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自分に似合うメイクは色と形で分けて決める|秋冬に変える部位は2つ

メグラシ編集部//読了 20分
明るい窓辺の机に、色の違う口紅とチークが並べて置かれている様子

自分に似合うメイクがわからないのは、色で決まる部位と、形で決まる部位を一緒に考えているからです。

ベースと口もとは色で決まります。眉と目もとは形で決まります。チークは位置が形で、色が色。この割り振りを先に置くと、迷っている場所が1つずつ切り離されて、1つずつ決まります。

そして秋冬に「急に合わなくなった」と感じるのは、このうちベースと口もとの2つだけです。光が弱くなり、顔の近くに暗く厚い服が来て、首が隠れる。この3つで色の見え方が動くためで、眉と目もとはほとんど動きません。

この記事では、部位ごとに自分で測れる基準を置き、結果が割れたとき、秋冬に条件が変わったときの進め方までを順に書きます。

📋 早見表|自分に似合うメイクを、部位ごとに割り振る

この表は答えではありません。どの部位で何を測るかを決めるための道具です。

部位顔に占める面積決めるのは測るもの秋冬に動くか
ベースいちばん広い色首との段差動く
チーク中くらい位置は形・色は色交点からの距離少し動く
目もと狭い形目尻の延長ミリほぼ動かない
口もと狭い色2メートルの写真動く
眉いちばん狭い形山の位置動かない

上から順に決めます。面積の大きい部位ほど、間違えたときの影響が広いからです。

自分に似合うメイクは、色と形の2本立てで決まる

色を決める側は、肌や髪や瞳の色みを見て、寄せる色の方向を出します。出てくる答えは「どの色を選ぶか」です。

形を決める側は、顔の各部分の位置関係と、直線と曲線の割合を見ます。出てくる答えは「どこに、どんな形で置くか」です。

同じ「似合わない」でも、原因が色にある場合と形にある場合では、直す場所がまったく違います。色が原因なら口紅を替えれば済み、形が原因なら同じ口紅のまま輪郭の取り方を変えます。原因を先に切り分けないと、替える必要のないものを替え続けることになります。

自分に似合うメイクを探して道具を買い足し続けている人の多くは、形が原因なのに色を替えています。逆の場合もあります。どちらに原因があるかを先に決めるだけで、買い足す量はかなり減ります。

もう1つ、色と形は互いの判定を邪魔します。形がずれたままで色を比べると、ずれた位置に置かれた色を見ていることになり、どの色を当てても同じように落ち着きません。逆に、色がずれたままで形を比べると、浮いた色の面に目が引っ張られて、位置の差が読めなくなります。片方を決めてからもう片方を見る、という順番があるのはこのためです。

原因が色か形かを、鏡の前の1分で切り分ける

今のメイクのまま、いちばん気になる部位を指で軽くぼかしてください。

ぼかして印象が落ち着くなら、原因は形の側にあります。輪郭がゆるむことで、置いている位置の効き目が下がるからです。ぼかしても色だけがそのまま残って気になるなら、原因は色の側です。

もう1つ目印があります。時間が経つと気にならなくなるかどうかです。形のずれは見慣れると落ち着きますが、色のずれは何時間経っても同じように目に入ります。朝は気になったのに昼には忘れているなら、形のほうを疑ってください。

この2つの確かめ方で、原因の見当はほぼつきます。人に見せる前に自分で切り分けておくと、相談するときにも「色か形か」を最初に伝えられるので、返ってくる答えが具体的になります。どちらでも決まらないときは、色と形の両方が少しずつずれている状態なので、次の順番どおりに面積の大きい部位から片づけます。

道具を買い足す前に、手持ちで3枚撮る

自分に似合うメイクを探し始めると、まず新しい色を買いたくなります。その前に、手持ちの道具だけで3枚の写真を撮ってください。

1枚目はいつものメイク。2枚目は、いちばん気になる部位だけを落とした顔。3枚目は、その部位を手持ちの別の色や別の位置に変えた顔です。距離は2メートル、光は窓に正面を向けた自然光、髪型は3枚とも同じにします。

3枚を並べると、気になっていた部位を落とした2枚目が、いちばん落ち着いて見えることがあります。その場合は、色でも形でもなく、その部位の量が多すぎます。買い足す必要はなく、減らせば済みます。

