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パーソナルカラー診断のメイクへの落とし込み方|結果からベース・眉・アイ・チーク・リップを決める手順

メグラシ編集部//読了 13分
パーソナルカラー診断の結果表を見ながらメイクポーチの中身を仕分けている様子

パーソナルカラー診断を受けたあと、「イエベ秋です」「ブルベ夏です」という結果だけを持って、メイクポーチの前で手が止まる方は少なくありません。診断結果は、色の方向性を示す地図であって、メイクの手順書ではないからです。この記事では、診断結果をベース・眉・アイシャドウ・チーク・リップの5項目に落とし込む、実際の手順をまとめました。

📋 早見表|4タイプと2軸の組み合わせ

タイプ黄み・青み明るさ・深み
イエベ春黄み明るい
イエベ秋黄み深い
ブルベ夏青み明るい
ブルベ冬青み深い

4タイプを別々に覚えるより、この2軸の組み合わせとして理解すると、メイクの色選びに応用しやすくなります。

落とし込みは、影響の大きい項目から

5項目を一度に完璧にしようとすると、情報が多すぎて止まってしまいます。影響の大きい順に手をつけると、少ない労力で印象を変えられます。

  1. ベース(肌全体の色みを決める)
  2. リップ(顔の中でもっとも目立つ色)
  3. チーク(血色感を左右する)
  4. アイシャドウ・眉(面積が小さく、慣れてから調整でよい)

まずベースとリップの2つを診断結果に合わせるだけで、多くの場合は十分に印象が変わります。全部を一度に揃えようとすると、コスメの買い替えにも時間がかかり、結局どこから手をつけていいか分からなくなって元のメイクに戻ってしまうことがよくあります。優先順位をつけて1つずつ進めるほうが、結果的に長続きします。

5項目のうち、どれか1つだけ試してみて「顔映りが変わった」という実感を持てると、残りの項目にも取り組みやすくなります。最初の1つはリップから始める方が多いのは、変化がいちばん分かりやすく、失敗しても口紅1本の出費で済むからです。プチプラのコスメで試してから、気に入った色域が分かった段階で少し値の張るものに買い替える、という進め方も無理がありません。

ベースは「黄み・青み」で下地の色みを選ぶ

ベースメイクは、診断結果の黄み・青みの軸で選びます。

  • 黄み系(イエベ春・イエベ秋):イエローやオレンジみを含む下地。血色をやわらかく見せる
  • 青み系(ブルベ夏・ブルベ冬):ピンクやラベンダーみを含む下地。透明感を引き出す

ファンデーション自体の色は肌の明るさで選び、色みの調整は下地の段階で行うと扱いやすくなります。深いタイプ(イエベ秋・ブルベ冬)は、下地の色みをやや強めに、明るいタイプ(イエベ春・ブルベ夏)は控えめに使うと、肌の質感に合いやすくなります。

下地選びで迷ったときは、手の甲に少量を伸ばして、肌本来の色とどう馴染むかを確認してください。店頭のテスターを使う場合は、必ず自然光の入る場所で確認し、店内の照明だけで判断しないようにしてください。照明の色によって、下地の色みの見え方が大きく変わります。可能であれば、購入前にサンプルを持ち帰り、自宅の洗面所や窓辺で1日過ごしてから最終判断するくらい慎重でも構いません。

リップは「黄み・青み」と「明るさ・深さ」の両方で選ぶ

リップは4タイプの違いがもっとも出やすい項目です。

タイプ合う色の傾向
イエベ春明るいコーラルピンク、サーモンオレンジ
イエベ秋深いテラコッタ、ブリックレッド
ブルベ夏明るいローズピンク、モーブピンク
ブルベ冬深いマゼンタ、ワインレッド

迷ったときは、自分のタイプの「明るさ」だけを先に決め、色相はその日の気分で選んでも大きく外れません。イエベ春なら明るい色の中から、ブルベ冬なら深い色の中から選ぶ、という優先順位です。

リップは唇の血色ももともと持っているため、診断結果と少し違う色でも、質感を調整すれば使える範囲が広がります。ツヤのあるグロスタイプは色の主張が和らぎ、マットタイプは色そのものがはっきり出ます。反対の系統の色を試したいときは、まずグロスタイプから試すと失敗が少なくなります。

