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自分に合った服がない|鏡・動き・写真のどれで気づくかで直す所を分ける

メグラシ編集部//読了 8分
部屋の壁に掛けた鏡の前で、グレーのニットの肩を片手で引いて確かめている女性の横顔

**自分に合った服がない、と感じる人は、まず「合わない」と思った瞬間がどこだったかを思い出してください。**鏡の前で立っていたときか。歩いたり座ったりしていたときか。人に撮られた写真を見たときか。この3つのどれかで、直す場所が変わります。

鏡で気づく人は、顔タイプの線が服とずれています。動いて気づく人は、骨格に対して生地の重さや丈がずれています。写真で気づく人は、パーソナルカラーの明るさか濁りが肌から離れています。**診断を3つ受けていても、ずれているのはたいてい1つです。**その1つを先に直せば、残りの2つは手持ちのままで足ります。

2つの場面で気づく人、3つ全部で気づく人、診断をまだ受けていない人は、それぞれ別の順番があります。それもこの記事の中で分けます。

結論:気づく場面が、ずれている診断を指している

「合わない」と気づく場面ずれている診断直す場所
鏡の前で立っているとき顔タイプ首元の線(直線か曲線)・柄の大きさ
歩く・座る・腕を上げたとき骨格生地の重さと厚み・丈・肩の縫い目の位置
人に撮られた写真を見たときパーソナルカラー色の明るさ・濁り(形は変えない)
2つの場面で気づく下の章で順番を決める動きを含めば骨格が先、鏡と写真なら色が先
3つ全部で気づく診断ではなくサイズ肩幅と胴まわりを先に測る

表は分岐を示すためのものです。自分がどの行かを決めるのに、1週間かかります。次の章でその測り方を書きます。

まず1週間、「合わない」と思った瞬間をメモする

診断の結果を見直す前に、やることが1つあります。1週間、服を着て「なんか違う」と思った瞬間に、どこで思ったかを3択でメモすることです。鏡・動き・写真の3つで足ります。

メモの取り方は決めておきます。

  • 鏡:朝、着替えたあと鏡の前で立っていて違うと思った。出かける前に着替え直した
  • 動き:駅まで歩いていて、座っていて、腕を上げて、どこかが気になった。直したくなって袖や裾を触った
  • 写真:人に撮られた写真、集合写真、動画のサムネイルで、自分だけ違うと思った

1週間で3〜5回はメモが取れます。いちばん多かった場面が、あなたのずれている診断です。2つが同数なら、2つの場面で気づく人として読んでください。

ここで大事なのは、メモを取るのは「合わない服」ではなく「合わないと思った瞬間」だということです。同じ服でも、鏡では平気で、歩くと気になることがあります。服ではなく場面を記録してください。

鏡で気づく人:顔タイプの線が服とずれている

鏡の前で立っているとき、つまり動かずに正面から見たときに違うと感じるなら、ずれているのは顔と服の線です。顔タイプ診断は、顔のパーツが直線寄りか曲線寄りか、大人寄りか子供寄りかを見ます。鏡で見て違う人は、首元の線と顔のパーツの線が食い違っています。

自分で測る:目とあごの線

診断を受けていなくても、2か所で測れます。

  1. 目の形:目を閉じたときの上まぶたの線が、ほぼまっすぐなら直線寄り。中央が持ち上がって弧になるなら曲線寄り
  2. あごの線:横顔を撮って、耳の下からあご先までの線が直線に近いなら直線寄り。丸く回るなら曲線寄り

2つとも直線なら直線顔、2つとも曲線なら曲線顔、割れたら中間です。

鏡で違うと感じる服は、首元の線が逆になっている

直線顔の人がラウンドネックの柔らかいニットを着ると、鏡で見たときに首元だけが浮きます。曲線顔の人がシャツの襟を立てると、襟だけが硬く見えます。どちらも服は悪くなく、線が逆なだけです。

直し方は首元の1か所です。直線顔ならVネックかスタンドカラー、曲線顔ならラウンドかボートネック。胴や丈は変えなくていいので、骨格の答えと衝突しません。

中間の人は、首元は顔に合わせず、柄の大きさで合わせます。柄の1つの大きさが、自分の目の横幅より小さければ曲線側、大きければ直線側に寄ります。無地なら何も気にしなくてよい、というのが中間の人の利点です。

動いて気づく人:骨格に対して生地と丈がずれている

歩いているとき、座ったとき、腕を上げたときに違うと感じるなら、ずれているのは骨格です。ただし骨格診断の結果の「形」ではなく、生地の重さと厚み、丈、肩の縫い目の位置であることがほとんどです。形は診断で合わせてあるのに動くと違う、という人は、ここを見てください。