2枚目より3枚目のほうが落ち着くなら、手持ちの中に答えがあったということです。どの3枚でも決まらないときに初めて、新しい色や診断を足す意味が出てきます。

決める順番は、面積の大きい部位から

決める順番は、ベース、チーク、目もと、口もと、眉です。顔に占める面積の順そのままです。

面積の大きい部位を後回しにすると、先に決めた小さい部位の判定がやり直しになります。眉を先に整えても、そのあとでベースの明るさを一段変えると、眉の濃さの見え方が変わるからです。

逆に、面積の大きいところが決まっていれば、小さいところは1回で決まります。人と向かい合ったとき、相手の目が最初に受け取るのは眉の角度ではなく、顔全体の明るさです。

順番を守る利点はもう1つあります。途中でやめても、そこまでが無駄になりません。ベースだけ決めて眉を決めなかった日でも、顔全体の見え方はすでに一段そろっています。

ベース|首との段差で測る

ベースは色の担当です。判定に使うのは、顔と首の境目に段差が見えるかどうかの一点だけです。

自然光の入る窓のそばで、あごの下に手鏡を立てて、顔と首を同時に映します。

  • 段差が見えない … 明るさが合っている
  • 顔のほうが明るい … 一段落として、首に寄せる
  • 顔のほうが暗い … 一段上げる

判定は必ず自然光でしてください。室内の照明の下では、境目が飛んで見えないことがあります。夕方より、午前中の窓辺のほうがぶれません。

段差を見る場所は、あごの先だけでなく、左右のえらの下と、あごの先の3点です。3点のうち1点だけ段差が出る場合は、その場所の肌の色が他より少し違うだけなので、全体の明るさは変えずに、その1点の境目だけをぼかしてください。3点すべてで段差が出るなら、全体の明るさがずれています。

ここで形の側を持ち込む必要はありません。塗り方の形は、段差が消えたあとで考えれば足ります。

ベースの質感は、頬の中央の光り方で決める

明るさが決まったら、次はつやを出すか抑えるかです。これも色の側の判断ですが、測る場所が違います。

正面から自然光を受けた状態で、頬のいちばん高いところに光がどのくらいの大きさで乗るかを見ます。

  • 光が指先ほどの点で乗る … つやを足しても広がらない
  • 光が頬全体に広がる … つやは抑えて、点で足す

秋冬は空気が乾くので、同じベースでも頬の光り方が小さくなります。夏に「つやが出すぎる」と感じていた人でも、秋冬は点で足して釣り合うことがあります。光り方は季節で動くので、季節が変わったら一度だけ見直してください。

チーク|位置は形、色は色

チークだけは両方が効きます。だから、位置と色を別々に決めます。

位置は、正面を向いたときの黒目の外側を通る縦の線と、小鼻の下端を通る横の線が交わる点を基準にします。その点より上に置くと縦の印象、その点より外に置くと横の印象になります。どちらが自分に合うかは、顔の印象を見る側の答えに沿います。

色は色の側に沿います。判定は、手の甲ではなく頬に直接置いて、2メートル離れた写真を撮ります。頬だけが先に目に入るなら濃すぎ、どこに置いたか分からないなら薄すぎです。

写真で頬の位置は分かるのに色の印象が残らない場合は、薄すぎるのではなく、色の方向がベースに近すぎることがあります。このときは濃さを上げる前に、色みを一段ずらした手持ちの色で同じ写真を撮り、印象が残るほうを選んでください。

チークの範囲は、交点から指2本ぶんまで

位置が決まったら、広げる範囲を決めます。交点から外へ、指2本ぶんの幅までに収めてください。

それより広げると、色が顔の輪郭まで届いて、頬の面ではなく顔の外側の線が目に入ります。それより狭いと、2メートル離れたときに色が点で残り、塗ったことだけが分かる状態になります。

範囲は季節で少し動きます。秋冬は顔の下に暗い服が来るので、チークの色が浮きやすくなります。範囲を指1本半に詰めて、そのぶん色を一段だけ深くすると、暗い衿もとと釣り合います。

目もと|形が7割を決める

目もとは形の担当です。色を変えても印象はあまり動かず、線をどこで止めるかで大きく動きます。

測る場所は2つ。目尻から線を何ミリ延ばすかと、上まぶたに色を乗せる幅です。

  • 目尻の延長0〜2ミリ … 目の形をそのまま残す
  • 目尻の延長3〜5ミリ … 横方向に伸びる
  • 乗せる幅が二重の幅以内 … 目を開けたときに見えない
  • 乗せる幅が二重の幅を超える … 目を開けても面が残る