チークは血色に近い色を、面積で調整する

チークは肌に馴染みやすい色を選ぶことが多いため、4タイプによる違いは他の項目より小さめです。ただし黄み系は珊瑚色に近いコーラル、青み系はピンクやローズ寄りにすると、より肌と一体感が出ます。

明るいタイプは頬の広い範囲にふんわりと、深いタイプは頬骨のやや高い位置に絞って入れると、それぞれのタイプらしい印象に近づきます。同じ色でも、入れる範囲を変えるだけで馴染み方が変わります。

チークブラシの入れ方も、明るいタイプは円を描くようにぼかし、深いタイプは頬骨に沿って斜めに乗せると輪郭が引き締まります。手持ちのチークが1色しかない場合でも、入れる範囲とブラシの動かし方を変えるだけで、タイプに合わせた印象の調整ができます。

アイシャドウと眉は、慣れてから調整する

アイシャドウと眉は面積が小さく、日常のメイクへの影響がベースやリップほど大きくありません。慣れないうちは、いつも使っている色をそのまま使い続けても構いません。

余裕が出てきたら、黄み系はブラウンやゴールド系のパール、青み系はグレーやシルバー系のパールを選ぶと、全体の統一感が出ます。眉は、明るいタイプはライトブラウン、深いタイプはグレーがかったブラウンやアッシュブラウンが馴染みやすい傾向です。

アイシャドウを新しく揃える場合は、単色ではなく、明るい色から深い色までがセットになったパレットを選ぶと、その日のリップやチークの濃さに合わせて調整しやすくなります。眉は色だけでなく、描く濃さも重要です。診断結果に合わせて色を変えても、いつもと同じ濃さで描くと違和感が出ることがあるため、色を変えたときは濃さも一緒に見直してください。

手持ちのコスメが診断結果と反対のとき

診断結果と反対の系統のコスメを、すべて手放す必要はありません。面積・質感・位置の3つで調整すれば、多くは使い続けられます。

  • 面積を絞る(アイシャドウなら目のキワだけに使う)
  • 質感を寄せる(マットなものをツヤ系に、あるいはその逆に変える)
  • 位置をずらす(顔から離れたバッグや小物に使う)

「反対の系統だから使えない」と決めつけず、まずはこの3つの調整で試してみてください。

実際に多いのは、コスメを全部処分してから買い直すのではなく、手持ちの中で「使う頻度を下げる」という選び方です。診断結果に合う色を普段使いにし、反対の系統の色は特別な日やイベントの気分転換用に残しておく、という運用でも、無理なく診断結果を生活に取り入れられます。買い替えは、いま使っているコスメがなくなったタイミングで少しずつ進めれば十分です。

診断結果と好みが合わないとき

診断結果が示す色と、自分の好きな色が一致しないことはよくあります。この場合、好みを優先して構いません。

ただし、ベースメイクの色みだけは診断結果に寄せておくと、その上に好みの色を乗せても全体としてまとまりやすくなります。肌の土台が整っていれば、リップやアイシャドウで冒険しても崩れにくくなります。

好きな色を諦める必要はない、というのがこの記事で伝えたい考え方です。診断結果は「これしか使ってはいけない」という制限ではなく、「迷ったときにまずここから試すと外れが少ない」という出発点として使うほうが、長く続けやすくなります。好きな色を我慢し続けると、メイク自体が楽しくなくなってしまいます。診断結果と好みのバランスは、人によって心地よい配分が違うので、他人の基準に合わせすぎないことも大切です。

診断結果が中間タイプだったとき

診断で「中間」「ミックス」と言われた場合、5項目すべてを同じ系統でまとめる必要はありません。項目ごとに寄せる系統を変えて構いません。

たとえばベースはイエベ秋寄り、リップはブルベ夏寄り、という組み合わせも実際には成立します。全体の理屈の一貫性よりも、鏡で見たときの顔映りのよさを基準に選んでください。

中間タイプと診断された方の多くは、実際に試してみるまで自分がどちらに寄せたいのか分からないことがほとんどです。1週間ほど、日によって寄せる系統を変えてみて、鏡を見たときの満足感をメモしておくと、自分なりの組み合わせが自然と見えてきます。

