ファッションテイスト診断で好きと似合うが割れたら|差の段数と、置く高さで決める

テイスト診断を受けて出た答えと、自分が着たいものが違う。 これは診断が外れたわけでも、好みが間違っているわけでもありません。
必要なのは選び直しではなく、差が何段あるかを数えることです。
段が分かれば、扱いは3つに分かれます。1段までならそのまま。2段なら床から70cm以下。3段以上なら面積15%以内。 これだけです。
📋 早見表|差の段数と、置ける場所
| 差 | 置ける高さ | 面積の上限 | 上半身に置けるか |
|---|---|---|---|
| 0〜1段 | どこでも | 上限なし | 置けます |
| 2段 | 床から70cm以下 | 全身の25%まで | 条件つきで置けます |
| 3段 | 床から40cm以下 | 全身の15%まで | 置きません |
| 4段以上 | 手に持つものへ | 全身の10%まで | 置きません |
着られないという結論は、この表には出てきません。 置く場所が変わるだけです。
目盛りは2本だけ使います
テイストを言葉で分けると際限がありませんが、服の上で数えられるのは2本です。
1本目は甘辛。0が最も辛い側、5が最も甘い側です。
2本目は装飾量。0が装飾のない側、5が装飾の多い側です。
系統の名前は使いません。 名前を先に決めると、そこに入らない1枚が判断できなくなるからです。系統そのものを判定したいときは、別の記事に手順があります。
甘辛の段を数える
見るのは3つです。当てはまった数が、そのまま段になります。
- 縁の始末:切りっぱなしや太い縫い目なら辛い側、縁取りやひだが付いていれば甘い側
- 線の曲がり方:直線が続けば辛い側、弧が続けば甘い側
- 素材の光り方:つや消しなら辛い側、光が面で返れば甘い側
甘い側に3つとも当てはまれば5段、1つだけなら3段、0なら1段です。
0と1、4と5の差は服の上ではほとんど見えません。 迷ったら真ん中寄りに置いてください。
装飾量の段を数える
装飾として数えるものを、先に決めておきます。
金具、ボタンの並び、柄、刺しゅう、ひだ、重なった布。手のひらより小さいものは1つ、大きいものは2つと数えます。
全身で数えて、0個なら0段、1〜2個で2段、3〜4個で3段、5個以上で5段です。
同じ場所に集まっているものは、まとめて1つと数えてください。 離れた位置に散っているほうが、段としては高く出ます。
数え漏らしやすいのは、服そのものに付いている装飾です。 身につけたものは意識して数えるのに、ボタンの並びや切り替えの縫い目は背景として見過ごされます。全身写真を1枚撮って、数えるほうが早いところです。
色数は装飾量に入れません。 色は別の軸で、段を動かさずに変えられる部分だからです。ここを混ぜると、色を減らしただけで段が下がったと誤って読むことになります。
顔が求める段を出す
顔立ちの印象を決める2軸から、求める段が決まります。
| 顔立ちの出方 | 甘辛の求める段 | 装飾量の求める段 |
|---|---|---|
| 曲線寄り・子供寄り | 3〜4段 | 3〜4段 |
| 曲線寄り・大人寄り | 3〜4段 | 1〜2段 |
| 直線寄り・子供寄り | 1〜2段 | 3〜4段 |
| 直線寄り・大人寄り | 1〜2段 | 1〜2段 |
| 中間に出た人 | 2〜3段 | 2〜3段 |
中間に出た人は幅が広いので、差が2段を超えることがほとんどありません。
差を出す
好きな段から、顔が求める段を引きます。 符号は無視して、絶対の差だけを見てください。
甘辛と装飾量の2本ぶんを別々に出します。 片方が0段で、もう片方が3段ということは普通にあります。
大きいほうの差で、扱いを決めます。 小さいほうは放置で構いません。
差1段まで|数える必要すらありません
このときは何もしなくて構いません。
1段の差は、服の上では見分けがつかない範囲です。顔の側と装いの側は同じ方向を向いたままになります。
好きなものをそのまま、どの高さに置いても成立します。
差2段|床から70cm以下に置く
顔と同時に読まれない高さまで下げます。 その線が床から70cmです。
70cmという数字は、立ったときに手を下ろした位置とほぼ同じ高さです。 ここより下にあるものは、相手の視線が顔にあるあいだ、同じ視界に入りません。
対象になるのは、ボトムスの柄、裾の始末、鞄を持つ位置、靴。 上端が70cm以下にあるかどうかで判断します。
面積は全身の25%までです。 下半身をまるごと好きな段にすると、この上限を超えます。
面積は、全身写真を10等分して数えるのがいちばん早いところです。 頭から足元までを縦に10等分し、好きな段のものが占めているマスを数えます。2.5マスまでが25%です。
座る時間が長い日は、70cmの線が使えません。 座ると床からの高さが変わり、膝から下が視界から外れます。その日は高さではなく面積のほうで抑えて、15%以内に収めてください。
差3段以上|高さに加えて面積で抑える
床から40cm以下、全身の15%以内。 2つを同時に満たします。
40cmは、膝より下の位置です。 ここまで下げると、離れて見たときにも顔の側と切り離して読まれます。
面積15%は、全身を10等分して1.5個ぶんと考えてください。靴と、鞄の一部で足りる量です。