色は、この2つが決まったあとで選びます。順番を逆にすると、色を替えるたびに幅を測り直すことになります。

秋冬になると、服に合わせて目もとの色を深くしたくなります。深い色を使うときは、幅を二重の幅以内に戻してください。同じ幅のまま色だけ深くすると、目を開けたときに残る面が暗く沈み、目の形ではなく色の面が先に読まれます。目もとは形の担当なので、色を変えた日ほど幅を守るほうが外れません。

目もとの延長は、3枚の写真で決める

延長の長さは、頭で考えても決まりません。同じ日、同じ光、同じ髪型で、延長を0ミリ、3ミリ、5ミリにした3枚を撮って並べます。

並べたときに、いちばん自分の目が落ち着いて見える1枚を選びます。選んだ長さを数字で書き残しておけば、道具を替えても同じ形を再現できます。

3枚を見比べても差が分からないときは、目もとは形の影響が小さい顔ということです。その場合は延長にこだわらず、色だけで印象を調整して構いません。差が出ない部位に時間をかける必要はありません。

口もと|色がほとんどを決める

口もとは色の担当です。輪郭を大きく変えなければ、形の影響はほとんど出ません。

判定は、口紅を塗った状態で2メートル離れて撮った写真を見ます。顔全体の中で口もとが最初に目に入るなら濃い側、口もとの位置が分からないなら薄い側です。

口もとは面積が小さいので、最後に決めて構いません。ここで迷ったときは、その日に会う相手との距離で選びます。近い距離で長く話す日は薄い側、大人数の場に出る日は濃い側です。

輪郭は、唇の山と口角の2か所だけ確かめれば足ります。山を少し丸く取るか、角を残すかで、同じ色でも印象が柔らかい側と締まった側に分かれます。ただし輪郭をはみ出して描くと形の担当に入ってしまい、色の判定がやり直しになります。輪郭は唇の線の内側にとどめてください。

眉|角の有無と、山の位置

眉は形の担当です。色は髪の明るさに合わせるだけで、色の側の出番はほとんどありません。

測るのは、山の位置です。眉頭から眉尻までを3つに分けて、山がどこにあるかを見ます。

  • 眉頭寄りの3分の1に山 … 中央に集まった印象
  • 真ん中の3分の1に山 … いちばん動きの少ない位置
  • 眉尻寄りの3分の1に山 … 横に開いた印象

角を立てるか丸くするかは、顔の印象を見る側の答えに沿います。眉はいちばん面積が小さいのに、いちばん印象を動かします。だから最後に決めて、他の部位が決まった状態で合わせます。

秋冬に髪の色を暗くした場合だけは、眉の色を合わせ直してください。眉の色は髪の明るさに合わせるのが基準なので、髪が一段暗くなったのに眉が明るいままだと、眉だけが浮きます。形は変えず、色だけを髪に寄せれば足ります。

秋冬に見え方が動く理由は、3つの条件の変化

ここからは、季節が変わって「同じメイクなのに合わない」と感じたときの話です。

秋冬に変わるのは、顔そのものではなく、まわりの条件です。

  1. 光が弱く、低くなる … 窓からの光が横から入り、顔に影ができやすい
  2. 顔の近くの服が暗く、厚くなる … 衿もとの色が顔の明るさを引き下げて見せる
  3. 首が隠れる … タートルやマフラーで、ベースの基準にしていた首が見えなくなる

この3つが効くのは、色で決まる部位です。だから秋冬に見直すのは、ベースと口もとの2つで足ります。眉と目もとは形の側なので、光や服の色が変わっても判断は変わりません。

秋冬のベース|首が隠れたら、衿もとで測る

タートルやハイネックを着る日は、首との段差で測る方法が使えません。首が見えないからです。

この場合は、基準を衿もとに移します。着る予定の服を着た状態で、あごの下に手鏡を立て、顔と衿もとの色を同時に映してください。

  • 衿もとが暗い色 … 顔だけが明るく浮いていないかを見る。浮くなら半段落とす
  • 衿もとが明るい色 … 顔が沈んでいないかを見る。沈むなら半段上げる

一段ではなく半段にとどめるのは、首まわりの肌が見えている部分と、顔の明るさがずれすぎないようにするためです。衿もとの色に合わせきると、手の甲や首の残りの部分との差が出ます。

