フェミニン系女子の特徴は、布の落ち方に出る|曲線の数と、歩いたときの揺れ幅で見分ける

「フェミニン系」と呼ばれるかどうかは、顔立ちで決まっていません。決めているのは、着ているものの側です。
見るのは3つだけです。輪郭に含まれる曲線が何本あるか、歩いたときに裾が体から何センチ離れるか、面が光を散らすか返すか。
この3つのうち2つがそろうと、その日の装いはフェミニン系として読まれます。3つそろうと、系統が固定されます。1つだけなら、系統としては読まれません。
だからこの記事でやるのは、顔を分類することではありません。3つを数えて、足すか引くかを決めることです。
「フェミニン系」は、顔の分類ではない
まず言葉を分けます。顔タイプ診断のフェミニンは、顔の造作を測って出す分類です。目の形、輪郭の縦横比、パーツの配置。測る対象は顔で、これは変わりません。
一方「フェミニン系女子」という言い方は、まわりから見たときの装いの系統を指しています。測る対象が顔ではなく服なので、こちらは日ごとに動かせます。
この2つが混ざると、話が噛み合わなくなります。顔タイプがフェミニンでない人が「フェミニン系になれない」と考えたり、逆に顔タイプがフェミニンだから何を着てもそう見えると思ったり。実際にはどちらも起きません。
顔タイプとの分かれ目
分かれ目は「変えられるかどうか」です。
顔の造作は測る対象で、直す対象ではありません。これは記事の前提として動かしません。一方、輪郭の曲線・揺れ幅・面の光は、その日に選んだ服の側にあります。
顔タイプ診断が役に立つのは、同じ3つをそろえたときに、どのくらい強く出るかが人によって違うからです。顔の造作に曲線が多い人は、服の側で2つそろえば十分に読まれます。直線の多い人は、3つそろえたほうが安定します。
つまり顔タイプは、そろえる個数の目安を教えてくれるものです。可否を決めるものではありません。
見るのは3つ
順に見ていきます。数える場所と測り方だけ決めておけば、朝の1分で終わります。
- 外周の曲線の本数 … 襟ぐり・袖口・裾・ボタン列・ウエストの5か所を見る
- 揺れ幅 … 3歩あるいて、裾が体の側面からいちばん離れた距離
- 面の光 … 光がまっすぐ返るか、散って回るか
3つとも、姿見の前で確かめられます。道具は要りません。
特徴①|外周の曲線を数える
姿見から2歩下がってください。細部が見えなくなる距離です。この距離で、輪郭の外側に弧が何本あるかを数えます。
数えるのは5か所。襟ぐりの線、袖口のふくらみ、裾の広がり、ボタンや飾りが縦に並んだ列、ウエストの絞り。それぞれが直線か弧かを見て、弧のほうを数に入れます。
近くで数えないでください。 近くで見ると、レースの縁や小さな飾りまで数えてしまい、実際に人が見ている情報とずれます。2歩下がって残るものが、まわりから見えている輪郭です。
目安として、5か所のうち3か所以上が弧なら「曲線が多い側」です。2か所以下なら「直線が多い側」になります。
特徴②|歩いたときの揺れ幅
その場で3歩あるきます。見るのは、裾がいちばん体から離れた瞬間の距離です。
体の側面から5センチ以上離れれば、動きの情報が出ています。5センチ未満だと布は体に沿ったままで、歩いても輪郭が変わりません。
上限もあります。10センチを超えると揺れが大きく、やわらかさより躍動のほうが先に届きます。5センチから10センチのあいだが、いちばん扱いやすい範囲です。
揺れ幅は丈でも変わります。同じ布でも、丈が長いほど振れ幅は大きくなります。裾が膝より下にあるなら、幅は控えめでも5センチは出ます。膝より上なら、幅のあるものでないと届きません。
特徴③|面の光
3つめは、布の表面が光をどう返すかです。
判定は、窓や照明のほうへ布を傾けること。白い帯が細くはっきり走れば「返す面」、ぼんやり広く回れば「散る面」です。散る面のほうが、輪郭のふちがやわらかく見えます。
