メイク顔診断|素顔とメイク後で判定が何段動くかを4か所のミリ差で測る

同じ顔なのに、診断のたびに結果が変わる。 原因のひとつは、判定の精度ではありません。
素顔で測ったのか、いつものメイクで測ったのかがそろっていないだけです。
測るのは4か所。眉山の角度、目尻の線の長さ、チークの中心の高さ、唇の外への広がり。 この4つの差を合計すると、自分の判定が何段動くかが出ます。
📋 早見表|4か所と、1段になる差
| 測る場所 | 何を測るか | 1段ぶんの差 | 効き方 |
|---|---|---|---|
| 眉山 | 水平からの角度 | 5度 | いちばん大きい |
| 目尻 | 縁から外へ伸びた長さ | 3mm | 大きい |
| 唇 | もとの輪郭から外への広がり | 3mm | 中くらい |
| チーク | 色の中心の高さ | 8mm | 小さい |
合計した段が2以上なら、素顔とメイク後で判定が隣へ移ります。
動くのは判定であって、顔ではありません
先に整理しておきます。メイクで顔立ちそのものが変わるわけではありません。
変わるのは、顔の上に描かれた線の角度と長さです。 顔タイプの判定は、この線を材料のひとつとして読んでいます。
ですから、素顔で直線寄りに出て、メイク後に曲線寄りに出るということが起こります。 どちらも間違いではなく、入力が違うだけです。
この幅を可動域と呼びます。 広い人と狭い人がいて、どちらがよいという話ではありません。
2枚の写真を、同じ条件で撮る
比べるための条件を先に固定します。動かすのはメイクだけにしてください。
- カメラを目の高さに置き、顔から120cm離す
- 光は正面か斜め前から当てる
- 前髪の位置を2枚で同じにする
- 表情を作らず、口を閉じる
1枚目は素顔、2枚目はいつものメイク。 同じ日のうちに撮ります。
測る①|眉山の角度
眉頭と、眉のいちばん高い位置を線で結びます。 その線が水平から何度上がっているかを、分度器で読んでください。
素顔とメイク後の角度の差を出します。 5度で1段です。
10度変われば2段動きます。 4か所の中でいちばん大きく効くのがここです。眉は輪郭の外周に近い位置で線を作るので、離れて見ても残ります。
角度が上がるほど直線側、下がって弧に近づくほど曲線側に読まれます。
角度そのものより、眉山の位置が横にずれたかどうかを見落としがちです。角度が同じでも、眉山が眉頭から外へ5mm移ると、線の長さが変わって直線側に1段寄ります。角度と位置は別々に見てください。
眉の太さは段には入れません。 太さは面積で、判定が読んでいるのは線の向きだからです。太くしても細くしても、角度が同じなら段は動きません。
測る②|目尻の線の長さ
目の縁が終わる位置から、線が外へ何mm伸びているかを測ります。
素顔なら0mmです。メイク後との差が、そのまま伸びた長さになります。
3mmで1段です。 6mm伸ばせば2段動きます。
伸ばすほど直線側、伸ばさず縁の中で終わらせるほど曲線側です。
同じ3mmでも、水平に伸ばすか、上へ角度をつけて伸ばすかで結果が変わります。 水平のままなら1段、上へ角度がつくと1段半ぶん動きます。半段は数えづらいので、上へ角度をつけた日は2段として扱ってください。
下へ伸ばした場合は、直線側ではなく子供寄りに動きます。 目の位置が低く読まれるためです。ここだけは軸が違うので、合計に入れずに別に記録しておくと、あとで原因を追えます。
測る③|唇の輪郭が外へ広がった量
もとの輪郭から、外へ何mm広げたかを測ります。上下ではなく、いちばん広げた場所の差を見てください。
3mmで1段です。 色の濃さは段には入れません。濃さは面積を変えないからです。
外へ広げるほど大人寄り、内側で止めるほど子供寄りに読まれます。
測る④|チークの中心の高さ
色がいちばん濃い場所が、黒目の下端から何mm上か下かを見ます。
8mmで1段です。 4か所の中ではいちばん動きません。10mm動かしても1段に届かないことがあります。
高い位置にあるほど子供寄り、低い位置にあるほど大人寄りです。
4か所を合計して、可動域を出す
| 合計した段 | 可動域 | 起きること |
|---|---|---|
| 0〜1段 | 狭い | どちらで診断しても結果は同じです |
| 2段 | 中くらい | 隣のタイプへ移ります |
| 3段以上 | 広い | 2軸のうち1本が反対側へ動きます |
符号は無視して、差の大きさだけを足してください。
どちらの顔で診断するか
週に4日以上している側の顔です。
服を選ぶのは日常の顔だからです。素顔で出た結果に合わせて服をそろえても、人と会うときの顔がメイク後なら、そこにずれが残ります。
可動域が0〜1段の人は、どちらでも構いません。 結果が同じになるからです。
2段以上の人は、必ずどちらかに決めて、記録に残してください。 次に別の診断を受けたときに突き合わせられます。
迷いやすいのは、平日と休日でメイクの濃さが違う人です。日数で数えてください。週5日の側が基準で、残りは寄せ先を変えた日として扱います。
素顔の側を基準にするのは、人と会う日の多くを素顔で過ごしている場合だけです。 「本来の顔で知りたい」という理由で素顔を選ぶと、出た結果が日常の装いとつながりません。
可動域が広い人の服の決め方
広いのは弱点ではありません。寄せ先を選べるということです。
やることは1つ。その日の顔をどちらへ寄せるかを、服より先に決めます。
| 場面 | 寄せる方向 | 動かす場所 |
|---|---|---|