衿もとが顔のすぐ下まで来る服ほど、この影響は大きくなります。あごの下から衿までの距離が指1本ぶんしかない服なら衿もとで測り、指3本ぶん以上あいている服なら、見えている首で測ってください。距離で基準を切り替えると、服ごとに迷わずに済みます。

秋冬の口もと|暗い服の日は、面積で調整する

秋冬は顔の下に暗い色の面が来るので、口もとが相対的に目立ちにくくなります。夏と同じ口紅のままだと、口もとの位置が分からない写真になりがちです。

ここで色を入れ替える前に、塗る面積を確かめてください。唇の内側だけに置いていたなら、輪郭まで塗り広げるだけで、色を替えずに存在感が戻ります。

逆に、暗い服に合わせて濃い色に替えると、明るい室内に入ったときに口もとだけが先に目に入ります。秋冬は屋外と室内の光の差が大きいので、色は据え置き、面積で調整するほうが一日の中で外れにくくなります。

秋冬の光|判定は、窓に正面を向けて行う

秋冬の午後は、光が横から入ります。窓に対して横向きに立って判定すると、顔の片側に影が乗り、ベースが暗く見えます。

判定のときは、窓に正面を向けて立ってください。顔の両側に均等に光が当たる位置が、判定に使える位置です。

時間帯は、午前中の遅い時間が向いています。秋冬の夕方は光が赤みを帯びるので、色の判定が温かい方向にずれます。夕方しか時間がない日は、判定を翌日に回すほうが確実です。

曇りの日は、晴れの日より判定に向いています。光が雲で広がるので、顔に濃い影ができにくいからです。秋冬は晴れても日差しが斜めに入るので、くもりの午前中がいちばんぶれない条件になります。晴れの日に判定するなら、窓に薄い布を1枚かけると、曇りの日に近い光が作れます。

秋冬のマフラーとストール|顔の下に色をもう1枚足す日

マフラーやストールを巻く日は、顔のすぐ下に、服とは別の色の面がもう1枚加わります。この面は服の衿もとより顔に近く、面積も大きいので、ベースと口もとの見え方をいちばん強く動かします。

判定は、巻いた状態で行ってください。巻く前に決めたメイクのまま巻くと、マフラーの色が明るければ顔が沈み、暗ければ顔だけが浮きます。

  • マフラーが明るい色 … 口もとを一段はっきりさせると、顔の中心に目が戻る
  • マフラーが暗い色 … ベースを半段落とし、チークの範囲を詰める
  • マフラーに柄がある … 柄の中でいちばん多い色を基準にする

室内でマフラーを外す予定の日は、外したときの顔を基準にしてください。長くいるのは室内のほうなので、そちらに合わせて、屋外ではマフラーの色で釣り合いを取るほうが一日を通して安定します。

どちらとも取れるとき①|色の結果が2つに割れた

色の判定で、2つの候補が並んで出ることがあります。このときは部位で分けます。

面積の大きいベースは、2つの中間の明るさを選びます。中間なら、どちらの結果でも大きくは外れません。

面積の小さい口もととチークは、両方を試す場所として使います。 小さい部位は替えるのが簡単なので、2週間ずつ試して写真で比べれば、自分で判定できます。

割れ方には2種類あります。隣り合う2つで割れている場合は、中間を取れば両方の範囲に入ります。離れた2つで割れている場合は、中間を取ると両方から外れるので、その日の予定で選び分けるほうが確実です。

結果が割れること自体は失敗ではありません。もともと境目の近くに立っている人は、どこで測っても割れます。割れたという情報は「片側に振り切らないほうがいい」という答えとして使えます。

秋冬に割れが出た場合は、季節の条件が判定に入り込んでいないかも確かめてください。暗い服を着たまま判定すると、本来より深い側の結果に寄りやすくなります。明るい衿もとの服に着替えて、窓に正面を向けた光で撮り直し、それでも割れるなら、割れは季節ではなく顔そのものの性質です。季節のせいで割れていただけなら、撮り直した時点で片方に寄ります。