季節と診断結果の「春夏秋冬」は関係ない

パーソナルカラーの「春夏秋冬」という呼び方から、着る季節に合わせてメイクを変える必要があると思われがちですが、これは誤解です。診断結果の季節名は、肌に合う色の系統を指す名前であって、実際の季節とは無関係です。

イエベ春の方が真冬に春らしい明るい色のメイクをしても問題なく、むしろ一年を通して同じ系統の色を使い続けるほうが、顔映りが安定します。季節ごとにメイクの系統を変える必要はありません。

季節によって変えてよいのは、彩度や質感の強さです。夏はさらっとしたマットな質感、冬はしっとりしたツヤのある質感というように、気候に合わせて質感だけを調整すれば、診断結果の系統を保ったまま季節感を出せます。色相そのものを季節ごとに変える必要はない、という点だけ押さえておいてください。

よくある行き詰まりと、その直し方

「診断結果どおりにしたのに、なんだか物足りない」──明るさや彩度が自分の好みと合っていない可能性があります。系統は合わせつつ、彩度だけ1段階上げてみてください。

「色は合っているはずなのに顔が疲れて見える」──ベースの色みが強すぎるか、逆に薄すぎる可能性があります。下地の重ね方を見直し、素肌の色との境目がなじむ量に調整してください。

「毎回メイクの手順で迷う」──5項目を一度に決めようとしていないか確認してください。ベースとリップの2つだけ固定し、残りはその日の気分で選ぶという割り切りでも、十分に一貫した印象は作れます。

「診断結果を忘れてしまう」──覚える情報を減らすと続けやすくなります。5項目の細かいルールをすべて覚えるより、「黄みか青みか」「明るいか深いか」の2軸だけを覚えておき、店頭で色を選ぶときにその2つだけ確認する、という運用で十分です。

今日のメイクを決める順番

まとめると、順番はこうです。

  1. 診断結果を「黄み・青み」と「明るさ・深さ」の2軸で理解する
  2. ベースの下地の色みを、黄み・青みの軸で選ぶ
  3. リップを、明るさ・深さの軸を優先して選ぶ
  4. チークは血色に近い色を、面積で調整する
  5. アイシャドウと眉は慣れてから、色よりまず質感を寄せる

5項目を一気に変える必要はありません。ベースとリップの2つから始めれば、診断結果は十分に日々のメイクへ活かせます。焦らず1つずつ試していく進め方のほうが、結果的に長く続けられるメイクの基準になります。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 診断結果が出たあと、最初に何から変えればいいですか
ベースメイクとリップから始めてください。ベースは肌全体の色みを決め、リップは顔の中でもっとも目立つ色なので、この2つを診断結果に合わせるだけで、印象は大きく変わります。眉やアイシャドウは、慣れてきてから少しずつ調整すれば十分です。
Q. 診断結果と手持ちのコスメの色が合いません。買い直す必要がありますか
すぐに買い直す必要はありません。反対の系統の色でも、面積を絞る、質感を変える、顔から遠い位置(アイシャドウの外側など)に使うといった調整で活用できます。使ってみて違和感が強い場合にだけ、その項目を優先して買い替えれば十分です。
Q. 診断結果のイエベ・ブルベと、メイクの好みが合わないときはどうしますか
好みを優先して構いません。診断結果は顔映りの目安であって、絶対のルールではありません。ただし、好みの色を使いつつ、ベースの色みだけは診断結果に寄せておくと、全体としてちぐはぐになりにくくなります。
Q. 季節の診断結果は、メイクにも季節感を出す必要がありますか
必要ありません。パーソナルカラーの「春夏秋冬」は着る季節ではなく、肌に合う色の系統を指す言葉です。イエベ春の方が冬に春らしい色のメイクをしても問題なく、むしろ年間を通して同じ系統の色を使うほうが顔映りは安定します。
Q. 診断結果が中間タイプでした。メイクはどう決めればいいですか
項目ごとに寄せる系統を変えて構いません。ベースはA系統寄り、リップはB系統寄りというように組み合わせても成立します。全体を1つの系統で統一することよりも、それぞれの項目で顔映りがよく見えるかどうかを優先してください。

— メグラシ編集部

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