差が4段以上あるときは、身につけるのをやめて手に持つものへ移します。 持ちものは、下ろせば床に近い位置に来て、必要なときだけ上げられます。
どうしても上半身に置きたいとき
条件が2つそろえば置けます。
1つ目は面積で、全身の10%以内。2つ目は数で、上半身に置くのは1か所だけ。
この2つがそろえば、差が2段でも上半身で成立します。
3段以上のときは上半身には置かないでください。 顔と同じ視界の中に入るので、差がそのまま読まれます。
置き替える先として使いやすいのは、手に持つものです。 持ちものは、下ろせば床に近い位置に来て、必要なときだけ上げられます。同じ1つを、日によって高さを変えて使えるということです。
上半身に置いた日は、下半身の段を好きな側から1段戻してください。 上下の両方で好きな段を使うと、面積の上限を超えていなくても、全身では差が2倍に読まれます。
どちらとも取れるとき①|2本の目盛りで差が逆に出る
甘辛の差が0段で、装飾量の差が3段。このときは大きいほうに合わせます。
平均を取らないでください。平均で2段と判断すると、装飾のほうが上半身に残ります。
扱いは常に、大きいほうの差で決めます。
どちらとも取れるとき②|場面で求める段が動く
顔が求める段は動きませんが、場が求める段は動きます。
式や仕事の場では、装飾量の上限が1段ぶん下がります。休日は1段ぶん上がります。
差が2段の人は、この動きで3段に見える日と1段に見える日ができます。 判断に迷ったら、その場にいる人の平均から2段以上離れないようにしてください。
どちらとも取れるとき③|差が0段でつまらなく感じる
差が0段というのは、好きな方向と顔の求める方向がそろっている状態です。
このときは、目盛りではなく別の軸で変化をつけてください。 丈の長さ、色の数、素材の組み合わせ。どれも段を動かさずに変えられます。
段をわざと外して変化をつけると、外した理由が読み取れない装いになります。
1週間で確かめる手順
3日目までは、差1段以内のものだけで組みます。 これが土台です。
4日目に、差2段のものを床から70cm以下に1つ入れます。 写真を1枚撮っておきます。
6日目に、同じものを上半身へ移して撮ります。 2枚を並べると、高さが効いているかどうかがその場で分かります。
効いていないと感じたときは、差の数え方のほうを見直してください。 装飾量を数え漏らしていることが多いところです。
まとめ
好きなテイストと、顔が求めるテイストが違うのは、選び直す理由にはなりません。
甘辛と装飾量を0〜5段で数え、差を出す。 1段までならそのまま、2段なら床から70cm以下、3段以上は面積15%以内。
上半身に置きたいときは、面積10%以内・1か所だけという条件を満たせば、差2段まで置けます。
好きなものを手放す必要はありません。 置く高さと面積が決まれば、そのまま使えます。
📍 自分に似合う形から選びたいとき
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よくある問い
- Q. テイスト診断の結果と、好きな服が違うときはどちらを選ぶべきですか
- どちらかを捨てる必要はありません。差が何段あるかで扱いが変わるだけです。甘辛と装飾量の2つの目盛りで、顔が求める段と好きな段を出し、その差を数えてください。差が1段までなら、そのまま着て成立します。2段なら置く高さを床から70cm以下に下げます。3段以上なら、高さを下げたうえで全身に占める面積を15%以内にします。着られないという結論になる差は、この数え方では出てきません。
- Q. 甘辛の段は、どうやって数えますか
- 0が最も辛い側、5が最も甘い側です。判断する材料は3つで、縁の始末(切りっぱなしは0側、レースや縁取りは5側)、線の曲がり方(直線は0側、弧が続くものは5側)、素材の光り方(つや消しは0側、光が面で返るものは5側)。3つのうち当てはまった数が段になります。0と1、4と5の差は服の上ではほとんど見えないので、境目に迷ったら真ん中寄りに置いてください。
- Q. 顔が求める段は、どこで分かりますか
- 顔立ちの印象を決める2軸から出します。曲線寄りに出た人は甘辛の3〜4段、直線寄りに出た人は1〜2段が求める段です。子供寄りに出た人は装飾量の3〜4段、大人寄りに出た人は1〜2段になります。中間に出た人は、どちらの目盛りも2〜3段が求める段です。中間の人は幅が広いので、好きな段との差が2段を超えることがほとんどありません。
- Q. どうしても上半身に置きたいときはどうしますか
- 条件が2つそろえば置けます。1つ目は面積で、上半身に置くなら全身の10%以内に収めること。2つ目は数で、上半身に置くのは1か所だけにすること。この2つがそろえば、差が2段でも上半身で成立します。3段以上のときは上半身には置かないでください。顔と同じ視界の中に入るので、差がそのまま読まれます。手に持つものに置き替えると、同じものを使えます。
- Q. 差が0段だと、つまらない装いになりませんか
- なりません。差が0段というのは、好きな方向と顔が求める方向がそろっているということです。この状態のときは、目盛りではなく別の軸で変化をつけてください。丈の長さ、色の数、素材の組み合わせ。どれも甘辛と装飾量の段を動かさずに変えられます。段をわざと外して変化をつけると、外した理由が読み取れない装いになります。
— メグラシ編集部