どちらとも取れるとき②|形の側を確かめていない

色だけは確かめたけれど、形は確かめていない。この状態がいちばん多く出ます。

形の側を確かめずに進めるなら、判定を写真に代えられます。同じ日に、眉の山の位置だけを変えた顔を3枚撮ります。位置は先ほどの3つです。3枚を並べて、いちばん自分の目に落ち着いて見える1枚を選びます。

撮るときの条件を1つ決めてください。距離、光、髪型を3枚とも同じにすること。どれかが変わると、眉ではないところの差を見てしまいます。

3枚を見比べても差が分からないなら、その部位は形の影響が小さいということです。迷いが残っている部位だけを、人に見てもらう対象にしてください。

どちらとも取れるとき③|結果どおりにしたのに浮く

決めた色をそのまま使ったのに、顔から浮く。このときは色ではなく、置いた面積を疑います。

まず色を変えずに、置く幅だけを半分にしてください。それで収まるなら、原因は面積です。

収まらない場合は、2メートル離れて写真を撮り、顔の中でいちばん先に目に入る場所を探します。目に入る場所が意図した部位と違っていたら、そこが浮いています。浮いている部位を薄くするより、いちばん見せたい部位を一段だけ濃くするほうが、全体は早く収まります。

もう1つ多いのが、光の条件が判定のときと違っている場合です。明るい場所で決めた色は、暗い店内や会議室では面が浮きます。この場合も色を替えず、明るい屋外では広めに、暗い室内では狭く一段濃く、と面積で合わせます。

どちらとも取れるとき④|夏は合っていたのに秋冬で迷う

夏に決めた色が、秋冬になって決まらない。このときは、色の結果そのものを疑う前に、条件の3つを1つずつ戻して確かめます。

  1. 窓に正面を向け、午前中の光で撮り直す
  2. 首が見える服で、首との段差を測り直す
  3. 明るい色の服を着て、口もとの写真を撮り直す

この3つで夏と同じ見え方に戻るなら、結果は合っています。直すのは秋冬の服の日の面積と明るさだけです。

どの1つで戻ったかも書き残してください。光で戻ったなら判定する場所を、首で戻ったなら衿もとでの測り方を、服で戻ったなら口もとの面積を見直せば足ります。原因が1つに絞れていれば、次の季節の変わり目にも同じ順番で確かめられます。

3つを戻しても決まらないなら、季節の間に肌の状態が変わっています。乾燥でベースの乗り方が変わると、同じ明るさでも一段暗く見えることがあります。この場合は、明るさを半段だけ上げて首との段差を測り直してください。

写真の条件をそろえる3つの決まり

この記事の判定は、ほとんどが2メートル離れた写真で行います。写真で比べるときに結果がぶれるのは、メイク以外の条件が写真ごとに変わっているときです。

  1. 距離 … 2メートルを床に目印で残し、毎回同じ場所に立つ
  2. 光 … 窓に正面を向け、午前中の遅い時間に撮る
  3. 服 … 衿もとの色をそろえる。比べる日は同じ服を着る

服の条件は見落としやすいところです。衿もとの色が違うと、同じベースでも明るさが違って見えます。秋冬は服の色が日によって大きく変わるので、比べる写真だけは同じ服で撮ってください。

撮った写真は、並べて見る前に画面の明るさを固定しておきます。画面が自動で明るさを変える設定だと、同じ写真でも見るたびに色の印象が変わります。

自分で決める範囲と、人に見てもらう範囲

ここまでを並べると、自分で決められる部位と、人の目があったほうが早い部位が分かれます。

  • 自分で決められる … ベースの明るさ、口もとの濃さ、チークの色
  • 人の目があると早い … 眉の山の位置、目尻の延長、チークの位置

色の側は、自然光と写真があれば自分で判定できます。形の側は、正面から見慣れた自分の顔に基準を持つのが難しいので、判定がぶれやすくなります。

人に見てもらうときは、何を見てほしいかを1つに絞って伝えてください。「似合っているか」と聞くと、色も形も混ざった感想が返ってきます。「眉の山はこの位置とこの位置のどちらが落ち着くか」と聞けば、形の側だけの答えが返ってきます。写真を2枚並べて見せると、さらに答えがぶれません。