3タイプで、合わないと感じる場所が違う

骨格動いて気になる場所原因になりやすいこと直す所
ストレート腕を前に出すと胸と二の腕が引っ張られる生地が薄くて伸びない・袖の付け根が高い同じ形で生地を1段厚く、または袖の付け根が低いものに
ウェーブ歩くと肩が落ちる・ウエストが下にずれる生地が重い・ウエスト位置が自分の腰骨より下同じ形で生地を軽く、ウエストは腰骨の上で止まる丈に
ナチュラル座ると丈が足りない・袖が短く見える丈が骨の位置より短い・生地が薄くて骨が透ける同じ形で丈を手首の骨・膝の皿より下に、生地は厚みで骨を隠す

自分の骨格が分からない人は、鏡と写真で答えが変わる場合の決め方を自分の骨格がわからない|鏡と写真で答えが変わる人は、横から見て決めるに書いてあります。

自分で測る:肩の縫い目が動く距離

形が合っているかどうかは、1か所で測れます。服を着て、腕を前に90度上げたとき、肩の縫い目が肩先からどれだけ動くかを見ます。

  • 2cm以上動く:生地が重いか、肩幅が広い。ウェーブの人に多い
  • 動かないのに苦しい:生地が伸びない。ストレートの人に多い
  • 動かないが袖が短くなる:丈が足りない。ナチュラルの人に多い

形を変えずに生地と丈だけ替える、というのが動いて気づく人の直し方です。顔タイプと色は手持ちのまま、同じ形で生地だけ替えると、鏡の答えも写真の答えも崩れません。

写真で気づく人:色の明るさか濁りが肌から離れている

鏡では平気なのに、人に撮られた写真を見ると自分だけ違う、という人は、ずれているのは色です。鏡は自分の目で見ているので、明るさを頭が補正します。写真は服の色と顔の色を同じ条件で並べるので、補正が効きません。

自分で測る:昼の窓から1mで、顔と胸を一緒に撮る

確かめ方は1つです。違うと感じた服を着て、昼の窓から1m離れて立ち、顔と胸が両方入るように撮ってもらいます。見るのは2点。

  1. 顔の影が、服より濃く見えるか:濃く見えるなら、服の色が顔より明るすぎるか、鮮やかすぎる
  2. 服の色が、顔より先に目に入るか:先に入るなら、服の色が顔から浮いている。明るさではなく濁りが合っていない

どちらかに当たったら、その服は形を変えずに色だけを1段寄せます。明るすぎるなら1段暗く、浮いているなら1段濁らせる。同じ形なら骨格と顔タイプの答えは変わりません。

診断を受けていて写真でも違う、という人は、診断自体が光でずれている可能性があります。窓と壁の直し方はパーソナルカラー自己診断が難しい|光で変わる人は窓と壁を先に直すに書いてあります。

2つの場面で気づく人:先に直す順番

1週間のメモで、2つの場面が同じくらい出た人は、順番を決めます。両方を同時に直そうとすると、買い替える服が増えるだけで、どちらが効いたか分からなくなります。

気づく場面の組み合わせ先に直す理由
鏡と動き骨格(動き)動きは着ている間ずっと続くが、鏡は朝の数分で終わる
動きと写真骨格(動き)生地を替えると色も選び直すことになるので、骨格を先に決めるほうが手戻りが少ない
鏡と写真色(写真)色は面積が広いので、首元の線を直す前に色を寄せると、鏡の違和感も半分消えることが多い

動きを含むなら骨格を先、動きを含まないなら色を先。これだけ覚えておけば足ります。

先に1つ直して、また1週間メモを取ります。残った場面が本当に残っているかを見てから、2つ目に進みます。1つ目を直したら2つ目が消えていた、ということがかなりあります。

3つ全部で気づく人:診断ではなくサイズが外れている

鏡でも動きでも写真でも違う、という服は、診断のどれかがずれているのではなく、サイズが外れています。診断の答えが3つとも合っていても、サイズが外れていれば3つの場面全部で違うと感じます。

測る所は2か所

診断に戻る前に、2か所を測ります。

  1. 肩幅:服を平らに置いて、肩の縫い目から縫い目までの長さ。自分の肩先から肩先までの長さと比べて、差が2cm以内か
  2. 胴まわり:服の胴の最も細い所の幅を2倍した長さ。自分の同じ高さの胴まわりと比べて、差が4〜8cmか

肩で2cm、胴で8cmを超えて外れている服は、どの診断の答えでも全部の場面で違うと感じます。そこを直してから、またメモに戻ってください。サイズが合ったあとに残った場面が、本当のずれです。

診断をまだ受けていない人:1つずつの順番

診断を受けていない人も、1週間のメモから始めます。そのうえで、多かった場面の診断から1つだけ受けます。

  • 鏡が多い:顔タイプから
  • 動きが多い:骨格から
  • 写真が多い:パーソナルカラーから

3つを同時に受けると、結果の守り方が分からなくなります。1つ受けたら、その診断に合う服を2枚だけ買う。2枚とも合うと感じたら次の診断へ進む。合わなければ、受けた診断が合っていないか、ずれていたのは別の場面か、どちらかです。

