パーソナルカラー自己診断が難しい|光で変わる人は窓と壁を先に直す

パーソナルカラーの自己診断で、朝はイエベ、夜はブルベ、別の部屋では逆、と結果が変わる人は、肌ではなく光が変わっています。 電球色の照明、木目の床、ベージュの壁、夕方の窓は、肌の色を黄みへ寄せます。北向きの窓、昼光色の照明、青や灰の壁は、青みへ寄せます。設問が難しいのではなく、見るたびに違う光で見ているから、答えが毎回違うのです。
だから先に、光を1つに決めます。決めるのは窓の向き・照明の色・壁と床の色・時刻の4つ。 自分の部屋の光がどちらにずれているかは、白い紙を頬の横に置いて、鏡の中で紙が黄ばんで見えるか、青白く見えるかで分かります。紙が白く見える場所と時刻で、2回診断して一致したら、その結果を採ります。
窓がない部屋の人、光を直したら結果が反転した人、直しても毎回違う人は、途中の「どちらとも取れる人」の章で決め方を分けました。設問に「どちらでもない」としか答えられない人の読み方はパーソナルカラー自己診断で「どちらでもない」が続くときの5問表にあるので、この記事はその前の段階、どの光で見るかだけを扱います。
結論:光のずれを白い紙で測り、4つを固定して2回やる
| 部屋の条件 | 肌が寄る方向 | 出やすい結果 | 直し方 |
|---|---|---|---|
| 電球色の照明・夕方の窓 | 黄み | イエベ側 | 昼白色にする・時刻を10〜14時に |
| 木目の床・ベージュや茶の壁 | 黄み | イエベ側 | 白い布を背にする・壁から離れる |
| 北向きの窓・昼光色の照明 | 青み | ブルベ側 | 昼白色にする・窓から1m離れる |
| 青・緑・灰の壁 | 青み | ブルベ側 | 白い布を背にする |
| 光が2種類混ざっている | 日によって両方 | 毎回違う | 片方を消して1種類にする |
表の「出やすい結果」は、その光に押されて出る側です。光に逆らって出た結果、たとえば電球色の下でブルベと出た結果は、押しに負けずに出たものなので信じていい側です。光に押された側に出た結果だけ、光を直してもう一度見ます。
光で結果が変わる理由|肌の色ではなく、肌に当たっている色を見ている
鏡に写っている肌の色は、肌そのものの色ではなく、肌に当たった光が返ってきた色です。光が黄みを持っていれば、返ってくる色も黄みを帯びます。自己診断の設問の多くは「肌が黄みがかっているか、青みがかっているか」「手のひらが黄色いか、ピンクか」と肌の方向を聞くので、光の方向がそのまま答えに乗ります。
もう一つ、まわりの色も肌に映ります。木目の床の上に立てば、床で反射した黄みの光が顔の下半分に当たります。ベージュの壁の前では、壁の色が頬に回り込みます。これは目で見ても気づけないくらい弱い色ですが、設問の答えが割れている人には、その弱い色の分で答えが反転します。
つまり自己診断が難しい人の一部は、設問を読み間違えているのではなく、見るたびに違う色の光で肌を見ているだけです。光を1つに決めてから見れば、答えは揺れなくなります。
自分の光のずれを測る|白い紙を頬の横に置く
自分の部屋の光がどちらにずれているかは、白い紙1枚で測れます。コピー用紙のような、模様のない白い紙を1枚、頬の横に顔と同じ向きで持って、鏡を見ます。紙が真っ白に見えれば、その場所の光は中間です。紙がわずかに黄ばんで、クリーム色に見えれば、光は黄みに寄っています。紙がわずかに青白く、水色がかって見えれば、青みに寄っています。
紙の見え方は、肌の見え方と同じ方向にずれています。紙がクリーム色に見える場所では、肌も黄みに寄って見えていて、イエベ側の結果が出やすい。紙が青白い場所では、ブルベ側が出やすい。これまで診断した場所で紙を見てみると、結果が割れた理由が分かります。