だから、受ける診断を選ぶときは、形の側で迷っているかどうかを先に見てください。色の側だけで迷っているなら、写真で比べる手順で足りることが多くあります。

受ける診断を減らす順番

ここまでを1本にまとめると、受ける順番はこうなります。

  1. ベースの段差を自分で確かめる。ここだけなら診断は要らない
  2. 口もととチークの色で迷うなら、色の診断を受ける
  3. 眉と目もとの形で迷うなら、顔の印象を見る診断を受ける
  4. どちらでも迷っていないなら、どちらも受けなくてよい

困っていない部位のために診断を受ける必要はありません。受ける前に、どの部位で止まっているかを書き出すと、必要な数が半分になることがよくあります。

2週間、1部位だけ記録する

決めた内容を定着させるには、全部を記録する必要はありません。

2週間、いちばん迷っている1部位についてだけ、その日の選択と、外出先で気になったかどうかを1行で書きます。14行たまると、自分がどちら側に寄せると落ち着くかが見えます。

秋冬に入ったばかりの時期なら、記録する部位はベースか口もとのどちらかにしてください。季節で動くのはこの2つなので、ここが落ち着けば残りは夏のままで構いません。複数を同時に動かすと、どれが効いたのか分からなくなります。

1行の書き方も決めておくと続きます。日付、その日の服の衿もとの色、選んだ明るさや濃さ、外で気になったかどうか。この4つだけです。気になった日が続いたら、その日の衿もとの色を見返してください。暗い服の日だけ気になっているなら、直すのは色ではなく、暗い服の日の面積です。記録は気になった理由を後から探すための手がかりで、毎日きれいに残す必要はありません。

まとめ|部位ごとに担当を分ける

自分に似合うメイクは、1つの答えとしては出ません。色で決まる部位と、形で決まる部位が別にあるからです。

ベースと口もとは色、眉と目もとは形、チークは両方。決める順番は面積の大きい順。秋冬に見直すのは、光と服と首まわりの変化で見え方が動くベースと口もとの2つです。

この割り振りを先に置けば、迷う場所は1つずつ切り離され、受ける診断も必要なぶんだけで足ります。まずは今いちばん気になっている部位を1つ選び、それが色の担当か形の担当かを確かめるところから始めてください。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 自分に似合うメイクがわからないとき、最初に何をすればいいですか
いちばん困っている部位を1つだけ書き出してください。その部位が色で決まる側か、形で決まる側かを見ます。ベースと口もとなら色、眉と目もとなら形です。色の側なら手持ちの色を顔に当てて2メートル離れた写真で比べ、形の側なら位置だけを変えた3枚の写真で比べます。全部をいっぺんに直そうとすると、どれが効いたのか分からなくなります。
Q. 色の診断と顔の印象を見る診断、どちらを先に受けるべきですか
顔の中で面積の大きい部位から決まるほうを先にしてください。ベースは顔全体を占めるので、ここが決まると残りの見え方がまとまります。ベースを決めるのは色の側なので、順番としては色が先です。ただし眉の形だけが気になっているなら、形の側だけで足ります。困っていない部位のために診断を足す必要はありません。
Q. 秋冬になると、夏と同じメイクが合わなく感じます
合わなくなったのではなく、まわりの条件が変わっています。日の光が弱く低くなり、顔の近くに来る服の色が暗く厚くなり、首がタートルやマフラーで隠れます。この3つで、ベースの明るさと口もとの濃さの見え方が動きます。色そのものを入れ替える前に、ベースの明るさを服の衿もとで測り直し、口もとの面積を調整してください。眉と目もとは季節でほとんど動きません。
Q. 診断のとおりにしたのに、顔から浮いて見えます
色ではなく、置いた面積か位置がずれていることが多いです。同じ色でも、置く面積が広がると濃く見えます。まず色を変えずに、置く幅を半分にして確かめてください。それで収まるなら原因は面積です。収まらないなら、2メートル離れて写真を撮り、顔の中でいちばん先に目に入る場所を確かめます。そこが意図していない部位なら、そこが浮いています。
Q. 無料のセルフチェックでも足りますか
部位によります。口もととチークの色、ベースの明るさは、手持ちのものと自然光と写真で自分で判定できます。眉と目もとの形は、自分の顔を正面から見続けても基準が持てないので判定がぶれます。ここだけは同じ条件で撮った写真を並べて比べるか、人に見てもらうほうが確実です。

— メグラシ編集部

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