散る面が全体の3割以上あれば、この項目は満たしています。 全身が散る面である必要はありません。上半身か、顔まわりの1枚に散る面があれば足ります。
光の返り方は、色ではなく表面の状態で決まります。同じ色でも、毛羽が立っている面は散り、平らに整った面は返します。
3つを並べる
| 見る場所 | 測り方 | フェミニン系の側 |
|---|---|---|
| 外周の曲線 | 2歩下がって5か所を数える | 3か所以上が弧 |
| 揺れ幅 | 3歩あるいて裾の離れる距離 | 5〜10センチ |
| 面の光 | 傾けて白い帯の出方を見る | 散る面が3割以上 |
この表は、そろっている個数を数えるためのものです。2つで読まれる、3つで固定される。1つなら別の系統に読まれます。
自分がどう見られているかを確かめる
その日の自分がどちらに読まれているかは、写真1枚で分かります。
全身を正面から撮って、画面上で小さく縮小してください。縮小すると細部の情報が落ちて、輪郭と光の情報だけが残ります。縮小して残るものが、人が実際に見ているものです。
縮小した画像で、弧が3本以上見えるか、輪郭が体から離れているか、面がやわらかく光っているか。この3つを見れば、自分の判定と人の見え方が合っているかを確かめられます。
どちらとも取れるとき①|曲線は多いのに、揺れない
弧は3か所以上あるのに、動いても輪郭が変わらない。この場合、足りていないのは揺れ幅です。
原因は多くの場合、布の重さか丈にあります。重い布は曲線があっても体に沿ったまま落ちます。丈が短い場合も、振れる長さが足りません。
直し方は2つ。丈の長いものに替えるか、いちばん外側の1枚だけを軽い布にするか。外側の1枚を替えるほうが、手持ちの中で完結します。 中に何を着ていても、外の1枚が揺れれば揺れ幅は出ます。
どちらとも取れるとき②|揺れるのに、硬く見える
裾はしっかり離れるのに、印象が硬い。この場合、足りていないのは面の光です。
判定に戻って、散る面がどこにもない状態になっていないか見てください。平らで光をまっすぐ返す面ばかりだと、輪郭がやわらかくても縁が立ちます。
足す場所は顔まわりが早いです。首元に散る面を1枚置くだけで、上半身の光が変わります。全身を替える必要はありません。
増やす・減らすときに動かす場所
フェミニン系を強めたい日は、いちばん手数の少ない順に足します。面の光、揺れ幅、曲線の本数の順です。
弱めたい日は逆で、揺れ幅から外します。裾が体から5センチ離れない形に替えるだけで、動きの情報が消えます。曲線の本数は残しておいて構いません。 1つだけ残っている状態は、系統としては読まれないからです。
小物でも動きます。丸い縁の小物は曲線の数に入り、やわらかく光る素材は散る面に入ります。ただし小物は面積が小さいので、3つのうち1つを埋めるところまでです。
髪と小物は、どこまで数に入るか
服だけでなく、髪と小物も同じ3つの物差しで数えられます。ただし入り方が違います。
髪は曲線の本数に入ります。毛先が内や外へ丸まっている、顔まわりに弧が見えている。この2つがあれば、外周の弧が1本増えたのと同じ働きをします。逆に、まっすぐ落ちて毛先の向きがそろっている状態は、直線として数えます。
小物は面の光に入りやすく、揺れ幅にはほとんど入りません。首元や手元でやわらかく光が回る素材が1点あれば、散る面の3割に届くことがあります。面積の小さいものは、3つのうち1つを埋めるところまでで、2つは埋められません。
大きく面積を取る小物、たとえば肩から下がる長い布は例外です。歩けば揺れるので、揺れ幅にも入ります。動く小物か動かない小物かで、数え方が変わると考えてください。
年代で変わるのは、個数ではなく面の光
そろえる個数は年代で変わりません。2つで読まれ、3つで固定されるのは同じです。