紙の見え方は、同じ部屋でも立つ位置と時刻で変わります。窓際と部屋の奥、朝と夕方で、それぞれ一度見てください。紙が白く見える位置と時刻が、あなたの診断の場所です。
窓の向きで分ける|北は安定して青み、南は強すぎ、東西は時刻で動く
北向きの窓からの光は、一日を通して安定していますが、わずかに青みがあります。紙を置くと、晴れた日はうっすら青白く見えるはずです。北向きの窓で診断してきた人は、ブルベ側に押されていた可能性があります。窓から1m離れるか、昼白色の照明を一つ足して、紙が白くなる位置を探します。
南向きの窓は、昼は光が強すぎて、肌の色が飛びます。明るすぎる場所では、肌の黄みも青みも白に飲まれて、差が見えません。レースのカーテンを閉めて光を弱め、窓に向かって立たず、窓を横に置いて片側から光が当たるようにします。
東向きと西向きの窓は、時刻で色が変わります。東は朝が白く、午後は暗くなり、西は午後に黄みが強くなって、夕方は赤みが乗ります。東向きの部屋なら午前、西向きなら正午前後に限ります。どの向きでも、10時から14時のあいだが、外の光がいちばん中間に近い時間帯です。
照明の色で分ける|電球色は黄み、昼光色は青み、混ざった光が一番ずれる
室内の照明には、オレンジがかった電球色、白い昼白色、青白い昼光色があります。電球色の下では、紙はクリーム色に、肌は黄みに寄ります。洗面所や寝室の照明は電球色が多く、ここで診断してイエベと出た人は、光に押された可能性があります。昼光色の下では紙は青白く、肌は青みに寄ります。
いちばんずれるのは、光が混ざっている状態です。窓からの昼の光と電球色の照明が両方当たっている、天井は昼白色で間接照明が電球色、テレビや画面の光が横から来ている。こういう部屋では、顔の右と左で光の色が違い、日によって結果が変わります。診断のときだけ、照明を1種類にします。昼なら照明を全部消して窓の光だけにする。夜なら昼白色の1灯だけにして、画面の光も消す。
照明の色を変えられないなら、方向を知っておいて割り引きます。電球色の下でブルベと出たら、押しに逆らって出たので信じる。電球色の下でイエベと出たら、別の光でもう一度。
壁と床の色で分ける|木目とベージュは黄み、青と灰は青み、白が基準
壁と床の色は、気づきにくいぶん、一番見落とされています。木目の床、ベージュの壁、茶のカーテンに囲まれた部屋では、反射した光が全部黄みを持って肌に戻ります。紙を置くと、照明が白くても、わずかにクリーム色に見えるはずです。
逆に、青や緑の壁、灰色の床の部屋では、肌は青みに寄ります。灰色は中間に見えますが、多くの灰色の壁紙や床材は青みを含んでいて、紙を置くと青白く写ります。
直し方は、白い布を背にすることです。白いシーツやバスタオルを壁にかけるか、白い壁の前に立つ。床の反射を避けるには、立つのではなく、腰から上だけが鏡に入るように座り、床が視界に入らないようにします。壁からは50cm以上離れると、壁の色の回り込みが弱くなります。
時刻で分ける|午前10時から午後2時のあいだで、朝夕は使わない
外の光は、朝と夕方に赤みと黄みを帯び、正午前後に白くなります。朝の光で診断すると黄みが乗り、夕方の光ではさらに赤みが乗ります。朝の支度のついでに洗面所で診断すると、電球色の照明と朝の光が重なって、黄みに二重に押されます。
診断の時刻は、10時から14時のあいだに限ります。この時間帯でも、曇りの日は晴れの日より青みが出ます。できれば晴れた日か、薄い曇りの日に。雨の日は光が青く暗いので避けます。
一度目と二度目は、同じ時刻にそろえます。一度目が11時なら二度目も11時。時刻を変えると、光も変わって、二度目の一致が光の一致なのか肌の一致なのか分からなくなります。
着ている服で分ける|顔に近い色が反射する
もう一つ、見落とされる光の源があります。自分が着ている服です。首元に黄色やキャメルのニットを着て診断すると、その色が顎の下に反射して、顔の下半分が黄みに寄ります。白いシャツなら反射は白く、黒なら反射しません。