| 仕事・きちんとした場 | 直線側へ1段 | 眉山を5度上げる |
| 休日・親しい相手 | 曲線側へ1段 | 眉山を戻し、目尻を縮める |
| 写真に入る日 | 動かさない | 素顔寄りのまま |
服を2組そろえるより、顔の側を1段動かすほうが手数が少なくて済みます。
順番を逆にしないでください。 服を決めてから顔を寄せると、どちらにも合わない1枚が増えます。
可動域が狭い人の服の決め方
狭い人は、判定が安定しているということです。
出た結果をそのまま基準にして構いません。日によって服の方向を変える必要もありません。
変化をつけたいときは、顔の側ではなく服の側で動かしてください。 素材の質感、色の数、丈の長さ。どれも判定を動かさずに変えられます。
メイクを変えても印象が変わらない、と感じることがあります。 それは可動域が狭いというだけで、色や質感の効き方まで狭いわけではありません。段は動かなくても、色の見え方は変わります。
狭い人が段を無理に広げようとすると、4か所を同時に大きく動かすことになります。 そうすると顔の上の線がまとまらず、どこを変えたのか読み取れなくなります。動かすなら1か所ずつです。
どちらとも取れるとき①|4か所で方向が割れる
眉は直線側へ、唇は曲線側へ。このときは眉を優先します。
理由は効き方の差です。眉山の5度は、唇の3mmより遠くまで届きます。
割れたときは、上のほうにある場所を優先してください。 眉、目尻、唇、チークの順です。
どちらとも取れるとき②|日によってメイクが変わる
いちばん多い日のメイクを基準にします。
週に5日している形が基準で、残りの2日は寄せ先を変えた日として扱ってください。
平均を取らないでください。平均のメイクをする日は、実際には1日もないからです。
どちらとも取れるとき③|自分の眉の角度が測れない
眉が薄い日は、素顔側の角度が読み取れないことがあります。
このときは、眉の下の縁だけをなぞって線を引いてください。 上の縁より輪郭がはっきり残ります。
それでも読めないときは、眉を判定から外して、残り3か所で合計します。 3か所の合計が2段以上なら、可動域は広い側と判断して構いません。
記録に残すもの
4か所の差、合計した段、どちらの顔で診断したか、撮影の条件。
これだけ残しておけば、次に結果が変わったときに、原因がメイク側なのか撮影側なのかがその場で分かります。
結果の名前だけを覚えておくのが、いちばん突き合わせにくい状態です。
まとめ
メイク顔診断で見るのは、似合うメイクの色ではなく、メイクが判定を何段動かすかです。
眉山5度、目尻3mm、唇3mm、チーク8mmで、それぞれ1段。 合計が2段以上なら、素顔とメイク後で判定が隣へ移ります。
服を決める基準にするのは、週に4日以上している側の顔です。
可動域が広いことは不安定さではありません。 寄せ先を選べるということで、場面ごとに1段動かせる人のほうが、手持ちの服を長く使えます。
📍 自分に似合う形から選びたいとき
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 顔タイプ診断は素顔で受けるべきですか、メイクをして受けるべきですか
- 先に可動域を測ってください。素顔とメイク後で判定が1段しか動かない人なら、どちらで受けても結果は変わりません。2段以上動く人は、週に4日以上している側の顔で受けてください。服を選ぶのは日常の顔だからです。素顔で出た結果に合わせて服をそろえても、実際に人と会うときの顔がメイク後なら、そこにずれが残ります。可動域を知らないまま片方で受けるのが、いちばん結果が読みにくくなる状態です。
- Q. 4か所の差は、どうやって測りますか
- 同じ条件で2枚撮って比べます。眉山は、眉頭と眉山を結んだ線が水平から何度上がっているかを分度器で読みます。目尻は、目の縁が終わる位置から線が何mm外へ伸びているかを測ります。チークは、色がいちばん濃い場所が黒目の下端から何mm上か下かを見ます。唇は、もとの輪郭より外へ何mm広げたかです。角度は5度、長さは3mmを1段として数えてください。
- Q. 可動域が広いと、似合う服が決まらないということですか
- 逆です。寄せ先を選べるということです。可動域が2段以上ある人は、同じ服を場面によって別の読まれ方にできます。仕事の日は直線側へ1段寄せて、休日は曲線側へ戻す。服を2組そろえるより、顔の側を1段動かすほうが手数が少なくて済みます。ただし、寄せる方向を先に決めてから服を選んでください。順番が逆になると、どちらにも合わない1枚が増えます。
- Q. 診断のたびに違う結果が出るのはなぜですか
- 測るときの顔がそろっていないことが、原因のひとつです。可動域が2段ある人は、素顔とメイク後で隣のタイプに移ります。判定そのものは正しく、入力が違っただけです。もうひとつの原因は撮影の条件で、距離と光の向きが変わると輪郭の読み取りが動きます。結果の名前を並べるのではなく、どちらの顔で、どの距離から測ったかを記録に残してください。名前だけでは突き合わせられません。
- Q. 4か所のうち、いちばん影響が大きいのはどこですか
- 眉山の角度です。角度が10度変われば、それだけで2段動きます。眉は顔の上のほうにあり、輪郭の外周に近い位置で線を作るので、離れて見たときにも残ります。逆にいちばん動かないのはチークの高さで、10mm動かしても1段に届かないことがあります。判定を安定させたいときは眉から、印象を変えたいときも眉から。この順番は変わりません。
— メグラシ編集部