どの診断から受けるかの考え方は自分に似合う服がわからない|まず受ける診断を、詰まっている場所から1つ決めるにも別の切り口で書いてあります。ここでは「合わないと気づく場面」で選ぶ方法だけを書きました。

直すのは買い替えではなく、1か所だけ

ここまでで分かった「ずれている診断」に対して、やることは1か所です。

  • 顔タイプのずれ:首元の線を1つ変える。胴と丈と色は変えない
  • 骨格のずれ:同じ形で生地の重さか丈を1段変える。首元と色は変えない
  • 色のずれ:同じ形で明るさか濁りを1段寄せる。首元と丈は変えない

3つを一度に変えると、何が効いたか分かりません。1か所変えて1週間メモを取る。これを2〜3回繰り返すと、合った服の条件が自分の言葉で出てきます。

手持ちの服で確かめる手順

新しく買う前に、手持ちで確かめます。

  1. 1週間メモを取り、いちばん多かった場面を決める
  2. その場面で「違う」と思った服を2枚、「平気」だった服を2枚出す
  3. 4枚を並べて、場面に対応する1か所だけを比べる(鏡なら首元の線、動きなら生地の重さと丈、写真なら色の明るさ)
  4. 「違う」2枚と「平気」2枚で、その1か所が反対側になっていれば、ずれはそこで確定
  5. 反対側になっていなければ、2番目に多かった場面で同じことをする

4枚で確定しなかったときは、サイズの章に戻ってください。肩と胴が外れている服が混ざっていると、どの1か所を比べても反対側になりません。

よくある質問

診断の結果どおりの服を着ても、周りに「似合わない」と言われます

身内と診断が見ている場所は違います。身内はいつもの自分との差を見ていて、診断は顔と体との相性を見ています。言われた相手が家族なら、見ている場所の違いを分けて考えてください。この記事の3つの場面でいえば、身内の「似合わない」は鏡の場面に近く、首元の線の変化に反応していることが多いです。

服はいいのに、着ると落ち着かないのはなぜですか

落ち着かないのは動きの場面です。生地が重いか、伸びないか、丈が短いか。形は合っていても、生地が体の動きと合っていないと、着ている間ずっと直したくなります。肩の縫い目が動く距離を測ってください。

3つの診断の答えがばらばらで、1枚の服で全部守れません

全部守る必要はありません。守るのは、自分が「合わない」と気づく場面の診断だけです。気づかない場面の診断は、守っても守らなくても本人には差が分かりません。

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よくある問い

Q. 診断を3つとも受けたのに、合った服が1枚もありません
3つの結果に合う服を探すと、条件が重なって選べる服がほとんど残りません。だから「合った服がない」になります。先に、いま持っている服の中で、着て出かけたあとに疲れなかった1枚を選んでください。その1枚が、3つの診断のうちどれに合っていてどれに外れているかを見ます。たいてい1つか2つしか合っていません。それでも疲れなかったなら、外れている診断はその人にとって優先度が低いということです。3つを同じ重さで守る必要はなく、疲れなかった1枚が守っていた診断を先に守るほうが、合った服は増えます。
Q. 鏡では似合うのに、人に撮られた写真だといつも変に見えます
鏡は自分の目で明るさを補正して見ていますが、写真は服の色と顔の色をそのまま並べます。写真だけで違うと感じるなら、ずれているのは形ではなく色です。確かめ方は、同じ服を着て、昼の窓から1mの場所で、顔と胸の両方が入るように撮ってもらうこと。顔の影が服より濃く見えるか、服の色が顔より先に目に入るか。どちらかなら、その服の色は明るさか濁りが自分の肌から離れています。形は変えずに、同じ形で明るさを1段寄せた色を試すと、鏡と写真の差が縮まります。
Q. 診断を受けていません。どれから受ければいいですか
受ける前に、合わないと感じる場面を1週間メモしてください。鏡の前が多ければ顔タイプ、歩いているときや座ったときが多ければ骨格、写真を見たときが多ければパーソナルカラーから受けます。全部の場面で同じくらいなら、診断ではなくサイズが外れている可能性が高いので、肩幅と胴まわりを先に測ります。3つ同時に受けると、結果の守り方が分からなくなって、かえって合った服が減ります。1つ受けて、その診断に合う服を2枚だけ買って、合うと感じたら次に進む。この順が遠回りに見えて最短です。
Q. 動くと合わないと感じるのですが、骨格診断の結果どおりの服です
骨格診断は形の相性を見るもので、生地の重さと厚みまでは結果に書かれていないことが多いです。たとえば同じ形のジャケットでも、生地が重ければ肩に乗り、軽ければ胴に沿います。動いて違うと感じる人は、服の形は合っているのに、生地の重さが体の肉の付き方と合っていないことがあります。腕を前に出したとき、肩の縫い目が肩先からどれだけ動くかを見てください。2cm以上動くなら生地が重すぎるか肩が広すぎる。動かないのに苦しいなら生地が薄くて伸びない。どちらも形ではなく生地の問題で、同じ形で生地を替えると直ります。

— メグラシ編集部

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