診断のときは、白か黒の無地のトップスにします。白は反射が白いので肌の色を変えず、黒は反射そのものがないので肌の色だけが見えます。白と黒で迷うなら、どちらでも診断して、両方で同じ結果なら確定、割れたら、肌に近い白のときの結果を採ります。
髪の色も同じです。明るい茶に染めた髪が頬に落ちていると、頬が黄みに寄ります。髪は後ろで結んで、顔の横に落ちないようにします。化粧は落とします。ファンデーションの色は、あなたの肌の色ではなく、売り場で選んだ色だからです。
どちらとも取れる人1|窓がない、または夜しか時間がない
窓のない部屋や、夜しか時間が取れない人は、外の光を使わず、照明だけで固定します。むしろ窓の光が混ざらないので、条件はそろえやすい。昼白色の照明を1つだけにして、ほかの照明と画面を全部消し、白い布を背にして、白い紙を頬の横に置きます。紙が白く見えれば、始めて構いません。
昼白色の照明がない部屋では、電球色か昼光色のどちらかしかないことになります。その場合は、照明の方向を知ったうえで、押された側の結果だけ疑う読み方にします。電球色でブルベ、昼光色でイエベと出たなら信じる。電球色でイエベ、昼光色でブルベと出たなら、結果を保留して、別の場所で一度だけやり直す。職場の昼白色の照明の下で、昼休みに鏡と紙を使うのでも構いません。
どちらとも取れる人2|光を直したら、前と逆の結果になった
光を固定してやり直したら、これまでと逆の結果が出た人は、新しい結果のほうを採ります。前の結果は、光の方向に押されて出たものだからです。ただし一度では決めず、同じ固定した光で、日を変えて、同じ時刻にもう一度やります。二度目も同じなら確定です。
二度目が一度目と違ったら、光以外のものが残っています。着ている服の色、髪の位置、化粧、日焼けの残り。この4つを外して三度目をやります。三度目で一度目か二度目のどちらかと一致したら、その側を採ります。
逆の結果が出て、それまでの服が全部外れていた、と感じる必要はありません。前の結果の服のうち、着ていてしっくりしていたものは、光のずれに関係なく似合っていたものです。新しい結果は、これから足す色を選ぶための基準として使い、手持ちを捨てる基準には使いません。
どちらとも取れる人3|光を直しても、毎回違う
光を固定して、服も髪も化粧も外して、それでも結果が揺れる人は、肌の項目が揺れやすい人です。肌の黄みと青みの差がもともと小さい、季節で肌の色が動く、頬と額で色が違う。こういう人は、肌の設問の比重を下げて、血管・瞳・唇・髪など、光の影響が小さい項目で見ます。
血管の色は手首の内側で見ますが、これも光の影響を受けるので、固定した光のままで見ます。瞳の色は、黒目の縁と中心の色の差で見るので、光の方向の影響が小さい。唇は、何も塗らない状態の色を、白い紙の横で見ます。
それでも割れる人は、肌の項目を「どちらでもない」と答えて、残りの項目で合計する読み方に移ります。その手順は、先に挙げた5問表の記事に分けてあります。光を直すのは、設問を直す前の段階で、光を直しても割れる人が、設問の読み方に進む順番です。
手順:診断の前に5分で光を固定する
1つ目、時刻を決めます。10時から14時のあいだで、晴れか薄曇りの日。夜にやるなら、昼白色の照明が1つある場所。
2つ目、光を1種類にします。昼なら照明を全部消して、窓からの光だけに。窓は正面ではなく横に置いて、片側から当てます。南向きの窓はレースのカーテンを閉めます。夜なら昼白色の1灯だけにして、間接照明と画面を消します。
3つ目、背景と床を白にします。白い壁の前か、白い布を背にして、壁から50cm以上離れます。座って腰から上だけを鏡に入れ、床の色が視界に入らないようにします。
4つ目、自分から出る色を消します。白か黒の無地のトップス、髪は後ろで結ぶ、化粧は落とす。
