、場面で入れ替わる型、中央にいる型の3つがあり、それぞれ運用の仕方があります。**中庸を5割持ち、両方向を2割ずつ、残り1割を好きなもので埋める。**この形にしておけば、タイプ名が確定していなくても、毎朝の服選びは進みます。

診断は、答えを出すための道具です。道具の目盛りの間に立っているからといって、装いが決まらないわけではありません。

よくある質問

Q. 8つの質問で「はい」がまんべんなく散りました。どこから手をつけますか。

A. 番号の小さいほうからです。①の測り方が残っていると、②以降の判定がすべて揺れます。まず条件をそろえて2回取り直し、それでも割れるかを見てください。散っている状態は、原因が複数重なっているサインでもあります。重なり順の表を用意してあるので、そちらの順番で片づけてください。

Q. 中間だと分かったあと、タイプ名を人に聞かれたら何と答えますか。

A. 名前ではなく、性質で答えるほうが伝わります。「二つの間で、こちら寄り」「素材は中肉が合う」「肩線はジャストがいい」。タイプ名は、同じ体系を知っている人にしか通じません。性質で言えば、体系を知らない相手にも伝わりますし、店頭でもそのまま使えます。

Q. 手持ちの服が、全部どちらか片方に寄っています。

A. 買い替える必要はありません。まず、寄っているほうの服のうち、着ていて楽なものを3着選んでください。その3着の共通点(素材の厚み、肩線、丈)が、あなたの土台です。次に買うものだけ、中庸に寄せます。クローゼットは一度に入れ替えるものではなく、次の1着から変わっていきます。

Q. 中間の人向けに書かれた服の情報が見つかりません。

A. 中間向けの服という区分はありません。ですが選び方はあります。両極を避けて中庸の土台を持ち、振るのは一か所だけ。この2つで、外れる範囲はかなり狭くなります。名前のついた型を探すより、素材の厚み・肩線・丈という3つの目盛りを自分の数値で覚えるほうが、店頭で速く動けます。

Q. 切り分けをやっても、結局しっくりきません。

A. 判定の問題ではなく、判定を服に落とす段階で止まっている可能性があります。判定は知識で、朝に効くのはクローゼットの並び方です。効く色のトップスを1か所に集める、肩線の合っていない服を別の場所に移す。この2つだけでも、手の止まる回数は減ります。落とし方はスタイリング診断結果の活かし方にまとめてあります。

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「好き」と「似合う」がずれるとき|面積・距離・場面で決める

診断で出た「似合う」と、自分が着たい「好き」が食い違う。どちらかを捨てる話にする必要はありません。この記事は、二つが別のものを測っているという前提から始めて、「似合う」を色・形・質感・量感の4つに分解し、そのうちどれなら好きを通しても破綻しにくいのかを整理しました。そのうえで決め方を3つ渡します。全身に占める面積で決める、顔からの距離で決める、その日の場面で決める。さらに、好きな色が顔に合わないとき・好きな形が体に合わないとき・好きな質感が浮くときに、印象を保ったまま置き換える翻訳表を用意しています。「似合う」が年齢や髪色や日焼けで動くこと、そして「似合わない」と言われた経験の扱い方まで。

メグラシ編集部読了 9分
自分に似合う服装診断|鏡と手持ちの服だけで、3軸をこの順に確かめる手順

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自分に似合う服装診断|鏡と手持ちの服だけで、3軸をこの順に確かめる手順

「自分に似合う服装診断」を探している方へ。骨格・パーソナルカラー・顔タイプの3軸を、道具を買わずに今その場で確かめる手順をまとめました。見る順番は骨格→パーソナルカラー→顔タイプ。それぞれ7問・6問・6問のセルフチェックと判定表、3軸がぶつかったときの優先順位、判定を今日の服装に落とす4ステップ、丈やあき幅の数値の目安まで。

メグラシ編集部読了 19分
イエベ秋×ソフトエレガントのメイク|深い色を顔に乗せる濃度の決め方

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イエベ秋×ソフトエレガントのメイク|深い色を顔に乗せる濃度の決め方

イエベ秋×顔タイプソフトエレガントのメイクは、色相をイエベ秋・濃度をソフトエレガントで決めると噛み合います。深い色が重く出るときの直し方、白黒テストなど自分で測れる3つの判定、ベース・眉・アイシャドウ・チーク・リップの入れ方、中間タイプだったときの分岐までまとめました。

メグラシ編集部読了 9分
試着室で、顔に目が行くか服に目が行くか|3点で採点して決める

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試着室で、顔に目が行くか服に目が行くか|3点で採点して決める

試着室で着替えたあと、自分の顔に目が行くか、服に目が行くか。この見分け方を採点の手順に組み直しました。鏡からの距離と光の向き、見るのは最初の何秒か、「顔に目が行く」を4つのサインに分解する方法、肩線と丈を自分の指で測る合格ライン、「明日も着たいか」をその場で答えの出る問いに置き換える3つの質問。3点のうち何点で買っていいのか、2点のときはどの2点なのかまで決めてあります。試着に長い時間をかけずに済ませたい方へ。

メグラシ編集部読了 10分
ニット・ウールの保管と防虫|仕舞う側の手順と直し方

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ニット・ウールの保管と防虫|仕舞う側の手順と直し方

ニットやウールを来年また着るために、仕舞う側の技術だけを集めました。虫がつくのは動物性の繊維で、化繊は基本つきませんが、汚れが残っていれば話が変わります。素材別に何が食べられるのかを表にしたうえで、洗う・干す・乾かし切る・防虫剤を置く・入れ物を選ぶまでを順番と所要時間つきで整理しました。防虫剤は成分の系統(ピレスロイド系・ナフタリン・樟脳・パラジクロロベンゼン)で扱い、混ぜてはいけない組み合わせと置く高さ、密閉が前提であることを書いています。来季出したときのニオイ・型崩れ・毛玉・黄ばみ・虫食いの穴について、どこまで自分で直せて、どこからは相談したほうがよいかの線も引きました。

メグラシ編集部読了 22分
靴の手入れと仕舞い方|素材別に、毎日・月・季節でやること

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靴の手入れと仕舞い方|素材別に、毎日・月・季節でやること

靴の手入れを、素材別と時間別に整理しました。スムースレザー・スエード・エナメル・合皮・キャンバス・ラバー・ニット素材の7つについて、日常の手入れ、濡れたときの処置、仕舞う前の一手間、避けたい扱いを表にしています。毎日1分でやること、月に一度でいいこと、季節の変わり目にだけやることを所要時間つきで並べ、やらなくていいことも明示しました。シューキーパーが要る靴と要らない靴、雨に濡れたときの手順、塩を吹いたときの戻し方、カビが生える条件、合皮の加水分解で何年に何が起きるか、買い替えの合図と修理で延ばせる範囲まで。

メグラシ編集部読了 20分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

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