変わるのは、面の光の選び方です。光をまっすぐ返す面は、輪郭の縁を立てます。縁が立つと、線の情報が増えます。年齢を重ねるほど、この線の情報は服の側で足さないほうが整いやすくなります。
だから、そろえる3つのうち面の光だけは、散る側へ寄せておくと安定します。曲線の本数と揺れ幅はそのままで、面だけを散る側にする。 これで系統は変えずに、印象の当たりだけがやわらぎます。
逆に、はっきりした印象にしたい日は、面の光を返す側へ動かします。3つのうち2つは残るので、系統は保たれたまま、輪郭だけが立ちます。
手持ちを仕分ける15分
一度やっておくと、朝に迷わなくなります。
- 上に着るものを全部、姿見の前に持ってくる
- 1枚ずつ着て、2歩下がって弧の本数を数える
- そのまま3歩あるいて、裾の離れる距離を見る
- 布を傾けて、白い帯が細く走るか広く回るかを見る
- 3つのうち何個当てはまったかを、紙に1行だけ書く
書くのは「3つ」「2つ」「1つ」の3種類だけで足ります。3つの山はフェミニン系を固定したい日、2つの山はふだんの日、1つの山は別の系統に寄せたい日。この3つに分かれます。
1つの山は、外す山ではありません。減らしたい日に最初に手が伸びる山になります。
まとめ
フェミニン系かどうかは、顔ではなく服の側にあります。
2歩下がって外周の弧を数える。3歩あるいて裾の離れる距離を見る。布を傾けて光の散り方を見る。この3つのうち2つそろえば、その日はフェミニン系として読まれます。
顔タイプが教えてくれるのは、そろえる個数の目安だけです。可否ではありません。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 顔タイプ診断のフェミニンと、フェミニン系女子は同じものですか
- 別のものです。顔タイプ診断は顔の造作を測って分類したもので、変えられません。一方「フェミニン系」は、まわりから見た装いの系統で、着ているものの側で決まります。だから顔タイプがどれであっても、曲線の本数と揺れ幅と面の光を作れば、フェミニン系として読まれます。逆に顔タイプがフェミニンでも、直線ばかりで揺れない装いなら別の系統に読まれます。
- Q. 曲線の本数は、どこを数えればいいですか
- 輪郭の外周に出ている曲線を数えます。襟ぐりの弧、袖口のふくらみ、裾の広がり、ボタン列の並び、ウエストの絞り。この5か所を見て、直線ではなく弧になっているものを数えてください。姿見から2歩下がって、細部が見えなくなった状態で数えるのがこつです。近くで見ると装飾まで数えてしまい、実際の読まれ方とずれます。
- Q. 揺れ幅はどう測りますか
- その場で3歩あるいて、裾がいちばん体から離れた瞬間の距離を見ます。目安は、体の側面から5センチ以上離れるかどうか。5センチ未満だと布は体に沿ったままで、動きが出ません。10センチを超えると揺れが大きく、フェミニン系というより躍動のある印象に寄ります。5センチから10センチのあいだが、いちばん扱いやすい範囲です。
- Q. 3つのうち1つしか当てはまりません。どうすればいいですか
- 足す場所を1つだけ決めてください。いちばん手を入れやすいのは面の光です。光を散らす面、つまりつや消しでやわらかく光が回る素材を1枚加えるだけで、2つめが埋まります。曲線と揺れ幅は服そのものを替える必要がありますが、面の光は羽織りや首元の1枚でも動きます。2つそろえば、フェミニン系として読まれる側に入ります。
- Q. フェミニン系に見られたくない日はどうすればいいですか
- 3つのうち2つを外してください。いちばん早いのは揺れ幅です。裾が体から5センチ以上離れない形に替えるだけで、動きの情報が消えます。次に面の光。光をまっすぐ返す平らな面を1枚入れると、散る光が減ります。曲線の本数は残しておいて構いません。1つだけなら、系統としては読まれません。
— メグラシ編集部