5つ目、白い紙を頬の横に置いて、鏡の中で紙が白く見えるかを見ます。クリーム色なら黄み、青白いなら青みに寄っているので、位置か照明を変えて、白く見える場所を探します。白く見えたら、そのまま診断を始めます。この5つを紙に書いておいて、二度目も同じ条件でやります。
まとめ:設問を増やす前に、光を1つにする
自己診断の結果が日や部屋で変わる人は、肌が変わっているのではなく、光が変わっています。電球色・夕方・木目・ベージュは黄みへ、北向きの窓・昼光色・青や灰の壁は青みへ、肌を寄せます。自分の部屋のずれは、白い紙を頬の横に置いて、紙の色で測れます。
固定するのは、時刻・照明の色・壁と床の色・自分の服と髪の4つ。固定した光で2回一致したら採る。光に逆らって出た結果は信じ、光に押された側の結果だけ疑う。窓がない人は昼白色1灯で、逆の結果が出た人は新しい側を採って日を変えてもう一度、直しても揺れる人は肌以外の項目に比重を移す。
設問を変えるのは、その後です。光が揺れたままでは、どんな設問でも答えは揺れます。
よくある問い
- Q. 部屋に窓がありません。自己診断はできませんか
- できますが、照明の色を1種類に決める必要があります。部屋の照明が電球色なら、肌は全体に黄みへ寄って写り、イエベ側の結果が出やすくなります。昼光色なら青みへ寄って、ブルベ側に出やすくなります。真ん中に近いのは昼白色です。照明を切り替えられるなら昼白色にして、ほかの照明を全部消し、白い紙を頬の横に置いて紙が白く見えるかを確かめてから始めてください。切り替えられないなら、照明の色の方向を先に知っておいて、結果をその分だけ割り引いて読みます。電球色の下でブルベと出たなら、光の押しに逆らって出た結果なので、信じていい側です。電球色の下でイエベと出たなら、光に押された可能性があるので、別の光でもう一度だけやります。
- Q. 光を直してやり直したら、前と逆の結果になりました。どちらを信じればいいですか
- 光を直したあとの結果を採ります。前の結果は、光の方向に押されて出たものだからです。ただし一度で決めず、同じ固定した光で日を変えてもう一度やり、二度目も同じなら確定です。二度目が一度目と違ったら、光以外の要素が残っています。着ている服の色が顔に反射している、日焼けが残っている、化粧をしたままやった。この3つを外して三度目をやってください。光を固定しても結果が揺れるときは、肌の項目が揺れやすい人なので、血管・瞳・唇など肌以外の項目の比重を上げる読み方に切り替えます。
- Q. 鏡で見るのと、スマートフォンで撮った写真で見るのと、結果が違います
- 写真のほうがずれています。スマートフォンのカメラは、写った全体が自然に見えるように色を自動で補正するので、部屋の光が黄みに寄っていれば青みを足し、青みに寄っていれば黄みを足します。つまり写真は、あなたの肌ではなく、部屋の光を打ち消した色を見せています。自己診断は鏡で、固定した光のもとで行ってください。写真を使うなら、白い紙を一緒に写し、紙が白く写っているときの写真だけを使います。紙が黄ばんでいる、青白い写真は、カメラが補正しきれていないので、肌の色も信用できません。
- Q. 夜しか時間が取れません。昼の光で診断する方法はありますか
- 昼の光にこだわる必要はなく、光を1つに固定できれば夜でも構いません。夜のほうが窓からの光がないので、照明の色だけを考えればよく、むしろ条件がそろいやすい面があります。昼白色の照明1つにして、ほかの照明とテレビや画面の光を消し、白い壁か白い布を背にして、白い紙を頬の横に置いて始めてください。注意するのは、電球色の間接照明や、暖色の壁紙です。部屋全体が暖かい色に見える部屋は、肌も暖かい色に見えます。夜に診断するなら、昼白色1灯と白い背景の2つだけ確保すれば足ります。
— メグラシ編集部





